JP4419856B2 - 有極電磁リレーおよびその製造方法 - Google Patents

有極電磁リレーおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気回路を開閉するための有極電磁リレーおよびその製造方法に関する。
従来から、一般に有極電磁リレーは、電磁石ブロックと、この電磁石ブロックの励磁状態に応じて開閉される接点機構を備え、電磁石ブロックは、内部に鉄心が挿入されて外部にコイルが巻回されたコイルボビンを有し、このコイルボビンはコイルの引出し線が接続されたコイル端子を有する(例えば、特許文献1参照)。
この種の有極電磁リレーについて図7、図8を参照して説明する。この有極電磁リレーは、図7に示すように、ベース1上に、電磁石ブロック2、接点機構3,4、接極子ブロック5、及び可動絶縁体14を備えて構成される。電磁石ブロック2は、U字型のヨーク7の内側中央に鉄心8が取り付けられ、E字型の磁路を構成する。鉄心8の自由端が中央磁極部8aとなり、ヨーク両端が中央磁極部8aを間にして対向する対向磁極部7a,7bとなる。これら中央磁極部8aと対向磁極部7a,7bとは、コイル(図示なし)の励磁により、互いに逆の極性を持つものとなる。鉄心8がコイルボビン9の中心孔9aに挿通され、ヨーク7の両脚がコイルボビン9の鉄心8の固定端側にある鍔部9bに挿通される。この鍔部9bには、コイルの引出し線が接続されるコイル端子10,11が設けられている。コイル端子16は、ラッチング用のコイルの引出し線が接続されるもので、コイル巻回後、コイルボビン9に装着される。コイルはコイルボビン9の胴部9cに巻回される。
接点機構3,4は、電磁石ブロック2のコイル側方に配置される。各接点機構3,4は、固定接点31,41と、これらと開閉可能な可動接点32,42を備えている。固定接点31,41は、固定接点端子33,43に担持される。可動接点32,42は、可動ばね34,44の一端に担持され、該他端は可動接点端子35,45に担持される。これら固定接点端子33,43及び可動接点端子35,45は、ベース1に支持される。
接極子ブロック5は、2つの磁性体からなる接極子12,12が永久磁石13をその着磁方向から挟んでU字型の磁路とされ、可動絶縁体14の一端に取り付けられる。この接極子ブロック5は、U字型の磁路を形成する2つの接極子12が、電磁石ブロック2の対向磁極部7a,7bと中央磁極部8aとが形成するE字型の磁路における空隙に挿入されて電磁石ブロック2と組み合わされる。可動絶縁体14は、その両翼部に可動接点ばね34,44を挟み、軸受け孔14aがベース1の回動軸1cに回動自在に軸支される。ベース1は、トンネル1aを備え、トンネル1aは一体成形の絶縁壁1bで形成され、長手方向一端(図7の手前側)で開口し、他端(奥方)では上面が開口している。電磁石ブロック2は、対向磁極部7a,7b及び中央磁極部8aが上記上面開口部の下に臨まれるようにトンネル1a内に収納される。電磁石ブロック2及びその他の部品をベース1に装着した後、ベース1にはカバー15が被せられる。カバー15を被せた後、ベース1の下面側に封止用の樹脂が塗布され硬化される。
上記構成において、コイルに通電していない状態では、接極子ブロック5は、例えば、一方の接極子12が対向磁極部7aに、他方の接極子12が中央磁極部8aに、永久磁石13の磁束によって吸着されている。このとき、可動接点32は固定接点31に閉成していて、可動接点42は固定接点41から開離している。いま、コイルに通電して、対向磁極部7a,7bをN極に、中央磁極部8aをS極に励磁すると、接極子ブロック5は、可動絶縁体14ごと軸1cの回りに回動し、一方の接極子12が中央磁極部8aに、他方の接極子12が対向磁極部7bにそれぞれ当接する。この動きが可動絶縁体14により、接点機構3,4に伝えられ、可動接点32が固定接点31から開離し、可動接点42が固定接点41に閉成する。コイルの励磁を止めても、永久磁石13の磁束によってこの状態が保たれる。この状態のときに、コイルに通電して、上記とは逆の極性の励磁を行うと、前記同様に接極子ブロック5が前記とは逆向きに回動して、接極子12,12は元の状態に戻る。
ここで、コイルボビン9の複数のコイル端子10,11,16にコイル引出し線を結線する工程を説明する。コイル端子16は、図8(a)に示すように、コイルボビン9とは一体成形されずに別部品となっている。これは次の理由による。外部回路(図示なし)に接続される部分である各端子部10a,11a,16aのうち、コイル端子16の端子部16aがコイルボビン9の内方寄りに配置される。端子部を一直線上に配置しないことにより、電磁リレーが搭載される機器及び電磁リレーを小型化するためである。しかしながら、コイル線材をコイルボビン9に巻線機によって巻回する工程の前から、コイル端子16をコイルボビン9に設けていると、端子部16aが邪魔になって巻線機によるコイルの自動巻きが困難になる。そこで、コイル端子16は、図8(b)に示すように、巻線後に装着される。そして、コイル端子16は、手作業によりコイル引出し線をコイル端子16に結線して半田付けした後、図8(c)に示すように、折り曲げられて最終形状とされる。
特公平3−38690号公報
しかしながら、上述した図7,図8や特許文献1に示されるような有極電磁リレーにおいては、別部品となっているコイル端子16の管理や取扱い、手作業による結線や半田付けなどが不便であり、また別部品構成のため小型化しにくい。
本発明は、上記課題を解消するものであって、コイル引き出し線の結線と半田付けを自動化できる小型の有極電磁リレーおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、内部に鉄心が挿入されて外部にコイルが巻回された成形樹脂からなるコイルボビン及び前記コイルの引出し線が接続され、かつ外部回路接続のための少なくとも3本のコイル端子を有する電磁石ブロックと、前記コイルの励磁状態に応じて接離する接点を持つ接点機構と、前記電磁石ブロックと前記接点機構とを支持するベースと、を備えた有極電磁リレーにおいて、前記コイル端子は、前記コイルボビンの延伸方向の一方の端部に設けられた端子保持部に、前記延伸方向と略直交して略同一面上に一体成形されて保持され、一端が前記端子保持部から突出してコイルの引出し線と電気的に結線されるコイル結線部となり、他端が端子保持部から導出されて外部回路の接続部に接続される端子部となるものであり、前記コイル結線部の少なくとも2つが共に同一方向に前記端子保持部から突出しており、前記端子部の1つが前記端子保持部から導出された根本部分において前記コイルボビンの中心側に屈曲され記同一面から外れた配置とされ、前記ベースは、前記延伸方向に沿った矩形の下面を有する部材の上に該延伸方向手前側で開口し奥方で上面が開口するように一体成形の絶縁壁で形成されたトンネルを備え、該ベースの下面側には前記延伸方向手前側から奥方に向かう隙間からなる空間が形成されており、前記電磁ブロックは、前記延伸方向手前側から前記トンネルに挿入して収納され、前記接点機構は、前記トンネルの外部で前記電磁ブロックのコイル側方に配置され、前記空間には、前記中心側に屈曲されて同一面から外れた配置とされた端子部が、前記電磁ブロックの前記トンネルへの挿入時にスライドされて収納されているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の有極電磁リレーにおいて、前記コイル結線部の前記端子保持部からの突出方向が前記端子部の導出方向とは略反対方向であるものである。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の有極電磁リレーの製造方法であって、前記コイルボビンへのコイル巻回と前記各コイル結線部へのコイル引出し線の電気的結線の後に、前記端子部の1つを前記端子保持部から導出された根本部分において前記コイルボビンの中心側に屈曲させて前記同一面から外れた配置とし、前記コイルボビンの内部に前記鉄心を挿入して前記電磁ブロックを形成し、その電磁ブロックを前記延伸方向手前側から前記トンネルに挿入して収納し、その挿入時に、前記中心側に屈曲されて同一面から外れた配置とされている端子部を前記ベースの下面側に形成されている隙間からなる空間にスライドして収納するものである。
請求項1の発明によれば、各コイル端子が端子保持部に略同一平面上に一体成形されて保持されており、従って、コイル結線部が略同一平面上にあり、コイル巻回の邪魔にならないので、コイル自動巻回に引き続いてコイル引き出し線の結線を自動で行うことができる。また、コイル結線部の少なくとも2つが、共に同一方向に前記端子保持部から突出しているので、結線部の半田付けを自動化できるとともに、複数本同時の半田付け(あるいは溶接)が可能であり、半田付け(溶接)のためのコイルボビンの姿勢変更工程数の少ない効率的作業ができる。また、各コイル端子が一体成形されているので、小型の有極電磁リレーを実現できる。
請求項2の発明によれば、コイル結線部の端子保持部からの突出方向が端子部の導出方向とは略反対方向であるので、端子部と干渉することなく自動結線機をコイル結線部に接近させてコイル引き出し線の結線ができる。また、半田付けの自動化ができる。
請求項3の発明によれば、コイルボビンにコイルを自動巻回でき、コイル巻回に引き続いてコイル引き出し線を各コイル結線部に自動結線できる。
以下、本発明の実施形態に係る有極電磁リレーについて、図面を参照して説明する。有極電磁リレーの全体の基本構成は、一部を除き上述した図7、図8と同様であるので、重複説明は省略し、上述とは相違する電磁石ブロック(特にそのコイルボビン)とコイルボビンに嵌合するベースの構成について詳細説明する。なお、図中に便宜的に示す上下前後左右の方向を適宜用いる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の有極電磁リレーにおける電磁石ブロックを形成するコイルボビン9を示す。コイルボビン9は、図1(a)に示すように、その延伸方向、すなわち前後方向の一方の端部に端子保持部90を備え、3本のコイル端子10,11,16が、延伸方向と略直交する略同一面(前後左右平面)上に配置されて端子保持部90に一体成形により保持されている。各コイル端子10,11,16の一端は、端子保持部90から左右斜め上方に突出してコイル21の引出し線と電気的に接続されるコイル結線部となり、他端が端子保持部90から下方に向けて導出されて外部回路への接続のための端子部10a,11a,16aとなる。端子保持部90は、延伸方向に平行で端子部の導出方向に対して傾斜した端面S1,S2を有し、コイル結線部は、この端面S1,S2から突出している。
各コイル端子10,11,16のコイル結線部が略同一平面上にあり、コイル巻回の邪魔にならないので、図1(b)に示すように、コイルボビン9の胴部9cにコイルを自動巻回でき、コイル巻回に引き続いてコイル引き出し線を各コイル結線部に自動結線できる。また、2つのコイル端子10,16のコイル結線部が、共に同一方向(右斜め上方)に端面S1から突出しているので、結線した部分の半田付けを自動化できるとともに、2本同時の半田付けが可能であり、3本別個の半田付けに比べてコイルボビン9の姿勢変更工程数の少ない効率的な半田付け作業ができる。このように、コイルの巻回と結線の後、結線部分を半田付け(その他溶接等)する工程となるが、半田付けの場合、コイル結線部を複数本出した側は1度で複数本のコイル端子を半田付けできるという利点を持つ。
そして、コイル引き出し線が各コイル結線部に結線された後、図1(c)に示すように、1つの端子部16aが、端子保持部90から導出された根本部分16cにおいて内方(コイルボビン9の中心側)に屈曲されて、前記略同一面上から外れた配置とされる。
図2(a)〜(d)は、コイルボビン9をもとに構成した電磁石ブロックが組み込まれるベース1の外観を示す。図2(c)(d)に示される隙間17は、上述のコイル端子16,10の端子部16a,10aがスライドされて収納される空間である。点p1,p2,p3は、ベース1に電磁石ブロック2が装着されたときに、各端子部11a,10a,16aが配置される場所を示す。
図3(a)(b)は、コイルボビン9に一体成形されるコイル端子の構造を示す。各コイル端子10,11,16は、互いに重ならないように、略同一平面上に配置されて端子保持部90に一体成形される。
図4は、ベース1に電磁石ブロック2を組み込んだ状態を示す。コイルボビンの端子保持部90に設けた傾斜した端面S1からコイル結線部16b、端面S2からコイル結線部10b,11bが突出してコイル引き出し線が結線されている。各コイル端子10,11,16が端子保持部90に一体成形により保持されているので、小さな端子保持部であっても十分な保持強度が得られ、コイル端子を後付保持する場合に比べて小型の有極電磁リレーを実現できる。また、端面S1,S2からコイル結線部11b,10b,16bを突出させているので、外形が矩形であるベース1の隅部空間を有効利用して有極電磁リレーの小型化が図られている。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態の有極電磁リレーにおける電磁石ブロック2をベース1に組み込んだ状態を示す。この電磁石ブロック2は、コイル結線部10b,11bを右側方に向けて互いに平行に突出させている。このように複数本のコイル結線部を同一方向に突出させることにより、上述の第1実施形態と同様に、複数本出した側のコイル結線部を1度で同時に半田付けできる。しかしながら、この実施形態における有極電磁リレーは、左右方向の外形幅が、上述の第1実施形態のものと比べてX(0<X)だけ大きくなる。この構造の有極電磁リレーは、上下方向の高さを低くできる可能性があり、左右方向よりも高さ方向に寸法制限が有る場合に有効である。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態の有極電磁リレーにおける電磁石ブロック2をベース1に組み込んだ状態を示す。この電磁石ブロック2は、上方に平行にコイル結線部10b,11bを突出させている。このように複数本のコイル結線部を同一方向に突出させることにより、上述の第1実施形態と同様に、複数本出した側のコイル結線部を1度で同時に半田付けできる。しかしながら、この実施形態における有極電磁リレーは、可動絶縁体14(図7参照)を載置するベース1の上部空間14bが、上述の第1実施形態のものと比べてY(0<Y)だけ小さくなるので、可動絶縁体14に許される外形形状に制約が生じる。この構造の有極電磁リレーは、上部空間14bに可動絶縁体14の載置が可能との前提のもとで左右方向の幅を狭くできる可能性があり、上下方向よりも左右方向に寸法制限が有る場合に有効である。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、第1実施形態における端子保持部90の、同一平面にない端子部16aが設けられる側の端面S2に2本のコイル結線部を突出させるようにしてもよい。また、両方の端面S1,S2に2本ずつコイル結線部を突出させることもできる。
(a)は本発明の第1実施形態に係る有極電磁リレーのコイルボビンの斜視図、(b)は同コイルボビンにコイルを巻回した状態の斜視図、(c)はコイルを巻回した同コイルボビンのコイル端子を屈曲して最終形状として斜視図。 (a)は同上有極電磁リレーのベースの上面図、(b)は同側面図、(c)は同下面図、(d)は同前面図。 (a)は同上有極電磁リレーのコイルボビンの斜視図、(b)は同コイルボビンに一体成形されるコイル端子の斜視図。 同上有極電磁リレーにおけるベースに電磁石ブロックを組み込んだ状態の前面図。 本発明の第2実施形態に係る有極電磁リレーにおけるベースに電磁石ブロックを組み込んだ状態の前面図。 本発明の第3実施形態に係る有極電磁リレーにおけるベースに電磁石ブロックを組み込んだ状態の前面図。 従来の有極電磁リレーの分解斜視図。 (a)は同上有極電磁リレーのコイルボビン及びコイル端子の斜視図、(b)は同コイルボビンにコイルを巻回してコイル端子に結線した斜視図、(c)はコイルを巻回した同コイルボビンのコイル端子を屈曲して最終形状として斜視図。
符号の説明
1 ベース
2 電磁石ブロック
3,4 接点機構
8 鉄心
9 コイルボビン
10,11,16 コイル端子
10a,11a,16a 端子部
10b,11b,16b コイル結線部
16c 根本部分
17a 壁部
18 樹脂
21 コイル
90 端子保持部
S1,S2 端面

Claims (3)

  1. 内部に鉄心が挿入されて外部にコイルが巻回された成形樹脂からなるコイルボビン及び前記コイルの引出し線が接続され、かつ外部回路接続のための少なくとも3本のコイル端子を有する電磁石ブロックと、前記コイルの励磁状態に応じて接離する接点を持つ接点機構と、前記電磁石ブロックと前記接点機構とを支持するベースと、を備えた有極電磁リレーにおいて、
    前記コイル端子は、前記コイルボビンの延伸方向の一方の端部に設けられた端子保持部に、前記延伸方向と略直交して略同一面上に一体成形されて保持され、一端が前記端子保持部から突出してコイルの引出し線と電気的に結線されるコイル結線部となり、他端が端子保持部から導出されて外部回路の接続部に接続される端子部となるものであり、
    前記コイル結線部の少なくとも2つが共に同一方向に前記端子保持部から突出しており、
    前記端子部の1つが前記端子保持部から導出された根本部分において前記コイルボビンの中心側に屈曲され記同一面から外れた配置とされ
    前記ベースは、前記延伸方向に沿った矩形の下面を有する部材の上に該延伸方向手前側で開口し奥方で上面が開口するように一体成形の絶縁壁で形成されたトンネルを備え、該ベースの下面側には前記延伸方向手前側から奥方に向かう隙間からなる空間が形成されており、
    前記電磁ブロックは、前記延伸方向手前側から前記トンネルに挿入して収納され、
    前記接点機構は、前記トンネルの外部で前記電磁ブロックのコイル側方に配置され、
    前記空間には、前記中心側に屈曲されて同一面から外れた配置とされた端子部が、前記電磁ブロックの前記トンネルへの挿入時にスライドされて収納されていることを特徴とする有極電磁リレー。
  2. 前記コイル結線部の前記端子保持部からの突出方向が前記端子部の導出方向とは略反対方向であることを特徴とする請求項1に記載の有極電磁リレー。
  3. 請求項1または請求項2に記載の有極電磁リレーの製造方法であって、
    前記コイルボビンへのコイル巻回と前記各コイル結線部へのコイル引出し線の電気的結線の後に、前記端子部の1つを前記端子保持部から導出された根本部分において前記コイルボビンの中心側に屈曲させて前記同一面から外れた配置とし、
    前記コイルボビンの内部に前記鉄心を挿入して前記電磁ブロックを形成し、その電磁ブロックを前記延伸方向手前側から前記トンネルに挿入して収納し、その挿入時に、前記中心側に屈曲されて同一面から外れた配置とされている端子部を前記ベースの下面側に形成されている隙間からなる空間にスライドして収納することを特徴とする有極電磁リレーの製造方法。
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