JP2001257493A - 電装部品収容ボックスの取付構造 - Google Patents

電装部品収容ボックスの取付構造

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JP2001257493A
JP2001257493A JP2000066099A JP2000066099A JP2001257493A JP 2001257493 A JP2001257493 A JP 2001257493A JP 2000066099 A JP2000066099 A JP 2000066099A JP 2000066099 A JP2000066099 A JP 2000066099A JP 2001257493 A JP2001257493 A JP 2001257493A
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JP
Japan
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air
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air cleaner
component housing
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JP2000066099A
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Hatsuki Morimoto
波津樹 森本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電装部品収容ボックス内部の温度上昇を抑制
する。 【解決手段】 自動車のエンジンへの吸気管に介設され
るエアクリーナボックス11の内部で、エアフィルター
14通過後の位置に、外枠24内のベース板23にヒュ
ーズ、リレー、バスバー等の電装部品22を取り付けた
電装部品収容ボックス21を配置し、上記電装部品22
がエアフィルター14通過後のエアーで冷却される構成
とする。エアクリーナボックス11の内部には、上記電
装部品収容ボックス21を着脱自在に嵌合する取付枠部
15a、15bを設けており、該取付枠部15a、15
bに電装部品収容ボックス21を取り付けた状態で、エ
アクリーナボックス11のエア流入口12aとエア取出
口12bの間のエアー流路を横断するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電装部品収容ボッ
クスの取付構造に関し、詳しくは電装部品収容ボックス
内部を冷却し、その温度上昇を抑制するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されるヒューズボックス、
リレーボックス等の電装部品収容ボックス1は、図6
(A)(B)に示すように、ヒューズ、リレー、バスバ
ー等の電装部品2が組み付けられたベース板3をロアケ
ース4内に収容すると共に、該ロアケース4にアッパー
カバー5を被せることで内部の電装部品2を保護するよ
うにしている。そして電装部品収容ボックス1はエンジ
ンルームER内に配置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、電装部
品2はロアケース4とアッパーカバー5によってほぼ密
閉状態で包囲されることで防水、防塵が図られる。一
方、電装部品2の回路接続のために配設されたバスバー
その他の電装部品自体は、電流が流れることによって発
熱するが、収容ボックス1の内部は、ほぼ密閉状態で放
熱し難い状態となっているため、収容ボックス1内部の
温度上昇が発生する。特に、大電流を流すバスバーの発
熱量は大きく、電装部品2にとって好ましくない環境と
なっている。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、電装部品収
容ボックス内の温度上昇を効果的に抑制することを課題
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、自動車のエンジンへの吸気管に介設さ
れるエアクリーナボックスの内部で、エアフィルター通
過後の位置に、外枠内のベース板にヒューズ、リレー、
バスバー等の電装部品を取り付けた電装部品収容ボック
スを配置し、上記電装部品がエアフィルター通過後のエ
アーで冷却される構成としている電装部品収容ボックス
の取付構造を提供している。
【0006】上記構成によれば、エアクリーナボックス
を流れるエアーの流路中に電装部品収容ボックスを配置
したので、該収容ボックスを常時冷却することができ
る。よって、電装部品の発熱による温度上昇を効果的に
抑制することができる。
【0007】上記電装部品収容ボックスの外枠および/
またはベース板には通気穴を設けるのが好ましい。この
ようにすれば、エアクリーナ内を流れるエアーが通気穴
を通して電装部品収容ボックス内を確実に通過すること
で、収容された電装部品をエアーの流れに直接さらすこ
とができ、電装部品の冷却効果をより一層向上すること
ができる。
【0008】上記エアクリーナボックスの内部には、上
記電装部品収容ボックスを着脱自在に嵌合する取付枠部
を設けており、該取付枠部に電装部品収容ボックスを取
り付けた状態で、エアクリーナボックスのエア流入口と
エア取出口の間のエアー流路を横断するように配置する
のが好ましい。このようにすれば、エアクリーナボック
ス内における冷却効果の高い最適位置への電装部品収容
ボックスの取付作業を効率よく行うことができると共
に、電装部品収容ボックス内の電装部品の点検、交換時
における電装部品収容ボックスの取出し作業時にも便利
である。
【0009】上記電装部品収容ボックスに取り付けた電
装部品と接続する電線群にはグロメットを取り付けてお
り、該グロメットをエアクリーナボックスに設けた電線
挿通穴に装着するのが好ましい。これにより、エアクリ
ーナボックスから外部へ取り出される電線群のための電
線挿通穴の隙間を確実に塞いで、エアフィルターを通過
していないエアの侵入を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至5は電装部品収容ボックス
の取付構造を示し、自動車のエンジンEへの吸気管Pに
介設されるエアクリーナボックス11と、該エアクリー
ナボックス11に配置される電装部品収容ボックス21
とから構成している。エアクリーナボックス11は、エ
ンジンルームE内に取り付けられ、図2に示すように、
合成樹脂製の箱部12と蓋13とからなり、箱部12の
両側位置にエア流入口12aとエア流出口12bが設け
られている。箱部12内において、エア流入口12aか
らエア流出口12bへ流れるエアー流路を遮るようにし
てエア流入口12aの近傍には、エアフィルター14が
着脱可能に装着されている。
【0011】電装部品収容ボックス21は、図3に示す
ように、ヒューズ、リレー、バスバー等の電装部品22
を備えたベース板23と、該ベース板23を1枚若しく
は複数積層して組み付ける外枠24とから構成してい
る。従って、電装部品収容ボックス21内の電装部品2
2は、密閉されておらず外気に直接さらされる状態とな
っている。また、外枠24とベース板23にはエアー通
過用の複数の通気穴24a、24bを形成し、後述のよ
うに電装部品収容ボックス21をエアクリーナボックス
11内に配置したとき、電装部品22をエアーの流路に
直接さらすことができるようにしている。
【0012】また、エアクリーナボックス11の内部に
おいて、エアーがエアフィルター14を通過した後の位
置には、側壁部11aに一体突設するようにしてU字状
の取付枠部15を設けている。取付枠部15は、開口部
が互いに対向する断面コ字状の枠を有し、電装部品収容
ボックス21の外枠24の取付幅に対応する間隔を有し
ている。そして、対向する嵌合溝15a、15b内に外
枠24の両側を嵌入するようにして、取付枠部15に対
し電装部品収容ボックス21を着脱可能に配置してい
る。なお、取付枠部15にも外枠24に設けた通気穴2
4aに対応して通気穴15cを形成するようにしてい
る。
【0013】エアクリーナボックス11の側壁部11a
の所要箇所には、電装部品収容ボックス21の電装部品
22に接続された電線群Wを外部へ取り出すための電線
挿通穴11cを形成している。電線挿通穴11cは、図
4に示すように、側壁部11aの上端部から切り込みを
入れるようにして上部が開放された状態で形成してい
る。一方、電線群Wにはゴム製のグロメット25を外装
している。グロメット25は電線群Wを水密状に挿通可
能な挿通孔25aを有すると共に、外周にはエアクリー
ナボックス11の電線挿通穴11cの口縁部に係合可能
な係止溝25bを備えている。
【0014】そして、エアクリーナボックス11内への
電装部品収容ボックス21の組み付けに際しては、取付
枠部15に外枠24を上方から嵌合させるようにして装
着する。これにより、電装部品収容ボックス21はエア
流入口12aとエア流出口12bとの間のエアー流路を
横断する位置に配置される。次いで、電装部品収容ボッ
クス21に接続された電線群Wに外装したグロメット2
5を、電線挿通穴11cに対し上方から押し込むように
して係合し、しかる後、箱部12の上部開口に蓋13を
被せることで、エアクリーナボックス11の機密性を保
持した状態で電装部品収容ボックス21を収容すると共
に、電線群Wを外部へ取り出すようにしている。
【0015】上記のようにして電装部品収容ボックス2
1がエアクリーナボックス11内に配置された状態にお
いて、エンジンEの作動に伴ないエア流入口12aから
エア流出口12bへエアーの流れが生じると、そのエア
ーはベース板23に取り付けられた電装部品22に接触
して熱を奪う。そして、電装部品22に接触したエアー
はエア流出口12bから排出されることで、エアクリー
ナボックス11内、即ち電装部品収容ボックス21内は
常に冷却作用される状態となり、電装部品22の発熱に
伴なう温度上昇を効率的に抑制することができる。な
お、エアクリーナボックス11内でのエアーの流れは、
通気穴24a、24bを通して流れるため、より電装部
品22と直接接触する機会が多くなり、その冷却効率を
より一層高めることができる。
【0016】なお、電装部品収容ボックス21として
は、リレーボックス、ヒューズボックス、ジョイントボ
ックス等のエンジンルーム内で密閉された環境下に置か
れて発熱する電装部品を収容したもの全てを対象として
おり、それぞれ単独若しくは組み合わせた複数のボック
スをエアクリーナ内に配置することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、電装部品収容ボックスをエアクリーナボック
ス内に配置したことで、エアクリーナボックス内のエア
ーの流れを利用して電装部品の発熱を効果的に抑制する
ことができる。また、電装部品収容ボックス自体を単独
で密閉して覆う構造とする必要がないので、エンジンル
ーム内のスペース削減にも貢献することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電装部品収容ボックスの取付構造の
斜視図である。
【図2】 エアクリーナボックスの箱部の斜視図であ
る。
【図3】 電装部品収容ボックスの斜視図である。
【図4】 電装部品収容ボックスおよびグロメットの組
み付け工程を示す要部の斜視図である。
【図5】 エアクリーナボックスのエンジンルーム内の
配置状態を示す図である。
【図6】 (A)(B)は従来例を示す図である。
【符号の説明】
11エアクリーナボックス 11c 電線挿通穴 12a エア流入口 12b エア流出口 14 エアフィルター 15 取付枠部 15c、24a、24b通気穴 21 電装部品収容ボックス 22 電装部品 23 ベース板 24 外枠 25 グロメット W 電線群

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエンジンへの吸気管に介設され
    るエアクリーナボックスの内部で、エアフィルター通過
    後の位置に、外枠内のベース板にヒューズ、リレー、バ
    スバー等の電装部品を取り付けた電装部品収容ボックス
    を配置し、上記電装部品がエアフィルター通過後のエア
    ーで冷却される構成としている電装部品収容ボックスの
    取付構造。
  2. 【請求項2】 上記電装部品収容ボックスの外枠および
    /またはベース板には通気穴を設けている請求項1に記
    載の電装部品収容ボックスの取付構造。
  3. 【請求項3】 上記エアクリーナボックスの内部には、
    上記電装部品収容ボックスを着脱自在に嵌合する取付枠
    部を設けており、該取付枠部に電装部品収容ボックスを
    取り付けた状態で、エアクリーナボックスのエア流入口
    とエア取出口の間のエアー流路を横断するように配置さ
    れる請求項1または請求項2に記載の電装部品収容ボッ
    クスの取付構造。
  4. 【請求項4】 上記電装部品収容ボックスに取り付けた
    電装部品と接続する電線群にはグロメットを取り付けて
    おり、該グロメットをエアクリーナボックスに設けた電
    線挿通穴に装着している請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載の電装部品収容ボックスの取付構造。
JP2000066099A 2000-03-10 2000-03-10 電装部品収容ボックスの取付構造 Withdrawn JP2001257493A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200448144Y1 (ko) 2008-03-28 2010-03-18 주식회사 심텍 라우팅 머신의 스크랩 여과장치
CN104582445A (zh) * 2014-12-30 2015-04-29 周旺龙 一种电动车辆电机控制器的强制风冷底板散热器结构
CN112019236A (zh) * 2020-08-12 2020-12-01 武汉博畅通信设备有限责任公司 一种短波后选器

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