JPH10117186A - システム時刻再生装置 - Google Patents

システム時刻再生装置

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JPH10117186A
JPH10117186A JP8270215A JP27021596A JPH10117186A JP H10117186 A JPH10117186 A JP H10117186A JP 8270215 A JP8270215 A JP 8270215A JP 27021596 A JP27021596 A JP 27021596A JP H10117186 A JPH10117186 A JP H10117186A
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JP
Japan
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system time
clock signal
frequency
control
output
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JP8270215A
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Isao Tsukaune
勲 塚畝
Atsuro Nishigaki
敦郎 西垣
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VCO回路を用いて、高速で正確かつ安価な
システム時刻再生装置を提供する。 【解決手段】 VCO回路1は、電圧値Xを受けて受信
側システムクロックf0を生成する。VCO特性記憶回
路2には、VCO回路1の周波数−電圧値特性に基づ
き、電圧値Vに対応するデジタル制御値Xと、周波数F
との対応を記憶しておく。累積加算器8は、送信側シス
テム時刻NSと、受信側システムクロックf0を基準と
してカウンタ16で生成した受信側システム時刻N0と
から、VCO回路1で再生すべき周波数Fを算出する。
D/A変換器14は、周波数Fに対応するデジタル制御
値XをVCO特性記憶回路2から受けてアナログの電圧
値Vに変換する。VCO回路1は、この電圧値Vに基づ
き、受信側システムクロックf0を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム時刻再生
装置に関し、特に、送信側から受けるシステム時刻に位
相同期したシステムクロックを再生することにより送信
側から受けるシステム時刻を復元するシステム時刻再生
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルデータを対象とする
デジタルメディアの分野においては、メディア間でのデ
ータの統合化を図る目的で、データ処理に関する国際規
格が設定されている。
【0003】こうした国際規格の一つであるMPEGシ
ステム規格では、デジタルデータを送信する送信側のシ
ステム時刻を、このデジタルデータを受信する受信側で
復元すること、および送信側のシステム時刻(以下、送
信側システム時刻NSと呼ぶ)に位相同期した27MHz
のシステムクロック(以下、受信側システムクロックf
0と呼ぶ)を再生することが規定されている。
【0004】したがって、受信側(たとえば、デジタル
TV)では、上記MPEG規格を満たすシステム時刻再
生装置を用意する必要がある。
【0005】図3は、従来のシステム時刻再生装置30
0の全体構成を示す概略ブロック図である。
【0006】システム時刻再生装置300は、VCXO
回路15を用いて、VCXO回路15から出力される信
号(受信側システムクロックf0)を基準として、カウ
ンタ16で送信側システム時刻NSを復元する(以下、
カウンタ16で復元したシステム時刻を受信側システム
時刻N0と呼ぶ)。
【0007】ここで、VCXO回路15とは、入力電圧
Vによって出力する信号の発振周波数を制御する電圧制
御水晶発振回路をさす。
【0008】このVCXO回路15を制御する入力電圧
は、送信側システム時刻NSと受信側システム時刻N0
との時刻差から算出した、送信側システムク時刻を生成
する基準となる送信側システムクロックfsと受信側シ
ステムクロックf0との周波数誤差△Fに基づき、算出
される。
【0009】この結果、VCXO回路15によって、送
信側システムクロックfsに位相同期した受信側システ
ムクロックf0が再生されると共に、この受信側システ
ムクロックf0を用いて、送信側システム時刻NSが復
元(すなわち、受信側システム時刻N0が送信側システ
ム時刻NSと一致)される。
【0010】以下、図3を参考に、システム時刻再生装
置300について、その動作を説明する。
【0011】図3に示すように、システム時刻再生装置
300は、カウンタ16と、差分器10と、周波数検出
器11とを備える。
【0012】カウンタ16は、VCXO回路15の出力
する発振周波数Fの受信側システムクロックf0を受け
て、受信側システム時刻N0を生成する回路である。
【0013】ここで、受信側システム時刻N0とは、シ
ステムクロックf0を一定回数カウントしたカウント値
である。
【0014】差分器10は、送信側システム時刻Nsと
カウンタ16で生成した受信側システム時刻N0との時
刻差△Nを検出する回路である。
【0015】差分器10は、式(1)に示す時刻差△N
を周波数検出器11に出力する。 △N=NSーN0 …(1) 周波数検出器11は、送信側システムクロックfsの周
波数と受信側システムクロックf0の周波数との差であ
る周波数誤差△Fを検出する回路である。
【0016】周波数検出器11は、式(2)にしたがっ
て、周波数誤差△Fを算出して、後述する電圧値変換器
12に出力する。
【0017】△F=△N/S …(2) ここで、Sとは、あらかじめ送信側と受信側とで取り決
めておいた送信側システム時刻NSの到達時間間隔であ
る。すなわち、送信側は、時間間隔Sでシステム時刻N
Sを受信側へ送信する。
【0018】システム時刻再生装置300はさらに、電
圧値変換器12と、累積器13と、D/A変換器14
と、VCXO回路15とを備える。
【0019】VCXO回路15は、前述したように、発
振回路の一つであって、入力電圧Vと出力される信号の
発振周波数Fとの間には、式(3)に示す関係が成立し
ている。
【0020】 F=A×V …(3) ここで、Aとは、係数であり一定値をとる。
【0021】D/A変換器14は、後述する累算器13
の出力するデジタル制御値Xをアナログ値に変換して、
前述した電圧値Vを得る回路である。
【0022】デジタル制御値Xと電圧値Vとは、式
(4)に示す関係となる。 V=B×X …(4) ここで、Bとは、係数であり一定値をとる。
【0023】電圧値変換器12と累積器13とは、周波
数誤差△Fが0となるようにVCXO回路15に印加す
る電圧値を調整するための回路である。
【0024】電圧変換器12は、周波数検出器11の出
力する周波数誤差△Fを受けて、デジタル制御値Xを更
新するための累積値△Xを算出する。
【0025】ここで、式(3)および式(4)から、式
(5)の関係が成立している。 F=A×B×X …(5) したがって、電圧変換器12の出力する累積値△Xは、
式(6)を満たす値に設定しておく。
【0026】 △X=△F/(A×B) …(6) 累算器13は、電圧値変換器12から累積値△Xを受け
て、デジタル制御値Xを更新する。更新は、式(7)に
したがって行う。
【0027】 X←X+△X …(7) この結果、VCXO回路15は、更新したデジタル制御
値Xに基づく電圧値Vを受けて、周波数誤差△Fが0と
なる受信側システムクロックf0を生成することができ
る。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシステ
ム時刻再生装置300は、以上のように構成されいるた
め、価格的に高価なVCXO回路を使用しており、これ
を量産品(例えば、デジタルTV)に組み込んで製品と
して生産すると、1台あたりのコストが増大するという
問題があった。
【0029】一方、同じく入力電圧によって発振周波数
を制御することができる機能をもつVCO回路(電圧制
御発振回路)を採用すると、VCXO回路に比べてはる
かに安価になるという利点がある。
【0030】しかし、VCO回路を採用するにあたって
は、以下に示す問題がある。図4は、VCO回路の周波
数−電圧値特性を説明するための図である。
【0031】図4に示すように、VCO回路の周波数−
電圧特性(以下、VCO特性と呼ぶ)は、非線形であ
り、フィルタ係数となる(A×B)が電圧値Vによって
大幅に変化する。
【0032】さらに、VCO回路のVCO特性は、それ
を構成する部品のばらつきや、実際の実動状況によって
も変化する。
【0033】したがって、式(1)から式(7)を用い
て、簡単にデジタル制御値Xを算出することができな
い。
【0034】また、VCO回路は、入力する電圧値Vの
微少な変化に対しても、大きく応答するため、VCXO
回路に比べて、出力する発振周波数Fの安定性に欠け
る。
【0035】そこで、本発明は、かかる問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、安価なVCO
回路を用いて低コスト化を図ると共に、搭載するVCO
回路にあわせた適切なデジタル制御値Xを瞬時に検出す
ることで、高速でより正確なシステム時刻再生装置を提
供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1の係るシステム
時刻再生装置は、送信側から第1のクロック信号に基づ
き生成された第1のシステム時刻をうけて、第1のクロ
ック信号に位相同期した第2のクロック信号を生成する
とともに、第2のクロック信号をもとに、第1のシステ
ム時刻を復元するシステム時刻再生装置であって、第2
のクロック信号をもとに、第1のシステム時刻を復元す
る分周器と、第1のシステム時刻と、分周器から出力さ
れる第2のシステム時刻とに基づき、第1のクロック信
号と第2のクロック信号との周波数差を検出して、累積
する周波数検出手段と、周波数検出手段から出力される
周波数に対応する制御値を予め記憶する記憶手段と、周
波数検出手段から出力される周波数に対応する制御値を
記憶手段から受けて、制御値をアナログの電圧値に変換
するD/A変換回路と、電圧値を受けて、第2のクロッ
ク信号を生成するVCO回路とを備え、制御値は、予め
測定したVCO回路の入出力特性に基づき算出したデジ
タル値であって、VCO回路が、第1のクロック信号と
の周波数差が0となる第2のクロック信号を生成するた
めに必要とする電圧値に対応する値である。
【0037】請求項2に係るシステム時刻再生装置は、
送信側から第1のクロック信号に基づき生成された第1
のシステム時刻をうけて、第1のクロック信号に位相同
期した第2のクロック信号を生成するとともに、第2の
クロック信号をもとに、第1のシステム時刻を復元する
システム時刻再生装置であって、制御値を受けて、第2
のクロック信号を生成する電圧発生手段と、外部からの
指示に基づき、電圧発生手段の特性を検出するために、
制御値と、第1、第2および第3の制御信号とを発生す
る制御手段と、制御手段の第1の制御信号に基づき、制
御手段から出力される制御値に対応して電圧発生手段か
ら出力される第2のクロック信号の周波数を測定する測
定手段と、制御手段の第2の制御信号に基づき、測定手
段で測定された周波数と、制御手段から出力される制御
値との対応を記憶する記憶手段と、第2のクロック信号
をもとに、第1のシステム時刻を復元する分周器と、第
1のシステム時刻と、分周器から出力される第2のシス
テム時刻とに基づき、第1のクロック信号と第2のクロ
ック信号との周波数差を検出して、累積する周波数検出
手段と、制御手段の第3の制御信号に基づき、制御手段
から出力される制御値と、周波数検出手段から出力され
る周波数に対応して記憶手段から出力される制御値とを
選択的に切換えて電圧発生手段に出力するスイッチ手段
とを備え、電圧発生手段は、スイッチ手段から出力され
る制御値をアナログの電圧値に変換するD/A変換回路
と、電圧値に基づき、第2のクロック信号を発生するV
CO回路とを備える。
【0038】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1におけ
るシステム時刻再生装置100の全体構成を示す概略ブ
ロック図であり、図3に示した従来のシステム時刻再生
装置300と共通する構成要素には、同一の参照番号お
よび参照符号を付し、その説明を省略する。
【0039】本発明の実施の形態1におけるシステム時
刻再生装置100が、従来のシステム時刻再生装置30
0と異なるのは、VCXO回路15に代えて、VCO回
路1を備えること、電圧値変換器12と累積器13とに
代えて、累積加算器8とVCO特性記憶回路2とを備え
ること、および周期検出器7を備えることにある。
【0040】システム時刻再生装置100は、予め計測
したVCO回路1(D/A変換器14を含む)のVCO
特性であるデジタル制御値X(すなわち、電圧値V)
と、与えられたデジタル制御値X(すなわち、電圧値
V)によって発生する信号の周波数との関係を記憶する
VCO特性記憶回路2と、VCO回路1で再生すべき信
号の周波数Fを算出する累積加算器8を用いて、VCO
回路1で送信側システム時刻NSに位相同期した受信側
システムクロックf0を再生する。
【0041】すなわち、システム時刻再生装置100
は、VCO特性記憶回路2を用いて、累積加算器8の指
定する周波数Fに対応するデジタル制御値Xを瞬時に読
み出し、VCO回路1を制御すことができるので、高速
でかつ正確な受信側システムクロックf0の再生(すな
わち送信側システム時刻の復元)が可能となる。
【0042】以下、図1を参考に、システム時刻再生装
置100の動作について説明する。累積加算器8は、周
波数検出器11から出力される周波数誤差△Fから、V
CO回路1で再生すべき周波数Fを算出する。この周波
数Fは、式(8)に従って、求められる。
【0043】 F←F+△F …(8) VCO特性記憶回路2は、図示しないメモリを備える回
路である。このメモリとして、ROM等が挙げられる。
【0044】メモリには、搭載するVCO回路1(D/
A変換器14を含む)のVCO特性を予め計測した結果
に基づき、周波数Fに対応するデジタル制御値Xを記憶
する。
【0045】ここで、メモリのアドレス指定方法として
は、周波数Fをそのままメモリアレイのアドレスとする
方法であっても、周波数Fをアドレス変換してアドレス
を算出する方法をもちいてもかまわない。
【0046】VCO特性記憶回路2は、前段の累積加算
器8から周波数Fを受けて、対応するメモリセルからデ
ジタル制御値Xを読み出して、後段のD/A変換器14
に出力する。
【0047】なお、周期検出器7は、送信側システム時
刻NSの到着時間間隔Sを算出する回路である。
【0048】デジタルTVの分野では、送信側は、常に
一定の時間間隔でシステム時刻NSを送信するとは限ら
ず、また伝送経路で発生するフェージングやジッタ等の
影響によって、その時間間隔Sがずれる場合があるから
である。
【0049】具体的には、周期検出器7は、今回受けた
システム時刻NSと前回受けたシステム時刻NSとの差
をもとに、到着時間間隔Sを順次算出して、周波数検出
器11に出力する。
【0050】周期検出器7は、式(9)にしたがって、
時間間隔Sを算出する。 S=[NS(今回)−NS(前回)]/FS …(9) ここで、FSとは、送信側システムクロックfsの周波
数を示し、予め送信側と受信側との間で取り決められた
値である。
【0051】以上の構成によって、システム時刻再生装
置100は、VCO回路を用いて、瞬時にかつ正確に送
信側システム時刻NSに位相同期した受信側システムク
ロックf0を再生することができる。
【0052】[実施の形態2]図2は、本発明の実施の
形態2におけるシステム時刻再生装置200の全体構成
を示す概略ブロック図であり、図1既にに示したシステ
ム時刻再生装置100と共通する構成要素には、同一の
参照番号および参照符号を付し、その説明を省略する。
【0053】本発明の実施の形態2におけるシステム時
刻再生装置200が、従来のシステム時刻再生装置30
0と異なるのは、VCXO回路15に代えて、VCO回
路1を備えること、電圧値変換器12と累積器13とに
代えて、累積加算器8とVCO特性記憶回路2とを備え
ること、周期検出器7を備えること、そしてスイッチ5
およびVCO特性検出回路6を備えることにある。
【0054】システム時刻再生装置200は、システム
時刻再生装置100の機能に加えてさらに、VCO特性
検出回路6を用いて、搭載するVCO回路1(D/A変
換器14を含む)のVCO特性を検出し、VCO特性記
憶録回路2に記憶するデジタル制御値Xの書換えを行な
うことが可能な機能を有する。
【0055】すなわち、システム時刻再生装置200で
は、適宜、VCO特性記憶回路2のデータを書換えるこ
とができるので、高速でより正確な受信側システムクロ
ックf0の再生(すなわち、システム時刻の復元)が可
能となる。
【0056】以下、図2を参考にして、システム時刻再
生装置200の動作について説明する。
【0057】VCO特性検出回路6は、調整制御回路4
と周波数測定器3とを備える。調整制御回路4は、外部
からの指示にしたがい、テスト制御値X0と後述する制
御信号を生成して出力する。
【0058】スイッチ5は、VCO特性記憶回路2から
デジタル制御値Xを受け、調整制御回路4からテスト制
御値X0を受けて、いずれか一方を後段のD/A変換器
14に出力する回路である。
【0059】スイッチ5の制御は、調整制御回路4が出
力するスイッチ制御信号SPが行なう。
【0060】具体的には、通常は、デジタル制御値Xを
出力し、スイッチ制御信号SPを受けると、テスト制御
値X0を出力する。
【0061】周波数測定器3は、VCO回路1の出力す
る受信側システムクロックf0の周波数を測定する回路
であり、内部に図示しないクロックカウンタを備える。
【0062】周波数測定器3の制御は、調整制御回路4
が出力するスタートタイミング信号STが行なう。な
お、スタートタイミング信号STを受けるのは、スイッ
チ5が、テスト制御値X0を出力する場合に限られる。
【0063】具体的には、スタートタイミング信号ST
を受けると、クロックカウンタが初期化される。クロッ
クカウンタは、テスト制御値X0に対応してVCO回路
1が出力する受信側システムクロックf0のをカウント
して、周波数としてカウント値を出力する。
【0064】VCO特性記憶回路2は、調整制御回路4
が出力するライトイネーブル信号REを受けると、周波
数測定器3の出力するカウント値に基づきメモリの書換
えを行なう。
【0065】本発明の実施の形態2においては、VCO
特性記憶回路2のメモリとして、フラッシュメモリもし
くは、EPPROM等が挙げられる。
【0066】この結果、VCO回路1のVCO特性が変
化しても、再度メモリセルの内容を書換えることができ
る。
【0067】以上の構成によって、システム時刻再生装
置200は、VCO特性検出回路6を用いて、VCO回
路1のVCO特性を適宜、検出することによって、瞬時
にかつより正確に、送信側システム時刻NSに位相同期
した受信側システムクロックf0を再生することができ
る。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、VCO
特性を予め記憶しておくことで、VCO回路を用いて、
瞬時にかつ正確に送信側システム時刻NSに位相同期し
た受信側システムクロックf0を再生することが可能と
なり、併せて、送信側システム時刻の復元が可能とな
る。
【0069】さらに、本発明によれば、VCO特性を再
測定してVCO特性の記憶を書換えることで、瞬時にか
つより正確に送信側システム時刻NSに位相同期した受
信側システムクロックf0を再生することが可能とな
り、併せて、送信側システム時刻の復元が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるシステム時刻再
生装置の全体構成を表わした概略ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2におけるシステム時刻再
生装置の全体構成を表わした概略ブロック図である。
【図3】従来のシステム時刻再生装置の全体構成を表わ
した概略ブロック図である。
【図4】VCO回路における周波数−電圧値特性を説明
するための図である。
【符号の説明】 1 VCO回路 2 VCO特性記憶回路 3 周波数測定器 4 調整制御回路 5 スイッチ 6 VCO特性検出回路 7 周期検出器 8 累積加算器 10 差分器 11 周波数検出器 14 D/A変換器 16 カウンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側から第1のクロック信号に基づき
    生成された第1のシステム時刻をうけて、前記第1のク
    ロック信号に位相同期した第2のクロック信号を生成す
    るとともに、前記第2のクロック信号をもとに、前記第
    1のシステム時刻を復元するシステム時刻再生装置であ
    って、 前記第2のクロック信号をもとに、前記第1のシステム
    時刻を復元する分周器と、 前記第1のシステム時刻と、前記分周器から出力される
    第2のシステム時刻とに基づき、前記第1のクロック信
    号と前記第2のクロック信号との周波数差を検出して、
    累積する周波数検出手段と、 前記周波数検出手段から出力される周波数に対応する制
    御値を予め記憶する記憶手段と、 前記周波数検出手段から出力される前記周波数に対応す
    る前記制御値を前記記憶手段から受けて、前記制御値を
    アナログの電圧値に変換するD/A変換回路と、 前記電圧値を受けて、前記第2のクロック信号を生成す
    るVCO回路とを備え、 前記制御値は、予め測定した前記VCO回路の入出力特
    性に基づき算出したデジタル値であって、前記VCO回
    路が、前記第1のクロック信号との前記周波数差が0と
    なる前記第2のクロック信号を生成するために必要とす
    る前記電圧値に対応する値である、システム時刻再生装
    置。
  2. 【請求項2】 送信側から第1のクロック信号に基づき
    生成された第1のシステム時刻をうけて、前記第1のク
    ロック信号に位相同期した第2のクロック信号を生成す
    るとともに、前記第2のクロック信号をもとに、前記第
    1のシステム時刻を復元するシステム時刻再生装置であ
    って、 制御値を受けて、前記第2のクロック信号を生成する電
    圧発生手段と、 外部からの指示に基づき、前記電圧発生手段の特性を検
    出するために、前記制御値と、第1、第2および第3の
    制御信号とを発生する制御手段と、 前記制御手段の前記第1の制御信号に基づき、前記制御
    手段から出力される前記制御値に対応して前記電圧発生
    手段から出力される前記第2のクロック信号の周波数を
    測定する測定手段と、 前記制御手段の前記第2の制御信号に基づき、前記測定
    手段で測定された前記周波数と、前記制御手段から出力
    される前記制御値との対応を記憶する記憶手段と、 前記第2のクロック信号をもとに、前記第1のシステム
    時刻を復元する分周器と、 前記第1のシステム時刻と、前記分周器から出力される
    第2のシステム時刻とに基づき、前記第1のクロック信
    号と前記第2のクロック信号との周波数差を検出して、
    累積する周波数検出手段と、 前記制御手段の前記第3の制御信号に基づき、前記制御
    手段から出力される前記制御値と、前記周波数検出手段
    から出力される周波数に対応して前記記憶手段から出力
    される前記制御値とを選択的に切換えて前記電圧発生手
    段に出力するスイッチ手段とを備え、 前記電圧発生手段は、 前記スイッチ手段から出力される前記制御値をアナログ
    の電圧値に変換するD/A変換回路と、 前記電圧値に基づき、前記第2のクロック信号を発生す
    るVCO回路とを備える、システム時刻再生装置。
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