JPH10123883A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10123883A
JPH10123883A JP8282164A JP28216496A JPH10123883A JP H10123883 A JPH10123883 A JP H10123883A JP 8282164 A JP8282164 A JP 8282164A JP 28216496 A JP28216496 A JP 28216496A JP H10123883 A JPH10123883 A JP H10123883A
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JP
Japan
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mode
copy
setting
key
image forming
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JP8282164A
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English (en)
Inventor
Kentaro Nagatani
健太郎 永谷
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去に設定した内容をより有効に活用するこ
とのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、画像形成動作
の実行に伴い、該画像形成動作実行時の設定内容を記憶
する記憶手段と、記憶手段に記憶している設定内容を順
に表示する表示手段と、表示手段により表示された複数
の設定内容の1つを選択する選択手段と、選択手段によ
り選択された設定内容を設定する設定手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機などの画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置には、利用者が
直接設定する項目が幾つかある。例えば複写機では、コ
ピー枚数、複写倍率、原稿サイズ、使用する給紙カセッ
トの選択、両面コピーや片面コピーといったコピーの種
類の設定、コピー濃度、綴じ代の設定、両面又は片面と
いった原稿の種類の特定等の設定項目が挙げられる。以
下、これらの項目により設定される内容を複写モードと
いう。利用者は、複写機に備えられる操作パネルを操作
してこれらの項目の設定を行った後に、コピーを実行す
る。通常の複写機では、次の利用者が、前に設定された
複写モードを変更した場合、または、複写機の電源の再
投入を行った場合、変更前の複写モードは消去される。
これに対して、利用者の指定する複写モードを記憶して
おき、必要に応じて当該複写モードを呼び出す機能を備
える画像形成装置が提案されている。この画像形成装置
において、利用者は、頻繁に使用する複写モードを指定
して記憶させておくと、その複写モードを迅速に設定で
きるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】利用者の指定する複写
モードを記憶しておき、必要に応じて当該複写モードを
呼び出す機能を備える画像形成装置では、利用者が記憶
させ忘れたり、当初は記憶させる必要のないと思われた
設定内容(複写モード)が、後になって繰り返し要求さ
れるといった不測の場合に全く対応することができな
い。このような場合、利用者は自己の記憶を頼りに再設
定せねばならず、不便である。
【0004】本発明の目的は、過去に設定した内容をよ
り有効に活用することのできる画像形成装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、画像形成動作の実行に伴い、該画像形成動作実行時
の設定内容(画像形成を行う枚数、用紙のサイズ、及
び、濃度等)を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶し
ている複数の設定内容を順に表示する表示手段と、表示
手段により表示された設定内容の1つを選択する選択手
段と、選択手段により選択された設定内容を設定する設
定手段とを備える。なお、上記構成の画像形成装置にお
いて、さらに、部門を指定する指定手段を備え、記憶手
段は、部門別に画像形成動作実行時の設定内容を記憶
し、表示手段は、指定手段により指定された部門につい
て、記憶手段に記憶している複数の設定内容を順に表示
することが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を用いて、本発
明の画像形成装置の実施形態である複写機について説明
する。図1は、複写機の構成を示す図である。本複写機
は、原稿カバーを兼ねる自動原稿搬送装置1を備え、原
稿台上に載置された原稿の画像データを読み取る画像読
取部100と、画像読取部100において読み取った原
稿の画像データに基づいて用紙上に画像を形成するプリ
ンタ部200とに大きく分けられる。画像読取部100
において、自動原稿搬送装置1は、原稿トレイ1aにセ
ットされた原稿を順にプラテンガラス2上の所定の位置
に載置する。画像の読取処理が終了した原稿は、原稿排
紙トレイ1bに排紙される。自動原稿搬送装置1により
プラテンガラス2上に載置された原稿は、スキャナ3の
備えるランプ4により照射される。原稿面からの反射光
は、ミラー5,6,7、結像レンズ8、ミラー9を介し
て感光体ドラム10の表面を露光する。露光ランプ4及
びミラー5で構成されるスキャナ3は、モータ11によ
り矢印の方向(副走査方向)に速度Vで移動して、原稿
全体を走査する。スキャナ3の移動に伴いミラー6及び
7は、矢印の方向(副走査方向)に速度V/2で移動す
る。スイッチSW500,SW501は、スキャナ3の
定位置、画像先端位置を検出するセンサとして働く。プ
リンタ部200において、感光体ドラム10の表面は、
1複写毎に露光を受ける前にイレーサランプ12aで除
電され、帯電チャージャ13により一様に帯電されてい
る。この状態で露光を受けると、感光体ドラム10の表
面には、原稿に応じた静電潜像が形成される。とじ代モ
ードの設定時には、像間イレーサ12bのオン/オフを
制御することで、とじ代の形成を行う。トナー現像器1
4は、感光体ドラム10上の静電潜像を現像する。給紙
カセット50又は51より適切な用紙が選択され、搬送
路55を通ってタイミングローラ対15まで搬送され
る。タイミングローラ対15は、感光体ドラム10上に
現像されたトナー像の先端部が用紙の所定位置に転写さ
れるタイミングで用紙を搬送する。転写チャージャ16
の働きにより、感光体ドラム10上に現像されたトナー
像は、タイミングローラ対15より搬送された用紙に転
写される。当該転写後に感光体ドラム10上に残留した
トナーは、クリーナ18により除去される。トナー像の
転写された用紙は、分離チャージャ17の働きにより感
光体ドラム10より分離されて搬送ベルト19に送ら
れ、定着装置20を通って定着された後に、搬送ローラ
対21に搬送される。搬送路切り換えレバー22は、用
紙搬送方向を切り換えるため、用紙をトレイ24へ排出
する位置と再給紙トレイ30へ搬送する位置とに、図示
しないソレノイドによって切り換え可能に設けられ、通
常は、用紙がトレイ24へ排出される位置にセットされ
ており、両面コピーの実行時には、再給紙トレイ30へ
用紙を搬送する位置へと切り換えられ、用紙を再給紙ト
レイ30へ搬送する。再給紙トレイ30は、両面コピー
実行時に搬送路29及び31を介して搬入された用紙を
一旦収容し、再度搬送路55に排出する。より具体的に
は、用紙が搬入された時、搬送ローラ32は、点線で示
す位置にセットされ、搬送路29及び31を搬送されて
くる用紙をトレイ底部に収納する。用紙がトレイ底部に
収納された後に、搬送ローラ32は実線で示す位置にセ
ットされ、表裏反転した状態でトレイ底部に収納されて
いる用紙を搬送路55に搬出する。
【0007】図2は、操作パネル300の正面図であ
る。操作パネル300上には、コピー枚数やコピー濃度
のほか、各種のモードを設定するための数多くのキーが
設けられている。プリントキー301は、コピー動作を
開始する際に用いるキーである。テンキー302は、コ
ピー枚数や部門番号等の数値を直接入力するためのキー
である。倍率選択キー群303は、コピー倍率を設定す
るためのキーである。LED群304は、倍率選択キー
群303の押下に対応して設定された倍率を点灯表示す
る。露光レベル選択キー305は、コピー濃度を調節す
るキーである。用紙選択キー306は、使用する用紙の
サイズを選択するためのキーである。2in1モード設定キ
ー307は、1枚の用紙に2ページ分のコピーを行う2i
n1モードを設定するためのキーである。2in1モードの設
定時には、LED308を点灯する。両面コピーモード
設定キー309は、両面コピーモードを設定するための
キーである。両面コピーモードの設定時には、LED3
10を点灯する。とじ代モード設定キー311は、コピ
ー用紙の端部にとじ代を形成するとじ代モードを設定す
るためのキーである。とじ代モードの設定時には、LE
D312を点灯する。イレースモード設定キー313
は、コピー用紙の端部をイレースするイレースモードの
設定を行うためのキーである。イレースモードの設定時
には、LED314を点灯する。OHP合紙モード設定
キー315は、コピー用紙としてOHP用紙を使用する
場合に、各OHP用紙の間に自動的に合紙用紙を挟んで
排出するOHP合紙モードを設定するためのキーであ
る。OHP合紙モードの設定時には、LED316を点
灯する。左ブック原稿モード設定キー317は、左開き
の本を複写する際、一度のプリント命令で見開きの2ペ
ージを分割して、別々の用紙にコピーする左ブック原稿
モードを設定するキーである。左ブック原稿モードの設
定時には、LED318を点灯する。右ブック原稿モー
ド設定キー319は、右開きの本を複写する際、一度の
プリント命令で見開きの2ページを分割して別々の用紙
にコピーする右ブック原稿モードを設定するキーであ
る。右ブック原稿モードが設定されている場合には、L
ED320を点灯する。表紙モード設定キー321は、
一連のコピーの先頭に通常のコピーとは別のカセットか
ら用紙を供給して出力する表紙モードを設定するための
キーである。表紙モードが設定されている場合には、L
ED322を点灯する。表示部350は、利用者により
設定されたコピー枚数やコピー倍率等の複写モードの設
定状況を表示する。キー323は、利用者の所属部門の
番号を入力するモードを設定するためのキーである。キ
ー323が押下された場合には、表示部350には、図
3のようなメッセージが表示される。モード呼出キー3
24は、入力された部門番号の過去に設定された複写モ
ードの内容を古いものから順に表示させるキーである。
モード呼出キー325は、入力された部門の過去に設定
された複写モードの内容を新しいものから順に表示させ
るキーである。本複写機では、自動的に記憶される過去
に設定された数多くの複写モードの中から、所望の複写
モードを見つけ出す際の負担を軽減するため、複写モー
ドを部門別にグループ分けして管理する。図4は、部門
別に最大で10組の複写モードを記憶する場合におい
て、表示部350に表示する複写モードの例を示す図で
ある。モード呼出キー324の押下に伴い表示部350
には、過去に設定された複写モードの内容が、モード
1、モード2、…、モード10の順で表示される。ま
た、モード呼出キー325の押下に伴い表示部350に
は、過去に設定された複写モードの内容が、モード1
0、…、モード2、モード1の順で表示される。利用者
は、所望する内容のモードが表示された場合にプリント
キー301を押下することで、その複写モードを設定す
ることができる。これにより、一定期間(一日だけ等)
に使用頻度が高くなるような複写モードや、もう一度後
から取り直す必要があるような複写モードを簡単な操作
で再設定することができる。なお、このモード呼出キー
324及び325の押下に伴う各モードの表示処理につ
いては、後にフローチャートを用いて説明する。
【0008】図5は、複写機の制御系を示す図である。
複写機本体は、CPUを備えるプリンタ制御部201に
より統括制御される。プリンタ制御部201には、自動
原稿搬送装置1(図中ADFと記載)、画像読取部10
0、プリンタ部200、及び、操作パネル300が接続
される他、ROM202、RAM203、及び、不揮発
性メモリ204が接続される。ROM202には、制御
プログラムが格納されている。RAM203は、プリン
タ制御部201による制御処理実行時におけるワーキン
グエリアとして使用される。不揮発性メモリ204は、
過去に設定された複写モードの内容を部門毎に記憶管理
するのに用いられる。プリンタ制御部201は、部門毎
に、過去に設定された10組の複写モードを不揮発性メ
モリ204に記憶及び管理する。操作パネル300を介
して、利用者により部門番号が入力された場合には、操
作パネル300上に備える表示部350に、複写モード
を最近設定されたものから順に表示する。また、部門番
号の入力の後に、ある設定項目(例えばコピー枚数等)
の指定がなされた場合には、当該指定された内容と同じ
設定内容を含む複写モードを検索し、該当するものがあ
れば、これを所定の順序で表示部350に表示する。図
6は、不揮発性メモリ204に記憶管理する部門別の複
写モードを示す図である。メモリ204は、合計20の
部門毎に、過去に設定された10組の複写モードを記憶
する。部門毎に記憶される複写モードは、最新のものか
ら順にモード1、モード2、…、モード10の識別番号
が付与される。以下、部門番号BNum(但し、0<BNum≦
20)におけるモードCTMOD(但し、0<CTMOD≦10)
の複写モードを、MODE(BNum,CTMOD)と表す。な
お、管理する部門の数、及び記憶する複写モードの数に
ついては、メモリの容量やシステムの処理能力等との関
係で適当に設定すればよい。
【0009】図7は、プリンタ制御部201の実行する
制御処理のメインルーチンのフローチャートである。ま
ず、電源投入に伴いRAM203のクリア等の初期設定
を行う(ステップS1)。1ルーチンの実行時間を規定
する内部タイマーをスタートさせる(ステップS2)。
操作パネル300上に設けてある種々のキーによる入力
を受け付けるキー受け付け処理を実行する(ステップS
3)。コピー終了時点で操作パネル300上の表示部3
50に表示している複写モードを、部門別に不揮発性メ
モリ204に記憶する(ステップS4)。設定されてい
る複写モードでコピーを実行する(ステップS5)。そ
の他の処理(ステップS6)を実行した後に、内部タイ
マーの終了を待って(ステップS7でYES)、上記ス
テップS2に戻る。
【0010】図8は、キー受け付け処理(図7、ステッ
プS3)のフローチャートである。ここでは、キー入力
に応じた各種モードの設定又は解除を行うと共に、その
設定内容を目視確認できるよに操作パネル300上に設
けるLEDの点灯又は消灯を行う。まず、テンキー30
2からのコピー枚数の設定を受け付け、設定されたコピ
ー枚数を表示部350に表示する(ステップS10)。
倍率選択キー群303の何れかのキーの押下に対応し
て、コピー倍率を設定し、押下されたキーの左側にある
LEDを点灯する(ステップS11)。露光レベル設定
キー305の操作に応じて、コピー濃度を調節する(ス
テップS12)。用紙選択キー306の押下に応答して
使用するコピー用紙のサイズ、及び、その用紙を供給す
るカセットの選定を行う(ステップS13)。2in1モー
ド設定キー307の操作に応答して、2枚の原稿を1枚
の原稿に合成してコピーする2in1モードの設定又は解
除、及び、2in1モードの設定又は解除に伴うLED30
8の点灯又は消灯を行う(ステップS14)。両面コピ
ーモード設定キー309の操作に応答して、両面コピー
モードの設定又は解除、及び、両面コピーモードの設定
又は解除に伴うLED310の点灯又は消灯を行う(ス
テップS15)。とじ代モード設定キー311の操作に
応答して、とじ代モードの設定又は解除、及び、とじ代
モードの設定又は解除に伴うLED312の点灯又は消
灯を行う(ステップS16)。イレースモード設定キー
313の操作に応答して、イレースモードの設定又は解
除、及び、イレースモードの設定又は解除に伴うLED
314の点灯又は消灯を行う(ステップS17)。OH
P合紙モード設定キー315の操作に応答して、OHP
合紙モードの設定又は解除、及び、OHP合紙モードの
設定又は解除に伴うLED316の点灯又は消灯を行う
(ステップS18)。左ブック原稿設定キー317の操
作に応答して、左ブック原稿モードの設定又は解除、及
び、左ブック原稿モードの設定又は解除に伴うLED3
18の点灯又は消灯を行う(ステップS19)。右ブッ
ク原稿設定キー319の操作に応答して、右ブック原稿
モードの設定又は解除、及び、右ブック原稿モードの設
定又は解除に伴うLED320の点灯又は消灯を行う
(ステップS20)。表紙モード設定キー321の操作
に応答して、表紙モードの設定又は解除、及び、表紙モ
ードの設定又は解除に伴うLED322の点灯又は消灯
を行う(ステップS21)。部門入力キー323の押下
に対応して、表示部350に図3に示す画面を表示し、
部門番号BNumの入力を要求する(ステップS22)。モ
ード呼出キー324又は325の受付処理を行い、上記
ステップS22において入力された部門番号BNumに対応
して不揮発性メモリ204に記憶してある10組の複写
モードの内、該当する複写モードを表示部350に表示
させる(ステップS23)。
【0011】図9は、モード呼出キー受付処理(図8、
ステップS23)のフローチャートである。まず、検索
モード設定ステートフラグがセットされているかを調べ
る(ステップS25)。当該検索モード設定ステートフ
ラグは、後に説明するステップS32においてセットさ
れるものであり、電源投入直後はセットされていない。
後に説明するが、この検索モード設定ステートフラグが
セットされると、部門番号BNum毎に、不揮発性メモリ2
04に記憶している各複写モードの組み合わせの中か
ら、利用者が予め指定した項目が設定されているものを
検索する処理を実行する。これにより、利用者は、不揮
発性メモリ204に記憶してある全ての複写モードの内
容をチェックする必要が無くなる。例えば、両面コピー
の設定されている複写モードの復帰を望む場合、このス
テートで検索対象の項目として両面コピーを決定してお
くと、過去に設定された複数の複写モードの内、両面コ
ピーの設定されている複写モードだけが表示される。検
索モード設定ステートフラグが設定されている場合には
(ステップS25でYES)、どの項目を検索対象とし
て複写モードの検索を行うかを決定する検索モード決定
処理を実行する(ステップS26)。検索モード設定ス
テートフラグが設定されていない場合には(ステップS
25でNO)、モード選択ステートフラグがセットされ
ているか否かを判断する(ステップS27)。このモー
ド選択ステートフラグは、後に説明するように、検索モ
ード決定処理終了後にセットされるフラグである。モー
ド選択ステートフラグがセットされている場合には(ス
テップS27でYES)、モード選択処理を実行する
(ステップS28)。このモード選択処理では、先の検
索モード決定処理(ステップS26)において検索対象
に決定された項目の設定されている複写モードの中から
所望する内容の複写モードを特定する。検索モード設定
フラグ及びモード選択ステートフラグの何れのフラグも
セットされていない場合(ステップS27でNO)、モ
ード呼出キー324及び325の入力の有無を調べる
(ステップS29及びS30)。ここで、何れかのモー
ド呼出キーが押下された場合には(ステップS29又は
S30でYES)、操作パネル300上の表示部350
にモード呼出に関する初期画面を表示した後に(ステッ
プS31)、検索モード設定ステートフラグをセットす
る(ステップS32)。
【0012】図10は、検索モード決定処理(図9、ス
テップS26)のフローチャートである。検索の対象と
なる項目の決定はプリントキー301の押下により行う
(ステップS33)。プリントキー301が押下された
場合(ステップS33でYES)、利用者により検索対
象とする項目が設定されているか否かを判断する(ステ
ップS34)。この判断は、操作パネル300上でデフ
ォルトで設定される初期モードと異なる複写モードが設
定されているか否かに基づいて行われる。設定されてい
る複写モードが初期モードと同じ場合には(ステップS
34でNO)、「指定無し」と判断する(ステップS3
6)。一方、設定されている複写モードが初期モードと
異なる場合には(ステップS34でYES)、「指定有
り」と判断し、初期モードと異なる内容が設定されてい
る項目を検索対象の項目に決定する(ステップS3
5)。この後、検索モード設定ステートフラグをリセッ
トし(ステップS37)、モード選択ステートフラグを
セットする(ステップS38)。なお、プリントキー3
01が押下されない場合には(ステップS33でN
O)、直ちにリターンする。
【0013】図11は、モード選択処理(図9、ステッ
プS28)のフローチャートである。まず、検索モード
決定処理(図9、ステップS26)において検索の対象
となる項目が決定されているか否かを確認する(ステッ
プS40)。ここで、検索の対象となる項目がある場合
には(ステップS40でYES)、不揮発性メモリ20
4に記憶されている過去に実行された複写モードのうち
検索対象の項目が設定されているものを検索するモード
検索処理を行った後(ステップS41)、検索された複
写モードの表示及びその内容に応じた操作パネル300
の設定を行う(ステップS43)。一方、検索対象に決
定された項目の設定されている複写モードが不揮発性メ
モリ204に記憶されていない場合には、記憶されてい
る複写モードを1つ1つ表示部350に表示し、所望の
複写モードを選択するモード切換処理を実行する(ステ
ップS42)。モード検索処理(ステップS41)及び
モード切換処理(ステップS42)の詳細については後
に説明する。次の表示処理(ステップS43)では、前
述と同じ処理、つまり、選択された複写モードの表示及
びその内容に応じた操作パネル300の設定を行なう。
【0014】図12は、モード検索処理(図11、ステ
ップS41)のフローチャートである。まず、過去に設
定された複写モードを古いものから順に表示させるモー
ド呼出キー324、及び、過去に設定された複写モード
を新しいものから順に表示させるモード呼出キー325
の押下を検出する(ステップS45、ステップS4
7)。ここで、モード呼出キー324が押下された場合
には(ステップS45でYES)、順方向フラグをセッ
トする(ステップS46)。モード呼出キー325が押
下された場合には(ステップS47でYES)、順方向
フラグをリセットする(ステップS48)。モード呼出
キー324又は325の何れかのキーが押下された場合
には、モード選択フラグがセットされているか否かを判
断する(ステップS51)。モード選択フラグがセット
されている場合には(ステップS51でYES)、CTMO
Dカウント処理を実行する(ステップS52)。CTMODと
は、不揮発性メモリ204に部門別に記憶されている複
数の複写モードを管理するためのカウント値であり、こ
のカウント値と複写モードとが1対1で対応している。
2回目以降に本ルーチンの処理を行う場合、このステッ
プS52ではCTMODの内容を順方向フラグの設定に応じ
て加減算する。即ち、順方向フラグがセットされている
場合には、CTMODの値を1つカウントアップする。順方
向フラグがセットされていない場合には、CTMODの値を
1つカウントダウンする。一方、モード選択フラグがセ
ットされていない場合には(ステップS51でNO)、
初めて本ルーチンの処理を行うと判断して、検索用デー
タリセット処理を実行する(ステップS53)。この検
索用データリセット処理では、順方向フラグに応じたCT
MOD値の設定、検索終了フラグのリセット、モード選択
フラグのセット等を行う。なお、CTMODの値は、順方向
フラグがセットされている場合には1にセットする。順
方向フラグがセットされていない場合には、各部門毎に
記憶されている複写モードの最大数CTMODmax(本複写機
の場合10)にセットする。検索終了フラグとは、指定
された部門番号BNumについて、不揮発性メモリ204に
記憶されている全ての複写モードの検索が終了した場合
にセットされる。上記CTMODカウント処理(ステップS
52)により決定されたCTMODの値により特定される複
写モードが検索対象の項目について同じように設定され
ているか否かを判断する(ステップS54)。ここで、
CTMODの値により特定される複写モードが検索対象の項
目について同じように設定されている場合(ステップS
54でYES)、図11に示すルーチンへリターンして
ステップS43の表示処理を実行し、検索した複写モー
ドを表示部350に表示する。一方、CTMODの値により
特定される複写モードが検索対象の項目について同じよ
うに設定されていない場合(ステップS54でNO)、
上記ステップS52と同様に順方向フラグの値に応じた
CTMODカウント処理を実行する(ステップS55)。該
当する部門について記憶されている全ての複写モードに
ついての上記ステップS54の判断が未だの場合には
(ステップS56でNO)、ステップS54に戻る。一
方、全ての複写モードについての判断が終了した場合に
は(ステップS56でYES)、検索終了フラグをセッ
トし(ステップS57)、モード選択フラグをリセット
し(ステップS58)、そしてモード選択ステートフラ
グをリセットする(ステップS59)。なお、上記ステ
ップS45及びS47において、モード呼出キー324
及び325の何れのキーも押下されなかった場合には
(ステップS47でNO)、プリントキーが押下された
か否かを判断する(ステップS49)。ここで、プリン
トキーが押下された場合には(ステップS49でYE
S)、その時点で設定されている部門番号BNum及び複写
モードの番号CTMODの値により特定されるMODE(BNu
m,CTMOD)の複写モードを設定する(ステップS5
0)。複写モードの設定の後に、モード選択フラグのリ
セット(ステップS58)、及び、モード選択ステート
フラグのリセットを行う(ステップS59)。一方、プ
リントキーが押下されなかった場合(ステップS49で
NO)には、リターンする。
【0015】図13は、モード切換処理(図11、ステ
ップS42)のフローチャートである。まず、過去に設
定された複写モードを古いものから順に表示させるモー
ド呼出キー324、及び、過去に設定された複写モード
を新しいものから順に表示させるモード呼出キー325
の押下を検出する(ステップS60、ステップS6
2)。ここで、モード呼出キー324が押下された場合
には(ステップS60でYES)、順方向フラグをセッ
トする(ステップS61)。モード呼出キー325が押
下された場合には(ステップS62でYES)、順方向
フラグをリセットする(ステップS63)。モード呼出
キー324又は325の何れかのキーが押下された場合
には、引き続きモード選択フラグがセットされているか
否かを判断する(ステップS66)。モード選択フラグ
がセットされている場合には(ステップS66でYE
S)、CTMODカウント処理を実行する(ステップS6
7)。CTMODとは、先に説明したように、不揮発性メモリ
204に部門別に記憶する複数の複写モードを管理する
ためのカウント値であり、このカウント値と複写モード
とが1対1で対応している。2回目以降に本ルーチンの
処理を行う場合、このステップS67ではCTMODの内容
を順方向フラグの設定に応じて加減算する。即ち、順方
向フラグがセットされている場合には、CTMODの値を1
つカウントアップする。順方向フラグがセットされてい
ない場合には、CTMODの値を1つカウントダウンする。
一方、モード選択フラグがセットされていない場合には
(ステップS66でNO)、初めて本ルーチンの処理を
行うと判断して、切換用データリセット処理を実行する
(ステップS68)。この切換用データリセット処理で
は、順方向フラグに応じたCTMOD値の設定、検索終了フ
ラグのリセット、モード選択フラグのセット等を行う。
なお、CTMODの値は、順方向フラグがセットされている
場合には1にセットする。順方向フラグがセットされて
いない場合には、各部門毎に記憶されている複写モード
の最大数(本複写機の場合10)にセットする。検索終
了フラグは、指定された部門番号BNumについて、不揮発
性メモリ204に記憶されている全ての複写モードの検
索が終了した場合にセットされる。なお、上記ステップ
S60及びS62において、モード呼出キー324及び
325の何れのキーも押下されなかった場合には(ステ
ップS62でNO)、プリントキーが押下されたか否か
を判断する(ステップS64)。ここで、プリントキー
が押下された場合には(ステップS64でYES)、そ
の時点で設定されている部門番号BNum及びCTMODの値に
より特定されるMODE(BNum,CTMOD)の複写モードを
設定する(ステップS65)。一方、プリントキーが押
下されなかった場合には(ステップS64でNO)、リ
ターンする。
【0016】図14は、モード記憶処理(図7、ステッ
プS4)のフローチャートである。ここでは、各部門別
に、最新の複写モードにモード番号1を割り当てて、不
揮発性メモリ204に記憶する処理を実行する。まず、
コピー動作が終了した直後であることを判断する(ステ
ップS70)。ここで、コピー動作の終了は、コピー動
作処理(図7、ステップS5)において、一連のコピー
動作が終了した際にセットされるコピー終了フラグの値
に基づいて行う。なお、このコピー終了フラグは、次に
コピー動作が実行される際にリセットされる。コピー終
了フラグがセットされている場合には(ステップS70
でYES)、現在操作パネル300上に設定されている
複写モードが初期モードと一致するか否かを判断する
(ステップS71)。ここで、設定されている複写モー
ドが初期モードと一致しない場合には(ステップS71
でNO)、既に設定されている部門番号を変数BNumに読
み出す(ステップS72)。部門番号BNumに既に同じ内
容の複写モードが記憶されている場合には(ステップS
73でYES)、リターンする。部門番号BNumにまだ同
じ内容の複写モードが設定されていない場合には(ステ
ップS73でNO)、不揮発性メモリ204にモード番
号に対応して記憶している各複写モードの内容のデータ
を、それぞれ1つ大きな値のモード番号の記憶エリアに
転送する(ステップS74)。具体的には、MODE
(BNum,CTMODmax-1)に対応して記憶されているデータ
をMODE(BNum,CTMODmax)の記憶エリアへと転送
し、MODE(BNum,CTMODmax-2)に対応して記憶され
ているデータをMODE(BNum,CTMODmaxー1)の記憶エ
リアへと転送する。このようなデータ転送処理を繰り返
し実行し、最終的には、MODE(BNum,1)に対応して
記憶されているデータを、MODE(BNum,2)の記憶エ
リアへと転送する。この際、最大のモード番号CTMODmax
に既に割り当てられている複写モードMODE(BNum,C
TMODmax)のデータは消去される。次に、操作パネル3
00上に設定されている複写モードの内容をMODE
(BNum,1)の記憶エリアに記憶する(ステップS7
5)。これにより、部門番号BNumのモード番号1には常
に最新の複写モードが対応づけて記憶される。
【0017】
【発明の効果】本発明の画像形成装置では、実行された
画像形成動作の設定内容(画像形成を行う枚数、用紙の
サイズ、濃度等)を自動的に記憶する。利用者は、表示
手段により順に表示される画像形成動作毎の設定内容の
中から所望する設定内容を選択するだけで、過去に実行
した画像形成動作の設定内容を簡単に再設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複写機の構成を示す図である。
【図2】 操作パネルの正面図である。
【図3】 部門番号入力時における表示例を示す図であ
る。
【図4】 表示部に表示する複写モードの例を示す図で
ある。
【図5】 複写機の制御系を示す図である。
【図6】 不揮発性メモリに記憶及び管理する部門別の
複写モードを示す図である。
【図7】 プリンタ制御部の実行する制御処理のメイン
ルーチンのフローチャートである。
【図8】 キー受け付け処理のフローチャートである。
【図9】 モード呼出キー受付における処理フローチャ
ートである。
【図10】 検索モード決定処理のフローチャートであ
る。
【図11】 モード選択処理のフローチャートである。
【図12】 モード検索処理のフローチャートである。
【図13】 モード切換処理のフローチャートである。
【図14】 モード記憶処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100…画像読取部 200…プリンタ部 201…CPU 202…ROM 203…RAM 204…不揮発性メモリ 300…操作パネル 350…表示部 324、325…モード呼出キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成動作の実行に伴い、該画像形成
    動作実行時の設定内容を記憶する記憶手段と、 記憶手段に記憶している複数の設定内容を順に表示する
    表示手段と、 表示手段により表示された設定内容の1つを選択する選
    択手段と、 選択手段により選択された設定内容を設定する設定手段
    とを備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、 部門を指定する指定手段を備え、 記憶手段は、部門別に画像形成動作実行時の設定内容を
    記憶し、 表示手段は、指定手段により指定された部門について、
    記憶手段に記憶している複数の設定内容を順に表示する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP8282164A 1996-10-24 1996-10-24 画像形成装置 Pending JPH10123883A (ja)

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JP8282164A JPH10123883A (ja) 1996-10-24 1996-10-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8282164A JPH10123883A (ja) 1996-10-24 1996-10-24 画像形成装置

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JPH10123883A true JPH10123883A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17648941

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012247586A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Kyocera Document Solutions Inc 情報処理装置及び情報処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012247586A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Kyocera Document Solutions Inc 情報処理装置及び情報処理方法

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