JP2006282126A - 車両用ラゲージフロア構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 比較的小さな荷物を整頓して荷物収容凹部内に収容することができ、しかも、高さの高い荷物を起立状態で安定的に荷物収容凹部内に収納でき、しかも、車両の後部側から容易に荷物の出し入れができるように構成した。
【解決手段】 ラゲージフロア5を車両1の前後方向に3分割して、第1の分割ラゲージフロア6、第2の分割ラゲージフロア7及び第3の分割ラゲージフロア8により構成し、分割ラゲージフロアのうち、車両1の最後部に位置する第1の分割ラゲージフロアを更に車両1の左右方向に複数個の小分割ラゲージフロア6A,6Bに分割して成り、小分割ラゲージフロア6A,6Bを車両1の左右方向横開きに開閉可能に車両1にヒンジ結合した。
【選択図】 図3
【解決手段】 ラゲージフロア5を車両1の前後方向に3分割して、第1の分割ラゲージフロア6、第2の分割ラゲージフロア7及び第3の分割ラゲージフロア8により構成し、分割ラゲージフロアのうち、車両1の最後部に位置する第1の分割ラゲージフロアを更に車両1の左右方向に複数個の小分割ラゲージフロア6A,6Bに分割して成り、小分割ラゲージフロア6A,6Bを車両1の左右方向横開きに開閉可能に車両1にヒンジ結合した。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ハッチバックタイプのワゴン車等における車両用ラゲージフロア構造に関する。
一般に、車両用ラゲージフロアは、車両の後部に設けられた荷物収容凹部の上部開口を開閉すると共に、ラゲージルームの床面を構成している。
このように荷物収容凹部の上部開口を開閉するために設けられたラゲージフロアは、荷物収容凹部全体を1枚構成で開閉するように構成した場合、ラゲージルームのスペース的な制限や開閉動の操作性等から実現不可能であるために、従来の技術においては、荷物収容凹部を車両前後方向にいくつかに分割構成したことに関連して、車両前後方向に複数個分割されて構成している。
そして、車両前後方向に複数個分割されたラゲージフロアは、それぞれ、車両前後方向に開閉動するように構成されている(特許文献1および2参照)。
特開2000−318530号公報
特開2003−118500号公報
しかしながら、上記のように構成する従来の車両用ラゲージフロア構造においては、荷物収容凹部は、車両前後方向にいくつかに分割構成した場合でも、車両左右方向には分割されない状態となっているために、比較的小さな荷物を収容した場合は荷物収容凹部内を当該荷物が散在してしまい、特に収容凹部における車両の前部側に移動してしまった荷物の車両後部側からの出し入れが非常に面倒となり、また、高さの高い荷物のような場合、荷室におけるラゲージフロア上の高さを大きく取れないために、起立状態で収容することができず、また、ラゲージフロアの分割された一部を開動したままの状態で起立させ、荷物収容凹部の深さ寸法も利用して、高さの高い荷物を収容することも考えられるが、この場合、収容した高さの高い荷物が荷物収容凹部内において押え切れずに不安定となり、時には倒立してしまい、車室内まで影響を及ぼし兼ねなかった。このために、止むを得ず高さの高い荷物を横置してラゲージフロア上に収容することになるが、ラゲージルームの高さ方向の荷物収容スペースを空間のままにしてしまって、荷物収容効率を低下させてしまうことになる。
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、比較的小さな荷物を整頓して荷物収容凹部内に収容することができ、しかも、高さの高い荷物を起立状態で安定的に荷物収容凹部内に収納でき、しかも、車両の後部側から容易に荷物の出し入れができるように構成した車両用ラゲージフロア構造を提供することを目的としている。
本発明に係る請求項1に記載の車両用ラゲージフロア構造は、ラゲージフロアを車両前後方向に複数個分割すると共に、該分割ラゲージフロアのうち、少なくとも、前記車両最後部に位置する第1の分割ラゲージフロア又は該第1の分割ラゲージフロアを前記車両の左右方向に複数個分割して構成した小分割ラゲージフロアの一部を、前記車両の左右方向横開きに開閉可能に前記車両にヒンジ結合したことを特徴とする。
かかる構成により、ラゲージフロアにおける少なくとも車両最後部に位置する第1の分割ラゲージフロア又は小分割ラゲージフロアの一部が、左右方向横開きに開閉させることによって、ラゲージフロアの下部に存する荷物収容凹部があたかも第1の分割ラゲージフロア又は小分割ラゲージフロアによって区画されたことになり、小さな荷物(例えば買い物入れ紙袋)を整頓した状態で収容することができ、或いは、高さの高い荷物を第1の分割ラゲージフロア又は小分割ラゲージフロアによって支持した状態で荷物収容凹部内に収容でき、車両の走行中等に倒立してラゲージフロア内に散在したり、車室内に倒れ込むことを防止できる。
本発明に係る請求項2に記載の車両用ラゲージフロア構造は、前記第1の分割ラゲージフロアに隣接する第2の分割ラゲージフロアを、前記第1の分割ラゲージフロア側に移動可能に構成したことを特徴とする。
かかる構成により、例えば、第2の分割ラゲージフロアの下部に存在する荷物収容凹部部分に別体の収納ボックスを収納した場合でも、第2の分割ラゲージフロアを車両後部側にスライド移動させることによって、収納ボックスの上部開口を表出することができ、当該収納ボックス内の荷物の出し入れを容易にすることが可能となる。
本発明に係る請求項3に記載の車両用ラゲージフロア構造は、前記第1の分割ラゲージフロアに隣接する前記第2の分割ラゲージフロアの裏面側に棚状部形成部材を配設し、該棚状部形成部材の前記車両前後方向一端側を前記第2の分割ラゲージフロアの裏面側における前記車両前後方向一端側に取着して、前記棚状部形成部材の前記車両前後方向他端側を前記第2の分割ラゲージフロアの裏面側における前記車両前後方向他端側に取外し可能に設置し、かつ、前記第2の分割ラゲージフロアの前記車両方向他端側において前記車両に開動可能に装着し、更に、前記第2の分割ラゲージフロアを前記車両に対して開動させて起立させた際に、前記棚状部形成部材の前記車両前後方向他端側を前記第1の分割ラゲージフロア又は前記車両の左右側方部に掛止することにより、前記棚状部形成部材により荷物等を載置する棚状部を形成したことを特徴とする。
かかる構成により、第2の分割ラゲージフロアを車両に対して開動させて起立させた際に、棚状部形成部材の車両前後方向他端側を第2分割ラゲージフロアから取外して、左右方向横開き状態の第1の分割ラゲージフロア又は車両の側方部に掛止することにより、棚状部形成部材により荷物等を載置する棚状部を形成することにより、棚状部形成部材上に小さな荷物等を載置収容することができ、ハッチバック型自動車のように、ハッチバックドアをいちいち開けなくても、このハッチバックドアの上部に開閉動可能に装着したガラスハッチのみを開ければ、棚状部形成部材上の荷物をさほど手を延ばさずに容易に取り出すことができ、非常に取り出しやすく便利である。
上記のように構成する本発明によれば、ラゲージフロアにおける少なくとも車両最後部に位置する第1の分割ラゲージフロア又は小分割ラゲージフロアの一部が左右方向横開きに開閉させることによって、ラゲージフロアの下部に存する荷物収容凹部があたかも各小分割ラゲージフロアによって区画されたことになり、小さな荷物(例えば買い物入れ紙袋)を整頓した状態で収容することができ、或いは、高さの高い荷物を小分割ラゲージフロアによって支持した状態で荷物収容凹部内に収容でき、車両の走行中等に倒立してラゲージフロア内に散在したり、車室内に倒れ込むことを防止できる。
次に、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるラゲージフロアにより、荷物収容凹部の開口部全体を閉塞した状態の車両後方斜めから描画した斜視図、図2は図1におけるラゲージフロアを車両の前後方向に分割構成した場合の車両最後部に位置する第1の分割ラゲージフロアを更に2分割して構成した二折れ可能な小分割ラゲージフロアの一部を折曲して起立した状態を車両後方斜めから描画した斜視図、図3は図2における一部の小分割ラゲージフロアを二折れのまま車両の一方側部側に起立させた状態を車両後方斜めから描画した斜視図、図4は図3の状態から更に残りの小分割ラゲージフロアを二折れ状態で車両の他方側部側に起立させた状態を車両後方斜めから描画した斜視図、図5は図4に示す状態から第1の分割ラゲージフロアよりも車両前方に位するもう一つの分割ラゲージフロアを第1の分割ラゲージフロア側の中途まで引出した状態を車両後方斜めから描画した斜視図、図6は図4の状態から第1の分割ラゲージフロアよりも車両前方に位するもう一つの分割ラゲージフロアを車両前方側に開動させて起立させた状態を車両後方斜めから描画した斜視図、図7は図6の状態からもう一つの分割ラゲージフロアに配設した棚状部形成部材を第1の分割ラゲージフロア側に展開張設した状態を車両後方斜めから描画した斜視図、図8は図6に示す状態における車両後部の概略縦断面図、図9は図1の状態から車両の第1のラゲージフロアよりも後部に設置したミニ収容凹部の開口を閉塞するミニラゲージフロアを回動起立させた状態を車両後方斜めから描画した斜視図である。
図において、ハッチバックタイプのワゴン車等の車両1の車室内に設置したリアシート2の後部には、ラゲージルーム3が配設されている。
ラゲージルーム3の下部には、荷物収容凹部4が設置されており、荷物収容凹部4の上部開口4aはラゲージフロア5により閉塞されている。
ラゲージフロア5は、車両前後方向に複数個分割された分割ラゲージフロアとなっており、分割ラゲージフロアは、少なくとも、車両1の後部側から第1の分割ラゲージフロア6、第2の分割ラゲージフロア7及び第3の分割ラゲージフロア8の3個から構成している。
車両1の最後部に位置する第1の分割ラゲージフロア6は、更に車両1の左右方向に複数個、実施の形態では2つの小分割ラゲージフロア6A、6Bに分割して構成されている。
小分割ラゲージフロア6A、6Bは、共に車両1の左右方向横開きに開閉可能にヒンジ9を介してラゲージルーム3の左右側方部3Aにそれぞれ設置されている。
そして、小分割ラゲージフロア6A及び6Bは、共に、中央部付近で中折れ可能に連結された小片プレート6A−1、6A−2及び6B−1、6B−2から構成されている。
第2の分割ラゲージフロア7は、少なくともこの第2の分割ラゲージフロア7及び第1の分割ラゲージフロア6に対向する上部開口4a付近に車両1の前後方向に延在するように設置された左右2本のスライドレール10によって、車両1の前後方向にスライド移動可能に構成すると共に、図1に示すように、第1の分割ラゲージフロア6と第3の分割ラゲージフロア8との間に位置していて、荷物収容凹部4の上部開口4aを閉塞している状態において、不図示のヒンジ機構によって車両1の前方に回動起立できるように構成されている(図6に示す状態を参照)。
更に、第1の分割ラゲージフロア6に隣接する第2の分割ラゲージフロア7の裏面側には、ネット体11aを主体として構成された棚状部形成部材11が配設されている。
棚状部形成部材11は、車両1の後方側にある一端部11bが第2の分割ラゲージフロア7の裏面側における車両の後方側にある一端部7aに揺動可能に取着している。
また、棚状部形成部材11は、車両1の前方側にある他端部11bが第2の分割ラゲージフロア7の裏面側における車両の前方側にある他端部7bに取外し可能に設置すると共に、第2の分割ラゲージフロア7をラゲージルーム3に対して開動させて起立させた際に、棚状部形成部材11の他端部11c側を第2分割ゲージフロア7の他端部7bから取外して、図7に示す左右方向横開き状態の第1の分割ラゲージフロア6(又は車両1の左右側方部3A)に掛止することにより、棚状部形成部材11により荷物等を載置する棚状部を形成するように構成してある。
第3の分割ラゲージフロア8は、ラゲージルーム3の左右タイヤハウス3b間に位置しており、左右側端部に凹状の取っ手部8aが形成されて、取っ手部8aを持って荷物収納凹部4を開口できるように取外し可能に構成されている。
荷物収納凹部4は、図1の状態における第2の分割ラゲージフロア7に対向して、上部が開口する収納ボックス4Aが配置されており、収納ボックス4Aは、荷物収納凹部4の底部4bに配設された一対のガイドレール12上を車両1の前後方向に移動可能に構成され、収納ボックス4Aは第3の分割ラゲージフロア8に対向するまで移動しないように、不図示のストッパー機構を有している。
更に、車両1における荷物収納凹部4の第1の分割ラゲージフロア6の後方において、デッドスペースともいうべき部位に、小スペースの補助荷物収容凹部13が設けられて、補助荷物収容凹部13の上部開口13aは、小片蓋体14により閉塞可能に構成されており、小片蓋体14は車両1の前部側(第1の分割ラゲージフロア6の後方)において不図示の蝶番機構により開閉動可能に装着されている。
次に、上記のように構成する本発明に係る実施の形態の作動について説明する。
通常時には、図1に示すように、荷物収納凹部4の上部開口は、車両1の後部側から第1の分割ラゲージフロア6、第2の分割ラゲージフロア7及び第3の分割ラゲージフロア8の順序で配設されることによって閉塞されている。
次に、図2に示す如く、第1の分割ラゲージフロア6を構成する一方の小分割ラゲージフロア6Aにおいて、車両1の中央側の小片プレート6A−1を図2の左側方側に開動させて起立させると、荷物収納凹部4の後方中央部の一部が開口し、小さな荷物Xが縦置きに収納できる。この時、小さな荷物Xは、比較的高さがあったとしても、小片プレート6A−1と小分割ラゲージフロア6Bとの間で挟まれて保持されていることになり、車両1の走行中等に荷物収容凹部4あるいはラゲージルーム3内を散在することがない。
図2の状態から更に、図3に示すように、小片プレート6A−2を小片プレート6A−1と共に、車両1の左右側方部3Aのうち図3における左側に開動して起立させた場合、荷物収容凹部4における小分割ラゲージフロア6Aによって閉塞されていた開口部4aが半分開口することになり、中くらいの荷物Yを荷物収容凹部4に収納できることになり、荷物Yがラゲージルーム上方に延在する高さの高い荷物であったとしても、小分割ラゲージフロア6Aと小分割ラゲージフロア6Bとの間で挟まれて保持されていることになり、車両1の走行中等に荷物収納凹部4或いはラゲージルーム3内を散在することがない。
図3の状態から、図4に示すように、小片プレート6B−1を小片プレート6B−2側に折り畳んだ状態で車両1の左右側方部3Aのうち図4における右側に開動して起立させた場合、更に荷物収納凹部4の上部開口4aが大きく開口して、更に大きな荷物Zが荷物収容凹部4あるいはラゲージルーム3内を散在しないように収納することができる。
図4の状態から、図5に示すように、第2の分割ラゲージフロア7はスライドレール12を介して車両1の後方(第1の分割ラゲージフロア6側)にスライド移動させることができ、第2の分割ラゲージフロア7上に載せてあった荷物を車両1の後方側に移動して車両1の後部から容易に取り出しすることができる。
また、図4の状態において、第2の分割ラゲージフロア7に対向して配置された収納ボックス4Aは、図示しないが、ガイドレール12上を車両1の後方(第1の分割ラゲージフロア6側)に移動可能することによって、やはり、収納ボックス4A内に収納しておいた荷物を車両1の後方側に移動して車両1の後部から容易に取り出しすることができる。
更に、図4に描画する状態から、図6に示すように、第2の分割ラゲージフロア7を車両1の前方(第3の分割ラゲージフロア8側)に回動起立させると、図6に示すように、棚状部形成部材11がラゲージルーム3内に表出することになる。
従って、図6に示す状態から、棚状部形成部材11の他端部11cを第2の分割ラゲージフロア7との係止状態を外して略水平方向に開動させて、図7に示すように、起立している両小片プレート6A−2及び6B−2に不図示の引っ掛け機構を用いて引っ掛けると、棚状部形成材11は、ラゲージルーム3の上下方向中央部くらいに棚部を形成して、荷物置き場に構成されることになる。
このように、棚状部形成部材11に載せられた荷物は、図8に示すように、ハッチバックドア16に対して回動可能に設けられたガラスハッチ17を開動すれば、容易に取り出すことができ、いちいちハッチバックドア16を開動させなくてもよいことから、手をさほど延ばさなくても荷物の取出しが可能となり、非常に便利である。
この場合、ラゲージルーム3上をカバーするトノボード15を車両1の前後方向に折り畳み式の構成することによって、トノボード15の後部側15Aのみ開閉動するように構成すれば、トノボード15を敷設したままでも、棚状部形成部材11に載せた荷物Wをガラスハッチ17を開けるのみで、取り出せることができる。
更に、たとえば図4の状態から、小片蓋体14を車両1の前方方向に開動起立させることによって、図9に示すように、補助荷物収容凹部13の上部開口13aを開口することができ、小さい或いは細長い荷物等を補助荷物収容凹部13内に収容することができ、デッドスペースともいえる車両1の最後尾部分を有効に利用したともいえる。
なお、図示しないが、第3の分割ラゲージフロア8は、取っ手部8aを持って荷物収納凹部4を開口できるように取外すことによって、荷物収容凹部4の車両1前部側を開口することができ、特に、車室内から荷物収容凹部4内に収容した荷物を取り出すのに便利であり、また、収納ボックス4Aの存在により、収容した荷物が散在するのを防止できる。更に、第3の分割ラゲージフロア8は、図8に示すように、一端側を車室1A側に開動可能にして、上部開口4aを開口できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、第1の分割ラゲージフロア6を、2分割の小分割ラゲージフロア6A,6Bにより構成したが、これに限定されるものでなく、小分割ラゲージフロアに分割せず、一枚ものとして車両1の左右方向に開動可能に構成してもよく、更には、たとえ小分割ラゲージフロア6A,6Bにより構成したとしても、小分割ラゲージフロアの一部が車両1の左右方向に開動可能に構成することでもよく、残りの小分割ラゲージフロアは車両1の前後方向に回動するように構成することが考えられる。
更に、上記の実施の形態においては、第1の分割ラゲージフロアのみを2分割の小分割ラゲージフロア6A,6Bで構成するようにしたが、これに限定されることなく、残りの第2の分割ラゲージフロア7或いは第3の分割ラゲージフロア8においても、第1の分割ラゲージフロア6と同様な小分割ラゲージフロアにより構成してもよい。
以上説明したように、本発明は、ラゲージフロアにおける少なくとも車両最後部に位置する第1の分割ラゲージフロアが、小分割ラゲージフロア毎にそれぞれ左右方向横開きに開閉させることによって、ラゲージフロアの下部に存する荷物収容凹部があたかも各小分割ラゲージフロアによって区画されたことになり、小さな荷物(例えば買い物入れ紙袋)を整頓した状態で収容することができ、或いは、高さの高い荷物を小分割ラゲージフロアによって支持した状態で荷物収容凹部内に収容でき、車両の走行中等に倒立してラゲージフロア内に散在したり、車室内に倒れ込むことを防止できるために、ハッチバックタイプのワゴン車等における車両用ラゲージフロア構造等に好適である。
1 車両
3 ラゲージルーム
4 荷物収容凹部
5 ラゲージフロア
6 第1の分割ラゲージフロア
7 第2の分割ラゲージフロア
8 第3の分割ラゲージフロア
11 棚状部形成部材
3 ラゲージルーム
4 荷物収容凹部
5 ラゲージフロア
6 第1の分割ラゲージフロア
7 第2の分割ラゲージフロア
8 第3の分割ラゲージフロア
11 棚状部形成部材
Claims (3)
- ラゲージフロアを車両前後方向に複数個分割すると共に、該分割ラゲージフロアのうち、少なくとも、前記車両最後部に位置する第1の分割ラゲージフロア又は該第1の分割ラゲージフロアを前記車両の左右方向に複数個分割して構成した小分割ラゲージフロアの一部を、前記車両の左右方向横開きに開閉可能に前記車両にヒンジ結合したことを特徴とする車両用ラゲージフロア構造。
- 前記第1の分割ラゲージフロアに隣接する第2の分割ラゲージフロアを、前記第1の分割ラゲージフロア側に移動可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の車両用ラゲージフロア構造。
- 前記第1の分割ラゲージフロアに隣接する前記第2の分割ラゲージフロアの裏面側に棚状部形成部材を配設し、該棚状部形成部材の前記車両前後方向一端側を前記第2の分割ラゲージフロアの裏面側における前記車両前後方向一端側に取着して、前記棚状部形成部材の前記車両前後方向他端側を前記第2の分割ラゲージフロアの裏面側における前記車両前後方向他端側に取外し可能に設置し、かつ、前記第2の分割ラゲージフロアの前記車両方向他端側において前記車両に開動可能に装着し、更に、前記第2の分割ラゲージフロアを前記車両に対して開動させて起立させた際に、前記棚状部形成部材の前記車両前後方向他端側を前記第1の分割ラゲージフロア又は前記車両の左右側方部に掛止することにより、前記棚状部形成部材により荷物等を載置する棚状部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ラゲージフロア構造。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007042366A1 (de) * | 2007-09-06 | 2009-03-12 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Kraftfahrzeuginneneinrichtung mit einem verschwenkbaren Ladeboden zur Laderaumunterteilung |
JP2010137610A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Toyota Boshoku Corp | 車両荷室構造 |
JP2019162975A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 林テレンプ株式会社 | 荷室構造およびデッキボード |
-
2005
- 2005-04-05 JP JP2005108342A patent/JP2006282126A/ja active Pending
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