JP2006104993A - フェールカットソレノイド用駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ソレノイドを駆動するコイルの巻数を減らしてフェールカットソレノイドを小型化し、更には製造コストも安価で経済的にも優れたフェールカットソレノイド用駆動回路を提供する。
【解決手段】 エンジンキースイッチSWによりオンオフする電源回路ECと、前記エンジンキースイッチSWがオフのときにオン状態となりエンジンキースイッチSWがオンのときにオフ状態となる電源回路ECに接続されたトランジスタスイッチ回路SCと、電源回路ECに接続されたコンデンサCとを有し、エンジンキースイッチSWをオンとしたときにコンデンサCに蓄電させるとともにトランジスタスイッチ回路SCをオフ状態としてフェールカットソレノイドのコイルへの通電を阻止し、次いで、エンジンキースイッチSWをオフ状態としたときにトランジスタスイッチ回路SCをオン状態としてコンデンサCに蓄電させてあった電気をフェールカットソレノイドのコイルへ流す。
【選択図】 図1
【解決手段】 エンジンキースイッチSWによりオンオフする電源回路ECと、前記エンジンキースイッチSWがオフのときにオン状態となりエンジンキースイッチSWがオンのときにオフ状態となる電源回路ECに接続されたトランジスタスイッチ回路SCと、電源回路ECに接続されたコンデンサCとを有し、エンジンキースイッチSWをオンとしたときにコンデンサCに蓄電させるとともにトランジスタスイッチ回路SCをオフ状態としてフェールカットソレノイドのコイルへの通電を阻止し、次いで、エンジンキースイッチSWをオフ状態としたときにトランジスタスイッチ回路SCをオン状態としてコンデンサCに蓄電させてあった電気をフェールカットソレノイドのコイルへ流す。
【選択図】 図1
Description
本発明は、エンジンの気化器に付設されたフェールカットソレノイド(燃料カット電磁弁)の駆動回路に関するものである。
従来、エンジンの気化器に付設されたフェールカットソレノイドは例えば特開平11−82176号公報に提示されているように各種の改良がなされているが、エンジンが作動状態にあるときにもソレノイドを駆動するコイルに電流を流し続けるシステムであった。
そのため、ソレノイドを駆動するコイルに多くの電流を流し続ける必要があることになり、コイルの巻数を増加しなければならず、小型化が困難であるばかりか価格的にも高いものとなっており、特に、農業機械や小型の作業用機械などに用いられる比較的小型の汎用エンジンについて要望が多い。
特開平11−82176号公報
本発明は、ソレノイドを駆動するコイルの巻数を減らしてフェールカットソレノイドを小型化し、更には製造コストも安価で経済的にも優れたフェールカットソレノイド用駆動回路を提供するものである。
前記課題を解決するため、本発明は、エンジンキースイッチによりオンオフする電源回路と、前記エンジンキースイッチがオフのときにオン状態となりエンジンキースイッチがオンのときにオフ状態となる前記電源回路に接続されたトランジスタスイッチ回路と、前記電源回路に接続されたコンデンサとを有し、前記エンジンキースイッチをオンとしたときにコンデンサに蓄電させるとともにトランジスタスイッチ回路をオフ状態としてフェールカットソレノイドのコイルへの通電を阻止し、次いで、前記エンジンキースイッチをオフ状態としたときにトランジスタスイッチ回路をオン状態としてコンデンサに蓄電させてあった電気をフェールカットソレノイドのコイルへ流すことを特徴とするフェールカットソレノイドのコイルへ流すことを特徴とする。
また、本発明において、トランジスタスイッチ回路の制御素子としてPNP型EFTまたはPNP型トランジスタを用いること、コンデンサとして電気二重層コンデンサを用いると更に好ましい。
本発明によると、エンジン停止後の一定期間に限って駆動コイルに電流を流してフェールカットソレノイドを駆動させればよいことから駆動コイルに流す電流が大幅に減少し、コイルの巻数が少なくてもよいことからフェールカットソレノイドの小型化を図ることができ、また、使用する部品も低コストの半導体を中心とするもので価格に安価に提供でき、駆動回路自身も小型化が可能でフェールカットソレノイドに内蔵することもできる。
更に、エンジンキースイッチにより作動することから特別の操作やスイッチ部品も不要である。
更に、エンジンキースイッチにより作動することから特別の操作やスイッチ部品も不要である。
次に、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例を示す回路図であり、エンジンキースイッチSWによりオンオフするバッテリBを電源とする電源回路ECに、PNP型FET(電界効果トランジスタ)Trと逆流防止用のダイオードDと抵抗R1,R2とからなるトランジスタスイッチ回路SCおよび電気二重層コンデンサCが接続されて構成されている。
次に、本実施の形態における作動について図1の回路図と図2に示したタイムチャートを参照して説明する。
始めに、エンジンが停止している状態では、エンジンキースイッチSWがオフ状態(図に実線で示す状態)であり、トランジスタスイッチ回路SCもオフ状態で、電気二重層コンデンサCも放電状態で、フェールカットソレノイド(図示せず)は開弁状態にある。
次いで、エンジンキースイッチSWをオン状態(図に鎖線で示す状態)にすると、エンジンが作動するがトランジスタスイッチ回路のSC、PNP型FET(電界効果トランジスタ)Trのゲートにバイアス電圧がかかりオフ状態で、電気二重層コンデンサCが蓄電され、フェールカットソレノイドは開弁状態にある。
そして、エンジンキースイッチSWを再びオフ状態としてエンジンを停止すると、トランジスタスイッチ回路のSCPNP型FETTrのバイアス電圧が0となりオン状態となり、電気二重層コンデンサCに蓄電された電気をフェールカットソレノイドの駆動コイル(図示せず)流すのでフェールカットソレノイドが閉弁状態となるが、前記電気二重層コンデンサCに蓄電された電気が全て放電してしまうとトランジスタスイッチ回路がオフ状態となるのでそれぞれが前記エンジン作動前の状態に復帰する。
以上のように本実施の形態によれば、フェールカットソレノイドの駆動コイルにはエンジン停止後の一定時間(電気二重層コンデンサCに蓄電された電気が全て放電してしまう迄の時間)だけ電流が流れるだけでフェールカットソレノイドの作動させることができるので。従来のように多量の電流を流し続ける場合と異なり、少ない巻数の駆動コイルを使用することができ、全体として小型化が図れるばかりか使用する部品も高価なものはなく、経済的にも優れており、また、スイッチ素子としてPNP型FET(電界効果トランジスタ)TrやPNP型トランジスタを用いるので動作が確実で迅速であり、無駄がないばかりか耐久性にも優れている。
更に、蓄電器として、優れた電池特性と万年100%の充放電が可能でエネルギー密度も高く環境問題も生じない等の利点を有しいる電気二重層コンデンサCを用いたことも大きな利点である。
SW エンジンキースイッチ、 EC 電源回路、 Tr PNP型FET(電界効果トランジスタ)、 C 電気二重層コンデンサ、 D ダイオード、 R1,R2 抵抗、 SC トランジスタスイッチ回路
Claims (3)
- エンジンキースイッチによりオンオフする電源回路と、前記エンジンキースイッチがオフのときにオン状態となりエンジンキースイッチがオンのときにオフ状態となる前記電源回路に接続されたトランジスタスイッチ回路と、前記電源回路に接続されたコンデンサとを有し、前記エンジンキースイッチをオンとしたときにコンデンサに蓄電させるとともにトランジスタスイッチ回路をオフ状態としてフェールカットソレノイドのコイルへの通電を阻止し、次いで、前記エンジンキースイッチをオフ状態としたときにトランジスタスイッチ回路をオン状態としてコンデンサに蓄電させてあった電気をフェールカットソレノイドのコイルへ流すことを特徴とするフェールカットソレノイド用駆動回路。
- 前記トランジスタスイッチ回路の制御素子がPNP型EFTまたはPNP型トランジスタである請求項1記載のフェールカットソレノイド用駆動回路。
- 前記コンデンサが電気二重層コンデンサである請求項1または2記載のフェールカットソレノイド用駆動回路。
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JP2004290919A JP2006104993A (ja) | 2004-10-04 | 2004-10-04 | フェールカットソレノイド用駆動回路 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009122683A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | 株式会社フジキン | ソレノイドバルブ |
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2004
- 2004-10-04 JP JP2004290919A patent/JP2006104993A/ja active Pending
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US8662471B2 (en) | 2008-03-31 | 2014-03-04 | Fujikin Incorporated | Solenoid valve |
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