JPH1012071A - グロメット - Google Patents

グロメット

Info

Publication number
JPH1012071A
JPH1012071A JP8163439A JP16343996A JPH1012071A JP H1012071 A JPH1012071 A JP H1012071A JP 8163439 A JP8163439 A JP 8163439A JP 16343996 A JP16343996 A JP 16343996A JP H1012071 A JPH1012071 A JP H1012071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grommet
flange portion
panel
fitting
flange part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8163439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4198766B2 (ja
Inventor
Hiroomi Nakada
博臣 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP16343996A priority Critical patent/JP4198766B2/ja
Publication of JPH1012071A publication Critical patent/JPH1012071A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4198766B2 publication Critical patent/JP4198766B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulating Bodies (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グロメットとパネルとの嵌着時に発生する嵌
着音を大きくする。 【解決手段】 截頭円錐筒状のグロメット本体2の外周
壁に、車両等のパネルに形成されたパネル孔に嵌着する
周溝3を周設し、周溝の両側に表フランジ部4と裏フラ
ンジ部5とを有するグロメットにおいて、裏フランジ部
の裏側面5aに複数の凹状溝7が一方5bから他方の周
縁5cへ形成、又は周設されて裏フランジ部を屈曲自在
にすると共に、裏フランジ部とパネルとの衝突時に嵌着
音を大にする薄肉部9が裏側面に設けられた。凹状溝
が、裏側面の上半部および下半部に対して対称に配置さ
れた。裏フランジ部の外周壁に少なくとも一つの可撓腕
を、裏フランジ部の裏側面と同一平面上に延設すると共
に、可撓腕の先端部に表フランジ部側へ突起を設け、嵌
着直後にパネルと突起とが衝突する。突起の突出長さが
裏フランジ部の厚さより大に設定された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等のパネルに
形成されたパネル孔へ嵌着するグロメットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のグロメットを示すもので
ある。このグロメット61は、ドア用であり、グロメッ
ト本体62の外周壁に環状の周溝63を周設し、周溝6
3の両側に表フランジ部64と裏フランジ部65とを有
し、グロメット本体62の一端に、ワイヤハーネスを構
成する電線束(図示せず)を挿通する挿通部66を斜方
に連成して成る。裏フランジ部65が厚肉に形成されて
いる。
【0003】図11に示すように、車両等のパネル67
に形成されたパネル孔68へグロメット61が嵌着され
る場合を説明する。グロメット本体62が撓まされた状
態で、先ずグロメット本体62の下半部62bが挿入さ
れ、次に上半部62aが挿入される。その際、上半部6
2aがじわじわとパネル孔68に進入し、裏フランジ部
65が厚肉に形成されているから、裏フランジ部65の
リップ部65aとパネル67との衝突によって生ずる嵌
着音が小さい。
【0004】また、図12のように、ポット型のグロメ
ット71は、ドア用のグロメット61と略同様に、グロ
メット本体72の表フランジ部74と裏フランジ部75
との間に周溝73を周設し、グロメット本体72の一端
に電線束(図示せず)を挿通する挿通部76を連成して
成る。図13の如くに、グロメット71をパネル孔68
に嵌着する場合も、グロメット61と同様であるので説
明を省略する。
【0005】しかしながら、ドア用のグロメット61又
はポット型のグロメット71をパネル孔68に嵌着する
際に発生する嵌着音が小さいから、嵌着作業における挿
入感があまり良くない。そのため、グロメット61(7
1)とパネル孔68との嵌着状態の確認を嵌着音に頼る
ことができず、目視による確認が必要であった。特に、
ドア用のグロメット61においては目視による確認が極
めて困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、グロメットをパネル孔に嵌着する際に発生する
嵌着音を大きくすることにより、嵌着音によって嵌着状
態を容易に確認することができるグロメットを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、截頭円錐筒状のグロメット本体の外周壁
に、車両等のパネルに形成されたパネル孔に嵌着する周
溝を周設し、該周溝の両側に表フランジ部と裏フランジ
部とを有するグロメットにおいて、前記裏フランジ部の
裏側面に一方の周縁から他方の周縁へ複数の凹状溝が形
成されることにより、該裏フランジ部を屈曲自在にする
と共に、該裏フランジ部と前記パネルとの衝突時に嵌着
音を大にする薄肉部が該裏側面に設けられたことを特徴
とする。前記凹状溝が、前記裏側面の上半部および下半
部に対して対称に配置されたことを特徴とする。截頭円
錐筒状のグロメット本体の外周壁に、車両等のパネルに
形成されたパネル孔に嵌着する周溝を周設し、該周溝の
両側に表フランジ部および裏フランジ部とを有するグロ
メットにおいて、前記裏フランジ部の裏側面に複数の凹
状溝が周設されることにより、該裏フランジ部を屈曲自
在にすると共に、該裏フランジ部と前記パネルとの衝突
時に嵌着音を大にする薄肉部が該裏側面に設けられたこ
とを特徴とする。截頭円錐筒状のグロメット本体の外周
壁に、車両等のパネルに形成されたパネル孔に嵌着する
周溝を周設し、該周溝の両側に表フランジ部と裏フラン
ジ部とを有するグロメットにおいて、前記裏フランジ部
の外周壁に少なくとも一つの可撓腕を、該裏フランジ部
の裏側面と同一平面上に延設すると共に、該可撓腕の先
端部に前記表フランジ部側へ突起を設け、嵌着直後に前
記パネルと該突起とが衝突することを特徴とする。前記
突起の突出長さが、前記裏フランジ部の厚さより大に設
定されたことを特徴とする。
【0008】請求項1によれば、裏フランジ部の裏側面
に複数の凹状溝が裏側面の一方から他方の周縁へ形成さ
れて裏フランジ部が薄肉部を有するから、裏フランジ部
が屈曲し易すくなる。これにより、グロメット本体とパ
ネル孔との嵌着直後に、裏フランジ部とパネルとの衝突
によって発生する嵌着音が、従来と比べて、大きくな
る。
【0009】請求項2によれば、凹状溝が裏側面の上半
部および下半部に対して対称に位置するから、裏フラン
ジ部の上半部と下半部とが両方とも屈曲し易くなる。請
求項3によれば、裏フランジ部の裏側面に複数の凹状溝
が周設されて裏フランジ部が薄肉部を有するから、凹状
溝を中心として裏フランジ部が屈曲し易すくなる。これ
により、嵌着直後に裏フランジ部とパネルとの衝突によ
って発生する嵌着音が従来に比べて、大きくなる。
【0010】請求項4によれば、可撓腕が裏フランジ部
の外周壁に延設され、突起が可撓腕の先端部に設けられ
ているから、嵌着時に可撓腕が撓み、嵌着直後に突起が
パネルに衝突する。これにより、裏フランジ部の周壁面
に、突起を有する可撓腕が設けられていない場合に比べ
て、嵌着直後に発生する嵌着音が大きい。請求項5によ
れば、可撓腕に設けられた突起の突出長さが裏フランジ
部の厚さより大であるから、嵌着直後に突起がパネルに
確実に衝突する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を、図面を参照して説明する。なお、従来例と同一構成
部材には同一名称を付けて詳細な説明を省略する。図1
及び図2は本発明に係るグロメットの第一実施例を示す
ものである。図1(a)において、グロメット1は、截
頭円錐筒状のグロメット本体2の外周壁に周溝3を周設
し、周溝3の両側に表フランジ部4と裏フランジ部5と
を形成し、グロメット本体2の一端に、ワイヤハーネス
を構成する電線束(図示せず)を通す挿通部6を連成し
たものである。
【0012】図1(b)に示すように、裏フランジ部5
の環状の裏側面5aには、一方の周縁5bから他方の周
縁5cに向けて凹状溝7が四箇所設けられている。裏側
面5aの上半部8aと下半部8bとが対称になる位置に
凹状溝7が配置されている。これにより、図1(c)に
示す如くに、裏側面5aには薄肉部9と厚肉部10とが
交互に位置する。図1(b)の如くに、上半部8aと下
半部8bとの各頂点には厚肉部10が位置し、対称線L
上に左右の厚肉部10が位置する。なお、図1(a)の
ように、厚肉部10と裏フランジ部5との厚さが同じA
であり、厚さAが薄肉部9の厚さBより大きい、即ちA
>Bに設定されている。
【0013】図2(a)に示すように、グロメット1を
パネル孔68に嵌着する場合には、グロメット本体2が
撓まされ、下半部8bから上半部8aへ徐々にグロメッ
ト本体2が押し込まれる。上半部8aがパネル孔68に
押し込まれる際に、薄肉部9がヒンジの役目をして屈曲
される。屈曲される角度θは従来よりも大きい。そのた
め、従来よりも大きい弾性力が上半部8aの頂点近傍に
働くから、裏フランジ部5のリップ部5dとパネル67
とが従来に比べて強く衝突し、パネル孔68とグロメッ
ト本体2との嵌着直後に大きな嵌着音が発生する。こう
して、図2(b)のように、パネル孔68にグロメット
本体2の周溝3が嵌着される。
【0014】図3及び図4は本発明に係るグロメットの
第二実施例を示すものである。なお、第一実施例と同一
構成部材には同一名称と同一番号を付けて詳細な説明を
省略する。図3(a)において、このグロメット1a
は、裏フランジ部5の裏側面5aに複数の凹状溝7aが
形成されている。
【0015】凹状溝7aは、図3(b)に示す如くに、
裏側面5aの一方の周縁5bから他方の周縁5cへ向け
て形成され、第一実施例の凹状溝7より小さい。裏側面
5aの上半部8aと下半部8bとにそれぞれ9箇所ずつ
凹状溝7aが配置される。そして、対称線Lと、対称線
Lに直交する対称線L′との線上にそれぞれ凹状溝7a
が位置する。また、全体的に対称線Lより対称線L′の
近傍に凹状溝7aが密に配置されている。裏フランジ部
5の裏側面5aに凹状溝7aが形成されることにより、
図3(c)の如くに、裏側面5aに薄肉部9aと厚肉部
10aとが交互に配置される。
【0016】図4に示すように、グロメット1aをパネ
ル孔68に嵌着する場合には、第一実施例と同様にして
下半部8b、上半部8aが順にパネル孔68に挿入され
る。上半部8aがパネル孔68に挿入される際に、薄肉
部9aが屈曲される。屈曲される角度φは従来よりも大
きい。これにより、嵌着直前に作業者がグロメット本体
2から手を離すと、嵌着直後に、薄肉部9aがヒンジの
役目をして裏フランジ部5のリップ部5dがパネル67
に突き当たって嵌着音が発生する。嵌着音の発生と同時
にグロメット本体2がパネル孔68に嵌着される。
【0017】図5及び図6は本発明に係るグロメットの
第三実施例を示すものである。なお、第一実施例と同一
構成部材には同一名称と同一符号とを付けて詳細な説明
を省略する。図5(a)において、このグロメット1b
は、裏フランジ部5の裏側面5aに二条の凹状溝7bが
周設されている。
【0018】凹状溝7bは、図5(b)のように、裏側
面5aの一方と他方との周縁5b(5c)との間で一方
の周縁5b(または他方の周縁5c)に沿って平行に二
条周設されている。裏側面5aに凹状溝7bを形成する
ことにより、図5(c)に示す如くに、裏フランジ部5
に薄肉部9bと厚肉部10bとが交互に形成される。
【0019】図6に示すように、グロメット1bをパネ
ル孔68に嵌着する場合には、第一実施例と同様にして
裏フランジ部5の下半部8bがパネル孔68に挿入され
た後に、上半部8aが挿入される。上半部8aの挿入の
際には、上半部8aの薄肉部9bが屈曲される。屈曲さ
れる角度ωは従来よりも大きい。これにより、嵌着直前
に作業者がグロメット本体2を手から離せば、薄肉部9
bがヒンジの役目をして裏フランジ部5のリップ部5d
がパネル67に突き当たる。リップ部5dとパネル67
との衝突により嵌着音が発生すると同時に、グロメット
本体2の周溝3がパネル孔68に嵌着される。
【0020】図7及び図8は本発明に係るグロメットの
第四実施例を示すものである。なお、第一実施例と同一
構成部材には同一名称と同一番号を付けて詳細な説明を
省略する。図7(a)において、このグロメット1c
は、裏フランジ部5の周壁面5eに外方に向けて可撓腕
12を延設し、可撓腕12の先端部に突起13を設けた
ものである。
【0021】可撓腕12が、図7(b)の如くに、裏フ
ランジ部5の裏側面5aで上半部8aと下半部8bとの
各頂点に配置され、裏側面5aと同一平面上に位置して
いる(図7(a)及び(b)参照)。図7(c)に示す
ように、突起13が、可撓腕12の先端部で表フランジ
部4側に向けて設けられている。図7(a)のように、
突起13の突出長さCが裏フランジ部5の厚さAより
大、即ちC>Aに設定されている。
【0022】図8に示すように、グロメット1cをパネ
ル孔68に嵌着する場合には、第一実施例と同様にし
て、グロメット本体2の下半部8bの後に、上半部8a
を挿入する。上半部8aがパネル孔68に挿入される際
に上半部8aがじわじわと挿入され、嵌着直後に突起1
3が自由にされてψ方向に回転してパネル67に衝突
し、嵌着音が発生すると同時にグロメット本体2の周溝
3がパネル孔68に嵌着される。なお、パネル孔68に
下半部8bを挿入し、その後に上半部8aを挿入するな
らば、上半部8aの頂点にのみ可撓腕12と突起13と
を配置することも可能である。
【0023】図9は本発明に係るグロメットの第五実施
例を示すものである。なお、第一実施例と同一構成部材
には同一名称と同一番号を付けて詳細な説明を省略す
る。図9(a)において、このグロメット1dは、ポッ
ト型であり、漏斗状のグロメット本体2aの小径側に電
線束(図示せず)用の挿通部6を連成し、大径側に表フ
ランジ部4と裏フランジ部5とを有し、表フランジ部4
と裏フランジ部5との間に周溝3を周設して成る。
【0024】本実施例の裏フランジ部5の裏側面5aに
は第一実施例と同じ形状および位置に凹状溝7cが形成
されている(図9(a),(b)及び(c)参照)。従
って、本実施例の作用効果は第一実施例のそれと同一で
あるから省略する。なお、第二乃至四実施例をポット型
のグロメット1dにおける裏フランジ部5の裏側面5a
に適用することも可能である。また、上記各実施例では
裏フランジ部5の裏側面5aを楕円形状に形成している
が、円形状に形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、裏フラ
ンジ部の裏側面に複数の凹状溝が形成されて薄肉部が設
けられ、裏フランジ部が屈曲し易すくなるから、グロメ
ット本体の周溝とパネル孔との嵌着直後に、裏フランジ
部とパネルとの衝突により嵌着音が大きくなる(実験結
果によれば、本発明の嵌着音が80dbになり、従来例の
70dbより高くなった)。また、凹状溝が裏側面の上半
部と下半部とに対して対称に配置され、薄肉部を中心と
して裏フランジ部が屈曲されるから、従来に比べて裏フ
ランジ部の屈曲が容易になり、屈曲時の角度が大きくな
る。これにより、嵌着直後における裏フランジ部とパネ
ルとの衝突による嵌着音が一層大きくなる。
【0026】更に、裏フランジ部の裏側面に複数の凹状
溝が周設されて薄肉部が形成された場合も同様の効果が
得られる。その上、裏フランジ部の裏側面から延設され
た可撓腕の先端部に突起が設けられ、グロメット本体と
パネル孔との嵌着直後に、突起とパネルとが衝突するか
ら、従来に比べて嵌着音が大きくなる。
【0027】また更に、突起の突出長さが裏フランジ部
の厚さより大に設定されているから、嵌着直後に突起が
確実にパネルに衝突する。これにより、従来に比べて嵌
着音が更に大きくなる。従って、グロメット本体とパネ
ル孔との嵌着時に発生する嵌着音が大きくなるから、作
業者が、嵌着作業時に、従来に比べて「挿入感(フィー
リング)」を更に感じることができる。これにより、作
業者がグロメット本体とパネル孔との嵌着状態の確認を
嵌着音によって容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグロメットの第一実施例を示すも
のであり、(a)は側面図、(b)は底面図、(c)は
(b)のE−E線断面図である。
【図2】図1のグロメットとパネルとの嵌着状態を示す
側面図であり、(a)は嵌着直前の状態、(b)は嵌着
直後の状態である。
【図3】本発明に係るグロメットの第二実施例を示すも
のであり、(a)は側面図、(b)は底面図、(c)は
(b)のF−F線断面図である。
【図4】図3のグロメットとパネルとの嵌着直前の状態
を示す側面図である。
【図5】本発明に係るグロメットの第三実施例を示すも
のであり、(a)は側面図、(b)は底面図、(c)は
(b)のG−G線断面図である。
【図6】図5のグロメットとパネルとの嵌着直前の状態
を示す側面図である。
【図7】本発明に係るグロメットの第四実施例を示すも
のであり、(a)は側面図、(b)は底面図、(c)は
(b)のH−H線断面図である。
【図8】図7のグロメットとパネルとの嵌着直前の状態
を示す側面図である。
【図9】本発明に係るグロメットの第五実施例を示すも
のであり、(a)は側面図、(b)は下面図、(c)は
(b)のK−K線断面図である。
【図10】従来のグロメットを示すものであり、(a)
は側面図、(b)は下面図、(c)は(b)のM−M線
断面図である。
【図11】図10のグロメットとパネルとの嵌着直前の
状態を示す側面図である。
【図12】従来の別のグロメットを示すものであり、
(a)は側面図、(b)は下面図、(c)は(b)のN
−N線断面図である。
【図13】図12のグロメットとパネルとの嵌着直前の
状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d グロメット 2,2a グロメット本体 3 周溝 4 表フランジ部 5 裏フランジ部 5a 裏側面 7,7a,7b,7c 凹状溝 8a 上半部 8b 下半部 9,9a,9b 薄肉部 12 可撓腕 13 突起 67 パネル 68 パネル孔
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 截頭円錐筒状のグロメット本体の外周壁
    に、車両等のパネルに形成されたパネル孔に嵌着する周
    溝を周設し、該周溝の両側に表フランジ部と裏フランジ
    部とを有するグロメットにおいて、 前記裏フランジ部の裏側面に一方の周縁から他方の周縁
    へ複数の凹状溝が形成されることにより、該裏フランジ
    部を屈曲自在にすると共に、該裏フランジ部と前記パネ
    ルとの衝突時に嵌着音を大にする薄肉部が該裏側面に設
    けられたことを特徴とするグロメット。
  2. 【請求項2】 前記凹状溝が、前記裏側面の上半部およ
    び下半部に対して対称に配置されたことを特徴とする請
    求項1記載のグロメット。
  3. 【請求項3】 截頭円錐筒状のグロメット本体の外周壁
    に、車両等のパネルに形成されたパネル孔に嵌着する周
    溝を周設し、該周溝の両側に表フランジ部および裏フラ
    ンジ部とを有するグロメットにおいて、 前記裏フランジ部の裏側面に複数の凹状溝が周設される
    ことにより、該裏フランジ部を屈曲自在にすると共に、
    該裏フランジ部と前記パネルとの衝突時に嵌着音を大に
    する薄肉部が該裏側面に設けられたことを特徴とするグ
    ロメット。
  4. 【請求項4】 截頭円錐筒状のグロメット本体の外周壁
    に、車両等のパネルに形成されたパネル孔に嵌着する周
    溝を周設し、該周溝の両側に表フランジ部と裏フランジ
    部とを有するグロメットにおいて、 前記裏フランジ部の外周壁に少なくとも一つの可撓腕
    を、該裏フランジ部の裏側面と同一平面上に延設すると
    共に、該可撓腕の先端部に前記表フランジ部側へ突起を
    設け、嵌着直後に前記パネルと該突起とが衝突すること
    を特徴とするグロメット。
  5. 【請求項5】 前記突起の突出長さが、前記裏フランジ
    部の厚さより大に設定されたことを特徴とする請求項4
    記載のグロメット。
JP16343996A 1996-06-24 1996-06-24 グロメット Expired - Lifetime JP4198766B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16343996A JP4198766B2 (ja) 1996-06-24 1996-06-24 グロメット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16343996A JP4198766B2 (ja) 1996-06-24 1996-06-24 グロメット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1012071A true JPH1012071A (ja) 1998-01-16
JP4198766B2 JP4198766B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=15773919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16343996A Expired - Lifetime JP4198766B2 (ja) 1996-06-24 1996-06-24 グロメット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4198766B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7100237B2 (en) * 2002-04-24 2006-09-05 Yazaki Corporation Grommet
JP2008234904A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Yazaki Corp グロメットおよびその組付方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7100237B2 (en) * 2002-04-24 2006-09-05 Yazaki Corporation Grommet
JP2008234904A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Yazaki Corp グロメットおよびその組付方法
US7767911B2 (en) 2007-03-19 2010-08-03 Yazaki Corporation Grommet and assembling method therefor

Also Published As

Publication number Publication date
JP4198766B2 (ja) 2008-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05297246A (ja) 光コネクタ
JP6860535B2 (ja) グロメット
JP5002182B2 (ja) シールド導電路
JPH0969320A (ja) グロメット
JPH1012071A (ja) グロメット
JP4056727B2 (ja) グロメット
JP4049537B2 (ja) グロメット
JPH07296660A (ja) グロメット
JP6164188B2 (ja) クリップ
JPH09147649A (ja) グロメット
JP2003032858A (ja) グロメット
JP2002339930A (ja) クリップ
JP2002171646A (ja) グロメット
JP2003036909A (ja) コネクタ端子
JP3620043B2 (ja) 車両用スピーカの取付構造
JP3485218B2 (ja) ワイヤーハーネス用グロメット
EP1013508A3 (en) Grommet having resilient flange for mounting on a panel
JP2002171647A (ja) グロメット
JPH0992062A (ja) グロメット
JP2002171645A (ja) グロメット
JPH11208316A (ja) 意匠パネルの取付構造
EP1253049A3 (en) Grommet
WO2022019239A1 (ja) ホルダ部材
JP3251483B2 (ja) グロメット
JP2001182725A (ja) クリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060718

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060808

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061002

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061010

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20061110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080827

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081002

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term