JP4049537B2 - グロメット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はグロメットに関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに組みつけて、車体パネルの貫通穴に装着し、貫通穴の挿通部分におけるワイヤハーネスの保護および防水、防塵を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のエンジンルームから車室内へ配索されるワイヤハーネスにはグロメットを装着して、エンジンルームと車室とを仕切る車体パネルの貫通穴にグロメットを取り付けて、貫通穴を通るワイヤハーネスの保護およびエンジンルーム側から車室への防水、防塵、遮音を図っている。
【0003】
この種のグロメットとして、車体パネルの貫通穴にグロメットを一方向より押し込むだけで、グロメットの外周に設けた車体係止凹部が貫通穴の周縁に係止される所謂ワンモーショングロメットが提供されている。
【0004】
図10に示すように、上記グロメット1は小径筒部2と、該小径筒部2に連続する拡径筒部3を備え、該拡径筒部3の大径先端側に車体係止凹部4を設けており、車体係止凹部4の溝4aを挟む両側壁は、大径先端側が垂直壁4bで、対向する小径側は傾斜壁4cとなっている。このグロメット1は、小径筒部2から拡径筒部3の中空部にワイヤハーネスW/Hを通し、小径筒部2の先端側でテープTにより固着している。
【0005】
図11に示すように、車体パネルPの貫通穴Hへの装着作業は、小径筒部2より挿入し、傾斜壁4cを内方に潰すように変形させて貫通穴Hを通過させ、通過後に復帰する傾斜壁4cと垂直壁4bとを車体パネルPの両面に密着させて、グロメット1の車体係止凹部4を車体パネルPの貫通穴Hに装着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記したワンモーショングロメットの場合、図12に示すように、グロメット1が貫通穴Hに斜め挿入されると、一方側の拡径筒部3が過度に押圧され、車体係止凹部4の傾斜壁4cに達するまでの薄肉の拡径筒部3の外周面を内側へと変形させて、内方へと撓ませるべき傾斜壁4cを逆方向の外方へ反り返る方向に屈曲させてしまい、この傾斜壁4cが車体パネルPに当たって貫通穴Hに挿入できなくなる問題がある。
【0007】
グロメット1の中心軸線と貫通穴Hの中心とを一致させて真っすぐに挿入すると上記問題は発生しない。しかしながら、グロメット1の貫通穴への挿入作業は、スペース的な規制による作業姿勢の点から、真っすぐに挿入しにくい場合があり、斜め挿入される場合が多い。
また、グロメット1の拡径筒部の肉厚を大として容易に撓まないようにすると、上記した問題はある程度解消できるが、その場合には、貫通穴へのグロメットの挿入力が大となる問題が発生する。
【0008】
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、挿入力を大とすることなく、斜め挿入されても、グロメットを車体パネルの貫通穴へ装着できるようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径筒部を備え、これら小径筒部と拡径筒部に自動車用ワイヤハーネスを貫通させて取り付けた状態で、上記小径筒部側から車体の貫通穴に挿入し、上記拡径筒部の外周面に設けた車体係止凹部を車体パネルに係止するグロメットであって、
上記拡径筒部の外周面には、上記小径筒部との連続端から上記車体係止凹部の傾斜壁の突出端まで、周方向に間隔をあけて軸線方向に延在する複数の突条部を放射状に突設し、これら突条部の幅は軸線方向で同一として小径筒部との連続端側では突条部同士を密に配置すると共に車体係止凹部の傾斜壁の突出端側では突条部の間隔を広げ、隣接した突条部の間に三角形状の窪み部を設け、かつ、
上記突条部の突出量(H)は、上記小径筒部との連続端から上記貫通穴への挿通時に該貫通穴の内面との接触点(P3)までは突出量(H1)とし、該接触点(P3)で突出量を(H2)に変え、突出量(H2)を(H1)より小とする異なる傾斜角度で屈折させ、該接触点(P3)から突条部の外面が上記車体係止凹部の傾斜壁先端(P2)と同一高さとなる位置(P4)まで突出量(H2)とし、該位置(P4)から傾斜壁先端(P2)まで突条部外面をグロメットの軸線方向(X)と平行に直線状に連続させ、
上記小径筒部との連続端から上記車体係止凹部の傾斜壁の突出端までの突条部の外面の軸線方向に対する傾斜角度を三段に変化させていることを特徴とするグロメットを提供している。
【0010】
上記グロメットは従来と同様にゴムまたはエラストマー等の弾性体より形成している。
上記のように、グロメットの拡径筒部の外周面に沿って軸線方向に突設している突条部を設けると、グロメットを斜め挿入された場合、まず、突条部が貫通穴の内周面に当たることで、作業者は斜め挿入していることが分かり、真っすぐな挿入姿勢にやり直すことができる。
【0011】
上記車体係止凹部は拡径筒部の大径端側の垂直壁と、該垂直壁と対向する小径側の傾斜壁を溝を挟んで備え、傾斜壁を内方に撓ませて、上記貫通穴を通過させる構成としている。
また、上記拡径筒部の外周面に設ける突条部は小径筒部との連続端より上記車体係止凹部の傾斜壁の突出端まで延在させている。
【0012】
上記のように、拡径筒部の外周面に突条部を突設すると、拡径筒部が補強され、斜め挿入された場合に、車体係止凹部の傾斜壁に達するまでの薄肉の拡径筒部が、貫通穴の内周面に接触した側で外方に反り返る現象を発生させない。よって、従来のグロメットで発生していた斜め挿入時の問題を解消することができる。
【0013】
また、上記のように、突条部の突出量を、上記貫通穴への挿通時に該貫通穴の内面との接触点となる位置で変えて、該接触点から傾斜壁先端までは突出量を小としている。
そのため、グロメットを車体パネルの貫通穴に挿入すると、上記接触点に達すると突条部の突出量が変わるために節度感を発生させる。この接触点からは傾斜壁を内方へと撓ませて押し込む必要があるため、節度感が発生した時点より作業者は一気に力を強めて押し込むことにより、グロメットの貫通穴の挿通作業を効率よく行うことができる。かつ、上記接触点からは、突条部の突出量を小さくしているため、挿入力の低減を図ることができる。
【0015】
前記したように、突条部の突出量が上記傾斜壁先端の突出量と同一となる位置から、突条部の外面を軸線方向と平行として傾斜壁先端に連続させている。
即ち、前記接触点で傾斜角度を変えた突条部の外面が、傾斜壁の突出端と同一となった位置から、さらに傾斜角度を変えて真っすぐとし、言い換えれば、突条部の突出量を次第に減少させている。このように、突条部の外面の軸線方向に対する傾斜角度を三段に変化させ、小径筒部側では最も傾斜角度を大とし、上記接触点で傾斜角度を減少させ、さらに、傾斜壁突出端と同一位置となると傾斜角度を0とすると、斜め方向の矯正と貫通穴への挿入力の低減の両方を達成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図8は第1実施形態を示す。
グロメット10はゴムで一体成形しており、挿入側前部の第1の小径筒部11と、後部側の第2の小径筒部12の間に拡径筒部13を連続させた形状である。拡径筒部13は小径筒部11の連続端より円錐形状に拡径し、大径先端側を厚肉とし、その外周面に車体係止凹部14を環状に設けている。
【0017】
上記車体係止凹部14の両側壁は、先端側に突出させた垂直壁14aと、溝14bを挟んで対向させた傾斜壁14cとからなる。溝14bは、その奥に前後方向の肉抜部14d、14eを設けると共に溝底面にリップ14hを突出させている。
【0018】
拡径筒部13の外周面に沿って、周方向に間隔をあけて、小径筒部11と連続する小径側より車体係止凹部14の傾斜壁14cの大径側まで、軸線方向に延在する複数の突条部20を突設している。該突条部20は拡径筒部13の外周面より段状に厚肉に突出させた言わばリブ形状としている。
本実施形態では8本の突条部20は、小径端P1より大径端P2にかけて周方向に同一幅Wで軸線方向に延在させ、8本の突条部20は同一形状としている。
本実施形態では、各突条部20の幅Wは10mm、軸線方向の長さLは14.8mmで、突条部20の突出部での傾斜壁先端(P2位置)の外径Dを76mm、小径端(P1位置)の外径を63.9mmとしている。
【0019】
拡径筒部13の外周面から突出する突条部20の突出量Hは、車体パネルPの貫通穴30への挿通時に貫通穴内面30aとの接触点P3となる位置で変えて、該接触点P3から上記傾斜壁先端のP2位置までは、P3と小径側端P1との間の突出量H1より小さくしている。
【0020】
さらに、突条部20の外面20aが傾斜壁先端P2と同一高さとなる位置P4からは、突条部外面20aをグロメットの軸線方向Xと平行としてP4から傾斜壁先端のP2まで直線状に連続させている。
このように、各突条部20の突出量は、小径側P1からP3の小径側では最大高さのH1、P3からP4までの突出量H2は、H1〉H2として、外面20aを屈折させている。さらに、P4から傾斜壁先端のP2までの突出量H3は、H2以下でかつ漸次減少させている。
【0021】
このように、各突条部20の外面20aの軸線Xに対する傾斜角度を二段のθ1、θ2と変化させ、小径筒部側では最も傾斜角度θ1を大とし、上記接触点P3で傾斜角度θ2を減少させ、さらに、傾斜壁突出端と同一位置となると傾斜角度を0として、三段に屈折させた形状としている。
【0022】
各突条部20の幅Wは軸線方向Xで同一としているため、小径端P1から大径端P2にかけて放射状に広かった状態で延在する。小径端P1側の突条部20の端部20bは隣接する突条部同士の間隔を密に配置し、大径端P2の突条部20の端部20cでは隣接する突条部の間には間隔あき、拡径筒部13の外周面13aからなる三角形状の窪み部21が小径側から大径側へと広がる方向に発生させている。
【0023】
上記拡径筒部13の大径側の先端には薄肉の端面部25を設け、該端面部25の中央より前記第2の小径筒部12を突出させている。
【0024】
また、グロメット10にはオプション部品に接続する2本のケーブル挿通筒部26を設けている。該ケーブル挿通筒部26が、拡径筒部13の外周面の窪み部21に開口26aを設け、拡径筒部13内を通り、端面部25より突出させて形成している。この突出部26bの先端は閉鎖部26cとし、ケーブルを通す時に切断部26dで切断して開口としている。
【0025】
上記構成のグロメット10をワイヤハーネスW/Hに図8に示すように取り付けて、室外側(Y)と室内側(Z)とを仕切るダッシュパネルからなる車体パネルPの貫通穴30にグロメット10を装着する。
【0026】
上記グロメット装着作業について、以下に説明する。
室外側(Y)側より第1の小径筒部11を貫通穴30に押し込む。この時、グロメット10が斜め傾斜していると突条部20の一部が貫通穴30の内周面に当たり接触抵抗が生じる。これにより、作業者はグロメット10の挿入姿勢を矯正する。
しかも、突条部20を薄肉の拡径筒部13の外周面に多数突設しているため、拡径筒部13の剛性が高まり、グロメット10が斜め挿入された時に、貫通穴内周面と圧接した部分の拡径筒部13が折り曲がるように変形することを確実に防止できる。
【0027】
グロメット10の拡径筒部13が貫通穴30を通し、該貫通穴30の内径と同一となる突条部20の接触点P3に達すると、突条部20の外面20aと貫通穴内周面との圧接で節度感を作業者に発生させる。
作業者はこの時点から、グロメット10を一気に押し込み、突条部20を押し潰すように貫通穴30に通す。この時、窪み部21がスムーズに縮径し、かつ、突条部20の傾斜角度も緩やかとして拡径筒部13の外周面からの突出量も少なくしているため、大きな押し込み力を必要とせず、低挿入力で押し込みができる。
【0028】
さらに、突条部20の外面20aが、車体係止凹部14の傾斜壁14cの先端突出部と同一高さに達すると、この位置P4から突条部外面20aは軸方向と平行は直線となり、貫通穴30内に真っすぐな状態で傾斜壁の突出端が貫通するようにガイドする。
【0029】
このように、8本の突条部20の外面20aを貫通穴30の内周面で押圧し、拡径筒部13を縮径させながら傾斜壁14cの突出端が貫通穴30を通過させる。 傾斜壁14cが貫通穴30を通過すると、初期位置に弾性復帰し、傾斜壁14cと垂直壁14aの間の溝14b内に貫通穴30の周縁部が落し込まれる。この状態で、傾斜壁14cと垂直壁14aの対向面が車体パネルPの両面に圧接し、かつ、貫通穴30の内周面の溝底面に突設したリップ14hと圧接して、グロメット10は車体パネルPの貫通穴30にシール状態で係止される。
【0030】
上記のように、グロメット10は、拡径筒部13の外周面に突条部20を設けているため、作業者は斜め挿入姿勢を是正できると共に、薄肉の拡径筒部を補強して斜め挿入時に発生しやすい折り曲がりを防止でき、斜め挿入してもグロメット10の貫通穴30への挿入が出来なくなることを防ぐ。
さらに、傾斜壁の突出端の近傍では、突条部20により真っすぐに傾斜壁14cが貫通穴30を通るようにガイドしているため、この傾斜壁突出端近傍で変形を発生させることなく、スムーズに貫通穴30を通過させることができる。
【0031】
図9は参考実施形態を示し、溝14cの底面(貫通穴の内周面と接する位置)と同一高さとなる突条部20の上記接触点P3から傾斜壁14cの先端P2までを、外面を円弧状とした円弧部20xを設けている。
即ち、第1実施形態では接触点P3からP4を直線状傾斜部とし、P4からP2を軸線と平行な直線としているが、参考実施形態ではP3からP2の間を円弧形状に変えている。
【0032】
このように、突条部20がパネル貫通穴の内周面に接触した位置より、突条部20の外面を円弧状とすると、グロメットが斜め挿入された状態でも、貫通穴の内周面に引っ掛かることなくスムーズに挿入角度を矯正しながら貫通穴に通すことができる。
【0033】
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、突条部の個数は8個に限定されず、4個以上〜10個以下程度であればよく、突条部の厚みとの関係で個数を適宜に設定できる。
また、オプション部品用のケーブル挿通筒部も必ずしも設ける必要はない。
さらに、貫通穴が楕円形状をなし、拡径筒部も断面楕円形状となるグロメットにも適用できることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明に係わるグロメットは、拡径筒部の外周面に軸線方向の突条部を周方向に間隔をあけて突設しているため、グロメットが斜め挿入された場合に突条部が貫通穴内周面に当たることにより作業者は斜め挿入に気が付いて挿入姿勢を是正できると共に、グロメットの拡径筒部が斜め挿入で貫通穴内周面に片当たりした場合には、突条部により拡径筒部の剛性を高めているため、拡径筒部に屈曲が生じて挿入できなくなる自体を発生させない。
【0035】
さらにまた、突条部が貫通穴内周面に接する位置で突条部の外面の傾斜角度を変えて、作業者に節度感を与えているため、この節度位置から一気にグロメットを押し込めば効率のよいグロメットの装着作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のグロメットの右側面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 上記グロメットの左側面図である。
【図5】 図2のV−V線断面図である。
【図6】 図2の一部拡大図である。
【図7】 図6の要部拡大図である。
【図8】 グロメットの貫通穴挿通状態を示す図面である。
【図9】 参考実施形態のグロメットの要部断面図である。
【図10】 従来のグロメットの断面図である。
【図11】 従来のグロメットの車体パネルの貫通穴への挿入作業例を示す図面である。
【図12】 従来の問題点を示す図面である。
【符号の説明】
P 車体パネル
30 貫通穴
10 グロメット
11 第1の小径筒部
12 第2の小径筒部
13 拡径筒部
14 車体係止凹部
14a 垂直壁
14b 溝
14c 傾斜壁
20 突条部
20x 円弧部
25 端面部
26 ケーブル挿通筒部

Claims (1)

  1. 小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径筒部を備え、これら小径筒部と拡径筒部に自動車用ワイヤハーネスを貫通させて取り付けた状態で、上記小径筒部側から車体の貫通穴に挿入し、上記拡径筒部の外周面に設けた車体係止凹部を車体パネルに係止するグロメットであって、
    上記拡径筒部の外周面には、上記小径筒部との連続端から上記車体係止凹部の傾斜壁の突出端まで、周方向に間隔をあけて軸線方向に延在する複数の突条部を放射状に突設し、これら突条部の幅は軸線方向で同一として小径筒部との連続端側では突条部同士を密に配置すると共に車体係止凹部の傾斜壁の突出端側では突条部の間隔を広げ、隣接した突条部の間に三角形状の窪み部を設け、かつ、
    上記突条部の突出量(H)は、上記小径筒部との連続端から上記貫通穴への挿通時に該貫通穴の内面との接触点(P3)までは突出量(H1)とし、該接触点(P3)で突出量を(H2)に変え、突出量(H2)を(H1)より小とする異なる傾斜角度で屈折させ、該接触点(P3)から突条部の外面が上記車体係止凹部の傾斜壁先端(P2)と同一高さとなる位置(P4)まで突出量(H2)とし、該位置(P4)から傾斜壁先端(P2)まで突条部外面をグロメットの軸線方向(X)と平行に直線状に連続させ、
    上記小径筒部との連続端から上記車体係止凹部の傾斜壁の突出端までの突条部の外面の軸線方向に対する傾斜角度を三段に変化させていることを特徴とするグロメット。
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