JPH10115337A - 回転制御ダンパー - Google Patents

回転制御ダンパー

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JPH10115337A
JPH10115337A JP28755496A JP28755496A JPH10115337A JP H10115337 A JPH10115337 A JP H10115337A JP 28755496 A JP28755496 A JP 28755496A JP 28755496 A JP28755496 A JP 28755496A JP H10115337 A JPH10115337 A JP H10115337A
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JP
Japan
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cylindrical portion
rotor
oil
stator
rotation control
Prior art date
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Application number
JP28755496A
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English (en)
Inventor
Naokichi Takamatsu
直吉 高松
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Koyo Fastener Co Ltd
Original Assignee
Koyo Fastener Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータの横方向のぶれを少なくしてスムーズ
に回転させ、またステータからロータが不用意に抜け出
すのを防止するとゝもに、間隙内へのエアーの混入を防
止してオイルの制御機能を可及的に永続させ、更に漏出
したオイルにより周辺の汚染を防止することができるも
のを提供することにある。 【解決手段】 平歯車16とその裏面に設けた複数個の
同心の回転円筒部17とからなるロータ15と、ベース
19の上面に前記回転円筒部と回転自在に嵌合する複数
個の同心の固定円筒部20とからなるステータ18とか
ら構成され、前記ロータの回転円筒部の最も外側に位置
する外輪円筒部17Dの内周面に係合周溝又は係合突部
24,25を、前記ステータの最も外側に位置する内輪
円筒部の外周面に前記係合周溝又は係合突部と嵌合自在
で且つ回転自在となる係合突部又は係合周溝を夫々形成
するとゝもに、前記回転円筒部と固定円筒部との間隙に
オイル26を介在させたことを特徴とする回転制御ダン
パー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセットテープレ
コーダのカセットテープを装着するカセットホルダや、
コンパクトディスクプレーヤのコンパクトディスクを装
着するコンパクトディスクホルダ等のように、支軸を支
点として開閉する回転体の回転エネルギーをダンパー内
に充填したシリコングリース等のオイルの粘性抵抗で吸
収,減衰して、前記回転体を緩慢に開閉させるための回
転制御ダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7に示すものは、この種の回
転制御ダンパーをカセットホルダに装着した状態を示す
図で、図中1はカセットテープレコーダ本体、2はカセ
ットテープを上方より挿入,取り出し可能なカセットホ
ルダで、該カセットホルダ2はカセットテープレコーダ
本体1に対して支軸3により前後方向に開閉する。
【0003】4は前記支軸3に設けた戻りばねで、前記
カセットホルダ2を常時前方向に付勢している。5は扇
状歯車で、前記カセットホルダ2の側面に固定されてお
り、該扇状歯車5と噛合って回転する回転制御ダンパー
6が前記カセットテープレコーダ本体1側に固定されて
いる。
【0004】この種の回転制御ダンパー6としては、図
8に示すような実公平1−37236号に開示された構
造のもが存在する。すなわち、この回転制御ダンパー6
は、被動歯車7の裏面から突出する円筒形突出部8を有
底ケース9の筒形壁10の内周に嵌合し、前記円筒形突
出部8の外周と筒形壁10の内周との間隙にオイル11
を介在させた回転制御ダンパーにおいて、前記筒形壁1
0の開放端部の内周に前記内周よりも直径の大きい環状
段部12を形成し、前記オイル11を環状段部12内に
はみ出させたことを特徴する構成のものである。
【0005】そこで、前記カセットホルダ2のロックを
外すと、カセットホルダ2は戻りばね4の復元力で支軸
3を支点にして、図4の実線で示す状態から鎖線で示す
状態に前方向に開成し、カセットホルダ2と一体に移動
する扇状歯車5と噛合っている回転制御ダンパー6の被
動歯車7が回転する。この際、円筒形突出部8の外周と
筒形壁10の内周との間隙に充填したオイル11の粘性
抵抗により、被動歯車7を介して前記カセットホルダ2
の回転エネルギーが吸収され、該カセットホルダ2は緩
慢に開成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示す上
記のような従来の回転制御ダンパー6では、被動歯車7
の円筒形突出部8と有底ケース9の筒形壁10とは単に
嵌合によって組み立てられた構成であるから、その組み
立てに際し、円筒形突出部8の外周と筒形壁10の内周
との間隙に充填した余分なオイル11が環状段部12内
から溢れ出し、これが有底ケース9の上面に付着して回
転制御ダンパー6の商品価値を低減させる虞がある。
【0007】また、使用中に、円筒形突出部8が筒形壁
10から抜け出す恐れがあり、この場合には、回転制御
ダンパー6の円滑な作動が阻害されるとゝもに、オイル
11が外部に漏れ出してカセットホルダ2内を汚す虞れ
がある。すなわち、被動歯車7の回転動作によりオイル
11が変形動作を起こし、その動作はオイル11が充填
されている壁面を全方向に押す力を発生させる。その結
果、回転する被動歯車7は固定された有底ケース9から
離間する方向の力を受けることになり、円筒形突出部8
が筒形壁10から抜け出す恐れがあり、上記のような問
題点が発生することになる。
【0008】更に、前記環状段部12の内部と外部と
は、筒形壁10の上端面10Aと円筒形突出部8の外周
下面8Aとの面接で閉塞されているに過ぎないため、被
動歯車7の回転中に外部からこの面接部分を通して前記
環状段部12内に空気が巻き込まれて侵入する。その結
果、この侵入した空気がオイル11内に混入してオイル
11の粘性抵抗が小さくなり、時間が経過するに伴って
制動効果にバラツキが生じるとゝもに、侵入した空気に
よりオイル11が酸化されて劣化するので、耐久性にお
いて欠点がある、といった諸問題点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の問題点を解決するために成されたもので、ロータ
の横方向のぶれを少なくしてスムーズに回転させ、また
ステータからロータが不用意に抜け出すのを防止すると
ゝもに、間隙内へのエアーの混入を防止してグリースの
制御機能を可及的に永続させ、更に漏出したグリースに
より周辺の汚染を防止することができるものを提供する
ことを目的としたものであり、その要旨は、平歯車とそ
の裏面に設けた複数個の同心の回転円筒部とからなるロ
ータと、ベースの上面に前記回転円筒部と回転自在に嵌
合する複数個の同心の固定円筒部とからなるステータと
から構成され、前記ロータの回転円筒部の最も外側に位
置する外輪円筒部の内周面に係合周溝又は係合突部を、
前記ステータの最も外側に位置する内輪円筒部の外周面
に前記係合周溝又は係合突部と嵌合自在で且つ回転自在
となる係合突部又は係合周溝を夫々形成するとゝもに、
前記回転円筒部と固定円筒部との間隙にオイルを介在さ
せたことを特徴とする回転制御ダンパー、及び前記ステ
ータのベースの上面にあって、前記ロータの回転円筒部
の最も外側に位置する外輪円筒部の外側位置に、前記回
転円筒部と同心のグリース溜溝を形成したことを特徴と
する回転制御ダンパーにある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図4に示
す実施例により詳細に説明するに、図において、Aは本
発明に係る回転制御ダンパーで、平歯車16と、その裏
面に設けた全て下方に開口する複数個の同心の回転円筒
部17とからなるロータ15と、ベース19の上面に前
記回転円筒部17と回転自在に嵌合する後述の軸状円筒
部22を除いて上方に開口する複数個の同心の固定円筒
部20とからなるステータ18とから主に構成されてい
る。
【0011】前記回転円筒部17は、中央部に形成した
軸受円筒部17Aと、該軸受円筒部17Aの外側に形成
した3個の外輪円筒部17B〜17Dとから夫々構成さ
れており、この外輪円筒部17B〜17Dは、前記軸受
円筒部17Aから外側に向けて夫々同一幅だけ離間し
て、且つ前記軸受円筒部17Aと同心に夫々設けられて
いている。そして、最も外側に位置する第3外輪円筒部
17Dの下端17dは、前記軸受円筒部17A,第1外
輪円筒部17B及び第2外輪円筒部17Cの下端より少
し上方位置に設定されている。
【0012】一方、前記ステータ18の固定円筒部20
は、ベース19の上面中央に突出した前記ロータ15の
軸受円筒部17Aの内径より小径な軸状円筒部22と、
該軸状円筒部22の外側に形成したこれより背丈の低い
3個の内輪円筒部20A〜20Cとから夫々構成されて
おり、この内輪円筒部20A〜20Cは前記軸状円筒部
22から外側に向けて夫々同一幅だけ離間して、且つ前
記軸状円形部22と同心に夫々設けられていている。
【0013】したがって、前記軸状円筒部22と第1内
輪円筒部20A,第1内輪円筒部20Aと第2内輪円筒
部20B及び第2内輪円筒部20Bと第3内輪円筒部2
0Cとの間には夫々、前記ロータ15の回転円筒部17
を構成する前記軸受円筒部17A,第1外輪円筒部17
B及び第2外輪円筒部17Cが夫々緩く嵌合する第1環
状溝23A,第2環状溝23B及び第3環状溝23Cが
夫々形成されることになり、更に前記軸状円筒部22は
ロータ15の前記軸受円筒部17Aと嵌合する位置に形
成されていることになる。
【0014】また、前記ロータ15の第3外輪円筒部1
7Dの内周面には断面V字形状の係合周溝24が形成さ
れており、他方前記ステータ18の第3内輪円筒部20
Cの外周面には、前記係合周溝24と嵌合自在で且つ回
転自在となる係合突部25が形成されている。なお、前
記係合周溝24と係合突部25とは逆位置に設けてもよ
い。
【0015】この係合周溝24と係合突部25との係合
部は、使用時におけるロータ15のステータ18からの
抜け防止機能とロータ15の回転力減衰機能、間隙29
の外側終端における間隙29内に充填したシリコングリ
ース等のオイル26のシール機能、及びロータ15及び
ステータ18の構造精度が低く、ロータ15の回転円筒
部17とステータ18の固定円筒部20との嵌合時にお
ける間隙29が大きい場合にも、ロータ15の回転中心
軸と直交方向のぶれを防止して円滑に回転する機能等を
果たすものである。
【0016】そして、前記ステータ18のベース19の
上面には、シリコングリース等のオイル26のオイル溜
溝27が形成されている。このオイル溜溝27は、後述
するように、前記ロータ15の回転円筒部17をオイル
26を介して固定円筒部20と嵌合により組み立てる際
に、両円筒部17,20間の間隙29を充填して余って
溢れ出たオイル26をこのオイル溜溝27内に収納する
ためのものであり、前記ロータ15の第3外輪円筒部1
7Dの外側位置にあって前記軸状円筒部22と同心に形
成されている。なお図中、28は前記ステータ18を所
定箇所に固定するためのベース19の側端から直交状に
設けた取付板である。
【0017】そこで、ロータ15とステータ18とを組
み立てて回転制御ダンパーAを構成する場合には、前記
ステータ18の固定円筒部20にロータ15の回転円筒
部17をシリコングリース26を介して被嵌し、ステー
タ18の第3内輪円筒部20Cに形成した係合突部25
を前記ロータ15の係合周溝24に嵌合すると、前記ロ
ータ15の軸受円筒部17A内にステータ18の軸状円
筒部22が、又ロータ15の第1〜第3外輪円筒部17
B〜17Dがステータ18の第1〜第3環状溝23A〜
23C内に夫々嵌合する。
【0018】その結果、ロータ15の回転円筒部17と
ステータ18の固定円筒部20との間には、図3に示す
ような縦断面矩形状の連続した間隙29が形成され、こ
の間隙29内にシリコングリース26が充填されること
になる。そして、この間隙29の外側終端は、ロータ1
5の第3外輪円筒部17Dの内周面に形成した係合周溝
24とステータ18の第3内輪円筒部20Cの外周面に
形成した係合突部25との係合部により閉塞される。
【0019】そして、この回転制御ダンパーAの前記組
み立てに際し、余分なシリコングリース等のオイル26
は間隙29内よりその外側終端、すなわちロータ15の
第3外輪円筒部17Dの下端17dからステータ18の
第3内輪円筒部20Cの外周面を伝って外に溢れ出る
が、この溢れ出たオイル26は前記第3外輪円筒部17
Dの外側位置に形成したオイル溜溝27内に貯留され
る。
【0020】而して、この回転制御ダンパーAは、前記
した図6及び図7に示す状態にセットして使用するが、
前記カセットホルダ2が戻りばね4の復元力で支軸3を
支点に前方向に開成すると、前記カセットホルダ2と一
体に移動する扇状歯車5と噛合っている回転制御ダンパ
ーAの平歯車8に回転外力が加えられる。
【0021】その結果、この平歯車16は前記回転外力
により回転するが、その回転エネルギーは、間隙29内
に充填したオイル26の粘性抵抗と、後述する係合周溝
24と係合突部25との係合部における接触摩擦とによ
り吸収,減衰されるため、平歯車16はゆっくりと回転
し、カセットホルダ2はゆっくりと開成する。
【0022】すなわち、ロータ15の回転動作によりオ
イル26が変形動作を起こし、その動作はオイル26が
充填されている壁面を全方向に押す力となって発生す
る。その結果、回転する被動歯車7は固定されたステー
タ18から離間する方向の力を受けることになる。その
ため、ロータ15の第3外輪円筒部17Dは、図4の一
転鎖線で示す状態から実線で示す状態に上動し、その係
合周溝24の下面24Aが係合突部25の下面25Aと
面接して、両面24A,25A間に摩擦力が発生する。
【0023】図5に示すものは、この摩擦力によるロー
タ15の回転トルク値をグラフで表示したもので、回転
制御ダンパーAの素材がABS樹脂,係合周溝24及び
係合突部25の傾斜角度θが夫々90度,回転数が70
rpmの場合であり、図中曲線Kは本発明に回転制御ダ
ンパーAの5個の試作品の測定値である。
【0024】この測定値(トルク値)Kには夫々バラツ
キがあるのは、5個の試作品の精度のバラツキがあるた
めであるが、平均して約50gfcmの回転トルクが発生
していることが判り、また前記と同一条件で、図8に示
す従来構造の前記回転制御ダンパー6、すなわち係合周
溝24と係合突部25を設けていない5個の試作品のも
のと比較しても、回転トルク値Fが約50〜60gfcm
だけ大きい。したがって、平歯車16の回転エネルギー
は吸収,減衰され、平歯車16はゆっくりと回転するた
め、カセットホルダ2はゆっくりと開成することにな
る。
【0025】同時に、係合周溝24の下面24Aと係合
突部25の下面25Aとの面接により、オイル26はこ
の面接部分24A,25Aでシールされることになり、
ロータ15の回転時におけるオイル漏れやオイルへの空
気の混入、更にはオイルの酸化による劣化を防止するこ
とができる。この際、万一、オイル26がロータ15の
第3外輪円筒部17Dの内周面とステータ18の第3内
輪円筒部20Cの外周面との間から漏出した場合には、
該オイル26はステータ18のベース19に設けたオイ
ル溜溝27に溜められるので、周辺の汚染を防止するこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る回転制御ダンパは、上記の
ように、平歯車とその裏面に設けた複数個の同心の回転
円筒部とからなるロータと、ベースの上面に前記回転円
筒部と回転自在に嵌合する複数個の同心の固定円筒部と
からなるステータとから構成され、前記ロータの回転円
筒部の最も外側に位置する外輪円筒部の内周面に係合周
溝又は係合突部を、前記ステータの最も外側に位置する
内輪円筒部の外周面に前記係合周溝又は係合突部と嵌合
自在で且つ回転自在となる係合突部又は係合周溝を夫々
形成するとゝもに、前記回転円筒部と固定円筒部との間
隙にオイルを介在させた構成であるから、(1)使用時
におけるロータのステータからの抜け防止と、ロータの
回転エネルギーの吸収,減衰を図ることができる。
(2)間隙内に充填したオイルが外部空気とシールされ
るため、オイル漏れによる周辺機器の汚染や、空気混入
によるオイルの制御機能及び品質の劣化防止を長期に渡
って保持することができる。(3)ロータ及びステータ
の構造精度が低い場合にも、ロータの回転中心軸と直交
方向のぶれを防止して円滑に回転させることができる。
さらに、ステータのベースの上面にあって、ロータの回
転円筒部の最も外側に位置する外輪円筒部の外側位置
に、前記回転円筒部と同心のオイル溜溝を形成した構成
とすることにより、(4)組み立て時において、外部に
オイルが漏出した場合にもこのオイルはオイル溜溝内に
貯留するのでダンパー製品の表面を汚染することがな
く、商品価値が下がることがない。といった諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転制御ダンパーの分解斜視図で
ある。
【図2】回転制御ダンパーの分解時の一部を切除した正
面図である。
【図3】回転制御ダンパーの組立時の一部を切除した正
面図である。
【図4】作用を示す要部拡大部分断面図である。
【図5】回転トルク値を示すグラフである。
【図6】回転制御ダンパーを設けたカセットホルダの縦
断面図である。
【図7】同カセットホルダの要部正面図である。
【図8】従来の回転制御ダンパーの断面図である。
【符号の説明】
A 回転制御ダンパー 15 ロータ 16 平歯車 17 回転円筒部 17A 軸受円筒部 17B 第1外輪円筒部 17C 第2外輪円筒部 17D 第3外輪円筒部 18 ステータ 19 ベース 20 固定円筒部 20A 第1内輪円筒部 20B 第2内輪円筒部 20C 第3内輪円筒部 22 軸状円筒部 23A 第1環状溝 23B 第2環状溝 23C 第3環状溝 24 係合周溝 24A 下面 25 係合突部 25A 下面 26 オイル 27 オイル溜溝 28 取付板 29 間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平歯車とその裏面に設けた複数個の同心
    の回転円筒部とからなるロータと、ベースの上面に前記
    回転円筒部と回転自在に嵌合する複数個の同心の固定円
    筒部とからなるステータとから構成され、前記ロータの
    回転円筒部の最も外側に位置する外輪円筒部の内周面に
    係合周溝又は係合突部を、前記ステータの最も外側に位
    置する内輪円筒部の外周面に前記係合周溝又は係合突部
    と嵌合自在で且つ回転自在となる係合突部又は係合周溝
    を夫々形成するとゝもに、前記回転円筒部と固定円筒部
    との間隙にオイルを介在させたことを特徴とする回転制
    御ダンパー。
  2. 【請求項2】 ステータのベースの上面にあって、ロー
    タの回転円筒部の最も外側に位置する外輪円筒部の外側
    位置に、前記回転円筒部と同心のオイル溜溝を形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の回転制御ダンパー。
JP28755496A 1996-10-09 1996-10-09 回転制御ダンパー Pending JPH10115337A (ja)

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