JP2929256B2 - ガス燃料エンジンの燃料ガス供給装置 - Google Patents

ガス燃料エンジンの燃料ガス供給装置

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JP2929256B2 JP19891293A JP19891293A JP2929256B2 JP 2929256 B2 JP2929256 B2 JP 2929256B2 JP 19891293 A JP19891293 A JP 19891293A JP 19891293 A JP19891293 A JP 19891293A JP 2929256 B2 JP2929256 B2 JP 2929256B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス燃料エンジンの燃
料ガス供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス燃料エンジンの燃料ガス供給装置
は、従来技術では、例えば図3に示すように、次のよう
に構成されたものがある。すなわち、ガス燃料エンジン
1の燃料ガス供給源2を、圧力調整器3・流量調整器4
・燃料ガス供給管5・ミキサ6を順に介して、ガス燃料
エンジン1の吸気路7へ連通させるとともに、上記燃料
ガス供給管5に燃料ガス遮断弁8を介在させたものであ
る。前記燃料ガス遮断弁8は、例えば電磁式で前記燃料
ガス供給源2と前記圧力調整器3との中間の前記燃料ガ
ス供給管5に設けられ、エンジン始動時にキースイッチ
22により電源電池23から通電されて開弁作動し、エ
ンジン運転中はその開弁状態を継続し、エンジン停止時
には閉弁作動する。尚、符号20はエアクリーナ、符号
21は燃焼室である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
燃料ガス供給管5の途中に燃料ガス遮断弁8を設けてあ
るため、次の問題がある。 (イ)燃料ガス遮断弁8の継ぎ手部品などが余分に増え
て、燃料ガス供給管5の配管が複雑になる。 (ロ)エンジン停止時に、燃料ガス遮断弁8からエンジ
ン1の吸気路7までの配管中の燃料ガスがシリンダ内に
吸入され、未燃焼ガスとして排出されて不快な臭気を発
生する。 (ハ)再始動時に、燃料ガス遮断弁8からエンジン1の
吸気路7までの配管中の燃料ガスが無くなっているた
め、その分の燃料ガスの流通時間だけ始動時間遅れが生
じる。 本発明は、(イ)燃料ガス供給管の配管を簡素化するこ
と、(ロ)エンジン停止時の未燃焼ガスの排出を抑制す
ること、(ハ)再始動時の時間遅れをなくすこと、を課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
において、上記課題を達成するために、例えば図1及び
図2に示すように、次の改良構造を追加したものであ
る。 ○第1発明(図1参照)前記燃料ガス遮断弁8は、 ミキサ6内に開口する燃料ガ
ス供給管5の開口端5aに形成した弁座9と、上記ミキ
サ6内に突出するアクチュエータロッドの先端に設けた
弁体8aとを備えて成る。そして上記アクチュエータロ
ッドを上記ミキサ6に設けたアクチュエータ10で作動
させることにより、当該ミキサ6内で上記弁体8aを上
記弁座9に向けて閉止接当可能に構成する。 ○第2発明(図1参照) 前記第1発明のガス燃料エンジンの燃料ガス供給装置に
おいて、前記アクチュエータ10を、前記エンジン1の
始動を検出した事に基づいて作動する電磁ソレノイド1
1で構成する。 ○第3発明(図2参照) 前記第1発明のガス燃料エンジンの燃料ガス供給装置に
おいて、前記アクチュエータ10を、前記エンジン1の
吸気路7の吸気圧で作動するブースト作動弁12で構成
する。
【0005】
【作用】本発明は次のように作用する。 ○第1発明(図1参照) 燃料ガスは、燃料ガス供給源2から圧力調整器3・流量
調整器4・燃料ガス供給管5・ミキサ6を順に経て、ガ
ス燃料エンジン1の吸気路7へ供給される。上記ミキサ
内には、燃料ガス遮断弁8を構成する燃料ガス供給管
5の開口端5aに形成した弁座9と、ミキサ6内に突出
するアクチュエータロッドの先端に設けた弁体8aとが
あり、その弁体8aを上記弁座9に閉止接当させてあ
る。そして、上記ミキサ6に設けたアクチュエータ10
で、エンジン始動時に上記弁体8aを開弁位置Aへ作動
させて燃料ガスを供給し、エンジン運転中はその開弁状
態を継続させ、エンジン停止時には閉弁位置Cへ作動さ
せる。 ○第2発明(図1参照) 前記第1発明における前記アクチュエータ10を電磁ソ
レノイド11で構成して、例えば前記エンジン1のキー
スイッチ22を介して電源電池23に接続し、上記キー
スイッチ22でエンジン1の始動を検出した事に基づい
て、前記弁体8aを開弁位置Aへ作動させて燃料ガスを
供給する。エンジン停止時には、上記キースイッチ22
で上記電磁ソレノイド11の通電を断って、上記弁体8
aを閉弁位置Cへ作動させて燃料ガスの供給を遮断す
る。 ○第3発明(図2参照) 前記第1発明における前記アクチュエータ10をブース
ト作動弁12で構成して、例えば前記ミキサ6のベンチ
ュリ部25とスロットル弁26との間の吸気路7に開口
した給気圧導入管27で、エンジン回転による上記吸気
路7のブースト圧を前記ブースト作動弁12に導入し、
前記弁体8aを開弁位置Aへ作動させて燃料ガスを供給
する。エンジン停止状態では上記吸気路7にはブースト
圧の発生がない為、上記弁体8aは閉弁位置Cへ作動し
て燃料ガスの供給が遮断される。
【0006】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから、次の効果を奏する。 (イ)燃料ガス遮断弁8を構成する上記弁座とアクチュ
エータロッドの先端に設けた弁体が、エンジンのミキサ
内で閉止接当するように構成されているので、燃料ガス
遮断弁を燃料ガス供給管の途中に設けたものと比較し
て、燃料ガス遮断弁8の継ぎ手部品などが不要となり、
燃料ガス供給管の配管を簡素化できる。 (ロ)エンジン停止時には、上記アクチュエータを閉作
動させてミキサ内で弁体を弁座に閉止接当させることに
より、燃料ガスは上記燃料ガス供給管の開口端からミキ
サ内に流出しなくなるので、エンジン停止後に、吸気路
内に残留した未焼ガスが、エアフィルターや排気マニホ
ールドを介してエンジンの外に漏れ出るのを防止するこ
とができる。 (ハ)エンジンの再始動時には、上記アクチュエータを
開作動させてミキサ内で弁座に閉止接当している弁体を
開くことにより、燃料ガスは上記開口端からミキサ内に
流出し、燃料ガスが直ちに吸気路内に供給されるので、
エンジンの始動遅れが生じるのを防止することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面で説明する。 ○第1発明及び第2発明実施例(図1参照) 図1はガス燃料エンジンの燃料ガス供給装置の要部断面
系統図である。図において、ガス燃料エンジン1は、燃
料ガス供給源2から圧力調整器3・流量調整器4・燃料
ガス供給管5・ミキサ6を順に介して、そのガス燃料エ
ンジン1の吸気路7へ連通してある。上記ミキサ6は、
上記燃料ガス供給管5を介して上記燃料ガス供給源2か
ら供給される燃料ガスとエアクリーナ20から吸入した
空気とを混合して、その混合気を上記吸気路7から上記
エンジン1の燃焼室21へ供給する。そして、上記燃料
ガス供給管5に燃料ガス遮断弁8を介在させてあり、第
1発明では、その燃料ガス遮断弁8を前記ミキサ6内に
開口する前記燃料ガス供給管5の開口端5aに対向して
設けて、その開口端5aに形成した弁座9にその燃料ガ
ス遮断弁8の弁体8aを接当させてある。さらに、その
燃料ガス遮断弁8の弁体8aを、上記ミキサ6の上記開
口端5aの対壁6aに付設したアクチュエータ10で作
動可能に構成してある。上記アクチュエータ10は、エ
ンジン始動時に上記燃料ガス遮断弁8の弁体8aを開弁
位置Aへ作動させ、エンジン運転中はその開弁状態を継
続させ、エンジン停止時には閉弁位置Cへ作動させるよ
うにしてある。そして、第2発明では、前記第1発明に
おけるアクチュエータ10を電磁ソレノイド11で構成
し、例えば前記エンジン1のキースイッチ22を介して
電源電池23に接続して、エンジン始動を検出した事に
基づいて作動するようにしてある。
【0008】○第3発明実施例(図2参照) 図2は図1に相当する図である。前記第1発明のガス燃
料エンジンの燃料ガス供給装置において、前記アクチュ
エータ10を、前記エンジン1の吸気路7の吸気圧で作
動するブースト作動弁12で構成してある。前記ミキサ
6は、チョーク弁24・ベンチュリ部25・スロットル
弁26を備え、そのベンチュリ部25に前記燃料ガス供
給管5の開口端5aを設けてある。そして、上記ベンチ
ュリ部25とスロットル弁26との間の吸気路7に開口
した給気圧導入管27で、その吸気圧を前記ブースト作
動弁12に導入して、前記燃料ガス遮断弁8の弁体8a
を作動させる。前記エンジン1が停止状態では上記吸気
路7にはブースト圧の発生がない為、上記ブースト作動
弁12のダイヤフラム12aはスプリング12bにより
下方位置Dに押し付けられて、上記燃料ガス遮断弁8の
弁体8aを閉弁位置Cへ作動させ、前記燃料ガス供給管
5からの燃料ガスの供給を遮断する。上記エンジン1が
図示しないスタータなどで回転すると上記吸気路7にブ
ースト圧が発生し、上記ダイヤフラム12aはスプリン
グ12bの押力に打勝って上方位置Bに来て上記燃料ガ
ス遮断弁8の弁体8aを開弁位置Aへ作動させ、上記燃
料ガス供給管5から燃料ガスを供給する。上記のよう
に、本第3発明ではエンジン1の運転・停止により自動
的に燃料ガスを供給・遮断するから、エンジン1がエン
ストした場合でも燃料ガスの流出を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明及び第2発明実施例を示し、燃料ガス
供給装置の要部断面系統図である。
【図2】第3発明実施例を示し、図1に相当する図であ
る。
【図3】従来例を示し、燃料ガス供給装置の系統図であ
る。
【符号の説明】
1…ガス燃料エンジン、2…燃料ガス供給源、3…圧力
調整器、4…流量調整器、 5…燃料ガス供給管、5a…開口端、6…ミキサ、6a
…対壁、7…吸気路、8…燃料ガス遮断弁、8a…弁
体、9…弁座、10…アクチュエータ、11…電磁ソレ
ノイド、12…ブースト作動弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 21/02 - 21/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス燃料エンジン(1)の燃料ガス供給源
    (2)を、圧力調整器(3)・流量調整器(4)・燃料ガス供
    給管(5)・ミキサ(6)を順に介して、そのガス燃料エン
    ジン(1)の吸気路(7)へ連通させるとともに、上記燃料
    ガス供給管(5)に燃料ガス遮断弁(8)を介在させたガス
    燃料エンジンの燃料ガス供給装置において、前記燃料ガス遮断弁(8)は、 前記ミキサ(6)内に開口す
    る前記燃料ガス供給管(5)の開口端(5a)に形成した弁
    座(9)と、上記ミキサ(6)内に突出するアクチュエータ
    ロッドの先端に設けた弁体(8a)と、を備えて成り、 上記アクチュエータロッドを上記ミキサ(6)に設けたア
    クチュエータ(10)で作動させることにより、当該ミキ
    サ(6)内で上記弁体(8a)を上記弁座(9)に向けて閉止
    接当 可能に構成したことを特徴とするガス燃料エンジン
    の燃料ガス供給装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータ(10)を、前記エン
    ジン(1)の始動を検出した事に基づいて作動する電磁ソ
    レノイド(11)で構成したことを特徴とする請求項1に
    記載のガス燃料エンジンの燃料ガス供給装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータ(10)を、前記エン
    ジン(1)の吸気路(7)の吸気圧で作動するブースト作動
    弁(12)で構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    ガス燃料エンジンの燃料ガス供給装置。
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