JP2011073861A - ごみ箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ごみ箱を、上下に並列する収納部屋11を有するごみ箱本体10と、各収納部屋11の開口下縁に上下に揺動可能に支持される蓋20と、蓋20の上端に下端を中心に上下に揺動可能にそれぞれ支持され、ゴミ袋の投入口を開いた状態で保持するフレーム30およびホルダ50と、フレーム30上端を収納部屋11の天井に摺動可能に当接させるばね40と、を備える構成とする。各蓋20を開く向きに揺動させると、これに連動してフレーム30が収納部屋11の天井に摺動しつつ正面方向に引き出されてゴミ袋の投入口が現れる。収納部屋11に直接ゴミ袋をセットする形式のため、全体のコンパクト化が図られる。ばね40に代えて、フレーム30の上端左右にガイドピンを設け、これを収納部屋の左右上部に設けたガイドレールにより摺動可能に支持しても、同様の機能および効果が得られる。
【選択図】図2
Description
たとえば、図11に示すように、正面が開口するごみ箱本体10に、並列する複数の分別箱60を収めたごみ箱2がある。この分別箱60は、その下端部を中心に揺動自在にごみ箱本体10に収められており、揺動操作によりごみ箱本体10の開口から引き出し可能となっている(特許文献1参照)。
ここで、ゴミ袋(ごみ収集用ポリ袋)をセットした各分別箱60に投入するごみの種類を、地域の分別指示に対応させてあらかじめ決めておくと、ごみ箱2にごみを投入した時点で自動的に分別が行われるため、便利である。
また、分別箱60の上縁部がその揺動時にごみ箱本体10の天井に衝突しないように、図示のごとく、ごみ箱本体10の高さを分別箱60よりも十分に高くする必要がある。したがって、この観点からも大型化が避けられず、ごみの密閉性にも課題が残る。
内部にゴミ袋を収める一または複数の収納部屋を有し、各収納部屋が正面側に開口するごみ箱本体と、
前記ごみ箱本体の開口下縁に支持された下端を中心に上下方向に揺動可能であり、その揺動操作により開口を閉塞および開放する蓋と、
前記蓋の上端に支持された下端を中心に上下方向に揺動可能であり、収納部屋に収められたゴミ袋の投入口を開いた状態で当接させるフレームと、
前記ゴミ袋の投入口を前記フレームに固定するホルダと、
前記フレームを前記蓋から離れる向きに付勢することで、フレーム上端を前記ごみ箱本体の収納部屋の天井に摺動可能に当接させるばねと、を備える構成にしたのである。
内部がゴミ袋を収める一または複数の収納部屋を有し、各収納部屋が正面側に開口するごみ箱本体と、
前記ごみ箱本体の開口下縁に支持された下端を中心に上下方向に揺動可能であり、その揺動操作により開口を閉塞および開放する蓋と、
上端の左右にガイドピンを有し、前記蓋の上端に支持された下端を中心に上下方向に揺動可能であり、収納部屋に収められたゴミ袋の投入口を開いた状態で当接させるフレームと、
前記ゴミ箱の投入口を前記フレームに固定するホルダと、
前記収納部屋の左右上部で前記フレームの上端に有るガイドピンを摺動可能に支持するガイドレールと、を備える構成にしたのである。
ここから蓋を閉じる向きに揺動させると、これに連動してフレームは収納部屋の天井またはガイドレールに沿って摺動しながら背面方向に押し込まれ、フレームに保持されたゴミ袋は収納部屋内に収まる。このように、簡単な操作でごみを捨てることができ、収納部屋が複数有る場合にはごみの分別が可能となる。
図1から図7に示す第1実施形態のごみ箱1は、ゴミ袋Bを収納するごみ箱本体10と、ごみ箱本体10を開閉する蓋20と、ゴミ袋Bの投入口を固定するフレーム30およびホルダ50と、フレーム30を一方向に付勢するばね40と、を備える。
この上枠および中枠の背面には、図6のように下向きのフック13が左右に連続して形成されており、左右枠の下枠および中枠よりもやや上側には、軸受部14が形成されている。
また、蓋20の左右側には外向きのフランジ22が形成され、蓋20が収納部屋の開口を閉塞した際に、このフランジ22が箱枠12の左右枠に当接してストッパの役割を果たし、蓋20が収納部屋11の中に入り込まないようになっている。
したがって、図示のように、蓋20で収納部屋の開口を閉塞した際には、このスライダ25が箱枠12のフック13に係合してその閉塞状態がロックできるようになっている。
フレーム30の内径縁には、正面方向に突出する方環形のリング31が形成されており、このリング31からフレーム30の上端中央部にかけては切り欠かれて切り欠き部32を構成している。
箱本体10の収納部屋に収納されたゴミ袋Bは、図7のように、投入口が開いた状態でフレーム30の正面に当接するように装着されている。
ここで、図6(a)のように蓋20の軸受部23には、フレーム30を蓋20から離れる向きに付勢するばね40(トーションスプリング)が装填されており、これによりフレーム30のフック33を含む上端部は押し上げられて、箱本体10の収納部屋11の天井に当接している。
なお、図3のように、フレーム30の正面には周方向に並列する複数の凹部34が形成されている。
このホルダ50の左右側には、背面方向に突出するフック51が形成されており、図3のようにその背面には、丸みを帯びた複数のピン52が周方向に並列して形成されている。
ここで、ホルダ50をフレーム30に接近させると、そのフック51がフレーム30の左右縁に係合することで、図7のように、ホルダ50はゴミ袋Bの投入口を挟みこんだ状態でフレーム30に固定されるようになっている。
蓋20を閉塞した状態から開く向きに揺動させると、図2および図4のように、フレーム30は、これに連動してそのフック33が収納部屋11の天井を摺動しながら正面方向に引き出される。
したがって、フレーム30に固定されたゴミ袋Bの投入口が手前に現れ、ごみを投入できるようになっている。ここで、各収納部屋11を、その地域の分別指示に従った種類に割り振っておけば、自動的にごみを分別できる。
次に、フレーム30をばね40の付勢に抗して押し下げて、そのフック33の箱枠12のフック13への係合を解除し、さらに図5のようにフレーム30を揺動させて手前へと引き出す。
この状態でゴミ袋Bの投入口をフレーム30の切り欠き部32を通し、ゴミ袋Bをフレーム30から取り外す。この切り欠き部32があるために、ゴミ袋Bを取り外す際にフレーム30の環をくぐらせる必要がなく、作業性がよい。
ちなみに、ゴミ袋Bを取り付ける際には、上記したのと逆の動作、すなわちフレーム30へのゴミ袋Bのセット、ホルダ50のフレーム30への係合、フレーム30の押し下げおよび収納部屋11への押し込み、を順次行えばよいことはいうまでもない。
そして、ばね40を用いることなく、このガイドレール15にフレーム30上端のガイドピン35を差し込んで摺動可能に支持している点が、第1実施形態と構成が異なっている。
その他の構成については、後述する細部を除いて第1実施形態と同様であるから説明を省略する。
逆に、蓋20を閉じる向きに揺動させると、フレーム30はこれに連動して収納部屋11のガイドレール15に沿って摺動しながら背面方向に押し戻され収納部屋11内に収まる。このようにして、上述した第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
収納部屋の奥に向かうにつれて左右の幅が小さくなる楔形の差込口16は、逆止爪様の作用を奏するため、いったん差し込んだガイドピン35は通常の使用状態では差込口16から抜け出さず、フレーム30の全体が収納部屋11から外へと引き出されないようになっている。
また、ガイドレール15およびガイドピン35の位置も、それぞれ収納部屋11の左右上部、フレーム30の上端部の左右であるかぎり限定されない。たとえば、ガイドレール15を収納部屋11の天井の左右に設け、これに対応してガイドピン35をフレーム30の上端から上向きに突出して設けてもよい。この場合、差込口16は、箱枠12の上枠および中枠の左右端部に設けられていることは言うまでもない。
差込口16の構造も特に限定されないが、ガイドピン35の抜け止め作用を奏するものが好ましい。解除孔36は適宜省略可能である。
本発明の範囲は特許請求の範囲の記載に基づいて定められ、特許請求の範囲に示された内容を限度として、実施形態についてのあらゆる変更が可能であり、その変更可能な形態も当然に本発明に包含されるものとする。
ごみ箱本体10は、収納部屋11を各1つ有するボックスを上下方向等に連結することで形成してもよい。ごみ箱本体10の形状も、略直方体に限定されず、略立方体、略円筒体、などでもよい。
ばね40の種類、装填位置も限定されず、要はフレーム30が蓋20から離れる向きに付勢されればよい。
フレーム30の、収納部屋11からの抜け止め機構も、フック13、33に限定されない。
ホルダ50のフレーム30への係止構造もフック51に限定されない。また、ホルダ50は、フレーム30に軸支されてもよいし、まったくの別体としてフレーム30に脱着させる形式でもよい。逆にホルダ50をクリップ様のものとして、フレーム30に一体化させてもよい。
フレーム30とホルダ50の嵌合構造は、凹部34とピン52に限定されず、これらを入れ替えてもよいし、たとえば凸条と凹条をはめ合わせる形式でもよい。凹部34とピン52は適宜省略可能である。
2 従来のごみ箱
10 ごみ箱本体
11 収納部屋
12 箱枠
13 フック
14 軸受部
15 ガイドレール
16 差込口
20 蓋
21 タブ
22 フランジ
23 軸受部
24 ケーシング
25 スライダ
26 コイルスプリング
30 フレーム
31 リング
32 切り欠き部
33 フック
34 凹部
35 ガイドピン
36 解除孔
40 ばね(トーションスプリング)
50 ホルダ
51 フック
52 ピン
60 分別箱
B ゴミ袋
Claims (2)
- 内部がゴミ袋Bを収める一または複数の収納部屋11を有し、各収納部屋11が正面側に開口するごみ箱本体10と、
前記ごみ箱本体10の開口下縁に支持された下端を中心に上下方向に揺動可能であり、その揺動操作により開口を閉塞および開放する蓋20と、
前記蓋20の上端に支持された下端を中心に上下方向に揺動可能であり、収納部屋11に収められたゴミ袋Bの投入口を開いた状態で当接させるフレーム30と、
前記ゴミ袋Bの投入口を前記フレームに固定するホルダ50と、
前記フレーム30を前記蓋20から離れる向きに付勢することで、フレーム30上端を前記ごみ箱本体10の収納部屋11の天井に摺動可能に当接させるばね40と、を備えるごみ箱。 - 内部がゴミ袋Bを収める一または複数の収納部屋11を有し、各収納部屋11が正面側に開口するごみ箱本体10と、
前記ごみ箱本体10の開口下縁に支持された下端を中心に上下方向に揺動可能であり、その揺動操作により開口を閉塞および開放する蓋20と、
上端の左右にガイドピン35を有し、前記蓋20の上端に支持された下端を中心に上下方向に揺動可能であり、収納部屋11に収められたゴミ袋Bの投入口を開いた状態で当接させるフレーム30と、
前記ゴミ袋Bの投入口を前記フレームに固定するホルダ50と、
前記収納部屋11の左右上部で前記フレーム30の上端にあるガイドピン35を摺動可能に支持するガイドレール15と、を備えるごみ箱。
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JP6066242B1 (ja) * | 2016-02-16 | 2017-01-25 | 有限会社片山油店 | ゴミ箱 |
CN112193654A (zh) * | 2020-11-20 | 2021-01-08 | 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 | 一种医疗垃圾分类处理设备 |
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