JP2007223748A - ゴミ収容箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ゴミステーションに設置されている従来の一般的なゴミ収容箱では、ゴミ収容室内へのゴミ入り袋の出し入れ作業を行うために出入口を低くしているので、ゴミ収容室の容量が小さい。
【解決手段】 左右に所定広幅で人の背丈より高い高さのゴミ箱本体1の前面の約1/2幅部分にゴミ収容室2内に人が出入りし得る出入口21を設けたゴミ収容箱において、ゴミ収容室2を左右に2分割し得る所定小高さの仕切扉4と、出入口21を開閉する所定小高さの中扉6をそれぞれ開位置と閉位置との間で水平回動させ得るように取付けることにより、ゴミ収容室2の奥側収容部2b及び出入口側収容部2aにそれぞれゴミ入り袋を安定状態で大量に収容し得るようにした。
【選択図】 図2

Description

本願発明は、例えば家庭ゴミを廃棄するゴミステーション等に設置されるゴミ収容箱に関するものである。
家庭ゴミは、ゴミ袋にいれてゴミステーションに設置されたゴミ収容箱内に廃棄するが、従来のゴミ収容箱は、上面にゴミ投入口を設けた矩形容器状のものがほとんどである。又、ゴミ収容箱の上面を開放したままでは、カラス等がゴミ入り袋を破いて周囲を汚すことがあるため、例えば図9及び図10に示すようにゴミ箱本体101のゴミ投入口103を上蓋104で開閉し得るようにしたものが多い。
尚、この種の上蓋開閉式のゴミ収容箱として、本件出願人の出願にかかる特開2003−128201号公報(特許文献1)に示されるものがある。
特開2003−128201号公報
ところで、図9及び図10に示すように、上面にゴミ投入口103を設けたゴミ収容箱では、ゴミ収容室102内のゴミ入り袋Yを回収(排出)するときに、ゴミ投入口103の高さが高いと回収作業(ゴミ収容室102内に手を差し込んでゴミ入り袋Yを取り出す必要がある)がしにくくなるので、ゴミ投入口103の高さ(特にゴミ投入口103の手前側部分の高さH)を例えば60〜80cm程度まで低くしているのが現状である。
従って、上面にゴミ投入口103を設けたゴミ収容箱では、設置面積の割にゴミ収容室102の容積が小さくなってゴミ入り袋Yの許容収容量が少ないという難点がある。
尚、上面にゴミ投入口を設けた公知のゴミ収容箱の中には、前面に扉を設けてゴミ入り袋回収時に前面扉を開いて前面側からゴミ入り袋を取り出せるようにしたものもあるが、この場合は、上面の投入口の高さを90〜100cm程度まで高くすることができるものの、それでもゴミ収容室内の容積を設置面積の割にさほど大きくできない(ゴミ投入口の高さをそれ以上高くすると、ゴミ入り袋の投入作業がしにくくなる)。
又、ゴミ収容箱として、高さを180〜200cm程度まで高くし、前面側に人が出入りできる出入口を設けるとともに、その出入口を左右スライド式の扉で開閉し得るようにしたものも考えられる。この場合のゴミ収容箱では、ゴミ収容室の容積は大きくできるものの、ゴミ収容室内にある程度の個数のゴミ入り袋を積み重ねると、手前側のゴミ入り袋が扉内面に接触して、該扉が開閉できなくなり、従って容積の割にゴミ入り袋の許容収容量が少なくなる。
そこで、本願発明は、ゴミ収容室の高さを高くしたゴミ収容箱において、多量のゴミ入り袋を収容し得るようにすることを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。尚、本願発明は、例えばゴミステーションに設置されるゴミ収容箱を対象にしている。
本願請求項1の発明
本願請求項1の発明のゴミ収容箱は、左右に所定広幅で人の背丈より高い高さのゴミ箱本体を有し、該ゴミ箱本体の前面の約1/2幅部分にゴミ収容室内に人が出入りし得る出入口を設け、該出入口にスライド開閉式の外扉を設けたものである。
ゴミ箱本体の大きさは、特に限定するものではないが、例えば左右幅が180cm、奥行き幅が90cm、高さが180〜200cm程度のものが採用できる。尚、ゴミ箱本体は、鋼製フレームで矩形の立体形状に枠組みをするとともに、出入口以外の壁面部分に金網を張設して構成されている。
出入口は、ゴミ箱本体の前面の約1/2幅で、人が出入りするのに適当な80〜90cm程度の幅を有している。又、この出入口は、ゴミ箱本体の全高さ範囲に亘って開口させている。尚、この出入口は、左右スライド式の外扉で開閉される。
ところで、出入口をゴミ箱本体前面の約1/2幅に設定すると、ゴミ収容室として、出入口に対面する位置の出入口側収容部と奥側に位置する奥側収容部とが左右に連続する状態で設けられる。
本願請求項1のゴミ収容箱には、ゴミ収容室を左右に2分割し得る所定小高さの仕切扉と、出入口を開閉し得る所定小高さの中扉をそれぞれ水平回動させ得るように取付けている。
仕切扉は、高さが60〜70cmで幅がゴミ収容室内の奥行き幅よりやや小さい80cm程度の矩形に形成されている。そして、この仕切扉は、その幅方向一側部をゴミ収容室の奥面壁におけるほぼ中央位置に縦向きの軸で枢支して、出入口側奥面壁に沿う開放位置)非仕切り位置)と前面壁と奥面壁間を仕切る仕切り位置との間で水平回動させ得るように取付けている。
中扉は、仕切扉とほぼ同大きさ(高さが60〜70cmで幅が80cm程度)で同構造のものが使用できる。そして、この中扉は、その幅方向一側部を出入口における側面壁側の端部位置に縦向きの軸で枢支して、出入口側の側面壁に沿う開位置と、出入口の下方部分を閉じる閉位置との間で水平回動させ得るように取付けている。尚、中扉で出入口の下方部分を閉じた状態でも、外扉は中扉の外側にあるので該外扉を自由にスライド開閉し得るようになっている。
本願請求項1のゴミ収容箱は、次のようにして使用される。まず、ゴミ収容室が空の状態では、仕切扉を開放位置に位置させる一方、中扉を開位置に位置させておく。
そして、ゴミ収容室内にゴミ入り袋を収容するには、外扉を開放し、出入口からゴミ収容室内にゴミ入り袋を持ち込んで奥側収容部の最奥部に置き、順次奥側収容部内の所定小高さまで(仕切扉を仕切り位置に回動させるのに邪魔にならない範囲まで)収容する。
次に、開放位置にある仕切扉を仕切り位置まで回動させてロックし、その状態で次のゴミ入り袋を仕切扉の上から奥側収容部内に順次積み上げていく。このとき、奥側収容部内のゴミ入り袋は、仕切扉の高さまでは該仕切扉に堰止められて出入口側収容部側に滑落(転落)することがない。又、奥側収容部に収容するゴミ入り袋は、仕切扉で堰止められる範囲で滑落しない程度まで奥側に上り傾斜させるように収容させるとよい。
奥側収容部内に許容範囲(滑落しない範囲)までゴミ入り袋を収容させると、次に中扉を出入口閉位置に回動させてロックする。そして、奥側収容部の場合と同様に、中扉の上からゴミ入り袋を出入口側収容部内に投入して順次積み上げていき、この出入口側収容部にも、中扉で堰止め得る高さまでゴミ入り袋を傾斜状態に積み重ねることができる。この状態では、出入口側収容部内のゴミ入り袋が中扉で堰止められているので、出入口の前面に外扉がスライド開閉可能になっており、ゴミ回収車が巡回してくるまでは外扉で出入口を閉じておくことができる。
このように、ゴミ収容室の約1/2幅部分に小高さの仕切扉を設け、出入口に中扉を設けるようにしたものでは、縦長大容積のゴミ収容室であっても奥側収容部及び出入口側収容部にそれぞれ多量(多数)のゴミ入り袋を収容でき、しかもゴミ入り袋を多量に収容した状態であっても外扉を自由に開閉できる。
他方、ゴミ収容室内のゴミ入り袋を回収するには、外扉を開放した状態で、まず出入口側収容部内のゴミ入り袋を中扉の上から順次排出していくが、出入口側収容部の奥底部付近にあるゴミ入り袋でも、中扉が小高さ(60〜70cm)であるので中扉の上から手を差し込んで取り出すことができる。そして、出入口側収容部内のゴミ入り袋を取り出した後、中扉を閉位置まで回動し、次に作業員が出入口側収容部に入って奥側収容部のゴミ入り袋を取り出す。尚、奥側収容部のゴミ入り袋が多量にあるときは、仕切扉を仕切り位置に維持させたままで仕切扉の上からゴミ入り袋を取り出し、ある程度排出した後に仕切扉を開位置まで回動させれば、出入口側収容部と奥側収容部との間に仕切りがなくなって、残りのゴミ入り袋の排出作業が容易に行える。
本願請求項2の発明
本願請求項2の発明は、上記請求項1のゴミ収容箱において、仕切扉に、所定小高さの継ぎ足し扉を、仕切扉の側面に沿う格納位置と仕切扉の上端から上方に突出する継ぎ足し位置との間で上下変位させ得るように取付けている。
継ぎ足し扉は、幅が仕切扉の幅とほぼ同幅(若干狭幅でもよい)で高さが例えば30cm程度の大きさを有している。そして、この継ぎ足し扉は、仕切扉に対して上下に弧回動させ得るように取付けたり、あるいは仕切扉に対して上下にスライドさせ得るように取付けることができる。尚、継ぎ足し扉は、仕切扉上方の継ぎ足し位置に位置させた状態で、仕切扉に対して適宜のロック手段で姿勢保持し得るようにしている。又、この継ぎ足し扉の格納は、仕切扉を継ぎ足し位置に位置させた状態において仕切扉の出入口側収容部側の側面に沿うようにすると、継ぎ足し扉の格納動作時に奥側収容部内のゴミ入り袋が邪魔にならない。
この請求項2の発明のゴミ収容箱では、継ぎ足し扉は次のようにして使用される。即ち、仕切扉の高さ範囲で奥側収容部にゴミ入り袋を出し入れする場合は、継ぎ足し扉を仕切扉の側面に沿う格納位置に位置させて行う。この場合、仕切扉部分は、仕切扉の上端が最高高さ(60〜70cm程度)となるので、その仕切扉の上から奥側収容部内にゴミ入り袋を出し入れすることができる(継ぎ足し扉が邪魔にならない)。又、奥側収容部にゴミ入り袋を仕切扉で堰止め得る高さまで収容した後、継ぎ足し扉を仕切扉上方の継ぎ足し位置に変位させると、仕切扉部分の全体高さ(仕切扉+継ぎ足し扉)が90〜100cmになり、奥側収容部内にゴミ入り袋を一層高くまで積み重ねる(堰止める)ことができる。
又、継ぎ足し扉を使用し、奥側収容部内にゴミ入り袋を許容範囲まで収納したものを回収(排出)するには、継ぎ足し扉の上から手を差し入れて上段側のゴミ入り袋を排出し(継ぎ足し扉を格納してもゴミ入り袋が滑落しない程度まで排出する)、その後に継ぎ足し扉を仕切扉に沿う位置まで格納し、続いて上記請求項1の場合と同様に仕切扉の上からゴミ入り袋を排出し、ある程度排出した後に仕切扉を開位置まで回動させて残りのゴミ入り袋を排出すればよい。
本願請求項1の発明の効果
本願請求項1の発明のゴミ収容箱は、左右に所定広幅で人の背丈より高い高さのゴミ箱本体を用いて左右及び上下に大容積のゴミ収容室を設けたものにおいて、ゴミ収容室の奥面壁におけるほぼ中央位置にゴミ収容室を左右に2分割し得る所定小高さの仕切扉と、出入口の一端位置に所定小高さの中扉をそれぞれ水平回動させ得るように取付けている。
そして、仕切扉を仕切位置に位置させることで、ゴミ収容室の奥側収容部内に収容する
ゴミ入り袋を堰止めることができる一方、中扉を出入口閉位置に位置させることで、ゴミ収容室の出入口側収容部内に収容するゴミ入り袋を堰止めることができる。
従って、この請求項1のゴミ収容箱では、仕切扉により奥側収容部内にかなり高位置までゴミ入り袋を安定姿勢で収容し得るとともに、中扉により出入口側収容部にもゴミ入り袋をかなり高位置まで安定姿勢で収容できるので、設置床面積が同じであっても、ゴミ入り袋の収容率を大幅に向上させることができるという効果がある。
又、出入口を外扉でスライド開閉するものでも、中扉を閉位置に位置させることで、出入口側収容部内に多量(多数個)のゴミ入り袋を収容した場合でも該ゴミ入り袋が中扉で堰止められるので、外扉を自由に開閉できるという効果がある。
本願請求項2の発明の効果
本願請求項2の発明は、上記請求項1のゴミ収容箱において、仕切扉に、所定小高さの継ぎ足し扉を、仕切扉の上端から上方に突出する継ぎ足し位置と仕切扉の側面に沿う格納位置との間で上下変位させ得るように取付けている。
従って、この請求項2のゴミ収容箱では、上記請求項1の効果に加えて、継ぎ足し扉を仕切扉の上部に継ぎ足すことで奥側収容部内に一層多くのゴミ入り袋を安定状態(滑落しない状態)で収容できるという効果がある。又、継ぎ足し扉は、不使用時には仕切扉に沿って格納できるので邪魔にならない。
以下、図1〜図8を参照して本願実施例のゴミ収容箱を説明する。
この実施例のゴミ収容箱は、図1〜図3に示すように、左右に所定広幅で人の背丈より高い高さのゴミ箱本体1を有し、該ゴミ箱本体1の前面の約1/2幅部分にゴミ収容室2内に人が出入りし得る出入口21を設けるとともに、該出入口21に左右スライド式の外扉3を設けたものである。
ゴミ箱本体1は、鋼製フレームで矩形の立体形状に枠組みをするとともに、出入口21以外の壁面部分(前面壁11、奥面壁12、左側面壁13、右側面壁14、底面壁15、天面壁16)にそれぞれ金網を張設して構成されている。このゴミ箱本体1の大きさは、この実施例では、左右幅が180cm、奥行き幅が90cm、高さが180〜200cm程度に形成している。又、出入口21は、幅が80cm程度で、ゴミ箱本体1のほぼ全高さ範囲に亘って開口させている。尚、これらの寸法は、特に限定するものではなく、要旨を変更しない程度に設計変更できる。
出入口21は、スライド式の外扉3で開閉される。この外扉3は、ゴミ箱本体1の前縁部上面に設けたレール17から吊り下げた状態で、出入口21を閉じる閉位置(図1、図2の実線図示位置)と出入口21を開放する開位置(図1、図2に鎖線図示する符号3′の位置)との間でスライド開閉し得るようになっている。この外扉3の上部には、左右に離間した2箇所にローラ31,31を取付けていて、該各ローラ31,31をレール17上に転動させるようにしている。尚、図1において、符号18,18は外扉3のスライド範囲を規制するストッパー、符号19は外扉3の下端部をガードする振れ止め用のガイドである。
ゴミ箱本体1内のゴミ収容室2は、出入口21に対面する位置の出入口側収容部2aと奥側に位置する奥側収容部2bとが左右に連続する状態で設けられている。
このゴミ収容箱には、ゴミ収容室2を左右に2分割し得る所定小高さの仕切扉4と、仕切扉4の上部に継ぎ足される継ぎ足し扉5と、出入口21を開閉し得る所定小高さの中扉6とを有している。
仕切扉4は、高さが60〜70cmで幅がゴミ収容室2内の奥行き幅よりやや小さい80cm程度の矩形に形成されている。尚、この実施例では、仕切扉4としてフレーム状の周枠内に金網を張設したものを使用しているが、図6に示すようにゴミ入り袋Yを堰止め得るものであれば、適宜のもの(例えば1枚の板材)を使用できる。
そして、この仕切扉4は、その幅方向一側部をゴミ収容室2の奥面壁12におけるほぼ中央位置に縦向きの軸41(図5、図7に拡大図示している)で枢支して、出入口側奥面壁12aに沿う開放位置(符号4で示す位置)と、前面壁11と奥面壁12間を仕切る仕切り位置(符号4′で示す位置)との間で、回動線R1で示すように水平回動させ得るように取付けている。尚、この仕切扉4は、ゴミ収容室2内の底部寄り位置に設置されている。
仕切扉4は、図7に示すように、仕切り位置において仕切扉4の自由端側を前面壁11側のストッパー42に対して係止片43を係合させることで回動不能にロックし得るようにしている。尚、この仕切扉4は、出入口側奥面部12aに沿う開放位置でも適宜の手段でロックし得るようにするとよい。
継ぎ足し扉5は、幅が仕切扉4の幅とほぼ同幅(図示例では若干狭幅)で高さが30cm程度の大きさを有している。そして、この継ぎ足し扉5は、符号5又は5′で示す仕切扉4の側面に沿った格納位置と、符号5″で示す仕切扉4の上端から上方に突出する継ぎ足し位置との間で上下に弧回動させ得るように取付けている。即ち、この実施例では、図7に示すように継ぎ足し扉5(図7では5″)を2つの蝶番51,51で上下に弧回動自在に取付けており、該継ぎ足し扉5を回動線R3で示すように上下に弧回動させることで下方の格納位置(符号5又は5′の状態)と上方の継ぎ足し位置(符号5″の状態)とで変位させ得るようになっている。
又、この継ぎ足し扉5は、仕切扉4の上方に継ぎ足した継ぎ足し姿勢において姿勢保持し得るようにしている。この実施例では、継ぎ足し扉5の継ぎ足し姿勢保持手段として、図7に示すように継ぎ足し扉5″側に設けたスライド棒52を仕切扉4のフレーム枠に対して挿脱自在に嵌挿し得るようにしたものを採用している。そして、スライド棒52を7に実線図示するように仕切扉4のフレーム枠に挿入した状態では、継ぎ足し扉5″の弧回動が禁止される一方、該スライド棒52を鎖線図示するように上方に引き上げると、スライド棒52が仕切扉4のフレーム枠から抜けて継ぎ足し扉5″が手前側に弧回動可能になる(折畳める)。尚、継ぎ足し扉5を継ぎ足し姿勢で保持させるのは、図6に符号5″で示す継ぎ足し姿勢において、奥側収容部2bに収容されたゴミ入り袋Yによる押圧力で継ぎ足し扉5″が下方に弧回動しないようにするためのものである。
尚、継ぎ足し扉5の姿勢保持手段52としては、該継ぎ足し扉5を継ぎ足し姿勢で保持できるものであれば適宜の構成のものを採用できる。又、この実施例では、継ぎ足し扉5を上下弧回動可能に取付けているが、他の実施例では、継ぎ足し扉5を仕切扉4に対して上下スライド式に取付けたものでもよい。
中扉6は、仕切扉4とほぼ同大きさ(高さが60〜70cmで幅が80cm程度)で同構造のものが使用されている。そして、この中扉6は、図2、図3、図5に示すように、幅方向一側部(図示例では左端部)を出入口21の一端位置に縦向きの軸61で枢支して、出入口21側の左側面壁13に沿う開位置(符号6の位置)と、出入口21の下方部分を閉じる閉位置(符号6′の位置)との間で水平回動させ得るように取付けている。この中扉6も、ゴミ収容室2内の底部寄り位置に設けられている。尚、この中扉は、開位置と閉位置でそれぞれロックし得るようにするとよい。
この実施例のゴミ収容箱は、次のようにして使用される。まず、ゴミ収容室2が空の状態では、継ぎ足し扉5を仕切扉4の側面に沿って下方に折畳んだ状態で該継ぎ足し扉5ごと仕切扉4を開放位置(符号4の位置)に位置させる一方、中扉6を開位置(符号6の位置)に位置させておく。この状態では、ゴミ収容室2の出入口側収容部2aと奥側収容部2bとは仕切りのない状態で連続しているとともに、出入口21も外扉6のみで閉塞されている。尚、継ぎ足し扉5を仕切扉4の側面に沿って下方に折畳んだ状態では仕切扉4が小高さ(例えば60〜70cm)なので、仕切扉4を当初からゴミ収容室2を2分割する仕切り位置に位置させた状態でも、仕切扉4の上からゴミ入り袋Yを奥側収容部2bに投入することができるが、当初は仕切扉4を開放位置に位置させている方がゴミ入り袋Yを奥側収容部2bの最奥部に置き易い。
そして、ゴミ収容室2内にゴミ入り袋Yを収容するには、外扉3を開放し、出入口21からゴミ収容室2内にゴミ入り袋Yを持ち込んで奥側収容部2bの最奥部に置き、順次奥側収容部2b内の所定小高さまで(仕切扉4を仕切り位置に回動させるのに邪魔にならない範囲まで)収容する。この場合、各ゴミ入り袋Yを、仕切扉4の仕切り位置側から奥側収容部2bの側面壁(右側面壁14)に向けて滑落しない程度に上り傾斜する状態で積み上げておくと、仕切扉4を閉じた後にゴミ入り袋Yを奥側収容部2bの最奥部に投入する量(個数)を少なくできる。尚、ゴミ入り袋の積層傾斜角度は、例えば40°〜45°程度までであれば上のゴミ入り袋Yが滑落することがない。
次に、開放位置(出入口側収容部2a内)にある仕切扉4を各図に符号4′で示すように仕切り位置(前面壁11と奥面壁12間)まで回動させて、該仕切扉4′を図7に示すように係止片43でストッパー42にロックする。尚、この時点では、継ぎ足し扉5は、符号5′で示す下方折畳み位置に維持させている。そして、この状態で、次のゴミ入り袋Yを仕切扉4の上から奥側収容部2b内にある先のゴミ入り袋Y上に順次積み上げていくが、このとき奥側収容部2b内のゴミ入り袋Yは、仕切扉4′の高さまでは該仕切扉4′に堰止められて出入口側収容部2a側に転落することがない。又、奥側収容部2bに収容するゴミ入り袋Yは、図6に積層線L1で示すように、仕切扉4′で堰止められる範囲で滑落しない程度まで奥側に上り傾斜(例えば角度40°〜45°程度まで上り傾斜)させるように収容させるとよい。
続いて、ゴミ収容室2の奥側収容部2bにゴミ入り袋Yを仕切扉4′で堰止め得る高さ(図6の積層線L1)まで収容した後、継ぎ足し扉5′を回動線R3(図4〜図6)で示すように仕切扉上方の継ぎ足し位置に変位させる(符号5″の状態)。尚、継ぎ足し扉5″は、継ぎ足し位置に変位させた状態で、図7に示すようにスライド棒52で転倒しないようにロックしておく。このように、継ぎ足し扉5″を継ぎ足し位置に位置させると、仕切扉部分の全体高さ(仕切扉4′+継ぎ足し扉5″)が例えば90〜100cm程度になり、奥側収容部2b内にゴミ入り袋Yを図6の積層線L2で示すように一層高くまで(例えば天面壁16近くまで)積み重ねることができる。
図6に示すように奥側収容部2b内にゴミ入り袋Yが満杯になると、次に中扉6を各図において符号6′で示すように出入口閉位置に回動させてロックし、図8に示すように次のゴミ入り袋Yを中扉6′の上から出入口側収容部2a内に投入する。尚、中扉6を閉位置に回動させる前に、出入口側収容部2a内にゴミ入り袋Yを持ち込んで、出入口側収容部2aの奥隅部分(中扉6の回動に邪魔にならない位置)に適数個積み上げておき、その後に中扉6を回動させて出入口21の下部位置を閉じるようにしてもよい。そして、図8に示すように、中扉6′の上からゴミ入り袋Yを出入口側収容部2a内に投入して順次積み上げていき、この出入口側収容部2aにも、中扉6′で堰止め得る高さ(図8の積層線L3)までゴミ入り袋Yを傾斜状態に積み重ねることができる。
図8に示すように、出入口側収容部2a内に多数のゴミ入り袋Yを収容した状態でも、該ゴミ入り袋Yが中扉6′で堰止められているので、出入口21の前面に外扉3がスライド開閉可能になっている。尚、ゴミ回収車が巡回してくるまでは外扉3で出入口21を閉じておく。
この実施例のように、ゴミ収容室2の約1/2幅部分に小高さの仕切扉4を設け、該仕切扉4に継ぎ足し扉5を設け、出入口21に中扉6を設けるようにしたものでは、縦長のゴミ収容室2であっても奥側収容部2b及び出入口側収容部2aに安定状態でそれぞれかなりの量(個数)のゴミ入り袋Yを収容でき、しかもゴミ入り袋Yを多量に収容した状態であっても外扉3を自由に開閉できる。
他方、ゴミ収容室2内のゴミ入り袋Yを回収するには、図8に示すように外扉3を開放した状態で、まず出入口側収容部2a内のゴミ入り袋Yを中扉6′の上から順次取り出していくが、出入口側収容部2aの奥底部付近にあるゴミ入り袋でも、中扉が小高さ(60〜70cm)であるので該中扉6′の上から手を差し込んで取り出すことができる。そして、出入口側収容部2a内のゴミ入り袋Yを取り出した後(中扉6′を回動できる範囲のゴミ入り袋を取り出せばよい)、中扉6′を閉位置(符号6の位置)まで回動してロックする。続いて、作業員が出入口側収容部2aに入って奥側収容部2bのゴミ入り袋Yを取り出すが、継ぎ足し扉5を図6に鎖線図示(符号5″)するように継ぎ足し状態で使用している場合は、該継ぎ足し扉5″の上から奥側収容部2bの上部側にあるゴミ入り袋Yを適宜個数(継ぎ足し扉5″を下方に倒してもゴミ入り袋Yが滑落しない積層線L1の高さまで)取り出し、その後に継ぎ足し状態にある継ぎ足し扉5″を符号5′で示すように下方に折畳む(仕切扉部分の高さが60〜70cmまで低くなる)。そして、仕切扉4′を仕切り位置に維持させたままで仕切扉4′の上からゴミ入り袋Yを取り出し、ある程度排出した後に仕切扉4′を開位置まで回動させれば、出入口側収容部2aと奥側収容部2bとの間に仕切りがなくなって、残りのゴミ入り袋Yの排出作業を容易に行える。
このように、本願実施例のゴミ収容箱は、左右に所定広幅で人の背丈より高い高さのゴミ収容室2を有したものにおいて、仕切扉4を仕切位置に位置させ且つ継ぎ足し扉5を継ぎ足し位置に位置させることで、ゴミ収容室2の奥側収容部2b内にかなり高位置までゴミ入り袋Yを堰止めた状態で収容することができるとともに、中扉6を出入口閉位置に位置させることで、出入口側収容部2a内にもゴミ入り袋Yを堰止めた状態で収容できる。従って、ゴミ収容室2の奥側収容部2b及び出入口側収容部2aにそれぞれゴミ入り袋Yを安定した状態で大量に収容できる(ゴミ入り袋Yの収容率を大幅に向上させることができる)。尚、仕切扉4及び中扉6は、それぞれ60〜70cm程度の低いものであるので、該仕切扉4又は中扉6の上からゴミ入り袋Yを出し入れすることができ、該ゴミ入り袋Yの出し入れ作業がさほど面倒ではない。
本願実施例のゴミ収容箱の正面図である。 図1のII−II矢視図である。 図1のIII−III矢視図である。 図1のゴミ収容箱の概略斜視図である。 図4の一部拡大図である。 図1のゴミ収容箱の使用状態図で、図4のVI−VI矢視相当図である。 図6のVII−VII矢視相当の拡大図である。 図1のゴミ収容箱の使用状態図で、図4のVIII−VIII矢視相当図である。 従来の一般的なゴミ収容箱の斜視図である。 図9のX−X矢視図である。
符号の説明
1はゴミ箱本体、2はゴミ収容室、2aは出入口側収容部、2bは奥側収容部、3は外扉、4は仕切扉、5は継ぎ足し扉、6は中扉、11は前面壁、12は奥面壁、12aは出入口側奥面壁、13は側面壁(左側面壁)、21は出入口、Yはゴミ入り袋である。

Claims (2)

  1. 左右に所定広幅で人の背丈より高い高さのゴミ箱本体(1)を有し、該ゴミ箱本体(1)の前面の約1/2幅部分にゴミ収容室(2)内に人が出入りし得る出入口(21)を設け、該出入口(21)にスライド開閉式の外扉(3)を設けたゴミ収容箱であって、
    前記ゴミ収容室(2)の奥面壁(12)におけるほぼ中央位置に、ゴミ収容室(2)を左右に2分割し得る所定小高さの仕切扉(4)を、出入口側奥面壁(12a)に沿う開放位置と、前面壁(11)と奥面壁(12)間を仕切る仕切り位置との間で水平回動させ得るように取付けている一方、
    前記出入口(21)における側面壁(13)側の端部位置に、所定小高さの中扉(6)を、前記側面壁(13)に沿う開位置と、出入口(21)の下方部分を閉じる閉位置との間で水平回動させ得るように取付けている、
    ことを特徴とするゴミ収容箱。
  2. 請求項1において、
    仕切扉(4)に、所定小高さの継ぎ足し扉(5)を、仕切扉(4)の側面に沿う格納位置と仕切扉(4)の上端から上方に突出する継ぎ足し位置との間で上下変位させ得るように取付けている、
    ことを特徴とするゴミ収容箱。
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