JPH10119218A - 易接着性ポリエステルフィルム - Google Patents

易接着性ポリエステルフィルム

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JPH10119218A
JPH10119218A JP8282174A JP28217496A JPH10119218A JP H10119218 A JPH10119218 A JP H10119218A JP 8282174 A JP8282174 A JP 8282174A JP 28217496 A JP28217496 A JP 28217496A JP H10119218 A JPH10119218 A JP H10119218A
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film
polyester film
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coating
easily adhesive
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JP8282174A
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Inventor
Shinichiro Okada
真一郎 岡田
Masayuki Fukuda
雅之 福田
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 易接着性、帯電防止性に優れ、かつ高速塗工
性の改良された易接着性ポリエステルフィルムを提供す
る。 【解決手段】 中心面平均粗さが0.1〜2.0μm、
表面突起の最大高さが25〜40μmである表面性を有
する芳香族ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、
(1)共重合ポリエステル樹脂及びアクリル系共重合体か
ら選ばれる少なくとも一種のバインダー50〜97重量
%及び(2)分子内にスルホン酸塩基を有する物質3〜5
0重量%からなる組成を含む塗剤を用いて、乾燥被膜の
厚みが0.1〜5μmである易接着性被膜を塗設した易
接着性ポリエステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は易接着性ポリエステ
ルフィルムに関し、更に詳しくは易接着性、帯電防止性
並びに高速搬送性、高速塗工性に優れた易接着性ポリエ
ステルフィルム、特に易接着性白色ポリエステルフィル
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】芳香族ポリエステルフィルムは磁気記録
媒体、印刷材料等のベースフィルムとして広く使用され
ており、特にテレホンカード、プリペイドカード等の磁
気カード用には厚物の白色ポリエステルフィルムが使用
されているが、近年はコストダウンや生産性向上のため
に、磁性層の塗工速度が従来に比べ大幅に高速化してき
ている。
【0003】これまでにポリエステルフィルムの表面性
は、例えば特開昭62−204941号に提案されてい
るものの、搬送性が十分でないために、磁性塗料の高速
塗工時にスクラッチ傷が数多く生じ、製品歩留が悪化す
るなど、高速処理に十分対応しうるものが得られていな
かった。
【0004】また、プラスチックフィルム共通の問題と
して静電気が発生しやすく、製膜工程、加工工程、さら
に製品の使用時などにおいて種々のトラブルを発生した
り、磁気塗料や印刷インキの接着性に乏しいという欠点
があり、プライマーの適用も提案されている。
【0005】フィルムの接着性、帯電防止性を改良する
方法として、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、およ
びスルホン酸基もしくはスルホン酸塩基を含有する化合
物を構成成分としたプライマー層を形成させる方法が、
特公平5-41655号、特公平6-94205号等に提
案されている。
【0006】しかし、これらの方法により形成されたプ
ライマー層では、帯電防止性は得られるものの、インキ
層に対する接着性が不十分であり、また工程中の滑り性
が不十分であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、この問
題を改良すべく鋭意検討した結果、ある特定の表面性を
有するポリエステルフィルムに特定のプライマー層を設
けることにより、高速塗工に適した易接着性ポリエステ
ルフィルムを得ることのできることを見出し、本発明に
到達した。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、中
心面平均粗さが0.1〜2.0μm、表面突起の最大高
さが25〜40μmである表面性を有する芳香族ポリエ
ステルフィルムの少なくとも片面に、(1)共重合ポリエ
ステル樹脂及びアクリル系共重合体から選ばれる少なく
とも一種のバインダー50〜97重量%及び(2)分子内
にスルホン酸塩基を有する物質3〜50重量%からなる
組成を含む塗剤を用いて、乾燥被膜の厚みが0.1〜5
μmである易接着性被膜を塗設した易接着性ポリエステ
ルフィルムである。
【0009】本発明において芳香族ポリエステルとは、
芳香族二塩基酸またはそのエステル形成性誘導体とジオ
ールまたはそのエステル形成性誘導体とから合成され
る、結晶性の線状飽和ポリエステルである。かかるポリ
エステルの具体例として、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレン
テレフタレート)、ポリエチレン−2,6−ナフタレン
ジカルボキシレート等を好ましく挙げることができる。
これらは共重合体またはこれらと小割合の他樹脂とのブ
レンド物などを包含する。これらの中、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカ
ルボキシレートが特に好ましい。
【0010】前記芳香族ポリエステルは白色顔料、例え
ば酸化チタン及び/または硫酸バリウムを含有すること
が好ましい。白色顔料の平均粒径は0.05〜5μm、
更には0.1〜3μmであることが好ましい。また白色
顔料の添加含有量は3〜25重量%、更には5〜20重
量%であることが好ましい。
【0011】前記芳香族ポリエステルは、滑剤フィラー
例えば酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、カオリン、タルク等のような無機
フィラー、架橋シリコーン樹脂、架橋ポリスチレン樹
脂、架橋アクリル樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂等のよ
うな耐熱性樹脂からなる有機フィラーなどを含有する。
滑剤フィラーの平均粒径は0.5〜15μm、更には1
〜10μmであることが好ましい。また滑剤フィラーの
含有量は0.01〜10重量%であることが好ましい。
滑剤フィラーの平均子径や含有量は、フィルムの表面光
沢度により選択することができる。
【0012】前記芳香族ポリエステルには、また、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレンター
ポリマー、オレフィン系アイオノマーのような他の樹
脂、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、蛍光増白剤等
を必要に応じて含有することもできる。
【0013】本発明においてポリエステルフィルムは中
心面平均粗さが0.1〜2.0μmであることが必要で
あり、0.2〜1.0μmが好ましい。中心面平均粗さ
が0.1μmより小さいと光沢があり過ぎ外観が損なわ
れる。他方、2.0μmを超えると印字性等の悪化とな
る。
【0014】本発明においてポリエステルフィルムは表
面突起の最大高さが25〜40μmである表面性を有す
ることが必要であり、25〜35μmが好ましい。表面
突起の最大高さが25μmより小さいと磁性層の高速塗
工時に走行性が不足し、生産性の低下の原因となる。他
方、40μmを超えると表面突起の脱落が起こり易く、
表面欠陥の原因となる。
【0015】本発明においてポリエステルフィルム、特
に白色ポリエステルフィルムは二軸延伸フィルムである
ことが好ましく、その厚さは20μm以上、好ましくは
50〜500μm、特に好ましくは75〜300μmで
ある。この厚さが20μm未満ではフィルムの腰がよわ
くなる。一方フィルムが厚すぎ、例えば500μmを超
えると製膜性が劣る傾向がみられる。
【0016】本発明において上記ポリエステルフィルム
の少なくとも片面に設ける易接着性被膜(プライマー
層)は、(1)共重合ポリエステル樹脂及びアクリル系共
重合体から選ばれる少なくとも一種のバインダー50〜
97重量%及び(2)分子内にスルホン酸塩基を有する物
質3〜50重量%からなる組成を含む塗剤を上記フィル
ムの所要面に塗布し、乾燥することによって形成され
る。
【0017】本発明において塗剤を構成するバインダー
(1)の共重合ポリエステル樹脂を形成する酸成分として
は、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6ー
ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカ
ルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、フェニルインダン
ジカルボン酸、ダイマー酸等を例示することができる。
これら成分は二種以上を用いることができる。更に、こ
れら成分とともにマレイン酸、フマール酸、イタコン酸
等の如き不飽和多塩基酸やp−ヒドロキシ安息香酸、p
−(β−ヒドロキシエトキシ)安息香酸等の如きヒドロ
キシカルボン酸を少割合用いることができる。不飽和多
塩基酸成分やヒドロキシカルボン酸成分の割合は高々1
0モル%、好ましくは5モル%以下である。
【0018】また、共重合ポリエステル樹脂を形成する
ポリオール成分としては、エチレングリコール、1,4
−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
キシリレングリコール、ジメチロールプロピオン酸、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ポリ(エチレンオ
キシ)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシ)グリ
コール、更に下記式で示されるビスフェノールAのエチ
レンオキサイド付加物やプロピレンオキサイド付加物
【0019】
【化1】
【0020】
【化2】
【0021】等を例示することができる。これらは二種
以上を用いることができる。
【0022】かかるポリオール成分の中でもエチレング
リコール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加
物やプロピレンオキサイド付加物、1,4−ブタンジオ
ールが好ましく、更にエチレングリコール、ビスフェノ
ールAのエチレンオキサイド付加物やプロピレンオキサ
イド付加物が好ましい。
【0023】また、共重合ポリエステル樹脂には、水性
液化を容易にするために、若干量のスルホン酸塩基を有
する化合物や、カルボン酸塩基を有する化合物を共重合
させることが可能であり、その方が好ましい。
【0024】このスルホン酸塩基を有する化合物として
は、例えば5−Naスルホイソフタル酸、5−アンモニ
ウムスルホイソフタル酸、4−Naスルホイソフタル
酸、4−メチルアンモニウムスルホイソフタル酸、2−
Naスルホイソフタル酸、5−Kスルホイソフタル酸、
4−Kスルホイソフタル酸、2−Kスルホイソフタル
酸、Naスルホコハク酸等のスルホン酸アルカリ金属塩
系またはスルホン酸アミン塩系化合物等が好ましくあげ
られる。
【0025】このカルボン酸塩基を有する化合物として
は、例えば無水トリメリット酸、トリメリット酸、無水
ピロメリット酸、ピロメリット酸、トリメシン酸、シク
ロブタンテトラカルボン酸、ジメチロールプロピオン酸
等、あるいはこれらのモノアルカリ金属塩等があげられ
る。なお、遊離カルボキシル基は共重合後にアルカリ金
属化合物やアミン化合物を作用させてカルボン酸塩基と
する。
【0026】本発明における共重合ポリエステル樹脂の
ガラス転移点(Tg)は60〜120℃であることが好
ましい。60℃より低いと滑り性不良やブロッキングの
原因となる。他方120℃を超えると削れ性が悪化し易
い。
【0027】また共重合ポリエステル樹脂として、変性
ポリエステル共重合体、例えば前記ポリエステル共重合
体をアクリル、ポリウレタン、シリコーン、エポキシ、
フェノール樹脂等で変性したブロック重合体、あるいは
グラフト重合体を用いることもできる。
【0028】本発明における共重合ポリエスエル樹脂
は、従来から知られまたは用いられているポリエステル
の製造技術によって製造することができる。例えば2,
6−ナフタレンジカルボン酸またはそのエステル形成性
誘導体(特にジメチルエステル)、イソフタル酸または
そのエステル形成性誘導体(特にジメチルエステル)及
び無水トリメリット酸をエチレングリコール及びビスフ
ェノールAのプロピレンオキサイド付加物と反応せしめ
てモノマーもしくはオリゴマーを形成し、その後真空下
で重縮合反応せしめることによって所定の固有粘度(o
−クロロフェノールを用いて35℃で測定した固有粘度
が0.2〜0.8が好ましい。)の共重合ポリエステル樹
脂とし、さらに遊離のカルボキシル基をアルカリ化合物
またはアミン化合物と反応させて塩とする方法で製造す
ることができる。その際、反応を促進する触媒、例えば
エステル化もしくはエステル交換触媒、重縮合触媒等を
用いることが好ましく、また種々の添加剤、例えば安定
剤等を添加することもできる。
【0029】本発明において塗剤を構成するバインダー
(1)のアクリル系共重合体の構成成分としては、アクリ
ル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸ソーダ、アクリル酸アンモニウ
ム、2−ヒドロキシエチルアクリレート、メタクリル
酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸ソーダ、メタクリル酸アン
モニウム、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、グリ
シジルメタクリレート、ビニルスルホン酸ナトリウム、
メタリルスルホン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸ナ
トリウム、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メ
チロールメタクリルアミド、N−メチロールアクリルア
ミド等を例示することができる。これらのモノマーは、
例えばスチレン、酢酸ビニル、アクリルニトリル、メタ
クリルニトリル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ジビニ
ルベンゼン等の他の不飽和単量体と併用することもでき
る。
【0030】またアクリル系共重合体として、変性アク
リル共重合体、例えば前記アクリル共重合体をポリエス
テル、ポリウレタン、シリコーン、エポキシ、フェノー
ル樹脂等で変性したブロック重合体、あるいはグラフト
重合体を用いることもできる。
【0031】本発明におけるバインダー(1)は、プラ
イマー層のフィルムに対する密着性と印刷インキに対す
る接着性の点から、共重合ポリエステル樹脂とアクリル
系共重合体を併用することが好ましい。この場合、共重
合ポリエステル樹脂の割合は25〜50重量%、さらに
は30〜40重量%であることが好ましい。この割合が
少なすぎるとプライマー層のフィルムに対する蜜着性が
低下し、多すぎるとプライマー層の印刷インキに対する
接着性が低下するようになる。
【0032】本発明において塗剤を構成する分子内にス
ルホン酸金属塩基を有する物質(2)としては、従来知ら
れている分子内にスルホン酸金属塩基を有する低分子物
質や高分子物質、例えばアルキルスルホン酸金属塩、ア
ルキルベンゼンスルホン酸金属塩、アルキルジフェニル
エーテルジスルホン酸金属塩、スルホン酸金属塩基を有
するアクリル共重合体、ポリエステル共重合体、ビニル
共重合体(例えばポリスチレン共重合体)等があげられ
る。これらは単独で、もしくは複数を組み合わせて用い
ることができる。
【0033】本発明における塗剤、特に水性液には、本
発明の目的を損なわない範囲において、芳香族ポリエス
テルフィルムへの濡れ性を向上させるために界面活性剤
を配合せることもできる。該塗剤の表面張力を50dyne
/cm以下、好ましくは40dyne/cm以下にすることが好ま
しい。
【0034】本発明において、共重合ポリエステル樹脂
及びアクリル系共重合体から選ばれる少なくとも1種の
バインダー、及び分子内にスルホン酸金属塩基を有する
物質(2)からなる組成当たり、バインダー(1)の割合は
50〜97重量%、好ましくは70〜90重量%であ
る。この割合が50重量%未満ではプライマー層のポリ
エステルフィルムへの密着力が不足し好ましくない。他
方97重量%を超えると塗布フィルムのブロッキング性
が悪化するので好ましくない。
【0035】また分子内にスルホン酸金属塩基を有する
物質(2)の割合は3〜50重量%、好ましくは10〜4
0重量%である。この割合が3重量%未満では帯電防止
性が不足し、他方50重量%を超えるとプライマー層の
ポリエステルフィルムへの密着力が不足するので好まし
くない。
【0036】本発明における塗剤は水性塗剤であること
が好ましいが、有機溶剤を溶媒とすることも可能であ
る。この溶剤としては、メチルエチルケトン、アセト
ン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、シ
クロヘキサノン、n−ヘキサン、トルエン、キシレン、
メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロ
パノール等を例示することができる。これらは単独で、
もしくは複数を組み合わせて用いることができる。
【0037】更に本発明の目的を損なわない範囲におい
て、紫外線吸収剤、顔料、潤滑剤、ブロッキング防止
剤、メラミン、エポキシ、アジリジン等の架橋剤や他の
帯電防止剤等の他の添加剤を配合することができる。
【0038】本発明における塗剤の固形分濃度は、通常
0.5〜30重量%である。本発明においては上述の各
成分を含む(プライマー)塗剤をポリエステルフィルム
の少なくとも片面に塗布するが、該フィルムとしては結
晶配向が完了する前のポリエステルフィルムが好まし
い。
【0039】この結晶配向が完了する前のポリエステル
フィルムとしては、該ポリエステルを熱溶融してそのま
まフィルム状となした未延伸状フィルム、未延伸フィル
ムを縦方向または横方向の何れか一方に配向せしめた一
軸延伸フィルム、縦方向及び横方向の二方向に低倍率延
伸配向せしめたもの(最終的に縦方向または横方向に再
延伸せしめて配向結晶化を完了せしめる前の二軸延伸フ
ィルム)等を例示することができる。
【0040】ポリエステルフィルムへの塗剤の塗布方法
としては、公知の任意の塗工法が適用できる。例えばロ
ールコート法、グラビアコート法、マイクログラビアコ
ート法、リバースコート法、ロールブラッシュ法、スプ
レーコート法、エアーナイフコート法、含浸法及びカー
テンコート法等を単独または組み合わせて適用すると良
い。なお、水性塗剤を用いる場合には、塗剤の安定性ま
たは塗剤の塗工性を助ける目的で若干量の有機溶剤を含
ませてもよい。
【0041】塗布量は走行しているフィルム1m2当た
り3〜50g、さらには5〜40gが好ましい。最終乾
燥塗膜(被膜)の厚さとしては、0.1〜5μmが必要
であり、好ましくは0.1〜2μmである。塗膜の厚さ
が0.1μm未満であると、帯電防止性が不十分とな
り、他方5μmを超えると、滑り性が低下するので好ま
しくない。
【0042】塗布はフィルムの用途に応じて片面のみに
行うことも両面に行うこともできる。塗布後、乾燥する
ことにより、均一な塗膜となる。
【0043】本発明においては、ポリエステルフィルム
に塗剤を塗布した後、乾燥、好ましくは延伸処理を行な
うが、この乾燥は90〜130℃で2〜20秒間行なう
のが好ましい。この乾燥は延伸処理の予熱処理ないし延
伸時の加熱処理を兼ねることができる。
【0044】ポリエステルフィルムの延伸処理は、温度
70〜140℃で縦方向に2.5〜7倍、横方向に2.5
〜7倍、面積倍率で8倍以上、更には9〜28倍延伸す
るのが好ましい。再延伸する場合には、1.05〜3倍
の倍率で延伸するのが好ましい(但し、面積倍率は前記
と同じ)。延伸後の熱固定処理は最終延伸温度より高く
融点以下の温度で1〜30秒行なうのが好ましい。例え
ばポリエチレンテレフタレートフィルムでは170〜2
40℃で2〜30秒熱固定するのが好ましい。
【0045】本発明における磁気記録層は、特に限定さ
れないが、代表例として以下のものを挙げることができ
る。すなわち磁性粉としては、γ−Fe23、Cr
2、Co−γ−Fe23、Fe34、BaO・6Fe
3、メタル磁性粉等を、またバインダーとしては、ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、PVCなどのビニ
ル樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン
共重合体などのゴム系樹脂、ニトロセルロースなどのセ
ルロース系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、
ポリウレタン系樹脂等を例示することができる。さらに
必要に応じ添加配合される剤として、例えば分散剤、滑
剤、安定剤、カーボン等の帯電防止剤、可塑剤等を挙げ
ることができる。
【0046】本発明における印刷インキ層としては、特
に限定されないが、従来より知られている紫外線硬化型
印刷インキ、電子線硬化型インキ、感熱記録型インキ等
を用いることができる。この中、特に紫外線硬化型イン
キが好ましい。
【0047】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。なお、例中の特性は、次の方法で求めた。
【0048】1.磁気塗料の接着力 サンプルフィルムに下記評価用塗料をマイヤーバーで乾
燥後の厚さが約4μmになるように塗布し、100℃で
3分間乾燥する。その後60℃で24時間エージング
し、次いでスコッチテープ No.600(3M社製)幅1
2.7mm、長さ15cmを気泡の入らないように粘着
し、この上をJIS C2701(1975)記載の手動式荷
重ロールでならし密着させ、テープ幅に切り出す。これ
を180度剥離した時の強さを測定する。
【0049】[評価用塗料]固形分換算で、ウレタン樹
脂 ニッポラン2304(日本ポリウレタン製)25重
量部、塩ビ・酢ビ樹脂 エスレックA(積水化学製)5
0重量部、分散剤レシオンP (理研ビタミン製) 1
重量部及び磁性剤 CTX−860 (戸田化学製)
500重量部をメチルエチルケトン/トルエン/シクロ
ヘキサノン混合溶剤に溶解して40%液とし、サンドグ
ラインダーで2時間分散する。その後架橋剤のコロネー
トL 25重量部(固形分換算)を添加し、よく撹拌し
て磁性塗料を得る。
【0050】2.UVインキの接着力 サンプルフィルムに、紫外線硬化型印刷インキ(東洋イ
ンキ製 フラッシュドライFDカルトンP紅ロ)をRI
テスター(明製作所製)により印刷した後、中圧水銀灯
(80W/cm、一灯式;日本電池製)UVキュア装置
でキュアリングを行い、厚み4.5μmのUVインキ層
を形成する。このUVインキ層上にセロテープ(18m
m幅;ニチバン製)を15cmの長さに貼り、この上を
2Kgの手動式荷重ロールで一定の荷重を与え、フィル
ムを固定してセロハンテープの一端を90゜方向に剥離
することにより剥離接着力を評価する。接着性は次の5
段階の基準で評価する。
【0051】5:インキ層が全く剥離しない 4:3%未満のインキ層が剥離する 3:3〜10%のインキ層が剥離する 2:10〜30%のインキ層が剥離する 1:30%以上のインキ層が剥離する
【0052】3.帯電防止性 帯電防止性はサンプルフィルムの表面固有抵抗値をもっ
て評価する。すなわちタケダ理研社製固有抵抗測定器を
使用し、測定温度23℃、測定湿度50%の条件で、印
加電圧500Vで1分後の表面固有抵抗値(Ω/□)を
測定し、評価する。1×1011Ω/□以下が好ましいも
のである。
【0053】[実施例1]テレフタル酸、イソフタル
酸、5−Naスルホイソフタル酸、エチレングリコール
及び下記構造式で示されるビスフェノールAのプロピレ
ンオキサイド付加物からつくられた固有粘度0.54の
共重合ポリエステル(Tg=85℃)を用いて固形分濃
度10%の水分散液を調製し、水性液Aとした。
【0054】
【化3】
【0055】さらに、メタクリル酸メチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸、及びN−メチロールアクリルアミ
ドからなるアクリル重合体(数平均分子量:25800
0)を用いて固形分濃度10%の水分散液を調製し、水
性液Bとした。
【0056】一方、ポリエチレンテレフタレート(固有
粘度0.63)88.5重量%、酸化チタン(平均粒径
0.5μm)10重量%及び酸化ケイ素(平均粒径11
μm)1.5重量%からなる組成物を20℃に維持した
回転冷却ドラム上に溶融押出して未延伸フィルムとし、
次いで該未延伸フィルムを ℃で機械軸方向に3.6倍
延伸し、その後上記水性塗液A 18重量%、上記水性
塗液B 47重量%、帯電防止剤であるポリスチレンス
ルホン酸ナトリウムの水溶液(濃度10重量%)25重
量%及び界面活性剤であるポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテルの水溶液(濃度10重量%)10重量%
からなるプライマー塗液を8g/m2(wet)の量で
キスコート法にてフィルムの両面に塗布した。引き続き
℃で横方向に3.6倍延伸し、厚さ188μm、中心
面平均粗さ0.32μm、表面突起最大高さ28μmの
塗膜被覆二軸延伸ポリエステルフィルムを得た。
【0057】このフィルムの処理面上にマイクログラビ
ア方式にて磁性塗料を100m/minにて塗工したと
ころ、表面欠陥の無い良好な塗工面が得られた。
【0058】このフィルムの処理面の磁気塗料の接着
性、UVインキの接着力、帯電防止性を表.1にまとめ
て示す。
【0059】[実施例2]実施例1で用いたプライマー
塗液を、水性液A 30重量%、水性液B 35重量
%、帯電防止剤であるポリスチレンスルホン酸ナトリウ
ムの水溶液(濃度10重量%)25重量%及び界面活性
剤であるポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルの
水溶液(濃度10重量%)10重量%からなるプライマ
ー塗液に変更する以外は実施例1と全く同様にして厚さ
188μm、中心面平均粗さ0.34μm、表面突起最
大高さ29μmの塗膜被覆二軸延伸ポリエステルフィル
ムを得た。
【0060】このフィルムの処理面上にマイクログラビ
ア方式にて磁性塗料を100m/minにて塗工したと
ころ、表面欠陥の無い良好な塗工面が得られた。
【0061】このフィルムの処理面の磁気塗料の接着
性、UVインキの接着力、帯電防止性を表.1にまとめ
て示す。
【0062】[実施例3]実施例1で用いた帯電防止剤
をドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム
に変更する以外は実施例1とまったく同様にして厚さ1
88μm、中心面平均粗さ0.31μm、表面突起最大
高さ27μmのの塗膜被覆二軸延伸ポリエステルフィル
ムを得た。
【0063】このフィルムの処理面上にマイクログラビ
ア方式にて磁性塗料を100m/minにて塗工したと
ころ、表面欠陥の無い良好な塗工面が得られた。
【0064】このフィルムの処理面の磁気塗料の接着
性、UVインキの接着力、帯電防止性を表.1にまとめ
て示す。
【0065】[実施例4]実施例1で用いた帯電防止剤
をメタクリル酸メチル、アクリル酸メチル及びメタリル
スルホン酸ナトリウムからつくられたアクリル重合体に
変更する以外は実施例1と全く同様にして厚さ188μ
m、中心面平均粗さ0.30μm、表面突起最大高さ2
8μmの塗膜被覆二軸延伸ポリエステルフィルムを得
た。
【0066】このフィルムの処理面上にマイクログラビ
ア方式にて磁性塗料を100m/minにて塗工したと
ころ、表面欠陥の無い良好な塗工面が得られた。
【0067】このフィルムの処理面の磁気塗料の接着
性、UVインキの接着力、帯電防止性を表.1にまとめ
て示す。
【0068】[比較例1]実施例1で用いたポリエチレ
ンテレフタレートフィルムへの添加粒子を酸化チタン
(平均粒径0.2μm)10重量%及び酸化ケイ素(平
均粒径2.8μm)0.5重量%に変更する以外は実施
例1と全く同様にして厚さ188μm、中心面平均粗さ
0.22μm、表面突起最大高さ2.4μmの塗膜被覆
二軸延伸ポリエステルフィルムを得た。
【0069】このフィルムの処理面上にマイクログラビ
ア方式にて磁性塗料を100m/minにて塗工したと
ころ、滑り性不良のためスクラッチ傷の多い塗工面とな
り生産歩留りの点で好ましくなかった。
【0070】このフィルムの処理面の磁気塗料の接着
性、UVインキの接着力、帯電防止性を表.1にまとめ
て示す。
【0071】[比較例2]実施例1で用いたポリエチレ
ンテレフタレートフィルムへの添加粒子を酸化チタン
(平均粒径0.7μm)10重量%及び酸化ケイ素(平
均粒径17μm)2.5重量%に変更する以外は実施例
1と全く同様にして厚さ188μm、中心面平均粗さ
0.55μm、表面突起最大高さ44μmの塗膜被覆二
軸延伸ポリエステルフィルムを得た。
【0072】このフィルムの処理面上にマイクログラビ
ア方式にて磁性塗料を100m/minにて塗工したと
ころ、表面突起の脱落に起因する異物や塗布抜けの表面
欠陥が多い塗工面となり生産歩留りの点で好ましくなか
った。
【0073】このフィルムの処理面の磁気塗料の接着
性、UVインキの接着力、帯電防止性を表.1にまとめ
て示す。
【0074】[比較例3]実施例1において、プライマ
ーコーティングをせずに得た厚さ188μm、中心面平
均粗さ0.31μm、表面突起最大高さ27μmの二軸
配向ポリエステルフィルムを用いてマイクログラビア方
式にて磁性塗料を100m/minにて塗工したとこ
ろ、表面欠陥の無い良好な塗工面が得られたが、磁気塗
料の接着性が不足しているため、その脱落が多く使用に
耐え得るものではなかった。
【0075】このフィルムの磁気塗料の接着性、UVイ
ンキの接着力、帯電防止性を表.1にまとめて示す。
【0076】
【表1】
【0077】
【発明の効果】本発明による易接着性ポリエステルフィ
ルムは従来のものに比べて接着力、帯電防止性に優れ、
しかも工程中における高速搬送性や高速塗工性が特に良
好であるため、例えば磁気カード、磁気ディスク、印刷
材料、グラフィック材料、感光材料等に有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08J 7/04 CFD C08J 7/04 CFDF C09D 133/00 C09D 133/00 167/00 167/00 // B29K 67:00 B29L 7:00 9:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心面平均粗さが0.1〜2.0μm、
    表面突起の最大高さが25〜40μmである表面性を有
    する芳香族ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、
    (1)共重合ポリエステル樹脂及びアクリル系共重合体か
    ら選ばれる少なくとも一種のバインダー50〜97重量
    %及び(2)分子内にスルホン酸塩基を有する物質3〜5
    0重量%からなる組成を含む塗剤を用いて、乾燥被膜の
    厚みが0.1〜5μmである易接着性被膜を塗設した易
    接着性ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 芳香族ポリエステルフィルムが白色顔料
    を5〜20重量%含有する厚さ20μm以上の白色フィ
    ルムである請求項1に記載の易接着性ポリエステルフィ
    ルム。
  3. 【請求項3】 塗剤が水性塗剤である請求項1に記載の
    易接着性ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】 塗剤のバインダー成分中の共重合ポリエ
    ステル樹脂のガラス転移点(Tg)が60〜120℃で
    ある請求項1に記載の易接着性ポリエステルフィルム。
  5. 【請求項5】 塗剤のバインダー成分中の共重合ポリエ
    ステル樹脂の割合が25〜50重量%である請求項1又
    は4に記載の易接着性ポリエステルフイルム。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の易接着性ポリエステル
    フィルムの易接着性被膜の少なくとも一部の上に磁気記
    録層及び/または印刷インキ層を設けた積層フィルム。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348213A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Teijin Ltd 易接着性白色ポリエステルフィルムおよび被熱転写シート
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