JPS5832982Y2 - 自動車のバツクドアヒンジ取付部構造 - Google Patents

自動車のバツクドアヒンジ取付部構造

Info

Publication number
JPS5832982Y2
JPS5832982Y2 JP1978077818U JP7781878U JPS5832982Y2 JP S5832982 Y2 JPS5832982 Y2 JP S5832982Y2 JP 1978077818 U JP1978077818 U JP 1978077818U JP 7781878 U JP7781878 U JP 7781878U JP S5832982 Y2 JPS5832982 Y2 JP S5832982Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof rail
hinge
rear roof
back door
door hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978077818U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54179614U (ja
Inventor
博 伊藤
良則 片山
Original Assignee
日産自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP1978077818U priority Critical patent/JPS5832982Y2/ja
Publication of JPS54179614U publication Critical patent/JPS54179614U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5832982Y2 publication Critical patent/JPS5832982Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案n バンクドア型車のバックドアヒンジ取付部構
造に関する。
バックドアヒンジの車体側ブラケッ)U通常リヤルーフ
レールに固定されるが、この場合、従来にあってはりャ
ルーフレールアッパにヒンジブラケツl入孔を形成し、
この挿入孔よりヒンジブラケットをリヤルーフレール5
内ピとりャルーフレールロアとで構成する閉断面内に挿
入、配置して取付けるようにしている。
これを今、第1.2図によって説明すると、1は車体、
2は車体1の後部開口部に配設したバックドアで、該バ
ックドア2IIi車体開口部上縁のりャルーフレール5
vc卦いて後述コネクターパネル16を介してドアヒン
ジ9を支持し、このドアヒンジ9をもって上下方向に開
閉自在に取付けられている。
リヤルーフレール5rtリヤルーフレールアツパ6とリ
ヤルーフレールロア7とで閉断面に構成され、前記ドア
ヒンジ9はこのリヤルーフレールアッパ6の側面に形成
したヒンジブラケット挿入孔10からヒンジブラケツ)
9aを前記閉断面空間B内に挿入配置して挿入孔10縁
にボルト・ナツト結合されている。
なかコネクターパネル16にもヒンジブラケットの挿通
する孔が開設されることは勿論である。
ところが、このようにルーフレールアッパ6に挿入孔1
0を設けてヒンジブラケット9aを閉断面空間B内に配
置するようにした場合、雨天走行時あるいは洗車時等、
ルーフパネル4を流下してルーフパネル4後縁とバック
ドアパネル3の上縁との間の間隙11から流れ落ちる水
が前記挿入孔10からリヤルーフレール5内に侵入し、
更に該リヤルーフレール5の両側に連なるリヤフェンダ
12の閉断面空間内にも侵入してこれら車体構成材を内
部から発錆、腐蝕させてし1つかそれがらる0 そこで、このような事態を回避するために、ルーフパネ
ル後端縁にシールラバー14を装着して前記間隙11を
塞いだり、らろいはこのシールラバー14を取付けるの
に替えてドアヒンジブラケット9aをブーツ15で覆っ
て該ブーツ15縁を挿入孔10縁に固定して該挿入孔1
0を塞ぐ必要があり、このため組付作業工数が嵩んで作
業性が悪くなってし普うものである。
また、このようにシールラバー14’Pブーツ15を配
設したとしても、ルーフパネル4後端から間隙11部分
に流れ込む水量が非常に多いため、完全なシールを期待
することはできないものであった。
更に、前述のようにドアヒンジ9固定のため(g−IJ
ヤルーフレールアソパ6Vc挿入孔10を開設するため
、該リヤルーフレールアッパ6の面剛性が低下し、しか
もこのルーフレールアッパ6に直接ドアヒンジ9を固定
して荷重負担させるため、リヤルーフレール5全体の剛
性が低下してし甘う欠点があった。
第2図中16 fl りヤルーフレールアツパ6側面と
ルーフパネル4の後端縁とを接続するコネクターパネル
で、ルーフパネル4とリヤルーフレールアッパ6と直接
接合する場合はこのコネクターパネル16は不要である
17はバックドアパネル3と車体開口縁フランジ1Bと
の間をシールするウエサーストリップを示す。
本考案はかかる従来の欠点を解消するためになされたも
ので、リヤルーフレールアッパのドアヒンジ配設部位に
凹部な設けて、この凹部なヒンジブラケット挿入孔を有
するヒンジ固定用パネルで覆ってボックス部を形成する
ことによりリヤルーフレールのドアヒンジ配設部分を2
重の閉断面構造となし、そして、このボックス部内にヒ
ンジブラケットを挿入配置して固定用パネルに締結固定
するようにすると共に、該固定用パネルに水抜孔を設け
ることにより、シール部材を不要としてリヤルーフレー
ル内への水侵入を完全ニナくシ、同時ニリャルーフレー
ルの剛性を向上するようにしたもので、以下その実施例
を図面と共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付
して詳述する。
即ち、本考案に6っては第3図乃至第5図に例示するよ
うに、リヤルーフレールアッパ6のドアヒンジ配設部位
に凹部20を設け、そしてとの凹部20を覆ってヒンジ
固定用パネル21を溶接等の手段により固着してボック
ス部22を形成して、リヤルーフレール5のドアヒンジ
取付部分を2重の閉断面構造となし、そしてこのボック
ス部22内にヒンジブラケット9aを配置するようにし
である。
前述の固定用パネル21には、ヒンジブラケット挿入孔
23を設けてあり、との挿通孔23からヒンジブラケッ
ト9aをボックス部22内に挿入配置して、挿入孔23
縁にボルト・ナツト等により締結しである。
また、該固定用パネル21の下縁、詳しくは下部の接合
フランジ21a[はビード24を成形してあり、とのビ
ード24によりボックス22底部と外部とを連通する水
抜孔25を構成している。
図中26は固定用パネル21の挿入孔23両側部に設け
たボルト挿入孔を示す。
かかる構成により、ルーフパネル4後端と、バンクドア
パネル3上端との間の間隙11より雨水や洗車水が流れ
込んで、固定用パネル21の挿入孔23からボックス部
22に水が流入しようとも、リヤルーフレール5の閉断
面空間B内に1で侵入することは全くなく、シかもこの
ボックス部22内に侵入した水は逐次水抜孔25より外
部へ排出されるのでボックス部22内の水はけが良好に
行われるのでろる。
渣た、リヤル−フレール5両側は、そのル−フレールア
ッパ6に凹部が設けられることと、該凹部20が固定用
パネル21で閉塞されてドアヒツジ取付部分が二重の閉
断面構造となるのでバンクドア2の全開時のねじれに対
する車体側のヒンジ支持剛性が一層高くなるという利点
がある。
また、前記ボックス部22内のりャルーフレールナツバ
6の凹部側壁上部に換気口27を設けて、車室内気のド
ラフターを構成することもでき、この場合換気口27と
固定用パネル21の挿入孔23との間TLri奥行さか
あり、しかも換気口27が上方に挿入孔23をオフセッ
トした状態に設けられるので該換気口27からの水侵入
の訃それはない。
この車室内気のドラフター作用について詳述すれば、リ
ヤルーフレール5の閉断面空間8は、リヤルーフレール
5両側Kbいてリヤフェンダ−12の閉断面空間13と
連絡しているので、第4゜5図示の如くリヤフェンダイ
ンナパネル1−2 a ILエア抜きスリット28を設
けて釦〈ことにより、走行時にルーフ後端部付近に生ず
る負圧により車室内気がエア抜きスリット28、リヤフ
ェンダ12の閉断面空間13、リヤルーフレール5の閉
断面空間8、換気口27、固定用パネル21の挿入孔2
3を通して外部へ吸い出され、ここにドラフター作用を
行わせろことができるのである。
捷た、固定用パネル21にも挿入孔23と隣接して換気
口29を設けろことにより(当然リヤルーフレールアッ
パ6の換気口27よりも下方にオフセットして形成する
)、このドラフター作用をより効果的に行わせることが
できろ。
以上のように本考案によれば従来のりャルーフレールア
ッパにヒンジブラケット挿入孔を形成して該挿入孔から
ヒンジブラケットをリヤルーフレールの閉断面空間に挿
入、配置するものと異なり、リヤルーフレールアッパに
凹部を設けて、この凹部な固定用パネルで覆ってボック
ス部を形成し、このボックス部にヒンジブラケットを挿
入、配置するものであるから、シール部材を伺等要する
ことなくヒンジブラケット取付部からりャルーフレール
内への水侵入を完全になくすことができ、かつ、ボック
ス部内に流入した水はヒンジ固定用パネルの下縁に形成
した水抜孔より逐次スムーズに排水することができる。
そして、特に該ヒンジ取付部分のりャルーフレールはボ
ックス部の形成によって二重の閉断面構造となるのでバ
ンクドア全開時のねじれに対する車体側のヒンジ支持剛
性を著しく高くすることができるという実用上優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はバックドア型車の後斜視図、第2図は第1図[
−TI線に沿う従来の構造を示す断面図、第3図は本案
構造を示す第2図と同様の図、第4図は同斜視説明図、
第5図は第4図のV−v線に沿う断面説明図である。 1・・−車体、2・・・バンクドア、4・・・ルーフパ
ネル、5・・・リヤルーフレール、6・・・リヤルーフ
レールアッパ、7・・・リヤルーフレールロア、8・・
・閉断面空間、9・・・ドアヒンジ、9a・・・ドアヒ
ンジブラケット、20・・・凹部、21・・・ヒンジ固
定用パネル、22・・・ボックス部、23・・・ヒンジ
ブラケット挿入孔、25・・・水抜孔、27・・・換気
口。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)リヤルーフレールロアとで閉断面を構成するりャ
    ルーフレールアッパのバックドアヒンジ配設部位に凹部
    を形成し、該凹部をヒンジブラケット挿入孔を有するヒ
    ンジ固定用パネルで覆ってボックス部を形成することに
    よって2重の閉断面構造となし、該ヒンジ固定用パネル
    の下縁に前記ボックス部の底部と外部とを連通する水抜
    孔を形成したことを特徴とする自動車のバックドアヒン
    ジ取付部構造。
  2. (2) リヤルーフレールアッパの凹部側壁VCri
    、該リヤルーフレールアッパとりャルーフレールロアと
    で構成する閉断面内に導入される車室内気の換気口が形
    成されてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動
    車のバックドアヒンジ取付部構造。
  3. (3)ヒンジ固定用パネルニハ、ヒンジブラケット挿入
    孔と隣接して換気口を開放してなる実用新案登録請求の
    範囲第2項記載の自動車のバックドアヒンジ取付部構造
JP1978077818U 1978-06-07 1978-06-07 自動車のバツクドアヒンジ取付部構造 Expired JPS5832982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978077818U JPS5832982Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 自動車のバツクドアヒンジ取付部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978077818U JPS5832982Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 自動車のバツクドアヒンジ取付部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54179614U JPS54179614U (ja) 1979-12-19
JPS5832982Y2 true JPS5832982Y2 (ja) 1983-07-22

Family

ID=28994345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978077818U Expired JPS5832982Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 自動車のバツクドアヒンジ取付部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5832982Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232505U (ja) * 1975-08-28 1977-03-07
JPS5313144U (ja) * 1976-07-16 1978-02-03

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232505U (ja) * 1975-08-28 1977-03-07
JPS5313144U (ja) * 1976-07-16 1978-02-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54179614U (ja) 1979-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7359017B2 (ja) 車両の前部構造
JP4104392B2 (ja) 外気導入部の水入り防止構造
JPS5832982Y2 (ja) 自動車のバツクドアヒンジ取付部構造
JPS591848Y2 (ja) 開閉屋根式自動車の排水装置
JPH0562310U (ja) 自動車のドア構造
CN108146511B (zh) 一种空气室结构及汽车
JPS6348462Y2 (ja)
JPS646327Y2 (ja)
JP2003104238A (ja) カウルの排水構造
JP3539477B2 (ja) 車体構造
JP2555103Y2 (ja) トラックのキャブ構造
JPS633891Y2 (ja)
JP2548383Y2 (ja) 自動車におけるリヤゲートのシール構造
JPS6210215Y2 (ja)
JP3129391B2 (ja) ドアのシール構造
JPS582657Y2 (ja) 車体側にドリップを有する着脱屋根のコ−ナ−シ−ル構造
JPS6239975Y2 (ja)
JPH0143301Y2 (ja)
JPH034403B2 (ja)
JPH0313048Y2 (ja)
JPS5911978A (ja) 車両用カウル部構造
JPH0712219Y2 (ja) 車両のル−フサイド部構造
JPS6144544Y2 (ja)
JPS6139621Y2 (ja)
JPH075030Y2 (ja) 自動車用スポイラ