JP3451452B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3451452B2
JP3451452B2 JP23268494A JP23268494A JP3451452B2 JP 3451452 B2 JP3451452 B2 JP 3451452B2 JP 23268494 A JP23268494 A JP 23268494A JP 23268494 A JP23268494 A JP 23268494A JP 3451452 B2 JP3451452 B2 JP 3451452B2
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power switch
forming apparatus
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誠二 坂田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機能などの複数の機
能を実行可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は、読み取り手段、
書き込み手段、プリンタ、ファイル、ファクシミリ機能
などの複数の機能を実行可能な複合複写機があり、電源
スイッチを2つ持つものもある。複合複写機において、
電源スイッチを2つ持たせる場合は、1つの電源スイッ
チのオフを検出した時点で操作部、読み取り部、書き込
み部の動作を停止させるように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した電源スイッチ
を2つ持つ複合複写機では、1つの電源スイッチのオフ
を検出した時点で操作部、読み取り部、書き込み部の動
作を停止させるので、1つの電源スイッチのオフを検出
した時点で読み取り部による原稿の読み取り、書き込み
部による用紙への書き込みなどを行っていた場合には、
原稿ジャムや用紙ジャムが発生し、また、送信ファイル
が送信されたり送信されなかったりすることがあった。
本発明は、上記問題点を改善し、ジャムの発生防止や
ァクシミリ機能による送信ファイルの適正な送信を行う
ことができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ファクシミリ機能が複合可
能で第1の電源スイッチ及び第2の電源スイッチ、複写
機能を有し、原稿台上の原稿に圧板を被せてファクシミ
動作を行う圧板ファクシミリ動作、原稿給紙台から前
記原稿台へ自動的に原稿を給紙する自動原稿給紙装置を
使用したファクシミリ動作が可能な画像形成装置におい
て、前記第1の電源スイッチと前記第2の電源スイッチ
の少なくとも1方のスイッチのオン/オフを検出する検
出手段と、圧板ファクシミリ動作中に前記検出手段によ
り前記第1の電源スイッチ及び前記第2の電源スイッチ
の一方だけのオフを検出した場合に原稿読み取り動作が
終了した時点で動作を停止させる制御手段とを備え、前
記検出手段が前記第1の電源スイッチと前記第2の電源
スイッチの少なくとも1方のスイッチのオフを検出した
場合で前記制御手段が原稿読み取り動作が終了した時点
で動作を停止させる際に、前記原稿台上の原稿が前記自
動原稿給紙装置より給紙されたものであるか否かと、残
りの原稿が前記自動原稿給紙装置に有るかどうかとに基
づき原稿読み取り動作が正常に終了したかどうかを判断
して原稿読み取り動作が正常に終了したと判断した場合
には送信ファイルを保存し、原稿読み取り動作が正常に
終了しなかったと判断した場合には送信ファイルを削除
するものである。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記制御手段は圧板ファクシミリ
動作のメモリ送信時に前記検出手段により前記第1の電
源スイッチ及び前記第2の電源スイッチの一方だけのオ
フを検出した場合には送信ファイルを削除するものであ
る。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記制御手段は、前記自動原稿給
紙装置を使用したファクシミリ動作を行っている場合
で、既に前記自動原稿給紙装置により給紙動作を開始し
た原稿がある時に前記検出手段により前記第1の電源ス
イッチ及び前記第2の電源スイッチの一方だけのオフを
検出した場合には既に給紙した原稿を排出した時点で動
作を停止させ、原稿読み取り動作が終了した場合には送
信ファイルを保存し、原稿読み取り動作が終了しなかっ
た場合には送信ファイルを削除するものである。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像形成装置において、前記制御手段は、前記自動原稿給
紙装置に残りの原稿が無い場合にはすべての原稿の読み
取りが終了したものと判断して送信ファイルを有効にし
て保存し、前記自動原稿給紙装置に残りの原稿が有る場
合にはファクシミリ送信処理が中断したものと判断して
送信ファイルを削除するものである。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項記載の画
像形成装置において、前記制御手段は、書き込み部のみ
を使用している時に前記検出手段により前記第1の電源
スイッチ及び前記第2の電源スイッチの一方だけのオフ
を検出した場合には書き込み動作を中断させないもので
ある。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項1、3また
は5記載の画像形成装置において、前記制御手段は、
記検出手段により前記第1の電源スイッチ及び前記第2
の電源スイッチの一方だけのオフを検出した時点で操作
部の表示を消すものである。
【0010】請求項7記載の発明は、請求項記載の画
像形成装置において、前記制御手段は前記検出手段によ
り前記第1の電源スイッチ及び前記第2の電源スイッチ
の一方だけのオフを検出した場合にファクシミリ受信出
力が可能であることを示す表示を操作部に行わせるもの
である。
【0011】請求項8記載の発明は、請求項記載の画
像形成装置において、前記制御手段は前記検出手段によ
り前記第1の電源スイッチ及び前記第2の電源スイッチ
の一方だけのオフを検出した場合に全てのキー操作を無
効とするものである。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、第1の電源スイッチ
と第2の電源スイッチの少なくとも1方のスイッチのオ
ン/オフが検出手段により検出され、制御手段は圧板フ
ァクシミリ動作中に検出手段により第1の電源スイッチ
及び第2の電源スイッチの一方だけのオフを検出した場
合に原稿読み取り動作が終了した時点で動作を停止させ
る。そして、検出手段が第1の電源スイッチと第2の電
源スイッチの少なくとも1方のスイッチのオフを検出し
た場合で制御手段が原稿読み取り動作が正常に終了した
時点で動作を停止させる際に、原稿台上の原稿が自動原
稿給紙装置より給紙されたものであるか否かと、残りの
原稿が自動原稿給紙装置に有るかどうかとに基づき原稿
読み取り動作が正常に終了したかどうかを判断して原稿
読み取り動作が正常に終了したと判断した場合には送信
ファイルを保存し、原稿読み取り動作が正常に終了しな
かったと判断した場合には送信ファイルを削除する。
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、制御手段は圧板ファクシミリ動
作のメモリ送信時に検出手段により第1の電源スイッチ
及び第2の電源スイッチの一方だけのオフを検出した場
合には送信ファイルを削除する。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、制御手段は、自動原稿給紙装置
を使用したファクシミリ動作を行っている場合で、既に
自動原稿給紙装置により給紙動作を開始した原稿がある
時に検出手段により第1の電源スイッチ及び第2の電源
スイッチの一方だけのオフを検出した場合には既に給紙
した原稿を排出した時点で動作を停止させ、原稿読み取
り動作が終了した場合には送信ファイルを保存し、原稿
読み取り動作が終了しなかった場合には送信ファイルを
削除する。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
画像形成装置において、制御手段は、自動原稿給紙装置
に残りの原稿が無い場合にはすべての原稿の読み取りが
終了したものと判断して送信ファイルを有効にして保存
し、自動原稿給紙装置に残りの原稿が有る場合にはファ
クシミリ送信処理が中断したものと判断して送信ファイ
ルを削除する。
【0018】請求項5記載の発明では、請求項記載の
画像形成装置において、制御手段は、書き込み部のみを
使用している時に検出手段により第1の電源スイッチ及
び第2の電源スイッチの一方だけのオフを検出した場合
には書き込み動作を中断させない。
【0019】請求項6記載の発明では、請求項1、3ま
たは5記載の画像形成装置において、制御手段は、検出
手段により第1の電源スイッチ及び第2の電源スイッチ
の一方だけのオフを検出した時点で操作部の表示を消
す。
【0020】請求項7記載の発明では、請求項記載の
画像形成装置において、制御手段は検出手段により第1
の電源スイッチ及び第2の電源スイッチの一方だけのオ
フを検出した場合にファクシミリ受信出力が可能である
ことを示す表示を操作部に行わせる。
【0021】請求項8記載の発明では、請求項記載の
画像形成装置において、制御手段は検出手段により第1
の電源スイッチ及び第2の電源スイッチの一方だけのオ
フを検出した場合に全てのキー操作を無効とする。
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】図2は本発明の一実施例の概略を示す。この
実施例は請求項1〜10記載の発明の実施例であり、複
合デジタル複写機の例であって複写機本体11,自動原
稿給紙装置12,仕分け装置13及び両面反転ユニット
14を有する。複写機本体11は、スキャナ,画像処理
部およびプロッタなどを有し、スキャナおいては、光源
15及び反射鏡16と第1ミラー17とを装備していて
原稿走査時にスキャナサーボモータにより駆動されて一
定の速度で移動する第1キャリッジと、第2ミラー18
および第3ミラー19を装備していて原稿走査時にスキ
ャナサーボモータにより駆動されて第1スキャナの1/
2の速度で移動する第2キャリッジとを有する。この第
1キャリッジおよび第2キャリッジにより原稿台20上
の図示しない原稿が光学的に走査され、光源15及び反
射鏡16により原稿台20上の原稿が照明されてその反
射光像が第1ミラー17,第2ミラー18,第3ミラー
19,色フィルタ21およびレンズ22を介して一次元
固体撮像素子23上に結像されて光電変換される。
【0025】光源15は蛍光灯やハロゲンランプ等を使
用できるが、波長が安定していて寿命が長いなどの理由
から蛍光灯が使用されている。この実施例では1本の光
源15に反射鏡16が取り付けられているが、2本以上
の光源を使用することもできる。また、一次元固体撮像
素子23が一定周波数のサンプリングクロックにより動
作するので、蛍光灯15はその周波数より高い周波数で
点灯して画像への悪影響がない。一次元固体撮像素子2
3はCCDが用いられ、このCCD23からの画像信号
は図示しないA/D変換器によりA/D変換されて画像
処理部を構成している画像処理基板24へ出力される。
画像処理基板24はA/D変換器からの画像信号に種々
の画像処理(2値化,多値化階調処理,変倍処理,編集
など)を施して光点の集合に対応したデジタル信号に変
換し、プロッタへ出力する。この実施例では、スキャナ
でカラーの画像信号を得るために原稿台20上の原稿か
らCCD23までの光路の途中に必要な色の光だけを透
過する色フィルタ21が出し入れ可能に配置されてい
る。この色フィルタ21は原稿台20上の原稿の走査に
合わせて光路に出し入れされ、これに対応して多重転
写,両面複写などの機能が働いて多種多様なコピーを作
成するようになっている。
【0026】また、複写機本体11のプロッタにおいて
は、画像処理基板24からの画像処理後の画像信号が書
き込み部により感光体ドラム25へラスタ走査で光点の
集合の形で書き込まれる。この書き込み部においては、
図3,図4にも示すように半導体レーザ26が図示しな
い駆動回路で画像処理基板24からの画像処理後の画像
信号により変調駆動されてこの画像信号に対応した強度
を有するレーザ光を出力し、このレーザ光はコリメート
レンズ27により平行な光束に変えられてアパーチャ部
材28のアパーチャにより一定形状の光束に整形され
る。この整形されたレーザ光は第1シリンダレンズ29
により副走査方向へ圧縮された形でポリゴンミラー30
に入射する。
【0027】ポリゴンミラー30は正確な多角形をして
おり、ポリゴンモータ31により一定の方向へ一定の速
度で回転駆動される。このポリゴンミラー30の回転速
度は感光体ドラム25の回転速度と,この書き込み部の
書き込み密度と,ポリゴンミラー30の面数により決定
される。第1シリンダレンズ29からのレーザ光はポリ
ゴンミラー30により主走査方向へ偏向され、防音ガラ
ス32、fθレンズ33,34、ミラー35を介して感
光体ドラム25に入射する。fθレンズ33,34はポ
リゴンミラー30からの角速度一定の走査光を感光体ド
ラム25上を等速で走査するように変換して感光体ドラ
ム25上に最小光点となるように結像し、さらに、ポリ
ゴンミラー30の面倒れ補正も行う。また、fθレンズ
33,34を通過したレーザ光は画像領域外で同期検知
ミラー36により反射されて同期検知入光部37に導入
され、光ファイバー38により伝搬されて同期検知用セ
ンサにより検知される。この同期検知用センサからの信
号は主走査方向の頭出しを行うための同期信号として用
いられ、この同期信号から一定時間後に画像処理基板2
4からの画像処理後の画像信号が1ライン分出力されて
この画像信号により半導体レーザ26が駆動回路により
変調駆動される。この動作が繰り返されて1つの画像が
感光体ドラム25に書き込まれる。
【0028】感光体ドラム25は周面に感光層が形成さ
れており、この感光層としては半導体レーザ26からの
波長780nmのレーザ光に対して感度がある有機感光
体,α−Si,Se−Teなどがあるが、本実施例では
有機感光体を使用している。一般に感光体ドラムへレー
ザ光により書き込みを行う場合は、感光体ドラム上の画
像部に光を当てるネガ/ポジプロセスと、感光体ドラム
上の地肌部に光を当てるポジ/ポジプロセスとがあり、
本実施例ではネガ/ポジプロセスを採用している。帯電
チャージャ39は感光体ドラム25側にグリッドを有す
るスコロトロン方式のものであり、感光体ドラム25の
表面を均一に負に帯電する。感光体ドラム25はモータ
により回転駆動されて帯電チャージャ39により均一に
帯電された後に書き込み部のミラー35からのレーザ光
が照射されて静電潜像が形成される。この場合、感光体
ドラム25は例えば、地肌部が−750V〜−800
V、画像部が−500V程度になる。
【0029】主現像器40,副現像器41は−500V
〜−600Vの現像バイアス電圧が現像ローラに印加さ
れ、感光体ドラム25上の静電潜像が主現像器40,副
現像器41のいずれかにより負帯電のトナーで現像され
て顕像となる。主現像器40は黒トナーとキャリアから
なる現像剤を現像ローラにより感光体ドラム25へ供給
し、トナー補給器42から黒トナーが補給される。副現
像器41は白色,黒色以外の色のカラートナーとキャリ
アからなる現像剤を現像ローラにより感光体ドラム25
へ供給し、トナー補給器43からカラートナーが補給さ
れる。主現像器40,副現像器41は感光体ドラム25
上の静電潜像を現像する現像位置へ選択的に駆動され、
通常は現像位置より退避している。主現像器40,副現
像器41の各現像動作がスキャナにおける色フィルタ2
1の切り替えによる原稿の読み取り色情報の選択や転写
紙搬送系の多重転写、両面複写機能と組み合わされて多
機能なカラー複写,カラー編集が実現される。感光体ド
ラム25上の静電潜像に対する3色以上の現像を行う場
合は感光体ドラム25の周囲に3つ以上の現像器を配置
する方式、3つ以上の現像器を回転させて切り換えて現
像位置へ移動させるレボルバー方式などを採用すればよ
い。
【0030】一方、複数の給紙カセット44,45,4
6はいずれか1つが選択され、操作部のスタートボタン
が押されると、その選択された給紙カセットから給紙コ
ロ47,48,49のいずれかにより転写紙を給紙す
る。この給紙は転写紙の先端がレジストローラ50に達
して紙先端検知センサ51で検知されるまで行われ、レ
ジストローラ50はその転写紙を感光体ドラム25上の
顕像に先端を合わせて送出する。この転写紙は転写チャ
ージャ52により正のチャージがかけられて感光体ドラ
ム25上の顕像が転写され、分離チャージャ53により
交流除電されて分離爪54により感光体ドラム25から
分離される。そして、転写紙は搬送装置55により搬送
され、定着ローラ及び加圧ローラを有する定着装置56
により顕像が定着される。
【0031】感光体ドラム25は残留トナーがクリーニ
ング装置58により除去され、残留電位が除電ランプ5
9により消去されて再使用可能となる。フォトセンサ6
0は主現像器40と転写チャージャ52との間に配置さ
れ、感光体ドラム25の表面の反射濃度を光学的に検知
する。上記書き込み部は所定のタイミングで真黒もしく
は網点のパターンを感光体ドラム25に書き込んでその
パターンの静電潜像を形成し、そのパターンの静電潜像
が主現像器40もしくは副現像器41により現像されて
パターンの顕像となる。このパターンの顕像に対するフ
ォトセンサ60の出力信号と感光体ドラム25の地肌部
に対するフォトセンサ60の出力信号との比から後述の
ように主現像器40もしくは副現像器41の現像能力が
判断され、その結果によりトナー補給器42もしくはト
ナー補給器43からトナーが主現像器40もしくは副現
像器41に補給されて主現像器40もしくは副現像器4
1の現像能力が一定に制御される。
【0032】また、定着装置56からの転写紙は、通常
の複写時には切換爪61により仕分け装置13側へ導か
れ、仕分け装置13へコピーとして排出される。多重複
写時には、定着装置56からの転写紙は切換爪61,6
2,63により下側へ導かれ、再給紙ループ64を通過
してレジストローラ50へ再給紙されて再び顕像の転写
及び定着が同様に行われる。両面複写時は、複写機本体
11のみで両面複写を行う場合と,両面複写ユニット1
4を使用して両面複写を行う場合とがあるが、複写機本
体11のみで両面複写を行う場合には、定着装置56か
らの転写紙は切換爪61,62,63によりトレイ65
へ導かれた後にローラ66の反転により逆方向へ送られ
て切換爪63により再給紙ループ64へ送られることで
表裏が反転され、レジストローラ50へ再給紙されて裏
面に顕像の転写及び定着が同様に行われる。
【0033】また、複写機本体11においては、通常の
モードでは、上述のように原稿を複写するが、通常のモ
ードでの複写途中で操作部にて操作者により割込みモー
ドに設定された場合には操作者が原稿台20上の原稿を
割込み複写すべき原稿と交換した後に操作部の割込みキ
ーを押すことにより原稿台20上の原稿が同様に複写さ
れる。この割込み複写が終了した後に操作者が原稿台2
0上の原稿を元の原稿と交換して操作部の割込みキーを
押すことにより通常のモードでの複写動作が再開され
る。
【0034】自動原稿給紙装置12は複写機本体11の
原稿台20上を開閉できるように複写機本体11に枢支
されている。ユーザは、自動原稿給紙装置12を圧板と
して使用することが可能であり、自動原稿給紙装置12
を原稿台20上より上げて原稿台20上に原稿を手でセ
ットした後にその上に自動原稿給紙装置12を圧板の代
りに被せることができる。また、自動原稿給紙装置12
は、原稿台20上に降ろされている場合には原稿を1枚
づつ複写機本体11の原稿台20へ給紙し、複写後に排
出する。この場合、原稿は原稿給紙台67上に積層さ
れ、サイドガイド68により幅方向が揃えられる。原稿
給紙台67上の原稿は給紙コロ69により1枚づつ給紙
され、搬送ベルト70により複写機本体11の原稿台2
0上に送られる。原稿台20上の原稿は設定枚数分の複
写が終了すると、搬送ベルト70により排紙トレイ71
へ排出される。
【0035】複写機本体11のみで両面複写を行う場合
には1枚毎に両面複写を行うことになるが、両面複写ユ
ニット14を使用して両面複写を行う場合には複数枚の
原稿についてまとめて片面づつ複写することができる。
両面複写ユニット14を使用して両面複写を行う場合に
は定着装置56からの転写紙は切換爪61,62により
両面複写ユニット14へ導かれ、排紙ローラ72により
トレイ73へ排出されて集積される。その際に、転写紙
は送りローラ74,側面揃えガイド75により縦,横が
揃えられる。トレイ73上に集積された転写紙は再給紙
コロ76により裏面複写時に再給紙され、切換爪62,
63により再給紙ループ64へ送られてレジストローラ
50へ再給紙された後に裏面に顕像の転写及び定着が同
様に行われる。
【0036】また、仕分け装置13は、複写機本体11
から排出されたコピーを各トレイ771,772,773
・・・へ頁順に給送したり、コピーをトレイ771,7
2,773・・・へ頁毎に順次に給送したり、予め設定
されたトレイに選択的に給送したりする。この場合、モ
ータ78により搬送系79が駆動されてこの搬送系79
により複写機本体11からのコピーが搬送され、各トレ
イ771,772,773・・・の入口付近にある図示し
ない爪が選択的に切り換えられてこの爪によりコピーが
各トレイ771,772,773・・・に選択的に導かれ
る。
【0037】図5は複写機本体11の回路構成を示す。
この複写機本体11の制御装置はシーケンス関係の制御
を行うCPU81とオペレーション関係の制御を行うC
PU82とを有し、この2つのCPU81,82はシリ
アルインターフェース(RS232C)によって接続さ
れて互いに信号の授受を行う。シーケンス関係の制御を
行うCPU81はプログラムおよび固定データが格納さ
れているROM83、RAM・入出力ポート(I/O)
・タイマ84、I/O85,86、USARP87、A
/D変換器88、タイマ・カウンタ89,90,91、
アドレスエンコーダ92、アドレスラッチ93などが接
続されている。
【0038】CPU81は給紙カセット44,45,4
6内の転写紙のサイズおよび向きを検知する紙サイズセ
ンサ94や、コピーの排出を検出する排紙センサ,紙先
端検知センサ51などの転写紙搬送に関するセンサ、定
着装置56のオイルエンドや現像器40,41のトナー
エンドなどサプライの有無を検知するセンサ、複写機本
体11のドアオープン,ヒューズ断など機械の異常を検
知するセンサ等のセンサ95、ディップスイッチ96か
らの信号をRAM・I/O・タイマ84を介して取り込
み、フォトセンサ60からの検知信号や、定着装置56
の温度を検出するための温度センサからの検知信号、書
き込み部における半導体レーザ26のモニタ信号、半導
体レーザ26の基準電圧などのアナログ信号をアナログ
入力部97から取り込むと共に、キーカードユニット9
8と信号の授受を行う。CPU81は定着装置56の温
度センサからの検知信号により定着装置56の温度が一
定になるように定着装置56のヒータをオン/オフ制御
(もしくは位相制御)し、フォトセンサ60からの検知
信号によりトナー補給器42,43のトナー補給クラッ
チをオン/オフ制御して現像器40,41内の現像剤の
トナー濃度を制御すると共に、そのトナー濃度からトナ
ー補給器42,43のトナーエンドを検知する。また、
CPU81は両面複写ユニット14における転写紙の有
無を検知する紙有無検知センサ、側面揃えガイド75が
ホームポジションにいることを検知するホームポジショ
ンセンサ、転写紙搬送に関するセンサなどからの信号を
I/O85を介して取り込んで両面複写ユニット14に
おける側面揃えガイド75を駆動するモータ、再給紙コ
ロ76を駆動する給紙クラッチ、転写紙の搬送経路を偏
向するためのソレノイドをI/O85を介して制御し、
高圧電源ユニット99をI/O85を介して制御する。
高圧電源ユニット99は帯電チャージャ39,転写チャ
ージャ52,分離チャージャ53および現像器40,4
1の現像バイアス電極(現像ローラ)へCPU81から
のPWM信号によって得られたデューティ比だけそれぞ
れ所定の高圧電圧を印加する。
【0039】この実施例は転写紙搬送に関する各部をド
ライバ100により駆動するが、これらのドライバ10
0は給紙コロ47,48,49を回転させる給紙クラッ
チ,レジストローラ50を回転させるレジストクラッ
チ,カウンタ,モータ,トナー補給器42,43を動作
させるトナー補給ソレノイド,パワーリレー,定着装置
56のヒータなどがある。CPU81はドライバ100
をI/O86を介して制御し、仕分け装置13をシリア
ルインターフェース(USARP)87を介して制御す
ることにより所定のタイミングでコピーを搬送させて各
トレイ771,772,773・・・に排出させる。ま
た、上記スキャナ及び書き込み部101は画像処理基板
24を含む画像制御回路102と接続され、CPU81
がA/D変換器88を介して接続されている。CPU8
1は書き込み部の半導体レーザ26の出力パワーを一定
に調整するために、アナログ入力部97により入力され
る半導体レーザ26からのモニタ信号が半導体レーザ2
6の点灯時に予め設定された基準電圧(半導体レーザ2
6の出力パワーが3mWとなるような値に設定されてい
る)に一致するようにA/D変換器88を介して書き込
み部内の半導体レーザ26の出力パワーを制御する。
【0040】また、オペレーション関係の制御を行うC
PU82は複数のシリアルポート(USARP)103
〜106,カレンダーIC107,ROM108,RA
M109,アドレスデコーダ110,アドレスラッチ1
11,ゲートアレー112に接続され、シリアルポート
103〜106は操作部113,スキャナ制御回路11
4,アプリケーション(CPU82と外部機器とのイン
ターフェース)115,エディター116が接続されて
いる。操作部113は操作者が入力を行うためのキー及
びこの複写機の状態表示を行うための表示器を有し、キ
ー入力情報をシリアルポート103を介してCPU82
へシリアル送信により知らせる。CPU82はそのキー
情報により操作部113の表示器の点灯,消灯を判断
し、その結果をシリアルポート103を介して操作部1
13へシリアル送信する。操作部113はそのCPU8
2からの情報により表示器の点灯,消灯を行う。
【0041】スキャナ制御回路114はスキャナにおけ
るスキャナサーボモータの駆動制御及び画像処理,画像
読み取りに関する情報をシリアルポート104を介して
CPU82との間でシリアル通信すると共に自動原稿給
紙装置12とCPU82との間のインターフェース処理
をシリアルポート104を介して行ってスキャナの制御
を行う。アプリケーション115はファクシミリ部,プ
リンタ部等の外部機器とCPU82との間のインターフ
ェースであり、予め設定されている情報内容をシリアル
ポート105を介して外部機器,CPU82とやり取り
する。エディタ116は編集機能を入力するユニットで
あり、操作者の入力した画像編集データ(マスキング,
トリミング,イメージシフト等)をシリアルポート10
6を介してCPU82にシリアル送信する。カレンダー
IC107は日付と時間を記憶しており、CPU82は
カレンダーIC107を随時呼び出して操作部113の
表示器への現在時刻の表示やこの実施例の機械のオン/
オフをタイマ制御する。
【0042】ゲートアレイ112はCPU82からのセ
レクト信号により次の3方向に画像データ(DATA0
〜DATA7)と同期信号とを出力する。まず、ゲート
アレイ112は、スキャナ制御回路114から画像制御
回路102へ画像データを出力するが、この場合スキャ
ナのCCD23からA/D変換器を介して8bitのデ
ータ(ただし4bit,1bitにもできる)で連送さ
れてくる画像信号を書き込み部よりの同期信号PMSY
NCに同期して画像制御回路102へ出力する。また、
ゲートアレイ112は、CPU82からのセレクト信号
によりスキャナのCCD23からA/D変換器を介して
1bitのデータ(2値)で連送されてくる画像信号を
アプリケーション115へパラレルに出力する。アプリ
ケーション115はそのゲートアレイ112からの画像
信号をプロッタ等の出力装置に出力する。さらに、ゲー
トアレイ112は、CPU82からのセレクト信号によ
りアプリケーション115からの画像信号を画像制御回
路102に出力するが、この場合アプリケーション11
5に接続されているファクシミリ部等の入力装置からの
1bitのデータ(2値)で連送されてくる画像信号を
書き込み部からの同期信号PMSYNCに同期して画像
制御回路102へ出力する。
【0043】図6は上記スキャナの回路構成を示すブロ
ック図である。原稿台20上の原稿117が光源15お
よび反射鏡16により照明されてその反射光がCCD2
6に結像され、CCD26からのアナログ画像信号がイ
メージプロセッサ118において信号処理回路119に
より増幅されて光量補正される。この信号処理回路11
9の出力信号はA/D変換器120によりデジタル多値
信号に変換され、シェーディング補正回路121により
シェーディング補正されてイメージプロセスユニット
(IPU)122に印加される。
【0044】図7はIPU122の構成を示すもので、
シェーディング補正回路121からの8bitの画像信
号はMTF補正回路123により高域が強調され、変倍
回路124により電気的に変倍されてγ補正回路125
により入出力特性が機械の特性に合わせて最適になるよ
うに補正される。γ補正回路125からの画像信号は4
bit化回路126により4bitの画像信号に変換さ
れ、2値化回路127により予め設定された固定しきい
値と比較されて2値化される。また、ディザ回路128
はγ補正回路125からの画像信号より1bitのデー
タで面積階調を作り出し、図8に示すような8bitの
データ,4bitのデータ,2bitのデータという3
タイプのデータが2値化回路127,4bit化回路1
26,2値化回路127およびディザ回路128から得
られる。これらのデータはデータ深さ切換機構を構成す
るスイッチ129,130によりいずれか1つが選択さ
れ、画像信号DATA0〜DATA7として出力され
る。
【0045】スキャナ制御回路114はCPU82から
の指示に従って蛍光灯安定器131を介して蛍光灯15
のオン/オフ及び光量を制御すると共に、タイミング制
御回路132,IPU122内の変倍回路124,スキ
ャナサーボモータ133を制御する。スキャナサーボモ
ータ133の駆動軸にはロータリエンコーダ134が連
結されていてスキャナサーボモータ133の回転検出信
号をスキャナ制御回路114に出力し、位置センサ13
5は第1キャリッジおよび第2キャリッジが基準位置に
いることを検知してその検知信号をスキャナ制御回路1
14に出力する。変倍回路124はスキャナ制御回路1
14によって設定された主走査側の倍率データに従って
画像信号の変倍を行う。タイミング制御回路132はス
キャナ制御回路114からの指示に従って各信号を出力
する。即ち、タイミング制御回路132は原稿117の
読み取り時にCCD26に対して1ライン分の画像信号
をホトエレメントからシフトレジスタへ転送させるため
の転送信号と、シフトレジスタ内の画像信号を1bit
づつ出力させるためのシフトクロックパルスとを与え、
ゲートアレイ112へ画素同期クロックパルスCLK,
主走査同期パルスLSYNC,主走査有効期間信号LG
ATEなどを出力する。
【0046】画素同期クロックパルスCLKはCCD2
6に与えられるシフトクロックパルスとほぼ同一の信号
であり、主走査同期パルスLSYNCは書き込み部の同
期検知用センサからの主走査同期信号PMSYNCとほ
ぼ同一の信号であるが、画素同期クロックパルスCLK
に同期して出力される。主走査有効期間信号LGATE
は画像信号DATA0〜DATA7が有効なデータであ
るとみなされるタイミングで高レベルになる。この実施
例ではCCD26は1ライン当り4800bitの有効
データを出力する。
【0047】スキャナ制御回路114はCPU82から
原稿読み取り開始の指示を受けると、蛍光灯15を点灯
させてスキャナサーボモータ133の駆動を開始し、タ
イミング制御回路132を制御してCCD26に原稿1
17の読み取りを開始させる。また、スキャナ制御回路
114は副走査有効期間信号FGATEを高レベルにセ
ットし、原稿を副走査方向へ最大読み取り長さ(この例
ではA4サイズの長さ)を走査するに要する時間が経過
した時に副走査有効期間信号FGATEを低レベルにす
る。
【0048】第9図は、上記操作部を示す正面図であ
る。操作部の中央には、各種の表示を行う表示パネル1
41が設けられ、この表示パネル141の上方にオペレ
ータ検出装置の検出部142とガイダンス表示部143
とが設けられている。また、表示パネル141の下方に
は、自動濃度キー144、濃度調整キー145、自動用
紙選択キー146、用紙選択キー147、等倍キー14
8、拡大キー149、縮小キー150がそれぞれ設けら
れている。さらに、表示パネル141の図示右側には、
テンキー151、エンターキー152、スタートキー1
53、ガイダンスキー154等の各種キーと、ガイダン
スキー表示部155,タイマー表示部156等の各種の
表示部を有するキー群・表示器群157が配置されてい
る。
【0049】一方、表示パネル141の図示左側には、
400×256dotの液晶表示部(LCD)およびタ
ッチパネルが設けられており、これは図11に示すよう
にメニューキー158、スクロールキー159、ユーテ
ィリティーキー160、ガイダンスキー161、コント
ラスト調整ツマミ162、拡張機能表示部163、タッ
チパネル164がある。このLCDは通常、第10図に
示すようなメニュー画面を表示している。この画面は、
機械に組み込まれている機能(アプリケーションの機
能)が全て表示されており、オペレータがその機能表示
部をタッチすることによりアプリケーションが選択でき
るように設定されている。
【0050】第12図はこの実施例のシステム全体を示
すブロック図である。このシステムは大きく分けて、コ
ピー部165とアプリケーション部に分かれ、アプリケ
ーション部はアプリケーション・コントローラ部16
6、ファイル部167、ファクシミリ部168、プリン
タ部169により構成されている。LCD部170は操
作部の一部であり、コピー部165は図5で説明した通
りであって主制御部171,スキャナ部172,画像処
理部173,プロッタ部174および操作部(LCD部
170と他の部分175からなる)に分けられる。主制
御部171は上述のCPU82,ROM108,RAM
109と、ビデオ・インターフェース176およびシリ
アル・インターフェース177〜179とにより構成さ
れる。スキャナ部172は上記スキャナを制御する部分
であり、画像処理部173は画像処理基板24を含む部
分であってスキャナからの画像信号の処理を上述のよう
に行う。プロッタ部174は上記プロッタを制御する部
分であり、CPU82はビデオ・インターフェース17
6およびシリアル・インターフェース171を介してス
キャナ部172,画像処理部173,プロッタ部174
および操作部175を制御する。
【0051】LCD部170はCPU・SCI(シリア
ル・インターフェース)180、ROM・RAM18
1、VRAM182、LCDコントローラ(LCDC)
183、キャラクタ・ジェネレータ(CG)184、タ
ッチパネル入力回路185およびインターフェース(I
F)186により構成され、CPU(CPU・SCI1
80)はタッチパネル164からタッチパネル入力回路
185を介して入力された情報をSCI178を介して
CPU82へ送ると共に、CPU82からSCI178
を介して送られてきた情報によりCG184を用いてL
CDC183を介してLCD187に上述のような表示
を行わせる。また、CPU180はIF186を介して
アプリケーション・コントローラ部166と接続され、
タッチパネル164からタッチパネル入力回路185を
介して入力された情報をIF186を介してアプリケー
ション・コントローラ部166へ送ると共にアプリケー
ション・コントローラ部166からIF186を介して
入力された情報によりCG184を用いてLCDC18
3を介してLCD187に表示を行わせる。
【0052】アプリケーション・コントローラ部166
は、CPU188、ROM189、RAM190、タイ
マ191、割込み制御回路192、DMAコントローラ
(DMAC)193,194、イメージメモリ195、
CEP(コンプレッション・エクスパンション・プロセ
ッサ)196、バスアービタ197、画像回転を行うた
めの回転部198、ビデオ・インターフェース199、
SCI200が搭載され、ROM189上には複数のア
プリケーションを同時に実行できるようにマルチタスク
OS(オリジナル ソフトウェア)が搭載されている。
また、このROM189には、コピー部165の主制御
部171におけるSCI176からの画像データをビデ
オ・インターフェース199を介してイメージメモリ1
95に入力したり、イメージメモリ195から画像デー
タを出力したりする機能や、各アプリケーション間の調
停を行うシステム部も搭載されている。このアプリケー
ション・コントローラ部166はコピー部165および
各アプリケーション167,168,169やLAN
(Local Area Network)187が接
続されている。
【0053】プリンタ部169は、マルチタスクOS上
で動作させるプリンタ・アプリケーション・ソフトウェ
アを格納したROM201と、外部システムからの文書
ファイルを受信する為のRS232C,セントロニクス
などの通信デバイス202、CGROM203、フロッ
ピーディスク装置コントローラ(FDC)204、AG
DC(Advanced Graphic Displ
ay Controller)205が搭載されてい
る。CPU188はROM201内のプリンタ・アプリ
ケーション・ソフトウェアおよびICカードからなるエ
ミュレーション・カード208により外部システムから
の文書ファイルをRS232C,セントロニクスなどの
通信デバイス204を介して受信し、CGROM20
3,ICカードからなるフォントカード207を用いて
イメージメモリ195上に展開する。また、CPU18
8はFDC204を介してフロッピーディスク装置20
6を制御してフロッピーディスクから画像データを再生
させ、この画像データをFDC204を介してAGDC
205によりイメージメモリ195上に展開させる。
【0054】ファクシミリ部168は、マルチタスクO
S上で動作させるファクシミリ・アプリケーション・ソ
フトウェアを搭載したROM209、公衆回線を通じて
送られてきたデータを受信する為のCCU(コミュニケ
ーション・コントロール・ユニット)210、受信デー
タを保持するためのSAF(スタック・アンド・フォワ
ード)メモリ211、それらをコントロールするCPU
212、RAM213が搭載されている。CPU188
はROM209内のファクシミリ・アプリ(アプリケー
ション)・ソフトにより、SAFメモリ211に保持さ
れた受信データをCEP196で伸長してイメージメモ
リ195上に展開したり、スキャナからイメージメモリ
195上に送られた画像データをCEP196で圧縮し
てSAFメモリ211に書き込む動作を行う。また、C
PU212は、公衆回線を通じてCCU210に送られ
てきたデータをSAFメモリ211に書き込んだり、S
AFメモリ211のデータを読み出して公衆回線に流し
たりする。
【0055】ファイル部167は、マルチタスクOS上
で動作させるファイル・アプリケーション・ソフトウェ
アを搭載したROM214と、光磁気ディスク装置(O
DD)215,ハードディスク装置216を接続するた
めのSCSIデバイスなどのインターフェース217、
変倍処理を行うLDC218が搭載されている。CPU
188はROM214内のファイル・アプリケーション
・ソフトウェアによりODD215でOD(光磁気ディ
スク)から読み取ったデータをCEP196で伸長して
イメージメモリ195上に展開したり、スキャナーから
イメージメモリ195上に送られた画像データをCEP
196で圧縮してODD215によりODに書き込んだ
りする。
【0056】主制御部171のCPU82は、スキャナ
部172、プロッタ部174を介してスキャナ、プロッ
タ、画像処理部173、操作部170,175の管理を
行っており、同時にスキャナ、画像処理部173、プロ
ッタ、操作部170,175を使用してコピー・モード
の実行も行っている。アプリケーション・コントローラ
部166は、各アプリケーションの機能の実行、スキャ
ナ,プロッタと各アプリケーションとの画像データの受
け渡しをイメージメモリ195を介して行う調停を行っ
ている。
【0057】図13は本実施例の電源部を示す。本実施
例では、商用電源に接続される電源コード221は端子
台222及びノイズフィルタ223を介してメインの電
源スイッチ224の可動接片側とサブの電源スイッチ2
25の可動接片端側に接続され、電源スイッチ224の
常開接点側とサブの電源スイッチ225の常開接点側が
メインの電源ユニット226及びスキャナ用電源ユニッ
ト227の各入力側に接続される。電源ユニット226
及び電源ユニット227は、電源スイッチ224、22
5のいずれか一方又は両方のオンで商用電源から端子台
222及びノイズフィルタ223を介してAC100V
の交流入力が供給され、電源スイッチ224、225の
両方のオフでAC100Vの交流入力が遮断される。ま
た、電源ユニット226はメイン制御板229や仕分け
装置13、システム制御関係等の各部に直流電圧を印加
し、電源ユニット227はスキャナ制御回路114を含
むスキャナ関係の部分(スキャナ制御部)228や自動
原稿給紙装置12、操作部170、175などに直流電
圧を印加する。メイン制御板229はCPU82やRO
M108、RAM109、アドレスデコーダ110、シ
リアルインターフェイス103〜106などからなる。
【0058】電源スイッチ224の常開接点側は図14
にも示すように電源ユニット226において電源スイッ
チ224がオンであるかオフであるかを検出する検出回
路の入力側AC1,AC2に接続される。この検出回路
は図1に示すようにダイオード230〜233、抵抗2
34,235、コンデンサ236、フォトカプラ237
からなり、電源スイッチ224の常開接点側からの入力
電圧はダイオード230〜233により整流されてコン
デンサ236及び抵抗234により平滑された後にフォ
トカプラ237を経てメイン制御板229におけるCP
U82に入力される。
【0059】フォトカプラ237の出力側はプルアップ
抵抗238を介してメイン制御板229の電源端子に接
続され、フォトカプラ237の出力信号は電源スイッチ
224がオフであれば高レベルになって電源スイッチ2
24がオンであれば低レベルになる。電源スイッチ22
4は図15に示すように本実施例の前面側に設けられ、
電源スイッチ225は図16に示すように本実施例の後
面に設けられている。
【0060】メイン制御板229は、図17〜図19に
示す制御フローを実行する制御手段を構成する。メイン
制御板229は、図17に示すようにフォトカプラ23
7からの入力信号をチェックして電源スイッチ224が
オンであるかオフであるかをチェツクし、電源スイッチ
224がオンである場合には通常の状態であるから何も
行わずに後述のファクシミリ(FAX)動作中の処理に
移行する。
【0061】また、メイン制御板229は、電源スイッ
チ224がオフである場合には操作部113の表示を全
て消し、複写(コピー)動作中であるか否かをチェック
する。メイン制御板229は、複写動作中であれば後述
の複写動作中の処理に進み、複写動作中でなければファ
クシミリ動作中であるか否かをチェックする。メイン制
御板229は、ファクシミリ動作中であれば後述のファ
クシミリ動作中の処理に移行する。また、メイン制御板
229は、操作部113の表示が既に全てオフとなって
いる場合には操作部113のキー操作を無効とし、操作
部113のファクシミリ受信可能を示す発光ダイオード
(LED)を点灯させる。
【0062】図18は上記ファクシミリ動作中の処理を
示す。メイン制御板229は、自動原稿給紙装置12か
らの信号により自動原稿給紙装置12が原稿搬送中であ
るか否かを判断して自動原稿給紙装置12が原稿搬送中
である場合には原稿が止まるまで待つ。次に、メイン制
御板229は、原稿台20上の原稿を検知する原稿検知
センサからの検知信号により、原稿台(コンタクトガラ
ス)20上に原稿が有るか否かを判断する。
【0063】メイン制御板229は、原稿台20上に原
稿が有る場合にはスキャナが動作中(原稿第20上の原
稿の読み取り中)であるか否かを判断してスキャナが動
作中であればスキャナが原稿の読み取り動作を終了する
まで待つ。次に、メイン制御板229は、原稿台20上
の原稿が自動原稿給紙モードで自動原稿給紙装置12
(DF)により給紙されたものであるか、圧板モードで
手動にてセットされたものであるかを判断し、原稿台2
0上の原稿が自動原稿給紙装置12により給紙されたも
のである場合には原稿台20上の原稿を自動原稿給紙装
置12に排出させる。
【0064】次に、メイン制御板229は、用紙(転写
紙:コピー紙)が本実施例の内部において搬送中である
か否かをチェックして用紙が搬送中であれば用紙の搬送
が終了するまで待つ。また、メイン制御板229は、原
稿台20上に原稿が無い場合には既に原稿の読み取り、
排出が終了しているものとみなして用紙が搬送中である
か否かをチェックして用紙が搬送中であれば用紙の搬送
が終了するまで待つ。
【0065】図20は上記ファクシミリ動作中の処理を
示す。メイン制御板229は、まず、ファクシミリ送信
処理中であるか否かを判断し、ファクシミリ送信処理中
ではない場合にはファクシミリ受信中であると判断して
リターンし動作を継続する。また、メイン制御板229
は、ファクシミリ送信処理中である場合には自動原稿給
紙装置12からの信号により自動原稿給紙装置12が原
稿給紙中であるか否かを判断し、自動原稿給紙装置12
が原稿給紙中である場合には自動原稿給紙装置12が原
稿給紙を終了してから原稿台20上の原稿を排出させて
送信ファイルをイメージメモリ195などから削除す
る。
【0066】また、メイン制御板229は、自動原稿給
紙装置12が原稿給紙中ではない場合には上記原稿検知
センサからの検知信号により原稿台20上に原稿が有る
か否かをチェツクし、原稿台20上に原稿が無い場合に
はさらに自動原稿給紙装置12における原稿給紙台67
上の原稿を検知するセンサからの検知信号により原稿給
紙台67上の原稿の有無をチェックする。そして、メイ
ン制御板229は、原稿給紙台67上に原稿が無い場合
には全ての原稿の読み取りが終了したものと判断し、送
信ファイルを有効にして保存する。
【0067】また、メイン制御板229は、原稿給紙台
67上に原稿が残っている場合にはファクシミリ送信処
理が中断したものと判断し、送信ファイルをイメージメ
モリ195などから削除する。また、メイン制御板22
9は、原稿台20上に原稿が有る場合にはスキャナ動作
中(原稿読み取り中)であるか否かを判断し、スキャナ
動作中である場合にはスキャナ動作が終了するまで待
つ。
【0068】メイン制御板229は、スキャナ動作が終
了すると、原稿台20上の原稿が自動原稿給紙装置12
により給紙されたものであるか否かを判断し、原稿台2
0上の原稿が自動原稿給紙装置12により給紙されたも
のである場合には原稿台20上の原稿を自動原稿給紙装
置12に排出させる。そして、メイン制御板229は、
自動原稿給紙装置12における原稿給紙台67上の原稿
を検知するセンサからの検知信号により原稿給紙台67
上の原稿の有無をチェックすることで原稿が最終原稿で
あったかどうかをチェックし、原稿給紙台67上に原稿
が無い場合には全ての原稿の読み取りが終了したものと
判断して送信ファイルを有効にして保存する。また、メ
イン制御板229は、原稿給紙台67上に原稿が残って
いる場合にはファクシミリ送信処理が中断したものと判
断し、送信ファイルをイメージメモリ195などから削
除する。また、メイン制御板229は、原稿台20上の
原稿が自動原稿給紙装置12により給紙されたものでは
ない場合には圧板モードでのファクシミリ送信処理が中
断したものと判断し、送信ファイルをイメージメモリ1
95などから削除する。
【0069】この実施例では、ファクシミリ機能が複合
可能で2つの電源スイッチ224,225及び複写機能
を有し、原稿上に圧板を被せて複写を行う圧板複写動作
が可能な複合複写機からなる画像形成装置において、2
つの電源スイッチ224,225のうちの1方のスイッ
チ224のオン/オフを検出する検出手段230〜23
7と、この検出手段の検出信号により圧板複写動作中に
電源スイッチ224,225の一方だけがオフされた場
合に原稿読み取り動作を終了させ、既に給紙された複写
用紙が排出された時点で動作を停止させる制御手段たる
メイン制御板229とを備えたので、電源スイッチ22
4がオフされた時に既に給紙されている用紙のジャムの
発生を防止することができる。
【0070】なお、本実施例では2つの電源スイッチ2
24,225のうちの1方のスイッチ224のオン/オ
フを検出して圧板複写動作中に電源スイッチ224,2
25の一方だけがオフされた場合に原稿読み取り動作を
終了させて既に給紙されている複写用紙が排出された時
点で動作を停止させたが、2つの電源スイッチ224,
225のうちの他の1方のスイッチ224又は両方のオ
ン/オフを検出手段で検出し、圧板複写動作中に電源ス
イッチ224,225の一方だけがオフされた場合に原
稿読み取り動作を終了させて既に給紙された複写用紙が
排出された時点で動作を停止させるようにしてもよい。
【0071】また、本実施例では、自動原稿給紙装置1
2を使用して複写動作を行っている場合で、既に自動原
稿給紙装置12により給紙動作を開始した原稿がある時
に検出手段により2つの電源スイッチの一方だけのオフ
を検出した場合に自動原稿給紙装置12に給紙動作を開
始した原稿を排出させ、既に給紙された複写用紙が排出
された時点で動作を停止させるので、電源スイッチ22
4がオフされた時に既に給紙が開始されている原稿のジ
ャムの発生を防止することができる。
【0072】また、圧板ファクシミリ動作中に2つの電
源スイッチ224,225の一方だけのオフを検出した
場合には原稿読み取り動作が終了した時点で動作を停止
させるので、電源スイッチ224がオフされた場合にス
キャナが不適正な位置で停止することを防止することが
できる。また、圧板ファクシミリ動作のメモリ送信時に
2つの電源スイッチの一方だけのオフを検出した場合に
は送信ファイルを削除するので、不要な文章の送信を防
止することができる。
【0073】自動原稿給紙装置12を使用したファクシ
ミリ動作を行っている場合で、既に自動原稿給紙装置1
2により給紙動作を開始した原稿がある時に2つの電源
スイッチ224,225の一方だけのオフを検出した場
合には既に給紙した原稿を排出した時点で動作を停止さ
せるので、原稿台20上の原稿残りを防止することがで
きる。
【0074】また、メモリ送信時で最終原稿の読み取り
が終了した場合に送信ファイルを有効とするので、正常
に読み取られた文章は送信することができる。また、フ
ァクシミリ受信動作で書き込み部のみを使用している時
に2つの電源スイッチの一方だけのオフを検出した場合
には書き込み動作を中断させないので、電源スイッチの
オフ時にファクシミリ受信プリントを行っていた場合に
ジャムの発生を防止することができる。
【0075】また、2つの電源スイッチの一方だけのオ
フを検出した時点で操作部の表示を消すので、ユーザに
2つの電源スイッチの一方だけのオフを知らせることが
できる。また、2つの電源スイッチの一方だけのオフを
検出した場合にファクシミリ受信出力が可能であること
を示す表示を操作部に行わせるので、2つの電源スイッ
チの一方だけのオフ時にユーザにファクシミリ受信出力
が可能であることを知らせることができる。さらに、2
つの電源スイッチの一方だけのオフを検出した場合に全
てのキー操作を無効とするので、ユーザに2つの電源ス
イッチの一方だけのオフを知らせることができる。
【0076】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、ファクシミリ機能が複合可能で第1の電源スイッチ
及び第2の電源スイッチ、複写機能を有し、原稿上に圧
板を被せて複写を行う圧板複写動作が可能な画像形成装
置において、前記第1の電源スイッチと前記第2の電源
スイッチの少なくとも1方のスイッチのオン/オフを検
出する検出手段と、この検出手段の検出信号により圧板
複写動作中に前記第1の電源スイッチ及び前記第2の電
源スイッチの一方だけがオフされた場合に原稿読み取り
動作を終了させ、既に給紙された複写用紙が排出された
時点で動作を停止させる制御手段とを備えたので、電源
スイッチがオフされた時に既に給紙されている用紙のジ
ャムの発生を防止することができる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、ファクシミ
リ機能が複合可能で第1の電源スイッチ及び第2の電源
スイッチ、複写機能を有し、自動原稿給紙装置を使用し
て複写動作を行うことが可能な画像形成装置において、
前記第1の電源スイッチと前記第2の電源スイッチの少
なくとも1方のスイッチのオン/オフを検出する検出手
段と、前記自動原稿給紙装置を使用して複写動作を行っ
ている場合で、既に前記自動原稿給紙装置により給紙動
作を開始した原稿がある時に前記検出手段により前記第
1の電源スイッチ及び前記第2の電源スイッチの一方だ
けのオフを検出した場合に前記自動原稿給紙装置に給紙
動作を開始した原稿を排出させ、既に給紙された複写用
紙が排出された時点で動作を停止させる制御手段とを備
えたので、電源スイッチがオフされた時に既に給紙が開
始されている原稿のジャムの発生を防止することができ
る。
【0078】請求項3記載の発明によれば、ファクシミ
リ機能が複合可能で第1の電源スイッチ及び第2の電源
スイッチ、複写機能を有し、原稿上に圧板を被せてファ
クシミリ動作を行う圧板ファクシミリ動作、自動原稿給
紙装置を使用したファクシミリ動作が可能な画像形成装
置において、前記第1の電源スイッチと前記第2の電源
スイッチの少なくとも1方のスイッチのオン/オフを検
出する検出手段と、圧板ファクシミリ動作中に前記検出
手段により前記第1の電源スイッチ及び前記第2の電源
スイッチの一方だけのオフを検出した場合に原稿読み取
り動作が終了した時点で動作を停止させる制御手段とを
備えたので、電源スイッチがオフされた場合にスキャナ
が不適正な位置で停止することを防止することができ
る。
【0079】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の画像形成装置において、前記制御手段は圧板ファク
シミリ動作のメモリ送信時に前記検出手段により前記第
1の電源スイッチ及び前記第2の電源スイッチの一方だ
けのオフを検出した場合には送信ファイルを削除するの
で、不要な文章の送信を防止することができる。
【0080】請求項5記載の発明によれば、請求項3記
載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記自動
原稿給紙装置を使用したファクシミリ動作を行っている
場合で、既に前記自動原稿給紙装置により給紙動作を開
始した原稿がある時に前記検出手段により前記第1の電
源スイッチ及び前記第2の電源スイッチの一方だけのオ
フを検出した場合には既に給紙した原稿を排出した時点
で動作を停止させるので、原稿台上の原稿残りを防止す
ることができる。
【0081】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の画像形成装置において、前記制御手段は、メモリ送
信時で最終原稿の読み取りが終了した場合に送信ファイ
ルを有効とするので、正常に読み取られた文章は送信す
ることができる。
【0082】請求項7記載の発明によれば、請求項3記
載の画像形成装置において、前記制御手段は、書き込み
部のみを使用している時に前記検出手段により前記第1
の電源スイッチ及び前記第2の電源スイッチの一方だけ
のオフを検出した場合には書き込み動作を中断させない
ので、電源スイッチのオフ時にファクシミリ受信プリン
トを行っていた場合にジャムの発生を防止することがで
きる。
【0083】請求項8記載の発明によれば、請求項1、
2、3、5または7記載の画像形成装置において、前記
制御手段は、前記検出手段により前記第1の電源スイッ
チ及び前記第2の電源スイッチの一方だけのオフを検出
した時点で操作部の表示を消すので、ユーザに2つの電
源スイッチの一方のオフを知らせることができる。
【0084】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載の画像形成装置において、前記制御手段は前記検出手
段により前記第1の電源スイッチ及び前記第2の電源ス
イッチの一方だけのオフを検出した場合にファクシミリ
受信出力が可能であることを示す表示を操作部に行わせ
るので、2つの電源スイッチの一方だけのオフ時にユー
ザにファクシミリ受信出力が可能であることを知らせる
ことができる。
【0085】請求項10記載の発明によれば、請求項8
記載の画像形成装置において、前記制御手段は前記検出
手段により前記第1の電源スイッチ及び前記第2の電源
スイッチの一方だけのオフを検出した場合に全てのキー
操作を無効とするので、ユーザに2つの電源スイッチの
一方だけのオフを知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部を示す回路図である。
【図2】同実施例の概略を示す断面図である。
【図3】同実施例の書き込み部を示す平面図である。
【図4】同書き込み部を示す側面図である。
【図5】同実施例における複写機本体の回路構成を示す
ブロック図である。
【図6】同実施例の一部を示すブロック図である。
【図7】同実施例のIPUを示すブロック図である。
【図8】同IPUを説明するための図である。
【図9】同実施例における操作部を示す平面図である。
【図10】同操作部の一部の表示例を示す正面図であ
る。
【図11】同操作部のLCD部を示す正面図である。
【図12】同実施例のシステム構成を示すブロック図で
ある。
【図13】同実施例の電源部を示すブロック図である。
【図14】同電源部の一部を示すブロック図である。
【図15】同実施例の複写機本体を示す斜視図である。
【図16】同実施例の複写機本体を示す斜視図である。
【図17】同実施例の動作フローを示すフローチャート
である。
【図18】図17の一部を詳しく示すフローチャートで
ある。
【図19】図17の他の一部を詳しく示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
224,225 電源スイッチ 226,227 電源ユニット 229 メイン制御板 230〜237 検出回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−73658(JP,A) 特開 平6−6505(JP,A) 特開 昭54−154925(JP,A) 特開 昭60−126957(JP,A) 特開 平6−28266(JP,A) 特開 昭64−57870(JP,A) 特開 昭61−29271(JP,A) 特開 昭63−279655(JP,A) 特開 平2−14665(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 G03G 15/00 107 G03G 21/00 398

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ機能が複合可能で第1の電源
    スイッチ及び第2の電源スイッチ、複写機能を有し、
    稿台上の原稿に圧板を被せてファクシミリ動作を行う圧
    ファクシミリ動作、原稿給紙台から前記原稿台へ自動
    的に原稿を給紙する自動原稿給紙装置を使用したファク
    シミリ動作が可能な画像形成装置において、前記第1の
    電源スイッチと前記第2の電源スイッチの少なくとも1
    方のスイッチのオン/オフを検出する検出手段と、圧板
    ファクシミリ動作中に前記検出手段により前記第1の電
    源スイッチ及び前記第2の電源スイッチの一方だけのオ
    フを検出した場合に原稿読み取り動作が終了した時点で
    動作を停止させる制御手段とを備え、前記検出手段が前
    記第1の電源スイッチと前記第2の電源スイッチの少な
    くとも1方のスイッチのオフを検出した場合で前記制御
    手段が原稿読み取り動作が終了した時点で動作を停止さ
    せる際に、前記原稿台上の原稿が前記自動原稿給紙装置
    より給紙されたものであるか否かと、残りの原稿が前記
    自動原稿給紙装置に有るかどうかとに基づき原稿読み取
    り動作が正常に終了したかどうかを判断して原稿読み取
    り動作が正常に終了したと判断したと判断した場合には
    送信ファイルを保存し、原稿読み取り動作が正常に終了
    しなかったと判断した場合には送信ファイルを削除する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は圧板ファクシミリ動作のメモリ送信時に前
    記検出手段により前記第1の電源スイッチ及び前記第2
    の電源スイッチの一方だけのオフを検出した場合には送
    信ファイルを削除することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は、前記自動原稿給紙装置を使用したファク
    シミリ動作を行っている場合で、既に前記自動原稿給紙
    装置により給紙動作を開始した原稿がある時に前記検出
    手段により前記第1の電源スイッチ及び前記第2の電源
    スイッチの一方だけのオフを検出した場合には既に給紙
    した原稿を排出した時点で動作を停止させ、原稿読み取
    り動作が終了した場合 には送信ファイルを保存し、原稿
    読み取り動作が終了しなかった場合には送信ファイルを
    削除することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は、前記自動原稿給紙装置に残りの原稿が無
    い場合にはすべての原稿の読み取りが終了したものと判
    断して送信ファイルを有効にして保存し、前記自動原稿
    給紙装置に残りの原稿が有る場合にはファクシミリ送信
    処理が中断したものと判断して送信ファイルを削除する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は、書き込み部のみを使用している時に前記
    検出手段により前記第1の電源スイッチ及び前記第2の
    電源スイッチの一方だけのオフを検出した場合には書き
    込み動作を中断させないことを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1、3または5記載の画像形成装置
    において、前記制御手段は、前記検出手段により前記第
    1の電源スイッチ及び前記第2の電源スイッチの一方だ
    けのオフを検出した時点で操作部の表示を消すことを特
    徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は前記検出手段により前記第1の電源スイッ
    チ及び前記第2の電源スイッチの一方だけのオフを検出
    した場合にファクシミリ受信出力が可能であることを示
    す表示を操作部に行わせることを特徴とする画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】請求項記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は前記検出手段により前記第1の電源スイッ
    チ及び前記第2の電源スイッチの一方だけのオフを検出
    した場合に全てのキー操作を無効とすることを特徴とす
    る画像形成装置。
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