JP2000282634A - バルコニーの排水構造 - Google Patents
バルコニーの排水構造Info
- Publication number
- JP2000282634A JP2000282634A JP11087337A JP8733799A JP2000282634A JP 2000282634 A JP2000282634 A JP 2000282634A JP 11087337 A JP11087337 A JP 11087337A JP 8733799 A JP8733799 A JP 8733799A JP 2000282634 A JP2000282634 A JP 2000282634A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balcony
- plate
- gutter
- collecting basin
- floor plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】床板と排水ダクトとの接続部において枯葉など
のごみが詰まっても雨水などが床板の上で溢れることの
ないようにする。 【解決手段】バルコニーの床板１に断面凹状の樋部６を
備え、この樋部６の一端部に集水枡７を設けて、この集
水枡７をバルコニーの手摺り部から側方に突出させ、こ
の集水枡７の下端には上下方向に向く縦樋を取り付け、
集水枡７の側板部１３の少なくとも一部に上端より少し
下側の位置でオーバーフロー用の孔部１４を形成した。
のごみが詰まっても雨水などが床板の上で溢れることの
ないようにする。 【解決手段】バルコニーの床板１に断面凹状の樋部６を
備え、この樋部６の一端部に集水枡７を設けて、この集
水枡７をバルコニーの手摺り部から側方に突出させ、こ
の集水枡７の下端には上下方向に向く縦樋を取り付け、
集水枡７の側板部１３の少なくとも一部に上端より少し
下側の位置でオーバーフロー用の孔部１４を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルコニーの排水
構造に関するものである。
構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、建物に外壁から張り出して設
けられるバルコニーには、バルコニーの床板の上に降り
注いだ雨水などを排水させるべく排水ダクトが接続され
ている。床板と排水ダクトとの接続部はバルコニーの周
りを取り囲む手摺りの内側に位置する床板の一部で行な
われており、この接続部において枯葉などのごみが詰ま
ることによって雨水などが流れなくなり、床板の上で溢
れて住居室内の中に浸入するという問題があった。
けられるバルコニーには、バルコニーの床板の上に降り
注いだ雨水などを排水させるべく排水ダクトが接続され
ている。床板と排水ダクトとの接続部はバルコニーの周
りを取り囲む手摺りの内側に位置する床板の一部で行な
われており、この接続部において枯葉などのごみが詰ま
ることによって雨水などが流れなくなり、床板の上で溢
れて住居室内の中に浸入するという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、床板と排水ダクトとの接続部にお
いて枯葉などのごみが詰まっても雨水などが床板の上で
溢れて住居室内の中に浸入することのないようにするこ
とを目的とするものである。
題を解決するもので、床板と排水ダクトとの接続部にお
いて枯葉などのごみが詰まっても雨水などが床板の上で
溢れて住居室内の中に浸入することのないようにするこ
とを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、バルコニーの床板に断面凹状の樋部を備
え、この樋部の一端部に集水枡を設けて、この集水枡を
バルコニーの手摺り部から側方に突出させ、この集水枡
の下端には上下方向に向く縦樋を取り付け、集水枡の側
板部の少なくとも一部に上端より少し下側の位置でオー
バーフロー用の孔部を形成してなることを要旨とするも
のである。
に本発明は、バルコニーの床板に断面凹状の樋部を備
え、この樋部の一端部に集水枡を設けて、この集水枡を
バルコニーの手摺り部から側方に突出させ、この集水枡
の下端には上下方向に向く縦樋を取り付け、集水枡の側
板部の少なくとも一部に上端より少し下側の位置でオー
バーフロー用の孔部を形成してなることを要旨とするも
のである。
【０００５】この構成により、集水枡に枯葉などのごみ
が詰まっても、バルコニーの手摺り部から側方に突出す
る集水枡の側板部の少なくとも一部に上端より少し下側
の位置でオーバーフロー用の孔部が形成されているの
で、雨水などは孔部からオーバーフローして排出され、
床板の上で溢れて住居室内の中に浸入することがない。
が詰まっても、バルコニーの手摺り部から側方に突出す
る集水枡の側板部の少なくとも一部に上端より少し下側
の位置でオーバーフロー用の孔部が形成されているの
で、雨水などは孔部からオーバーフローして排出され、
床板の上で溢れて住居室内の中に浸入することがない。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。先ず、本発明の第１の実
施の形態について、図１〜図４に基づき説明すると、１
はバルコニーの周りを取り囲む手摺り部２の内側におい
て大引３に支持される根太４の上に載せられるアルミニ
ウム製の床板である。この床板１は室内側に向かって僅
かな角度で下向きに傾斜するフラットな板部５と、この
板部５の室内側の傾斜端部に位置する断面凹状の樋部６
と、この樋部６の一端部において前記板部５から一側方
に突出するように樋部６に取り付けられる別部材として
の集水枡７と、周囲を覆う板部８〜１１とから構成され
ている。さらに詳しくは、前記集水枡７には前記樋部６
の一端部上に載るように差し込まれる断面凹状の差し込
み部１２を備え、この差し込み部１２を前記樋部６にパ
ッキン（図示せず）を介在させた状態でビス止めするこ
とにより集水枡７は樋部６に取り付けられる。また、集
水枡７には側板部１３の少なくとも一部に上端より少し
下側の位置でオーバーフロー用の孔部１４が形成されて
いる。この孔部１４の高さは前記板部５の室内側の傾斜
端部の高さとほぼ同じとなるように構成されている。ま
た、集水枡７の下端には上下方向に向く縦樋１５が取り
付けられる。さらに、前記周囲を覆う板部８〜１１につ
いて説明すると、板部５と樋部６は押し出し成形により
一体的に形成されることから、床板１の室内側および室
内側とは反対側の端部に沿う板部８，１０は板部５およ
び樋部６と一体に形成され、床板１の両側における板部
９，１１は別部材のものをパッキン（図示せず）を介在
させた状態でビス止めにて板部５および樋部６に取り付
けられる。
て、図面に基づいて説明する。先ず、本発明の第１の実
施の形態について、図１〜図４に基づき説明すると、１
はバルコニーの周りを取り囲む手摺り部２の内側におい
て大引３に支持される根太４の上に載せられるアルミニ
ウム製の床板である。この床板１は室内側に向かって僅
かな角度で下向きに傾斜するフラットな板部５と、この
板部５の室内側の傾斜端部に位置する断面凹状の樋部６
と、この樋部６の一端部において前記板部５から一側方
に突出するように樋部６に取り付けられる別部材として
の集水枡７と、周囲を覆う板部８〜１１とから構成され
ている。さらに詳しくは、前記集水枡７には前記樋部６
の一端部上に載るように差し込まれる断面凹状の差し込
み部１２を備え、この差し込み部１２を前記樋部６にパ
ッキン（図示せず）を介在させた状態でビス止めするこ
とにより集水枡７は樋部６に取り付けられる。また、集
水枡７には側板部１３の少なくとも一部に上端より少し
下側の位置でオーバーフロー用の孔部１４が形成されて
いる。この孔部１４の高さは前記板部５の室内側の傾斜
端部の高さとほぼ同じとなるように構成されている。ま
た、集水枡７の下端には上下方向に向く縦樋１５が取り
付けられる。さらに、前記周囲を覆う板部８〜１１につ
いて説明すると、板部５と樋部６は押し出し成形により
一体的に形成されることから、床板１の室内側および室
内側とは反対側の端部に沿う板部８，１０は板部５およ
び樋部６と一体に形成され、床板１の両側における板部
９，１１は別部材のものをパッキン（図示せず）を介在
させた状態でビス止めにて板部５および樋部６に取り付
けられる。
【０００７】このように構成された床板１は前記根太４
の上に載せられて配設されるのであるが、前記集水枡７
はバルコニーの手摺り部２に形成された孔部１６より側
方に突出する。
の上に載せられて配設されるのであるが、前記集水枡７
はバルコニーの手摺り部２に形成された孔部１６より側
方に突出する。
【０００８】以上のように構成することにより、前記床
板１の上に降り注いだ雨水などは室内側に向かって僅か
な角度で下向きに傾斜するフラットな板部５より樋部６
に流れ込み、樋部６から集水枡７に集水されて縦樋１５
から下方に排出される。そして、前記集水枡７に枯葉な
どのごみが詰まっても、集水枡７の側板部１３の少なく
とも一部に上端より少し下側の位置でオーバーフロー用
の孔部１４が形成されているので、雨水などは孔部１４
からオーバーフローして排出され、床板１の上で溢れて
住居室内の中に浸入することがない。特に、前記集水枡
７の孔部１４の高さを前記板部５の室内側の傾斜端部の
高さとほぼ同じとなるように構成することにより、集水
枡７に枯葉などのごみが詰まっても、雨水などは樋部６
には溜まるが、前記板部５の上には溜まるようなことが
ない。
板１の上に降り注いだ雨水などは室内側に向かって僅か
な角度で下向きに傾斜するフラットな板部５より樋部６
に流れ込み、樋部６から集水枡７に集水されて縦樋１５
から下方に排出される。そして、前記集水枡７に枯葉な
どのごみが詰まっても、集水枡７の側板部１３の少なく
とも一部に上端より少し下側の位置でオーバーフロー用
の孔部１４が形成されているので、雨水などは孔部１４
からオーバーフローして排出され、床板１の上で溢れて
住居室内の中に浸入することがない。特に、前記集水枡
７の孔部１４の高さを前記板部５の室内側の傾斜端部の
高さとほぼ同じとなるように構成することにより、集水
枡７に枯葉などのごみが詰まっても、雨水などは樋部６
には溜まるが、前記板部５の上には溜まるようなことが
ない。
【０００９】以上第１の実施の形態について述べたが、
図５に示す第２の実施の形態のように床板１全体を一体
成形により形成することも可能であるが、床板の成形は
以上のものに限定されるものではない。また、前記樋部
６を一端部側、即ち集水枡７側に向かって僅かな角度で
下向きに傾斜させることにより雨水などは集水枡７に集
まりやすくなる。
図５に示す第２の実施の形態のように床板１全体を一体
成形により形成することも可能であるが、床板の成形は
以上のものに限定されるものではない。また、前記樋部
６を一端部側、即ち集水枡７側に向かって僅かな角度で
下向きに傾斜させることにより雨水などは集水枡７に集
まりやすくなる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、集水枡に
枯葉などのごみが詰まっても、バルコニーの手摺り部か
ら側方に突出する集水枡の側板部の少なくとも一部に上
端より少し下側の位置でオーバーフロー用の孔部が形成
されているので、雨水などは孔部からオーバーフローし
て排出され、床板の上で溢れて住居室内の中に浸入する
ことがない。
枯葉などのごみが詰まっても、バルコニーの手摺り部か
ら側方に突出する集水枡の側板部の少なくとも一部に上
端より少し下側の位置でオーバーフロー用の孔部が形成
されているので、雨水などは孔部からオーバーフローし
て排出され、床板の上で溢れて住居室内の中に浸入する
ことがない。
【図1】本発明の第１の実施の形態における床板の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同床板の組み立て完成斜視図である。
【図3】同バルコニーの全体斜視図である。
【図4】同バルコニーの断面図である。
【図5】本発明の第２の実施の形態における床板の斜視
図である。
図である。
【符号の説明】 １ 床板 ２ 手摺り部 ５ 板部 ６ 樋部 ７ 集水枡 ８ 板部 ９ 板部 １０ 板部 １１ 板部 １２ 差し込み部 １３ 側板部 １４ 孔部 １５ 縦樋 １６ 孔部
Claims (1)
- 【請求項1】バルコニーの床板に断面凹状の樋部を備
え、この樋部の一端部に集水枡を設けて、この集水枡を
バルコニーの手摺り部から側方に突出させ、この集水枡
の下端には上下方向に向く縦樋を取り付け、集水枡の側
板部の少なくとも一部に上端より少し下側の位置でオー
バーフロー用の孔部を形成してなることを特徴とするバ
ルコニーの排水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087337A JP2000282634A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | バルコニーの排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087337A JP2000282634A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | バルコニーの排水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000282634A true JP2000282634A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13912065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11087337A Pending JP2000282634A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | バルコニーの排水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000282634A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006193961A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Takiron Co Ltd | 防水構造体 |
| JP2007308959A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Sekisui Chem Co Ltd | 屋根構造 |
| JP2015101925A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋集水器及び軒樋集水装置 |
| KR20180002556U (ko) * | 2017-02-16 | 2018-08-27 | 한중기반산업 주식회사 | 비닐하우스용 빗물수거장치 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11087337A patent/JP2000282634A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006193961A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Takiron Co Ltd | 防水構造体 |
| JP2007308959A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Sekisui Chem Co Ltd | 屋根構造 |
| JP2015101925A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-06-04 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋集水器及び軒樋集水装置 |
| KR20180002556U (ko) * | 2017-02-16 | 2018-08-27 | 한중기반산업 주식회사 | 비닐하우스용 빗물수거장치 |
| KR200489757Y1 (ko) * | 2017-02-16 | 2019-08-12 | 한중기반산업 주식회사 | 비닐하우스용 빗물수거장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050510 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050927 |