JPH0511532A - 原稿送り制御方法 - Google Patents

原稿送り制御方法

Info

Publication number
JPH0511532A
JPH0511532A JP3181178A JP18117891A JPH0511532A JP H0511532 A JPH0511532 A JP H0511532A JP 3181178 A JP3181178 A JP 3181178A JP 18117891 A JP18117891 A JP 18117891A JP H0511532 A JPH0511532 A JP H0511532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
discharging
original
fed
feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3181178A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kanetani
浩一 金谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3181178A priority Critical patent/JPH0511532A/ja
Publication of JPH0511532A publication Critical patent/JPH0511532A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、原稿の繰り出し順序を逆にし
て最終頁から繰り出して複写を行うような場合、原稿の
頁揃え処理を不要にしてオペレ−タの負担を軽減するこ
とのできる原稿送り制御方法を得ることにある。 【構成】本発明は、自動原稿給送装置2の原稿排出路2C
は、複写紙の排出モ−ドとこれに対する原稿のセット順
序に応じて、複写紙が原稿面を上にして最終頁から排出
されるときには、最終頁から繰り出される原稿の原稿面
を反転させて給紙し、複写終了時には同原稿を反転させ
て排出することのできる反転排出路2C2を選択するよう
にしたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿送り制御方法に関
し、さらに詳しくは、複写機に用いられる自動原稿給送
装置を用いた原稿送り制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、複写機等の画像形成装置
にあっては、複写する原稿が複数枚ある場合にこれら原
稿を順次自動的に給送する自動原稿給送装置を用いるこ
とがある。ところで、上述した自動原稿給送装置を用い
て原稿の自動給送を行い、給送された原稿から複写を得
る場合には、原稿の排出順序およびこれら原稿からの複
写を行われた複写紙の排出順序には何種類かの型式が選
択されるようになっている。
【0003】すなわち、この型式の一つとして、第8図
に示すように、上述した自動原稿給送装置(以下、AD
Fという)の原稿載置テ−ブル上において数字の小さい
頁、換言すれば、最初の頁を最下位にして原稿面を下向
きにセットした状態で下側から繰り出し(第8図(A)参
照)、露光工程終了時に行われる原稿の排出も原稿面を
下向きにしたまま行う一方、この原稿からの画像を複写
される複写紙は画像面を下向きにした状態で排出するよ
うにした型式がある。上述した型式にあっては、複写紙
の並び順は、最下位に第1頁目が置かれ、その上に第2
頁以降に相当する複写紙が積載されることになり、か
つ、その頁の画像面も下向きにされているので、複写後
に複写紙の一部にステ−プル処理を行うような場合に
は、第8図(C)において符号Sで示すように、ステ−プ
ルを打ち込む箇所は複写紙の全てにおいて統一すること
ができる(第8図(D)参照)。そして、露光終了後に排出
される原稿は上述したように原稿面が下向きであるの
で、その状態で排出される(第8図(B)参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た原稿面を下向きにして、かつ、複写紙の画像面を下向
きにした状態で排出する型式にあっては、次のような問
題が生じることがあった。
【0005】すなわち、例えば上述した第8図に関する
説明をA4判の原稿についてのものとすると、この原稿
から複写を行うような場合、この原稿は第8図(A)に示
すように、原稿面を下向きにした状態で数字の小さい頁
を最下位に位置させ、長手方向を露光走査方向(図中、
矢印で示す方向)と直角に設定された状態で原稿載置テ
−ブルにセットされることがある。従って、この場合に
は、画像形成後に排出される複写紙の所定位置に対応し
て予め設けてあるステ−プラ(便宜上、第8図中におい
て符号Sで示す)を用いて複写紙にステ−プル処理を行
おうとすると、排出される複写紙に対するステ−プラの
対応位置は、第8図(C)に示すように複写紙の全てにお
いて統一された位置とすることができ、原稿の排出も、
セットした順序で行うことで揃え直すような手間がいら
ない。
【0006】しかし、第9図に示すように、上述した大
きさの倍の長手方向の長さをもつA3判の場合でいう
と、原稿の繰り出し条件を上述した第8図の場合と同様
にした場合、排出される複写紙も第8図の場合と同様に
小さい数字の頁から順に排出される。そして、排出され
た複写紙に対し、第8図の場合と同様に第9図(A)中、
符号Sで示す位置にステ−プル処理を行うとすると、第
9図(B)に示すように、ステ−プルを打ち込まれた位置
が第8図(D)で示した場合とは全く違う位置となり、実
際の綴じ位置として機能する位置にはないことになる場
合がある。
【0007】そこで、第10図(A)に示すように、排出さ
れる複写紙の画像面を上向きにすると所定の位置に設け
てあるステ−プラSの位置に対応し都合が良い。このた
め、このような複写紙における画像面の向きを設定する
には原稿の繰り出し順序を第8図の場合とは逆にするこ
とが必要であり(第10図(C)参照)、原稿をセットする段
階でオペレ−タが原稿の順序を変更しなければならな
い。
【0008】しかしながら、このように原稿の繰り出し
順序を数字の小さい順とは逆にセットすると、換言すれ
ば、最終頁から順に繰り出されるようにセットすると、
排出される原稿の順序も複写紙の排出順序と同じ状態と
なるので、排出された原稿の頁揃えが必要になり、結果
としてオペレ−タによる原稿の頁揃え処理はセット時と
排出時との2回行わなければならなくなる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
原稿送りにおける問題に鑑み、原稿の繰り出し順序を逆
にして最終頁から繰り出して複写を行うような場合、原
稿の頁揃え処理を不要にしてオペレ−タの負担を軽減す
ることのできる原稿送り制御方法を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、積載された原稿の最下位のものから順に
自動的に繰り出し、露光後には繰り出された原稿を排出
する自動原稿給送装置と上記原稿から得られる画像を担
持する複写紙の画像面を予め設定された向きに位置させ
た通常態位で排出する排出部および画像面を通常態位か
ら反転させて排出する反転排出部を備えた複写機本体と
を用いた原稿送り制御方法であって、上記自動原稿給送
装置における原稿の排出路として、繰り出された状態の
ままで排出する通常排出路と繰り出された原稿を反転し
た状態で排出する反転排出路とを設定してこれら各路を
切り換えるように構成し、上記自動原稿給送装置の原稿
排出路は、複写紙の排出モ−ドとこれに対する原稿のセ
ット順序に応じて、複写紙が原稿面を上にして最終頁か
ら排出されるときには、最終頁から繰り出される原稿の
原稿面を反転させて給紙し、複写終了時には同原稿を反
転させて排出することのできる反転排出路を選択するよ
うにしたことを特徴としている。
【0011】また本発明は、原稿給排紙経路の選択が、
本体からの複写紙の正転・反転排紙選択手段と連動して
自動的に行われるようになっていることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、複写紙の排出モ−ドとこれに
対する原稿のセット順序に応じて、複写紙が原稿面を上
にして最終頁から排出されるときには、最終頁から繰り
出される原稿の原稿面を反転させて給紙し、複写終了時
には同原稿を反転させて排出することのできる反転排出
路を選択される。
【0013】
【実施例】以下、図1乃至図7において、本発明実施例
の詳細を説明する。
【0014】図1は本発明の方法を適用するための複写
機の全体構成を説明するための模式図である。
【0015】図1において、本発明実施例に用いられる
複写機は、本体1内部に画像形成部1A、定着部1B、反転
部1C、排紙部1Dとを主要部として備えている。上述した
画像形成部1Aは、例えばドラム状の感光体1A1を主要部
として備えており、この感光体ドラム1A1の周囲には、
図示しないが周知構造の帯電部、露光部、現像部および
クリ−ニング部が配置してあり、露光後に現像部におい
て可視像処理された感光体ドラム1A1上の画像は転写部1
A2により、図示しない給紙部から搬送されてくる複写紙
に転写される。従って、画像転写を受けた複写紙は、感
光体ドラム1A1を通過した後には画像面を上向きにした
状態で定着部1Bを通過し、後述する反転部1Cに達する。
【0016】一方、画像転写を受けた複写紙は定着部1B
において例えば、加熱定着されて反転部1Cに向け搬送さ
れる。
【0017】上述した反転部1Cは、上述したように、転
写後の画像面を上向きにした状態を維持しながら排紙部
1Dの排紙トレ−1D1に向け複写紙を給送する搬送路1C1と
画像面を反転させた状態で排出する反転搬送路1C2とを
持ち、これら各路の分岐部にはそれぞれの搬送路に向け
複写紙を搬送するための搬送ロ−ラ1C3、1C4が配置して
あり、そして、これら各ロ−ラに向け定着部1Bから搬送
されてくる複写紙の搬送路中には、図示しないが搬送方
向を切り換える切り換え爪が配置されている。この切り
換え爪は、複写機本体1側でオペレ−タにより選択され
る複写紙の排出モ−ドに応じて、複写紙の搬送路を切り
換える態位を設定されるようになっている。つまり、切
り換え爪は、通常態位を反転搬送路1C2に向け複写紙を
搬送する態位に設定されており、画像転写を終えた複写
紙は反転させられることで画像面を下向きにした状態で
図示しない排出トレ−に向け搬送される。また、複写紙
の排出モ−ドが通常態位を解除されると、画像面が感光
体ドラム1A1に対向した態位、つまり上向きに維持され
た状態で排紙部1Dに向けて搬送されるようになってい
る。なお、図中、符号1C5は上述した搬送ロ−ラ1C3、1C
4と協動するロ−ラを示している。
【0018】一方、第2図は上述した複写機本体1に装
備される自動原稿給送装置(以下、ADFという)を示し
ている。すなわち、ADF2は、上述した複写機本体1
における原稿載置台の上部で開閉自在に設けられている
ものであって、矢印で示す原稿の繰り出し方向における
上流側から順に原稿繰り出し部2A、原稿搬送部2B、原稿
反転排出部2Cがそれぞれ配置してある。
【0019】上述した原稿繰り出し部2Aは原稿載置テ−
ブル2A1と繰り出しロ−ラ2A2とを主要構成として備えて
おり、原稿面を下向きにした状態で原稿載置テ−ブル2A
1上に積載された原稿の最下位のものから順に繰り出す
ようになっている。
【0020】また、原稿搬送部2Bは、複写機本体1上面
に設けてある原稿載置台(図中、符号1Eで示す部材)に沿
って張り渡されている搬送ベルト2B1を備えており、こ
のベルトが捲装されているプ−リのうちの原稿搬送方向
下流側の末端に位置する駆動プ−リ2B2を介して搬送ベ
ルト2B1の移動および停止を制御されるようになってい
る。また、この搬送ベルト2B1は、原稿を下流側に送り
出す方向(正転)にも、原稿を上流側に戻す方向(逆転)に
も任意に駆動することができるようになっている。
【0021】一方、原稿排出部2Cは、本実施例の作用を
説明するために用いる第3図において、搬送ベルト2B1
により設定される原稿の搬送路を延長させて、搬送され
る原稿をそのままの態位で原稿排出トレ−(図示されず)
に向け移動させる通常搬送路2C1と、搬送ベルト2B1によ
る搬送路から分岐して原稿を反転させる反転搬送路2C2
とを備えており、これら各搬送路の分岐位置には、揺動
可能な切り換え爪2C3が位置している。この切り換え爪2
C3は、後述する制御部の駆動制御によって、搬送ベルト
2B1により搬送されてくる原稿を通常搬送路2C1あるいは
反転搬送路2C2のいずれかに搬送する向きにその態位を
選択される。
【0022】そして、上述した反転搬送路2C2には、こ
の搬送路内に送り込まれる原稿の搬送方向後端の検知を
行う反転センサ2C4と搬送路の末端部に正逆回転可能な
タ−ンロ−ラ2C5が配置してある。
【0023】上述したタ−ンロ−ラ2C5は反転搬送路2C2
内に原稿が送り込まれるときには原稿を反転搬送路2C2
内に送り込める方向に回転し、そして上述した反転セン
サ2C4により原稿の後端が検知されたときには今までと
は逆方向に回転して反転搬送路2C2内から原稿を送り出
すようになっている。
【0024】また、上記とは異なり搬送ベルト2B1によ
り反転搬送路2C2内に送り込まれた原稿をタ−ンロ−ラ2
C5を逆転させずに反転再給紙路2C6内にそのまま送り込
み、さらに搬送ベルト2B1を逆転させることにより露光
部まで戻す用など憂さも可能にされている。
【0025】上述した原稿排出部2Cにおける原稿の搬送
は第4図に示す制御部3によって制御されるようになっ
ている。
【0026】すなわち、制御部3は、例えば、複写機本
体1における画像形成処理のためのシ−ケンス制御を行
うマイクロコンピュ−タ(CPU3A)を主要部としてお
り、このマイクロコンピュ−タ3Aは、演算制御処理に必
要な基礎プログラムおよび基礎デ−タを記憶しているR
OM3Bおよびデ−タを一時的に格納するRAM3Cをも
ち、I/Oインタ−フェ−ス3Dを介して外部機器と接続
されている。
【0027】上述したI/Oインタ−フェ−ス3Dの入力
ポ−トには原稿排出部2Cにおける反転センサ2C4および
複写機本体1側に設けてある排出モ−ド選択スイッチ3E
およびADF2における原稿繰り出し部2Aに設けてある
原稿セット検知センサ2A3(第2図参照)がそれぞれ接続
され、そして出力ポ−トには原稿排出部2Cにおける切り
換え爪2C3の駆動部(図示されず)およびタ−ンロ−ラ2C5
の駆動モ−タが駆動部(図示されず)を介して接続してあ
る。
【0028】上述した複写機本体1側の排出モ−ド選択
スイッチ3Eは、複写紙の排出態位を設定するためのスイ
ッチであり、本実施例の場合、不作動時に相当する通常
態位は第8図(D)に示したように画像面を下向きにして
排出される複写紙の反転排出モ−ドに対応しており、こ
のスイッチが作動されたときには、通常態位から、第10
図に示したように、複写機本体1内で画像転写を受けた
状態のままで、換言すれば、画像面を上向きにした状態
で複写紙を排出する態位に切り換えられたことを情報と
して入力されるようになっている。
【0029】一方、マイクロコンピュ−タ3Aでは、上述
した排出モ−ド選択スイッチ3Eからの情報のうち、通常
態位を指示しているときには、搬送ベルト2B1により搬
送されてくる原稿をそのまま通常搬送路2C1に向け排出
することができる態位、換言すれば、第3図示のよう
に、反転搬送路2C2への原稿の移送が行えない位置に切
り換え爪2C3の態位を設定する。すなわち、この場合に
は、給送された原稿が原稿面を下向きにされて露光され
た後、そのままの態位で通常搬送路2C1を通過して排出
されるようになっており、いま、このモ−ドをモ−ド
(1)とする(図3参照)。
【0030】また、上述した選択スイッチ3Eが作動され
て通常態位が解除されたときには、搬送ベルト2B1によ
って搬送されてくる原稿を反転搬送路2C2に向け搬送す
ることができるように切り換え爪2C3の態位を設定する
ようになっている(図5参照)。
【0031】ここで、原稿が反転搬送路2C2に送り込ま
れた後、そのままタ−ンロ−ラ2C5が回転し続けると、
原稿の先端が反転搬送路2C6を通って、最終的には搬送
ベルト2B1の位置に戻ってくる。この時、搬送ベルト2B1
を逆転するように駆動すると、原稿は反転された状態で
露光位置まで戻されることになる。いま、このモ−ドを
モ−ド(2)とする(図6(A)参照)。
【0032】一方、上述したモ−ド2とは異なり、搬送
ベルト2B1から送られてきた原稿が反転搬送路2C2を通っ
て、原稿後端がセンサ2C4に達したとき、センサ2C4がこ
れを検知してマイクロコンピュ−タ3Aが、この時点から
一定時間後にタ−ンロ−ラ2C5を逆転させる用に回転
し、結果的に原稿が図6に示すように反転されて排出さ
れる。今、このモ−ドをモ−ド(3)とする(図6(B)参
照)。
【0033】また、複写紙の排出モ−ドが図8に示すよ
うに、画像面を下向きにした状態のモ−ドである場合、
換言すれば、モ−ド選択スイッチ3Eが作動していない状
態では、原稿は画像面を下向きにし、なおかつ最初の頁
が一番下に来るように原稿載置テ−ブル2A1にセットさ
れるようになっている。このとき、原稿の給排紙モ−ド
はモ−ド(1)にセットされ、先端の頁から順次繰り出さ
れて露光された後、そのままの態位で通常搬送路2C1を
通って排出される。
【0034】また、これとは逆に、図10に示すよう
に、複写紙の排出モ−ドが画像面を上向きにされて排出
されるような場合、つまり、モ−ド選択スイッチ3Eが動
作している状態では、複写紙の排出は最終頁から順に排
出されなければならない。このため、原稿は、画像面を
上向きにして最終頁が一番下になるように原稿載置テ−
ブル2A1上に載置されるようになっている。
【0035】ところが、この時に原稿をそのままモ−ド
(1)で給排すると、当然のことであるが、原稿の裏面が
複写されてしまうことになる。そこで、この排出モ−ド
のときには、一番下の原稿をモ−ド(2)により反転させ
てから露光位置にセットするようになっている。つま
り、一枚の原稿を搬送ベルト2B1により切り換え爪2C3を
経て反転搬送路2C2に送り込み、続いて反転再給紙路2C6
を経て搬送ベルト2B1に戻す処理が行われる。そして、
搬送ベルト2B1は逆転し、原稿を露光位置まで戻し、ス
キャナ−により露光されることになる。
【0036】一方、露光した後には、原稿はモ−ド(3)
により再び反転されて排出される。つまり、搬送ベルト
2B1が正転して原稿を送り、切り換え爪2C3を経て反転搬
送路2C2に送られる。この後、タ−ンロ−ラ2C5が逆転し
て原稿は後端から排出される。
【0037】ここに、一枚の原稿が複写され、原稿セッ
ト時と同様に画像面を上向きにした状態で排出されスタ
ックされる。これを頁の数だけ繰り返すことで前複写が
行われることになる。
【0038】本実施例は以上のような構成であるから、
いま、上述した動作手順をマイクロコンピュ−タ2Aの動
作に基づいて説明すると、図7に示すフロ−チャ−トの
通りである。すなわち、ADFに原稿をセットすると、
自動的に本体が用紙反転排出モ−ドにセットされる。
【0039】そして、原稿が1頁目が下になるように伏
せた状態でセットされた場合には、オペレ−タはこのま
ま複写を開始すれば良い。この場合には、原稿は1頁目
からモ−ド(1)で通常に給紙され、露光が終了した後に
モ−ド(1)により通常排出される。
【0040】従って、用紙は複写された面を下向きにし
て排出され、ADFの原稿が無くなった時点で複写を終
了する(図7中、符号で示す方向の処理)。
【0041】また、上述した場合とは逆に原稿を上向き
にして最終頁が一番下側に位置するようにセットされた
場合には、オペレ−タは用紙非反転モ−ドを選択スイッ
チ3Eにより選択する。この場合には、複写開始(コピ−
スタ−ト)とともに原稿はモ−ド(2)により反転給紙さ
れ、露光に供されるそして、露光が終了すると、原稿は
モ−ド(3)により反転排紙され、結果的に原稿をセット
したときと同じ状態で積み上げられることになり、用紙
は複写された面を上向きにして最終頁から積み上げられ
る(図7中、符号で示す方向の処理)。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿排出
路は複写紙の排出モ−ドとこれに対する原稿のセット順
序に応じて複写紙が原稿面を上にして最終頁から排出さ
れるときには最終頁から繰り出される原稿の原稿面を反
転させて給紙し、複写終了後には同原稿を反転させて排
出することのできる反転給排紙路を選択するようにした
ので、通常の複写モ−ドとは逆に最終頁から複写しなけ
ればならないような場合でも、オペレ−タが原稿の頁順
を並べ直すような手間を省くことができる。
【0043】また、本発明によれば、本体の用紙排出モ
−ドに連動して原稿の給排紙モ−が自動的に選択される
ので、オペレ−タの手間をかけることなく複写ミスをな
くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による原稿送り制御方法に適用さ
れる複写機の模式図である。
【図2】図1に示した複写機に用いられる自動原稿給送
装置の概略構成を説明するための配置図である。
【図3】図2に示した自動原稿給送装置の要部を示す概
略図である。
【図4】図2に示した自動原稿給送装置の制御部を説明
するためのブロック図である。
【図5】図4に示した制御部の作用を説明するための図
3相当の概略図である。
【図6】図4に示した制御部の他の作用を説明するため
の図3相当の概略図である。
【図7】図4に示した制御部の動作を説明するためのフ
ロ−チャ−トである。
【図8】原稿のセット状態および排出状態との関係と複
写紙の排出状態との関係を説明するための模式図であ
る。
【図9】図8に示した原稿と異なる大きさの原稿を用い
た場合の複写紙の排出状態を説明するための模式図であ
る。
【図10】図9に示した大きさの原稿を複写する場合の
複写紙の排出状態の別例と原稿のセット状態および排出
状態との関連を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 本体に相当する複写機 2 自動原稿給送装置(ADF) 2A 原稿繰り出し部 2B 原稿搬送部 2C 原稿排出部 2C1 通常搬送路 2C2 反転搬送路 2C3 切り換え爪 3 制御部 3E 複写紙排出モ−ド選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 119

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積載された原稿の最下位のものから順に自
    動的に繰り出し、露光後には繰り出された原稿を排出す
    る自動原稿給送装置と上記原稿から得られる画像を担持
    する複写紙の画像面を予め設定された向きに位置させた
    通常態位で排出する排出部および画像面を通常態位から
    反転させて排出する反転排出部を備えた複写機本体とを
    用いた原稿送り制御方法であって、 上記自動原稿給送装置における原稿の排出路として、繰
    り出された状態のままで排出する通常排出路と繰り出さ
    れた原稿を反転した状態で排出する反転排出路とを設定
    してこれら各路を切り換えるように構成し、 上記自動原稿給送装置の原稿排出路は、複写紙の排出モ
    −ドとこれに対する原稿のセット順序に応じて、複写紙
    が原稿面を上にして最終頁から排出されるときには、最
    終頁から繰り出される原稿の原稿面を反転させて給紙
    し、複写終了時には同原稿を反転させて排出することの
    できる反転排出路を選択するようにしたことを特徴とす
    る原稿送り制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の原稿送り制御方法におい
    て、原稿給排紙経路の選択は、本体からの複写紙の正転
    ・反転排紙選択手段と連動して自動的に行われるように
    なっている原稿送り制御方法。
JP3181178A 1990-09-21 1991-07-22 原稿送り制御方法 Pending JPH0511532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3181178A JPH0511532A (ja) 1990-09-21 1991-07-22 原稿送り制御方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25312590 1990-09-21
JP2-253125 1990-09-21
JP3181178A JPH0511532A (ja) 1990-09-21 1991-07-22 原稿送り制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0511532A true JPH0511532A (ja) 1993-01-22

Family

ID=26500455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3181178A Pending JPH0511532A (ja) 1990-09-21 1991-07-22 原稿送り制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0511532A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8364363B2 (en) 2008-02-22 2013-01-29 Kubota Corporation Power take off control system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8364363B2 (en) 2008-02-22 2013-01-29 Kubota Corporation Power take off control system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03181955A (ja) 差し込みタブの自動複面複写方法
JP2854611B2 (ja) 画像形成装置
JPH02184872A (ja) 混成出力式両面複写装置
US7020430B2 (en) Image forming apparatus with reversing section for selective sheet reversal and sheet inserter
JPH02120758A (ja) 走査方式可変複写機
JPH0511532A (ja) 原稿送り制御方法
JP2934297B2 (ja) 画像形成装置
US5510888A (en) Image forming method and apparatus for forming two images of two originals with control of image forming timing and image reading timing
JP3782500B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成システム
JP3202644B2 (ja) 複写機
JPH0721616B2 (ja) 複写装置
JPH11149232A (ja) 並列複写モードを有する画像形成装置
JPH03119370A (ja) ページ自動選択複写機
JPH01104567A (ja) 再給紙手段付作像装置
JP3387679B2 (ja) 自動原稿給送装置を備える画像形成装置
JP3182132B2 (ja) 画像形成システム
JP3036748B2 (ja) 画像形成装置
JP2672828B2 (ja) 複写装置
JPS6231866A (ja) 複写装置
JP2001136339A (ja) 画像形成装置
JPH11292328A (ja) タブ紙並び替え機能付複写装置
JPH10104899A (ja) 画像形成装置
JPH05186089A (ja) 原稿サイズ検知装置
JPH10222007A (ja) 原稿自動搬送機能を有した画像形成装置
JPH01235960A (ja) 複写機