JP2007239287A - 落下防止装置および立体駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動力を供給するための電源を必要とすることなく、車台昇降時の動作に連動するワンウェイ機構により車台の落下を防止する落下防止機能を実現するとともに、不要時には階段機能を解除する自動解除階段機能を実現する落下防止装置および立体駐車装置を提供すること。
【解決手段】落下防止装置100では、パレット19の上昇動作に連動してスイベルフォーク2が旋回移動することにより落下防止機能を有効にするワンウェイの落下防止機構を実現し、その回転機構による落下防止装置としての機能性の向上を図ることができる。さらに、落下防止装置100では、落下防止機能を解除する際には、牽引ワイヤー9を巻き上げ機により巻き上げる構成としたため、パレット19側の荷重を一旦解放するという動作が不要になり、立体駐車装置側の機能負担を軽減することができ、更にコストの低減を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体駐車場において車両の落下を防止する落下防止装置および立体駐車装置に関する。
従来、限られた敷地内により多くの車両を駐車させるため、車台を昇降させて車両を立体的に駐車する立体駐車装置が広く普及している。この立体駐車装置において、車台の昇降時や駐車中に車台からの車両の落下を防止する落下防止装置が提案されている。
例えば、特許文献1に記載された駐車設備ゲートの落下防止装置では、スプリングの付勢力によりゲート落下防止位置へ回動する落下防止レバーを駐車設備の架構側の適所に枢設し、ゲートの下降時にスプリングの付勢力に抗して落下防止レバーを通過許容位置に回避させるソレノイドを設けている。
また、特許文献2に記載されたパレット落下防止装置では、パレット受部材の突出と引き上げ動作を一対のばね部材の各付勢力と電磁ソレノイドの力により操作して、パレット受部材が突出位置に到達する時の音を小さくし、また、パレット受部材が突出位置へ向かう始動を確実にしている。
また、従来の立体駐車場では、上昇した車台に車両を駐車した後、ドライバーは駐車設備に備えられた階段等を利用して地上に降りることになる。
特開2000−160870号公報 特開2001−115673号公報
しかしながら、上記従来の特許文献1及び2に記載された落下防止装置では、落下防止レバーやパレット受部材を動作させるためにソレノイドを設けており、このソレノイドに対して駆動用の電源を確保する必要がある。このため、車台昇降用の電力の他に、落下防止機構を動作させるための電力も余分にかかり、立体駐車装置のランニングコストを上昇させるという問題がある。また、落下防止装置に対して電源を供給するための電源設備も設ける必要があるため、立体駐車装置の設置コストも上昇させるという問題がある。さらに、従来の落下防止装置では、落下防止機能を解除する際には、一旦パレット側の荷重を解放する動作が必要であり、立体駐車装置側の機能に対して負担をかけるという問題もあった。
また、従来の立体駐車場では、パレットに対して昇降する階段が固定式に設けられていたため、管理者が不在の場合等の不監視状況において、第三者に侵入されて悪戯等の問題が発生する恐れがあり、立体駐車場に対するユーザの信頼感を損ねてしまうという問題もあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、駆動力を供給するための電源を必要とすることなく、車台昇降時の動作に連動するワンウェイ機構により車台の落下を防止する落下防止機能を実現するとともに、不要時には階段機能を解除する自動解除階段機能を実現する落下防止装置および立体駐車装置を提供することを目的とする。
本発明の落下防止装置は、立体駐車装置において車両を載せて昇降する昇降台の落下を防止する落下防止装置であって、前記昇降台の上昇動作に応じて一方向に旋動可能に取り付けられ、一端部に前記昇降台に接するローラーが回転可能に設けられ、他端部に引張りばねが取り付けられた旋動部材と、前記ローラーの外周を経由して一端部が支持され、他端部が巻き上げ機に取り付けられた牽引ワイヤーと、前記旋動部材の旋動範囲を制限するストッパーピンと、を具備し、前記昇降台の上昇動作に応じて前記ローラーの回転と共に前記旋動部材を旋動させて、該旋動部材を昇降台の上昇経路から退避させ、該昇降台が最上位置に移動する際に、前記引張りばねの張力と前記ストッパーピンにより前記旋動部材を旋動開始位置に戻して停止させて、前記ローラーにより昇降台を底面から支持して落下防止機能を有効にし、前記巻き上げ機により前記牽引ワイヤーを巻き上げることにより、前記ローラーを上昇時とは逆方向に回転させて前記昇降台底面の支持を解除して落下防止機能を解除させるとともに、前記旋動部材を当該昇降台の下降経路から退避させる構成を採る。
この構成によれば、昇降台の上昇動作に連動して旋動部材が旋回移動することにより落下防止機能を有効にするワンウェイの落下防止機構を実現したため、その回転機構による落下防止装置としての機能性の向上を図ることができる。さらに、落下防止機能を解除する際には、牽引ワイヤーを巻き上げ機により巻き上げる構成としたため、昇降台側の荷重を一旦解放するという動作が不要になり、立体駐車装置側の機能負担を軽減することができ、更にコストの低減を図ることができる。
また、本発明の立体駐車装置は、請求項1記載の落下防止装置を取り付けた構成を採る。
この構成によれば、駆動力を供給するための電源が不要としたため、落下防止装置のランニングコストを大幅に低減することができ、立体駐車設備の設置場所の要件として電源設備の制約を受けることがなくなり、立体駐車装置の設置性の向上を図ることができる。
また、本発明の立体駐車装置は、請求項2記載の立体駐車装置において、前記昇降台の昇降動作に応じて屈折動作する自動解除階段をさらに設け、前記自動解除階段は、第1の階段の下端部と第2の階段の上端部を連結ヒンジを介して屈折可能に連結し、前記第2の階段の下端部に取り付けられて該下端部を接地面に固定するベースヒンジと、前記第1の階段の上端部の裏面に設けられて、前記昇降台の側部に設けられたガイド溝及びカギ溝を走行するガイドローラーと、を具備し、前記昇降台が最上位置で前記落下防止機能により支持されている際は、前記ガイドローラーが前記カギ溝に収まって前記第1の階段及び第2の階段による階段機能が利用可能に施設され、前記落下防止機能が解除されて前記昇降台が下降する際は、前記ガイドローラーが前記ガイド溝を走行して前記第1の階段及び第2の階段が前記連結ヒンジにより屈折して階段機能を解除する構成を採る。
この構成によれば、必要なときに自動的にセットでき、また、不要なときは自動的に解除できる自動解除階段を構成したため、立体駐車装置を利用する利用者は手間を要することなく階段を利用することができる。また、不要時には階段機能が解除されるため、立体駐車場の管理者が不在の場合でも、第三者がパレット上に上って車両を悪戯されること等を防止でき、立体駐車場の信頼性を向上させることができる。
本発明によれば、駆動力を供給するための電源が不要としたため、落下防止装置のランニングコストを大幅に低減することができ、立体駐車設備の設置場所の要件として電源設備の制約を受けることがなくなり、立体駐車装置の設置性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る落下防止装置の構成を示す図である。図1において、落下防止装置100は、ボックスアウター15a、ボックスアッパー15b及びボックスロアー15cから成る函体15の内部に支点ピン4を支点としてスイベルフォーク(旋動部材)2が旋動可能に取り付けられている。スイベルフォーク2の先端側は二股形状に二股部2aが形成されており、その先端部分にはローラシャフト3が二股部2aを貫通して組み付けられ、そのローラシャフト3を軸芯にしてローラー1が回転可能な状態で組み付けられている。
また、スイベルフォーク2はL字形状に形成されており、ローラー1が組み付けられた側と反対側の端部2bにはスイベルフォーク2の作用を復元させる引張りばね8の一方の端部8aを支持するばねポストA6が配置され、引張りばね8の他方の端部8bを支持するばねポストB7がボックスアッパー15bの内側に取り付けられている。
また、スイベルフォーク2の原点を位置決めするストッパーピン5が、引張りばね8の張力によって原点が不安定になることを防止している。
ボックスアッパー15bとボックスアウター15aが接合される近傍には、ばねポストC10を挿入するための穴151がボックスアウター15aに開けられている。この穴151が開けられたボックスアウター15aの外周部には、テンションばね11を収納するばねカバー14の一端部が取り付けられている。テンションばね11の一方の端部は、ばねカバー14内に設けられたばねフランジ13により固定され、テンションばね11の他方の端部は、ばねポスト10に固定されている。すなわち、テンションばね11は、ボックスアウター15aの外側(図中の右側)からボックスアウター15aに開けられた穴151を通して、ボックスアウター15aの内部に向けて取り付けられる。
ばねポストC10の凸形状に形成された先端部10aには、牽引ワイヤー9の一方の端部9aが取り付けられて支持されている。この牽引ワイヤー9は、ローラー1の外周に形成されている外周溝を経由して、その他方の端部(図示せず)が巻き上げ機(図示せず)に繋げられる。また、図中の12は、牽引ワイヤー9が巻き上げ機により巻き上げていくことで、テンションばね11が撓んで当たるばねストッパーである。
なお、図1において、実線で示すスイベルフォーク2は落下防止機能が有効になった場合の位置を示し、二点鎖線で示すスイベルフォーク2は落下防止機能が解除になった場合の位置を示している。
以上のように構成された落下防止装置100は、例えば、立体駐車装置の支柱に取り付けられて使用される。図1において、落下防止装置100は、立体駐車装置の支柱を構成するマウンティングスタンドA18a及びマウンティングスタンドB18bの間に挟まれた状態で、ボックスアッパー15bとボックスロアー15cが取り付けボルト17によりマウンティングスタンドA18a及びマウンティングスタンドB18bに対して固定されている。なお、図中の19は、図示しない昇降機構により車両を載せて昇降するパレット(昇降台)である。
次に、図1の落下防止装置100の落下防止機能が有効になる場合の動作について、図1〜図4を参照して説明する。図2はスイベルフォーク2の作動開始時の状態を示す図、図3はスイベルフォーク2の作動途中の状態を示す図、図4はスイベルフォーク2の作動終了時の状態を示す図、図5はスイベルフォーク2の作動解除開始時の状態を示す図、図6はスイベルフォーク2の作動解除途中の状態を示す図、図7はスイベルフォーク2の作動解除終了時の状態を示す図である。
図2において、まず、パレット19が上昇してくると、最初にスイベルフォーク2に接触する。次いで、図3に示すように、そのままパレット19が上昇していくと、スイベルフォーク2は支点ピン4を支点としてローラー1側が函体15の内部側に押されて旋回を始める。このローラー1の旋回により、引張りばね8が伸び始めるとともに、テンションばね11が伸びて、ローラー1側の旋回移動に同期して牽引ワイヤー9のテンションを保ちながら戻す。
次いで、図4に示すように、パレット19が更に上昇していくと、パレット19の端部及び側面によりローラー1を押しながら回転(時計方向)させながら上昇させていく。そして、上昇中のパレット19がローラー1を通過し終わると、引張りばね8の張力によりばねポストA6を介してスイベルフォーク2の一端部が引っ張られる。
この引張り作用により、図1に示すように、支点ピン4を支点にしてスイベルフォーク2のローラー1側が戻り始めて、スイベルフォーク2の側面がストッパーピン5に当接して、図2に示した作動開始前の原点に復帰して、落下防止装置100の落下防止機能が有効になる。その結果、図1に示すように、パレット19の底面をローラー1で支持することになり、パレット19の落下を防止する。
次に、図1の落下防止装置100の落下防止機能が解除される場合の動作について、図5〜図7を参照して説明する。図5はスイベルフォーク2の作動解除開始時の状態を示す図、図6はスイベルフォーク2の作動解除途中の状態を示す図、図7はスイベルフォーク2の作動解除終了時の状態を示す図である。
図1に示した落下防止機能が有効である状態から機能を解除する場合は、まず、図示しない巻き上げ機によって牽引ワイヤー9を巻き上げていくことで、図5に示すように、テンションばね11が撓んでばねストッパー12に当たる。図6において、更に牽引ワイヤー9を巻き上げると引張りばね8が伸び、ローラー1がパレット19を上昇させる時とは逆の回転(反時計回り)をして、ローラー1がパレット19の底面側を転がってスイベルフォーク2と共に函体15の内部に向かって旋回移動していく。
図7において、更に牽引ワイヤー9を巻き上げていくに従ってローラー1がパレット19の底面端部から外れて、ローラー1と共にスイベルフォーク2が函体15の内部に収納され、スイベルフォーク2の側面がストッパーピン5に当接すると、巻き上げが終了する。そして、落下防止装置100の落下防止機能が解除されて、パレット19の下降が可能な状態になる。
以上のように、本実施の形態1の落下防止装置では、駆動力を供給するための電源が不要としたため、落下防止装置のランニングコストを大幅に低減することができ、立体駐車設備の設置場所の要件として電源設備の制約を受けることがなくなり、立体駐車装置の設置性の向上を図ることができる。また、本実施の形態1の落下防止装置では、パレットの上昇動作に連動してスイベルフォークが旋回移動することにより落下防止機能を有効にするワンウェイの落下防止機構を実現したため、その回転機構による落下防止装置としての機能性の向上を図ることができる。さらに、本実施の形態1の落下防止装置では、落下防止機能を解除する際には、牽引ワイヤーを巻き上げ機により巻き上げる構成としたため、パレット側の荷重を一旦解放するという動作が不要になり、立体駐車装置側の機能負担を軽減することができ、更にコストの低減を図ることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2の立体駐車装置では、パレットの昇降に応じて屈折可能で、不要時には架設を解除することができる自動解除階段を設けることに特徴がある。
図8は、本発明の実施の形態2に係る立体駐車装置に設置される自動解除階段の構成及び動作を示す図である。
まず、図8において、自動解除階段20の構成について実線で示す構成を参照して説明する。図8において、自動解除階段20は、ステップ23が設けられた階段A21及び階段B22をそれぞれ連結する連結ヒンジ25と、階段B22の側面に取り付けられた手摺り29とで階段本体が構成されている。階段A21及び階段B22は、連結ヒンジ25により屈折可能に構成されている。階段B22の下端部にはベースヒンジ24が取り付けられており、ベースヒンジ24をフロアー30に固定することにより、階段B22の下端部が固定される。
階段B22の上端部の裏側には階段本体の起倒を制御する機能を持つガイドローラー26が設けられている。ガイドローラー26は、パレット19の側面に設けられたガイド溝27に走行可能な状態でセットされている。また、ガイド溝27の階段側の前端にはカギ溝28が設けられている。
次に、自動解除階段20の動作について、図8を参照して説明する。図8では、パレット19の移動状態に応じた自動解除階段20の各動作状態を(A)〜(E)の符号により示している。これら各動作状態(A)〜(E)に対応する自動解除階段20を示すため、図中では構成を示す線種を実線(A)→一点鎖線(B)→二点鎖線(C)→波線(D)→三点鎖線(E)としている。
まず、図8中の状態(A)において、パレット19が最上位置にある場合に、ベースヒンジ24がフロアー30に固定されることで、階段B22と階段A21から構成される階段本体が倒起可能に施設される。この状態で、階段A21及び階段B22のステップ23が利用可能になる。すなわち、動作状態(A)において、ガイドローラー26がカギ溝28に収まって走行が不可の状態となることによって、ステップ23が安定し、立体駐車装置を利用するユーザが昇降することが可能になる。この状態では、上記実施の形態1の落下防止装置100の落下防止機能が有効になっているため、パレット19の位置は固定されている。
次に、図中の動作状態(B)において、上記実施の形態1の落下防止装置100の落下防止機能の解除によりパレット19が下降を開始すると、ガイドローラー26はカギ溝28の角度θによってカギ溝28から脱出せず、階段A21がベースヒンジ24を支点にして階段B22に押されて起立していく。この時、階段A21と階段B22が連結ヒンジ25により屈折して動作状態(B)の位置になることにより、パレット19の下降分を吸収する。
次に、図中の動作状態(C)において、パレット19が下降動作を継続していくと、階段A21が起立したまま階段B22の屈折が続き、ガイドローラー26がカギ溝28から脱出してガイド溝27側に移動しガイド溝27を走行し始めて、動作状態(C)の位置になる。
次に、図中の動作状態(D)において、更にパレット19が下降動作を継続していくと、ガイドローラー26は更にガイド溝27を走行して、階段B22が平行走行に戻りながら階段A21を引っ張って、階段A21と階段B22の屈折状態を戻していくことによって、動作状態(D)の位置になる。
次に、図中の動作状態(E)において、パレット19が下降動作の終盤に近づいていくと、ガイドローラー26はガイド溝27を快走して階段A21と階段B22は平行に近い状態、動作状態(E)の位置になり、パレット19の下降は終了して階段機能は解除される。
以上の動作状態(A)〜(E)は、パレット19の下降時の動作であるが、パレット19が上昇する場合は、自動解除階段20の動作状態は(E)→(D)→(C)→(B)→(A)の順に作用して、階段機能が発揮できるようになる。
以上のように、本実施の形態2の立体駐車装置では、必要なときに自動的にセットでき、また、不要なときは自動的に解除できる自動解除階段をさらに設けたため、立体駐車装置を利用する利用者は手間を要することなく階段を利用することができる。また、本実施の形態2の自動解除階段は、不要時には階段機能が解除されるため、立体駐車場の管理者が不在の場合でも、第三者がパレット上に上って車両を悪戯されること等を防止でき、立体駐車場の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る落下防止装置は、駆動力を供給するための電源が不要とし、落下防止装置のランニングコストを大幅に低減し、立体駐車設備の設置場所の要件として電源設備の制約を受けることがなくなるという点で、立体駐車装置に有用である。
本発明の実施の形態1に係る落下防止装置の構成を示す図 本実施の形態1に係るスイベルフォークの作動開始時の状態を示す図 本実施の形態1に係るスイベルフォークの作動途中の状態を示す図 本実施の形態1に係るスイベルフォークの作動終了時の状態を示す図 本実施の形態1に係るスイベルフォークの作動解除開始時の状態を示す図 本実施の形態1に係るスイベルフォークの作動解除途中の状態を示す図 本実施の形態1に係るスイベルフォークの作動解除終了時の状態を示す図 本発明の実施の形態2に係る立体駐車装置に設置される自動解除階段の構成及び動作を示す図
符号の説明
1 ローラー
2 スイベルフォーク
2a 二股部
3 ローラシャフト
4 支点ピン
5 ストッパーピン
6 ばねポストA
7 ばねポストB
8 引張りばね
8a、8b 端部
9 牽引ワイヤー
10 ばねポストC
10a 先端部
11 テンションばね
12 ばねストッパー
13 ばねフランジ
14 ばねカバー
15 函体
15a ボックスアウター
15b ボックスアッパー
15c ボックスロアー
17 取り付けボルト
18a マウンティングスタンドA
18b マウンティングスタンドB
19 パレット
20 自動解除階段
21 階段A
22 階段B
23 ステップ
24 ベースヒンジ
25 連結ヒンジ
26 ガイドローラー
27 ガイド溝
28 カギ溝
29 手摺り
100 落下防止装置
151 穴

Claims (3)

  1. 立体駐車装置において車両を載せて昇降する昇降台の落下を防止する落下防止装置であって、
    前記昇降台の上昇動作に応じて一方向に旋動可能に取り付けられ、一端部に前記昇降台に接するローラーが回転可能に設けられ、他端部に引張りばねが取り付けられた旋動部材と、
    前記ローラーの外周を経由して一端部が支持され、他端部が巻き上げ機に取り付けられた牽引ワイヤーと、
    前記旋動部材の旋動範囲を制限するストッパーピンと、を具備し、
    前記昇降台の上昇動作に応じて前記ローラーの回転と共に前記旋動部材を旋動させて、該旋動部材を昇降台の上昇経路から退避させ、該昇降台が最上位置に移動する際に、前記引張りばねの張力と前記ストッパーピンにより前記旋動部材を旋動開始位置に戻して停止させて、前記ローラーにより昇降台を底面から支持して落下防止機能を有効にし、
    前記巻き上げ機により前記牽引ワイヤーを巻き上げることにより、前記ローラーを上昇時とは逆方向に回転させて前記昇降台底面の支持を解除して落下防止機能を解除させるとともに、前記旋動部材を当該昇降台の下降経路から退避させることを特徴とする、
    落下防止装置。
  2. 請求項1に記載の落下防止装置を取り付けたことを特徴とする、
    立体駐車装置。
  3. 前記昇降台の昇降動作に応じて屈折動作する自動解除階段をさらに設け、
    前記自動解除階段は、
    第1の階段の下端部と第2の階段の上端部を連結ヒンジを介して屈折可能に連結し、前記第2の階段の下端部に取り付けられて該下端部を接地面に固定するベースヒンジと、
    前記第1の階段の上端部の裏面に設けられて、前記昇降台の側部に設けられたガイド溝及びカギ溝を走行するガイドローラーと、を具備し、
    前記昇降台が最上位置で前記落下防止機能により支持されている際は、前記ガイドローラーが前記カギ溝に収まって前記第1の階段及び第2の階段による階段機能が利用可能に施設され、
    前記落下防止機能が解除されて前記昇降台が下降する際は、前記ガイドローラーが前記ガイド溝を走行して前記第1の階段及び第2の階段が前記連結ヒンジにより屈折して階段機能を解除することを特徴とする、
    請求項2に記載の立体駐車装置。
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