JPH10117070A - 電装品収納ボックスの配設構造 - Google Patents

電装品収納ボックスの配設構造

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JPH10117070A
JPH10117070A JP8287506A JP28750696A JPH10117070A JP H10117070 A JPH10117070 A JP H10117070A JP 8287506 A JP8287506 A JP 8287506A JP 28750696 A JP28750696 A JP 28750696A JP H10117070 A JPH10117070 A JP H10117070A
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box
electrical component
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Aya Iwasaki
亜矢 岩崎
Nobuyuki Shinoda
暢之 篠田
Tomoki Takahashi
知己 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒューズやリレー等を収納している電装品収
納ボックスをエンジンルーム内に配設する場合に、エン
ジンその他の自動車部品の配設や配管の引き回しに影響
を与えることなく、電装品収納ボックスを安定した状態
で配設することができ、且つヒューズやリレーの交換作
業も容易に行うことができること。 【解決手段】 エンジンルーム2内に配設された吸気ダ
クト3の下方にボックス本体5と蓋体6とで構成される
電装品収納ボックス4を配置し、ボックス本体5を吸気
ダクト3の下方に位置するサイドメンバ等の車体部材に
固定すると共に、蓋体6と吸気ダクト3とを一体に形成
し、且つ吸気ダクト3をエアコンボックス1に着脱可能
に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒューズやリレー
等の電装品を収納するための電装品収納ボックスの配設
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の電装品収納ボックスは
車室内に配設される場合が多く、例えば運転席前方の奥
の方に配設されていた。しかしながら、ヒューズやリレ
ーを交換する場合に電装品収納ボックスが奥の方にある
と作業がやりずらいという問題があり、最近ではこれら
の交換作業が容易に行えるようにエンジンルーム内に電
装品収納ボックスを配設したものが知られている(例え
ば実開平5−84117号公報参照)。一方、エンジン
ルーム内に配設する場合には、エンジンその他の自動車
部品等との関係でスペース上の制約を受けることにな
る。また、ヒューズやリレーを交換する際の容易性を考
慮すると、エンジンルーム内での配設箇所も限られたも
のとなり、従来にあってはエンジンルーム内に配設され
ている吸気ダクトの上面などに取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように吸気ダクトの上面に配設した場合、吸気ダクト自
体がしっかりと固定されるものではないので、電装品収
納ボックスが安定しないといった問題があった。
【0004】そこで、本発明は電装品収納ボックスをエ
ンジンルーム内に配設する場合に、エンジンその他の自
動車部品の配設や配管の引き回しに影響を与えることな
く、電装品収納ボックスを安定した状態で配設すると共
に、ヒューズやリレー等の交換作業も容易に行えること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る電装品収納ボックスの配設
構造は、エンジンルーム内に配設された吸気ダクトの下
方にボックス本体と蓋体とで構成される電装品収納ボッ
クスを配置し、ボックス本体を吸気ダクトの下方に位置
する車体部材に固定すると共に、蓋体と吸気ダクトとを
一体に形成し、且つ吸気ダクトをエアコンボックスに着
脱可能に取り付けたことを特徴とする。
【0006】また、本発明の請求項2に係る電装品収納
ボックスの配設構造は、上記エアコンボックスの前面に
吸気ダクトと連通する開口を設け、この開口の周囲に上
記吸気ダクトの端部と上下方向にスライドして着脱する
溝状ガイド部を設けたことを特徴とする。
【0007】更に、本発明の請求項3に係る電装品収納
ボックスの配設構造は、上記電装品収納ボックスの内部
に空気室を設け、この空気室と吸気ダクト内とを連通さ
せたことを特徴とする。
【0008】そして、本発明の請求項4に係る電装品収
納ボックスの配設構造は、上記電装品収納ボックスの内
部に空気室を設け、この空気室と吸気ダクト内との間に
冷却フィンを介在させたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に基づいて本発明に
係る電装品収納ボックスの配設構造の一形態を詳細に説
明する。図1乃至図4において、エアコンボックス1か
らエンジンルーム2内に延びる吸気ダクト3の下部に電
装品収納ボックス4が配設される。この電装品収納ボッ
クス4は、ヒューズやリレー等(図示せず)を収納する
箱形のボックス本体5と、その上に被せる蓋体6とで構
成され、内部に空気室4aが形成される。また、蓋体6
が上記吸気ダクト3と一体に成形されて吸気ダクト3の
内部と連通孔10でつながっており、吸気ダクト3内を
流れる空気の一部が連通孔10から電装品収納ボックス
4の空気室4a内に導かれてヒューズやリレー等が冷却
される。なお、冷却後の冷却空気は、ボックス本体5と
蓋体6との隙間からエンジンルーム2内に排出される。
また、ボックス本体5の下面には脚部7が設けられてお
り、この脚部7が例えばサイドメンバ8の上面にクリッ
プ9止めされている。
【0010】上記エアコンボックス1の前面には、吸気
ダクト3に連通する開口11が設けられているが、この
開口11の周囲には吸気ダクト3の端部を着脱可能に接
続するためのU字形の溝状ガイド部12が設けられてい
る。また、吸気ダクト3の端部には、上記溝状ガイド部
12に嵌合するガイドレール13が両側に設けられ、こ
のガイドレール13を上記溝状ガイド部12に沿って上
から嵌め入れることでエアコンボックス1に吸気ダクト
3が接続されると共に、ボックス本体5の上方を蓋体6
で被うことができる。この状態でエアコンを運転するこ
とにより、吸気ダクト3からの空気をエアコンボックス
1内に導くことができる。一方、ヒューズやリレー等の
交換作業時には、吸気ダクト3のガイドレール13をエ
アコンボックス1の溝状ガイド部12に沿って引き抜
き、エアコンボックス1から吸気ダクト3を外す。そう
することで、吸気ダクト3と一緒に電装品収納ボックス
4の蓋体6も外れるので、ボックス本体5内が上方から
良く見える状態となり、ヒューズやリレー等を容易に交
換することができることになる。なお、図中符号14は
レゾネータにつながるダクトである。
【0011】図5は本発明の第2実施例を示したもので
ある。この実施例では吸気ダクト3の下面と電装品収納
ボックス4の上面との間を蛇腹状の冷却フィン15で仕
切っている以外は、上記実施例と同様の構成からなるの
で、詳細な説明は省略する。
【0012】従って、この実施例に係る電装品収納ボッ
クス4にあっては、吸気ダクト3からエアコンボックス
1内に導入される空気量に影響を与えることがない一
方、両者を冷却フィン15で仕切っているために、吸気
ダクト3を流れる空気によって電装品収納ボックス4の
空気室4a内が冷却されることになる。また、電装品収
納ボックス4内のヒューズやリレーを交換する際には、
上述の実施例と同様に吸気ダクト3の端部をエアコンボ
ックス1の溝状ガイド部12からから上方に引き抜くこ
とで、電装品収納ボックス4の蓋体6も一緒に外すこと
ができる。
【0013】なお、電装品収納ボックス4の蓋体6と吸
気ダクト3との一体構造は、上記実施例のものに限定さ
れないのは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る電装品収納ボックスの配設構造によれば、エンジ
ンルーム内に配設される吸気ダクトと電装品収納ボック
スの蓋体とを一体に形成し、吸気ダクトをエアコンボッ
クスから着脱できるようにすると共に、電装品収納ボッ
クスのボックス本体を吸気ダクトの下方に位置する車体
部材に固定したので、エンジンその他の自動車部品の配
設に影響を与えることなく電装品収納ボックスを安定し
た状態で配設することができ、また吸気ダクトと一緒に
電装品収納ボックスの蓋体を外すことができるので、ヒ
ューズやリレーの交換も容易に行うことができるといっ
た効果を奏する。
【0015】また、請求項2に係る本発明によれば、エ
アコンボックスの前面に吸気ダクトと連通する開口を設
け、この開口の周囲に上記吸気ダクトの端部と上下方向
にスライドして着脱する溝状ガイド部を設けたので、吸
気ダクト及び電装品収納ボックスの蓋体の着脱作業を容
易に行うことができるといった効果を奏する。
【0016】更に、請求項3に係る本発明によれば、電
装品収納ボックスの内部に空気室を設け、この空気室と
吸気ダクト内とを連通させたので、吸気ダクト内を流れ
る空気の一部が電装品収納ボックスの空気室内に導かれ
てヒューズやリレー等が冷却されるといった効果を奏す
る。
【0017】更にまた、請求項4に係る本発明によれ
ば、電装品収納ボックスの内部に空気室を設け、この空
気室と吸気ダクト内との間に冷却フィンを介在させたの
で、吸気ダクトからエアコンボックス内に導入される空
気量に影響を与えることなく、冷却フィンによって電装
品収納ボックスの空気室内を冷却することができるとい
った効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電装品収納ボックスの配設構造の
一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】上記電装品収納ボックスの配設構造の平面図で
ある。
【図3】上記電装品収納ボックスの配設構造の側面図で
ある。
【図4】上記図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す上記図4と同様の断
面図である。
【符号の説明】
1 エアコンボックス 2 エンジンルーム 3 吸気ダクト 4 電装品収納ボックス 5 ボックス本体 6 蓋体 8 サイドメンバ(車体部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルーム内に配設された吸気ダク
    トの下方にボックス本体と蓋体とで構成される電装品収
    納ボックスを配置し、ボックス本体を吸気ダクトの下方
    に位置する車体部材に固定すると共に、蓋体と吸気ダク
    トとを一体に形成し、且つ吸気ダクトをエアコンボック
    スに着脱可能に取り付けたことを特徴とする電装品収納
    ボックスの配設構造。
  2. 【請求項2】 上記エアコンボックスの前面に吸気ダク
    トと連通する開口を設け、この開口の周囲に上記吸気ダ
    クトの端部と上下方向にスライドして着脱する溝状ガイ
    ド部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電装品収
    納ボックスの配設構造。
  3. 【請求項3】 上記電装品収納ボックスの内部に空気室
    を設け、この空気室と吸気ダクト内とを連通させたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の電装品収納ボックス
    の配設構造。
  4. 【請求項4】 上記電装品収納ボックスの内部に空気室
    を設け、この空気室と吸気ダクト内との間に冷却フィン
    を介在させたことを特徴とする請求項1又は2記載の電
    装品収納ボックスの配設構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003112532A (ja) * 2001-10-05 2003-04-15 Aisin Aw Co Ltd 電子制御装置を備えた自動変速機
JP2011125172A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Yazaki Corp 電気接続箱の冷却構造
US9880512B2 (en) 2015-08-28 2018-01-30 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including an outer cover and a subsidiary cover

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003112532A (ja) * 2001-10-05 2003-04-15 Aisin Aw Co Ltd 電子制御装置を備えた自動変速機
JP2011125172A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Yazaki Corp 電気接続箱の冷却構造
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