JPH10116885A - 基板温度制御機構 - Google Patents
基板温度制御機構Info
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- JPH10116885A JPH10116885A JP28613996A JP28613996A JPH10116885A JP H10116885 A JPH10116885 A JP H10116885A JP 28613996 A JP28613996 A JP 28613996A JP 28613996 A JP28613996 A JP 28613996A JP H10116885 A JPH10116885 A JP H10116885A
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Abstract
内に必要とすることなく基板温度がモニタでき、基板の
温度分布をリアルタイムで容易にモニタできるようにす
る。 【解決手段】 面接触して基板20を保持する基板ホル
ダー21内には、複数の加熱ブロック221,222か
らなり抵抗発熱方式のヒータ22が設けられている。ヒ
ータ22の温度をモニタするモニタ手段23は、電流電
圧検出器231,232と演算器233とから構成さ
れ、ヒータ22の抵抗値を求めてヒータ22の温度を算
出する。各加熱用ブロック221,222の温度のデー
タから基板20の温度分布がモニタされる。
Description
や液晶基板等の基板の表面に各種処理等を行う基板処理
装置等において基板を加熱しながら温度制御するために
使用される基板温度制御機構に関し、特に、基板を保持
する基板ホルダー内に設けたヒータにより加熱するタイ
プの基板温度制御機構に関する。
られる半導体ウエハやLCD(液晶ディスプレイ)の製
作に用いられる液晶基板等の基板の表面処理において
は、基板は所定温度まで加熱されて温度制御されること
が多い。例えば、スパッタリングにより配線用等の薄膜
を作成する成膜処理では、成膜速度の向上や膜質の改善
等の目的から、基板を100℃〜600℃程度まで加熱
して温度制御しながら処理を行う。
構を備えた基板処理装置の例を示した図である。図4で
は、基板処理の例としてスパッタリングを行う構成のも
のが示されており、装置は、真空容器1内に設けられた
基板ホルダー21を含む基板温度制御機構2と、基板ホ
ルダー21に対向した位置に設けられたカソード3とを
備えている。
置して保持するよう構成されており、内部にヒータ22
が設けられている。ヒータ22は、通電による抵抗加熱
方式のものが例えば採用されている。ヒータ22の熱
は、基板ホルダー21を経由して基板20に伝えられ、
所定温度まで基板20が加熱される。また、カソード3
は、前面にターゲット31を備えており、カソード電源
32により印加された電圧によってターゲット31をス
パッタし、スパッタされたターゲット31の材料を基板
20に到達させて所定の薄膜を作成するようになってい
る。
度制御機構において、基板処理の内容等に従って設定さ
れる所定の温度(以下、加熱温度)に基板を精度よく加
熱して温度制御するためには、ヒータへの投入電力を制
御することが必要になる。この場合、精度良く制御を行
うためには、基板の温度データをヒータの電源にフィー
ドバックして制御するフィードバック制御を行うことが
重要である。このためには、基板の温度をモニタする手
段が必要になるが、熱電対等の手段を用いるにせよ、温
度モニタのための手段をヒータとは別に設ける必要が生
じる。従って、基板ホルダーの内蔵部品が多くなり機構
的に複雑になる欠点がある。
スにしろ、基板処理の面内均一性を高めることが常に要
求されており、これに関連して、高い面内温度の均一性
で基板を加熱しながら温度制御できる機構を提供するこ
とが要請されている。高い面内温度均一性で基板を加熱
しながら温度制御するには、加熱中の基板の温度分布を
リアルタイムでモニタすることが必要になるが、従来の
熱電対などを使用したモニタ手段では、基板の温度分布
をリアルタイムでモニタすることは困難であった。
なされたものであり、ヒータの他に別途特別な機構部品
を基板ホルダー内に必要とすることなく基板温度をモニ
タできる簡易な構成を提供したり、基板の温度分布をリ
アルタイムで容易にモニタできる構成を提供したりする
ことを目的としている。
め、本願の請求項1記載の発明は、面接触して基板を保
持する基板ホルダーと、電気エネルギーを熱エネルギー
に変換して基板を加熱するものであって基板ホルダー内
に設けられたヒータと、ヒータに対して電力を供給する
電源とを具備した基板温度制御機構において、ヒータの
電気特性からヒータの温度を算出して間接的に基板の温
度をモニタするモニタ手段を備えているという構成を有
する。同様に上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、上記請求項1の構成において、前記ヒータは、
通電による抵抗発熱により基板を加熱するものであり、
前記モニタ手段は、当該ヒータに印加する電圧とその電
圧により流れた電流の値から抵抗値を求めて当該ヒータ
の温度を算出するものであるという構成を有する。同様
に上記目的を達成するため、請求項3記載の発明は、上
記請求項1又は2の構成において、前記ヒータは、基板
の面方向において区分された複数の加熱ブロックから構
成されており、その各々の加熱ブロックへの電力の投入
量が個別に制御可能となっているという構成を有する。
同様に上記目的を達成するため、請求項4記載の発明
は、上記請求項3の構成において、前記モニタ手段は、
前記ヒータの各々の加熱ブロックの温度を算出すること
が可能であり、各々の加熱ブロックの温度差を所定の値
に維持する制御部を備えているという構成を有する。同
様に上記目的を達成するため、請求項5記載の発明は、
上記請求項1,2,3又は4の構成において、前記基板
ホルダーは、基板を静電気により吸着して面接触を強化
する静電吸着機構を有しているという構成を有する。
いて説明する。図1は、本願発明の実施形態の基板温度
制御機構を有する基板処理装置の概略構成を示したもの
である。図1に示す装置は、図4と装置と同様、真空容
器1内に設けられた基板ホルダー21を含む基板温度制
御機構2と、基板ホルダー21に対向した位置に設けら
れたカソード3とを備えている。
は、基板20を上面に載置して保持する基板ホルダー2
1と、基板ホルダー21内に設けられたヒータ22と、
ヒータ22の電気特性からヒータ22の温度を算出して
間接的に基板20の温度をモニタするモニタ手段23と
を備えている。
の面方向において区分された複数の加熱ブロック22
1,222から構成されている。本実施形態では、基板
20の中央部を主に加熱する中央部加熱ブロック221
と、中央部加熱ブロック221の両側に位置し、基板2
0の周辺部を加熱する二つの周辺部加熱ブロック222
とが採用されている。本実施形態におけるヒータ22に
は、通電によりジュール熱を発生させる抵抗加熱方式の
ものが採用されており、シースヒータやカートリッジヒ
ータ等の市販のヒータが適宜選択されて用いられてい
る。
明する断面概略図である。図2に示すように、基板ホル
ダー21の裏面にはヒータ用の溝が形成されており、ヒ
ータ22はこの溝に埋め込まれるようにして設けられて
いる。また、溝を塞いで基板ホルダー21の裏面を覆う
ようにしてヒータ取付板24が設けられており、基板ホ
ルダー21に対してネジ止め等により固定されている。
そして、基板ホルダー21の溝の内面とヒータ22との
接触部分は、ロー付け又は溶接が施されており、両者間
は熱伝導性の向上が図られている。
電力を供給する電源251,252は、各々の加熱ブロ
ック221,222にそれぞれ設けられており(以下、
必要に応じて中央部電源251及び周辺部電源252と
呼ぶ)、各々の加熱ブロック221,222への電力の
投入量が個別に制御可能となっている。また、中央部電
源251及び周辺部電源252には電力比コントローラ
26が接続されており、電力比コントローラ26からの
制御信号によって各々の加熱ブロック221,222へ
の投入電力の比率が制御されるようになっている。
23は、各電源251,252から各加熱ブロック22
1,222への電力供給経路上に設けられている。本実
施形態のモニタ手段23は、電源251,252がヒー
タ22に印加する電圧とその電圧によりヒータ22に流
れた電流から抵抗値を求めて当該ヒータ22の温度を算
出するものである。具体的には、モニタ手段23は、各
々の電源251,252から各々の加熱ブロック22
1,222への電力供給経路上にそれぞれ設けられた電
圧電流検出器231,232と、電圧電流検出器23
1,232からの信号を処理して各々の加熱ブロック2
21,222の抵抗値と温度を求める演算器233とか
ら構成されている。
することによってW=VI=IR2のジュール熱が発生
する。本実施形態におけるヒータ22も、このジュール
熱によって基板ホルダー21を加熱し、基板ホルダー2
1に保持された基板20を加熱する。この際、与えられ
るジュール熱によって基板20がどの程度まで加熱され
るかは、基板ホルダー21及び基板20の材質(比熱)
や熱容量の大きさ等に応じて決まる。実際には、放射温
度計等によって基板の温度をモニタしながら、必要な加
熱温度が得られる際のヒータ22の電圧電流の値を予め
実験的に求めておき、この値になるように各加熱ブロッ
ク221,222への電圧電流の値を制御するようにす
る。
度によって変化し、あまり広くない温度範囲では、R
(t)=R(t0 ){1+α(t−t0 )}が成り立
つ。この式において、R(t),R(t0 )は、それぞ
れt℃,t0 ℃のときの抵抗値であり、αは抵抗の温度
係数である。従って、ジュール熱によってヒータ22が
温度上昇した場合、ヒータ22の抵抗値も上式に従って
変化する。ここで、基準となる温度t0 における抵抗R
(t0 )及び温度係数αが既知であれば、加熱中にヒー
タ22に与えられる電流電圧からヒータ22の抵抗値を
求めることによって、加熱中のヒータ22の温度を上式
に従い算出することができる。
電流電圧検出器231,232によって加熱中のヒータ
22の各加熱ブロック221,222の電流電圧を検出
し、この検出結果から演算器によってR=V/Iに従っ
て抵抗を求め、上式に従って各加熱ブロック221,2
22の温度を求めるように構成されている。即ち、演算
器233は、t0 における抵抗R(t0 )やα等の各デ
ータを設定した設定部や上式を行う演算回路等から構成
されている。
ロック221,222の温度の信号は、電源用OPアン
プ253,254及びコントローラ用OPアンプ261
を経て、各電源251,252及び電力比コントローラ
26にそれぞれ送られるようになっている。電源用OP
アンプ253,254は、設定された加熱温度と算出さ
れた温度とを比較してその差が小さくなるように制御信
号を発生するものであり、コントローラ用OPアンプ2
61は、中央部加熱ブロック221の温度と周辺部加熱
ブロック222の温度との差が小さくなるように制御信
号を発生させるものである。
ー21に対して熱伝導性良く取り付けられているので、
ヒータ22の温度は基板ホルダー21の温度に殆ど一致
する。また、基板ホルダー21は銅等の熱伝導性の良好
な材質で形成され、基板20に対して面接触しているの
で、ヒータ22の温度は基板20の温度に殆ど一致す
る。発明者の実験によると、算出されたヒータ22の温
度と別の方法で計測した基板20の温度とは、僅か2%
以内の誤差で一致していた。
検出する別の手段として、熱電対27が基板ホルダー2
1内に設けられている。熱電対27に生ずる熱起電力の
大きさは温調計28によって計測され、基板ホルダー2
1の温度が求められる。温調計28の温度信号は、ヒー
タ22の各電源251,252に送られるようになって
いる。この熱電対27は、ヒータ22の加熱動作の制御
や上記モニタ手段23の制御動作の監視等に用いられて
いる。
1とのロー付け箇所が剥がれたりした場合、モニタ手段
23がヒータ22を精度よくフィードバック制御して
も、ヒータ22の熱が基板20に充分に伝わらないた
め、基板20が必要な温度まで加熱されない事態が生じ
うる。このような誤動作は、熱電対27が検出する基板
ホルダー21の温度低下によって検知することができ
る。尚、この熱電対27には、例えば銅−アルミニウム
系のものが採用され、基板ホルダー21内のヒータ22
よりも基板20に近い位置に設けられている。
と基板20との面接触を強化するため、基板ホルダー2
1に載置された基板20の周縁を押さえる押圧板29が
設けられている。押圧板29は、半導体ウエハであれば
デバイスの産出に支障のない周縁部分、液晶基板であれ
ば表示部分ではないマージンの部分のような、基板処理
に支障のない周縁部分を押圧するよう構成されている。
また、押圧板29には、不図示の移動機構が付設されて
おり、基板ホルダー21への基板20の載置動作の際に
は、所定の退避位置に移動するようになっている。
制御機構2の制御動作について説明する。まず、上記モ
ニタ手段23を利用した制御の方式としては、以下の二
つのものが挙げられる。
2への電力投入量を個別にフィードバック制御して、各
々の加熱ブロック221,222の温度が加熱温度にな
るように制御するものであり、各々の電源用OPアンプ
253,254からの制御信号によって各電源251,
252を制御し、各加熱ブロック221,222の温度
が加熱温度になるように個別に投入電力を調整する制御
である。この制御方式では、各々の加熱ブロック22
1,222への電力投入量が個別にフィードバックされ
るので、結果的に中央部加熱ブロック221と周辺部加
熱ブロック222との温度差を小さくするよう制御され
ることになる。もし、ヒータ22が一つの加熱ブロック
で構成され、その一つの加熱ブロックの温度のみを算出
してのフィードバック制御であると、基板ホルダー21
の中央部と周辺部とで発生が避けられない温度差を解消
するよう制御することはできない。
Pアンプ261からの制御信号によって電力比コントロ
ーラ26を制御し、中央部加熱ブロック221と周辺部
加熱ブロック222との温度差に小さくなるように電力
比コントローラ26から各電源に制御信号を送るように
する。例えば、中央部加熱ブロック221に比べて周辺
部加熱ブロック222の温度が10%低い場合には、中
央部電源251に比べて10%大きな電力を周辺部電源
252が与えるように制御信号を送るようにする。この
ような制御によって、各加熱ブロック221,222の
温度差が常に最小になるようフィードバックがかかる。
とは勿論可能である。また、熱電対27からの信号によ
って各電源251,252の投入電力の大きさを全体と
して粗調整しておき、電力比コントローラ26によって
各電源251,252の投入電力の比を微調整して温度
バランスを取るようにしてもよい。いずれにしても、本
実施形態の基板温度制御機構2では、ヒータ22を加熱
手段として用いるとともに間接的ではあるがその電気特
性から基板20の温度をモニタするよう構成している。
従って、特別な構成を別途採用することなく基板20の
温度管理が可能になり、前述したような制御を自由に行
える。
は、図4に示す従来の装置とほぼ同様であり、基板ホル
ダー21に対向して設けられたカソード3は前面にター
ゲット31を備えており、真空容器1内に所定のガスを
導入するガス導入系4が設けられている。
度制御機構を備えた図1の基板処理装置の動作について
簡単に説明する。まず、不図示のゲートバルブを通して
真空容器1内に基板20を搬入し、基板ホルダー21に
載置して保持させる。ゲートバルブを閉じた後、真空容
器1に付設された排気系11を動作させ、所定の圧力ま
で排気した後、ガス導入系4を動作させてガス導入し、
真空容器1内に所定量のガスを導入する。また、上記基
板温度制御機構2を動作させて、加熱温度まで基板20
を加熱して温度制御しておく。そして、カソード電源3
2を動作させ、導入したガスのスパッタ放電によってタ
ーゲット31をスパッタし、スパッタされた材料により
基板20上に所定の薄膜を作成する。薄膜が所定の厚さ
に達したら、カソード3、ガス導入系4及び基板温度制
御機構2の動作を停止し、基板20を真空容器1から搬
出する。
段23を利用した制御によって基板20は加熱温度まで
精度良く加熱されて温度制御されているので、期待され
る加熱効果を充分得ることができる。例えば、バリアメ
タル等の薄膜を作成する際に、基板20を200〜40
0℃程度に加熱すると、膜の比抵抗の低減等の効果が得
られる。
ズマを利用する装置等では、放電やプラズマ等によって
基板20が加熱される。従って、基板20が最終的に受
け取る熱量は、ヒータ22の発する熱と放電やプラズマ
等により生ずる熱との総量である。この場合にも、基板
20とヒータ22とが基板ホルダー21を介して熱伝導
性よくつながっていて両者の温度は殆ど同じであること
から、ヒータ22の温度を抵抗値から算出することで基
板20の温度とすることができる。
用した更に好適な制御方式として、基板処理のばらつき
を補償するよう温度制御する方式が挙げられる。例え
ば、配線用の薄膜やバリアメタル用の薄膜等のスパッタ
成膜では、プラズマ密度の不均一性等の理由により、基
板20の周辺部のシート抵抗値が中央部に比べて高くな
る傾向を示す場合がある。このような場合、周辺部加熱
ブロック222の温度が中央部加熱ブロック221に比
べて相当程度高くなるように制御し、基板20の周辺部
の温度を中央部に比べて高くするようにする。これによ
って、シート抵抗値の面内分布の不均一性が補償され、
良質なデバイスを高い歩留まりで産出することが可能と
なる。
明する。図3は、本願発明の別の実施形態に係る基板温
度制御機構の構成を説明する断面概略図である。この図
3に示す実施形態では、基板20を静電気により吸着す
る静電吸着機構29を基板ホルダー21が有している。
静電気吸着機構29は、基板ホルダー21の基板載置面
側に設けられた誘電体ブロック291と、誘電体ブロッ
ク291内に埋設された一対の吸着電極292と、吸着
電極292に所定の電圧を与えて誘電体ブロック291
の表面に静電気を誘起させる吸着電源293などから構
成されている。
料で形成され、熱伝導性の良好な高融点の接着剤による
接着等の方法で基板ホルダー21に固定されている。吸
着電源293は、吸着電極292に500V程度の直流
電圧を与えて基板20を誘電体ブロック291の表面に
静電吸着する。この図3に示す実施形態では、基板20
の面接触が強化される結果、基板ホルダー21の熱が効
率よく均一に基板20に伝達する。このため、前述した
温度制御の精度がさらに向上し、所定の加熱温度に面内
均一性よく基板20を加熱して温度制御することが可能
となる。
制御機構の構成は、前述したスパッタリングを行う装置
の他、エッチング装置やCVD(化学的気相成長)装置
等の各種の基板処理装置に使用できる。
ヒータを加熱手段として用いるとともにその電気特性か
ら基板の温度をモニタするよう構成されているので、特
別な構成を別途採用することなく基板の温度管理が可能
になる。また、請求項3記載の発明によれば、上記効果
に加え、各加熱ブロックへの電力投入量を個別に制御す
ることで、基板温度の面内不均一性を補償して均一性良
く加熱することが可能になるという効果が得られる。ま
た、請求項4記載の発明によれば、上記効果に加え、基
板処理の不均一性を補償するよう温度分布を与えて基板
を加熱したりすることが可能となるという効果が得られ
る。また、請求項5記載の発明によれば、上記各効果に
加え、基板の面接触が強化されるので、温度制御の精度
がさらに高まるという効果が得られる。
る基板処理装置の概略構成を示したものである。
である。
構の構成を説明する断面概略図である。
の例を示した図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 基板に対して面接触して基板を保持する
基板ホルダーと、電気エネルギーを熱エネルギーに変換
して基板を加熱するものであって基板ホルダー内に設け
られたヒータと、ヒータに対して電力を供給する電源と
を具備した基板温度制御機構において、ヒータの電気特
性からヒータの温度を算出して間接的に基板の温度をモ
ニタするモニタ手段を備えていることを特徴とする基板
温度制御機構。 - 【請求項2】 前記ヒータは、通電による抵抗発熱によ
り基板を加熱するものであり、前記モニタ手段は、当該
ヒータに印加する電圧とその電圧により流れた電流の値
から抵抗値を求めて当該ヒータの温度を算出するもので
あることを特徴とする請求項1記載の基板温度制御機
構。 - 【請求項3】 前記ヒータは、基板の面方向において区
分された複数の加熱ブロックから構成されており、その
各々の加熱ブロックへの電力の投入量が個別に制御可能
となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の基
板温度制御機構。 - 【請求項4】 前記モニタ手段は、前記ヒータの各々の
加熱ブロックの温度を算出することが可能であり、各々
の加熱ブロックの温度差を所定の値に維持する制御部を
備えていることを特徴とする請求項3記載の基板温度制
御機構。 - 【請求項5】 前記基板ホルダーは、基板を静電気によ
り吸着して面接触を強化する静電吸着機構を有している
ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の基板温
度制御機構。
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JP28613996A Expired - Lifetime JP3986598B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 基板温度制御機構 |
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