JPH10119687A - エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパ ネル - Google Patents

エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパ ネル

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JPH10119687A
JPH10119687A JP8270881A JP27088196A JPH10119687A JP H10119687 A JPH10119687 A JP H10119687A JP 8270881 A JP8270881 A JP 8270881A JP 27088196 A JP27088196 A JP 27088196A JP H10119687 A JPH10119687 A JP H10119687A
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lateral
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JP8270881A
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Inventor
Toshihiko Nakamura
俊彦 中村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な外観品質を維持しつつ、表皮を開裂部
に沿って迅速に開裂させる。 【解決手段】 エアバッグドア部26を一体に有するイ
ンストルメントパネル10において、基材16と同一材
質のインナドア22によってバッグ膨張用の開口20を
閉塞すると共に、インナドア22の裏面側に横方向ノッ
チ58A及び縦方向ノッチ58Bから成る十字状のノッ
チ58を形成した。従って、インナドア22の表面側は
フラットな面となるので、表皮14に隆起部等が生じる
ことはなく、良好な外観品質を維持できる。また、イン
ナドア22が膨張圧で開裂する際には、横方向ノッチ5
8Aと縦方向ノッチ58Bとが交差する部位が盛り上が
りつつ開裂し、その際に開裂片にシャープエッジができ
る。このため、表皮14の横方向開裂部28Aをその中
央部から迅速に開裂させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表皮、基材、及び
発泡層を含んだ積層構造とされることにより構成された
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】助手席用エアバッグ装置の標準装備の促
進に伴って、エアバッグドア部を一体に有するインスト
ルメントパネルの開発が盛んに行われている。この種の
インストルメントパネルを開発するにあたって特に問題
となるのは、外観品質を良好に維持しつつ、どのような
構成によってエアバッグドア部における表皮をティアラ
イン(破断部)に沿って迅速に破断させるかという点に
ある。以下、この観点から、二つの公報の開示例につい
て検討することにする。
【0003】米国特許第5154444号公報に開示さ
れた構成では、図12に示されるように、インストルメ
ントパネル100の助手席側の頂部にエアバッグドア部
102が配設されている。図13には、エアバッグドア
部102を含む縦断面構造が示されている。この図に示
されるように、インストルメントパネル100は、樹脂
製の基材104と、この基材104に対して離間して配
置された表皮106と、基材104と表皮106との間
にウレタン発泡成形により充填された発泡層108と、
によって構成されている。なお、基材104の裏面側に
はエアバッグケース110が配設されており、このエア
バッグケース110内にインフレータ112及び折り畳
み状態で格納されたバッグ114が収容されている。
【0004】ここで、上記公報に開示された構成によれ
ば、基材104の中央部に表皮106側へ突出する断面
直角三角形状の一対の突起部116が一体に形成されて
いる。この突起部116は全体としては四角錐形状を成
しており、エアバッグドア部102を対角線上に四方開
きに展開させるべく機能する。
【0005】一方、特開平5−185898号公報に開
示された構成では、図14に示されるように、インスト
ルメントパネル120は、樹脂製の基材122と、この
基材122に対して離間して配置された表皮124と、
基材122と表皮124との間にウレタン発泡成形によ
り充填された発泡層126と、によって構成されおり、
その助手席側の頂部にはエアバッグドア部128が配設
されている。
【0006】ここで、上記公報に開示された構成によれ
ば、基材122に平面視で矩形状の開口部130が形成
されており、この開口部130の裏面側に図15に示さ
れる平板状のリテーナ132が配設されている。リテー
ナ132は、矩形枠状の取付部132Aと、この取付部
132Aにおける一組の対向する各側部からヒンジ13
2Bを介して内方へ延出された一対のリッド部132C
と、を含んで構成されている。取付部132Aには所定
の間隔でボルト134が溶接されており、このボルト1
34及びこれに螺合されるナット136によってエアバ
ッグユニット138を収容した箱体状のエアバッグケー
ス140が固定されている(図14参照)。さらに、上
述したリテーナ132の各リッド部132Cの周囲部に
は上方へ向けて立設された刃部142が一体形成されて
おり、これによりバッグの膨張圧がリッド部132Cに
作用した際に刃部142によって表皮124が所定のテ
ィアラインに沿って容易に破断されるようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれの公報に開示された構成によっても、以下の点が問
題点として残る。すなわち、表皮106、124の開裂
促進用に設けられた突起部116、刃部142がいずれ
も硬質でかつ表皮106、124側へ隆起した形状を成
していることから、表皮106、124の耐熱収縮によ
ってウレタン発泡による発泡層108、126が圧縮さ
れた際に、表皮106、124における突起部116、
刃部142との対向部分が凸状に隆起する。このため、
インストルメントパネル100、120の外観品質が低
下すると共に、乗員の手が触れた際に異物感を与えると
いう問題がある。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、良好な外観品
質を維持しつつ、表皮を開裂部に沿って迅速に開裂させ
ることができるエアバッグドア部を一体に有するインス
トルメントパネルを得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車室内側に配置され、助手席側の裏面側に互いに離
反する方向へ両開きさせるための横方向開裂部及び縦方
向開裂部を含んで構成される開裂部を備えた表皮と、こ
の表皮の裏面側に離間して配置されると共に開裂部と対
向する位置に開口を有し、更にバッグ膨張圧によって両
開き可能に形成されかつ未展開状態では当該開口を閉塞
するインナドア部を開口裏面側に備えた所定硬度の基材
と、この基材と表皮との間に配置された発泡層と、を含
んだ積層構造とされることにより構成されたエアバッグ
ドア部を一体に有するインストルメントパネルであっ
て、インナドア部の裏面側に、表皮における横方向開裂
部の中央部にバッグ膨張圧による応力を集中させるノッ
チを形成した、ことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の本発明に係るエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルは、請求項
1に記載の発明において、表皮における横方向開裂部に
沿って長く形成された横方向ノッチと、この横方向ノッ
チにおける横方向開裂部の中央部に対応するノッチ中央
部から当該横方向ノッチに直交して短く形成された縦方
向ノッチと、を含んで、前記ノッチを構成した、ことを
特徴としている。
【0011】請求項3記載の本発明に係るエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルは、請求項
2記載の発明において、横方向ノッチ及び縦方向ノッチ
の各ノッチ深さを、ノッチ中央部に向かうにつれて深く
した、ことを特徴としている。
【0012】請求項4記載の本発明に係るエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルは、請求項
1記載の発明において、表皮における横方向開裂部に沿
って長く形成された横方向ノッチを含んで、前記ノッチ
を構成し、さらに、当該横方向ノッチのノッチ深さを、
横方向開裂部の中央部に対応するノッチ中央部に向かう
につれて深くした、ことを特徴としている。
【0013】請求項1記載の本発明に係るエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルは、横方向
開裂部及び縦方向開裂部を含んで構成される開裂部を備
えた表皮と、バッグ膨張圧によって両開き可能に形成さ
れかつ未展開状態では開裂部と対向する位置に形成され
た開口を閉塞するインナドア部を開口裏面側に備えた所
定硬度の基材と、両者の間に配置された発泡層と、を含
んだ積層構造とされることにより構成されており、エア
バッグドア部を別体で構成してインストルメントパネル
に後付けするタイプとは相違する。本発明によれば、こ
の点を基本的前提とした上で、以下の作用が得られる。
【0014】衝突時にバッグが膨張し始める膨張初期に
おいては、インナドア部の裏面側に初期膨張圧が作用す
る。このため、インナドア部は発泡層を圧縮しつつ表皮
側へ押圧される。ここで、本発明では、インナドア部の
裏面側に、表皮における横方向開裂部の中央部にバッグ
膨張圧による応力を集中させるノッチを形成したので、
インナドア部のノッチ形成部位の剛性は他の一般部に比
べて低くなっている。このため、バッグ膨張圧が増加す
ると、インナドア部におけるノッチ形成部位が表皮側へ
持ち上げられる。続いて、膨張圧が所定値に達すると、
インナドア部におけるノッチ形成部位が開裂して、その
際に基材が所定の硬度を備えていることに起因して開裂
部位がシャープエッジとなる。そして、このシャープエ
ッジとされた開裂部位に引続き膨張圧が作用することに
よって発泡層が容易に破断し、更に表皮における横方向
開裂部の中央部にシャープエッジによる開裂力(即ち、
横方向開裂部を中央部から開裂させる引張力)が作用す
る。その結果、表皮における横方向開裂部の中央部にバ
ッグ膨張圧による応力を集中させることができる。これ
により、表皮は横方向開裂部の中央部にて迅速に開裂し
た後、横方向開裂部の中央部以外の部分、更には縦方向
開裂部へと速やかに開裂が伝播され、エアバッグドア部
が両開きに展開される。
【0015】しかも、本発明によれば、インナドア部の
裏面側にノッチを形成しているので、インナドア部の表
面はフラットな面にすることができる。このため、成形
後に表皮に隆起部が生じるようなこともない。
【0016】請求項2記載の本発明によれば、表皮にお
ける横方向開裂部に沿って長く形成された横方向ノッチ
と、この横方向ノッチにおける横方向開裂部の中央部に
対応するノッチ中央部から当該横方向ノッチに直交して
短く形成された縦方向ノッチと、を含んで、前述したノ
ッチを構成したので、インナドア部における横方向ノッ
チと縦方向ノッチとが交差するノッチ中央部に膨張圧が
集中して作用する。このため、インナドア部をノッチ中
央部を起点として開裂させることができる。
【0017】請求項3記載の本発明によれば、横方向ノ
ッチ及び縦方向ノッチの各ノッチ深さを、ノッチ中央部
に向かうにつれて深くしたので、ノッチ深さが浅い部位
よりもノッチ深さが深い部位の方に大きな膨張圧を作用
させることができる。
【0018】請求項4記載の本発明によれば、表皮にお
ける横方向開裂部に沿って長く形成された横方向ノッチ
を含んで、前述したノッチを構成し、さらに、当該横方
向ノッチのノッチ深さを、横方向開裂部の中央部に対応
するノッチ中央部に向かうにつれて深くしたので、ノッ
チ深さが浅い部位よりもノッチ深さが深いノッチ中央部
の方に大きな膨張圧を作用させることができる。このた
め、インナドア部は、横方向ノッチのノッチ中央部を起
点として開裂される。すなわち、本発明では、請求項2
記載の発明における縦方向ノッチを設ける代わりに、ノ
ッチ深さを変化させた発明といえる。
【0019】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図1〜図
9を用いて、第1実施形態について説明する。なお、こ
の第1実施形態が請求項1及び請求項2記載の本発明の
一実施形態に相当する。
【0020】図3は、インストルメントパネル10の斜
視図が示されている。この図に示されるように、インス
トルメントパネル10の助手席側となる頂部には、助手
席用のエアバッグ装置12が配設されている。
【0021】図1にはエアバッグ装置12の縦断面構造
が示されており、又図2にはエアバッグ装置12の横断
面構造が示されている。これらの図に示されるように、
インストルメントパネル10は、車室内側に配置された
樹脂製の表皮14と、この表皮14に対して所定の間隔
をあけて配置された樹脂製の基材16と、これらの表皮
14と基材16との間に充填されたウレタン発泡による
発泡層18と、を積層させることによって構成されてい
る。表皮14は軟質材で構成されているのに対し、基材
16は比較的硬質な硬質樹脂材で構成されている。
【0022】上述したインストルメントパネル10の基
材16におけるエアバッグ配設位置には、矩形状の開口
20が形成されている。この開口20の裏面側には、略
矩形平板状のインナドア22が配設されている。なお、
インナドア22の材質は、基材16と同様の比較的硬質
な硬質樹脂材とされている。図4にも示されるように、
インナドア22は、矩形平板状の一般部22Aと、この
一般部22Aの長辺側から段部を介して互いに離間する
方向へ延出された帯状の取付部22Bと、によって構成
されている。各取付部22Bにはボルト挿通孔24が所
定のピッチで形成されており、これらの取付部22Bが
基材16の開口20の前縁部裏面及び後縁部裏面にそれ
ぞれ当接状態で配置されている。これにより、未展開状
態では、インナドア22によって、基材16の開口20
が閉塞されている。インナドア22によって開口20が
閉塞された状態では、インナドア22の一般部22Aの
車室内側の面と基材16の車室内側の面とが面一になっ
ている。
【0023】上述したインナドア22及びその上方に配
置される発泡層18並びに発泡層18の表面を覆う表皮
14によって、両開きのエアバッグドア部26が構成さ
れている。なお、表皮14の裏面側には、エアバッグド
ア部26を両開きに展開させるための開裂部28が形成
されている。図3に示されるように、開裂部28は、車
両幅方向を長手方向とする横方向開裂部28Aと、この
横方向開裂部28Aの両端部に直交して形成され車両前
後方向を長手方向とする縦方向開裂部28Bと、によっ
て平面視でH形状となるように構成されている。
【0024】図1及び図2に戻り、エアバッグドア部2
6の下方(より具体的には、インナドア22の下方)に
は、エアバッグ装置12の本体部30が配設されてい
る。本体部30は、箱体状のエアバッグケース32を備
えている。エアバッグケース32の開放側の前縁部及び
後縁部には、互いに離間する方向へ屈曲されることで形
成されたフランジ部32Aが一体に形成されている。こ
れらのフランジ部32Aを前述したインナドア22の取
付部22Bの裏面に当接させた状態で、ボルト34及び
ナット36といった固定手段によってエアバッグケース
32がインナドア22と共に基材16に共締めされてい
る。これにより、ボルト34及びナット36による締結
部位が、エアバッグドア部26が展開する際のヒンジと
なる。
【0025】なお、エアバッグケース32は、エアバッ
グドア部26の展開荷重並びにバッグ38の膨張荷重を
車体側に伝達させるべく、車両幅方向を長手方向として
配置された高強度のインパネリインフォース(図示省
略)にステーを介して固定されている。
【0026】上述したエアバッグケース32の内部下方
側には、円柱形状のインフレータ40が配設されてい
る。より具体的には、エアバッグケース32の一方の側
壁32Bの底部側には大径孔42が形成されており、又
他方の側壁32Cには大径孔42と同軸上に小径孔44
が形成されている。そして、この大径孔42側からイン
フレータ40がエアバッグケース32内に挿入されて、
インフレータ40の軸心部から突出するネジ部46を小
径孔44から突出させ、ナット48を螺合させることに
より、インフレータ40がエアバッグケース32の内部
下方側に固定されている。なお、インフレータ40は車
両急減速状態を検出するセンサ50と接続されており、
センサ50が車両急減速状態を検出することにより周面
に形成されたガス噴出孔52からガスを噴出するように
なっている。
【0027】また、エアバッグケース32の内部上方側
には、折り畳み状態のバッグ38が配設されている。従
って、バッグ38は、インフレータ40とインナドア2
2との間に格納されている。なお、バッグ38の端末部
38Aは、エアバッグケース32の前壁32D及び後壁
32Eにボルト54及びナット56といった固定手段に
よって固定されている。
【0028】ここで、図4に示されるように、本実施形
態では、上述したインナドア22の裏面側に、横方向ノ
ッチ58A及び縦方向ノッチ58Bから成るノッチ58
が成形時に一体に形成されている。横方向ノッチ58A
は、表皮14の横方向開裂部28Aに対向する位置に形
成されており、横方向開裂部28Aに沿って長く形成さ
れている。一方、縦方向ノッチ58Bは、横方向開裂部
28Aの中央部に対向して位置される横方向ノッチ58
Aのノッチ中央部から当該横方向ノッチ58Aに直交し
て短く形成されている。なお、横方向ノッチ58A及び
縦方向ノッチ58Bのいずれも、断面V字形の溝とされ
かつノッチ深さは均一とされている。
【0029】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。衝突時、即ち車両急減速時になると、この
状態がセンサ50によって検出され、インフレータ40
のガス噴出孔52からガスが噴出される。このため、バ
ッグ38内にガスが流入され、バッグ38が膨張し始め
る。従って、インナドア22の裏面側に初期膨張圧が作
用する。このため、インナドア22はその直上に位置さ
れる発泡層18を圧縮しつつ、表皮14側へ押圧され
る。
【0030】ここで、本実施形態では、インナドア22
の裏面側に、表皮14の横方向開裂部28Aに沿って長
く形成された横方向ノッチ58Aと、この横方向ノッチ
58Aのノッチ中央部から直交して短く形成された縦方
向ノッチ58Bと、から成るノッチ58を形成したの
で、インナドア22に作用する膨張圧が所定値に達する
と、図5に示される如く、インナドア22は横方向ノッ
チ58Aと縦方向ノッチ58Bとの交差する部位である
横方向ノッチ58Aのノッチ中央部から隆起しつつ当該
ノッチ中央部から開裂する。開裂直後の状態では、前述
した十字形のノッチ58の構成に起因して、インナドア
22に四片の開裂片60が形成される。しかも、インナ
ドア22は基材16と同様に硬質樹脂材で構成されてい
るため、各開裂片60のエッジ60Aは比較的剛性の高
いシャープエッジとなる。
【0031】また、インナドア22が開裂すると、図6
及び図7に示される如く、バッグ38の膨張圧がインナ
ドア22の直上にある発泡層18に伝達されてこれを圧
縮しつつ上方へ押し上げる。従って、表皮14にも膨張
圧が伝達されて同様に上方へ押し上げられる。このた
め、表皮14の裏面側に形成された横方向開裂部28A
に引張力が作用する。より詳しくは、引張力を作用させ
る要因となっているのは、前述したインナドア22に形
成された四片の開裂片60のシャープエッジであること
から、表皮14の横方向開裂部28Aにはその中央部に
矢印(図8参照)で示される四方への引張力Tが作用す
ることになる。そして、この四方への引張力Tが作用す
ることによって、表皮14の横方向開裂部28Aの中央
部に大きな応力が集中し、横方向開裂部28Aをその中
央部にて開裂させる。その後、図9に示される如く、開
裂は横方向開裂部28Aの中央部から他の部位へ、更に
は縦方向開裂部28Bへと順次伝播し、H形状に開裂す
る。これにより、エアバッグドア部26は、互いに離間
する方向へ両開きに展開する。なお、エアバッグドア部
26が展開することにより、バッグ38が助手席側へ膨
出する。
【0032】このように本実施形態では、バッグ膨張圧
で両開き可能に形成されかつ未展開状態では基材16の
開口20を閉塞する硬質樹脂製のインナドア22の裏面
側に、表皮14の横方向開裂部28Aに沿って長く形成
された横方向ノッチ58Aと、この横方向ノッチ58A
における横方向開裂部28Aの中央部と対応するノッチ
中央部から直交して短く形成された縦方向ノッチ58B
と、によるノッチ58を形成したので、インナドア22
の開裂片60に形成されたシャープエッジを利用して表
皮14の横方向開裂部28Aの中央部に応力を集中させ
ることができる。その結果、表皮14を開裂部28に沿
って迅速に開裂させることができる。
【0033】さらに、本実施形態によれば、インナドア
22の開裂が四片開裂となるため、シャープエッジも各
開裂片60に形成される。従って、表皮14における横
方向開裂部28Aの中央部を四方に引張っることがで
き、横方向開裂部28Aの中央部に効果的に応力を集中
させることができる。その結果、表皮14を開裂部28
に沿ってより一層迅速に開裂させることができる。
【0034】しかも、本実施形態によれば、インナドア
22の裏面側にノッチ58を形成しているので、インナ
ドア22の表面を基材16の表面と面一なフラットな面
にすることができる。このため、成形後に表皮14に隆
起部が生じるようなこともない。従って、インストルメ
ントパネル10の外観品質を良好に維持することができ
る。
【0035】なお、上述した作用、効果を以下に補足す
る。エアバッグドア部を有するインストルメントパネル
としては、本実施形態のようにエアバッグドア部をイン
ストルメントパネルに一体に有するタイプと、エアバッ
グドア部を別体で構成した上でインストルメントパネル
に後付けするタイプとがある。
【0036】後者の場合には、エアバッグドア部が別個
独立に構成されることから、エアバッグドア部をインス
トルメントパネルに合わせて積層構造にする必要は必ず
しもない。従って、この場合には、エアバッグドア部を
単層構造にして、単純に開裂部中央に応力が集中するよ
うにノッチを形成することも比較的容易に行うことがで
きる(先行技術調査の結果では、この種の開示例とし
て、特開平4−135946号公報、特開平5−105
016号公報、特開平8−085407号公報があ
る)。その意味では、後者のタイプにおいては、本実施
形態におけるシャープエッジを形成させる構成を採用す
る必要性が乏しいと思われる。
【0037】しかしながら、エアバッグドア部を一体に
有するインストルメントパネルにあっては、以下の点に
配慮する必要がある。すなわち、エアバッグドア部もイ
ンストルメントパネルの一部であり、表皮、発泡層、基
材の積層構造とされているため、間に介した発泡層を破
断させつつ表皮の横方向開裂部の中央部に応力を集中さ
せる必要がある。そのためには、初期膨張圧を効果的に
利用してある程度大きな引張力が得られるように構成し
なければならない。そこで、本実施形態では、インナド
アが基材同様に比較的硬質な樹脂材によって構成されて
いることに着目し、その裏面側にノッチを形成すること
でインナドアを開裂させると共に、当該開裂片にシャー
プエッジを形成させ、これにより前記引張力(引裂き
力)を得て、これを表皮の横方向開裂部の中央部に作用
させようとするものである。従って、シャーブエッジを
形成させる本実施形態の構成は、エアバッグドア部を一
体に有するインストルメントパネルに対しては特に有効
といえる。 〔第2実施形態〕次に、図10及び図11を用いて、第
2実施形態について説明する。なお、この第2実施形態
が請求項4記載の本発明の一実施形態に相当する。ま
た、前述した第1実施形態と同一構成部分については、
同一番号を付してその説明を省略する。
【0038】図10に示される実施形態では、インナド
ア22の裏面側に横方向ノッチ70のみが形成されてい
る。但し、この横方向ノッチ70のノッチ深さは、中央
部70A(長手方向中間部)で最大のHに設定されてお
り、又両端部70Bで最小のhに設定されている。な
お、横方向ノッチ70の両端部70Bから中央部70A
に至るまでの部分のノッチ深さは、一定の割合で徐々に
深くなるように設定されている。
【0039】上記構成によれば、バッグ38の初期膨張
圧がインナドア22の裏面に作用した場合、ノッチ深さ
が浅く設定された両端部70Bよりもノッチ深さが深く
設定された中央部70Aの方に大きな膨張圧が作用す
る。このため、インナドア22は、横方向ノッチ70の
中央部70Aが両端部70Bよりも隆起した状態で押し
上げられ、中央部70Aを起点として両開きに開裂され
る。なお、開裂後の開裂片のエッジは、前述した第1実
施形態と同様にシャープエッジとなる。従って、本実施
形態においても、第1実施形態と同様に表皮14の横方
向開裂部28Aの中央部に応力を集中させることができ
る。
【0040】しかも、本実施形態によれば、横方向ノッ
チ70のノッチ深さを両端部70Bから中央部70Aに
かけて徐々に深くすることで、第1実施形態における縦
方向ノッチ58Bとしての機能を代替させたので、縦方
向ノッチ58Bを廃止することができる。従って、生産
性を向上させることができる。
【0041】一方、図11に示される実施形態では、横
方向ノッチ80のみをインナドア22の裏面側に形成し
ている点で図10に示される実施形態と同様である。し
かし、この実施形態では、横方向ノッチ80のノッチ深
さが一定割合で深くなるのではなく、両端部80B側で
は緩やかに深くなり、中央部80A側では急激に深くな
るように設定されている点で相違している。なお、図1
1では、インナドア22の厚さが図上では薄い関係で、
両端部80B側での緩やかな曲線が直線的に描かれてい
る点を付記しておく。
【0042】上記構成によっても、前述した図10に示
される実施形態と同様の作用、効果が得られる。加え
て、本実施形態の方が、図10に示される構成よりも、
横方向ノッチ80の中央部80Aに作用する膨張圧を急
激に増加させることができる。
【0043】なお、上述した第2実施形態の構成(ノッ
チ深さを変化させる構成)を第1実施形態に付加しても
よい。すなわち、ノッチ58を構成する横方向ノッチ5
8A及び縦方向ノッチ58Bのそれぞれのノッチ深さを
図10に示される深さ、又は図11に示される深さに設
定してもよく、当該構成が請求項3に記載の本発明の一
実施形態に相当する。
【0044】また、上述した実施形態では、インナドア
22を基材16とは別体で構成してボルト34及びナッ
ト36で組付ける構成を採ったが、これに限らず、イン
ナドアを基材16と一体に構成してもよい。この場合、
ヒンジとなる部位を厚肉化しておき、好ましくは補強材
となる芯材を当該厚肉部にインサート成形で埋設してお
くとよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明に係るエアバッグドア部を一体に有するインストル
メントパネルは、所定硬度の基材における開口裏面側に
備えられたインナドア部の裏面側に、表皮における横方
向開裂部の中央部にバッグ膨張圧による応力を集中させ
るノッチを形成したので、バッグ膨張圧によって開裂し
たインナドア部の開裂部位をシャープエッジにすること
ができ、その結果表皮を開裂部に沿って迅速に開裂させ
ることができるという優れた効果を有する。
【0046】しかも、本発明によれば、インナドア部の
裏面側にノッチを形成しているので、インナドア部の表
面はフラットな面にすることができ、その結果良好な外
観品質を維持することができるという優れた効果を有す
る。
【0047】請求項2記載の本発明に係るエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルは、請求項
1に記載の発明において、表皮における横方向開裂部に
沿って長く形成された横方向ノッチと、この横方向ノッ
チにおける横方向開裂部の中央部に対応するノッチ中央
部から当該横方向ノッチに直交して短く形成された縦方
向ノッチと、を含んで、ノッチを構成したので、インナ
ドア部における横方向ノッチと縦方向ノッチとが交差す
るノッチ中央部に膨張圧を集中して作用させることがで
き、その結果表皮を開裂部に沿って迅速に開裂させるこ
とができるという優れた効果を有する。
【0048】さらに、本発明によれば、インナドア部の
開裂が四片開裂となるため、シャープエッジも各開裂片
に形成される。その結果、本発明によれば、表皮におけ
る横方向開裂部の中央部を四方に引張っることができ、
表皮を開裂部に沿ってより一層迅速に開裂させることが
できるという優れた効果も得られる。
【0049】請求項3記載の本発明に係るエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルは、請求項
2に記載の発明において、横方向ノッチ及び縦方向ノッ
チの各ノッチ深さを、ノッチ中央部に向かうにつれて深
くしたので、ノッチ深さが浅い部位よりもノッチ深さが
深い部位の方に大きな膨張圧を作用させることができ、
その結果請求項2記載の発明よりも更に迅速に表皮を開
裂部に沿って開裂させることができるという優れた効果
を有する。
【0050】請求項4記載の本発明に係るエアバッグド
ア部を一体に有するインストルメントパネルは、請求項
1に記載の発明において、表皮における横方向開裂部に
沿って長く形成された横方向ノッチを含んで、ノッチを
構成し、さらに、当該横方向ノッチのノッチ深さを、横
方向開裂部の中央部に対応するノッチ中央部に向かうに
つれて深くしたので、ノッチ深さが浅い部位よりもノッ
チ深さが深い部位の方に大きな膨張圧を作用させること
ができ、その結果請求項2記載の発明における縦方向ノ
ッチを廃止して生産性を向上させることができるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るエアバッグドア部を一体に
有するインストルメントパネルの縦断面構造を示す図3
の1−1線断面図である。
【図2】第1実施形態に係るエアバッグドア部を一体に
有するインストルメントパネルの横断面構造を示す図3
の2−2線断面図である。
【図3】第1実施形態に係るエアバッグドア部を一体に
有するインストルメントパネルの斜視図である。
【図4】図1及び図2に示されるインナドアの拡大斜視
図である。
【図5】図4に示されるインナドアが開裂した状態を示
す拡大斜視図である。
【図6】インナドアの開裂直後におけるエアバッグドア
部の状態を示す図1に対応する縦断面図である。
【図7】インナドアの開裂直後におけるエアバッグドア
部の状態を示す図2に対応する横断面図である。
【図8】表皮の開裂部が開裂し始めた状態を示すインス
トルメントパネルの一部斜視図である。
【図9】表皮の開裂部が完全に開裂しエアバッグドアが
両開きした状態を示す図8に対応するインストルメント
パネルの一部斜視図である。
【図10】第2実施形態の一例に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの構成を示す図
2に対応する横断面図である。
【図11】第2実施形態の別例に係るエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの構成を示す図
2に対応する横断面図である。
【図12】一つめの従来例に係るインストルメントパネ
ルを示す斜視図である。
【図13】図12に示されるインストルメントパネルの
エアバッグドア部の構成を示す図12の13−13線断
面図である。
【図14】二つめの従来例に係るインストルメントパネ
ルを示す縦断面図である。
【図15】図14に示されるリテーナの拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 インストルメントパネル 14 表皮 16 基材 18 発泡層 20 開口 22 インナドア(インナドア部) 26 エアバッグドア部 28 開裂部 28A 横方向開裂部 28B 横方向開裂部 38 バッグ 58 ノッチ 58A 横方向ノッチ 58B 縦方向ノッチ 70 横方向ノッチ 80 横方向ノッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内側に配置され、助手席側の裏面側
    に互いに離反する方向へ両開きさせるための横方向開裂
    部及び縦方向開裂部を含んで構成される開裂部を備えた
    表皮と、 この表皮の裏面側に離間して配置されると共に開裂部と
    対向する位置に開口を有し、更にバッグ膨張圧によって
    両開き可能に形成されかつ未展開状態では当該開口を閉
    塞するインナドア部を開口裏面側に備えた所定硬度の基
    材と、 この基材と表皮との間に配置された発泡層と、 を含んだ積層構造とされることにより構成されたエアバ
    ッグドア部を一体に有するインストルメントパネルであ
    って、 インナドア部の裏面側に、表皮における横方向開裂部の
    中央部にバッグ膨張圧による応力を集中させるノッチを
    形成した、 ことを特徴とするエアバッグドア部を一体に有するイン
    ストルメントパネル。
  2. 【請求項2】 表皮における横方向開裂部に沿って長く
    形成された横方向ノッチと、この横方向ノッチにおける
    横方向開裂部の中央部に対応するノッチ中央部から当該
    横方向ノッチに直交して短く形成された縦方向ノッチ
    と、を含んで、前記ノッチを構成した、 ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグドア部を
    一体に有するインストルメントパネル。
  3. 【請求項3】 横方向ノッチ及び縦方向ノッチの各ノッ
    チ深さを、ノッチ中央部に向かうにつれて深くした、 ことを特徴とする請求項2に記載のエアバッグドア部を
    一体に有するインストルメントパネル。
  4. 【請求項4】 表皮における横方向開裂部に沿って長く
    形成された横方向ノッチを含んで、前記ノッチを構成
    し、 さらに、当該横方向ノッチのノッチ深さを、横方向開裂
    部の中央部に対応するノッチ中央部に向かうにつれて深
    くした、 ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグドア部を
    一体に有するインストルメントパネル。
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