JPH10121768A - 駐車車両のロック装置及び同装置に用いる作動状態指 示装置 - Google Patents

駐車車両のロック装置及び同装置に用いる作動状態指 示装置

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JPH10121768A
JPH10121768A JP29799196A JP29799196A JPH10121768A JP H10121768 A JPH10121768 A JP H10121768A JP 29799196 A JP29799196 A JP 29799196A JP 29799196 A JP29799196 A JP 29799196A JP H10121768 A JPH10121768 A JP H10121768A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧シリンダ等を用いて昇降部材を任意の高
さまで昇降させる装置とすることによりロードクリアラ
ンスの大きな車両でも不正な車両退出を有効に阻止す
る。 【解決手段】 ほぼ全体が地中に埋設されている装置本
体2内に油圧シリンダ4が配置され、この装置本体2に
嵌挿されている昇降部材3はこの油圧シリンダ4の駆動
力により昇降する。昇降部材4が下降すると係止片3a
が昇降リング9に係止し、昇降リング9は下降を開始
し、この下降動作はピン9a、6cを介して指示棒6側
に伝達され、指示棒6は軸7を中心として地面側に下降
するよう回動する。反対に昇降部材3が上昇する時はバ
ネ8の弾発力が解除され、指示棒6は起立する。この指
示棒6の動作は昇降部材3の上昇状態、下降状態を示す
ため、ドライバーはこの指示棒6の状態により昇降部材
3の昇降・下降状態を容易に知ることが可能となり、昇
降部材3の上昇時に誤って車両を退出させる等の事態が
発生するのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車車両のロック装
置および同装置の作動状態を容易に確認できるようにし
た指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車装置の一つとして所定位置に停車し
た車両を、一側に設けられた軸を中心として回動するフ
ラップ板と称する部材でロックし、駐車時間に対応して
料金を支払う形式のロック式駐車装置がある。この種の
駐車装置は平地に駐車機構を配置することにより少ない
人手で短時日で設置可能であるため、立体式駐車装置に
比較して安価に設置でき、このため最近では空き地利用
の有効な手段として広く利用されている。
【0003】上記駐車装置は、駐車スペース内に配置さ
れた基台部に軸を中心として揺動するフラップ板が設け
られ、進入した車両を検知するとこのフラップ板が起立
して、車両が退出できないようにし、駐車時間に対応す
る料金を投入することによってフラップ板が下降して車
両の退出が可能となるよう構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の駐車装置
は、乗用車、軽自動車等車体底面と路面との距離(ロー
ドクリアランス)が小さい車両では有効であるが、リク
リエーショナルビークル(通称RV)と称される、ロー
ドクリアランスが大きく、しかも四輪駆動の車両では不
正退出阻止は殆ど不可能である。即ちこのような車両で
はフラップ板が起立していても、フラップ板上端と車両
底面との間に相当な間隔が生じてしまい、然も四輪駆動
であるためフラップ板に係止する車輪以外が全て駆動力
を発揮するためフラップ板に係止されている車輪も容易
にこのフラップ板を乗り越えることができ、簡単に不正
退出することができる。
【0005】車両の不正退出は、単に駐車料金が未収と
なるだけでなく、車両退出時に起立したフラップ板に大
きな荷重が加わるため、フラップ板や、フラップ板の昇
降機構に対し、極端な場合には修理不能な程の損傷を与
えてしまう。
【0006】不正退出防止の観点からはフラップ板の幅
を大きくして、ロードクリアランスの大きな車両でも起
立時にフラップ板が車両底部に接触するよう構成するこ
とが考えられる。しかながらこの構成ではフラップ板昇
降の駆動力を大きくする必用がある反面、四輪駆動車等
では大きな阻止力とはならず、フラップ板の幅が拡大す
ることによりモーメントアームが大きくなった分、不正
退出時に機構部が受ける損傷は却って大きくなってしま
う可能性が高く、問題の解決にはならないのが実情であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の従来装置
の問題点に鑑み構成された駐車車両のロック装置およじ
ロック装置の作動(昇降)状態を指示する装置であっ
て、ロック装置は油圧シリンダ、エアシリンダ等の駆動
機構が、鉛直方向に作動するよう配置され、かつその作
動端には駐車車両の退出を阻止する昇降部材が係止配置
されるよう構成され、指示装置はこのロック装置に昇降
動作に対応して、指示棒等の視認容易な部材が昇降動作
を行うことによりロック装置の作動状態が容易に確認で
きるよう構成した装置である。
【0008】
【発明の実施の態様】ほぼ全体が地中に埋設された装置
本体内には油圧シリンダ、エアシリンダ等の駆動装置
が、駆動方向がほぼ鉛直方向となるよう立設配置されて
いる。この装置本体に対しては鉛直方向に移動、即ち昇
降する昇降部材が嵌挿配置されている。駆動装置の作動
端であるシリンダロッド端部はこの昇降部材の裏面に於
いて昇降部材の上端部と接続しており、シリンダロッド
の昇降により当該昇降部材が昇降するよう構成されてい
る。
【0009】なお装置本体が地中に埋設される関係上、
当該昇降部材の作動を確実にするために前記昇降部材は
装置本体内面に沿って摺動昇降するよう構成するのが望
ましい。このため、装置本体の上部端縁は昇降装置の外
側に位置することになり、この部分から雨水が進入した
り、あるいは摺動面にごみや砂等が進入して装置の作動
不良や故障の原因となる可能性がある。このため、昇降
部材は全体はゴム等の可撓性材料からなるジャバラ機構
のカバーを設け、前記雨水やゴミ等の進入の防止するよ
う構成しておくことが望ましい。
【0010】次に、車両が退出する際に、昇降装置が完
全に下降し切らない内に車両を発進させると、車両や駐
車装置が損傷する可能性がある。このため、装置が上昇
或いは下降している状態を運転者に示す指示装置を配置
する。この指示装置はロック装置の上昇時には起立し、
かつロック装置が完全に下降すると起立状態から横倒し
状態となるよう構成され、運転者はこの指示装置が起立
状態を保持している時はロック装置が上昇状態にある
か、少なくとも完全には下降していない状態であること
を知ることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面により具体的に説
明する。
【0012】図1及び図2は本発明の第1の実施例を示
す。矢印1は駐車車両をロックするロック装置を示す。
主として図1において、このロック装置1は、符号2で
示す本体と、この本体2対して鉛直方向に摺動昇降する
昇降部材3とにより構成され、この昇降部材3が上昇位
置にあることにより駐車車両の退出を阻止するようにな
っている。
【0013】符号4は装置本体2と昇降部材3とにより
形成された密閉空間内に配置された駆動装置たる油圧シ
リンダである。同油圧シリンダ4の本体部4aは装置本
体2の底面に立設配置され、かつシリンダロッド4bの
先端部は前記昇降部材3の天井面に当接固定されてい
る。このように構成することにより、油圧シリンダ4の
作動により昇降部材3が装置本体2に摺動して昇降する
よう構成されいてる。
【0014】次に矢印5は前記ロック装置の昇降状態を
示す昇降指示装置(以下単に「指示装置」とする)を示
す。6はこの指示装置5の本体部である指示棒である。
この指示棒6の基部は軸受部6aとなっており、この軸
受部6aに対して支持軸7が挿通することにより、指示
棒6はこの支持軸7を中心として揺動するよう構成され
ている。8はこの支持軸7に設けられたばね(鋏型ば
ね)であって、指示棒6に設けられた係止ピン6bに一
端が係止されることによりこの指示棒6を起立方向に付
勢している。21はこの起立方向に付勢された指示棒6
がほぼ垂直に起立した状態を保持するためのストッパで
ある。
【0015】次に符号9は装置本体2の上部において当
該装置本体2に嵌挿された昇降リングであって、コイル
バネ10により常時は装置本体2の上部端縁側に付勢さ
れている。なお、装置本体上端には図示しないストッパ
が設けられ、当該昇降リング9が装置本体2から外れな
いようになっている。9aはこの昇降リングに固設され
た係合ピン(以下「リング側係合ピン」と称する)であ
って、指示棒6に固設された係合ピン(以下「指示棒側
係合ピン」と称する)6cの上部において、この指示棒
側係合ピン6cにほぼ直交するようにして係止するよう
構成されている。また符号3aは昇降部材3に設けられ
た係止片である。
【0016】符号17は昇降部材3全体を覆うように構
成されているカバーであって、ゴム或いはこれと同効の
材料により蛇腹状に形成され、昇降部材3の昇降動作に
従動するようになっている。なお前記リング側係合ピン
9a等はこのカバー形成された切れ込みから外部に突出
位置するようになっている。
【0017】上記構成のロック装置は図3及び図4に示
すように駐車エリアに進入し、駐車した車両Cの背後
(バックで進入した場合には車両の前方)に位置するよ
う駐車エリアの入口部のほぼ中央に配置され、昇降部材
3は最上端位置まで上昇して駐車車両の退出を阻止し、
かつ指示棒6が起立状態となっていることにより運転席
からもロック装置が上昇位置にあることが容易に確認で
きるようにし、装置の上昇時に誤って車両を退出させる
ことにより、車両や装置が損傷するのを防止するよう構
成されている。
【0018】次に上記装置の作動状態を、車両が退出す
る際の動作を例に説明する。車両Cが図3に示すように
所定の位置に駐車されている場合、本ロック装置1は昇
降部材3が最上端の位置に上昇して車両の不正退出を阻
止するようになっている。またこの状態で指示装置5の
指示棒6も起立しており、車両Cの運転席からもこの起
立状態が視認できるようになっている。
【0019】車両退出のため所定の駐車料金を支払う
と、油圧シリンダ4のシリンダロッド4bの下降に伴い
昇降部材3が下降を開始する。この下降により昇降部材
3の係止片3aが昇降リング9に係止すると、この昇降
リング9はコイルばね10の弾発力に抗して昇降部材3
とともに下降を開始する。この昇降リング9の下降によ
り当該昇降リング9に設けられたリング側係止ピン9a
の下降動作により指示棒側係止ピン6cが押圧され、指
示棒6は軸受け部6aを中心として図2のY方向に回動
を開始し、昇降部材3が図1の3´で示す最低位置に至
るとこの指示棒6も図2の符号6´で示すよにほぼ水平
に寝かされた状態となる。
【0020】符号11は水平に倒れた状態の指示棒6を
保護する保護部材であって、この保護部材11の間隙部
11aに収納位置することにより、駐車エリアに進入、
退出する車両の車輪に直接踏まれないようになってい
る。なお、このロック装置1及び指示装置5は図4に示
すように車両進入部のほぼ中央に配置され、かつこの進
入部に両脇にはブロック12が配置されることにより、
これらロック装置1及び指示装置5もまた車輪に踏まれ
ることはない。
【0021】なお、昇降部材3の係止片は図1、図2に
示す如く昇降部材3の上部に配置されているため、指示
棒6は昇降部材3が最低位置に近づいた状態で始めて回
動下降を開始する。このため運転席から指示棒6見えな
くなった状態で車両を発進させれば下降途中のロック装
置に車両が引っ掛かる等の事故は生じない。
【0022】次に車両が駐車位置に進入した場合につい
て本装置の作動を説明する。先ず車両Cが下降中のロッ
ク装置1および指示棒6を通過して図3、4で示す位置
に進入すると、図示しないセンサ(光電管等)が車両の
進入を検知する。この検知信号を受けると、油圧シリン
ダ4が作動し、シリンダロッド4bが上昇し昇降部材3
を押し上げる。この昇降部材3の上昇動作に対応して係
止片3aに係止された昇降リング9も同時に昇降し、昇
降リング側係合ピン9aにより押圧係止されていた指示
棒側係合ピン6cの押圧状態が解除され、これに伴い指
示棒6はばね8の弾発力により図2のX方向に回動し、
ストッパ21に係止されることにより垂直に起立する。
また昇降リング9も指示棒6が起立した状態で係止片3
aとの係合状態が解除され、図示しないストッパにより
所定の位置に係止される。一方昇降部材3は更に上昇を
続け図1に示す最上端部まで上昇し、車両の退出を阻止
する。
【0023】図5は本発明の第2の実施例を示す。この
実施例では装置の配置位置が駐車車両の背後の他、駐車
車両の底部に配置することも可能に構成されている。な
お、前記実施例と全く同一の部材は同じ符号で示す。
【0024】矢印20はロック装置全体を示す。符号1
3はこのロック装置20の本体であって、前記実施例の
装置本体2が円筒形に形成されているのに対してこの装
置本体13は、例えば幅約100cm、奥行き約25cm程
度の大きさ箱型に形成されている。この装置本体13の
形状に対応して昇降部材14も同様の箱型に形成され、
装置本体13に対して摺動昇降するように構成されてい
る。これら装置本体13及び昇降部材14により形成さ
れた密閉空間内中央部には油圧シリンダ4が鉛直方向に
配設され、シリンダロッド4bの上端は昇降部材3の天
井面と接続されている。
【0025】油圧シリンダ4の両側にはガイド部材1
5、16が配置されている。このガイド部材を符号15
で示すガイド部材を例に説明すると、15aは本体部で
あり、油圧シリンダ4の本体4aと同様鉛直方向に立設
固定されている。15bはこの本体部15aに対して昇
降可能に構成されたロッド部であって、その上端は昇降
部材14の天井面に固定されている。なお、このガイド
部材15自体は駆能力はなく、油圧シリンダ4の作動に
よる昇降部材14の昇降に従動してロッド部15bが昇
降する。即ちこのガイド部材15は、幅広の昇降部材3
が円滑に昇降するのを案内する役目と、昇降部材14の
上昇中に側面から車両が衝突した場合に昇降部材14全
体の強度を保持する支持部材としての役目を果たす部材
である。
【0026】22は昇降部材14の上端部に配置された
感圧センサであって、駐車車両の下面に配置された状態
で、昇降部材14が車両底部に接触するのを検知するセ
ンサであって、当該センサ22の接触信号により油圧シ
リンダ4の作動を停止するように構成されている。な
お、ガイド部材16における符号16aは本体、16b
はロッド部である。また符号18は図1のカバー17に
対応する蛇腹状のカバーである。
【0027】図6は本実施例のロック装置20の配置例
を示す。図示の如くロック装置20は駐車車両Cの下部
に位置するよう配置されている。この位置に配置するこ
とにより駐車車両は車輪がこのロック装置に係止される
ことにより不正退出が阻止される。なお、この位置に配
置する場合には、車両が進入或いは退出する際に車両の
車輪が昇降部材14上を通過するため、昇降部材14を
中心としたロック装置の強度をこの通過に耐えられるも
のとしておく必用がある。なお、図示の構成ではガイド
部材15、16が最低位置にある状態で、ガイド部材は
車体の荷重を支持する支持部材としての役目も果たすた
め、このこれらガイド部材15、16は鉛直方向の荷重
を支持するのにも極めて有効な部材である。
【0028】なお本実施例のロック装置は図6に示す配
置例の他、図3及び図4に示す実施例1の配置例と同じ
く駐車車両の背後に配置することももとより可能であ
る。またこの場合、指示装置5を配置することも当然可
能である。更に、昇降部材の駆動装置として油圧シリン
ダを示したが、エアシリンダ、或いは電動モータで回動
する螺子棒等、鉛直方向に駆動できる手段であれば駆動
装置の種類を問うものではない。
【0029】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、油圧シリン
ダ、エアシリンダ等の駆動機構が、鉛直方向に作動する
よう配置され、かつその作動端には駐車車両の退出を阻
止する昇降部材が係止配置されるよう構成される構成と
なっているため、駆動機構の構成が比較的簡素であり、
装置作動の信頼性を高めることができる。
【0030】また、上記駆動装置の作動ストロークを適
宜調整することによって、昇降部材の昇降高さ幅広く設
定できるため、乗用車等のロードクリアランスの小さな
車両から、レジャー用の四輪駆動車等、ロードクリアラ
ンスの相当大きい車両まで幅広く対応することが可能と
なる。
【0031】更にまた指示装置を併設することによりロ
ック装置の作動状態を運転席からも容易に確認すること
が可能となり、装置下降前に誤って車両を退出させる事
態を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すロック装置の断面
及び当該ロック装置の作動状態を示す指示装置を示す図
である。
【図2】図1のロック装置であって、カバーを取り外し
た状態のロック装置および指示装置の斜視図である。
【図3】図1および図2に示すロック装置および指示装
置の配置例を示す駐車場の側面図である。
【図4】図3に示す駐車場の平面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示すロック装置の断面
図である。
【図6】図5に示すロック装置の配置例を示す駐車場の
側面図である。
【符号の説明】
1 駐車車両のロック装置 2 装置本体 3 昇降部材 4 油圧シリンダ 5 指示装置 6 指示棒 8 指示棒起立用ばね 9 昇降リング 10 (昇降リング上昇用)コイルばね 13 装置本体 14 昇降部材 15、16 ガイド部材 17、18 カバー 20 駐車車両のロック装置 21 ストッパ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の駐車エリアに駐車した車両の退出
    を阻止するロック装置であって、大半が地中に埋設配置
    された装置本体と、この装置本体に配置された駆動装置
    と、この駆動装置により装置本体に対して昇降する昇降
    部材とにより構成された駐車車両のロック装置。
  2. 【請求項2】 装置本体内には1以上のガイド部材が設
    けられ、このガイド部材は装置本体内に立設された本体
    部と、この本体部に対して昇降可能に構成されたロッド
    部とからなり、ロッド部先端は昇降部材の天井面に接続
    され、昇降部材の昇降動作に従動してロッド部が昇降す
    るよう構成したことを特徴とする請求項1記載の駐車車
    両のロック装置。
  3. 【請求項3】 昇降部材は装置本体の内面に沿って摺動
    昇降するよう構成され、かつ当該昇降部材には昇降部材
    の昇降に従動するよう構成されたカバーが設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の駐車車両のロ
    ック装置。
  4. 【請求項4】 前記カバーは可撓性材料からなる蛇腹で
    あることを特徴とする請求項3記載の駐車車両のロック
    装置。
  5. 【請求項5】 駐車車両のロック装置における昇降部材
    の位置を示す装置であって、指示棒と、この指示棒に設
    けられた昇降部材側との係合手段と、指示棒を回動させ
    る手段と、指示棒をほぼ鉛直方向に立設させるためのば
    ねとを有し、指示棒には昇降部材と係合する手段が設け
    られ、当該係合手段を介して昇降部材の昇降に対応して
    指示棒を回動させ、昇降部材が下降位置のときは指示棒
    をほぼ水平に寝かせ、かつ上昇位置のときはほぼ鉛直方
    向に立設させることにより、この指示棒によって昇降部
    材の作動状態を示すよう構成したことを特徴とするロッ
    ク装置の作動状態指示装置。
  6. 【請求項6】 前記係合手段は、指示棒に設けられた係
    合ピンと、ロック装置側に設けられた係合ピンとから成
    り、これら二つの係合ピンを介してロック装置側の昇降
    部材の昇降に対応して指示棒を回動させるよう構成した
    ことを特徴とする請求項5記載のロック装置の作動状態
    指示装置。
  7. 【請求項7】 ロック装置側の係合ピンは昇降リングに
    設けられ、昇降リングは昇降部材の昇降動作に対応して
    昇降するよう構成され、昇降部材にはこの昇降リングと
    係合する係合片が設けられ、かつ昇降リングにはこの昇
    降リングを上昇方向に付勢するばねが設けれ、昇降部材
    の下降動作は係合片を介して昇降リングに伝達されるこ
    とにより指示棒を下降方向に回動させ、かつ上昇動作は
    ばねの弾発力を解除することより指示棒を起立方向に回
    動させるよう構成したことを特徴とする請求項6記載の
    ロック装置の作動状態指示装置。
  8. 【請求項8】 装置設置面には保護部材が配置され、ほ
    ぼ水平状態に回動位置する指示棒はこの保護部材内に収
    納位置することにより、当該指示棒が車両の通過等から
    防護されるよう構成したことを特徴とする請求項5乃至
    7の何れかに記載のロック装置の作動状態指示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103556854A (zh) * 2013-11-18 2014-02-05 雷蕾 一种单体立柱转盘式多级液压升降装置
CN109138546A (zh) * 2018-09-21 2019-01-04 阜阳市鑫卡邦智能科技有限公司 一种智能化汽车识别车库

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