JPH10122620A - フード付換気窓 - Google Patents

フード付換気窓

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Publication number
JPH10122620A
JPH10122620A JP8273511A JP27351196A JPH10122620A JP H10122620 A JPH10122620 A JP H10122620A JP 8273511 A JP8273511 A JP 8273511A JP 27351196 A JP27351196 A JP 27351196A JP H10122620 A JPH10122620 A JP H10122620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
ventilation
hood
mounting
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8273511A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Saito
信男 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAITO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SAITO SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SAITO SEISAKUSHO KK filed Critical SAITO SEISAKUSHO KK
Priority to JP8273511A priority Critical patent/JPH10122620A/ja
Publication of JPH10122620A publication Critical patent/JPH10122620A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付筒の換気盤への取付鍔に切欠部を設ける
とスポット溶接時に使用する電気量を少なくできること
に着眼し、更に製品の組み立て時の作業性並びに雨水の
水切れ性を向上させたフード付換気窓を提供すること。 【解決手段】 壁面に嵌入する取付筒1を付設した換気
盤2に複数個の換気孔3を配設し、この換気孔3群の前
側に下側部に向けて通風口4を開口したフード5を突出
状態に付設し、換気盤2の外周鍔部6の略下側半分に雨
水を前側に流下導水する排水板7を設け、この排水板7
の最下部に集水排水部8を設けたフード付換気窓におい
て、取付筒1の換気盤2への取付鍔1aに切欠部1bを
間隔を置いて並設し、この取付鍔1aと換気盤2の鍔部
2aとをスポット溶接して取付鍔1aと鍔部2aとを一
体に止着したことを特徴とするフード付換気窓。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内の換気を行うた
めに壁面に設けられたフード付換気窓に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、虫や埃や雨水の滲入を遮断するために換気窓の前側
(外側)に下方を開口したフードを被嵌する構造のフー
ド付換気窓は公知である。
【0003】そして、このようなフード付換気窓を製造
するときには、フード付換気窓を構成する各部材をスポ
ット溶接により一体に止着すると容易に製造できること
となるが、各部材が全て金属製(ステンレス、アルミ
等)であるためスポット溶接時に流す電気の一部がスポ
ット溶接箇所以外に漏洩しまう。
【0004】従って、フード付換気窓を製造するための
スポット溶接時に使用する電気量が非常に多くなり、各
部材をスポット溶接するときに強力なスポット溶接機を
使用しなければならないという問題点があった。
【0005】本発明は、このような上記問題点を解決す
るため、取付筒の換気盤への取付鍔に切欠部を設けると
使用する電気量を少なくできることに着眼し、更に製品
の組み立て時の作業性並びに雨水の水切れ性を向上させ
たフード付換気窓を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】壁面に嵌入する取付筒1を付設した換気盤
2に複数個の換気孔3を配設し、この換気孔3群の前側
に下側部に向けて通風口4を開口したフード5を突出状
態に付設し、換気盤2の外周鍔部6の略下側半分に雨水
を前側に流下導水する排水板7を設け、この排水板7の
最下部に集水排水部8を設けたフード付換気窓におい
て、取付筒1の換気盤2への取付鍔1aに切欠部1bを
間隔を置いて並設し、この取付鍔1aと換気盤2の鍔部
2aとをスポット溶接して取付鍔1aと鍔部2aとを一
体に止着したことを特徴とするフード付換気窓に係るも
のである。
【0008】また、請求項1記載のフード付換気窓にお
いて、排水板7の後方側の端縁部7’を換気盤2の外周
鍔部6の後方側の端縁部6’の外側から当てて排水板7
の端縁部7’と外周鍔部6の端縁部6’とをスポット溶
接により止着したことを特徴とするフード付換気窓に係
るものである。
【0009】また、請求項1,2いずれか1項に記載の
フード付換気窓において、前記集水排水部8を前記排水
板7の最下部を下方に向けてクチバシ状に尖がらせて構
成したことを特徴とするフード付換気窓に係るものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を作用効果を
示して実施の一例である図面に基づいて簡単に説明す
る。
【0011】請求項1記載の発明においては、取付筒1
の換気盤2への取付鍔1aに切欠部1bを設けたから、
取付鍔1aと換気盤2の鍔部2aとをスポット溶接して
取付鍔1aと鍔部2aとを一体に止着するときに使用す
る電気量を少なくすることができる。
【0012】請求項2記載の発明においては、排水板7
の後方側の端縁部7’を換気盤2の外周鍔部6の後方側
の端縁部6’の外側から当てて排水板7の端縁部7’と
外周鍔部6の端縁部6’とをスポット溶接したから、換
気盤2への排水板7の取り付けを簡単に行えることとな
り、しかもスポット溶接作業を容易に行うことが可能と
なる。
【0013】請求項3記載の発明においては、集水排水
部8を排水板7の最下部を下方に向けてクチバシ状に尖
がらせて構成したから、集水排水部8に集水された雨水
の水切れが良好に行われることとなる。
【0014】
【実施例】図面は本発明の好適な実施の一例を示すもの
で、壁面に嵌入する取付筒1を付設した換気盤2に複数
個の換気孔3を配設し、この換気孔3群の前側に下側部
に向けて通風口4を開口したフード5を突出状態に付設
し、換気盤2の外周鍔部6の略下側半分に雨水を前側に
流下導水する排水板7を設け、この排水板7の最下部に
集水排水部8を設けたフード付換気窓において、取付筒
1の換気盤2への取付鍔1aに切欠部1bを間隔を置い
て並設し、この取付鍔1aと換気盤2の鍔部2aとをス
ポット溶接して取付鍔1aと鍔部2aとを一体に止着し
たフード付換気窓に係るものである。
【0015】また、排水板7の後方側の端縁部7’を換
気盤2の外周鍔部6の後方側の端縁部6’の外側から当
てて排水板7の端縁部7’と外周鍔部6の端縁部6’と
をスポット溶接している。
【0016】また、前記集水排水部8を前記排水板7の
最下部を下方に向けてクチバシ状に尖がらせて構成して
いる。
【0017】本実施例の各構成部材は、ステンレスやア
ルミ等の金属材で構成されている。換気盤2は、換気孔
3群が設けられた基板2’とフード5が設けられた覆い
板5’とを重合しスポット溶接により止着して構成され
ている。尚、鍔部2aは基板2’と覆い板5’との両方
に設けられている。
【0018】尚、取付筒1と換気盤2との間に金網10を
介存せしめて、虫や埃や雨水が取付筒1内に滲入するこ
との防止効果を向上させている。
【0019】従って、取付鍔1aと金網10と基板2’の
鍔部2aとを一体にスポット溶接し、更に切欠部1bに
て基板2’の鍔部2aと覆い板5’の鍔部2aとを(本
実施例では金網10も。)一体にスポット溶接すると、ス
ポット溶接する場所の部材の重合板厚が薄いこととな
り、スポット溶接に使用する電気量をより一層少なくす
ることができる。
【0020】また、換気孔3の上縁に雨よけ板11を斜め
に突設して、雨水が換気孔3を介して滲入することを防
止している。
【0021】また、取付筒1の内側に屋内の塩化ビニー
ル等の腐食しにくい材質で形成された通風管9を嵌入さ
せており、風雨が強くて換気孔3より雨水が侵入したと
きに、雨水が通風管9の外側に迂回滲出することがな
く、取付筒1が腐食することを防止している。尚、図示
していないが取付筒1の下方部分に水抜き孔を設ける
と、梅雨時に湿気が高くなるなどの理由により取付筒1
内に露が溜まったときに露が容易に外部に排出されるこ
ととなる。
【0022】従って、本実施例は上述のように構成した
から、取付鍔1aと換気盤2の鍔部2aとをスポット溶
接して取付鍔1aと鍔部2aとを一体に止着するとき
や、排水板7と換気盤2の外周鍔部6とをスポット溶接
して一体に止着するときに、使用する電気量を少なくす
ることができ、電気量の少ない小型のスポット溶接機で
も組み付けが可能な生産性に秀れたフード付換気窓とな
る。
【0023】また、排水板7の後方側の端縁部7’を換
気盤2の外周鍔部6の後方側の端縁部6’の外側から当
てて排水板7の端縁部7’と外周鍔部6の端縁部6’と
をスポット溶接したから、換気盤2への排水板7の取り
付けを簡単に行えることとなり、しかもスポット溶接作
業を容易に行うことが可能となる。
【0024】また、集水排水部8を排水板7の最下部を
下方に向けてクチバシ状に尖がらせて構成したから、集
水排水部8に集水された雨水の水切れが良好に行われる
こととなる。
【0025】尚、排水板7の後方側の端縁部7’にも切
欠部を設けるとスポット溶接時に使用する電気量をより
一層少なくすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のように、請求項1記載の
発明においては、取付筒の換気盤への取付鍔に切欠部を
設けたから、取付鍔と換気盤の鍔部とをスポット溶接し
て取付鍔と鍔部とを一体に止着するときに使用する電気
量を少なくすることができ、電気量の少ない小型のスポ
ット溶接機でも組み付けが可能な生産性に秀れたフード
付換気窓となる。
【0027】請求項2記載の発明においては、排水板の
後方側の端縁部を換気盤の外周鍔部の後方側の端縁部の
外側から当てて排水板の端縁部と外周鍔部の端縁部とを
スポット溶接したから、換気盤への排水板の取り付けを
簡単に行えることとなり、しかもスポット溶接作業を容
易に行うことが可能となる生産性に秀れたフード付換気
窓となる。
【0028】請求項3記載の発明においては、集水排水
部を排水板の最下部を下方に向けてクチバシ状に尖がら
せて構成したから、集水排水部に集水された雨水の水切
れが良好に行われることとなる実用性に秀れたフード付
換気窓となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明背面図である。
【図2】本実施例の説明正面図である。
【図3】本実施例の説明側断面図である。
【図4】本実施例の説明側面図である。
【図5】本実施例の説明上面図である。
【符号の説明】
1 取付筒 1a 取付鍔 1b 切欠部 2 換気盤 2a 鍔部 3 換気孔 4 通風口 5 フード 6 外周鍔部 6’ 端縁部 7 排水板 7’ 端縁部 8 集水排出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に嵌入する取付筒を付設した換気盤
    に複数個の換気孔を配設し、この換気孔群の前側に下側
    部に向けて通風口を開口したフードを突出状態に付設
    し、換気盤の外周鍔部の略下側半分に雨水を前側に流下
    導水する排水板を設け、この排水板の最下部に集水排水
    部を設けたフード付換気窓において、取付筒の換気盤へ
    の取付鍔に切欠部を間隔を置いて並設し、この取付鍔と
    換気盤の鍔部とをスポット溶接して取付鍔と鍔部とを一
    体に止着したことを特徴とするフード付換気窓。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフード付換気窓におい
    て、排水板の後方側の端縁部を換気盤の外周鍔部の後方
    側の端縁部の外側から当てて排水板の端縁部と外周鍔部
    の端縁部とをスポット溶接により止着したことを特徴と
    するフード付換気窓。
  3. 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載のフー
    ド付換気窓において、前記集水排水部を前記排水板の最
    下部を下方に向けてクチバシ状に尖がらせて構成したこ
    とを特徴とするフード付換気窓。
JP8273511A 1996-10-16 1996-10-16 フード付換気窓 Pending JPH10122620A (ja)

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JP8273511A JPH10122620A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 フード付換気窓

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JP8273511A JPH10122620A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 フード付換気窓

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JPH10122620A true JPH10122620A (ja) 1998-05-15

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ID=17528897

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JP8273511A Pending JPH10122620A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 フード付換気窓

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190095665A (ko) * 2018-02-07 2019-08-16 김진평 단열 및 보안기능이 강화된 전화부스

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