JPH101189A - コンテナにおける開閉扉のロック機構 - Google Patents

コンテナにおける開閉扉のロック機構

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JPH101189A
JPH101189A JP8152174A JP15217496A JPH101189A JP H101189 A JPH101189 A JP H101189A JP 8152174 A JP8152174 A JP 8152174A JP 15217496 A JP15217496 A JP 15217496A JP H101189 A JPH101189 A JP H101189A
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JP
Japan
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container
lock
opening
closing door
pair
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JP8152174A
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Inventor
Kazuo Usui
和男 臼井
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KINAN SHATAI KOGYO KK
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KINAN SHATAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右一対の開閉扉の上端部のロック状態を確
実に保持することができるとともに、コンテナの内側か
ら荷物による大きな外力が作用した場合に、変形や破損
を確実に防止することができるコンテナにおける開閉扉
のロック機構を提供する。 【解決手段】 コンテナ11の後側の左右一対の開閉扉
16,17のうち一方の開閉扉17の上部外表面にロッ
クバー49を横向きに片持ち固定し、他方の開閉扉16
の外表面に縦方向に延びる操作ロッド51を所定位置に
おいてその中心軸線の周りで回動可能に支持し、該操作
ロッド51の上部には前記ロックバー49に取り付けた
ロックピン50に掛止されるフック52を取り付け、操
作ロッド51の下部には該ロッドを往復回動する操作レ
バー53を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば空き缶、古
新聞、古雑誌等の廃材や、各種の物品を収納してクレー
ンを備えた特殊車両等により運搬するのに好適なコンテ
ナにおける開閉扉のロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナは、地面に載置された状
態で、各種の物品が収納され、このコンテナは特殊車両
のクレーンにより車両のフレーム側に引き上げられて、
目的地まで運搬され、地面に降ろされた状態で物品の搬
出が行われる。その後、空のコンテナは車両のフレーム
に再び載置され、さらに目的地まで運搬される。
【0003】前述したコンテナは、空の状態で上下にス
タッキングして効率良く運搬できるように、各コンテナ
の左右両側板がテーパ状に形成され、前側板が上端ほど
前方となる斜状に形成され、コンテナの後側板は物品の
搬入搬出を行うため、観音開き式の左右一対の開閉扉に
より構成されている。この一対の開閉扉は、コンテナの
運搬時に閉鎖状態にロックされるが、このロック機構
は、従来開閉扉の突き合わせ面に近接するように上下二
箇所に設けられている。上部のロック機構は、一方の開
閉扉の上端部に上下方向に回動するチャンネル状のロッ
ク部材を上下方向の傾動可能に連結し、該ロック部材を
他方の開閉扉の上端縁に嵌合する構成をとっている。
又、下部に位置するロック機構は両開閉扉の下部にそれ
ぞれ設けられ、開閉扉側に上下方向に往復動可能に支持
したロックピンをコンテナの底板に固定した固定板の係
止孔に挿入してロックする構成をとっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンテナに
おける開閉扉の上下一対のロック機構のうち、下部のロ
ック機構はコンテナの底板に固定した固定板に対しロッ
クピンを挿入する構造のため、確実にロックすることが
でき、コンテナ内部の荷物による押圧力が作用しても持
ち堪えられるので特に問題は生じない。しかし、開閉扉
の上部に設けたロック機構は左右一対の開閉扉どうしを
その突き合わせ部近傍において互いにロック部材により
ロックする構造をとっているので、開閉扉の内側に荷物
による大きな押圧力が作用した場合に、開閉扉及びロッ
ク機構に大きな負荷が作用し、ロック機構が変形し易
く、開閉扉を安定してロックすることが難しいという問
題があった。
【0005】この発明の目的は、上記従来の技術に存す
る問題点を解消して、コンテナの内側から荷物による大
きな外力が作用した場合に、変形や破損を確実に防止し
て、左右一対の開閉扉の上端部のロック状態を安定して
保持することができるコンテナにおける開閉扉のロック
機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記目的を達成するため、コンテナの後側の左右一対の開
閉扉をロックするロック機構であって、一方の開閉扉の
上部外表面に対し他方の開閉扉の外表面側に延出される
ロックバーを横向きに片持ち固定し、他方の開閉扉の外
表面に縦方向に延びる操作ロッドを所定位置においてそ
の中心軸線の周りで回動可能に支持し、該操作ロッドの
上部には前記ロックバーに設けたロックピンに掛止され
るフックを取り付け、操作ロッドの下部には該ロッドを
その中心軸線の回りで往復回動する操作機構を設けると
いう手段をとっている。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1におい
て前記操作機構が操作ロッドの下端部に連結ピンを介し
て上下方向の回動可能に連結した操作レバーにより構成
され、該操作レバーは開閉扉に取り付けた係止金具によ
り係止されるものである。
【0008】請求項3記載の発明では、前記ロックバー
が上下二段に設けられ、両ロックバーの先端部間にロッ
クピンが固定されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図6に示すよ
うにこの発明の実施形態の物品運搬用コンテナ11は、
左右一対の側板12,13と、両側板12,13の下端
部間を連結する底板14と、さらに前記底板14及び側
板12,13の前端部に連結固定された前側板15と、
前記側板12,13及び底板14の後側に装着された開
閉扉16,17とにより構成されている。前記両開閉扉
16,17は前記両側板12,13の後側壁部に対しヒ
ンジ機構18,18により開閉可能に装着されている。
【0010】前記底板14の前側下部にはコンテナ11
を地上面や特殊車両の車体フレームに載置するための左
右一対の支持脚19,19が固着されている。又、底板
14の後方下面には地上面を転動する左右一対の走行用
ローラ20,20が取付けられている。さらに、前記底
板14の下面には後述するローダークレーンを備えたコ
ンテナ脱着装置付車両71(以下コンテナ脱着車両71
という)の車体フレーム72に支持した左右一対の回転
ローラ74に支持されてコンテナ11をコンテナ脱着車
両71の車体フレーム72から地面へ、又、地面からコ
ンテナ脱着車両71の車体フレーム72へ移動させるた
めの左右一対のガイドレール21,21が前後方向に互
いに平行に固着されている。
【0011】前側板15の前面には補強傾斜枠22が溶
接固定され、前側板15の上端部に取り付けた補強水平
枠23と前記補強傾斜枠22,22が溶接により固定さ
れている。補強水平枠23の上部には左右一対の取付板
24,24が溶着固定され、両取付板24,24の間に
は連結金具25が連結軸26により前後方向の傾動可能
に連結されている。前記連結金具25はロックピン27
によってやや斜めに起立した所定位置にロック可能であ
る。前記連結金具25は図5に示すようにコンテナ脱着
車両71に装設したローダークレーン73の掛止金具7
5に掛止される。そして、ローダークレーン73により
コンテナ11A,11Bを車体フレーム72から地面
へ、又、地面から車体フレーム72へ移動させるように
している。
【0012】前記左右一対の側板12,13の上端部に
は補助側板31,31が蝶番32により上下方向の回動
可能に設けられている。前記左右両側板12,13の外
側面には補強枠33,34,35が溶接固定され、後方
に位置する補強傾斜枠35の上下中間位置には取付金具
36が溶着固定され、該取付金具36の下面には緩衝部
材37が図示しないボルトなどにより取付けられてい
る。前方に位置する補強枠33の上下中間位置にも前述
した取付金具36及び緩衝部材37と同様の取付金具3
8、緩衝部材39が設けられている。前記左右両側板1
2,13の前端上縁には直角三角形状のガイド板40が
立設固定されている。そして、後述するように他のコン
テナ11Bに設けた前記取付金具38及び緩衝部材39
をガイド板40の案内斜面40aにより案内して、下側
のコンテナ11Bの上側に嵌合される別のコンテナ11
Aを下側のコンテナ11Bに嵌合する際、上側のコンテ
ナ11Aを案内するとともに、両コンテナ11A,11
Bが完全にスタッキングされた状態で上側のコンテナ1
1Aの前方向への位置決めを行うようになっている。
【0013】次に、図1〜図3により左右一対の開閉扉
16,17について説明する。図1に示すように左右一
対の側板12,13の後端縁には固定円筒41が上中下
段に溶接等により固定され、各円筒41と対応して両開
閉扉16,17の側端縁には複数の円筒42が溶接等に
より固定され、逆U字状の連結ロット43を両円筒4
1,42に貫通することによりヒンジ機構18が構成さ
れ、開閉扉16,17がヒンジ機構18を中心に水平方
向に開閉動作される。前記開閉扉16,17はそれぞれ
左右対称状に構成されている。両開閉扉16,17は左
右一対の縦パイプ44,45と、縦パイプ44,45間
に上下4段に連結された横パイプ46と、各パイプ44
〜46の裏側に溶接固定された平板47とにより構成さ
れている。
【0014】次に、前記一対の開閉扉16,17の上端
部をロックするロック機構K1について説明する。右側
の開閉扉17側の上部に位置する二本の横パイプ46,
46間には縦パイプ48が溶接固定され、該縦パイプ4
8と前記左側に位置する縦パイプ45にはロック機構K
1を構成する上下一対の横パイプ49,49が互いに平
行に溶接固定されている。前記両パイプ49,49の先
端は左側の開閉扉16の幅方向のほほ中心部まで延出さ
れ、両パイプ49,49の先端部間にはロックピン50
が縦方向に挿入固定されている。なお、49Aは両パイ
プ49,49の先端部に溶接した連結板である。又、前
記左側に位置する開閉扉16の4段の横パイプ46〜4
6には、縦方向に操作ロッド51がその中心軸線の周り
で回動可能に貫通支持され、その上端部には前記ロック
ピン50と対応する位置にフック52の基端が溶着固定
されている。このフック52がロックピン50に係合さ
れると、両扉16,17の上部が閉鎖状態にロックされ
る。
【0015】前記操作ロッド51の下端部には操作機構
K2を構成する操作レバー53が連結ピン54により上
下方向の傾動可能に連結され、平板47の外表面に固着
した係止金具55に該操作レバー53を係止することに
より、前記フック52をロックピン50に係止したロッ
ク状態が保持されるようにしている。なお、前記平板4
7には操作レバー53のロック状態を保持する位置決め
片56が回動可能に取付けられている。
【0016】次に、図1、図3,4により前記一対の開
閉扉16,17の下端部を底板14の後端部にそれぞれ
ロックする左右一対のロック機構K3,K4について説
明する。両ロック機構K3,K4は左右対称状に形成さ
れているので、左側のロック機構K3のみについて説明
する。
【0017】前記平板47の下端部外表面には操作レバ
ー62が支持ピン63により上下方向の傾動可能に支持
され、該レバー62の中間部にはロックピン64が連結
ピン65を介して相対傾動可能に連結され、該ロックピ
ン64は最下側の横パイプ46を貫通して、底板14の
後端部に固定された固定板66の係止孔66aに挿入さ
れている。そして、前記操作レバー62を支持ピン63
を中心に上下方向に傾動することにより、ロックピン6
4を固定板66の係止孔66aから離脱して、開閉扉1
6のロック状態の解除を行う。なお、67は操作レバー
62の上下方向の操作角範囲を規制するU字金具であっ
て、平板47に溶接固定されている。
【0018】次に、図5によりコンテナ11Aを搭載す
るとともに、コンテナ11Aを搭載位置から地面に下ろ
したり、地面から引き上げたりする前記コンテナ脱着車
両71について説明する。
【0019】コンテナ脱着車両71はコンテナ11A側
の前記連結金具25を掛止して該コンテナ11Aを車体
フレーム72上から地上に載置したコンテナ11Bへ移
動するクレーン機構73を備えている。前記車体フレー
ム72の後端部にはコンテナ11Aの底板14下面に固
定したガイドレール21,21の下面を案内する一対の
ガイドローラ74,74が所定位置において回転可能に
支持されている。
【0020】次に、図5及び図7〜図10に基づいて、
コンテナ脱着車両71に載置された空のコンテナ11A
を地上に載置された空のコンテナ11Bにスタッキング
させる動作を説明する。
【0021】図5はコンテナ脱着車両71の車体フレー
ム72にコンテナ11Aが搭載され、地面に別のコンテ
ナ11Bが載置されている。この状態において、クレー
ン機構73の掛止金具75をコンテナ11Aの連結金具
25に掛止し、クレーン機構73を駆動すると、コンテ
ナ11Aは予め設定された移動軌跡に従って、地面側の
コンテナ11Bへと次のようにして自動的に移動され
る。
【0022】図7はコンテナ脱着車両71側のコンテナ
11Aが地上側のコンテナ11Bに途中まで移動された
状態を示す。この状態においてはコンテナ11Aの後側
に位置する取付金具36の緩衝部材37が左右側板1
2,13の上端縁に案内されつつ後方へ移動する。そし
て、上側に位置するコンテナ11Aが図8に示すように
さらに下側に位置するコンテナ11Bに嵌まり込んでい
くと、上側に位置するコンテナ11Aの前端寄りの取付
金具37及び緩衝部材39が下側のコンテナ11Bに設
けたガイド板40の案内斜面40aに対応する。そし
て、この状態でさらに上側のコンテナ11Aが後方に移
動されつつ下方に移動されると、取付金具38がガイド
板40の案内斜面40aに案内されて後方に移動され
る。このため、上側に位置するコンテナ11Aの前後一
対の取付金具36,38は図9に示すようにそれぞれガ
イド板40と傾斜補強枠35との間に位置規制され、上
側に位置するコンテナ11Aが下側に位置するコンテナ
11Bの所定位置に前後方向に位置ずれすることなく安
定してスタッキングされる。
【0023】この状態では図10に示すように左右一対
の緩衝部材37,39が下側に位置するコンテナ11B
の左右両側板12,13の上端縁に支持されるととも
に、走行ローラ20が下側のコンテナ11Bの底板14
の上面から所定高さ位置に保持される。
【0024】さて、前記実施形態では右側の開閉扉17
に角パイプ製のロックバー49を横向きに片持ち固定し
て、他方の開閉扉16の左右中間位置まで延出し、両パ
イプ49の先端部間に固定したロックピン50に対し、
他方の開閉扉16側の操作ロッド51に固着したフック
52を掛止するようにした。このため両開閉扉16,1
7の内側面に荷物による大きな押圧力が作用しても、ロ
ックバー49が長いため梃の原理でロックピン50やフ
ック52には大きな押圧力が作用することはなく、従っ
て、両開閉扉16,17の上部のロック状態を確実に保
持することができる。
【0025】特に、前記実施形態では、コンテナ11
A,11Bを互いにスタッキングする構成のため、両開
閉扉16,17が上側ほど後方に傾斜する構成のため、
コンテナ11A,11B内に収容した物品の押圧力が開
閉扉16,17に大きく作用するが、このような大きな
外力に対しても前記実施形態のロック機構K1は十分に
対応することができる。
【0026】なお、この発明は前記実施形態に限定され
るものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)前記ロック機構K3,K4をロック機構K1に変
更し、上下のロック機構K1,K1を互いに連動するよ
うに構成すること。
【0027】この場合には、上下のロック機構K1,K
1を操作機構K2により一度に操作することができ、ロ
ック及びその解除動作を迅速に行うことができる。 (2)前記一対のロックバー49を一本のパイプにより
構成すること。
【0028】(3)ロックバー49の延出長さを開閉扉
16の縦パイプ44の近傍に設定すること。この場合に
は、さらにロックピン50やフック52に作用する外力
を低減して、ロック状態を安定化することができる。
【0029】(4)スタッキング不能なコンテナ11に
具体化すること。 (5)図12に示すように、コンテナ11の前側板15
の上方の開口部を塞ぐための蓋81を左右両側板12,
13の内面に形成した溝82に係合すること。
【0030】上記実施形態から把握できる請求項以外の
技術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (A)請求項1において、ロック機構K1は開閉扉1
6,17の下側にも設けられ、上下のロック機構K1,
K1は共通の操作機構K2により操作可能に構成されて
いるコンテナにおける開閉扉のロック機構。
【0031】このロック機構の場合には前述した複数種
類のロック機構K1,K3(K4)を製造しなくても済
み、構造を簡素化して、コストダウンを図ることができ
る。 (B)地面側に載置された空のコンテナ11Bに対しコ
ンテナ脱着車両71のクレーン73により空のコンテナ
11Aをスタッキングするに際し、上側に位置するコン
テナ11Aの後側に設けた取付金具36及び緩衝部材3
7を、下側に位置するコンテナ11Bの左右両側板1
2,13の上面にそって後方へ移動するとともに、上側
に位置するコンテナ11Aの前側に設けた取付金具38
及び緩衝部材39を、下側に位置するコンテナ11Bの
左右両側板12,13の上面に立設固定したガイド板4
0の案内斜面40aに沿って案内しつつ下降させ、最下
降状態でガイド板40により上側に位置するコンテナ1
1Aの前方への移動を規制し、下側に位置するコンテナ
11Bの後側に設けた補助傾斜枠35により上側のコン
テナ11Aの後側に位置する取付金具36及び緩衝部材
37を位置規制するようにしたコンテナのスタッキング
方法。
【0032】このスタッキング方法では上側のコンテナ
11Aを下側のコンテナ11Bに円滑にスタッキングす
ることができるとともに、スタッキング状態を簡単な構
成により安定して保持することができる。
【0033】(C)上述した(B)のコンテナのスタッ
キング方法に使用されるコンテナ11であって、その左
右両側板12,13の前後両側には取付金具36,38
及び緩衝部材37,39がそれぞれ設けられるととも
に、両側板12,13の前側上面には他のコンテナ11
Aの前側の取付金具38及び緩衝部材39を案内する案
内斜面40aを有するガイド板40が設けられているス
タッキング用コンテナ。
【0034】上記のスタッキング用コンテナも、前記
(B)のコンテナのスタッキング方法で述べた作用効果
と同様の作用効果を奏する。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明は、コンテナの内側から荷物による大きな外力が作用
しても、変形や破損を防止して左右一対の開閉扉の上端
部のロック状態を確実に保持することができる効果があ
る。
【0036】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、前記操作機構の操作ロッドを係止金
具により所定位置に安定して係止することができる。請
求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え
て、前記ロックレバーにロックピンを安定して固定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した一実施形態を示す開閉
扉のロック機構を示す斜視図。
【図2】 開閉扉のロック機構を示す横断面図。
【図3】 開閉扉のロック機構を示す横断面図。
【図4】 開閉扉のロック機構を示す正面図。
【図5】 コンテナのスタッキング動作を説明する側面
図。
【図6】 コンテナの斜視図。
【図7】 コンテナのスタッキング動作を説明する側面
図。
【図8】 スタッキング動作を説明する側面図。
【図9】 スタッキング動作を説明する側面図。
【図10】 コンテナのスタッキング状態を示す横断面
図。
【図11】 この発明の別の実施形態のコンテナの横断
面図。
【図12】 この発明の別の実施形態のコンテナの斜視
図。
【符号の説明】
11,11A,11B…コンテナ、16,17…開閉
扉、18…ヒンジ機構、41,42…円筒、43…連結
ロッド、48…パイプ、49…ロックバー、50…ロッ
クピン、51…操作ロッド、52…フック、53…操作
レバー、54…連結ピン、55…係止金具、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナの後側の左右一対の開閉扉をロ
    ックするロック機構であって、一方の開閉扉の上部外表
    面に対し他方の開閉扉の外表面側に延出されるロックバ
    ーを横向きに片持ち固定し、他方の開閉扉の外表面に縦
    方向に延びる操作ロッドを所定位置においてその中心軸
    線の周りで回動可能に支持し、該操作ロッドの上部には
    前記ロックバーに設けたロックピンに掛止されるフック
    を取り付け、操作ロッドの下部には該ロッドをその中心
    軸線の回りで往復回動する操作機構を設けたことを特徴
    とするコンテナにおける開閉扉のロック機構。
  2. 【請求項2】 前記操作機構は操作ロッドの下端部に連
    結ピンを介して上下方向の回動可能に連結した操作レバ
    ーにより構成され、該操作レバーは開閉扉に取り付けた
    係止金具により係止されるものである請求項1に記載の
    コンテナにおける開閉扉のロック機構。
  3. 【請求項3】 前記ロックバーは上下二段に設けられ、
    両ロックバーの先端部間にロックピンが固定されている
    請求項1に記載のコンテナにおける開閉扉のロック機
    構。
JP8152174A 1996-06-13 1996-06-13 コンテナにおける開閉扉のロック機構 Pending JPH101189A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109606960A (zh) * 2018-12-28 2019-04-12 天津新华昌运输设备有限公司 敞顶集装箱联锁档杆
CN112298833A (zh) * 2019-08-02 2021-02-02 合同会社箱一 集装箱

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