JP2006144529A - 駐車場の出庫阻止装置 - Google Patents

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則夫 並木
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Abstract

【目的】 シンプルな構造で簡単に設置出来ると共に確実な出庫阻止が可能な、自動車駐車場の出庫阻止装置を提供する。
【構成】 横設した阻止部材を複数個のアームの一端に回動自在に軸支し、このアームの他端部を基台に回動自在に軸支すると共に、この軸支部分を回動軸としてアームを起立させたり傾倒させるために、このアームに横設した操作部材を回動自在に軸支する。この操作部材を押したり引いたりするための駆動装置を操作部材の延長方向に設けて駆動装置にこの操作部材を接続する。昇り傾斜板と下り傾斜板とで山形の傾斜路を形成すると共にこの昇り傾斜板と下り傾斜板との間に前記阻止部材を、前記アームが起立した時には前記山形の頂部より上方に突出し前記アームが傾倒した時には前記山形の頂部の位置かこれよりも下に隠れるようにして、配置して成る。
【選択図】 図1

Description

この発明は自動車駐車場に於ける出庫阻止装置に係り、シンプルな構造で、簡単に設置出来ると共に、確実な出庫阻止が可能な、駐車場の出庫阻止装置に関する。
従来の主として無人式の自動車駐車場は、パーキングロットにパーキングメータを備えると共に、車輌検出センサおよびフラップを有する出庫阻止装置を備えており、車輌検出センサで車輌の進入駐車を確認したら出庫阻止装置のフラップを立ち上げて出庫出来ないようにし、パーキングメータでの料金精算を確認したら出庫阻止装置のフラップを寝かせて、車輌の出庫が出来るようにするものが主流である。フラップには車輌の底部シャーシに係合するタイプのものや、タイヤの出口側を塞ぐタイプのものなどがある。
例えば特開2002−161647号の「車両の退出阻止装置」は、駐車スペースの前方に於いて埋設される退出阻止装置を前方から後方に向かって起立して車両の退出を規制する阻止板と、この起立状態にある阻止板を乗り越えて不正に退出しようとした時に後方から前方に向かって起立する規制板とによって構成され、不正に退出しようとする車両は前記規制板につかえて退出が阻止されると言うものである。前記阻止板や規制板を操作する退出阻止装置は駐車スペースの床に埋設されており、ここに規制板を起立および倒伏させるためのピストン部材が納められている。
また特開2002−004626号の「無人駐車場における出庫阻止装置」に於ても、車両の出庫を阻止する出庫阻止部材は、パーキングロットの床に埋設された基部に内装されているモータ等の駆動装置によって駆動される。
特開2002−161647号公報 特開2002−004626号公報
上述したように従来の自動車駐車場は出庫阻止装置の出庫阻止板を駆動するために電磁ブレーキやピストンを用いていた。また出庫阻止装置をパーキングロットの床に埋設するために床に溝を掘らなくてはならなかった。このため出庫阻止装置を埋設するための溝を掘る工事が必要であり、出庫阻止装置自体は複雑な構造を呈し、装置は大型化し、コスト高を招いていた。また出庫阻止装置の稼働には十分な調整とメンテナンスとが必要であった。従ってこのような自動車駐車場を急いでオープンしたいと言うような要求にはなかなか応えることが出来ないでいた。
そこでこの発明は、シンプルな構造で、溝を掘る工事を不要として簡単に設置出来るようにすると共に、確実な出庫阻止が可能な、駐車場の出庫阻止装置の提供を課題とするものである。
上記の課題は次のような駐車場の出庫阻止装置とすることにより達成される。すなわち横設した阻止部材を少なくとも2個のアームの一端部に回動自在に軸支し、このアームの他端部を基台に回動自在に軸支すると共に、この軸支部分を回動軸としてアームを起立させたり傾倒させるために、このアームに横設した操作部材を回動自在に軸支する。この操作部材を押したり引いたりするための駆動装置を操作部材の延長方向に設けて駆動装置にこの操作部材を接続する。また昇り傾斜板と下り傾斜板とで山形の傾斜路を形成すると共に、この昇り傾斜板と下り傾斜板との間に前記阻止部材を、前記アームが起立した時には前記山形の頂部より上方に突出し前記アームが傾倒した時には前記山形の頂部の位置かこれよりも下に隠れるようにして、配置する。
前記阻止部材は高い位置と低い位置との2つの状態を取り得る。前記アームが傾倒している状態では阻止部材は低い位置にあり、アームが起立している状態では阻止部材は高い位置にある。またこのアームが起立している状態では阻止部材は前記山形の頂部より上方に突出しており、自動車の車輪の通過を阻止することが出来る。逆にアームが傾倒している状態では阻止部材は前記山形の頂部の位置かこれよりも下に隠れているため、自動車の車輪は前記山形を越えて通過することが出来る。阻止部材は昇り傾斜板と下り傾斜板とで山形の傾斜路の間を略水平姿勢で上下する。すなわち昇り傾斜板の頂部と下り傾斜板の頂部との隙間に阻止部材が位置することになる。なお傾斜板の昇り下りは自動車の車輪の進行方向から見た場合の称呼であって固定されているものではない。
前記アームは、前記駆動装置によって前記操作部材が押されたり引かれたりすることで起立・傾倒の操作が行なわれる。操作部材のアームへの軸支ポイントがアームの前記他端部の前記基台への軸支ポイントよりも、前記一端部の阻止部材への軸支ポイントに近い方に設けられている場合には、操作部材が引かれることによってアームが起立し阻止部材が高い位置に来る。しかしながら前記一端部の阻止部材への軸支ポイントに近い方に設けられている場合には、操作部材が押されることによってアームが起立する。このどちらかを採用するかは設計次第である。
前記操作部材はその延長方向に設けた駆動装置により操作される。すなわち駆動装置は昇り傾斜板と下り傾斜板とで形成される山形の傾斜路に隣り合って設けられており、このため駆動装置を納める溝を掘るなどの工事を必要とせず、設置が極めて容易で短時間の内に作業を終わらせることが出来る。またこの発明の出庫阻止装置は従来にない機構を備えており、前記阻止部材が前記アームの回動運動を伴なって上下する様を見せ付けることでそれなりの心理的通過阻止効果を上げることが可能であり、また実際に確実な通過阻止を行なうことが出来るのである。
次に、前記駆動装置がモータであり、このモータの回転軸に取り付けたカムに前記操作部材が係合されているものとすることが出来る。モータをON状態にすると回転軸が回転してカムを動作させ、このカムに係合する操作部材が押されたり引かれたりし、この結果前記アームが起立・傾倒の動作を行なうことになる。モータは電動であるため制御が容易である。なお同じ電動のものとしてソレノイドなども任意に利用可能である。
また前記操作部材が基台上を転動する車輪を備えているものとすることが出来る。操作部材は駆動装置によって押されたり引かれたりするものであり、前記アームや阻止部材を負荷としているため、この操作部材に車輪が取り付けられていると、基台上にその重量を車輪を介して預けることが出来るようになり、円滑で安定した動作やアームなどへの負荷の軽減が期待出来るのである。
また前記傾斜板の表面にスリップ防止手段が設けられているものとすることが出来る。これによって昇り傾斜板と下り傾斜板とを通過する自動車の車輪がスリップしにくくなると言う効果を奏する。
また前記阻止部材に光の反射部材が取り付けられているものとすることが出来る。自動車のライトがこの反射部材によって反射されるため、阻止部材の位置がドライバーの目に明かとなる。これにより自動車を誤って発進させて阻止部材やアームを損傷させないようにドライバーに注意を促すことが出来る。
この発明の出庫阻止装置によれば、シンプルな構造であり、溝を掘る工事が不要であって簡単に設置することが出来、確実な出庫阻止が可能であると言う効果を奏する。
以下この発明の一実施形態を図1乃至図4を参照しながら説明するが、この発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図3及び図4から明かとなるように、基台1上に傾斜板7,8を設けて山形の傾斜路を形成するが、この際に傾斜板7,8の間を空けて阻止部材3を横設する。またこの傾斜路に副わせて基台1上に後述するギヤードモータ60を納めたカバー6を設ける。またこれとは反対の側に支持壁9を取り付けて傾斜板7,8を支持すると共に、この側からの装置内部の構造を不可視としている。
また図1から明かとなるように、阻止部材3は5個のアーム2の上端部に回動軸30を以て回動自在に軸支されており、またこのアーム2の下端部は基台1に回動軸10を以て回動自在に軸支されている。従って阻止部材3は略水平姿勢を保ったまま回動軸10によって図の矢印で表わすような動作を行なうことが可能である。また前記アーム2の回動軸10で軸支された部位より更に外側の下縁部が、操作部材である横設された台車4に回動軸40を以て回動自在に軸支されている。この台車4には基台1上を転動する車輪41が取り付けられているが、これを不要とする構成もまた可能である。
この台車4はカバー6に納められているギヤードモータ60の図示しないカムにリンク5を以て係合されており、ギヤードモータ60がリンク5を押すと台車4は図1の左方へ移動し、これに伴なって5個のアーム2が一斉に起立し、阻止部材3が略水平姿勢を保ったまま上昇する。阻止部材3が上昇し終わった状態ではアーム2は略垂直姿勢を取っており、阻止部材3は傾斜板7,8の頂部70,80よりもずっと上に位置している。従って自動車の通過を阻止することが出来る。次にギヤードモータ60がリンク5を引くと台車4は右方へ移動し、図2で矢印で表わすようにアーム2が一斉に傾倒し始め、阻止部材3が略水平姿勢を保ったまま下降して、この実施形態では阻止部材3が傾斜板7,8の頂部70,80と等しい高さになった時点で停止するようになっている。従って自動車は山形の傾斜路を通過することが出来るようになる。
なお傾斜板7,8の表面には凹凸部71,81が形成されており、自動車の車輪がこの山形の傾斜路を通過する際のグリップを向上させている。また阻止部材3の頂部には光の反射部材31が取り付けられており、阻止部材3延いてはこの出庫阻止装置をドライバーに見やすいものとしている。
この発明の駐車場の出庫阻止装置は駐車場のゲートとして構成することが可能である。またこのようなゲートは二輪車駐車場にも設置可能である。
内部構造説明図である。 正面図である。 側面図である。 平面図である。
符号の説明
1 基台
10 回動軸
2 アーム
3 阻止部材
30 回動軸
31 反射部材
4 台車
40 回動軸
41 車輪
5 リンク
6 カバー
60 ギヤードモータ
7 傾斜板
70 頂部
71 凹凸部
8 傾斜板
80 頂部
81 凹凸部
9 支持壁

Claims (5)

  1. 横設した阻止部材を少なくとも2個のアームの一端部に回動自在に軸支し、このアームの他端部を基台に回動自在に軸支すると共に、この軸支部分を回動軸としてアームを起立させたり傾倒させるために、このアームに横設した操作部材を回動自在に軸支する。
    この操作部材を押したり引いたりするための駆動装置を操作部材の延長方向に設けて駆動装置にこの操作部材を接続する。
    昇り傾斜板と下り傾斜板とで山形の傾斜路を形成すると共に、この昇り傾斜板と下り傾斜板との間に前記阻止部材を、前記アームが起立した時には前記山形の頂部より上方に突出し前記アームが傾倒した時には前記山形の頂部の位置かこれよりも下に隠れるようにして、配置する。
    以上のように構成されていることを特徴とする駐車場の出庫阻止装置。
  2. 前記駆動装置がモータであり、このモータの回転軸に取り付けたカムに前記操作部材が係合されている、請求項1に記載の駐車場の出庫阻止装置。
  3. 前記操作部材が基台上を転動する車輪を備えている請求項1に記載の駐車場の出庫阻止装置。
  4. 前記傾斜板の表面にスリップ防止手段が設けられている請求項1に記載の駐車場の出庫阻止装置。
  5. 前記阻止部材に光の反射部材が取り付けられている請求項1に記載の駐車場の出庫阻止装置。
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