JPH10116748A - ボビンの端子取付構造 - Google Patents

ボビンの端子取付構造

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JPH10116748A
JPH10116748A JP28911296A JP28911296A JPH10116748A JP H10116748 A JPH10116748 A JP H10116748A JP 28911296 A JP28911296 A JP 28911296A JP 28911296 A JP28911296 A JP 28911296A JP H10116748 A JPH10116748 A JP H10116748A
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JP
Japan
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bobbin
terminal member
terminal
bag structure
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JP28911296A
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Hajime Muramatsu
一 村松
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子部材を単に押圧するだけでコイル端が絡
げられた端子部材の絡げ部をボビンの袋構造部に収納す
ることができるようにし、絡げ部をつまんで曲げること
に起因する弊害を防止する。 【解決手段】 ボビン10が袋構造部20を有し、端子
部材13が、板状部分25の略逆L字状に屈曲した部分
を突出させることによって形成された突出部30、およ
び、袋構造部20に挿入される挿入部26に形成された
絡げ部27を有し、端子部材13の挿入部26をボビン
10の袋構造部20に挿入し、突出部30をボビン10
の端面11aに向かって押圧することにより、絡げ部2
7が袋構造部20によって折曲げられながら袋構造部2
0に収納されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコイルが巻回される
ボビンの端子取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図1はボビンの端子取付構造の従来例を
示す構成図、図2は図1の構成をA方向から見た平面図
である。これらの図において、1はプラスチック製のボ
ビン、2,3は端子部材である。ボビン1は、頭部1a
に上面および側面が開放の2つの凹部4,5を有し、頭
部1aの下方の巻枠部1bにコイル6が巻回されてい
る。端子部材2,3は、L字状に屈曲した棒状部材で、
一端部分に外部と接続される接続部2a,3aを有し、
他端部分にコイル6のコイル端が絡げられる絡げ部2
b,3bを有している。端子部材2,3は、接続部2
a,3aがボビン1の頭部1aの上方に突出し、絡げ部
2b,3bがボビン1の凹部4,5から外側方向に突出
するように、ボビン1の頭部1aに埋め込まれてボビン
1と一体化されている。このような構成で、コイル6の
コイル端を端子部材2,3の絡げ部2b,3bに絡げて
半田付けした後、端子部材2,3の絡げ部2b,3bを
を図示矢印方向に折曲げることによって、端子部材2,
3の絡げ部2b,3bをボビン1の凹部4,5内に収納
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなボビンの端
子取付構造によれば、端子部材2,3の絡げ部2b,3
bをボビン1の凹部4,5に収納するために絡げ部2
b,3bの曲げ工程を必要とするので、製造の自動化を
図る場合、ロボットによって端子部材2,3の絡げ部2
b,3bをつまんで折曲げるようにすることが考えられ
る。しかし、これによれば、生産設備としてそのような
ロボットが必要となるばかりでなく、ロボットによって
端子部材2,3の絡げ部2b,3bをつまんで折曲げる
場合に、例えば端子部材2,3の絡げ部2b,3bが曲
がっていたりするとロボットがつまみ損なうおそれがあ
り、また、ロボットが端子部材2,3の絡げ部2b,3
bを深くつまみすぎることによってコイルの断線を生じ
たりするなどの、工程内不良が生じやすくなるという問
題がある。
【0004】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、端子部材を単に押圧するだけで端子部
材の絡げ部をボビンに収納することができ、端子部材の
絡げ部をつまんで折曲げることに起因する特殊な生産設
備を不要とすることができると共に工程内不良の低減を
図ることのできるボビンの端子取付構造を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、コイ
ルが巻回されるプラスチック製のボビンの端面の外周近
傍で軸方向に形成された袋構造部と、一端部分が前記ボ
ビンの袋構造部に挿入される挿入部を形成する略逆L字
状に屈曲した細長の板状部分を有し、前記板状部分の略
逆L字状に屈曲した部分を突出させることによって突出
部を形成すると共に、前記板状部分の挿入部に外方に突
出するようにコイル端が絡げられる絡げ部を形成した端
子部材とを有し、前記端子部材の挿入部を前記ボビンの
袋構造部に挿入し、前記端子部材の突出部を前記ボビン
の端面に向かって押圧して前記挿入部を前記袋構造部の
奥部に押し込むことにより、前記端子部材の絡げ部が前
記ボビンの袋構造部によって前記端子部材の挿入部側に
折り曲げられながら前記ボビンの袋構造部に収納される
ように構成したボビンの端子取付構造によって、上記目
的を達成する。
【0006】上記構成によれば、端子部材の突出部をボ
ビンの端面に向かって押圧して端子部材の挿入部をボビ
ンの袋構造部の奥部に押し込むことにより、端子部材の
絡げ部がボビンの袋構造部によって折り曲げられながら
当該袋構造部に収納されるように構成したので、端子部
材の絡げ部自体をつまんで折曲げることなく、単に端子
部材を押圧するだけで端子部材の絡げ部をボビンに収納
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図3は本発明を適用した電磁ピッ
クアップセンサを示す構成図、図4は図3に適用された
本発明の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【0008】図3において、10はプラスチック製のボ
ビンで、円柱状の頭部11と、頭部11の下方に中空の
巻枠部12とを有している。頭部11には端子部材1
3,14が設けられている。巻枠部12にはコイル15
が巻回されていると共に、その中空内部にヨーク16が
設けられている。コイル15の始端および終端は夫々端
子部材13,14に接続され、ヨーク16の下端面には
永久磁石17が設けられている。端子部材13,14が
設けられたボビン10,コイル15,ヨーク16および
永久磁石17は永久磁石17側が閉じた非磁性のケース
18に収納されており、端子部材13,14がケース1
8の外部に延びるリード線19に接続されている。この
ような電磁ピックアップセンサは、周知のように、永久
磁石17側が回転駆動されるパルサのコグに対面するよ
うに固定配置され、パルサのコグが通過する毎に誘導電
圧を与えるようになっている。
【0009】端子部材13,14はボビン10の頭部1
1に同様の構成で設けられるので、図4には一方の端子
部材13の取付構造のみが示されている。
【0010】図4において、20はボビン10の頭部1
1に形成された袋構造部で、頭部11の端面11aの外
周近傍に軸方向に形成されている。袋構造部20は、奥
部に袋部分21を有し、入口側に頭部11の端面11a
および側面に開口するコ字状の開口部分22が形成され
ている。袋部分21には、図5および図6からより明ら
かなように、奥にいくに従って外方に向かって傾斜する
傾斜部分21aが形成されている。開口部分22の底面
22aの中央部分には凹部22bが形成されていると共
に、開口部分22の底面22aから頭部11の下方すな
わち巻枠部12に向かって案内溝23が形成されてい
る。更に、頭部11の端面11aには2つの圧入穴24
a,24bが形成されている。
【0011】端子部材13は略逆L字状に屈曲した細長
の板状部分25を有している。板状部分25は、一端部
分がボビン11の袋構造部20に挿入される挿入部26
を形成している。挿入部26には、挿入部26の自由端
部分26aを三分割し中央の部分を外方に折曲げるかた
ちで、コイル15のコイル端が絡げられる絡げ部27が
形成されている。挿入部26の自由端部分26aは、絡
げ部27よりも短く、また、ボビン10の袋構造部20
の傾斜部分21aに沿うように外方に曲げられている。
絡げ部27は、根本部分27aが幅小になるように切り
欠かれて曲がりやすくなっていると共に、先端部分にコ
字状の切欠き27bが形成されている。切欠き27bの
部分は、コイルを切った場合に絡げ状態が緩みずらくな
るように、且つ、コイルを引っ張ることによって切りや
すくするためにエッジ状に形成されている。切欠き27
bと根本部分27aとの間の部分は、コイル端を絡げて
いる場合にコイルが切れないように、面取り形成されて
いる。板状部分25の他端部分には、リード線19が接
続される接続部28、および、ボビン11の圧入穴24
a,24bに圧入される脚部29a,29bが形成され
ている。接続部28は板状部分25の他端を上方に折曲
げることによって形成されている。脚部29a,29b
は、接続部28の手前部分に張出し部分を形成し、この
張出し部分を下方に折曲げることによって形成されてい
る。板状部分25には更に、略逆L字状に屈曲した部分
を上方に突出させることによって、突出部30が形成さ
れている。突出部30は、脚部29a,29bの手前部
分を角度θで上方に傾斜させることによって形成されて
いる。
【0012】図5および図6はボビン10への端子部材
13の取付けを説明するための図で、図5は端子部材1
3の取付けの第一段階を示し、図6は端子部材13の取
付けの第二段階を示している。
【0013】端子部材13は、図5に示すように、脚部
29a,29bがボビン10の圧入穴24a,24bに
圧入され、挿入部26がボビン10の袋構造部20に挿
入される。この状態では、端子部材13の突出部30が
ボビン10の端面11a上に突出しており、端子部材1
3の絡げ部27は、ボビン10の開口部分22の凹部2
2bに当接し外方に突出した状態におかれる。また、端
子部材13の自由端部分26aはボビン10の袋構造部
20の奥には達していない。この状態で、コイル15の
コイル端をボビン10の案内溝23を通して端子部材1
3の絡げ部27に導き、ボビン10から突出している端
子部材13の絡げ部27の面取り部分および切欠き27
bに絡げ、切欠き27bのエッジを利用してコイルを引
っ張ることによりコイルを切った後、コイルの絡げ部分
が半田付される。端子部材13の絡げ部27は切欠き2
7bがエッジ状に形成されているので、コイルを切欠き
27bに絡げて引っ張ることによってコイルを容易に切
ることができ、また、コイルを切った場合に切欠きに絡
げれたコイルの絡げ状態が緩みずらくなる。更に、端子
部材13の絡げ部27の根本部分27aと切欠き27b
との間の部分が面取り形成されているので、コイルを絡
げている最中にコイルが切れるようなことを防止するこ
とができる。
【0014】コイル15の絡げ処理が終わった後、端子
部材13の突出部30を図5に矢印で示すようにボビン
10の端面11aに向かって押圧する。これにより、端
子部材13の挿入部26がボビン10の袋構造部20の
奥に向かって押し込まれるため、端子部材13の絡げ部
27が、ボビン10の袋構造部20の外壁によって、曲
がりやすく構成されている根本部分27aから上方に折
れ曲がる。図6に示すように、端子部材13の突出部3
0がボビン10の端面11aに当接するように押圧する
と、端子部材13の挿入部26自由端部分26aがボビ
ン10の袋構造部20の傾斜部分21aに沿って袋部分
21の奥に達し、これに従って、端子部材13の絡げ部
27が更に端子部材13の挿入部26側に折れ曲がり、
絡げ部27の下部分がボビン10の袋部分21に入り、
コイル15が絡げられた部分がボビン10の開口部分2
2の内側に収納される。端子部材13の絡げ部27に絡
げられたコイル部分はボビン10の袋部分21には入ら
ないようになっているので、ボビン10の袋部分21の
内壁との接触によって絡げられたコイル部分の断線を招
来することはない。また、端子部材13の脚部29a,
29bはボビン10の圧入穴24a,24bに圧入され
ているので、端子部材13の突出部30を押圧する際に
端子部材13がボビン10から浮くようなことはない。
更に、ボビン10の袋構造部20の奥部に傾斜部分21
aが形成されていると共に、端子部材13の挿入部26
の自由端部分26aがボビン10の傾斜部分21aに沿
うように外方に曲げられているので、端子部材13の自
由端部分26aがボビン10の袋部分21の奥に入りや
すくなると共に、端子部材13の絡げ部27の先端部分
が挿入部26側に向いて曲がりやすくなる。
【0015】図7は端子部材の別の例を示す斜視図、図
8は図7の構成の端子部材を用いた場合の取付状態を示
す図である。本例の特徴は、端子部材13の絡げ部27
の先端に、絡げ部27がボビン10の袋構造部20に収
納された場合に、端子部材13の挿入部26にに当接す
る突起40を形成したことにある。突起40は本例では
絡げ部27の先端を上方に折曲げることによって形成さ
れている。このような構成によれば、端子部材13の絡
げ部27がボビンの袋構造部20に収納された場合に、
図8に示すように、絡げ部27の突起40が端子部材1
3の挿入部26に当接することにより、コイルが絡げら
れた部分が端子部材13の挿入部26との接触によって
断線を招来するようなことを防止することができる。な
お、その他の構成は前述した通りである。
【0016】図9は端子部材の更に別の例を示す斜視図
で、その特徴は、図4における絡げ部27の切欠き27
bに代えて、絡げ部27の先端部分の両側にコ字状の切
欠き51a,51bを形成したことにある。切欠き51
a,51bは図4の切欠き27bのようにエッジ状に形
成される。これによれば、左右いずれの方向にコイルを
引っ張ってもコイルを切ることができる。なお、その他
の構成は前述した通りである。
【0017】以上説明した例では電磁ピックアップセン
サのボビンの端子取付構造について説明したが、これに
限定されるものではないことは勿論である。ストローク
センサなどのボビンの端子取付構造に広く適用すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、端
子部材の突出部をボビンの端面に向かって押圧して端子
部材の挿入部をボビンの袋構造部の奥部に押し込むこと
により、端子部材の絡げ部がボビンの袋構造部によって
折り曲げられながら当該袋構造部に収納されるように構
成したので、端子部材の絡げ部自体をつまんで折曲げる
ことなく、単に端子部材を押圧するだけで端子部材の絡
げ部をボビンに収納することができ、端子部材の絡げ部
をつまんで折曲げることに起因する特殊な生産設備を不
要とすることができると共に工程内不良の低減を図るこ
とのできるボビンの端子取付構造を提供することができ
る。
【0019】また、端子部材の挿入部をボビンの袋構造
部に挿入する場合に、端子部材に形成された脚部をボビ
ンに形成された圧入穴に圧入するように構成したので、
端子部材の突出部を押圧する際に端子部材がボビンから
浮くようなことはなく、また、ボビンの袋構造部に挿入
される端子部材の挿入部と相俟って端子部材がボビンに
確実固定される。
【0020】また、端子部材の突出部が押圧された場合
に、端子部材の挿入部の自由端部分がボビンの袋構造部
に形成された傾斜部分に沿ってその奥部に案内されるよ
うに構成したので、端子部材の自由端部分がボビンの袋
構造部の奥に入りやすくなると共に、端子部材の絡げ部
が挿入部側に向いて曲がりやすくなる。
【0021】また、ボビンの袋構造部の入口側を開口
し、端子部材の絡げ部が袋構造部に収納された際に、絡
げ部に絡げられたコイル部分が袋構造部の内壁に接触し
ないように構成したので、ボビンの袋構造部との接触に
よって絡げられたコイル部分の断線を招来することはな
い。
【0022】また、端子部材の絡げ部の先端部分に形成
された切欠きをエッジ状に形成すると共に、絡げ部の根
本部分と切欠きとの間の部分を面取り形成するようにし
たので、切欠きに絡げてコイルを引っ張ることによって
コイルを容易に切ることができると共に、コイルを切っ
た場合に切欠きに絡げられたコイルの絡げ状態が緩みず
らくなり、更に、絡げ部の根本部分と切欠きとの間にコ
イルを絡げている最中にコイルが切れるようなことを防
止することができる。
【0023】端子部材の絡げ部の先端に、絡げ部がボビ
ンの袋構造部に収納された場合に、端子部材に当接する
突起を形成したので、突起が端子部材の挿入部に当接す
ることにより、コイルが絡げられた部分が端子部材の挿
入部との接触によって断線を招来するようなことを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はボビンの端子取付構造の従来例を示す構
成図である。
【図2】図2は図1の構成をA方向から見た平面図であ
る。
【図3】図3は本発明を適用した電磁ピックアップセン
サを示す構成図である。
【図4】図4は図3に適用された本発明の実施の形態の
一例を示す斜視図である。
【図5】図5はボビンへの端子部材の取付けを説明する
ための図で、端子部材の取付けの第一段階を示してい
る。
【図6】図6はボビンへの端子部材の取付けを説明する
ための図で、端子部材の取付けの第二段階を示してい
る。
【図7】図7は端子部材の別の例を示す斜視図である。
【図8】図8は図7の構成の端子部材を用いた場合の取
付状態を示す図である。
【図9】図9は端子部材の更に別の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ボビン 11a 端面 13,14 端子部材 15 コイル 20 袋構造部 21 袋部分 21a 傾斜部分 22 開口部分 24a,24b 圧入穴 25 板状部分 26 挿入部 26a 自由端部分 27 絡げ部 27a 根本部分 27b 切欠き 29a,29b 脚部 30 突出部 40 突起 51a,51b 切欠き

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが巻回されるプラスチック製のボ
    ビンの端面の外周近傍に軸方向に形成された袋構造部
    と、 一端部分が前記ボビンの袋構造部に挿入される挿入部を
    形成する略逆L字状に屈曲した細長の板状部分を有し、
    前記板状部分の略逆L字状に屈曲した部分を突出させる
    ことによって突出部を形成すると共に、前記板状部分の
    挿入部に外方に突出するようにコイル端が絡げられる絡
    げ部を形成した端子部材とを有し、 前記端子部材の挿入部を前記ボビンの袋構造部に挿入
    し、前記端子部材の突出部を前記ボビンの端面に向かっ
    て押圧して前記挿入部を前記袋構造部の奥部に押し込む
    ことにより、前記端子部材の絡げ部が前記ボビンの袋構
    造部によって前記端子部材の挿入部側に折り曲げられな
    がら前記ボビンの袋構造部に収納されるように構成した
    ボビンの端子取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ボビンの端面に圧入穴を形成すると
    共に、前記端子部材の板状部分の他端部分に脚部を形成
    し、前記端子部材の挿入部を前記ボビンの袋構造部に挿
    入する場合に前記端子部材の脚部を前記ボビンの圧入穴
    に圧入するように構成した請求項1に記載のボビンの端
    子取付構造。
  3. 【請求項3】 前記ボビンの袋構造部の奥部に外方に向
    かって傾斜する傾斜部分を形成すると共に、前記端子部
    材の挿入部の自由端部分を前記ボビンの傾斜部分に沿う
    ように曲げ、前記端子部材の突出部が押圧された場合
    に、前記端子部材の挿入部の自由端部分が前記袋構造部
    の傾斜部分に沿ってその奥部に案内されるように構成し
    た請求項1に記載のボビンの端子取付構造。
  4. 【請求項4】 前記ボビンの袋構造部の入口側が前記ボ
    ビンの端面および側面に開口し、前記端子部材の絡げ部
    が前記袋構造部に収納された際に、前記絡げ部に絡げら
    れたコイル部分が前記袋構造部の内壁に接触しないよう
    に構成した請求項1に記載のボビンの端子取付構造。
  5. 【請求項5】 前記端子部材の絡げ部がその先端部分に
    切欠きを備え、前記切欠きをエッジ状に形成すると共
    に、根本部分と前記切欠きとの間の部分を面取り形成す
    るようにした請求項1に記載のボビンの端子取付構造。
  6. 【請求項6】 前記端子部材の絡げ部の根本部分を曲が
    りやすくなるように構成した請求項1に記載の端子取付
    構造。
  7. 【請求項7】 前記端子部材の絡げ部の先端に、前記絡
    げ部が前記ボビンの袋構造部に収納された場合に、前記
    端子部材に当接する突起を形成した請求項1に記載のボ
    ビンの端子取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329265A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Tokyo Coil Engineering Kk コイル巻装部品
JP2007329264A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Tokyo Coil Engineering Kk コイル巻装部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329265A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Tokyo Coil Engineering Kk コイル巻装部品
JP2007329264A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Tokyo Coil Engineering Kk コイル巻装部品

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