JPH10115256A - 火花点火式エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

火花点火式エンジンの燃料供給装置

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Publication number
JPH10115256A
JPH10115256A JP26966596A JP26966596A JPH10115256A JP H10115256 A JPH10115256 A JP H10115256A JP 26966596 A JP26966596 A JP 26966596A JP 26966596 A JP26966596 A JP 26966596A JP H10115256 A JPH10115256 A JP H10115256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
cut valve
fuel cut
actuator
ignition switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP26966596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonobu Iida
清信 飯田
Yoshihisa Fujita
佳久 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH10115256A publication Critical patent/JPH10115256A/ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】火花点火式エンジンの燃料供給装置におい
て、アクチュエータ2の作動回路3にタイマ5を設け、
オン状態のイグニッションスイッチ4をオフにすると、
その時点から所定時間6が経過するまでは、燃料カット
弁1を閉弁状態に維持して、吸気への燃料供給を阻止
し、所定時間6が経過した後は、燃料カット弁1を開弁
状態に維持するようにした。 【効果】エンジンの不使用期間中は燃料カット弁1が開
弁状態となっているので、不使用期間が長期化し、アク
チュエータ2に錆び付き等が起こっても、燃料カット弁
1は開弁状態のままであり、イグニッションスイッチ4
をオンすれば、支障なくエンジンを始動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火花点火式エンジ
ンの燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火花点火式エンジンの燃料供給装置の従
来技術として図2に示すものがある。これは、本発明と
同様、燃料カット弁101の開閉をアクチュエータ10
2で行うようにし、このアクチュエータ102の作動回
路103をイグニッションスイッチ104に連動させ、
イグニッションスイッチ104がオン状態である間は、
燃料カット弁101を開弁状態に維持して、吸気への燃
料供給を許すようにしてある。
【0003】この従来技術では、オン状態のイグニッシ
ョンスイッチ104をオフにすると燃料カット弁101
を閉弁状態に維持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、次
の問題がある。すなわち、エンジンの不使用期間中は燃
料カット弁101が閉弁状態となっているので、不使用
期間が長期化し、アクチュエータ102に錆び付き等が
起こると、イグニッションスイッチ104をオンして
も、燃料カット弁101が開弁せず、エンジンを始動で
きない場合があった。
【0005】第1発明の課題は次の点にある。アクチ
ュエータに錆び付き等が起こっても、エンジンを始動で
きるようにすること。第2発明の課題は第1発明の課題
に加え、次の点にある。アクチュエータの消費電力を
少なくすること。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)第1発明は、図1に示すように、燃料カッ
ト弁1の開閉をアクチュエータ2で行うようにし、この
アクチュエータ2の作動回路3をイグニッションスイッ
チ4に連動させ、イグニッションスイッチ4がオン状態
である間は、燃料カット弁1を開弁状態に維持して、吸
気への燃料供給を許すようにした、火花点火式エンジン
の燃料供給装置において、次のようにしたことを特徴と
する。
【0007】すなわち、アクチュエータ2の作動回路3
にタイマ5を設け、オン状態のイグニッションスイッチ
4をオフにすると、その時点から所定時間6が経過する
までは、燃料カット弁1を閉弁状態に維持して、吸気へ
の燃料供給を阻止し、所定時間6が経過した後は、燃料
カット弁1を開弁するようにしたことを特徴とする。
【0008】(第2発明)第2発明は、図1に示すよう
に、第1発明において、上記アクチュエータ2としてソ
レノイド7を用い、ソレノイド7の電磁力で燃料カット
弁1を閉弁状態に維持して、ソレノイド7のリターンス
プリング8の付勢力で燃料カット弁1を開弁状態に維持
するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の作用及び効果】
(第1発明)第1発明によれば、次の作用効果を奏する
(図1参照)。 エンジンの不使用期間中は燃料カット弁1が開弁状態
となっているので、不使用期間が長期化し、アクチュエ
ータ2に錆び付き等が起こっても、燃料カット弁1は開
弁状態のままであり、イグニッションスイッチ4をオン
すれば、支障なくエンジンを始動できる。
【0010】(第2発明)第2発明によれば、第1発明
の作用効果に加え、次の作用効果をも奏する(図1参
照)。 イグニッションスイッチ4をオフした時点から所定時
間6が経過する間だけしか、ソレノイド7の電磁力を使
用しないため、消費電力が少なくて済む。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の実施形態に係る火花点火
式エンジンの燃料供給装置を説明する図で、その構成は
次の通りである。キャブレータのフロート室9にフロー
ト10を収容し、フロート室9の上側に配置したベンチ
ュリ(図外)からフロート室9内の底壁22までメイン
ノズル取付筒11を垂設し、このメインノズル取付筒1
1内の上側にメインノズル12を、下側にメインジェッ
ト13をそれぞれ内嵌してある。メインノズル取付筒1
1の下端部には燃料導入孔14をあけ、メインノズル1
2をメインジェット13と燃料導入孔14を介してフロ
ート室9内と連通させてある。メインジェット13には
燃料カット弁1を臨ませてある。また、フロート室9の
底壁22に燃料ドレン通路15を設け、この燃料ドレン
通路15にドレンプラグ16を取り付けている。
【0012】この実施形態では、燃料カット弁1の開閉
をアクチュエータ2で行うようにし、このアクチュエー
タ2の作動回路3をイグニッションスイッチ4に連動さ
せ、イグニッションスイッチ4がオン状態である間は、
燃料カット弁1を開弁状態に維持して、吸気への燃料供
給を許すようにしてある。すなわち、エンジン運転中は
ベンチュリ内を吸気が通過し、ベンチュリ内に発生した
負圧によって、フロート室9内の燃料が燃料導入孔1
4、メインジェット13、メインノズル12を順に介し
てベンチュリに吸い上げられるようになっている。イグ
ニッション回路21はイグニッションスイッチ4を介し
てバッテリ19と接続してある。アクチュエータ2の作
動回路3は、イグニッションスイッチ4よりもバッテリ
19側で分岐させ、途中にアクチュエータスイッチ20
を設けている。このアクチュエータスイッチ20がイグ
ニッションスイッチ4に連動連結してある。
【0013】燃料カット弁1はイグニッションスイッチ
4をオフした際に、ベンチュリ内への燃料供給を阻止す
るためのものである。火花点火式エンジンでは、エンジ
ンを停止する際、イグニッションスイッチ4をオフした
だけではいわゆる筒外爆発が起こるおそれがある。すな
わち、イグニッションスイッチ4をオフした後も、しば
らくの間、エンジンは惰力で回転するため、ベンチュリ
内を吸気が通過する。この際、吸気への燃料供給を阻止
しておかなければ、ベンチュリに継続して供給された燃
料により混合気が引き続き形成され、この混合気がシリ
ンダ内に供給される。シリンダ内では点火プラグからス
パークが飛ばないため、混合気は燃焼しないまま排気マ
フラに導入される。排気マフラでは、排気脈動によって
尾管から外気が導入され、この外気で混合気が希釈さ
れ、排気マフラの熱によって爆発するのである。
【0014】この実施形態では、アクチュエータ2に錆
び付き等が起こっても、エンジンを始動できるようにす
るため、アクチュエータ2の作動回路3にタイマ5を設
け、オン状態のイグニッションスイッチ4をオフにする
と、その時点から所定時間6が経過するまでは、燃料カ
ット弁1を閉弁状態に維持して、吸気への燃料供給を阻
止し、所定時間6が経過した後は、燃料カット弁1を開
弁状態に維持するようにしてある。所定期間6の途中に
イグニッションスイッチ5をオンすると、タイマ5はリ
セットされ、その後、イグニッションスイッチ5をオフ
にすると、その時点から所定時間6が経過するまでは燃
料カット弁1を閉弁状態に維持する。
【0015】また、アクチュエータ2の消費電力を少な
くするため、アクチュエータ2としてソレノイド7を用
い、ソレノイド7の電磁力で燃料カット弁1を閉弁状態
に維持し、ソレノイド7のリターンスプリング8の付勢
力で燃料カット弁1を開弁状態に維持するようにしてあ
る。ソレノイド7は縦向きにして、上部のキャップ17
をフロート室9の底壁22に貫通させ、メインノズル取
付筒11の下端部に内嵌固定してある。ソレノイド7の
内部には縦向きのプランジャ18を収容し、このプラン
ジャ18の上端に円錐形の燃料カット弁1を形成してあ
る。プランジャ18はリターンスプリング8で下向きに
付勢し、電磁力によって上向きに作動させる。プランジ
ャ18が上向きに作動すると、上端の燃料カット弁1が
メインジェット13と嵌合して閉弁状態となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る火花点火式エンジンの
燃料供給装置を説明する図で、図1(A)は要部の縦断
側面図、図1(B)はイグニッションスイッチとアクチ
ュエータと燃料カット弁の作動を説明するタイムチャー
トである。
【図2】従来技術に係る火花点火式エンジンの燃料供給
装置を説明する図で、図2(A)は図1(B)相当図、
図2(B)は図1(B)相当図である。
【符号の説明】
1…燃料カット弁、2…アクチュエータ、3…作動回
路、4…イグニッションスイッチ、5…タイマ、6…所
定時間、7…ソレノイド、8…リターンスプリング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料カット弁(1)の開閉をアクチュエー
    タ(2)で行うようにし、このアクチュエータ(2)の作動
    回路(3)をイグニッションスイッチ(4)に連動させ、イ
    グニッションスイッチ(4)がオン状態である間は、燃料
    カット弁(1)を開弁状態に維持して、吸気への燃料供給
    を許すようにした、火花点火式エンジンの燃料供給装置
    において、 アクチュエータ(2)の作動回路(3)にタイマ(5)を設
    け、オン状態のイグニッションスイッチ(4)をオフにす
    ると、その時点から所定時間(6)が経過するまでは、燃
    料カット弁(1)を閉弁状態に維持して、吸気への燃料供
    給を阻止し、所定時間(6)が経過した後は、燃料カット
    弁(1)を開弁状態に維持するようにした、ことを特徴と
    する火花点火式エンジンの燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した火花点火式エンジン
    の燃料供給装置において、上記アクチュエータ(2)とし
    てソレノイド(7)を用い、ソレノイド(7)の電磁力で燃
    料カット弁(1)を閉弁状態に維持し、ソレノイド(7)の
    リターンスプリング(8)の付勢力で燃料カット弁(1)を
    開弁状態に維持するようにした、ことを特徴とする火花
    点火式エンジンの燃料供給装置。
JP26966596A 1996-10-11 1996-10-11 火花点火式エンジンの燃料供給装置 Pending JPH10115256A (ja)

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JP26966596A JPH10115256A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 火花点火式エンジンの燃料供給装置

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JP26966596A JPH10115256A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 火花点火式エンジンの燃料供給装置

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JPH10115256A true JPH10115256A (ja) 1998-05-06

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ID=17475514

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JP26966596A Pending JPH10115256A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 火花点火式エンジンの燃料供給装置

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JP (1) JPH10115256A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104993A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Nikki Co Ltd フェールカットソレノイド用駆動回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104993A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Nikki Co Ltd フェールカットソレノイド用駆動回路

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