JPH057487Y2 - - Google Patents

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JPH057487Y2
JPH057487Y2 JP2327887U JP2327887U JPH057487Y2 JP H057487 Y2 JPH057487 Y2 JP H057487Y2 JP 2327887 U JP2327887 U JP 2327887U JP 2327887 U JP2327887 U JP 2327887U JP H057487 Y2 JPH057487 Y2 JP H057487Y2
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throttle valve
canister
intake throttle
intake
alcohol
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、アルコール燃料を使用するアルコ
ールデイーゼルエンジンに関する。
(従来の技術) アルコールあるいはアルコールを水素等に改質
したガスを燃料として使用するデイーゼルエンジ
ンが提案されている(特開昭60−62646号、60−
62647号公報等参照)。
ところで、このようなエンジンではアルコール
を蓄える燃料タンクにアルコール蒸気が発生する
ため、例えば第2図に示すように吸気通路1の途
中にアクセルペダル2と連動する吸気絞り弁3を
介装すると共に、燃料タンク4にて発生したアル
コール蒸気を吸収するキヤニスタ5を設け、キヤ
ニスタ5で吸収したアルコール蒸気を吸気絞り弁
3により生じる負圧に応じて吸気通路1へと吸出
させるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記吸気絞り弁3はアクセルペ
ダル2と常時連動して開閉される(アクセルペダ
ル2が踏まれるのにしたがい吸気絞り弁3が開か
れる)ようになつているため、キニヤスタ5内の
アルコール蒸気量が多いときには、エンジンの運
転条件に応じてアルコール蒸気が的確に吸気通路
1に吸出されるものの、アルコール蒸気量が少な
いときには、吸気絞り弁3が吸気抵抗になつてし
まうという不具合がある。アルコール蒸気量が少
ないときには、例えばアイドリング時に吸出させ
れば十分であり、このようなときに吸気絞り弁3
をアクセルペダル2と連動させたままだと、その
吸気抵抗により燃費が悪化しかねないのである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記問題点を解消するため、アル
コール燃料を使用するデイーゼルエンジンにおい
て、吸気通路の途中にアクセルペダルと連動して
開閉される吸気絞り弁を介装し、この絞り弁下流
に燃料タンクにて発生したアルコール蒸気を導く
キヤニスタを備える一方、エンジンのアイドリン
グを検出するスイツチと、キヤニスタ内の圧力を
検出するスイツチと、前記吸気絞り弁を強制的に
全開するアクチユエータと、前記各スイツチと協
働してアイドリング時以外でキヤニスタ内の圧力
が所定値よりも低いときに前記アクチユエータを
介して絞り弁を全開させる制御回路とを設ける。
(作用) したがつて、アイドリングを除く運転時でキヤ
ニスタ内の圧力が低いときには、吸気絞り弁が強
制的に全開されるため、吸気抵抗となることが防
止される。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示す構成図で、10
はエンジン本体、11は吸気通路、12は吸気絞
り弁、13はキヤニスタである。また、14はア
クセルペダル、15はアクセルペダル14に連結
される噴射レバー16の開度に応じてエンジンに
アルコール燃料を噴射する燃料噴射ポンプ、30
はエアクリーナを示す。
吸気絞り弁12は、図示しないリターンスプリ
ングにより閉位置(最小開度位置)に付勢される
と共に、その開閉レバー17がリンク18を介し
てアクセルペダル14に押動されるステツプレバ
ー19に連結され、アクセルペダル14が踏まれ
ると、これに応じて開かれる。
キヤニスタ13は、図示しない燃料タンクにて
発生したアルコール蒸気を吸収する活性炭等を内
蔵したもので、下部に新気の導入弁20が備えら
れると共に、上部の制御弁21とパージ通路22
を介して吸気絞り弁12下流の吸気通路11に接
続される。
制御弁21は、パージ通路22に導入される負
圧と、吸気絞り弁12側方に開口するポート23
に導入される負圧とにより駆動され、吸気絞り弁
12の開度が小さくポート23側の負圧が大きい
ときほど相対的に開度が増加される。
他方、吸気絞り弁12を強制的に全開するアク
チユエータとして電磁ソレノイド24が設けられ
る。
電磁ソレノイド24は、バツテリ25から通電
されるとストツパ26が後退し、一方通電が断た
れるとストツパ26が伸張して吸気絞り弁12の
開閉レバー17を押動し、吸気絞り弁12を全開
させる。なお、ストツパ26が伸張すると前記ス
テツプレバー19はアクセルペダル14から離間
するようになつている。
そして、キヤニスタ13にキヤニスタ13内の
圧力が所定値以上のときに導通する圧力スイツチ
27が、また燃料噴射ポンプ15の噴射レバー1
6にエンジンのアイドリング位置で導通するアイ
ドルスイツチ28が設けられ、これらのスイツチ
27,28が前記電磁ソレノイド24とバツテリ
25とを結ぶ回路に並列に接続される。なお、回
路中にスイツチ27,28の導通後、所定時間経
過すると遮断するタイマ29を設けても良い。
このような構成により、燃料タンクにて発生し
たアルコール蒸気量が多くキヤニスタ13内の圧
力が所定値以上のときは、圧力スイツチ27が導
通して電磁ソレノイド24に通電され、そのスト
ツパ26が後退する。また、アイドリング時はア
イドルスイツチ28が導通して同じく電磁ソレノ
イド24に通電され、ストツパ26が後退する。
このため、吸気絞り弁12のリターンスプリン
グにより吸気絞り弁12の開閉レバー17に連結
するステツプレバー19がアクセルペダル14と
係合し、これにより吸気絞り弁12はアクセルペ
ダル14の踏み込みに応じて開閉される。
したがつて、キヤニスタ13内のアルコール蒸
気量が多いときおよびアイドリング時は、吸気絞
り弁12の開度に応じて生じる負圧により、キヤ
ニスタ13内のアルコール蒸気が制御弁21、パ
ージ通路22を介して吸気通路11へと的確に吸
出される。
なお、アルコール蒸気はキヤニスタ13下部の
導入弁20を介して導かれる新気とともに吸出さ
れ、またこの場合制御弁21は吸気絞り弁12の
開度が小さいときほど開いてアルコール蒸気を十
分に吸出させる。
これに対して、アイドリングを除く運転時でか
つアルコール蒸気量が少なくキヤニスタ13内の
圧力が所定値よりも低いときは、アイドルスイツ
チ28と圧力スイツチ27が切れるため、電磁ソ
レノイド24の通電が断たれる。
このため、ストツパ26が伸張して吸気絞り弁
12の開閉レバ−17が押動され、吸気絞り弁1
2が全開される。
これにより、アルコール蒸気量が少ないとき
は、吸気絞り弁12が全開されるため、吸気抵抗
となることはなく、したがつて燃費に悪影響を及
ぼすことを防止することができる。
なお、アルコール蒸気量が少ないときでもアイ
ドリング時には、アイドルスイツチ28の導通に
より電磁ソレノイド24のストツパ26が後退
し、吸気絞り弁12が閉位置に保たれる。したが
つて、このときのアルコール蒸気はアイドリング
時に的確に吸出される。
ところで、キヤニスタ13内のアルコール蒸気
が多い場合でも、所定時間吸出させればアルコー
ル蒸気は十分に減少するため、スイツチ27,2
8と電磁ソレノイド24との間にタイマ29を設
け、電磁ソレノイド24の作動時間を所定時間に
制限すれば、吸気絞り弁12による吸気抵抗を一
層低減することができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、吸気通路の途中
にアクセルペダルと連動して開閉される吸気絞り
弁を介装すると共に、この吸気絞り弁をアイドリ
ング時以外でキヤニスタ内の圧力が所定値よりも
低いときにアクチユエータにより強制的に全開さ
せるようにしたもので、燃料タンクにて発生した
アルコール蒸気をキヤニスタから吸気通路へ的確
に吸出させる一方で、吸気絞り弁が吸気抵抗とな
ることを防止でき、燃費の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す構成図、第2図
は従来例の構成図である。 11……吸気通路、12……吸気絞り弁、13
……キヤニスタ、14……アクセルペダル、24
……電磁ソレノイド、27……圧力スイツチ、2
8……アイドルスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルコール燃料を使用するデイーゼルエンジン
    において、吸気通路の途中にアクセルペダルと連
    動して開閉される吸気絞り弁を介装し、この絞り
    弁下流に燃料タンクにて発生したアルコール蒸気
    を導くキヤニスタを備える一方、エンジンのアイ
    ドリングを検出するスイツチと、キヤニスタ内の
    圧力を検出するスイツチと、前記吸気絞り弁を強
    制的に全開するアクチユエータと、前記各スイツ
    チと協働してアイドリング時以外でキヤニスタ内
    の圧力が所定値よりも低いときに前記アクチユエ
    ータを介して絞り弁を全開させる制御回路とを設
    けたことを特徴とするアルコールデイーゼルエン
    ジン。
JP2327887U 1987-02-19 1987-02-19 Expired - Lifetime JPH057487Y2 (ja)

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JP2327887U JPH057487Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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JP2327887U JPH057487Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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JPS63130662U JPS63130662U (ja) 1988-08-26
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JP4569412B2 (ja) * 2005-08-03 2010-10-27 トヨタ自動車株式会社 圧縮着火内燃機関

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JPS63130662U (ja) 1988-08-26

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