JP4066722B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複写機、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に記録紙の紙情報に基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に複写機、プリンタ等の画像形成装置には紙種別の異なる記録材である記録紙を収納した記録材収納手段を複数内蔵し、例えば、普通紙、厚紙、及び薄紙等を選択、給紙して画像形成している。
【0003】
一方、画像形成装置においては、転写性能、分離性能、または定着性能を向上させるため、紙種別に応じて転写手段の転写電流、分離手段の分離電流、または定着手段の熱源の設定温度等を変化させている。
【0004】
しかしながら、画像形成装置に用いられる記録材である記録紙の種別は、ユーザーによりまちまちで、例えば、同じ厚紙でも紙坪量により、160g/m2、200g/m2、300g/m2等の種別の厚紙が用いられている。普通紙及び薄紙でも同様に用いられる記録紙の種別はまちまちである。
【0005】
従って、画像形成装置が、普通紙、厚紙、及び薄紙等の記録紙種別に応じて転写電流、分離電流、または熱源の設定温度等を変化させるという、記録紙種別に対応して画像形成条件を変化させうる構成を有していても、当該画像形成条件を数多い記録紙種別の全てに適正に対応させることは困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
画像形成装置の操作部に表示される使用しうる記録紙の種別を増やし選択できる記録紙種別数を多くすれば上記のような問題は解決できるが、記録紙種別数を増やすため操作するボタンの数を多くすると操作しにくくなるという問題がある。また、ボタンの数を少なくし、かつ、多くの記録紙の種別を選択しうる構成とするため操作の回数を増やす方式を採用しても、操作に手間がかかるという問題は解決されない。
【0007】
本発明は上記の問題点を解決し、使用しうる記録紙の種別を設定する際に、適正な操作ボタン数でありながら、記録紙種別数に対しユーザーの要望を満足させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は下記の構成により達成される。
【0009】
(1) 複数の種別の記録材をそれぞれに収納する複数の記録材収納手段と、使用可能な記録材種別に応じて画像形成条件を選択し画像形成装置の動作を制御する制御手段と、使用可能な種別の記録材を表示する表示手段と、特定の記録材の種別を選択する選択手段とを有する画像形成装置において、
画像形成装置は複数の前記記録材収納手段から1つの記録材収納手段を指定するトレイ設定手段を有し、
画像形成装置のメモリに保有される全ての使用可能な記録材種別を、複数の大分類と、複数の前記大分類のそれぞれを更に分類した複数の小分類とに分けるとき、
前記表示手段は、前記全ての使用可能な記録材種別を複数の前記小分類として表示し、
前記選択手段は第1の入力手段と第2の入力手段と第3の入力手段とを有し、
前記第1の入力手段は、複数の前記大分類の記録材種別から1つの記録材種別を選択する手段であり、選択された前記大分類の記録材種別に対応する複数の前記小分類の記録材種別が選択可能となるように、前記表示手段に表示するものであり、
前記第2の入力手段は、前記表示手段に表示される全ての使用可能な前記小分類の記録材種別から、いずれかの記録材種別が選択可能となるように前記表示手段に表示するものであり、
前記第3の入力手段は、前記表示手段に前記第1の入力手段又は前記第2の入力手段により選択可能と表示された前記小分類から、いずれかの記録材種別を選択するものであり、
前記第1の入力手段による選択と、それに続く前記第3の入力手段による選択が行われた場合には、選択された1つの記録材種別が全ての前記記録材収納手段に共通して収納されるものとして設定され、かつ、
前記第2の入力手段による選択と、それに続く前記第3の入力手段による選択が行われた場合には、選択された1つの記録材種別が、前記第1の入力手段及びそれに続く前記第3の入力手段の選択に優先して、前記トレイ設定手段により指定される1つの前記記録材収納手段に収納されるものとして設定され、
前記制御手段は、設定された前記記録材種別に応じた画像形成条件を選択し、選択された前記画像形成条件に基づいて画像形成装置の動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
【0011】
図1は、本発明にかかわる記録材種別設定機能を有する画像形成装置の一実施の形態を示す電子写真方式を用いたディジタル複合機の概要断面図である。
【0012】
図に示す画像形成装置は、デジタル方式を用いた複合機能を有する画像形成装置であって、装置本体の上部に自動原稿搬送装置ADFを設けるとともに、画像読取り部A、画像処理部B(図示省略)、画像形成部C、画像書込部D、及び記録材給送部Eから構成されている。
【0013】
自動原稿搬送装置ADFは、装置本体の上部に設けられ、原稿を一枚ずつ送り出し、原稿の画像読取位置へと搬送し、画像読取が終わった原稿を排紙する装置である。原稿載置台111上に載置された複数枚の原稿は、原稿分離ローラ112によって分離され、1枚ずつ搬送される。原稿分離ローラ112によって分離・搬送された原稿は、原稿搬送ローラ113によって搬送され、下方に設けられた画像読取り部Aによって、スリット211を通して、原稿の画像が読み取られる。画像が読み取られた原稿は、原稿排紙ローラ114によって、原稿排紙台115上へと排紙される。ところで、原稿の両面の画像を読み取る際には、画像が読み取られた原稿は、原稿反転部116によって原稿の表裏が反転されて、再度、原稿搬送ローラ113によって搬送され、画像読取り部Aによって、スリット21を通して、原稿の裏面の画像が読み取られる。そして、裏面の画像が読み取られた原稿は、原稿排紙ローラ114によって、原稿排紙台115上へと排紙される。このような工程を、原稿載置台111上に載置された原稿の枚数分繰り返され、原稿の画像が読み取られる。
【0014】
また、自動原稿搬送装置ADFは、一体に可倒式に構成されており、この自動原稿搬送装置ADFを起こしてプラテンガラス212上を開放することにより、プラテンガラス212上に原稿を直接載置することができるように構成している。なお、本実施の形態では、原稿搬送ローラ113によって原稿を搬送しながら、原稿の画像を読み取るように構成しているが、原稿搬送ローラ113によって搬送された原稿をプラテンガラス212上に静止させた上で画像を読み取るように構成してもよい。
【0015】
画像読取り部Aは、原稿の画像を読み取り画像データを得る手段であり、装置本体内の上部に設けられている。この画像読取り部Aは、自動原稿搬送装置ADFの原稿搬送ローラ113によって搬送されている原稿の画像を読み取るためのスリット状の開口部であるスリット211と、原稿を直接載置(静置)するための原稿台であるプラテンガラス212と、原稿に光照射する光源であるランプと原稿からの反射光を反射させる第1ミラーとを一体化している第1ミラーユニット213と、第1ミラーからの光を反射させる第2ミラーと第3ミラーとを一体化したVミラーユニット214と、スリット211上或いはプラテンガラス212上の原稿からの反射光をCCDイメージセンサ216に結像させる結像手段である結像レンズ215と、結像レンズ215によって結像された光像を光電変換して画像情報を得る画像読取手段であるライン状のCCDイメージセンサ216とによって構成されている。
【0016】
自動原稿搬送装置ADFによって送られている原稿を、画像読取り部Aで読み取る際は、第1ミラーユニット213及びVミラーユニット214は、図1において左方に移動し、第1ミラーユニット213がスリット211の下方に位置している。そして、原稿搬送ローラ113によってスリット211上を搬送されている原稿を、ランプで光照射し、原稿から反射した光は、第1ミラーユニット213、Vミラーユニット214、結像レンズ215を介して、CCDイメージセンサ216に入射する。CCDイメージセンサ216では、入射した光を光電変換して、主走査方向(図1において紙面垂直方向)に原稿の画像を読み取り、一方、原稿が原稿搬送ローラ113によって副走査方向に移動されているので、原稿全面の画像を読み取ることができる。CCDイメージセンサ216で読み取った画像情報は順次電気信号(輝度信号)に光電変換されたのちA/D変換を行い、画像処理部Bにおいて濃度変換、フィルタ処理などの処理が施された後、画像データは一旦メモリにストアされた後、レーザ書込系を用いた画像書込部Dに供される。
【0017】
また、プラテンガラス212上に原稿が直接載置された場合は、第1ミラーユニット213とVミラーユニット214とを、プラテンガラスに沿って、図1において右方向に移動させながら、原稿の画像を読み取ることができる。
【0018】
画像形成部Cは、画像読取り部Aで得た画像データに基づいて所定のプロセススピードで搬送されている記録材上に画像形成を行う。本実施の形態の画像形成部Cは、電子写真プロセスを用いて画像を形成するものである。
【0019】
画像形成部Cでは、画像形成ユニットとして像担持体である感光体ドラム10の外周に、帯電手段である帯電器11、現像手段である現像器13、転写手段である転写器14a、分離手段である分離器14b、クリーニング手段であるクリーニング装置18が各々動作順に配置されている。感光体ドラム10は、光導電性化合物をドラム基体上に塗布形成したもので、例えば有機感光体(OPC)が使用され、図示の時計方向に駆動回転される。
【0020】
回転する感光体ドラム10へは帯電器11による一様帯電がなされた後、画像書込部Dにより画像処理部Bのメモリより呼び出された画像信号に基づいた像露光(画像書込)が行われる。画像書込部Dは図示しないレーザダイオードを発光光源とし、画像情報に基づきレーザビーム光が変調され、回転するポリゴンミラー12a、fθレンズ(符号なし)、シリンドリカルレンズ(符号なし)を経て反射ミラー12bにより光路が曲げられ主走査がなされるもので、感光体ドラム10上の所定位置において像露光(画像書込)が行われ、感光体ドラム10の回転(副走査)によって潜像が形成される。本実施例では文字部に対して露光を行い反転潜像を形成する。
【0021】
感光体ドラム10上の反転潜像は現像器13によって反転現像が行われ、感光体ドラム10の感光層面にトナー像による可視画像が形成される。
【0022】
記録材給送部Eでは、画像形成ユニットの下方に記録材である記録紙Pが収納された給紙カセット41a〜41cを有する記録材収納手段である給紙ユニット4A、4B、4Cが設けられていて、記録紙Pが何れかの給紙カセット41a〜41cより、送り出しローラ42a〜42c、捌きローラ43a〜43cにより送り出され、中間搬送ローラ44a〜44c、案内ローラ45を経て搬送部40の入口側のレジストローラ46へと搬送される。
【0023】
また、画像形成部Cの側方には手差し給紙を行うための手差し給紙装置60が設けられていて、側板62、63により位置出しされて手差し給紙台61に積載される記録紙Pは、手差し給紙が選択された場合、押し上げ板64により手差し送り出しローラ65へ押圧される状態とされ、手差し送り出しローラ65と手差し捌きローラ66とにより、手差し給紙台61上から1枚ずつ送り出され、レジストローラ46へと搬送される。
【0024】
上記それぞれの方法により給紙される記録紙Pは、レジストローラ46によって記録材の傾きと片寄りの修正を行い一時停止された後、感光体ドラム10上のトナー像と同期が取られてレジストローラ46から再給紙が行われ、転写前ローラ47を経て転写器14aの転写域へと搬送される。
【0025】
感光体ドラム10上のトナー像は転写域において、転写器14aによって記録紙P上に転写され、次いで分離器14bによって除電されて感光体ドラム10面より分離され、搬送ベルト14cにより定着装置17に搬送される。
【0026】
定着装置17は定着ローラ17aと加圧ローラ17bとを有しており、記録紙Pを定着ローラ17aと加圧ローラ17bとの間を通過させることにより、加熱、加圧によってトナー像が記録紙P上に溶融、固着される。
【0027】
転写後の感光体ドラム10の周面上に残った転写残トナーは、クリーニング手段であるクリーニング装置18によりクリーニングされる。
【0028】
片面のトナー像の定着を終えた記録紙Pは次に述べるモードにしたがって他面にもトナー画像を形成する両面画像形成を行い、或いは片面画像の状態で排紙トレイ19上に排出される。
【0029】
図2は画像形成システムの電気的構成例を示す概要図である。
上記した画像読取部A、画像処理部B、画像形成部C、画像書込部D、記録材給送部Eは、図示のように、データバスDB等を介して、CPUや制御回路等により構成される制御手段9によって制御されるようになっている。
【0030】
また、画像読取装置Bにより読み取られた原稿の内容に基づく原稿画像データを記憶するメモリMが、データバスDBに接続されている。このメモリMにおいて、上記原稿画像データは、読み込まれた原稿のページを単位として管理される。すなわち、当該ページごとにファイル番号等が付され、これに基づき読み出し・書き込み動作がなされる。
【0031】
更に、メモリMには、本発明に係る記録紙種別に対応する画像形成条件についての制御テーブルが読み込まれている。
【0032】
当該画像形成条件とはプロセス条件や記録紙搬送条件等のことで、例えば、記録紙の種別において、厚紙と普通紙とでは、転写電流、分離電流、または定着条件等を変えている。
【0033】
データバスDBに対しては、図示のように、入力部(操作部)90が接続されている。この入力部90の具体的構成としては、周知のLCDタッチパネル91を含むものを採用すればよい。オペレータはこのLCDタッチパネル91上に示されている各種のウインドウ(以下、ボタンという。)を指で押下・指示する等の操作をして、複写濃度や倍率、記録紙Sの出力設定等の変更、あるいはファクシミリ送信先の電話番号の入力やファクシミリ送信の実行等を行うことができる。
【0034】
また特に、本実施の形態における入力部90については、図示のように、サービスマンまたはキーオペレータによる前記画像形成条件を設定するためのキーオペレータメニューボタン92が備えられている。
【0035】
画像形成条件や記録材種別等の設定作業は、一般に、画像形成装置メーカーのサービスマンまたは購入先のキーオペレータにより行われる。
【0036】
図3は本発明の記録紙種別設定手段に係わるキーオペレータ用LCDタッチパネルを示す図であり、902は図2のキーオペレータメニューボタン92を押下したときに次画面として入力部(操作部)に表示されるキーオペレータメニュー画面であり、921は記録紙種別設定ボタンを示す。入力部は、一般に、画像形成装置の外側の上面または前面に配設される。
【0037】
図4は、図3の記録紙種別設定ボタンを押下したときに次画面として表示されるタッチパネルを示す図である。
【0038】
本実施の形態では、記録紙種別設定画面はサービスマンまたはキーオペレータが操作、設定しうる画面としている。
【0039】
サービスマンまたはキーオペレータは、入力部を操作し、図に示す記録紙種別設定画面(タッチパネル画面)903を呼び出し、当該記録紙種別設定画面903を用いて各給紙ユニット毎に装填しうる記録紙の種別を設定することができる。
【0040】
記録紙種別設定画面903には、記録紙種別を選択する選択手段として第1の入力手段、第2の入力手段、及びその他の入力手段があり、第1の入力手段は複数のボタンからなる第1の記録材種別選択ボタンで構成され、第2の入力手段は1つまたは複数のボタンからなる第2の記録材種別選択ボタンで構成される。
【0041】
その他の入力手段としては、一対の矢印ボタン935、OKボタン936、及びキャンセルボタン937がある。
【0042】
実施の形態において、複数の第1の記録材種別選択ボタンは、普通紙ボタン931、厚紙ボタン932、及び薄紙ボタン933の3つのボタンであり、第2の記録材種別選択ボタンはユーザー設定紙ボタン934である。
【0043】
記録紙種別設定画面903には、上記したボタン類の他に、全ての使用可能な種別の記録材を表示する表示手段である記録材種別表示部930があり、記録材収納手段である給紙ユニット(以下、トレイともいう。)の位置を表示する給紙ユニット位置表示部940、及び給紙ユニットを指定する給紙ユニット設定(トレイ設定)ボタン941、等がある。
【0044】
記録材種別表示部930には、画像形成装置のメモリに前記制御テーブルを保有している全ての使用可能な種別の記録紙が表示される。
【0045】
当該記録材種別表示部930に表示される表示手段である記録紙種別の表示は、第1の記録材種別選択ボタンである普通紙ボタン931が押下されたときは「普通紙1」、「普通紙2」、または「普通紙3」のいずれか1つが点灯し、一対の矢印ボタン935の操作により順次点灯する記録紙種別を切り換えることができる構成となっている。
【0046】
同様に、第1の記録材種別選択ボタンの厚紙ボタン932を選択すると「厚紙1」〜「厚紙3」、薄紙ボタン933を選択すると「薄紙1」〜「薄紙3」のいずれか1つが点灯し、一対の矢印ボタン935の操作によりそれぞれ順次点灯する記録紙種別を変えることができる。
【0047】
図において、給紙ユニット位置表示部940に「トレイ1」〜「トレイ3」で示した位置は給紙ユニットの位置を示し、選択されている給紙ユニットの位置にはランプが点灯する。トレイ設定ボタン941を1回押下する毎に「トレイ1」〜「トレイ3」の順に点灯位置が変化する。図では「トレイ2」が選択された状態を示している。
【0048】
記録紙種別を設定したい給紙ユニットの位置を選択した後で、第1の記録材種別選択ボタンの1つである普通紙ボタン931を押下すると、普通紙ボタン931の枠の表示部が点灯し、同時に、記録材種別表示部930上の「普通紙1」の枠内表示部が点灯する。
【0049】
本実施の形態において、例えば、「トレイ3」に「普通紙2」を設定したいときは、トレイ設定ボタン941により「トレイ3」を選択した後、一対の矢印ボタン935のボタンを操作して「普通紙2」を選択し「普通紙2」の表示を点灯させる。次いで、OKボタン936を押下することにより「トレイ3」への「普通紙2」の設定が完了する。キャンセルボタン937はOKボタン押下後に設定を変更したいときに使用する。
【0050】
同様に、厚紙及び薄紙について、厚紙ボタン932薄紙ボタン933、及び一対の矢印ボタン935を用いて記録紙種別の設定を行うことができる。
【0051】
第1の記録材種別選択ボタンの押下と、それに続く一対の矢印ボタンの押下による記録材種別の選択及び設定は、全ての給紙ユニットに対し共通して有効となる。
また、この設定に基づいて、例えば、第1の記録材種別選択ボタンの1つである普通紙ボタン931及び矢印ボタン935の操作により「普通紙2」を設定すると、制御手段9は、全ての給紙ユニット(トレイ1〜3)に共通して、「普通紙2」の画像形成条件設定る。厚紙及び薄紙についても同様に全ての給紙ユニットに共通した条件設定
【0052】
第2の記録材種別選択ボタンであるユーザー設定紙ボタン934及び一対の矢印ボタン935を用いて記録紙を設定するときも同様の操作で設定する。図4は、例えば、ユーザーの希望により、「トレイ2」の位置において、ユーザー設定紙ボタン934及び一対の矢印ボタン935で「厚紙2」が選択、設定され、それぞれの表示部が点灯している状態を示す。
【0053】
然るに、第2の記録材種別選択ボタン及び一対の矢印ボタンによる記録材種別の選択及び設定は、第1の記録材種別選択ボタン及び一対の矢印ボタンによる記録材種別の選択及び設定に優先的に行われ、個別の給紙ユニットに適用される。即ち、第1の記録材種別選択ボタンの1つである厚紙ボタン932及び一対の矢印ボタン935を用いて「厚紙1」が選択、設定されていても、第2の記録材種別選択ボタンであるユーザー設定紙ボタン934及び一対の矢印ボタン935を用いて、「トレイ2」に「厚紙2」を設定すれば、「トレイ2」に対しては「厚紙2」の画像形成条件が優先されて設定される。このとき、「トレイ1」及び「トレイ3」に設定されている「厚紙1」の画像形成条件には変化がない
【0054】
図5は本発明の記録材種別の設定に係わるブロック図である。
図において、第1の分類は使用可能な記録紙種別の大分類を示し、第2の分類は第1の分類を細分化した小分類を示す。
【0055】
記録材種別の中から特定の記録材を選択する選択手段は、複数の第1の記録材種別選択ボタンと、1つまたは複数の第2の記録材種別選択ボタンと、第1の記録材種別選択ボタン又は第2の記録材種別選択ボタンに続いて操作する図示しない一対の矢印ボタンと3種のボタンからなる。
【0056】
第2の分類において、右端の設定の欄に矢印を付した記録紙は、第1の記録材種別選択ボタン第2の記録材種別選択ボタン、及び一対の矢印ボタン、により選択、設定され、特定された種別の記録紙を示す。
【0057】
サービスマンまたはキーオペレータは、記録材種別の一方の選択手段である3つの第1の記録材種別選択ボタンを用いて、厚紙、普通紙、及び薄紙を選択し、第2の分類の記録紙種別から一対の矢印ボタンを用いて、例えば、図5の設定の欄の矢印の位置に示すように、「厚紙1」、「普通紙2」、及び「薄紙1」を選択する。この選択により画像形成装置は、予め画像形成装置本体の動作を制御する制御手段のメモリに入力された制御テーブルにより、画像形成条件である、転写電流、分離電流、または定着熱源の設定温度等が「厚紙1」、「普通紙2」、及び「薄紙1」のそれぞれに適した設定値に変更、制御される構成となっている。
【0058】
サービスマンまたはキーオペレータが、記録材種別のもう一方の選択手段である第2の記録材種別選択ボタン、即ち「ユーザー設定紙ボタン」を選択し、第2の分類の記録紙種別から一対の矢印ボタンを用いて、ユーザーの要望により、例えば、「トレイ2」に対して、「厚紙2」を選択すると、画像形成装置は、自動的に前記制御テーブルにより前記画像形成条件が「厚紙2」に適した設定値に変更、制御される。
【0059】
「ユーザー設定紙ボタン」により選択できる記録紙種別は、第2の分類に属する記録紙種別であればどれであっても良い。
【0060】
本実施の形態における画像形成装置において、一般ユーザーが使用する操作ボタンと実際に選択される記録紙との関係は、「厚紙ボタン」に対応する記録紙が「厚紙1」、「普通紙ボタン」に対応する記録紙が「普通紙2」、及び「薄紙ボタン」に対応する記録紙が「薄紙1」であり、「ユーザー設定紙ボタン」に対応する記録紙が「厚紙2」ということになる。
【0061】
図6は記録紙種別設定の手順を説明するためのフローチャートである。
サービスマンまたはキーオペレータは、始めに、入力部90に備えられたキーオペレータメニューボタン92を押下し、キーオペレータメニュー画面902を呼び出す(S1)。記録紙種別設定ボタン921を押下し記録紙種別設定画面903を呼び出す(S2)。給紙ユニット位置表示部940に表示された給紙ユニットの位置を確認し、トレイ設定ボタン941により設定したい位置を選ぶ。給紙ユニット(トレイ)設定ボタン941を押下しトレイを選択する(S3)。第1の記録材種別選択ボタンである「普通紙ボタン」931、「厚紙ボタン」932、または「薄紙ボタン」933を押下する(S4)。記録材種別表示部930に点灯表示された記録紙種別を矢印ボタン935を操作して選択する(S5)。希望する記録紙が選択されたかを確認し、希望する記録紙が選択されていないときはS5に戻る(S6)。希望する記録紙が選択されたときにはOKボタン936を押下する(S7)。全ての第1の記録材種別選択ボタンの設定が完了したかを確認する(S8)。S8が未完のときはS4に戻り、S4からS8までのステップを繰り返す。S8が完了したときはS9に進む。第2の記録材種別選択ボタンである「ユーザー設定紙ボタン」934を押下する(S9)。記録材種別表示部930に点灯表示された記録紙種別を矢印ボタン935を操作して選択する(S10)。希望する記録紙が選択されたかを確認し、希望する記録紙が選択されていないときはS10に戻る(S11)。希望する記録紙が選択されたときにはOKボタンを押下する(S12)。全ての第2の記録材種別選択ボタンの設定が完了したかを確認し、未完のときはS9に戻る(S13)。全てのトレイの設定が完了したかを確認し、未完のときはS3に戻る(S14)。全ての設定に間違いがないかを確認する(S15)。間違いがあれば間違っている記録紙種別を表示させ、キャンセルボタン937を押下し、S3に戻る(S16)。
【0062】
以上述べた記録材種別の設定を完了させることにより、画像形成装置における画像形成時に、それぞれの記録材種別に適応した画像形成条件が自動的に選択され適正な画像が形成される。
【0063】
本実施の形態では、第2の記録材種別選択ボタンを1つとしたが、これを複数にして、ユーザーの多様な要望を満足させることも可能である。
【0064】
また、本実施の形態では、第2の入力手段をタッチパネル式のボタンを用いた方式としたが、ディップスイッチを用いた方式としても良いことは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】
第1の記録材種別選択ボタンの選択により、全ての給紙ユニットに共通して選択した記録材の画像形成条件が設定されるため、平均的なユーザーの通常の使用状況に対応しうると共に、第2の記録材種別選択ボタンの選択により、各ユーザー固有の要望にそれぞれに対応することが可能となる。
【0066】
また、記録紙種別を選択する操作ボタンの数を抑え必要なものを増やしたため、記録紙の種別に対し、操作するボタンの数が多過ぎることなく、記録紙の数多い種別の中から使用頻度の高い記録紙種別を効率良く選択できるようになった。
【0067】
本発明により、適正な操作ボタン数でありながら、記録紙種別数に対しユーザーの要望を満足させることができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる記録材種別設定機能を有する画像形成装置の一実施の形態を示す電子写真方式を用いたディジタル複合機の概要断面図。
【図2】画像形成システムの電気的構成例を示す概要図。
【図3】本発明の記録紙種別設定手段に係わるキーオペレータ用LCDタッチパネルを示す図。
【図4】入力部に記録紙種別設定画面として表示されるタッチパネルを示す図。
【図5】本発明の記録材種別の設定に係わるブロック図。
【図6】記録紙種別設定の手順を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
90 入力部(操作部)
902 キーオペレータメニュー画面
903 記録紙種別設定画面
91 LCDタッチパネル
92 キーオペレータメニューボタン
921 記録紙種別設定ボタン
930 記録材種別表示部
931 普通紙ボタン(第1の記録材種別選択ボタン)
932 厚紙ボタン(第1の記録材種別選択ボタン)
933 薄紙ボタン(第1の記録材種別選択ボタン)
934 ユーザー設定紙ボタン(第2の記録材種別選択ボタン)
940 給紙ユニット位置表示部
941 給紙ユニット設定(トレイ設定)ボタン

Claims (1)

  1. 複数の種別の記録材をそれぞれに収納する複数の記録材収納手段と、使用可能な記録材種別に応じて画像形成条件を選択し画像形成装置の動作を制御する制御手段と、使用可能な種別の記録材を表示する表示手段と、特定の記録材の種別を選択する選択手段とを有する画像形成装置において、
    画像形成装置は複数の前記記録材収納手段から1つの記録材収納手段を指定するトレイ設定手段を有し、
    画像形成装置のメモリに保有される全ての使用可能な記録材種別を、複数の大分類と、複数の前記大分類のそれぞれを更に分類した複数の小分類とに分けるとき、
    前記表示手段は、前記全ての使用可能な記録材種別を複数の前記小分類として表示し、
    前記選択手段は第1の入力手段と第2の入力手段と第3の入力手段とを有し、
    前記第1の入力手段は、複数の前記大分類の記録材種別から1つの記録材種別を選択する手段であり、選択された前記大分類の記録材種別に対応する複数の前記小分類の記録材種別が選択可能となるように、前記表示手段に表示するものであり、
    前記第2の入力手段は、前記表示手段に表示される全ての使用可能な前記小分類の記録材種別から、いずれかの記録材種別が選択可能となるように前記表示手段に表示するものであり、
    前記第3の入力手段は、前記表示手段に前記第1の入力手段又は前記第2の入力手段により選択可能と表示された前記小分類から、いずれかの記録材種別を選択するものであり、
    前記第1の入力手段による選択と、それに続く前記第3の入力手段による選択が行われた場合には、選択された1つの記録材種別が全ての前記記録材収納手段に共通して収納されるものとして設定され、かつ、
    前記第2の入力手段による選択と、それに続く前記第3の入力手段による選択が行われた場合には、選択された1つの記録材種別が、前記第1の入力手段及びそれに続く前記第3の入力手段の選択に優先して、前記トレイ設定手段により指定される1つの前記記録材収納手段に収納されるものとして設定され、
    前記制御手段は、設定された前記記録材種別に応じた画像形成条件を選択し、選択された前記画像形成条件に基づいて画像形成装置の動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
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