JP3465223B2 - リーク積分平均化回路及び伝送路クロック再生回路 - Google Patents
リーク積分平均化回路及び伝送路クロック再生回路Info
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Description
均化回路、特にリーク積分を用いた平均化回路及び伝送
路クロック再生回路に関する。
で画像(又は映像)信号を符号化伝送する装置を新同期網
に非同期で多重化し、スタッフ多重化して伝送する場合
がある。受信側では、この信号を複号化する為に網クロ
ックから伝送路クロックを再生する必要がある。画像の
標本化(サンプリング)クロックの周波数情報を伝送路ク
ロック情報を介して伝送していると、高精度の画像信号
の再生には高精度で伝送路クロックを再生することが必
須条件となる。
する方法として、新同期の伝送フレームにあるJ1バイ
トの位置情報、即ち位相を用いて再生する方法が知られ
ている。しかし、J1バイトの位相は、スタッフが生じ
たとき毎に伝送フレーム内で順次増減変動するので、フ
レームのオーバヘッドの場所に来ると9バイトが禁止区
間である為に、位置情報は急激に変動する。即ち、J1
バイトの位相は、スタッフ後の短同期の変動と、オーバ
ヘッドを横切る毎の長同期の変動とを有する。
るJ1バイトの位相信号に基づき安定した伝送路クロッ
クを再生するには、J1バイトのジッタを平滑した信号
を求め、それに基づきVCXOで伝送路クロックを再生
することが必要である。
従来技法として、デジタル信号Xが傾きをもって増加す
るとき、その傾きMが変動する信号Xを平均化する平均
化回路の概略ブロック図を図9に示し、詳細ブロック図
を図10に示す。以下、これら図9及び図10を参照し
て、従来の平均化回路を簡単に説明する。
は、信号Xの差分Eを求める差分回路91、この差分出
力Eを平均化する平均化回路92及び平均化出力を積分
する積分回路93から構成される。
的簡単であるリーク積分回路を用いる具体的な回路例を
図10を参照して説明する。差分回路91は、減算器1
01とレジスタ102とにより構成される。この積分回
路91は、減算器101により、現在の入力位相信号X
と、レジスタ102から出力される1クロック前の位相
信号との差分Eを求める。
算器103、106、加算器104、レジスタ105及
び減算器107で構成される。このリーク積分を用いた
平均化回路92は、乗算器103で差分回路91からの
差分出力Eに係数Kを乗じた信号を求める。更に、レジ
スタ105から出力される1クロック前の積分値に係数
Kの乗算器106と減算器107から係数(1−K)とな
る減衰係数を乗じた積分値を得る。加算器104で加算
を行ってリーク積分による平均値が得られ、次段の積分
回路93に出力される。積分回路93は、加算器108
とレジスタ109で構成される。この積分回路93は、
平均化回路92からの平均化出力を1クロック毎に積分
して、信号Xの平均の傾きを有する平均化された位相信
号Zを出力する。
回路にあっては、デジタル信号を平均化する場合に、リ
ーク積分を用いて平均化を行うが、ハードウェアで構成
する場合には、回路規模の制限からリーク積分のリーク
係数を十分高精度で実現できないという問題がある。回
路規模の制限は、実装面積の制限、電力の制限、使用す
るプログラマブル・ロジックデバイス(PLD)等による
ことがある。PLDで回路を構成するとき、既に使用で
きるPLDの回路規模を表すセル数が指定されていると
き、平均化の性能が高い平均化回路をリーク積分の回路
を用いて実現しようとすると、同一セル数で高い精度の
平均化回路を実現することが必要となる。
て、平均化された信号に誤差が不可避的に残る為に、積
分した値はもとの信号の平均値には完全には一致せず誤
差が積分されることとなる。その結果、もとの信号の平
均と、平均化した再生信号とにずれが生じる為に、再生
して信号がもとの信号の平均に近づくように誤差を補正
する為の何らかの補正手段が必要となる。
ク積分の平均化回路を実現する為に、従来回路に比して
回路規模を簡単化して実現できる平均化回路を提供する
ことにある。
め、本発明によるリーク積分平均化回路及び伝送路クロ
ック再生回路は次のような特徴的な構成を採用してい
る。
を求める差分回路と、該差分回路からの前記差分信号を
クロック毎に積分すると共に積分値をリーク係数に応じ
て減衰させる積分リーク回路と、前記入力信号から前記
積分リーク回路の出力を減算して平均化出力を得る減算
器と、を備えるリーク積分平均化回路。
遅延した積分値から該積分値にリーク係数を乗じた値を
減算して減衰積分値を得る回路と、前記減衰積分値及び
前記差分信号を加算して新たな積分値を得る回路と、積
分値を1クロック周期遅延する回路とを備える上記
(1)のリーク積分平均化回路。
遅延した積分値にリーク係数を乗じてリーク値を得る回
路と前記差分信号から前記リーク値を減算した信号に1
クロック遅延した積分値を加算して積分値を出力する回
路を含む上記(1)のリーク積分平均化回路。
信号と小数点を含む減衰した積分値を加算する際に、前
記 整数部のみ加算演算し、小数点以下は、そのまま出
力する上記(2)のリーク積分平均化回路。
平均化回路を用い、受信信号のクロックに同期した再生
クロックを出力する伝送路クロック再生回路。
均化回路の好適実施形態例の構成及び動作を添付図を参
照して詳細に説明する。
する。本発明のリーク積分平均化回路によると、入力信
号の差分を求める差分回路と、差分信号を積分及びリー
クする積分リーク回路と、入力信号から積分リーク回路
出力を減算する減算器とから構成される。積分リーク回
路は、差分信号Eと、1クロック前の積分リーク値に
(1−K)のリーク係数を乗算した値を加算して積分リー
ク値を出力する。
従来の差分回路と、リーク積分平均化回路と、積分回路
とで構成する代りに、差分回路と、積分リーク回路と、
減算回路とにより構成する。その結果、回路構成に必要
なレジスタと加算器の素子数を少なくでき、回路構成が
簡単になる。また、もとの信号から積分リーク値を減算
する構成である為に、演算誤差があっても積分リーク値
は発散することがないので、再生信号がもとの信号から
ずれて発散することがない。
従来回路では、差分回路は(1−Z)、リーク積分回路
はK/{1−(1−K)Z}、積分回路は1/(1−
Z)である。伝達関数H1は、これらの積なので下記の
式で表される。 H1=(1−Z)・K/{1−(1−K)Z}・1/(1−Z) =K/{1−(1−K)Z}
っては、差分回路は(1−Z)、積分リーク回路は1/
{1−(1−K)Z}であり、伝達関数H2は、1から
これらの積を減算するので、次式で表わされる。 H2=1−(1−Z)・1/{1−(1−K)Z} =KZ/{1−(1−K)Z} これらH1及びH2を比較すると明らかな如く、両式は
Zの違い、即ち1クロックの遅れがある他は演算誤差が
ないとすれば同じ特性となる。
(減算器)の規模数を1ビットの素子数でカウントす
る。信号入が12ビットのダイナミックレンジを有する
三角波で、その変化の傾きが最大8ビット、平均化を行
う精度は、リーク積分の精度で10ビット(K=1/1
024)とする。従来回路では、差分回路で加算器8ビ
ット、レジスタ8ビット、リーク積分回路で加算器18
+18ビット、レジスタ18ビット、積分回路で加算器
22ビット、レジスタ22ビットとなる。他方、本発明
のリーク積分平均化回路では、差分回路で加算器8ビッ
ト、レジスタ8ビット、積分リーク回路は、加算器18
+18ビット、レジスタ28ビット、加算器は12ビッ
トとなる。
タ数が12少ない。また、演算誤差を補正する回路も不
要である。更に、積分リーク回路の構成を工夫すると、
加算器の数が少なくできる。
好適実施形態例の概略構成を示すブロック図であり、図
2は図1の更に詳細なブロック図である。
積分平均化回路は、、入力位相信号Xが入力される差分
回路1,この差分回路1からの差分出力Eが入力される
積分リーク回路2及びこの積分リーク回路2からの積分
信号Yと入力位相信号Xの減算を行う減算器3を有す
る。この減算器3から出力Zを得る。
路1は、レジスタ11及び減算器12を有し、これらレ
ジスタ11と減算器12に入力位相信号Xが入力され
る。このレジスタ11は、入力位相信号Xを1クロック
周期だけ遅延させて出力し、減算器12にて入力位相信
号Xと遅延信号とを入力し、両信号の差分Eを求めて積
分リーク回路2に入力する。
ける加算器13、レジスタ減算器14、リーク係数回路
15及びレジスタ16を有する。加算器13は、レジス
タ減算器14から供給されるリーク積分値と差分回路1
の減算器12から供給される差分信号Eとを加算して積
分値Yを求めて減算器3又は17へ供給する。レジスタ
16は、積分値Yを1クロック周期だけ遅延して出力
し、レジスタ減算器14及びリーク係数回路15へ供給
する。
から供給される積分値をリーク係数値の大きさ(K倍)
だけ乗算し、レジスタ減算器14へ供給する。リーク係
数回路15の係数Kが1/1024の場合には、信号を
10ビット下位にビットシフトすることで乗算回路が構
成できる。
供給される遅延された積分値と、リーク係数回路15か
ら供給されるリーク値とを減算して、リーク値が減算さ
れた積分値を出力する。この積分値は、加算器13に入
力されて、差分回路1からの差分出力Eと加算される。
値Yを減算して、変動分(即ち傾き)が平均化された位
相信号Zを出力する。
路の動作を具体的に説明する。入力位相信号Xは、単調
に増加してnビットのモジュロー信号として表され、0
乃至2のn乗−1の問を変化する。減算器12の出力に
は、入力位相信号Xの差分信号Eが得られる。
と、差分信号Eの値としてMが出力される。傾きMが時
々刻々変化して、変化が短周期ジッタと長周期ジッタと
を有する場合、この入力信号をもとに非常に安定したク
ロックを再生しようとすると、長周期ジッタ以上の長い
時間で入力信号を平均化するか、長周期の大きな変動が
平均化によって変動規格以下の傾きになるような時間で
平均化する必要がある。テレビ信号のサブキャリア周波
数3.579545MHzの場合、単位時間当りの変動
が0.1C/S以下、最大変動が±10Cと規格化され
ている。これは0.028ppm以下の周波数変動量で
あり、最大偏差は28ppmとなる。
クの周波数は19.44MHzであり、スタッフの処理
は、このクロックで行われる。平均化処理の周期が8KH
z周期の512倍(64ms周期)で行われるとする
と、0.28ppmの偏差で64msに変動する19.
44MHzのクロック数は0.034となる。オーバヘ
ッドを横切るときの変動がバッファメモリ等補影響によ
り最大18のジッタがあるとすると、高精度で平均化す
るには1/1000以下に平均化する必要があり、リー
ク係数Kとして10ビット程度あれば十分である。
の偏差に比例する。偏差が1ppmとすると、64ms
毎に平均1.244クロックずれることとなる。実際に
は、1又は2で、オーバヘッドの近傍では0〜18と大
きく変化する。
分値は、リーク係数Kに対応して(1−K)倍の大きさ
に減衰され、今回のクロック周期の差分値と加算されて
新たな積分値Yが求められる。今、傾きが0で位相が大
きく変動した場合を考える。これまでの積分値が0であ
り、位相信号が0から18に変動したとする。差分信号
Eは18であり、積分リーク回路2の積分値は、0に1
8が加算されて18になり、平均化された信号Yは0と
なる。次の時刻もX=18とすると、積分リーク回路2
の出力値は18(1−K)となり、平均化された位相信
号Yは、18・Kの値が量子化されて0となる。以下、
同様に積分リーク回路2ではリーク係数Kの値で積分値
が減衰する為に、平均化された位相信号Yは、係数Kで
積分しながら18に漸近して行く。即ち、大きな位相変
動は、平均化回路で平均化されることにより、平均化さ
れた位相出力Zには、位相変動がほぼKの変動に減衰さ
れて現れる。
くMとすると、リーク係数がKの積分リーク回路2で
は、積分値はM/Kとなる。従って、平均化された位相
信号Yは、M/Kの大きさが減算されることになり、位
相信号XからM/Kの大きさだけ位相ずれ(オフセッ
ト)が生じることになる。しかし、位相信号Xを基にV
CXOの周波数制御を行う場合、再生クロックから求め
られるフレーム位相がこれに追従してずれることになる
が、再生するクロックの周波数精度は、位相信号の安定
度に対応して高い安定度で求めることができる。
のリーク積分平均化回路の動作を説明する。図3のブロ
ック図は、図2のブロック図と同じであるが、各線上に
信号のビット数を示している。
トがレジスタ11及び減算器12に供給される。差分の
大きさが7ビットであるので、減算器12は8ビットの
位相信号と1クロック前の8ビットの位相信号との差分
演算をモジュロー演算で行なう。減算器12の出力には
8ビットの正しい差分信号Eが得られ加算器13に供給
される。差分信号は位相の変動分、言い換えると傾きを
表している。
部が10ビットの精度(18.8の精度。)の加算器で
ある。差分信号Eは小数点以下の信号は無いので、加算
器13は、整数部が18ビットの加算器で構成され、小
数点部は減算器14の小数点部10ビットの信号をその
まま加算器13の小数点部の出力として出力する構成を
とる。整数部の加算は、差分信号Eと減算器14の出力
の整数部18ビットが加算されて、加算器13の整数部
の出力として出力される。この結果、加算器13の出力
には28ビット(18.10の精度)の積分値Yが得ら
れ、レジスタ6へ供給される。また積分値Yは18ビッ
トの整数値に丸められ、整数部の下位12ビットが積分
値信号として減算器17へ供給される。
げ、四捨五入等があるが、切り捨てが一番簡単である。
位相信号は12ビットの範囲で示されるので、減算器1
7へ供給する積分値の値としては18ビットの内の下位
12ビットが取り出されて供給される。
分値Yを1クロック周期遅延して出力し、減算器14と
乗算器15へ供給する。乗算器15はリーク係数Kの値
に等しい係数を有する乗算器で、1クロック前の積分値
をK倍して出力する。K=1/1024の場合、28ビ
ットの積分値が10ビット下位にシフトされるが、演算
精度は小数点以下が10ビットであるので、小数点以下
は10ビットとなるように丸められ、整数部は18ビッ
トがシフトして8ビットとなるが、9〜18ビットは8
ビットのMSBで置き換えて18ビットの整数とし、小
数点以下10ビットと合わせ、K倍に乗算された出力信
号として18.10の精度の信号を出力し、減算器14
へ供給する。
18ビット、小数点部10ビットとして供給された積分
値からK倍された積分値を減算して、28ビット(1
8.10の精度)のリークした積分値、言い換えると
(1−K)倍された積分値、を出力して加算器13に供
給する。また、減算器17は12ビットの整数値の位相
信号Xから12ビットの整数の積分信号Yが減算されて
12ビットの平均化された位相信号Zを出力する。
分平均化回路の別の実施形態例を説明する。このリーク
積分平均化回路は、図1乃至図3に示したリーク積分平
均化回路と類似する。主な相違点は、積分リーク回路
2’にある。このリーク積分回路2’は、レジスタ16
及び乗算器15に加えて、減算器21及び加算器22で
構成される。
トがレジスタ11及び減算器12に供給される。減算器
12は8ビットの信号の差分演算をモジュロー演算でお
こない、得られた8ビットの差分信号E出力は減算器2
1に供給される。
小数部10ビットの精度を8.10の精度として示
す。)の減算器で、8ビットの差分信号Eから積分値を
K倍した信号を減算して出力する。整数部は8ビットの
減算器で構成される。小数点部は、乗算器15の出力信
号の小数点部が極性反転されてそのまま出力される構成
である。減算は2の補数で演算でされるが、反転してL
SBに1加算の演算の内、反転の演算みをこの減算器2
1で行い、LSBに1加算の処理は加算器22で行う。
これにより、誤差なしにK倍された積分値の減算が高い
精度演算できる。もし、後段に加算器が無く、1の加算
を省いたとしても、LSBの1の誤差であり誤差は小さ
い。
器22の各入力のビット数を含めた構成の具体例を示
す。この加算器22は、28ビットの加算器で、減算器
21の出力(8.10の精度)とレジスタ16(18.
10の精度)の出力を加算して28ビットの積分値Yを
出力する。先の減算処理の一部を補うため、LSBの加
算部のキャリーには1が加算される。また加算器の出力
に得られた28ビットの積分値Yはレジスタ16に供給
される。また積分値Yは18ビットの整数値に丸めら
れ、18ビットの内の下位12ビットが平均値を求める
ための積分値信号として取り出され、減算器17へ供給
される。まるめの方法として、切り捨て、切り上げ、四
捨五入等があるが、切り捨てが一番簡単である。
の減算器21の具体的な構成を例示する。この減算器2
1は、8ビットの加算器52と反転回路53とにより構
成される。減算器21の出力には、18ビット(8.1
0の精度)の減算値が得られ、加算器22へ供給され
る。
数を有する乗算器で、1クロック前の18.10の精度
を持つ1クロック前の積分値をK倍して出力する。K=
1/1024の場合、10ビット下位にシフトして丸め
を行い、8.10の精度のリーク値が得られ、減算器2
1へ供給する。減算器17は、12ビットの整数値の位
相信号Xから12ビットの整数の積分信号Yを減算して
12ビットの平均化された位相信号Zを出力する。
成例を示す。加算器71、減算器72、レジスタ74及
び係数値がKの乗算器73から構成される。
用して伝送クロックを再生するクロック再生回路の具体
例のブロック図を示す。このクロック再生回路は、電気
−光(E/O)変換器80、分離回路81、バッファメモ
リ82、送信側位相発生器83、位相平均化回路84、
減算器85、デジタルフィルタ86、分周回路87、受
信側位相発生器88、VCXO89及びデジタル、アナ
ログ(D/A)変換器90より構成される。
150MHzの光の信号を電気信号に変換し、150M
Hzの網クロックを各部と分周回路87へ供給する。分
周回路87はクロックを分周して網フレーム周期を得
る。分離回路81では、データと制御情報を分離して、
送信側の一を示すJ1の一を検出して分離する。送信側
位相発生器83は網のフレームからJ1の一までの相対
位相の値を算出して出力する。J1の位相はスタッフに
より大きく変動する。位相平均化回路84は本発明の平
均化回路で構成され、平均化した位相を出力する。減算
器85は送信側と受信側の位相差を求める。
デジタルフィルタ86により制御信号を求め、D/A変
換器90でアナログの制御電圧に変換してVCXO89
に供給して、位相差が0となるように制御される。受信
側位相発生器88は、受信側のフレームの位相を網フレ
ームとの相対位相の値として求める。バッファメモリ8
2はデータを一旦蓄えてから出力する。
適実施形態例及びそれを使用するクロック再生回路を説
明した。しかし、本発明は斯る形態例のみに限定される
べきではなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能
であることが理解できよう。
によるリーク積分平均化回路は、次のような効果を奏す
る。
ができる。これは、入力信号の平均化の構成を、差分信
号を求め、これを積分リーク回路で積分して積分値Yを
求め、位相信号Xから減算する構成で実現しているので
回路が簡単になるからである。上述第2の実施形態で示
すように、リーク係数Kの演算の接続構成を工夫するこ
とによりされに簡単化できる。
演算誤差の累積で平均値信号Zが入力信号Xからずれて
いくことがない。これは、平均値Zが原信号Xからリー
ク積分をおこなった積分値Yを減算して求めているた
め、誤差が累積してする発散することがないからであ
る。
例の概略ブロック図である。
である。
ト数を示す図である。
細ブロック図である。
る。
ブロック図である。
ある。
ック再生回路の一例のブロック図である。
ある。
路)
Claims (5)
- 【請求項1】入力信号の1クロック毎の差分信号を求め
る差分回路と、該差分回路からの前記差分信号をクロッ
ク毎に積分すると共に積分値をリーク係数に応じて減衰
させる積分リーク回路と、 前記入力信号から前記積分リーク回路の出力を減算して
平均化出力を得る減算器と、 を備えることを特徴とするリーク積分平均化回路。 - 【請求項2】前記積分リーク回路は、1クロック遅延し
た積分値から該積分値にリーク係数を乗じた値を減算し
て減衰積分値を得る回路と、前記減衰積分値及び前記差
分信号を加算して新たな積分値を得る回路と、積分値を
1クロック周期遅延する回路とを備えることを特徴とす
る請求項1に記載のリーク積分平均化回路。 - 【請求項3】前記積分リーク回路は、1クロック遅延し
た積分値にリーク係数を乗じてリーク値を得る回路と前
記差分信号から前記リーク値を減算した信号に1クロッ
ク遅延した積分値を加算して積分値を出力する回路を含
むことを特徴とする請求項1に記載のリーク積分平均化
回路。 - 【請求項4】前記積分リーク回路を、整数の差分信号と
小数点を含む減衰した積分値を加算する際に、前記 整
数部のみ加算演算し、小数点以下は、そのまま出力する
ことを特徴とする請求項2に記載のリーク積分平均化回
路。 - 【請求項5】前記請求項1及至4に記載のリーク積分平
均化回路を用い、受信信号のクロックに同期した再生ク
ロックを出力することを特徴とする伝送路クロック再生
回路。
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