JP2000272707A - 廃棄物分別収集コンテナ - Google Patents

廃棄物分別収集コンテナ

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JP2000272707A
JP2000272707A JP7872799A JP7872799A JP2000272707A JP 2000272707 A JP2000272707 A JP 2000272707A JP 7872799 A JP7872799 A JP 7872799A JP 7872799 A JP7872799 A JP 7872799A JP 2000272707 A JP2000272707 A JP 2000272707A
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container
door
waste
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Hirokuni Yoshikawa
弘國 吉川
Katsuyoshi Katagiri
勝儀 片桐
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Mizuho Co Ltd
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Mizuho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンテナの分割数を増減できると共に、コンテ
ナの分割数を自在に変更でき、操作を簡便化し、コンテ
ナの有効容積の増大を可能とする。 【解決手段】廃棄物分別収集コンテナ1はコンテナ脱着
装置付自動車10に積み降ろし自在に構成され、後部扉
2a,2b、底板3a、目玉状孔のあるフック受部材2
gを備えた前壁3b、一対の側壁3c,3dを備え、後
部扉2a,2bが開閉自在に構成されたコンテナであ
る。廃棄物分別収集コンテナ1は、一対の側壁3c,3
dの間に平行に立設され、コンテナ内部の廃棄物収容空
間4を縦方向に2分割する仕切壁5と、仕切壁5に開閉
可能に軸着部6a,6bにより軸着された一対の中間仕
切扉7a,7bと、コンテナに設けられ、一対の中間仕
切扉7a,7bを閉位置でそれぞれ独立にロックするロ
ック装置8a,8bと、一対の中間仕切扉7a,7bを
閉位置にそれぞれ独立に戻す中間扉戻し装置9a,9b
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビン、空き缶など
の廃棄物を分別収集可能な廃棄物分別収集コンテナに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄物コンテナは、同一場所に複
数個設置し、種類の異なった廃棄物に対応して分別収集
することが行われている。ところが、種類の異なった廃
棄物に対応して複数個の廃棄物コンテナを設置すること
はその収集区域における廃棄物の発生量を考えると得策
ではない。
【0003】そこで、実開平6−45904号に示す考
案が提案されているが、これは、上面が開口し、後面を
観音開き式の後部扉としたコンテナであって、内部の少
なくとも1個所に、後方へのみ開く観音開き式の仕切扉
を左右方向に設置するとともに、仕切扉の手動で開閉す
る開閉装置を設けているものである。これにより、上記
問題を解決している。
【0004】ところが、観音開き式の仕切扉はコンテナ
を横方向に2つの収容空間に分割はしているが、開閉装
置10は仕切扉3a,3bを常時同時に観音開き状に開
閉するものである等、その構造上、仕切扉の増設に限界
があり、また、コンテナの分割数を増減させることが困
難であるという不都合がある。さらに開閉装置10であ
るのでそれぞれ仕切扉3a,3bの開操作及び閉操作を
必ず行わなければならず操作が煩雑である。さらに軸棒
6,7が蝶番8を介して枠体5aに回転可能に取りつけ
られているので、軸棒6,7が偏心して回転することか
ら廃棄物が挟まるおそれがあり、これを防止するため枠
体5aを内側に大きく張り出させざるをえず、コンテナ
の有効容積が減少したり、それでもなお廃棄物の引っ掛
かりの防止が不充分であり、さらに、部分的に2箇所設
けた小さな蝶番8に荷重がかかり耐久性の面でも不都合
がある。以上の通り、リサイクル促進の観点からコンテ
ナの構造は未だ十分なものとはいえない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項1ない
し5記載の発明は、コンテナの分割数を増減できると共
に、コンテナの分割数を自在に変更でき、操作を簡便化
し、コンテナの有効容積の増大を可能とすることを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記諸課題に鑑み、請求
項1記載の発明は、コンテナ脱着装置付自動車に脱着自
在に構成されるとともに、底板、前壁、一対の側壁、及
び後部扉を備え、該後部扉が開閉自在に設けられた廃棄
物分別収集コンテナにおいて、前記一対の側壁の中間に
平行に立設され、廃棄物収容空間を縦方向に分割する仕
切壁と、該仕切壁に開閉可能に取り付けられた少なくと
も一対の中間仕切扉と、前記少なくとも一対の中間仕切
扉を閉位置でロックするロック装置と、前記少なくとも
一対の中間仕切扉を前記閉位置に戻す中間扉戻し装置
と、を備え、前記ロック装置及び前記中間扉戻し装置が
分割され、それぞれ独立に前記中間仕切扉を作動させて
なることを特徴とする廃棄物分別収集コンテナとしたも
のである。これによりコンテナの分割数を増減できると
共に、コンテナの分割数を自在に変更できる。
【0007】請求項2記載の発明は、前記中間仕切扉が
軸着部により前記仕切壁に軸着されてなることを特徴と
する請求項1記載の廃棄物分別収集コンテナである。こ
れによりコンテナの有効容積の増大を可能とできる。
【0008】請求項3記載の発明は、前記中間扉戻し装
置が前記軸着部に介装された弾性部材であることを特徴
とする請求項2記載の廃棄物分別収集コンテナである。
これにより一層構造が簡素となる。
【0009】請求項4記載の発明は、前記仕切壁がコン
テナに脱着自在であることを特徴とする請求項1ないし
3いずれかに記載の廃棄物分別収集コンテナである。仕
切壁を取り付けることにより廃棄物分別収集コンテナと
して使用できる上、仕切壁をコンテナ本体から取り外す
ことにより、コンテナを通常のコンテナとして使用する
ことも可能となる。
【0010】請求項5記載の発明は、前記仕切壁及び前
記中間仕切扉がコンテナに脱着自在であることを特徴と
する請求項1ないし3いずれかに記載の廃棄物分別収集
コンテナである。これにより請求項3記載の発明と同様
の課題が達成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図10を参照し
て、本発明の第1実施形態である廃棄物分別収集コンテ
ナ1について説明する。図1ないし図7に示す通り、鉄
鋼製の廃棄物分別収集コンテナ1はコンテナ脱着装置付
自動車10(図8及び図9参照)に積み降ろし自在に構
成され、後部扉2a,2b、底板3a、目玉状孔のある
フック受部材2gを備えた前壁3b、一対の側壁3c,
3dを備え、後部扉2a,2bが開閉自在に構成された
コンテナである。廃棄物分別収集コンテナ1は、一対の
側壁3c,3dの間に平行に立設され、コンテナ内部の
廃棄物収容空間4を縦方向に2分割する仕切壁5と、仕
切壁5に開閉可能に軸着部6a,6bにより軸着された
一対の中間仕切扉7a,7bと、コンテナに設けられ、
一対の中間仕切扉7a,7bを閉位置でそれぞれ独立に
ロックするロック装置8a,8bと、一対の中間仕切扉
7a,7bを閉位置にそれぞれ独立に戻す中間扉戻し装
置9a,9bと、を備えたことを特徴とするものであ
る。以下、詳細に説明する。
【0012】図2(a)に示す後部扉2a,2bはいわ
ゆる観音開き状態となることができるものであり、後部
右扉2a、後部左扉2bとから構成され、270度回動
可能となっている。これらは、1つのばね式のロック装
置2cと、2つのレバー式のロック装置2dとで係脱自
在に構成されている。図1及び図2(a)(b)に示す
通り、コンテナ本体3は、底板3aと、そこから垂直に
立ち上がる前壁3b、右側壁3c、左側壁3dとから構
成されている。右側壁3c、左側壁3dのそれぞれの後
端部は、後部右扉2a、後部左扉2bが回動可能に接続
されている。後部扉2a,2bとコンテナ本体3と中間
仕切扉7a,7bとにより上方が開放された、コンテナ
本体3の廃棄物収容空間4を4つの貯留室4a,4b,
4c,4dに分割できるが、一対の中間仕切扉7a,7
bはそれぞれ独立して開閉可能であるから、分割数は4
個に限らず、2個、3個へも分割数は簡単に変更できる
のである。なお、右側壁3c,左側壁3dにはフック3
fが設けられ、後部扉2a,2bが係止可能とされ、底
板3aの裏面の後部に車輪3gが、また前部には支持脚
3hが設けられている。
【0013】仕切壁5は垂直に立設された長方形状の板
状部材であり、その大きさは側壁3c,3dと概ね同様
であり、その底面は、底板3aに接続され、前面は前壁
3bに、それぞれ溶接等により接続され固定されてい
る。
【0014】図7(a)に示す軸着部6は、仕切壁5の
外壁面の両側の中央に垂直方向に設けられたものであ
り、中間仕切扉7a,7bを排出側に90度程度開閉可
能とするものである。即ち、軸着部6は、上下方向に所
定距離隔てて垂直に仕切壁5に溶接接続された2つの第
1管部材61と、これら第1管部材61の上下方向に外
側に所定距離隔てて垂直に設けられ、中心回転軸62に
外嵌されて溶接接続された2つの第2管部材63とから
構成されたものである。第2管部材63に中間仕切扉7
aが溶接接続されている。この中間仕切扉7aは、基端
部が丸管である第2管部材63に溶接接続された回動板
71と、この回動板71の外周部に溶接接続された枠管
72と、回動板71の表面に設けた補強リブ73から構
成されたものである。軸着部6b、中間仕切扉7bも同
様の構造である。中間仕切扉7a,7bは底板3a、右
側壁3c,左側壁3dと当接可能な大きさに設定され、
その上部は、右側壁3c,左側壁3dの上端の高さまで
延長されている。仕切壁5、軸着部6a,6b、中間仕
切扉7により、廃棄物の量や用途に合わせて、廃棄物収
容空間4の分割数を前述の通り、2,3,4個の3段階
で自由自在に簡単に変更できることとなる。なお、廃棄
物収容空間4の分割数が2、3の場合は、中間仕切扉7
a,7bの先端のフック7eが、対応する仕切壁5にあ
るフック受け部材7fに係止可能となっている(図10
(c)参照)。なお、中間仕切扉7aは、丸管でなく角
管でもよいし、全周囲を管で構成してもよい。
【0015】図4に示す通り、中間仕切扉7a,7bの
基端部に、それぞれ、中間仕切扉保護部材12aが設け
られている。中間仕切扉保護部材12aは平面から見る
と三角形状であり、一面が仕切壁5に溶接接続され、他
面が中間仕切扉7a,7bの基端部を保護し、傾斜面が
貯留室4a,4bに臨んでいる。また、中間仕切扉保護
部材12bは平面から見ると三角形状であり、一面が側
壁3b,3cに溶接接続され、他面が中間仕切扉7a,
7bの先端部を保護し、傾斜面が貯留室4a,4bに臨
んでいる。中間仕切扉保護部材12bは、中間仕切扉7
a,7bの90度以上の回動を阻止する中間仕切扉係止
部材を兼ねるものである。それら傾斜面は45度の角度
をなしている。また縦方向に連続状でも非連続状のもの
でも良いが、本実施形態では上端から下端にかけて連続
的に配置されている。また、中間仕切扉7a,7bの先
端部の後扉側にはゴム等の保護部材7g,7hがそれぞ
れ固定されている。
【0016】図1ないし図4、図7(b)に示すロック
装置8a,8bは、ぞれぞれ、右側壁3c,左側壁3d
に左右対称的に設けられ、同様な構造である。ロック装
置8aは、L字状のレバー81と、レバー81の中心に
左右方向に設けた軸82と、レバー81を貯留室4cに
出没可能とさせると共に軸82を回転可能に保持するた
めに右側壁3cに形成された溝83(図3参照)と、を
備えたものである。ロック装置8bもロック装置8aと
同様な構造である。
【0017】図5に示す中間扉戻し装置9a,9bは、
ぞれぞれ、底板3aに左右対称的に設けられた同様な構
造のものである。中間扉戻し装置9aは、中心回転軸6
2に直交し、接続されたアーム91と、このアーム91
に枢動可能に連結されたリンク92,92に枢動可能に
連結されたレバー93と、このレバー93の端部に設け
られた支軸94とから構成されたものである。レバー9
3を回すと、中心回転軸62が回動するようになってい
る。中間扉戻し装置9aも中間扉戻し装置9bと同様な
構造である。
【0018】以上の通り、仕切壁5、中間仕切扉7a,
7b等により廃棄物収容空間4を4つの貯留室4a,4
b,4c,4dに分割するとともに、中間仕切扉7a,
7bが回動可能であることにより、貯留室4a〜4dに
収容された廃棄物を分別して排出可能としているもので
ある。
【0019】コンテナ脱着装置付自動車10について図
8を参照して説明する。このコンテナ脱着装置付自動車
10は、運転席にコントロールスイッチ102、P.
T.O.を操作するPTOレバー103、荷台部分に、
ダンプアーム104と、リフトシリンダ105、ソレノ
イドバルブ106、リフトシリンダ105で回動(図9
(a)〜(e))されるリフトアーム107とを備えて
いる。リフトアーム107の先端には、前述した吊上フ
ック101が設けられ、これにより廃棄物分別収集コン
テナ1が積み降ろし可能となる。またダンプアーム10
4は後端部を中心として回動可能となっている(図9
(f)(g)参照)。また、ロックシリンダ109、コ
ンテナ本体3をロック可能なコンテナロック180が設
けられ、リフトアーム107を固縛状態又は非固縛状態
とするものである。コンテナ脱着装置付自動車10の後
端部には、廃棄物分別収集コンテナ1の底面を案内する
ヒンジローラ181が設けられ、また廃棄物分別収集コ
ンテナ1を係止するコンテナフック182が設けられて
いる。183はジャッキである。なお、ダンプアーム1
04のダンプ(図9(g)参照)が可能である。
【0020】第1実施形態である廃棄物分別収集コンテ
ナ1の動作を説明すると、作業所等において、後部扉2
a,2bを閉じるとともに、中間仕切扉7a,7bを図
10(a)に示す通り、産業廃棄物、例えば、空缶、び
ん、プラスチック等に分別して、各貯留室4a〜4dに
投入される。この場合において、用途やニーズに答える
ため、作業者が、図10(b),(c)の態様の分割数
で中間仕切扉7a,7bをロックした状態で変更使用す
ることもでき、これにより、各貯留室4a〜4dの容積
比率を簡単に変更することができる。即ち、図10
(a)では、4つの貯留室4a〜4dが区画形成され、
図10(b)では、3つの貯留室4a’,4b’,4
c’が区画形成され、図10(c)では、2つの貯留室
4a”,4b”が区画形成され、3つの種類の分割数を
実現できるのである。
【0021】廃棄物分別収集コンテナ1をコンテナ脱着
装置付自動車10に積み降ろしする場合は、吊上フック
101の先端をフック受部材2gに取り付け、廃棄物分
別収集コンテナ1を吊り上げたり吊り下げたりすること
で、コンテナ脱着装置付自動車10への廃棄物分別収集
コンテナ1の積み降ろしを実行する(図9(a)(f)
参照)。このとき、車輪3gの働きで、廃棄物分別収集
コンテナ1の底面の円滑な運動を確保し、円滑な作業が
できる。なお、図9(a)は固縛状態、同(b)は開放
状態、同(c)は離脱状態、同(d)は離脱完了状態、
同(e)は装着状態、同(f)は装着完了状態を各々示
し、同(g)はダンプ状態を示す。
【0022】次に、廃棄物分別収集コンテナ1をコンテ
ナ脱着装置付自動車10で処分場へ運び、排出時は、ロ
ック装置2cとロック装置2dを解除し後部右扉2aの
みを開き、図9(g)のダンプ状態とし廃棄物分別収集
コンテナ1の前部を押し上げてこれを傾斜させ、貯留室
4c内の廃棄物を落下排出させる。
【0023】ついで、図9(f)の装着完了状態に戻し
て廃棄物分別収集コンテナ1を水平状態とする。ロック
装置2dを解除し後部左扉2bを開き、図9(g)のダ
ンプ状態とし廃棄物分別収集コンテナ1の前部を押し上
げてこれを傾斜させ、貯留室4d内の廃棄物を落下排出
させる。
【0024】ついで、図9(f)の装着完了状態に戻し
て廃棄物分別収集コンテナ1を水平状態とする。ロック
装置8aを解除し中間仕切扉7aを開き、図9(g)の
ダンプ状態とし廃棄物分別収集コンテナ1の前部を押し
上げてこれを傾斜させ、貯留室4a内の廃棄物を落下排
出させる。
【0025】ついで、図9(f)の装着完了状態に戻し
て廃棄物分別収集コンテナ1を水平状態とする。ロック
装置8bを解除し中間仕切扉7bを開き、図9(g)の
ダンプ状態とし廃棄物分別収集コンテナ1の前部を押し
上げてこれを傾斜させ、貯留室4b内の廃棄物を落下排
出させる。
【0026】以上の通り、第1実施形態によれば、分割
数を増大させることで分別収集を徹底化することができ
る。なお、中間仕切扉7a,7bを増設したい場合に
は、新たな中間仕切扉を溶接等で接続するだけで簡単に
増設できる。
【0027】図11ないし図14の第2実施形態の廃棄
物分別収集コンテナ201は、ニーズに応じて、ノーマ
ルなコンテナとして使用したい場合のもので、仕切壁
5、中間仕切扉7a,7bがコンテナ本体3に脱着可能
になっているものであり、単一種類の廃棄物を収容する
ことができるのである。第1実施形態と基本的技術思想
は同様であるが、若干の構造の変更を施しているので、
共通する基本的構成要素は単に図示するに留めて対応す
る図示された構成要素は、第1実施形態の図番号に20
0を加えたものとし、説明は省略する。以下、前記の異
なる構成について説明する。
【0028】図11(b)に示す通り、仕切壁205と
中間仕切扉207a,207bとは一体化され、コンテ
ナ本体203に着脱自在となっている。即ち、仕切壁2
05の底面中央と後端から2ヶ所、差込ロッド251,
252が下方に突出し、これがコンテナ本体203に設
けた溝241,242を備えた補強材243,244に
嵌合可能となっており、また、コンテナ本体203の前
壁203bの中央部に縦方向に一対の案内部材250
(断面L字状のガイドレール)が固定され、仕切壁20
5の前端をスライドさせることで嵌脱できるようにし、
さらに、仕切壁205の後端の下部の孔にボルト260
が止着されるようになっている。なお、ノーマルなコン
テナとして使用する場合、溝241,242に廃棄物が
詰まらないようにキャップ(図示略)をしておくことと
する。また、軸着部206は、縦長管206aが、コン
テナ本体に固定された軸206bに嵌挿され回転可能と
なっている。
【0029】以上説明した第2実施形態の廃棄物分別収
集コンテナ201によれば、基本的効果は第1実施形態
と同様であるが、一体化された仕切壁205と中間仕切
扉207a,207bとが、吊上装置付ユニック車等に
よる吊り上げ、吊り下げ可能となり、コンテナ本体20
3から脱着することができ、ノーマルなコンテナとして
も使用が可能であり、容積比率の変更の幅が広がる利点
がある。仕切壁205に対して中間仕切扉207a,2
07bを畳めるので、収容スペースは少なくて済む。
【0030】図15の第3実施形態の廃棄物分別収集コ
ンテナ301は、第1、2実施形態と基本的技術思想は
同様であるが、若干の構造の変更を施している。即ち、
中間扉戻し装置9a,9bを弾性部材としてその構造を
簡素化したものである。なお、共通する基本的構成要素
は図示を省略することとし、さらに対応する図示された
構成要素は、第1実施形態の図番号に300を加えたも
のとし、説明は省略する。
【0031】中間扉戻し装置が軸着部306に介装され
た弾性部材309a,309bであることを特徴とす
る。すなわち、弾性部材309a,309bはバネ部材
である単数又は複数のコイルスプリングからなり、中間
仕切扉307a,307bを後方に回動させようとする
付勢力が有し、この付勢力は、ロック装置が解除され廃
棄物分別収集コンテナ301がダンプ状態とされた場
合、貯留された廃棄物が中間仕切扉307a,307b
を押して落下でき、かつ、ダンプ状態から水平状態に戻
った場合に中間仕切扉307a,307bが閉位置(自
動車の左右方向)まで戻ることができるような強さに設
定されている。なお、仕切扉307a,307bは第
1、2実施形態と異なり、角パイプで構成され、軸着部
306と接続されている。
【0032】図16の第4実施形態の廃棄物分別収集コ
ンテナ401は、第1ないし第3実施形態と基本的技術
思想は同様であるが、若干の構造の変更を施している。
即ち、中間仕切扉407a,407bを側壁403c,
403dに取りつけたものである。この場合には、廃棄
物分別収集コンテナ401内部に入ってロックする面倒
を避けるため、自動的に戻る第3実施形態のコイルスプ
リングを採用することとする。なお、共通する基本的構
成要素は図示を省略することとし、さらに対応する図示
された構成要素は、第1実施形態の図番号に400を加
えたものとし、説明は省略する。この場合には、中間仕
切扉407a,407bの排出側への回動を確保するた
め、底面は船底形ではなく角形になる。
【0033】図17、図18の第5実施形態の廃棄物分
別収集コンテナ501は、第1ないし第4実施形態と基
本的技術思想は同様であるが、若干の構造の変更を施し
ている。即ち、中間仕切扉507a,507bをダンパ
としたものである。即ち、軸着部506が側壁503
b,503c、仕切壁505の上部に左右方向に掛け渡
され、軸着部506に中間仕切扉507a,507bが
吊り下げられて取りつけられ、ロック装置508a,5
08bが側壁503b,503cの下部に設けられてい
る。なお、共通する基本的構成要素は図示を省略するこ
ととし、さらに対応する図示された構成要素は、第1実
施形態の図番号に500を加えたものとし、説明は省略
する。この場合には、底面は船底形ではなく角形にな
る。この場合には、ダンプ状態では中間仕切扉507
a,507bは自重で回動するので、底面の中間扉戻し
装置は不要である。
【0034】図19の第6実施形態の廃棄物分別収集コ
ンテナ601は、第1ないし第4実施形態と基本的技術
思想は同様であるが、若干の構造の変更を施している。
即ち、中間仕切扉607a,607bを上方に延設し、
廃棄物の乗り零れ防止壁607kを形成したことであ
る。なお、共通する基本的構成要素は図示を省略するこ
ととし、さらに対応する図示された構成要素は、第1実
施形態の図番号に600を加えたものとし、説明は省略
する。
【0035】なお、本発明は、上述の実施の形態又は実
施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想
を逸脱しない範囲に於て、改変等を加えることが出来る
ものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的
範囲に含まれることとなる。例えば、廃棄物分別収集コ
ンテナ1の分割数は4個に限らず、6個、8個…等でも
良い。
【0036】
【発明の効果】請求項1ないし5記載の発明によれば、
コンテナの収容比率を自在に変更でき、簡素な構造で耐
久性のあるコンテナが格段に安く提供でき、コンテナの
仕切扉の増設が簡易であり、さらに作業性が一層向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の廃棄物分別収集コンテナの正面
図である。
【図2】(a)は廃棄物分別収集コンテナの右側面図、
(b)は同左側面図である。
【図3】(a)は図1のA−A線に沿って切断した断面
図、(b)は同B―B線に沿って切断した断面図であ
る。
【図4】第1実施形態の廃棄物分別収集コンテナの平面
図である。
【図5】同底面図である。
【図6】図2のC−C線に沿って切断した断面図であ
る。
【図7】(a)は中間仕切扉の斜視図、(b)はロック
装置の斜視図である。
【図8】コンテナ脱着装置付自動車の構造を示す説明図
である。
【図9】(a)〜(g)は、コンテナ脱着装置付自動車
の動作を示す説明図である。
【図10】同第1実施形態において分割数4の場合の平
面図、(b)は同分割数3の場合の平面図、(c)は同
分割数2の場合の平面図、(d)は第2実施形態におい
て外した状態(分割数=1)の平面図である。
【図11】(a)は第2実施形態の廃棄物分別収集コン
テナにおいて中間仕切扉及び仕切壁を取り外した状態の
斜視図、(b)は該取り外した中間仕切扉及び仕切壁の
斜視図である。
【図12】同第2実施形態の廃棄物分別収集コンテナに
おいて中間仕切扉及び仕切壁を取り外した状態の平面図
である。
【図13】同第2実施形態の廃棄物分別収集コンテナの
中間仕切扉の基端部付近の平面図である。
【図14】(a)は同第2実施形態の廃棄物分別収集コ
ンテナの中間仕切扉の側面図、(b)は変形例の側面図
である。
【図15】(a)は同第3実施形態の廃棄物分別収集コ
ンテナの中間仕切扉の基端部付近の斜視図、(b)は同
平面図である。
【図16】第4実施形態の廃棄物分別収集コンテナの平
面図である。
【図17】第5実施形態の廃棄物分別収集コンテナの断
面図である。
【図18】同廃棄物分別収集コンテナの平面図である。
【図19】第6実施形態の廃棄物分別収集コンテナの断
面図である。
【符号の説明】
1 廃棄物分別収集コンテナ,2 後部扉,2a
後部右扉 2b 後部左扉,2c ロック装置,2d ロック装置 2g フック受部材,3 コンテナ本体,3a 底
板,3b 前壁 3c,3d 側壁,3g 車輪,3h 支持脚,4
廃棄物収容空間 4a,4b,4c,4d 貯留室,5 仕切壁 6a,6b 軸着部,61 第1管部材,62 中心回
転軸 63 第2管部材,7a,7b 中間仕切扉,71 回
動板 72 枠管,73 補強リブ,7g,7h 保護部材 8a,8b ロック装置,81 レバー,82 軸,8
3 溝 9 中間扉戻し装置,91 アーム,92 リンク,9
3 レバー 94 支軸,12a 中間仕切扉保護部材,12b 中
間仕切扉保護部材 10 コンテナ脱着装置付自動車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月25日(1999.3.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ脱着装置付自動車に脱着自在に
    構成されるとともに、底板、前壁、一対の側壁、及び後
    部扉を備え、該後部扉が開閉自在に設けられた廃棄物分
    別収集コンテナにおいて、 前記一対の側壁の中間に平行に立設され、廃棄物収容空
    間を縦方向に分割する仕切壁と、 該仕切壁に開閉可能に取り付けられた少なくとも一対の
    中間仕切扉と、 前記少なくとも一対の中間仕切扉を閉位置でロックする
    ロック装置と、 前記少なくとも一対の中間仕切扉を前記閉位置に戻す中
    間扉戻し装置と、を備え、 前記ロック装置及び前記中間扉戻し装置が分割され、そ
    れぞれ独立に前記中間仕切扉を作動させてなることを特
    徴とする廃棄物分別収集コンテナ。
  2. 【請求項2】 前記中間仕切扉が軸着部により前記仕切
    壁に軸着されてなることを特徴とする請求項1記載の廃
    棄物分別収集コンテナ。
  3. 【請求項3】 前記中間扉戻し装置が前記軸着部に介装
    された弾性部材であることを特徴とする請求項2記載の
    廃棄物分別収集コンテナ。
  4. 【請求項4】 前記仕切壁がコンテナに脱着自在である
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の廃
    棄物分別収集コンテナ。
  5. 【請求項5】 前記仕切壁及び前記中間仕切扉がコンテ
    ナに脱着自在であることを特徴とする請求項1ないし3
    いずれかに記載の廃棄物分別収集コンテナ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223748A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Shiraishi Tekko Kk ゴミ収容箱
JP2009208096A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Showa Seisakusho:Kk 分別回収装置

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