JPH02132469A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH02132469A
JPH02132469A JP63286293A JP28629388A JPH02132469A JP H02132469 A JPH02132469 A JP H02132469A JP 63286293 A JP63286293 A JP 63286293A JP 28629388 A JP28629388 A JP 28629388A JP H02132469 A JPH02132469 A JP H02132469A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スリット露光を行い、その露光した像をそ
のまま感光体に導いて複写像を形成する方式の複写機に
係り、特に、露光光学系が原稿載置基準位置に対して対
向する方向から走査するように設定された複写機に関す
る。
〔従来の技術〕
複写機は一般に操作側からみて左右方向、例えば右側に
給紙カセットが装着され、コンタクトガラス上に載置し
た原稿をコンタクトガラスの裏面側から走査して、転写
像が形成されたコピーを左側の排紙トレイに排出するよ
うになっている。これらの給紙方向と排紙方向は複写機
によって若干の相違はあるが、いずれにしても複写機の
側面側に給紙機構と排紙機構がそれぞれ設けられている
これは、露光光学系と感光体の回転方向および転写紙の
給送との関係で、原稿載置基準位置側に露光光学系の初
期位置を設定し、両者の基準位置を合わせたほうが、コ
ピー時の原稿と複写物との相関がとりやすいためである
しかし、このように複写機本体の側面に給紙カセットや
排紙トレイが装着されると、複写機の設置面積が複写機
本体だけの平面投射面積だけではおさまらず、突出した
給紙カセットおよび排紙トレイの装着時の平面投射面積
に加えて、さらに給紙カセットを交換するためのスペー
スまで必要となる。そのため、実際の設置面積は複写機
自体の設置面積に比べてずつと広くなる。このため、オ
フィス空間が狭くなるということが指摘されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような事情から、複写機の設置面積を小さくし、他
のOA4l!!器との釣り合いを考えると、少なくとも
、複写機本体の両側に何の突出物も装着しないような外
観にすればよい。この場合、給紙側は使用性を考えて複
写機の前面すなわち操作側に設ける必要がある。このよ
うにすると、排紙の関係で転写紙を複写機の操作側から
背面側に移送するようなレイアウトをとらざるを得ない
。しかし、従来からの露光光学系や現像・定着系を利用
してこのようなレイアウトの複写機を構成すると、感光
体は複写機の操作側に位置することになり、露光光学系
は感光体の回転方向上流側から走査することになる。言
い換えれば、上記のようなレイアウl・をとると、必然
的に露光光学系は複写機の反操作側すなわち奥側から走
査することになる。
そして、このよう6こ構成すると、従来からの考え方で
は原稿の載置基準位置は複写機の奥側になる。
しかし、原稿の載置基準位置が複写機の奥側になると、
原稿の位置決めが難しくなり、原稿のセット性が悪くな
る。また、これがブック原稿であれば、さらに位置決め
や複写作業がやりずらく、原稿を押さえることすら困難
になる場合がある。そこで、原稿の基準位置を操作側に
設定することを考えると、露光光学系は反原稿基準位置
側から走査させて複写する必要がある。
しかし、このように原稿基準位置に対向する側から露光
光学系を走査すると、原稿サイズ一定、複写倍率一定の
場合には、予めスキャナスタート位置を設定しておけば
よいが、原稿サイズや複写倍率がかわると、それに応じ
てスキャナスタート位置を変える必要がある。
この発明は、上記のような従来技術の現状に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、原稿の複写倍率と転写紙サイ
ズに応じて最短時間で能率良く複写可能な、少なくとも
操作側に原稿基準位置が設定された複写機を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、スリット露光を行い、その霞光した像を露
光光学系を介し、そのまま感光体に導いて複写像を形成
する複写機において、操作側に設けられた原稿基準位置
設定手段と、複写倍率を入力する入力手段と、選択され
た転写紙のサイズを検出する転写紙サイズ検出手段と、
人力された複写倍率と検出された転写紙サイズに応じて
、スキャナの助走開始位置と原稿への露光開始位置を決
定する制御手段とを備えることによって達成される。
〔作用〕
上記手段によれば、原稿載置基準位置を複写機の操作側
、すなわち、操作者にとって手前側に設け、検出された
複写倍率と、転写する転写紙のサイズとから露光光学系
の助走開始位置と露光開始位置を決めることができるの
で、露光光学系の走査距離を必要最小限に設定すること
が可能になり、これにより最短時間で能率良く複写作業
を行うことができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、実施例に係る複写機の内部構造を示す左側面
図で、上部から自動反転原稿給紙装置(以下、ARDF
と称する)100、複写機本体200および転写紙給紙
装置700とからそのシステムが構成されている。
ARDF 1 0 0は第2図の内部構造を示す左側面
図に示すように、3段にわたるトレイ101,103,
105と、最下段側の原稿トレイ105の内部に備えら
れた搬送ベルト107と、トレイを含むARDFの筐体
109の反操作側R、すなわち複写機本体200の操作
側Fから見て奥側の内部に装備された搬送ローラ群11
1とから主に構成されている。
トレイ101は排紙トレイであって、排紙口102を有
し、排紙口102から排出された複写済のコピーが集積
される。トレイ103は原稿載置?レイであって、原稿
Gを導入する挿入口104を有し、複写対象となる原稿
Gが載置される。トレイ105は複写済の原稿Gを集積
するトレイで、片面もしくは両面の複写を終了した原稿
Gが排紙口106から排紙されてページ順に集積される
上記筐体109は複写機本体200のコンタクトガラス
203に対向して配置され、操作側Fが開放できるよう
に上記反操作側Rで揺動自在に支持されている。
搬送ローラ群111は、トレイ103の挿入口104側
から呼出口−ラl13、給祇ローラ115、分離ローラ
116を備え、さらに大径のローラ121の外周に沿っ
て、反時計回りにローラ対117,119,  ローラ
12■3.124,125が配置され、第1ないし第3
のゲー}127,129.131が搬送路132に沿っ
て配設されている。また、これらの搬送ローラ群111
に続いて駆動ローラ133、ローラ135およびテンシ
ョンローラ137が配置され、これら三者のローラ間に
上記搬送ベルトが張架されている。また、筐体109の
操作側Fからみて最も奥側には複写済のコピーの搬送路
139が形成され、その搬送経路に沿って2対の排祇ロ
ーラ対141,142が設けられている。
複写機本体200には露光光学系300,現像系400
,作像系500.定着系600および搬送系900の各
機構がそれぞれ設けられている。
露光光学系300はコンタクトガラス203の下方で原
稿像を走査可能に配設され、原稿照明用光源302、こ
の原稿照明用光源302からの照射光を反射するりフレ
クタ303、第1ないし第3の可動ミラー304,30
5,306、ズームレンズ307、第1ないし第3の固
定ミラー308,309,310とからなっている。こ
のうち、前記原稿照明用光源302とリフレクタ303
と第1の可動ミラー304は第1スキャナ320を構成
し、後述の感光体ドラム501の周速度(V)に対して
前記第1スキャナ320は、複写倍率mのときに速度(
V/m)で第1図の右方向に移動し、これと同時に第2
および第3の可動ミラ−305,306で構成される第
2スキャナ330は、(V/2m)の速度で同じく第1
図右方向に移動するように図示しない駆動モータによっ
て駆動される。なお、感光体ドラム501の周速度は等
倍、変倍にかかわらず一定である。また、複写倍率の変
更は図示しないレンズ駆動モークの駆動によりズームレ
ンズ307の光路上の位置を変えることにより行う。第
1図においてズームレンズの位置がPのとき、m=Q,
5 (50%縮小)、Qのとき、m−1 (等倍)、T
のとき、m−2.0(200%拡大)をそれぞれ示して
いる。
作像系500は複写機本体200の図において中央右下
に設けた感光体ドラム501を中心に形成されている。
この感光体ドラム501のまわりには感光体を一様に帯
電させる帯電チャージャ502、不要な部分の電荷を消
去するイレーサ503、静電潜像にトナー粉末を磁気ブ
ラシにより顕像化する第1現像器401と第2現像器4
02、感光体状のトナー像を転写紙に転写するヘル1・
転写装置530、転写紙に転写されずに感光体上に残留
したトナー像を清掃するクリーニング装置508が配設
されている。なお、この場合、第1および第2現像器4
01,402が現像系400を構成している。
上記ベルト転写装置530は、複数のローラ514.5
15,516,5+7に張架された無端状ベルト518
、転写用チャージャ519、除電用チャージャ520、
転写紙吸着用チャージャ521およびゴムブレード52
2からなっている。
転写する場合には、無端状ベルト518を感光体ドラム
501に軽く圧接し、その背面から転写用チャージャ5
19でコロナ放電を行って転写紙に転写させる。次いで
、ゴムブレード522により転写紙搬送後に無端状ベル
ト518状の残留物を除去し、除電用チャージャ520
によって無端状ベルト518の除電を行う。その後、転
写紙吸着用チャージャ521によって無端状ベルト51
8を帯電させ、搬送されてきた転写紙を吸着できるよう
にする。
定着系600は、定着ローラ601と加圧ローラ602
からなる熱ローラ対605と、定着排紙ローラ対603
とからなり、上記熱ローラ対605が無端状ヘルト51
8の搬送方向最下流側の口−ラ516に続く搬送路90
1に対向してこれを挟むように配設されている。レジス
トローラ706を通過し、無端状ベルト518に保持さ
れて感光体ドラム501からトナー像を転写された転写
紙は上記熱ローラ対605間を通過する間にトナー像が
融着され、顕像化される。このようにして定着された後
、転写された転写紙(これ以降複写紙と称する)は定着
排紙ローラ対603を経て前述の排紙トレイ101ある
いは後述の再給紙装置910側に搬送される。
搬送系900は多重複写および両面複写を行うために、
給紙装置側700から排祇トレイ101に搬送する搬送
路以外に再給紙装置910を備えている。この再給紙装
置910は、定着排紙ローラ対603の下流側の搬送路
901に第1ないし第3の搬送ローラ対911,912
.913を備え、また、搬送路901の図において下方
に複写紙をスタックし給送する有孔の給紙ヘルト930
が設けられ、この給紙ヘルト930上に方向を変えて複
写紙を搬送するための第1および第2の一つのゲート9
15,916が付設されている。これらのゲー}915
,916から上記給紙ベルト930に至る搬送路902
には、第4のローラ対917、第3のゲート918、第
5のローラ対919、第4のゲート920、第6のロー
ラ対921、第5のゲート922がこの順で配設されて
いる。さらに、上記第1のローラ対911から給紙ベル
ト930側にはガイド923と第7の搬送ローラ対92
4が設けられている。
給紙ヘルト930は図示しない吸引ファンに連結された
チャンハ931を介して回動ずるように設定され、その
上方に整列コロ932が設けられている。また、給紙ベ
ルト930の回転方向最下流側には分離ローラ933が
備えられ、給紙ヘルト930から一枚ずつ複写紙を搬送
ローラ対707側に再度搬送するようになっている。
転写紙を供給する転写紙給紙装置700の給紙1l 部は大別して二つある。その一つは複写機本体200に
付属しているマルチ手差し給紙装置701で、もう一つ
は複数の給紙トレイを備えた多段給紙装置800である
マルチ手差し給紙装置701は用紙ガイド702、呼び
出しローラ703、給紙ローラ704および分離ローラ
705からなり、このマルチ手差し給紙装置701を使
用するときには、通常閉じられている用紙ガイド702
を図に示すように開いて転写紙をセットする。するとセ
ットされた用紙は呼び出しローラ703によって引き込
まれ、給紙ローラ704、分離ローラ705により1枚
だけ送られる。このようにして用紙ガイド702から導
入された転写紙はレジストローラ対706で一旦停止さ
せられた後、感光体ドラム501上の画像先端と同期を
とって給送される。
多段給紙装置800は、昇降自在な給紙機構部810と
、5段にわたる用紙トレイ830,831,832,8
33,834とから主に構成されている。給紙機構部8
10は、呼び出しローラ811、給紙ローラ812、分
離ローラ813とからなり、昇降用ベルト814によっ
て最下段の用祇トレイ834部分から最上段の用紙トレ
イ830部分まで昇降駆動される。また、給紙機構部8
10に対向して搬送ヘルト815が上下のローラ816
,817間に張設されている。これにより、いずれかの
サイズの転写紙が選択されると、その選択された用紙ト
レイに向かって給紙機構部810が昇降動作し、選択ざ
れた用紙トレイに差し掛かると図示しないセンサの信号
を受けて給紙機構部8]0の昇降駆動が停止し、その該
当する用紙トレイが給紙機構部810側に移動する。そ
して、上述のマルチ手差し給紙装置701と同様に呼び
出しローラ811により転写紙を給紙ローラ812側に
送り、分離ローラ813によって一枚ずつに分離したあ
と、搬送ベルト815を介して上方の複写機本体200
の搬送ローラ707を経てレジストローラ対706に達
し、停止するといった動作が可能になる。
次に、露光光学系300の制御系の概略構成を第3図に
示す。この制御系は制御対象となる直流モータ17を制
御するためのもので、制御手段となるマイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンと略称する)20とプログラマブ
ルインタバルクイマ21とおよび直流モータ17の駆動
用のトランジスタQl,Q2.Q3,Q4等からなって
いる。
上記マイコン20は、例えば78C10C,によるもの
で、複写機全体の制御系において考えた場合に、全体の
シーケンス制御を受け持つシステム制御側に対し、光学
系制御側に位置するスキャナコントローラを構成してい
る。このようなマイコン20には、例えば、μPD71
,054Gによるプログラマブルインターバルタイマ(
以下、タイマと略称する)21が接続されている。この
タイマ21はマイコン制御により前記直流モータ17の
速度制御を行うためのパルス幅変調PWM出力を送出す
るためのものである。このPWM制御の周期は50 (
μ5ec )であり、これを400ビットの分解能で制
御する。このタイマ21には8MHzの発振器22が接
続され、クロツク信号が与えられるように構成されてい
る。
また、直流モータ17は前記マイコン20に対して駆動
用トランジスタQ1〜Q4を介して接続されている。す
なわち、トランジスタQl,Q4がオンし、トランジス
タQ3,Q2がオフの状態で直流モーク17には時計方
向(CW)に電流が供給され、トランジスタQ3,Q2
がオン、トランジスタQl,Q4がオフの状態で直流モ
ータ17には反時計方向(CCW)に回転する電流が供
給される。この場合、直流モータ17が時計方向(CW
)に回転すると第1.2スキャナ320,330は往動
し、直流モータ17が反時計方向(CCW)に回転する
と、第1.2スキャナ320,330は復動するように
設定されている。これらの回転方向は、マイコン20の
ボートPF6,PF7から各々出力されるCW信号、C
CW信号によって制御される。
また、直流モータ17にはその回転に従いパルスを発生
させるロータリエンコーダ23が直結されている。この
ロークリエンコーダ23は直流モ一夕17の回転量およ
び回転方向に応じて位相の異なる二つのパルス信号を発
生する。一つはA相エンコーダパルスENCAであり、
他の一つはB相エンコーダパルスENCBである。A相
エンコーダバルスENCAは分周マルチプレクサ24を
介してマイコン20のカウンタインプット端子CIに入
力されている。これにより、マイコン20はA相エンコ
ーダパルスENCAのパルス間[マイコン内部のカウン
タ(マイコン20の発振器25の発振周波数10MHz
により規制される)により計測する。このカウンタイン
プット端子CIへの入力信号は割り込み入力となってお
り、割り込みプログラムの処理中にエンコーダ間隔の測
定データを値を読み、このデータを基に直流モータ17
の回転数の算出、比例・積分制御演算によるモータ制御
量の算出、出力(タイマ21へのデータロード)等を行
う。具体的には、A相エンコーダバルスENCAの出力
を目標速度に応じて分周マルチプレクサ24により1,
2,4.8分周してCI端子に割り込み入力させている
。1分周時には第1スキャナ320はエンコーダの1パ
ルスで0.116m移動することにより、その速度を割
り込み間隔からマイコン20の内部で演算する。そして
、算出された速度データを用いた比例・積分演算処理に
より、出力タイマ値を決定する。
エンコーダパルスENCA,ENCBはフリツプフロツ
プ26を介してマイコン20の入力端子PC3に入力さ
れ、両者間の位相差検知に供されてその位相差により直
流モータl7の回転方向が判定される。つまり、A相エ
ンコーダパルスENCAの立ち上がり時のB相エンコー
ダパルスENCBの状態がマイコン20のポー1・に入
力され、判断される。
直流モータ17の速度制御はPWM制御によって行われ
る。まず、スキャナ走査時、すなわち、直流モータ17
の時計方向(CW)回転時にはトランジスタQ1をオン
させる一方、タイマ21からのPWM出力によりゲート
回路27を介してトランジスタQ4をオン・オフさせ、
直流モータl7の両端に電位差を生しさせてPWM信号
のデューテイ比に応じた速度で回転させる。一方、リタ
ーン時には逆にトランジスタQ3をオンさせるとともに
、タイマ21からのPWM信号によりゲト回路28を介
してトランジスタQ2をオン・オフさせ、直流モータ1
7の両端に逆向きの電位差を生じさせ、PWM信号のデ
ューテイ比に応した速度で回転させる。
引き続き、上記のように大略構成された複写機システム
の複写動作について説明する。
まず、簡単のために露光光学系300の動作を省略して
基本となる複写動作について説明する。
〈両面複写〉 両面複写の場合には、大きくわけてA4(またはLT)
サイズ以下とそれ以外とで二つの異なる搬送路を使用す
る。
A4(またはLT)サイズ以下の場合には、定着ローラ
601と加圧ローラ602からなる熱ローラ対605を
複写紙の後端が通過すると、センサ940からの信号を
受けて第6のゲー1− 9 4 1が下方に変位し、同
時にローラ911が逆転して複写紙を第7の搬送ローラ
対924の方向に送る。
第7の搬送ローラ対924によって放出された複写紙は
整列コロ932により再給紙装W910側に送られる。
このようにして、片面複写紙の全てが再給紙装置910
の給紙ヘルト930上にスタックされると、図示しない
吸引ファンと連結したチャンバ931を介し、回動する
給紙ベルト930がスタックされたもののうち最下層の
複写紙を第1図右方向に搬送する。このようにして給紙
ベルト930の図示右端方向まで搬送されると、給紙ベ
ルト930の上方に配設され、図示時計方向に回転する
分離ローラ933によって1枚だけが給送され、搬送ロ
ーラ対707からレジストローラ706まで送られる。
A4(またはLT)より大きいサイズ紙の場合には、複
写紙は上記熱ローラ対605を通過した後、第1の搬送
ローラ対911を経て、第1図実線の位置にある第1お
よび第2のゲー}915,916を通り、第2の搬送ロ
ーラ912対によってさらに搬送され、複写紙の後端が
センサ942l9 を通過すると、その信号に基づいて搬送ローラ対912
,913,141,.142は反対方向に回転を始める
。この反転動作と同時に第2のゲート916は図示時計
方向に回動して破線の位置をとり、複写紙の今までの後
端は前端となって搬送路902から第4のローラ対91
7へ向かう。複写紙サイズがA3(または17”)のと
きは第3のゲート917は破線の位置をとり、第4のロ
ーラ対917を通過すると直ちに再給紙装置910上に
放出される。
複写紙サイズがB4(または14”)のときは第3のゲ
ート918は実線の位置、第4のゲート920は破線の
位置をとり、第5のローラ対919を通過後に直ちに再
給紙装置910上に放出される。また、複写紙サイズが
A4縦、B5縦(または11”)のときは第3のゲート
918および第4のゲート920は実線の位置、第5の
ゲート922は破線の位置をとり、複写紙が第6のロー
ラ対921を通過した後、再給紙装置910上に放出さ
れる。これ以降の動作は−F記したA4サイズの複写紙
で説明した動作と同様である。
〈多重(合成)複写〉 多重複写の場合には、複写紙のサイズの大小に関係なく
、まず、第1のゲー1− 9 1 5が破線の位置に回
動し、定着後の複写紙を搬送路902の第4のローラ対
917に送る。複写紙サイズがA3(または17”)の
ときは第3のゲート918は破線の位置をとり、第4の
ローラ対917通過後直ちに再給紙装置910上に放出
される。複写紙サイズがB4(または14”)のときは
第3のゲー}918は実線、第4のゲート920は破線
の位置をとり、第5のローラ対919を通過後に再給紙
装置910上に放出される。複写紙サイズがA4縦、B
5縦(または11”)のときは第3および第4のゲート
918.920は実線、第5のゲート922は破線の位
置をとり、第6のローラ921の通過後に再給紙装置9
10上に放出される。複写紙サイズがA4横以下(また
はLT以下)のときは、第3ないし第5のゲート918
920.922は実線の位置をとり、第5のゲート92
2の上方を通過後に再給紙装置910上に放出される。
放出された複写紙の整列は整列コロ932を動作させる
ことによって行われる。
<ARDFの動作〉 まず、片面原稿の場合について説明する。
ARDFは原稿Gを頁順に給送するもので、複写しよう
とする原稿Gはトレイ101上で第1図、第2図におい
て矢印八の方向に画像面を上にしてセットされる。セッ
トされた原稿Gはマルチ手差し給紙装置と同様の給紙機
構によって給紙される。
すなわち、呼び出しローラ113により原稿Gは図示左
方向に引き込まれ、次いで図示時計方向に回転する給紙
ローラ115と同しく時計方向に回転する分離ローラ1
6によって最−ヒ位にある1枚の原稿Gだけがローラ対
117に向かつて給送される。そして、このローラ対1
17からさらに搬送方向下流側のローラ対119を通過
し、第1のゲート127と第2のゲー1−129の間を
通ってコンタクトガラス203と搬送ヘルト107の間
に送られる。原稿Gのコンタクトガラス203上での停
止位置は、原稿Gの後端がセンサ145を通過した時を
起点としてパルス数をカウントすることによって決めら
れる。
原稿Gの走査が終了すると、搬送ベルト135が図示時
計方向に回転し、原稿Gをスイッチバックする形で左の
方向に送り出す。同時に第1ゲート127が第2に示し
た下方の位置から上方に回動ずる。これにより、原稿G
はローラ121とこのローラ121に接するローラ対1
19,117の一方119a,117aとの間に導かれ
、ローラ124.125の間を通過して矢印Bで示すよ
うにトレイ105上に出ていく。この状態では原稿Gの
画像面は上面になっているので、このまま続けて排紙し
てしまうと、頁順がセット時と逆になってしまう。これ
を回避するために、この装置では再度逆転させる。すな
わち、原稿Gの後端をセンサ147が検出すると同時に
ローラ121およびローラ124を反時計方向に逆転さ
せる。このローラ121.124への反転信号は、同時
に第2のゲート129を回動させて下側の位置に切り換
え、これにより、原稿Gはローラ123,124の間か
ら画像面を下面にして矢印Cで示ずようにトレイ105
上に導かれてスタックされる。
このような動作が順次繰り返され、原稿は最初にトレイ
101にセットした頁順でスタソクされる。
次ぎに、両面原稿の場合について説明する。
両面原稿の場合にも、第1面目をコンタクトガラス20
3上に停止させるまでは片面原稿の場合と同様である。
コンタクトガラス203上で原稿Gの走査が終了すると
、駆動ローラ133は時計方向に回転し、原稿Gをスイ
ッチバックする形で図示左方向に送り出す。このとき、
片面原稿の場合と同様に第1のゲート127は上方に変
位し、加えて第3のゲート131も上方に回動してその
位置を変える。すると、スイッチバックしてきた原稿G
はローラ121とローラ119a,117aとの間に形
成される搬送路132を通り、第3のゲート131に導
かれてその先端が搬送ベルト107の前面に至る。する
と、駆動ローラ133が反時計方向に回転し、原稿Gは
反転した状態でコンタクトガラス203上に送り込まれ
る。この駆動ローラ133の反転タイミングは例えば、
センサ147が原稿Gの先端を検出した時を起点として
パルス数をカウントすることにより設定される。また、
コンタクトガラス203上の原稿Gの停止位置は、片面
原稿の場合と同様に原稿Gの後端がセンサ147を通過
した時点からのパルス数をカウントすることにより決定
される。
第2面の原稿Gの走査が完了すると、駆動ローラ133
は時計方向に回転し、原稿Gをスイッチハックする形で
左の方向に送り出す。このとき、第3のゲート131は
下方に変位し、原稿Gはロラ121とローラ119a,
11Ta間から、ローラ1.24,125の間を通って
矢印B方向に送り出され、トレイ105上にスタックさ
れる。
これで、両面原稿の給排紙が完了する。以後、順次同様
の動作が繰り返され、原稿Gは最初にトレイ101上に
セットされたときと同じ頁順にスタックされる。
上記のような基本的複写動作を行うこの実施例に係る複
写機の露光光学系を重点とする動作および制御の方法を
以下詳しく説明する。
この複写機のモードには(A)自動用紙選択モード(以
下、APSモードと称する)と、(B)用紙選択モード
と、(C)自動原稿送り装置モード(以下、ADFモー
ドと称する)との三つのモードが設定されている。
APSモードは、この複写機の標準設定モードで、プリ
ント入力により原稿サイズ検知(プレスキャン)を行い
、検知された原稿サイズおよび設定複写倍率によって適
合する転写紙を選択し、コピー動作を開始する。このと
き、もしも、適合する転写紙(用紙)がセットされてい
ない場合には、警告表示を行い、複写機を停止させるも
のである。
用紙選択モードは、プリントキ一人力により、選択され
ている転写紙に、原稿サイズに関係なく、指定された倍
率で複写を開始するように設定されたものである。
ADFモードは、プリントキ一人力により、原稿を自動
的に給送し、給送中に原稿サイズの検知を行って、検知
された原稿サイズおよび設定複写倍率によって適合する
転写紙を選択し、コピー動作を開始する。このとき、も
しも、適合する転写紙がセットされていない場合には、
警告表示を行い、複写機を停止させるもので、後半はA
PSモードと同様に設定されている。
また、この実施例に係る複写機にあっては、露光光学系
300のホームポジションH1は、第4図に示す操作側
Fの原稿スケール205の操作側Fからみてさらに5龍
手前側に第1スキャナ320の走査スリット中央部が達
した点に設定され、このホームポジションH1は、電源
投入時、第1スキャナ320の初期基準位置となる。し
たがって、ホーミング方向は第4図、第6図、第7図H
OMで示すように、従来とは逆に操作側Fからみて、手
前から奥に、そして、奥から手前に戻るように設定して
ある。
以下、これらのモードについて個別に詳述する。
(A)APSモード このAPSモードでの原稿サイズ検知は、次のようにし
て行われる。
第4図はこのAPSモードでの露光光学系の動作を示す
説明図である。この第4図はA4縦サイズの原稿の場合
について例示したもので、プリントキ一人力(PKON
)により、スキャナは上記ホームポジションH1からサ
イズ検知用ファイバが取付けられた第1のスキャナ32
0を500mm/secO線速度で手前から奥側に向け
て、原稿Gの反射光を検出しながら走査する(A P 
S)。原稿Gの幅方向の有無の検出は走査開始から行い
、長さが検知されると仕向地別に適合する原稿サイズを
算出し、手前の原稿基準位置、すなわち、原稿スケール
205によって設定される基準位置から、算出された長
さデータに30mmだけ多く移動した位W(図示J位置
・・・・・・A4縦原稿の場合にはホームポジションH
1から332fiの位置)にスリット中央が来るように
、第1スキャナ320をスローダウンして停止させる。
つまり、原稿後端から30m余分に行った位置を潜像形
成のための走査開始位置として第1スキャナ320を停
止させる。
このとき、サイズ検出部からスリット中央までは約20
mm有り、定型原稿では、奥側への走査中、原稿の後端
を検出後10璽1以内で停止させることは可能である。
ただし、原稿Gが定型サイズ以外の場合は、停止位置は
異なる。
原稿サイズデータは、スキャナコントローラからメイン
コントローラへ従来通り長さデータ(寵)と幅の有無デ
ータで送信しても、適合原稿サイズデータで送信しても
どちらでもかまわない。
また、原稿の複写倍率は、複写機本体200の操作側の
上面の図示しないテンキーによって入力され、この入力
された複写倍率はメインコントローラ側に送信される。
メインコントローラ側には、選択された複写紙のサイズ
が同じく複写機本体200の転写紙サイズ入力キーから
入力され、この両者からメインコントローラのCPUに
よってスキャナスタート位iJが算出、決定され、原稿
Gの走査を行うことになる。この原稿Gの走査(SCA
NI)は、メインコントローラからのスキャナスタート
(助走開始)信号により、上記スキャ9 Q ナスタート位置Jから、30園■以内の助走区間を持っ
て開始される。スキャナコントローラ(マイコン20)
は、上記スキャナスタート位置(この位置はエンコーダ
アドレスに基づいて制御される)に到達した時点をリー
ドエッジとして、メインコントローラに送信し、従来と
同様にメインコントローラはこれを潜像形成の基準信号
とする。
なお、上記リードエッジは光学系のスキャナの基準位置
を表すもので、スリット中央が原稿端に到達する位置で
ある。これは、感光体への作像が開始される位置であっ
て、このリードエッジを基準信号として以降の作像タイ
ミングを制御する。
このリードエッジ信号からドラムパルスの係数に転写紙
をレジストローラ706位置から搬送し、感光体ドラム
501に形成される潜像の先端と、転写紙の先端とが合
致するようにする。従来、このリードエッジは原稿スケ
ール205と原稿Gとの境界点であったものが、この実
施例に係る複写機システムでは、原稿スケール205と
は逆側の原稿Gの後端部側で決定されたスキャナスター
ト位置を基準に設定される。
走査開始位W(スキャナスタート位置に同じ)から操作
側F(手前)方向への走査速度は、等倍時転写紙速度(
V)と同じで、拡大・縮小時は複写倍率(m:o.5〜
2)によってV / mに設定される。
第1スキャナ320が走査を終了し、上記ホームポジシ
ョンH1に達すると、一旦停止し、置数が1のl to
lモードではコピー動作を終了する。
一方、連続コピーモードでは、第1スキャナ320は高
速で上記スキャナスター1・位置へ戻り(RETL)、
次のスキャナスター1・タイミングを待つ。以下、同し
動作を繰り返し、置数枚nのコピーが終了する(SCA
Nn)と停止する。
検出データから定型サイズへの判定は第5図に示したフ
ローチャートに従って行われる。
すなわち、ステップ1(31)で原稿Gの長さLが3 
7 0 mmより大きいと判断されたときには、ステッ
プ2(S2)で原稿サイズは八3サイズとされ、370
鶴以下の場合にはステップ3 (S3)で310mmよ
り大きいか否か判断される。ステップ3(33)で31
On+より大きいと判断されたときには、ステップ4(
S4)で原稿サイズはB4とされ、310w以下である
と判断されたときにはステップ5(35)で2701■
より大きいか否かが判断される。このステップ5(S5
)で270龍より大きいと判断されたときにはステップ
6(S6)で原稿サイズはA4縦とされる。
ステップ5 (S5)で270H以下であると判断され
たときにはステップ7(S7)で2 2 0 mmより
大きいか否かが判断される。このステップ7(S7)で
22On+より大きいと判断されたときにはステップ8
 (Sl3>で原稿サイズはB5縦とされる。ステップ
7(37)で220以下であると判断されたときにはス
テップ9(S9)で190mmより大きいか否かが判断
される。このステップ9.(39)で190mmより大
きいと判断されたときには、ステップ10(SIO)で
原稿サイズはA5縦とされ、さらにステップII(Sl
l)で幅Wの有無を判断する。そこで、幅検出センサが
オフになっていると、そのまま原稿サイズはA5縦であ
るとされ、幅検出センサがオンになっていると、ステッ
プ12(Al2)で原稿サイズはA4とされる。上記ス
テップ9(S9)で190mm以下であると判断された
ときには、ステップ13(S13)で160mmより大
きいか否かが判断され、160mlより大きいと、原稿
サイズは、まずステップ14(S14)でB6縦とされ
、さらに、ステップ15(S15)で幅検出センサのオ
ン・オフが判断される。そして、このステップl5(S
15)で幅検出センザがオフのときにはそのまま原稿サ
イズはB6縦とされ、オンのときにはステップ16(S
16)でB5とされる。上記ステップ13(313)で
1 6 0 am以下と判断されたときにはステップ1
7(S17)で140龍より大きいか否かが判断され、
140mmより大きいと、ステップ18(318)で原
稿サイズはA5とされ、140龍以下のときにはステッ
プ19(Sl9)でB6とされる。
このようにして、370璽璽、310m、270■、 
 2  2  0  mm 、  19(In 、  
160mm 、  140++n の7種の長さ寸法と
、幅検出センサの出力から、10種の原稿Gの定型サイ
ズの検出が可能になっている。
(B)用紙選択モード 用紙選択モードの場合には、まず、第6図に示すように
予備移動を行う。この予備移動(PS1)は、用紙選択
キー人力あるいはプリントキ一人力(PKON)で、第
1スキャナ320を走査開始位置Jまで移動させる。こ
の位置Jは転写紙サイズおよび倍率で決定される。これ
は、転写紙サイズおよび倍率選択キーの人力によって選
択された倍率から求められる原稿サイズ(仮想の長さ)
に3(lnを加えたもので、基準スケール(原稿スケー
ル205の端部)からの距離である。この距離は、例え
ば、転写紙がA4の横置きで等倍の場合、原稿スケール
205の端部から240鶴の位置になり、転写紙がA3
で71%縮小の場合、原稿スケール205の端部から3
28lの位置になる。この位置の算出は従来のスキャナ
リターン位置の算出方式と同じである。
このモードでは上述のように転写紙の選択が変わる度、
あるいは指定倍率が変わる度にその転写紙サイズおよび
倍率のデータに応して上記第1スキャナ320の走査開
始位置が変わるため、キー人力の度にスキャナは前後に
移動することになる。
これは従来、指定倍率が変わる度にレンズおよびミラー
を移動していたのと同様のことである。また、プリント
キ一人力(PKON)により予備移動(PSI)を開始
すると、従来のスキャナリターンから動作を開始するこ
とになり、ファーストコピータイムの僅かな遅れはある
が、制御の安定上好ましい。
上記のような予備移動(Psi)に引き続いて、原稿走
査が行われるが、この原稿走査は前述のApsモードの
場合と同様で、置数枚nコピー終了後、第1スキャナ3
20はホームポジションH1で待機する。
(C)ADFモード このADFモードでは、複写機本体200およびARD
FIOOの高速化や低コスト化のため、ARDF1 0
 0の片側ターンを実施する。そのため、ADFモード
の場合には、原稿基準位置を奥側(R側)に設定する。
すなわち、前述のAPSモードや用紙選択モードとは原
稿基準位置が反対に入れ換わるわけであり、この位置は
、従来の複写機の原稿基準位置、感光体ドラム501の
回転方向および第1スキャン320の走査方向と相対的
に同じである。
このモードでは、ARDFIOOに原稿Gをセットし、
プリントキ一人力(PKON)を行うと、第1スキャナ
320はホームポジションH1から474mm奥側のA
DFホームポジションH2へ高速で移動する。ADFモ
ード時の原稿セット基準位置は、コンタクトガラス20
3がA3の縦置きを最大サイズに設定されているためホ
ームポジションH 1から444鶴の位置で、第1スキ
ャナ320は3(Inの助走距離を持つことになる。
原稿走査は従来と同様で、メインコントローラからスキ
ャナスタート信号を受信すると走査を開始し、上記44
4龍に相当するエンコーダアドレスでリードエソジ信号
を送信し、以降の潜像形成の基準信号とする。また、原
稿サイズから求められたスキャナリターン信号をメイン
コントローラから受信すると474n+位置へ高速でリ
ターン(RETI)する。以上は、従来のホームポジシ
ョンセンサが複写機本体200の474Hの位置にない
だけで、エンコーダアドレスでこれを代用する。ただし
、繰り返しによる位置誤差が発生するような場合には、
474mmの位置に第2のホームポジションセンサを設
けることで、その精度の向上を図ることもできる。
そして、ARDF1 0 0にセットされた最終原稿の
走査終了時には、スキャナリターン動作は行わず、第1
スキャナ320はホームポジションH1に戻り停止する
なお、上記予備移動(PS2)は第1原稿給紙中に行い
、コピータイムの遅れは生じない。また、走査後のホー
ムポジションHlへの移動もコピーサイクル中で、複写
機本体200のコピー速度に影響を与えることはない。
以上のように、上記実施例では、操作側Fに対して前後
方向に露光光学系300が走査し、原稿台すなわちコン
タクトガラス203の操作側Fからみて手前側に原稿基
準位置言い換えれば原稿スケール205を設けたもので
、スキャナの往動時には複写倍率および転写紙サイズに
応じて算出された仮想の原稿サイズに適合した走査開始
位置Jに移動し、スキャナ復動時に原稿Gの露光走査を
行う。
このため、オペレータは見掛け上あたかも従来通りに、
手前側の原稿スケール205に原稿をセソトして複写を
行うことができ、原稿走査は原稿Gの従来でいう後端側
から行われ、原稿基準位置で終了する。このとき、転写
紙と複写倍率が決定されれば、原稿サイズに関係なく複
写可能原稿領域か決定するので、非原稿領域でのオーバ
ーラン等のスキャナの無駄な動作がなくなり、複写速度
が向上することになる。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明らかなように、操作側に設けられた
原稿基準位置設定手段と、複写倍率を入力する入力手段
と、選択された転写紙のサイズを検出する転写紙サイズ
検出手段と、入力された複写倍率と検出された転写紙サ
イズに応じて、スキャナの助走開始位置と原稿への露光
開始位置を決定する制御手段とを備えたこの発明によれ
ば、原稿の複写倍率と転写紙サイズに応じて最適な助走
開始位置を決定するので、最短時間で能率良く複写可能
な、操作側に原稿基準位置を有する複写機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は全てこの発明の実施例を説明するためのもので、第
1図は複写機の内部構造の概略を示す左側面図、第2図
はARDFの内部構造の概略を示す左側面図、第3図は
露光光学系の走査制御系を示すブロック図、第4図はA
PSモード時の動作説明図、第5図は原稿のサイズ検出
の手順を示すフローチャート、第6図は用紙選択モード
時の動作説明図、第7図はADFモード時の動作説明図
である。 100・・・・・・ARDF,200・・・・・・複写
機本体、203・・・・・・コンタクトガラス、205
・・・・・・原稿スケール、300・・・・・・露光光
学系、302・・・・・・原稿照明用光源、303・・
・・・・リフレクタ、320・・・・・・第1スキャナ
、330・・・・・・第2スキャナ、400・・・・・
・現像系、500・・・・・・作像系、501・・・・
・・感光体ドラム、530・・・・・・ベルト転写装置
、600・・・・・・定着系、700・・・・・・転写
紙給紙装置、800・・・・・・多段給紙装置、900
・・・・・・搬送系。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  スリット露光を行い、その露光した像を露光光学系を
    介し、そのまま感光体に導いて複写像を形成する複写機
    において、操作側に設けられた原稿基準位置設定手段と
    、複写倍率を入力する入力手段と、選択された転写紙の
    サイズを検出する転写紙サイズ検出手段と、入力された
    複写倍率と検出された転写紙サイズに応じて、スキャナ
    の助走開始位置と原稿への露光開始位置を決定する制御
    手段とを備えていることを特徴とする複写機。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6083023A (ja) * 1983-10-12 1985-05-11 Ricoh Co Ltd 複写機用原稿供給装置
JPS61121443U (ja) * 1985-01-18 1986-07-31
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