JP3508048B2 - 標本化クロック再生回路 - Google Patents
標本化クロック再生回路Info
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Description
回路に関し、特に画像信号を符号化して伝送する伝送シ
ステムにおいて受信側で標本化クロックを再生するため
の標本化クロック再生回路に関するものである。
レビ画像信号をこの画像信号に同期した標本化クロック
で標本化して符号化し伝送した場合、受信側で画像信号
を復号化するために標本化クロックを再生する必要があ
る。この様な、標本化クロックの再生をなす従来技術と
して、特開平54−51305号公報や特開昭63−2
34454号公報に示される様な構成がある。
ックと伝送路クロックとの周波数のカウントの値を相対
周波数情報ΔSとして求めて受信側に伝送する。受信側
では、再生伝送路クロックと周波数のカウントのずれを
受信側の相対周波数情報ΔRとして求め、相対周波数情
報の差分Δ=ΔS−ΔRの値により、受信側の再生標本
化クロック用VCXO(電圧制御発振器)の発振周波数
を制御して、送信側と受信側との周波数情報が一致する
ようにして、送信側の標本化クロックに周波数同期した
標本化クロックを再生するものである。
り、(a)の送信側において、テレビ信号はA/D変換
器1にて標本化クロック発生器2からの標本化クロック
により標本化されつつディジタル信号に変換される。こ
のディジタル信号は多重化器6にて相対周波数情報ΔS
と共に多重化されて、伝送路クロック発生器5からの伝
送路クロックにより図示せぬ伝送路を介して伝送され
る。
て、この分周周期毎における標本化クロックの数をカウ
ンタ3にて計数した数を相対周波数情報ΔSとして、多
重化器6へ送出されるようになっている。
らの伝送路クロックが伝送路クロック発生器8にて再生
される。一方、再生標本化クロックを生成するためのV
CXO18が設けられており、先の再生伝送路クロック
を分周器9でN分周した周期毎に当該再生標本化クロッ
クをカウンタ10で計数した値を受信側相対周波数情報
ΔRとしている。
から分離された送信側相対周波数情報ΔSと減算器11
にて減算され、この差分Δがディジタルフィルタ16を
介してD/A変換器17へ入力されてアナログ化され、
VCXO18の制御電圧となるものである。これによ
り、受信側の相対周波数情報ΔRが制御され、更に差分
Δが変化制御されるというフィードバックループ制御が
行われて、最終的には、差分信号Δが0となるところに
収束するようになるのである。
生するためには標本化クロックを送信側に高精度に追従
させて発生させる必要があるが、相対周波数情報の精度
だけ周波数の誤差変動を生じる。この変動を小さくする
ために、フィードバックループのフィルタの時定数を大
きくすると、定常ジッタは減少するが、送受で周波数が
ずれた場合に、周波数が一致するまでの引込み時間がか
かる欠点があった。
で特性にばらつきがあり、かつフィードバックループの
時定数による応答時間の遅れがあるため、誤差信号Δか
ら正確な標本化クロックの周波数補正を行なって、引込
み時間を短くしようとしても簡単に行なえなかった。引
込みを高速にできたとしても、引込み時間は、従来の方
式では周波数情報が送られてくる制御周期(数十ms)
に対して10倍以上の秒のオーダの時間が必要であっ
た。
伝送する場合、多段に接続される場合があり、このとき
標本化クロックの追従性が問題となる。すなわち、中央
局から地方局に分配した信号が、地方の各局を経て再び
送信の中央局まで戻すシステム構成と、その信号を基準
信号として放送系を運用したり戻ってきた信号を見て正
しく伝送されていることを確認する様なシステム構成が
行われる。
一旦アナログ信号に戻されるため、符号化復号化が何回
も多段に繰り返されることになり、場合によっては20
〜30段も、行われることになる。このとき、引込み時
間は安定性を犠牲にして引込みを時間を短くしても、1
段で数秒かかるとすると、30段の最終段では、1分以
上引込み時間がかかることになり、この時間の間は再生
した標本化クロックが安定せず、従って再生TV画像の
品質がこの間劣化するという欠点があった。
て、変動の大きい場合は時定数を小さくして、安定して
いる場合は時定数を大きくする方法があるが、最短の時
間で引込むために、時定数の特性の種類と切替えのタイ
ミングやVCXOのフィードバック系を安定に制御する
必要があるが、制御が難しく満足する結果が得にくいと
いう問題があった。
号Δに比例して発生させるのではなくて、差分信号が大
きいときには高速に引込むために利得を大きくし、差分
信号Δが小さいときには周波数が安定する様に小さい利
得となる様な非線形利得の特性を誤差信号Δに与える回
路を設けてVCXOを制御することにより、自動的に高
速引込みと周波数安定化を図る制御方法がある。しかし
ながら、この方法では、安定時の引込み周波数を高くし
ようとすると誤差信号の小さいところの傾きを小さくす
る必要があり、この制御特性に従って漸近線的に引込み
が行われるため、引込み時間をある程度改善できるが、
引込みの時間を秒のオーダ以下にするのは困難であっ
た。
生方式において引き込み時間が秒のオーダかかるという
欠点をなくして、引き込み時の高速引き込み時間を、制
御周期のオーダの時間(数十ミリ秒)に短くすると共
に、定常時の周波数安定性を非常に高くできるようにし
た標本化クロック再生回路を提供することである。
においてディジタル信号の標本化周波数とこのディジタ
ル信号の伝送路クロックとの相対周波数情報を一定周期
毎に計数して当該ディジタル信号と共に送信するように
した伝送システムにおける標本化クロック再生回路であ
って、受信側において、受信情報から前記伝送路クロッ
クを再生する手段と、再生標本化クロックを生成する標
本化クロック生成手段と、この再生標本化クロックと再
生された伝送路クロックとの相対周波数情報を生成する
手段と、この受信側の相対周波数情報と送信側の相対周
波数情報との差分を検出する減算手段と、この差分に応
じて前記再生標本化クロックの角速度情報を生成する手
段と、この角速度情報に従って位相角情報を生成する位
相角生成手段とを含み、この位相角情報に応じて前記再
生標本化クロック生成手段は前記再生標本化クロックを
生成するようにしたことを特徴とする標本化クロック再
生回路が得られる。
度情報を積分して位相角情報を生成するようにしたこと
を特徴とし、また、前記減算手段は、前記送信側の相対
周波数情報を平均化してこの平均化された送信側相対周
波数情報と前記受信側の相対周波数情報との差分を検出
するようにしたことを特徴とする。
は、前記再生された伝送路クロックを所定分周比で分周
して得られた周期毎の前記再生標本化クロックの計数値
を前記再生相対周波数情報とすることを特徴とし、ま
た、前記相対周波数情報を生成する手段は、前記再生標
本化クロックを所定分周比で分周して得られた周期毎の
前記再生伝送クロックの計数値を前記再生相対周波数情
報とすることを特徴とする。
手段は、前記位相角情報に応じた位相角を有するPCM
の正弦波を生成する正弦波生成手段と、このPCM正弦
波をアナログ信号に変換する手段と、このアナログ信号
を矩形波に変換して前記再生標本化クロックを出力する
手段とを有することを特徴とし、前記正弦波生成手段
は、前記位相角情報の各々に対応した位相角を有するP
CMの正弦波情報を予め格納した読出し専用メモリであ
ることを特徴とする。
対周波数情報ΔSと受信側相対周波数情報ΔRとの差分
Δを検出して、この差分Δに従って再生標本化クロック
の角速度の値を制御する。この角速度を積分して位相角
を得て、この位相角に従って再生標本化クロックを生成
することで、差分Δがゼロになるようになって、送信側
の標本化クロックと受信側の再生標本化クロックとの周
波数が等しく制御される。
位相角から再生標本化クロックを得ているので、誤差信
号から正確に周波数補正を行うことが可能である。この
場合、所定の周期Tで上記差分Δの制御を行うことによ
り、当該周期T毎に正確な周波数制御が可能であり、こ
の制御周期を数十msとすると、一段当りの周波数応答
の遅延は数十msとなるので、再生側のみを考えると、
30段でも高々3秒に収まることになる。よって、本発
明では、制御周期毎に正確に周波数補正を行うことがで
きるので、次の制御周期では、正しく補正された周波数
の標本化クロックを得ることができ、高速引き込みが可
能となるのである。
実施例を説明する。
図であり、図7と同等部分は同一符号により示されてい
る。送信側の構成である図1(a)のブロックは従来の
構成である図7(a)のそれと同一であり、その説明は
省略する。図1(b)は受信側の構成を示すブロック図
であり、伝送路クロック発生器8にて再生された伝送路
クロックは分周器9にてN分周されて当該分周周期T毎
にカウンタ10の計数動作を制御する。すなわち、カウ
ンタ10はこの周期T毎に再生標本化クロックの計数を
なすものであり、本例では、計数精度を向上せしめるた
めに標本化クロック発生回路14から再生標本化クロッ
クを計数する代わりに、位相角発生器の出力である位相
角情報の計数を行っている。
ΔRであり、この受信側相対周波数情報ΔRと送信側相
対周波数情報ΔSとの差分Δが減算器11にて算出され
る。この差分Δは角速度発生器に12へ供給されてこの
差分に応じた角速度情報が生成される。この角速度情報
は位相角発生器13へ入力されてこの角速度情報が積分
されることにより、位相角情報が生成される。そして、
この位相角情報の応じた周波数の標本化クロックが標本
化クロック発生器14にて生成され、再生標本化クロッ
クとして導出される。
伝送システムに用いられるが、この画像符号化伝送シス
テムの伝送クロック周波数が155.52MHzであ
り、標本化周波数が14.31818MHz(4倍のサ
ブキャリア周波数Fsc)に設定されており、画像信号を
10ビットでA/D変換して伝送する。
レームの周期の512倍毎の周期で送られる。すなわ
ち、周期Tは64msとなる。従って、相対周波数情報
ΔSは周期T毎の送信側の標本化周波数のカウント値M
であり、Mは約916364となる。
程度であるので、下位の8ビッから10ビットを相対周
波数情報ΔSとして送る。受信側では、この情報を元に
標本化クロックを再生する。相対周波数情報ΔSが1変
化すると、1/M=1/916364=1.1ppm の周
波数ずれが生じたことになり、すなわちΔSの量子化精
度はこれだけであることになる。
成で追従精度を良くすると、相対周波数情報の量子化雑
音の影響が再生標本化クロックに現れる恐れがある。こ
れを改善する方法として相対周波数情報の精度を平均化
処理によって高める様に構成することができる。この構
成を第2の実施例として図2に示す。
施例と実質的に同一であるので、当該第2の実施例の説
明で代替するものとする。
符号にて示しており、受信側における標本化クロック再
生部分のみを抽出して示しているが、他は図1の例と同
等である。図1の分離器7から分離された送信側相対周
波数情報ΔSは平均化回路21に平均化処理されて減算
器11の一入力となっている。伝送路クロック発生器8
からの伝送路クロックは分周器9にて1/Nに分周さ
れ、基準周期Tを発生してカウンタ10へ供給される。
で示される再生標本化クロックの数を計数して、この計
数値を受信側相対周波数情報ΔRとして減算器11の他
入力とする。減算器11は両入力の減算を行って誤差Δ
を生成する。角速度発生器12は当該誤差から補正すべ
き角速度の値を求め、元の角速度にこれを加算して補正
された角速度として位相角発生器13へ供給する。
22から供給される基本クロック毎に角速度を加算して
位相角を算出し、カウンタ10及び標本化クロック発生
器14へ供給する。標本化クロック発生器14は標本化
クロックの位相角からこの位相角に応じたPCMの正弦
波を発生し、これをD/A変換して更に矩形波に整形処
理して再生標本化クロックを生成する。
発生する様にしても良いが、発生回路が簡単になる様
に、伝送路クロック発生器8からの伝送路クロックを分
周して出力する構成手とするのが良い。この基本クロッ
クの周波数は、標本化クロックの周波数がナイキスト周
波数以下になる様に、その2倍以上の値に選ぶ必要があ
るが、ここでは3〜4倍の値にする。
化回路21はΔSの量子化の誤差の影響を少なくするた
め、以前の8サンプル(または4サンプル)の平均を求
め、平均化した送信側の周波数情報として、小数点以下
3ビットの精度で出力する。ΔSが急激に変化したとき
は、平均化を行なっていると周波数追従が遅れるので、
その場合は平均化を行なわないで、そのままの値を出力
する。
信側周波数情報ΔSから受信側周波数情報ΔRの差分を
求め、差分信号Δを出力する。角速度発生器12は標本
化クロック周期毎の角速度を発生する。それまでの角速
度Wに対して、誤差信号Δだけ周波数を高めるために
は、角速度Δ/Mだけ補正する。
クロックFSが回転する角度となる。基準クロックを伝
送路クロックFLの1/4=38.88MHzの値に設
定するとすると、標本化クロックの中心周波数の角速度
Wo は360度×(4・FS/FL)=132.575
72度となる。誤差信号がΔの場合、角速度の補正はW
o ×(Δ/M)の値で行われる。
6度となり、角速度を表すのに、360度を2のnビッ
トの値で示すこととし、その大きさで正規化して表すと
すると、単位角速度の0.0001446度は1/24
88321の値となり、少なくとも21ビット以上の精
度が必要である。単位角速度は21ビット(20971
52)では1の大きさ、24ビット(8388608)
では7の大きさとなる。ちなみに、中心周波数の角速度
は21ビットのとき772310、24ビットのとき6
17447となる。
は3ビット)を有することにより、単位角速度の精度は
24ビットで角速度を示すことにする。角速度Wは前回
の角速度Wに誤差信号による補正値(Δ×7)を加算し
て補正された角速度を出力する。電源投入のときなど
で、リセットが行われたときは、中心周波数の角速度W
o (6178447)の値を最初は出力する。
ク毎に積分して位相角θを得て出力する。24ビットの
精度で積分を行なう。24ビットを超えた値は360度
を超えた値なので捨てる。38.88MHzのクロック
周期で24ビットの積分を行なうには高速の素子が必要
であるが、4相に展開して9.72MHzのクロックで
積分を行い、各積分値を、38.88MHzで選択切替
える構成にすれば、通常の素子で構成できる。
ビット数がカウンタ7に供給され、同様に標本化クロッ
ク発生器14に供給される。本実施例では、カウンタに
は上位3ビット、標本化クロック発生器14には上位8
ビットが供給される。
を図3に示す。正弦波テーブル31とD/A回路32と
矩形波回路33とから構成される。正弦波テーブル31
は8ビットの位相角に対するPCMの正弦波を発生する
ROM(リード専用メモリ)で、8ビットの位相角に対
する8ビットの正弦波信号を出力し、D/A回路32は
PCM値をアナログの正弦波信号に変換し、矩形波回路
33で正弦波を矩形波に変換して標本化クロックを得
る。得られた標本化クロックはD/A変換器15に供給
される。
具体的構成例を示す。標本化クロック発生器14の回路
を簡単にする方法として、正弦波テーブル31及びD/
A変換器32にビット数を少なくして、得られた荒い精
度の標本化クロック信号を、Qが高いタンク回路または
BPFを通過させて精度の高いクロックを得る方法であ
る。
いるクロック波形発生器34の具体的構成例を示す。標
本化クロックに用いる位相角の精度を3〜4ビットにし
て、ROMによる正弦波テーブル31を用いないで、ク
ロック波形発生器34を用いる。位相角からPCM値の
正弦波を求める代わりに、演算によりPCM値の三角波
を得る。
(N=2のn乗)の値をとる。三角波の出力信号Yは、
位相角の信号の上位nビットの信号値iから以下の変換
で求められる。
値は0,1,2,1,0,−1,−2,−1,0のPC
M値をとる。この三角波形の信号を近似的に正弦波の代
わりに用いることができる。3ビットの信号であれば、
D/A変換も簡単に行なうことが可能である。
MHzの伝送路クロックから38.88MHzの基本ク
ロックを発生する。カウンタ10は標本化クロックの数
を位相角からカウントしフリーカウントする。位相角の
上位3ビットが000〜111の間で変化するが、11
1から000に変化した時、すなわち0度を越えた時、
カウンタのカウントを行う。整数のカウント値と小数点
以下3ビットの位相角の信号値は周期T毎に標本化さ
れ、前回との差を演算して周期Tでのカウント値を求
め、受信側の周波数情報ΔRとして減算器2に供給す
る。
から伝送路クロックを再生する。155.52MHzの
伝送路クロックはそのままの周波数では高速動作の回路
が必要となるので、8分周したワード単位のクロック1
9.44MHzを得て、各信号はワード毎に19.44
MHzのクロックで処理される場合がある。この時は、
ワード単位のクロックから2倍の基準クロックを発生す
るか、ワード単位のクロックを求める時に2倍の周波数
(38.88MHz)が得られる様に構成する。
(155.52MHz)を8×2430分周して8KH
zの周波数が得られるが、これを更に512分周して周
期Tを得る。
法として、平均化は行わないでそのまま誤差信号Δを求
め、誤差信号から各値を補正する時に適応的に補正量を
変える構成とする。送信側周波数情報ΔSと誤差信号の
変化状態を見て変化が少なくなったら安定状態と判定し
て、角速度の補正値を予め定められた変化量の値以下に
リミットして補正する方法がある。この場合には、小数
点以下の演算が不要となるので、回路が少し簡単にでき
る。
情報をカウントする周期Tを求め、この周期における伝
送路クロックの数をカウンタでカウントし、この値を相
対周波数情報とする構成である。第1の実施例と比較し
て、分周器とカウンタを動作させるクロックが逆にな
る。その他の構成は同じである。
信号から補正した角速度を求め、差分信号の誤差を補正
した角速度を基本クロック周期毎に積分して位相角を得
て、これを基に標本化クロックを発生するため、制御周
期Tの時間(数十msの時間)で素早く周波数追従で
き、また平均化の方法または振幅制限の方法を用いれ
ば、周波数精度を非常に高くすることができることによ
り、引込みを高速にかつ精度が高く安定した標本化クロ
ックを再生することが可能となる。
側、(b)は受信側の各ブロック図である。
る。
ある。
送信側、(b)は受信側の各ブロック図である。
あり、(a)は送信側、(b)は受信側の各ブロック図
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 送信側においてディジタル信号の標本化
周波数とこのディジタル信号の伝送路クロックとの相対
周波数情報を一定周期毎に計数して当該ディジタル信号
と共に送信するようにした伝送システムにおける標本化
クロック再生回路であって、受信側において、受信情報
から前記伝送路クロックを再生する手段と、再生標本化
クロックを生成する標本化クロック生成手段と、この再
生標本化クロックと再生された伝送路クロックとの相対
周波数情報を生成する手段と、この受信側の相対周波数
情報と送信側の相対周波数情報との差分を検出する減算
手段と、この差分に応じて前記再生標本化クロックの角
速度情報を生成する手段と、この角速度情報に従って位
相角情報を生成する位相角生成手段とを含み、この位相
角情報に応じて前記再生標本化クロック生成手段は前記
再生標本化クロックを生成するようにしたことを特徴と
する標本化クロック再生回路。 - 【請求項2】 前記位相角生成手段は、前記角速度情報
を積分して位相角情報を生成するようにしたことを特徴
とする請求項1記載の標本化クロック再生回路。 - 【請求項3】 前記減算手段は、前記送信側の相対周波
数情報を平均化してこの平均化された送信側相対周波数
情報と前記受信側の相対周波数情報との差分を検出する
ようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の標
本化クロック再生回路。 - 【請求項4】 前記相対周波数情報を生成する手段は、
前記再生された伝送路クロックを所定分周比で分周して
得られた周期毎の前記再生標本化クロックの計数値を前
記再生相対周波数情報とすることを特徴とする請求項1
〜3いずれか記載の標本化クロック再生回路。 - 【請求項5】 前記相対周波数情報を生成する手段は、
前記再生標本化クロックを所定分周比で分周して得られ
た周期毎の前記再生伝送クロックの計数値を前記再生相
対周波数情報とすることを特徴とする請求項1〜3いず
れか記載の標本化クロック再生回路。 - 【請求項6】 前記再生標本化クロック生成手段は、前
記位相角情報に応じた位相角を有するPCMの正弦波を
生成する正弦波生成手段と、このPCM正弦波をアナロ
グ信号に変換する手段と、このアナログ信号を矩形波に
変換して前記再生標本化クロックを出力する手段とを有
することを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の標本
化クロック再生回路。 - 【請求項7】 前記正弦波生成手段は、前記位相角情報
の各々に対応した位相角を有するPCMの正弦波情報を
予め格納した読出し専用メモリであることを特徴とする
請求項6記載の標本化クロック再生回路。
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