JPH1011558A - 半導体集積回路及び接触式icカード - Google Patents

半導体集積回路及び接触式icカード

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JPH1011558A
JPH1011558A JP8161985A JP16198596A JPH1011558A JP H1011558 A JPH1011558 A JP H1011558A JP 8161985 A JP8161985 A JP 8161985A JP 16198596 A JP16198596 A JP 16198596A JP H1011558 A JPH1011558 A JP H1011558A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で且つ確実に端子の接触不良を検
出でき、しかも端子の接触不良に対する適切かつ迅速な
対応をとることができるICカードを提供することであ
る。 【解決手段】 外部回路端子に接触される内部回路端子
と、前記内部回路端子から供給される電気信号を入力す
る内部回路と、前記外部回路端子と前記内部回路端子と
の接触状態の良否を検出する端子接触状態検出手段と、
前記端子接触状態検出手段により前記接触状態が不良と
検出されたときは、所定の処理を経て前記内部回路の動
作を停止する回路動作制御手段とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部装置に端子を
接触させて機能する接触式ICカード等に内蔵される半
導体集積回路、及び端子の接触不良を検出する機能を備
えた接触式ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチック等のカードにマイク
ロコンピュータやメモリなどのICチップを内蔵し、リ
ーダ・ライタの端子に金属製端子を接触させてリーダ・
ライタとの間でデータの双方向伝送を行う接触式ICカ
ードが注目されている。
【0003】図10は、従来の接触式ICカードを使用
したICカードシステムの基本構成を示すブロック図で
ある。
【0004】このICカードシステムは、ICカード1
00と、このICカード100を着脱自在に装着するリ
ーダ・ライタ110とを備えている。なお、通常、リー
ダ・ライタ110には、ホストコンピュータ(図示省
略)が接続されている。即ち、ICカード100とホス
トコンピュータとの中間にリーダ・ライタ110が位置
している。
【0005】ICカード100は、リーダ・ライタ11
0の端子111〜115とそれぞれ接触する金属製端子
101〜105を持ち、CPU106と、EEPROM
107とがICチップの形で内蔵されている。CPU1
06は、端子101〜105を介して、リーダ・ライタ
110とのインタフェース制御や、EEPROM107
に対するアクセス制御などを行う。
【0006】一方、リーダ・ライタ110の制御回路1
16は、ICカード100の挿入/排出制御や、ICカ
ード100とのデータ送受信制御、ホストコンピュータ
とのデータ送受信制御などを行う。そして、リーダ・ラ
イタ110は、VDD端子111、GND端子112、
CLK端子113、及びRST端子115を介して、電
源VDD、クロックCLK及びリセット信号RSTをI
Cカード100へ供給するほか、I/O端子114を介
してICカード100との間でデータの双方向伝送を行
う。
【0007】上述したような接触式ICカードは、非接
触式のICカードに比べて構造が簡単になるといった利
点を有するものの、使用する度に端子同士の接触が繰り
返されため、端子の汚れなどによって端子間の接触不良
が発生する恐れがあった。このような端子間の接触不良
が生じた場合は、リーダ・ライタ側からの制御が不可能
となったり、誤データの読み/書きが行われたりするこ
とになり、ICカードの信頼性を損なうという問題があ
った。
【0008】このようなことから、接触式ICカードで
は、従来より端子間の接触不良(オープン)を検出して
上記問題に対処する技術が望まれているが、現状では何
も対策が施されていない。
【0009】端子のオープン状態を検出する従来技術の
一例としては、例えば特開昭60−65621号公報に
開示されるものがある。
【0010】図11は、上記公報に開示された従来の半
導体集積回路のブロック図である。集積回路210は、
入力端子群220、出力端子群230、及び順序回路2
40を有するほか、入力端子221のオープン状態を検
出する検出ゲート回路250を備えている。順序回路2
40は、入力端子221,222からの入力のみで通常
動作するようになっている。端子221がオープン状態
になると、検出ゲート回路250がこの状態を検出し、
強制的に順序回路240の状態を所望の値に設定するこ
とができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された半導体集積回路では、検出ゲート回路2
50が端子221のオープン状態を検出すると、直ちに
強制的に順序回路240の状態を所望の値に設定してい
る。
【0012】従って、この公報の技術を例えば接触式I
Cカードに適用した場合は、端子間の接触不良を検出し
て、直ちにICカード内のCPUの動作を停止すること
となる。そのため、例えばリセット端子の接触不良を検
出したときは、これをリーダ・ライタ側へ通知すること
ができず、リセット端子の接触不良に対する適切かつ迅
速な対応を行うことができない。
【0013】また、例えばEEPROM内の所定領域に
書き込み中にクロック端子の接触不良を検出したとき
は、前記所定領域には所望の書き込みデータを全て書き
込むことができず、この書き込みデータの一部のみしか
書き込むことができない。この場合、該書き込みデータ
が全体で1つの意味を成すデータであったときには、書
き込まれたデータは意味不明になってしまう。読み出し
中にクロック端子の接触不良を検出したときも、読み出
しデータの一部のみしか読み出すことができず、読み出
されたデータは意味不明になってしまう。
【0014】このように、上記公報の技術をICカード
に適用しても、依然として上述のICカードの信頼性を
損なうという問題は解決されない。
【0015】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、端子の接触不
良に対する適切且つ迅速な対応をとることができる半導
体集積回路を提供することである。またその他の目的
は、外部回路端子に接触する内部回路端子を持つ場合
に、その端子接触状態の良否検出を簡単な構成で且つ確
実に行うこどができる半導体集積回路を提供することで
ある。また、簡単な構成で且つ確実にリセット端子の接
触不良を検出でき、しかもリセット端子の接触不良に対
する適切かつ迅速な対応をとることができるICカード
を提供することである。さらに、簡単な構成で且つ確実
にクロック端子の接触不良を検出でき、しかもクロック
端子の接触不良に対する適切かつ迅速な対応をとること
ができるICカードを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明である半導体集積回路の特徴は、外部回
路端子に接触される内部回路端子と、前記内部回路端子
から供給される電気信号を入力する内部回路と、前記外
部回路端子と前記内部回路端子との接触状態の良否を検
出する端子接触状態検出手段と、前記端子接触状態検出
手段により前記接触状態が不良と検出されたときは、所
定の処理を経て前記内部回路の動作を停止する回路動作
制御手段とを備えたことにある。
【0017】この第1の発明によれば、外部回路端子と
内部回路端子との接触状態が不良と検出されたときは、
直ちに内部回路の動作を停止することなく、回路動作制
御手段が所定の処理を経て内部回路の動作を停止するの
で、当該接触不良に対する適切且つ迅速な対応をとるこ
とができる。
【0018】第2の発明である半導体集積回路の特徴
は、上記第1の発明において、前記外部回路端子にはプ
ルアップ抵抗が接続され、前記端子接触状態検出手段
は、高レベル電源と前記内部回路端子との間に接続され
た第1のトランジスタと、前記内部回路端子と低レベル
電源との間に接続され且つオン時に前記プルアップ抵抗
よりも抵抗値が大きくなるようにサイズが設定された第
2のトランジスタと、前記第1及び第2のトランジスタ
を所定のタイミングでオンし、このオン時の前記内部回
路端子の電位に基づいて、前記外部回路端子と前記内部
回路端子との接触状態の良否を判定する端子接触状態判
定手段とを備えたことにある。
【0019】この第2の発明によれば、プルアップ抵抗
が接続されている外部回路端子(例えばリセット端子)
に接触する内部回路端子を持つ半導体集積回路におい
て、その端子接触状態の良否検出を簡単な構成で且つ的
確に行える。
【0020】第3の発明である半導体集積回路の特徴
は、上記第1の発明において、前記外部回路端子からは
外部クロックが供給され、前記端子接触状態検出手段
は、前記内部回路端子の電位に基づいて高電位またはハ
イインピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低域
通過フィルタを通して出力する第1の入力回路と、前記
内部回路端子の電位を反転するインバータ回路と、前記
インバータ回路の出力電位に基づいて高電位またはハイ
インピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低域通
過フィルタを通して出力する第2の入力回路と、前記第
1と第2の入力回路の出力により前記外部クロックの入
力/非入力状態を確認し、前記外部クロックの非入力時
に自励発振スタート信号を活性化するクロック入力確認
回路と、前記自励発振スタート信号が活性化されたとき
に内部クロックを発生させる自励発振器と、前記自励発
振スタート信号の活性化時に前記内部クロックを、前記
自励発振スタート信号の非活性化時に前記外部クロック
を選択して、前記内部回路のシステムクロックとして出
力するセレクタと、前記第1と第2の入力回路の出力に
基づいて、前記外部回路端子と前記内部回路端子との接
触状態の良否を判定する端子接触状態判定手段とを備え
たことにある。
【0021】この第3の発明によれば、外部回路のクロ
ック端子に接触する内部回路端子を持つ半導体集積回路
において、その端子接触状態の良否検出を簡単な構成で
且つ的確に行える。
【0022】第4の発明である接触式ICカードの特徴
は、プルアップ抵抗に接続された外部リセット端子を有
する外部装置の前記外部リセット端子に接触される回路
リセット端子と、データを格納するメモリと、前記メモ
リへのアクセス制御を含む各種制御を行うと共に、前記
回路リセット端子から供給されるリセット信号によりリ
セットされる中央処理装置とを備えた接触式ICカード
において、高レベル電源と前記回路リセット端子との間
に接続された第1のトランジスタと、前記回路リセット
端子と低レベル電源との間に接続され且つオン時に前記
プルアップ抵抗よりも抵抗値が大きくなるようにサイズ
が設定された第2のトランジスタと、前記第1及び第2
のトランジスタを所定のタイミングでオンし、このオン
時の前記回路リセット端子の電位に基づいて、前記外部
リセット端子と前記回路リセット端子との接触状態の良
否を判定する端子接触状態判定手段と、前記端子接触状
態判定手段により前記接触状態が不良と判定されたとき
は、前記回路リセット端子の接触状態が不良である旨を
示す異常判定情報を前記外部装置に通知する異常判定情
報通知手段と、前記端子接触状態判定手段及び前記異常
判定情報通知手段の動作時に前記中央処理装置がリセッ
ト状態に設定されるのを阻止するリセット阻止手段とを
設けたことにある。
【0023】この第4の発明によれば、リセット信号が
低レベルで活性化される場合において、簡単な構成で且
つ的確に回路リセット端子の接触不良を検出することが
でき、回路リセット端子の接触不良を検出したときは、
これを直ちに外部装置側へ通知して、回路リセット端子
の接触不良に対する適切かつ迅速な対応をとることがで
きる。
【0024】第5の発明である接触式ICカードの特徴
は、外部装置の外部クロック端子に接触される回路クロ
ック端子と、データを格納するメモリと、前記回路クロ
ック端子から入力される外部クロックに同期して前記メ
モリへのアクセス制御を含む各種制御を行う中央処理装
置とを備えたを備えた接触式ICカードにおいて、前記
回路クロック端子の電位に基づいて高電位またはハイイ
ンピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低域通過
フィルタを通して出力する第1の入力回路と、前記回路
クロック端子の電位を反転するインバータ回路と、前記
インバータ回路の出力電位に基づいて高電位またはハイ
インピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低域通
過フィルタを通して出力する第2の入力回路と、前記第
1と第2の入力回路の出力により前記外部クロックの入
力/非入力状態を確認し、前記外部クロックの非入力時
に自励発振スタート信号を活性化するクロック入力確認
回路と、前記自励発振スタート信号が活性化されたとき
に内部クロックを発生させる自励発振器と、前記自励発
振スタート信号の活性化時に前記内部クロックを、前記
自励発振スタート信号の非活性化時に前記外部クロック
を選択して、前記中央処理装置へシステムクロックとし
て出力するセレクタとを設け、前記中央処理装置は、前
記第1と第2の入力回路の出力に基づいて、前記外部ク
ロック端子と前記回路クロック端子との接触状態の良否
を判定する端子接触状態判定手段と、前記メモリの所定
領域へのアクセス動作中に前記端子接触状態判定手段に
より前記接触状態が不良と判定されたとき、前記内部ク
ロックに従って前記所定領域へのアクセス動作を終了さ
せた後、該中央処理装置の動作を停止する回路動作制御
手段とを備えたことにある。
【0025】この第5の発明によれば、簡単な構成で且
つ的確に回路クロック端子の接触不良を検出することが
でき、例えばメモリ内の所定領域に書き込み中に回路ク
ロック端子の接触不良を検出した場合であっても、該所
定領域に書き込む予定の書き込みデータの内でまだ書き
込まれていない残りのデータを完全に書き込むことで
き、誤ったデータの書き込みを防ぐことができる。ま
た、読み出し中に回路クロック端子の接触不良を検出し
た場合でも、所定領域からまだ読み出されていない残り
のデータを完全に読み出すことができ、誤ったデータの
読み出すことを防ぐことができる。
【0026】第6の発明である接触式ICカードの特徴
は、上記第5の発明において、前記回路動作制御手段に
つき、前記所定領域へのアクセス動作を終了させると共
に、前記回路クロック端子の接触状態が不良である旨を
示す異常判定情報を前記外部装置に通知した後、該中央
処理装置の動作を停止するように構成したことにある。
この第6の発明によれば、回路クロック端子の接触不良
を示す異常判定情報を外部装置に通知するので、回路ク
ロック端子の接触不良に対する適切かつ迅速な対応をと
ることができる。
【0027】第7の発明である接触式ICカードの特徴
は、外部装置の外部クロック端子に接触される回路クロ
ック端子と、データを格納するメモリと、前記回路クロ
ック端子から入力される外部クロックに同期して、前記
メモリへのアクセス制御を含む各種制御を行う中央処理
装置とを備えたを備えた接触式ICカードにおいて、前
記回路クロック端子の電位に基づいて高電位またはハイ
インピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低域通
過フィルタを通して出力する第1の入力回路と、前記回
路クロック端子の電位を反転するインバータ回路と、前
記インバータ回路の出力電位に基づいて高電位またはハ
イインピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低域
通過フィルタを通して出力する第2の入力回路と、前記
第1と第2の入力回路の出力により前記外部クロックの
入力/非入力状態を確認し、前記外部クロックの非入力
時に自励発振スタート信号を活性化するクロック入力確
認回路と、前記自励発振スタート信号が活性化されたと
きに内部クロックを発生させる自励発振器と、前記自励
発振スタート信号の活性化時に前記内部クロックを、前
記自励発振スタート信号の非活性化時に前記外部クロッ
クを選択して、前記中央処理装置へシステムクロックと
して出力するセレクタとを設け、前記中央処理装置は、
前記第1と第2の入力回路の出力に基づいて、前記外部
クロック端子と前記回路クロック端子との接触状態の良
否を判定する端子接触状態判定手段と、前記メモリの所
定領域への書き込み動作中に前記端子接触状態判定手段
により前記接触状態が不良と判定されたとき、前記内部
クロックに従って前記所定領域に異常識別情報を書き込
んだ後、該中央処理装置の動作を停止する回路動作制御
手段とを備えたことにある。
【0028】この第7の発明によれば、メモリ内の所定
領域への書き込み中に回路クロック端子の接触不良を検
出した場合には、その所定領域に異常識別情報を書き込
むので、後にその所定領域のデータが読み出されたとき
は、それが誤データであることを容易に知ることができ
る。
【0029】第8の発明である接触式ICカードの特徴
は、上記第7の発明において、前記回路動作制御手段に
つき、前記所定領域に異常識別情報を書き込むと共に、
前記回路クロック端子の接触状態が不良である旨を示す
異常判定情報を前記外部装置に通知した後、該中央処理
装置の動作を停止するように構成したことにある。
【0030】この第8の発明によれば、回路クロック端
子の接触不良を示す異常判定情報を外部装置に通知する
ので、回路クロック端子の接触不良に対する適切かつ迅
速な対応をとることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係
る接触式ICカードを使用したICカードシステムの要
部ブロック図である。
【0032】本実施形態のICカードシステムの構成
は、従来と同様に、ICカードとホストコンピュータ
(図示省略)との中間にリーダ・ライタが位置して構成
されている。
【0033】ICカード10には、電源電圧VDD用の
VDD端子11、グランドGND用のGND端子12、
クロックCLK用のCLK端子13、データ入出力用の
I/O端子14、及びリセット信号RST用のRST端
子15が外部に露出する形で設けられ、さらにその内部
は、ワークエリアとしてのRAM16aとプログラム用
メモリとしてのROM16bを有する1チップCPU1
6と、該CPU16に対しアドレスバス18a、コント
ロール18b及びデータバス18cで接続されたEEP
ROM17とを備えている。CPU16は、端子11〜
15を介してリーダ・ライタ30とのインタフェース制
御や、EEPROM17に対するアクセス制御を行うほ
か、本発明の特徴を成す端子接触状態判定機能及び異常
判定情報通知機能を有している。
【0034】そして、ICカード10内には、RST端
子15の接触不良を検出する端子接触状態検知回路20
が設けられ、この端子接触状態検知回路20と前記CP
U16の端子接触状態判定機能とが共働することによ
り、RST端子15の接触状態の良否が検出されるよう
になっている。
【0035】一方、リーダ・ライタ30には、コンタク
トピン31〜35が設けられ、例えば自動吸排制御法
(モータによりカードをベルトなどで自動的に搬送す
る)によりICカード10を挿入したとき、コンタクト
ピン31〜35が、ICカード10のVDD端子11、
GND端子12、CLK端子13、I/O端子14、及
びRST端子15にそれぞれ接触するようになってい
る。
【0036】リーダ・ライタ30は、このようにICカ
ード10を装着し、コンタクトピン31〜35介して、
電源VDD、クロックCLK及びリセット信号RSTを
ICカード10へ供給するほか、制御回路40により、
コンタクトピン34を介してデータの双方向伝送を行う
ためのデータ送受信制御や、ホストコンピュータとのデ
ータ送受信制御、ICカード10の挿入/排出制御など
を行う。
【0037】本実施形態のICカードシステムのリセッ
ト信号RSTは、“L”レベルで活性化状態になるよう
に構成されており、これに伴って、リーダ・ライタ30
のリセットピン35にはプルアップ抵抗41が接続され
ている。すなわち、リセット信号RSTの非活性化時に
はプルアップ抵抗41によりコンタクトピン35は、
“H”レベルに固定される。
【0038】ここで、本発明の特徴を成す前記端子接触
状態検知回路20の構成について説明する。
【0039】端子接触状態検知回路20は、電源電圧V
DDとグランドGNDとの間に前記RST端子15を介
して直列接続されたPチャネルMOS型トランジスタ
(以下、単にP−MOSと記す)21とNチャネルMO
S型トランジスタ(以下、単にN−MOSと記す)22
とを有している。そのうちN−MOS22はオン抵抗が
前記リーダ・ライタ30のプルアップ抵抗41よりも大
きくなるようにサイズが設定されている。
【0040】さらに、RST端子15にはバッファ23
が接続され、その出力端がCPU16の検知結果入力用
端子K1に接続されると共に、ORゲート24の一方入
力端に接続されている。また、ORゲート24の他方入
力端には、CPU16の端子P1からの信号が入力さ
れ、には、このORゲート24の出力が“H”レベルに
固定され、CPU16がリセット状態にならないように
なっている。
【0041】そして、CPU16の端子接触状態判定機
能は、RST端子35の接触状態検出時に端子P2及び
端子P3より順次信号を出力して前記P−MOS21及
びN−MOS22を所定のタイミングでオンし、このオ
ン時のRST端子15の電位に基づいて、RST端子の
接触状態の良否を判定する。
【0042】次に、第1実施形態の動作を図2及び図3
を参照しつつ説明する。図2は、ICカード側の所要動
作を示すフローチャートであり、図3は、RST端子の
接触状態検知を示すタイミングチャートである。
【0043】ICカード10がリーダ・ライタ30に挿
入されると、ICカード10の各端子11〜15の活性
化を行うべくリーダ・ライタ30のコンタクトピン31
〜35は、所要のレベルに設定される(ステップS1
1)。すなわち、まず、RSTピン35が“L”レベル
に設定され、続いてVDDピン31がVDDレベルに、
I/Oピン34が“H”レベルにそれぞれ設定され、C
LKピン33には初期クロックの供給が行われる。そし
て、最後にRSTピン35が“H”レベルに設定され
る。
【0044】ICカード10の各端子11〜15がリー
ダ・ライタ30の各コンタクトピン31〜35にそれぞ
れ確実に接触していれば、ICカード10の各端子11
〜15は、上記の所要のレベルに活性化されることにな
る。
【0045】ここで、本実施形態では、RST端子15
の接触状態の良否を判定するため、CPU16は、端子
接触状態検出処理を実行する(ステップS12)。
【0046】具体的には、図3に示すように、端子接触
状態検出処理の開始時刻t1に、CPU16の端子P1
を“H”レベルに設定しておき、CPU16の端子P2
を“L”レベルにしてP−MOS21をオンする(時刻
t2)。このとき、RST端子15の接触状態の良否に
関わらず、RST端子15は“H”レベルとなるので、
CPU16の端子K1も同様に“H”レベルとなる。
【0047】さらに、端子P2を“H”レベルに復帰し
た後の時刻t3に、CPU16の端子P3を“H”レベ
ルにしてN−MOS22をオンする。このとき、RST
端子15の接触状態が良好であれば、N−MOS22の
オンにも拘らず、該N−MOS22のオン抵抗よりも抵
抗値が小さいプルアップ抵抗41(リーダ・ライタ30
側)を介してRST端子15にVDDレベルが供給され
ているので、CPU16の端子K1は“H”レベルの状
態にある。しかし、RST端子15の接触状態が不良で
あれば、N−MOS22のオンによりRST端子15が
“L”レベルになるで、端子K1も“L”レベルにな
る。
【0048】このように、RST端子15の接触状態が
良好であるときは、P−MOS21並びにN−MOS2
2をオンしてもCPU16の端子K1には“H”レベル
が印加される一方で、接触状態が不良であるときには、
P−MOS21のオン時に“H”レベル、N−MOSの
オン時には“L”レベルが印加されるので、CPU16
の端子接触状態判定機能は、RST端子15の接触状態
の良否を確実に判定することができる。
【0049】そして、RST端子15の接触状態が不良
であると判定されたときは、CPU16は、その旨を示
す異常判定情報をリーダ・ライタ30側へ通知し(異常
判定情報通知処理:ステップS14)、その後、図3の
時刻t4で端子P1を“L”レベルに戻す。
【0050】これにより、RST端子15の接触不良を
検出したときは、これを直ちにリーダ・ライタ30側へ
通知して、RST端子15の接触不良に対する適切かつ
迅速な対応をとることができる。また、上記の端子接触
状態検出処理及び異常判定情報通知処理の間は端子P1
が“H”レベルに維持されるので、これらの処理の間に
CPU16が自身にリセットをかけるのを阻止すること
ができる。
【0051】その後、リーダ・ライタ30は、ICカー
ド10の各端子11〜15の非活性化を行うべく(ステ
ップS15)、まず、RSTピン35を“L”レベルに
設定し、続いてCLKピンを“L”レベルに、I/Oピ
ン34を“L”レベルにそれぞれ設定し、最後にVDD
ピン31を0vにセットし、動作を終了する。
【0052】一方、RST端子15の接触状態が良好で
あった場合には(ステップS13)、ステップS16を
介してステップS17へ進んでリセット応答処理を実行
する。すなわち、前記端子活性化処理(ステップS1
1)の始めにRST端子15は“L”レベルに設定され
て、CPU16はリセット状態になり、同処理の最後に
RST端子15が“H”レベルに復帰してリセット状態
は解除されている。そこで、CPU16からI/O端子
14を介してリーダ・ライタ30側へリセットの応答情
報を送信する。このときの応答情報としては、情報交換
プロトコルタイプや伝送制御用パラメータなどがある。
【0053】リーダ・ライタ30側では、ICカード1
0からリセット応答情報を受け取り、EEPROM17
の特定領域にアクセスするためのコマンドをICカード
10のCPU16へ送信する(ステップS18)。その
際、リーダ・ライタ30側は、アクセスの種類(書き込
み、読み出し、消去など)と共に、対象ファイルやエリ
アのアドレスを通知する。アクセス用のコマンドを受け
取ったCPU16はリーダ・ライタ30側へステータス
情報を送り、その後、I/O端子14を介して例えば書
き込みデータの伝送が行われ、EEPROM17の特定
領域へデータが書き込まれる。
【0054】そして、EEPROM17に対するアクセ
スが全て終了したか否かの判定が行われ(ステップS1
9)、全て終了していないときには、前記ステップS1
2以降の処理を繰り返す。但し、RST端子15の接触
状態良好時では、リセット応答処理は既に実行されてい
るので、ステップS16の処理の肯定(YES)側を進
み、前記ステップS17のリセット応答処理はスキップ
して、ステップS18以降へ進む。
【0055】EEPROM17に対するアクセスが終了
すれば、リーダ・ライタ30により端子の非活性化が行
われ(前記ステップS15)、動作を終了する。
【0056】図4は、本発明の第2実施形態に係る接触
式ICカードを使用したICカードシステムの要部ブロ
ック図であり、図1と共通する要素についての説明は簡
略化する。
【0057】本実施形態は、クロック端子の接触不良の
検出に関するものである。ICカード50には、上述の
第1実施形態のICカード10の各端子11〜15に相
当するVDD端子51、GND端子52、CLK端子5
3、I/O端子54及びRST端子55が設けられてい
る。さらにその内部は、RAM56aとROM56bを
有する1チップCPU56と、該CPU56にバス58
a,58b,58cを介して接続されたEEPROM5
7とを備えている。
【0058】CPU56は、本発明の特徴を成す端子接
触状態判定機能及び回路動作制御機能を有している。I
Cカード50内には、外部クロックCLKが供給される
CLK端子53の接触不良を検出する端子接触状態検知
回路60が設けられ、この端子接触状態検知回路60と
前記CPU56の端子接触状態判定機能とが共働するこ
とにより、CLK端子53の接触状態の良否が検出され
るようになっている。すなわち、端子接触状態判定機能
は、端子接触状態検知回路60の出力によりCLK端子
53の接触状態の良否を判定する。回路動作制御機能
は、EEPROM57の所定領域へのアクセス動作中に
接触状態判定機能によりCLK端子53の接触状態が不
良と判定されたときに、後述する内部クロックCLK’
に従って前記所定領域へのアクセス動作を終了させ、C
LK端子53の接触状態が不良である旨を示す異常判定
情報をリーダ・ライタ30へ通知した後、該CPU56
の動作を停止する。
【0059】EEPROM57のデータ記憶階層構造の
一例を図5に示す。全体はファイルに分割され、関係あ
る情報は1つのファイルに格納されている。ファイルは
さらにエリアに分割され、1つのエリアには1つの名称
を与え、それに属する情報を格納する。さらに、エリア
はレコードに分割され、レコードは単にエリア情報をよ
り整理するために存在する。
【0060】端子接触状態検知回路60は、CLK端子
53の電位により出力状態がVDDレベルまたはハイイ
ンピーダンス状態に制御されるトライステートバッファ
61を有し、その出力端には、コンデンサ62a及び抵
抗62bで構成された低域通過フィルタ(LPF)62
が接続されている。さらに、インバータ63によるCL
K端子53の反転電位により出力状態がVDDレベルま
たはハイインピーダンス状態に制御されるトライステー
トバッファ64を有し、その出力端には、コンデンサ6
5a及び抵抗65bで構成されたLPF65が接続され
ている。ここで、トライステートバッファ61及びLP
F62で第1の入力回路が構成され、トライステートバ
ッファ64及びLPF65で第2の入力回路が構成され
ている。LPF62,65の出力側には、クロック入力
確認用ゲート回路66が接続されている。このゲート回
路66は、前記LPF62,65の各出力S1,S3を
それぞれ反転するインバータ66a,66bを有し、イ
ンバータ66aの出力は、NORゲート66cとORゲ
ート66dの各一方入力端にそれぞれ供給され、インバ
ータ66bの出力は、NORゲート66cとORゲート
66dの各他方入力端にそれぞれ供給される。さらに、
インバータ66a,66bの各出力は、CPU56の端
子接触状態判定機能に接続される端子S2,S4へそれ
ぞれ供給される。
【0061】また、NORゲート66cの出力及びOR
ゲート66dの出力(自励発振スタート信号S5)は、
自励発振器67のストップ端子SP及びスタート端子S
Tにそれぞれ供給されるようになっている。自励発振器
67は、周知のCR発振器等で構成され、ストップ端子
SPが“H”レベルでスタート端子STが“L”レベル
のときは停止状態にあり、ストップ端子SPが“L”レ
ベルでスタート端子STが“H”レベルのときは動作状
態となり出力端子OTから内部クロックCLK’を出力
するほか、CPU56の端子ETからの制御信号により
強制的に停止状態となる。
【0062】すなわち、クロック入力確認用ゲート回路
66は、第1と第2の入力回路の出力によりリーダ・ラ
イタ30からの外部クロックCLKの入力/非入力状態
を確認し、その非入力時に自励発振スタート信号S5を
“H”レベルにして自励発振器67をスタートさせる。
【0063】また、CLK端子53には、外部クロック
CLKと内部クロックCLK’を切り替えるセレクタ6
8が接続されている。このセレクタ68は、インバータ
68aと、ANDゲート68b,68cとORゲート6
8dとで構成され、自励発振スタート信号S5の“H”
レベル時に内部クロックCLK’を、自励発振スタート
信号S5の“L”レベル時には外部クロックCLKを選
択して、CPU16のクロック端子CKへシステムクロ
ックとして出力する。
【0064】次に、第2実施形態の動作を図6及び図7
を参照しつつ説明する。なお、図6は本実施形態のIC
カード側の所要動作を示すフローチャートであり、図7
は、CLK端子の接触状態検知を示すタイミングチャー
トである。
【0065】ICカード50がリーダ・ライタ30に挿
入されると、上述の第1実施形態のステップS11と同
様に、ICカード50の各端子の活性化が行われる(ス
テップS21)。この端子活性化による電源VDDの供
給によりCLK端子53用の端子接触状態検知回路60
が作動する(ステップS22)。
【0066】このとき、CLK端子53の接触状態が実
際に良好であれば(ステップS23)、検知回路60の
主要部分の信号は図7の時刻T1以前に示す波形とな
る。すなわち、CLK端子53を介して外部クロックC
LK(数MHz)がICカード50内に供給され、LP
F62の出力S1は、外部クロックCLKの立上がりに
同期してVDDレベルになり、外部クロックCLKの
“L”レベル時は放電波形となる。その結果、CPU5
6の端子S2は“L”レベル一定となる。
【0067】一方、LPF65の出力S3は、外部クロ
ックCLKの立下がりに同期してVDDレベルになり、
外部クロックCLKの“H”レベル時は放電波形とな
る。その結果、CPU56の端子S4も“L”レベル一
定となる。さらに、自励発振器67の端子SPには
“H”レベルが、また端子STには“L”レベルの信号
S5がそれぞれ供給されているため、自励発振器67は
停止状態にある。自励発振スタート信号S5が非活性状
態である結果、セレクタ68は外部クロックCLKを選
択してCPU56のクロック端子CKへ供給する(ステ
ップS24)。
【0068】そして、初めはステップS25を否定(N
O)側へ進んで、第1実施形態と同様に、リセット応答
処理を行い(ステップS26)、EEPROM57に対
するアクセスを行い(ステップS27)、アクセスが全
て終了すれば(ステップS28)、ICカード10の端
子51〜55の非活性化を行う(ステップS29)。
【0069】また、アクセスが全て終了していなければ
(ステップS28)、ステップS23へ戻る。このと
き、CLK端子53の接触状態が不良(オープン)とな
っていた場合は(ステップS23)、ステップS30以
降の処理を実行することになる。
【0070】仮に時刻T1にCLK端子53が“H”レ
ベルの状態で接触不良となったとすると、LPF62,
65の効果がなくなり、図7に示すようにLPF62の
出力S1はVDDレベル一定となるが、LPF65の出
力S3は放電を続けて0vになる。LPF65の出力S
3がインバータ66bの閾値電圧よりも低下すると(時
刻T2)、該インバータ66bの出力は“H”レベルに
なって、CPU56の端子S4に供給される。
【0071】このとき、自励発振スタート信号S5は
“H”レベルの活性化状態になり、自励発振器67の端
子STが“H”レベルになる。また、端子SPは“L”
レベルになる結果、自励発振器67は動作状態となり、
内部クロックCLK’を出力する。一方、セレクタ68
は、活性化された信号S5により前記内部クロックCL
K’に出力を切り替えて、CPU56のクロック端子C
Kへ供給する(ステップS30)。
【0072】そして、CPU56は、端子S2が“L”
レベル、且つ端子S4が“H”レベルになったことか
ら、CLK端子53が接触不良状態にあると判定する
(ステップS31)。このとき、EEPROM57の所
定領域(例えば所定の1レコード)に対するアクセス
(書き込み/読み出し)中であったときは(ステップS
32)、そのアクセスを継続し、当該レコードの残りの
データをアクセスし終えて当該アクセス動作を終了する
(ステップS33)。
【0073】もし、EEPROM57のあるエリアの1
レコードに個人の住所を書き込んでいる最中にCLK端
子53は接触不良が発生した場合、書き込まれたデータ
は例えば住所の番地が途中で削除された形になることも
あり、このままのデータを読み出して使用すると間違っ
た住所を正しいものと誤認識する恐れがある。本実施形
態では、このような場合でも、まだ当該レコード内に書
き込まれていない残りのデータを完全に書き込むことが
でき、誤ったデータの書き込みを防ぐことができる。同
様に、読み出し中にであっても、所定領域からまだ読み
出されていない残りのデータを完全に読み出すことがで
き、誤ったデータの読み出しを防ぐことができる。
【0074】その後、CLK端子53の接触状態が不良
である旨を示す異常判定情報をリーダ・ライタ30側へ
通知する(ステップS34)。これにより、CLK端子
53の接触不良に対する適切かつ迅速な対応をとること
ができる。
【0075】また、アクセス中ではないときにCLK端
子53の接触不良を検出した場合は(ステップS32:
例えばICカード50の挿入当初から接触不良である場
合)、は前記ステップS34へ進む。
【0076】異常判定情報をリーダ・ライタ30側へ通
知した後、CPU56は、ET端子を例えば“H”レベ
ルに活性化して自励発振器67を停止状態にし(図7の
時刻T3)、内部クロックCLK’の供給を停止する。
これにより、自励発振器67の作動を必要最小限に抑え
ることができ、消費電力を削減することができる。
【0077】図8は、本発明の第3実施形態に係る接触
式ICカードを使用したICカードシステムの所要動作
を示すフローチャートであり、図6と共通する要素につ
いての説明は省略する。なお、構成は図4に示すものと
同様である。
【0078】本実施形態は、上記第2実施形態におい
て、EEPROM57の所定領域への書き込み中にCL
K端子53の接触不良を検出した場合に、その所定領域
に異常識別情報を書き込み、後にその所定領域のデータ
が読み出されたときにはそれが誤データであることを容
易に認識できるようにしたものである。
【0079】具体的には、図8に示すように、前記ステ
ップS31の処理の後、EEPROM57に対する書き
込み中であるか否かの判断を行い(ステップS41)、
書き込み中であるときにはステップS42へ進み、例え
ば図9に示すようにレコードR1の一部に異常識別情報
EDを書き込む。その後、前記ステップS34以降へ進
むことになる。
【0080】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
である半導体集積回路によれば、外部回路端子と内部回
路端子との接触状態が不良と検出されたときは、直ちに
内部回路の動作を停止することなく、所定の処理を経て
内部回路の動作を停止するので、当該接触不良に対する
適切且つ迅速な対応をとることが可能となる。
【0081】第2の発明である半導体集積回路によれ
ば、プルアップ抵抗が接続されている外部回路端子(例
えばリセット端子)に接触する内部回路端子を持つ場合
に、その端子接触状態の良否検出を簡単な構成で且つ確
実に行うことが可能になる。
【0082】第3の発明である半導体集積回路によれ
ば、外部回路のクロック端子に接触する内部回路端子の
端子接触状態の良否検出を簡単な構成で且つ確実に行う
ことが可能になる。
【0083】第4の発明である接触式ICカードによれ
ば、リセット信号が低レベルで活性化される場合におい
て、簡単な構成で且つ確実に回路リセット端子の接触不
良を検出することができる。さらに、回路リセット端子
の接触不良を外部装置側へ通知することができるので、
回路リセット端子の接触不良に対する適切かつ迅速な対
応をとることが可能になり、ICカードシステムの信頼
性を高めることができる。
【0084】第5の発明である接触式ICカードによれ
ば、簡単な構成で且つ的確に回路クロック端子の接触不
良を検出することができ、誤ったデータの書き込み/読
み出しを防ぐことができる。
【0085】第6の発明である接触式ICカードによれ
ば、回路クロック端子の接触不良を示す異常判定情報を
外部装置に通知することができ、回路クロック端子の接
触不良に対する適切かつ迅速な対応をとることが可能に
なる。
【0086】第7の発明である接触式ICカードによれ
ば、メモリ内の所定領域への書き込み中に回路クロック
端子の接触不良を検出した場合には、その所定領域に異
常識別情報を書き込むので、後にその所定領域のデータ
が読み出されたときは、それが誤データであることを容
易に知ることが可能になる。
【0087】第8の発明である接触式ICカードによれ
ば、回路クロック端子の接触不良を示す異常判定情報を
外部装置に通知するので、回路クロック端子の接触不良
に対する適切かつ迅速な対応をとることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る接触式ICカード
を使用したICカードシステムの要部ブロック図であ
る。
【図2】第1実施形態のICカード側の所要動作を示す
フローチャートである。
【図3】第1実施形態におけるRST端子の接触状態検
知を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態に係る接触式ICカード
を使用したICカードシステムの要部ブロック図であ
る。
【図5】EEPROM57のデータ記憶階層構造の一例
を示す図である。
【図6】第2実施形態のICカード側の所要動作を示す
フローチャートである。
【図7】第2実施形態におけるCLK端子の接触状態検
知を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の第3実施形態に係る接触式ICカード
を使用したICカードシステムの所要動作を示すフロー
チャートである。
【図9】第3実施形態における異常識別情報の書き込み
状態を示す図である。
【図10】従来の接触式ICカードを使用したICカー
ドシステムの基本構成を示すブロック図である。
【図11】公報に開示された従来の半導体集積回路のブ
ロック図である。
【符号の説明】
10,50 ICカード 15 RST端子 16,56 CPU 17,57 EEPROM 20 端子接触状態検知回路 53 CLK端子 60 端子接触状態検知回路 67 自励発振器 68 セレクタ CLK 外部クロック CLK’ 内部クロック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部回路端子に接触される内部回路端子
    と、 前記内部回路端子から供給される電気信号を入力する内
    部回路と、 前記外部回路端子と前記内部回路端子との接触状態の良
    否を検出する端子接触状態検出手段と、 前記端子接触状態検出手段により前記接触状態が不良と
    検出されたときは、所定の処理を経て前記内部回路の動
    作を停止する回路動作制御手段とを備えたことを特徴と
    する半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記外部回路端子にはプルアップ抵抗が
    接続され、 前記端子接触状態検出手段は、 高レベル電源と前記内部回路端子との間に接続された第
    1のトランジスタと、 前記内部回路端子と低レベル電源との間に接続され且つ
    オン時に前記プルアップ抵抗よりも抵抗値が大きくなる
    ようにサイズが設定された第2のトランジスタと、 前記第1及び第2のトランジスタを所定のタイミングで
    オンし、このオン時の前記内部回路端子の電位に基づい
    て、前記外部回路端子と前記内部回路端子との接触状態
    の良否を判定する端子接触状態判定手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記外部回路端子からは外部クロックが
    供給され、 前記端子接触状態検出手段は、 前記内部回路端子の電位に基づいて高電位またはハイイ
    ンピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低域通過
    フィルタを通して出力する第1の入力回路と、 前記内部回路端子の電位を反転するインバータ回路と、 前記インバータ回路の出力電位に基づいて高電位または
    ハイインピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低
    域通過フィルタを通して出力する第2の入力回路と、 前記第1と第2の入力回路の出力により前記外部クロッ
    クの入力/非入力状態を確認し、前記外部クロックの非
    入力時に自励発振スタート信号を活性化するクロック入
    力確認回路と、 前記自励発振スタート信号が活性化されたときに内部ク
    ロックを発生させる自励発振器と、 前記自励発振スタート信号の活性化時に前記内部クロッ
    クを、前記自励発振スタート信号の非活性化時に前記外
    部クロックを選択して、前記内部回路のシステムクロッ
    クとして出力するセレクタと、 前記第1と第2の入力回路の出力に基づいて、前記外部
    回路端子と前記内部回路端子との接触状態の良否を判定
    する端子接触状態判定手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 プルアップ抵抗に接続された外部リセッ
    ト端子を有する外部装置の前記外部リセット端子に接触
    される回路リセット端子と、データを格納するメモリ
    と、前記メモリへのアクセス制御を含む各種制御を行う
    と共に、前記回路リセット端子から供給されるリセット
    信号によりリセットされる中央処理装置とを備えた接触
    式ICカードにおいて、 高レベル電源と前記回路リセット端子との間に接続され
    た第1のトランジスタと、 前記回路リセット端子と低レベル電源との間に接続され
    且つオン時に前記プルアップ抵抗よりも抵抗値が大きく
    なるようにサイズが設定された第2のトランジスタと、 前記第1及び第2のトランジスタを所定のタイミングで
    オンし、このオン時の前記回路リセット端子の電位に基
    づいて、前記外部リセット端子と前記回路リセット端子
    との接触状態の良否を判定する端子接触状態判定手段
    と、 前記端子接触状態判定手段により前記接触状態が不良と
    判定されたときは、前記回路リセット端子の接触状態が
    不良である旨を示す異常判定情報を前記外部装置に通知
    する異常判定情報通知手段と、 前記端子接触状態判定手段及び前記異常判定情報通知手
    段の動作時に前記中央処理装置がリセット状態に設定さ
    れるのを阻止するリセット阻止手段とを設けたことを特
    徴とする接触式ICカード。
  5. 【請求項5】 外部装置の外部クロック端子に接触され
    る回路クロック端子と、データを格納するメモリと、前
    記回路クロック端子から入力される外部クロックに同期
    して前記メモリへのアクセス制御を含む各種制御を行う
    中央処理装置とを備えたを備えた接触式ICカードにお
    いて、 前記回路クロック端子の電位に基づいて高電位またはハ
    イインピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低域
    通過フィルタを通して出力する第1の入力回路と、 前記回路クロック端子の電位を反転するインバータ回路
    と、 前記インバータ回路の出力電位に基づいて高電位または
    ハイインピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低
    域通過フィルタを通して出力する第2の入力回路と、 前記第1と第2の入力回路の出力により前記外部クロッ
    クの入力/非入力状態を確認し、前記外部クロックの非
    入力時に自励発振スタート信号を活性化するクロック入
    力確認回路と、 前記自励発振スタート信号が活性化されたときに内部ク
    ロックを発生させる自励発振器と、 前記自励発振スタート信号の活性化時に前記内部クロッ
    クを、前記自励発振スタート信号の非活性化時に前記外
    部クロックを選択して、前記中央処理装置へシステムク
    ロックとして出力するセレクタとを設け、 前記中央処理装置は、 前記第1と第2の入力回路の出力に基づいて、前記外部
    クロック端子と前記回路クロック端子との接触状態の良
    否を判定する端子接触状態判定手段と、 前記メモリの所定領域へのアクセス動作中に前記端子接
    触状態判定手段により前記接触状態が不良と判定された
    ときは、前記内部クロックに従って前記所定領域へのア
    クセス動作を終了させた後、該中央処理装置の動作を停
    止する回路動作制御手段とを備えたことを特徴とする接
    触式ICカード。
  6. 【請求項6】 前記回路動作制御手段は、前記所定領域
    へのアクセス動作を終了させると共に、前記回路クロッ
    ク端子の接触状態が不良である旨を示す異常判定情報を
    前記外部装置に通知した後、中央処理装置の動作を停止
    することを特徴とする請求項5記載の接触式ICカー
    ド。
  7. 【請求項7】 外部装置の外部クロック端子に接触され
    る回路クロック端子と、データを格納するメモリと、前
    記回路クロック端子から入力される外部クロックに同期
    して、前記メモリへのアクセス制御を含む各種制御を行
    う中央処理装置とを備えたを備えた接触式ICカードに
    おいて、 前記回路クロック端子の電位に基づいて高電位またはハ
    イインピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低域
    通過フィルタを通して出力する第1の入力回路と、 前記回路クロック端子の電位を反転するインバータ回路
    と、 前記インバータ回路の出力電位に基づいて高電位または
    ハイインピーダンス状態の信号を生成し、この信号を低
    域通過フィルタを通して出力する第2の入力回路と、 前記第1と第2の入力回路の出力により前記外部クロッ
    クの入力/非入力状態を確認し、前記外部クロックの非
    入力時に自励発振スタート信号を活性化するクロック入
    力確認回路と、 前記自励発振スタート信号が活性化されたときに内部ク
    ロックを発生させる自励発振器と、 前記自励発振スタート信号の活性化時に前記内部クロッ
    クを、前記自励発振スタート信号の非活性化時に前記外
    部クロックを選択して、前記中央処理装置へシステムク
    ロックとして出力するセレクタとを設け、 前記中央処理装置は、 前記第1と第2の入力回路の出力に基づいて、前記外部
    クロック端子と前記回路クロック端子との接触状態の良
    否を判定する端子接触状態判定手段と、 前記メモリの所定領域への書き込み動作中に前記端子接
    触状態判定手段により前記接触状態が不良と判定された
    ときに、前記内部クロックに従って前記所定領域に異常
    識別情報を書き込んだ後、該中央処理装置の動作を停止
    する回路動作制御手段とを備えたことを特徴とする接触
    式ICカード。
  8. 【請求項8】 前記回路動作制御手段は、前記所定領域
    に前記異常識別情報を書き込むと共に、前記回路クロッ
    ク端子の接触状態が不良である旨を示す異常判定情報を
    前記外部装置に通知した後、該中央処理装置の動作を停
    止することを特徴とする請求項7記載の接触式ICカー
    ド。
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