JP3241167B2 - 空気調和機用キャビネット - Google Patents
空気調和機用キャビネットInfo
- Publication number
- JP3241167B2 JP3241167B2 JP12943993A JP12943993A JP3241167B2 JP 3241167 B2 JP3241167 B2 JP 3241167B2 JP 12943993 A JP12943993 A JP 12943993A JP 12943993 A JP12943993 A JP 12943993A JP 3241167 B2 JP3241167 B2 JP 3241167B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- packed
- fixing plate
- packed valve
- valve fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
の室外ユニットに適用されるキャビネットに係り、特に
パックドバルブ配設部位の構造の改良に関する。
ニット用キャビネットの従来例を示す。
としてボックス形で、底板部2、天板部3、フロントキ
ャビネット4およびバックキャビネット5を有する。フ
ロントキャビネット4は平板状の1枚板構造とされ、ま
たバックキャビネット5は、フロントキャビネット4に
対向する中間片部5aと、その両側に連設されてユニッ
ト側まで延在する一対の側片部5b,5bとにより略コ
字形の折曲板状に形成されている。
て、底板部2上にパックドバルブ固定板6が立設され、
このパックドバルブ固定板6の上部で開口する縦長な一
対の平行な切欠部7からパックドバルブ8が挿入され、
それぞれ固定されている。なお、各パックドバルブ8に
は配管接続口(フレアナット)部9がそれぞれ上向きに
設けられている。
ネットでは、図8に示すように、パックドバルブ固定板
6の切欠部7の上端開口部が外方に比較的大きく露出し
ている。
5b側から滴下する雨水等がパックドバルブ固定板6の
切欠部7を介してユニット内方に侵入してコンプレッサ
防音材を濡らしたりすることがある。またコンプレッサ
等の運転騒音がその切欠部7から外方に洩れ易い。さら
に外観上の体裁を損う場合もある。
もので、パックドバルブ固定板の切欠部からの雨水侵入
防止、運転騒音の洩れ防止および外観の向上等が図れる
空気調和機用キャビネットを提供することを目的とす
る。
するために、底板部、天板部、フロントキャビネットお
よびバックキャビネットを有し、かつ側面部位に配置さ
れる一対のパックドバルブを、前記底板部上に立設した
パックドバルブ固定板に、その固定板上部で開口する縦
長な切欠部へ固定設置したものにおいて、前記バックキ
ャビネットを室外ユニット側方まで延在する側片部を有
するものとし、前記一対のパックドバルブは、前記パッ
クドバルブ固定板に、前記底板部に対し斜めに配置され
るように形成し、その側片部から外方に突出させた下端
面が前記底板部に対し斜めとなるように形成する庇状の
カバー部によって前記パックドバルブ固定板の切欠部の
上部の開口を被覆させたことを特徴とする。
め方向に沿って一対、互いに平行に形成されるととも
に、その各切欠部の底の部分は互いに高さを異ならせて
おり、その底の部分にそれぞれパックドバルブが配置さ
れ、かつバックキャビネットの庇状のカバー部は前記パ
ックドバルブ固定板の切欠部上端の開口に対応して傾斜
していることが望ましい。
流下する雨水等が庇状のカバー部によってキャビネット
外方に導かれ、パックドバルブ固定板の切欠部からキャ
ビネット内への雨水等の侵入防止が図れるようになる。
また、切欠部の遮蔽効果でカバー部によるコンプレッサ
等の運転騒音の外方への洩れ防止、外観の向上等も図れ
るようになる。
段違い状態で配置した構成とすることにより、これらを
同一高さで横並びとする従来構成に比較して、両パック
ドバルブの横方向間隔が減少し、室外ユニットの薄形化
が図れるようになる。また、従来の構造ではパックドバ
ルブが横並びであるため、それぞれの配管接続口(フレ
アナット)部を上向きにせざるを得ず、例えば冷媒配管
を横方向から接続する場合の作業煩雑化の原因となって
いたのに対し、パックドバルブを斜め方向で段違いに配
置した前記の構成によれば、配管接続口(フレアナッ
ト)部を斜め上向きとすることができ、これにより横方
向からの配管接続等の作業が容易に行なえるようにな
る。
庇状のカバー部を傾斜させた場合には、雨水等がカバー
部の傾斜に沿って流下するので、雨水等の侵入防止機能
が一層向上できるようになる。
して説明する。
組立後の要部構成を示す側面図、図3は図2の概略断面
図、図3は組立て途中の状態を示す側面図である。
ットのキャビネット11が全体としてボックス形で、底
板部12、天板部13、ファンガード14a、フロント
キャビネット14bおよびバックキャビネット15を有
している。ファンガード14は平板状の1枚板構造とさ
れ、フロントキャビネット14bを覆うように配置され
る。バックキャビネット15はファンガード14に対向
する中間片部15aと、その両側に連設されてユニット
側方まで延在する一対の側片部15b,15bとにより
略コ字形の折曲板状とされている。
うに、底板部12に立設されるパックドバルブ固定板1
6が絞り加工により一体成形されて、起立片としての上
部が略三角形状をなす基板部16aと、この基板部16
aの外側方に向って傾斜連設部16bを介して凸状(断
面台形状)に突出するパックドバルブ固定部16cとを
有する構成となっている。このパックドバルブ固定板1
6に、上端側が基板部16aの斜辺部位でそれぞれ開口
する一対の切欠部17が、斜め方向に沿って互いに平行
に形成されている。この各切欠部17の底の部分は互い
に高さを異ならせており、その底の部分にそれぞれパッ
クドバルブ18が配置され、パックドバルブ固定部16
cに締付具17aによって固定されている。各パックド
バルブ18の配管接続口(フレアナット)部19は、そ
れぞれ斜め上方に向って突出している。
5の側片部15bには、パックドバルブ固定板16の基
板部16aの斜辺部位に対向する傾斜状の切欠20が形
成されており、この切欠20部分から外方に突出させた
庇状のカバー部21によって、パックドバルブ固定板1
6の各切欠部17の上部開口が被覆されている。つま
り、カバー部21はパックドバルブ固定板16の切欠部
17の開口に対応して傾斜している。
ネットによると、バックキャビネット15に沿って流下
する雨水等が庇状のカバー部21によってキャビネット
外方に導かれる。したがって、パックドバルブ固定板1
6の切欠部17からキャビネット内への雨水等の侵入防
止が図れるようになる。特に、パックドバルブ18の配
置に関連して庇状のカバー部21を傾斜させたので、雨
水等がカバー部21の傾斜に沿って流下し、雨水等の侵
入防止機能が一層向上できるようになる。また、切欠部
17の遮蔽効果でカバー部21によるコンプレッサ等の
運転騒音の外方への洩れ防止、外観の向上等も図れるよ
うになる。
向に段違い状態で配置した構成としたので、これらを同
一高さで横並びとする従来構成に比較して、両パックド
バルブ18の横方向間隔が減少し、室外ユニットの薄形
化が図れるようになる。また、従来の構造ではパックド
バルブが横並びであるため、それぞれの配管接続口(フ
レアナット)部を上向きにせざるを得ず、例えば冷媒配
管を横方向から接続する場合の作業煩雑化の原因となっ
ていたのに対し、本実施例ではパックドバルブ18を斜
め方向で段違いに配置したので、配管接続口(フレアナ
ット)部を斜め上向きとすることができ、これにより横
方向からの配管接続等の作業が容易に行なえるようにな
る。
実施例が前記一実施例と異なる点は、キャビネット側部
に独立部品としてのバルブカバー22を設け、パックド
バルブ18に結露した水を、バルブカバー22の内面に
複数本設けた樋23により、スピードを緩やかにして集
水し、バルブカバー22より室外ユニットの底板部12
に結露水を滴下させるようにした点である。
記の樋23がなく、ハックドバルブに結露した水がカバ
ーの内面を通り、底板内部に滴下していた。しかし、結
露した水の流れるスピードが速く、カバーからオーバー
フローすることがあり、室外ユニット本体とパックドバ
ルブカバーとの隙間から本体外側へ染み出すことがあっ
た。これを防ぐためにシール材等を貼り付けて染出しを
防止していたことから、製造コストがアップする等の原
因となっていた。
面に複数本の樋23を設けたことにより、パックドバル
ブ18より滴下した結露水の流れるスピードを緩やかに
して集水できるため、バルブカバー22の集水用の縁を
オーバーフローすることなく、底板部12内に流すこと
ができる。これにより、室外ユニット本体とバルブカバ
ーとの隙間を埋めるためのシール材が廃止可能となり、
低コスト化が図れるものである。
ば、バックキャビネットに沿って流下する雨水等が庇状
のカバー部によってキャビネット外方に導かれ、パック
ドバルブ固定板の切欠部からキャビネット内への雨水等
の侵入防止が図れるようになる。また、切欠部の遮蔽効
果でカバー部によるコンプレッサ等の運転騒音の外方へ
の洩れ防止、外観の向上等も図れるようになる。特に、
一対のパックドバルブを斜め方向に配置した構成とした
ことにより、これらを同一高さで横並びとする構成に比
較して両パックドバルブの横方向間隔が減少し、室外ユ
ニットの薄形化が図れ、またパックドバルブが横並びで
ある従来構造に比して、横方向からの配管接続等の作業
容易化が図れる。
視図。
Claims (2)
- 【請求項1】底板部、天板部、フロントキャビネットお
よびバックキャビネットを有し、かつ側面部位に配置さ
れる一対のパックドバルブを、前記底板部上に立設した
パックドバルブ固定板に、その固定板上部で開口する縦
長な切欠部へ固定設置したものにおいて、前記バックキ
ャビネットを室外ユニット側方まで延在する側片部を有
するものとし、前記一対のパックドバルブは、前記パッ
クドバルブ固定板に、前記底板部に対し斜めに配置され
るように形成し、その側片部から外方に突出させた下端
面が前記底板部に対し斜めとなるように形成する庇状の
カバー部によって前記パックドバルブ固定板の切欠部の
上部の開口を被覆させたことを特徴とする空気調和機用
キャビネット。 - 【請求項2】 パックドバルブ固定板の切欠部は斜め方
向に沿って一対、互いに平行に形成されるとともに、そ
の各切欠部の底の部分は互いに高さを異ならせており、
その底の部分にそれぞれパックドバルブが配置され、か
つバックキャビネットの庇状のカバー部は前記パックド
バルブ固定板の切欠部上端の開口に対応して傾斜してい
ることを特徴とする請求項1記載の空気調和機用キャビ
ネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12943993A JP3241167B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 空気調和機用キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12943993A JP3241167B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 空気調和機用キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341682A JPH06341682A (ja) | 1994-12-13 |
JP3241167B2 true JP3241167B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=15009501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12943993A Expired - Fee Related JP3241167B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 空気調和機用キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241167B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7086250B2 (en) | 2002-07-04 | 2006-08-08 | Daikin Industries, Ltd. | Outdoor unit of air conditioner |
JP7076054B1 (ja) | 2022-03-14 | 2022-05-26 | 旭ファイバーグラス株式会社 | 床下地材及びその製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000161719A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-16 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気調和機の室外ユニット |
JP5586564B2 (ja) * | 2011-11-04 | 2014-09-10 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外機 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP12943993A patent/JP3241167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7086250B2 (en) | 2002-07-04 | 2006-08-08 | Daikin Industries, Ltd. | Outdoor unit of air conditioner |
JP7076054B1 (ja) | 2022-03-14 | 2022-05-26 | 旭ファイバーグラス株式会社 | 床下地材及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06341682A (ja) | 1994-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6767281B2 (en) | Passive venting device | |
CA2371455C (en) | Passive venting device | |
US9557074B2 (en) | Roof vent | |
US7780510B2 (en) | Attic vent | |
JP5027904B2 (ja) | ルーバー構造の通気口を備えたエンジン駆動作業機 | |
JP3549357B2 (ja) | 分離型空気調和装置の室外機 | |
JPH11514197A (ja) | スイッチキャビネットの背壁、側壁またはドアに組み付けるための冷却装置 | |
US20140342658A1 (en) | Precipitation control system | |
JP3241167B2 (ja) | 空気調和機用キャビネット | |
JPH1137526A (ja) | 換気用屋外フード | |
JPH06221633A (ja) | 換気口のカバー装置 | |
JPH0453037Y2 (ja) | ||
JPH0674492A (ja) | 空気調和機の室外機のパックドバルブカバー構造 | |
JPH0334569Y2 (ja) | ||
JP4109980B2 (ja) | 棟換気装置及び該装置を用いた棟換気構造 | |
JP7497110B2 (ja) | 電気機器収納キャビネット用ルーバー | |
JPH0993731A (ja) | 屋外配電盤 | |
JPH08303826A (ja) | ルーフベンチレータの設置構造 | |
JPH08260637A (ja) | 建築物の屋根裏換気構造 | |
JPS5856494Y2 (ja) | クウキチヨウワキノ シツガイユニツト | |
JP2000282634A (ja) | バルコニーの排水構造 | |
JPS6229536Y2 (ja) | ||
JPS6227784Y2 (ja) | ||
JPH0619742Y2 (ja) | 出窓における結露水の排水構造 | |
JPH08177186A (ja) | 棟換気装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |