JPH10115226A - 自動2輪車の車体構造 - Google Patents

自動2輪車の車体構造

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JPH10115226A
JPH10115226A JP8319978A JP31997896A JPH10115226A JP H10115226 A JPH10115226 A JP H10115226A JP 8319978 A JP8319978 A JP 8319978A JP 31997896 A JP31997896 A JP 31997896A JP H10115226 A JPH10115226 A JP H10115226A
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crankcase
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恵 岡田
Hiromi Sumi
浩海 角
Koichi Kobayashi
浩一 小林
Sunao Iizuka
直 飯塚
Yoshitaka Seki
喜孝 関
直行 ▲斎▼藤
Naoyuki Saito
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    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
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    • B62K25/283Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay for cycles without a pedal crank, e.g. motorcycles
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    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付性等を向上させた自動2輪車の車体
構造を提供する。 【解決手段】 クランクケース14を上半体30と下半
体31の上下分割とし、その割面Pにクランク軸32、
メイン軸34、カウンター軸35及びピボット部36を
略一直線上に配設する。ピボット部36の内側に偏心カ
ム37及び部ピボットカラー38を備え、ピボット軸1
5でリヤスイングアーム16を連結する。ピボット部3
6の前後で上下合わせにした上半体30と下半体31を
上下方向で締結し、ピボットカラーの中心を割面よりも
下方へ偏位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リヤスイングア
ームをクランクケースのピボット部へ取付けた自動2輪
車の車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平1−306384号及び実開平1
−170090、同1−57982号には、クランクケ
ース後部にピボット部を設け、ここにリヤスイングアー
ムを直接取付けた自動2輪車の車体構造が示されてい
る。
【0003】実開平1−57982号には、クランクケ
ース後部にリンクを取付け、このリンクにリヤスイング
アームを取付けた自動2輪車の車体構造が示されてい
る。
【0004】特開平1−175590号には、上下方向
に配設されたフレームに、偏心カムを有するピボット部
を設け、ここにリヤスイングアームを取付けた自動2輪
車の車体構造が示されている。
【0005】実公昭57−35619号には、クランク
ケースの側面へ直接ステップを取付けた構造が示され、
実開昭61−10291号には、ステップホルダをピボ
ット軸を用いてフレームへリヤスイングアームと共締し
た自動2輪車の車体構造が示されている。さらに、前記
特開平1−306384号には、クランクケースへブラ
ケットを介してサイドスタンドを取付けた構造も示され
ている。
【0006】また、実公平6−49506号には、ヘッ
ドパイプから後方へ延びる主フレームを目の字形断面と
し、その前部からダウンフレームを下方へ延ばし、後端
部からピボットフレームを下方へ延ばし、これらによっ
てエンジンを支持するとともに、ピボットフレームにリ
ヤスイングアーム16を揺動自在に支持させた自動2輪
車が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ピボット部をクランク
ケースへ設けると、走行性能の向上に役立つばかりでな
く、ピボットフレームを不要として車体のスリム化及び
軽量化に役立つ。
【0008】しかし、このようなピボット部構造の車体
を組み立てるには、上記各従来例がいづれもクランクケ
ースを通常の左右割にしていると思われ、その結果、ピ
ボット部を組立てるとき多少手間がかかる。したがって
組付性のさらなる向上が望まれる。
【0009】さらに、ピボット部をクランクケースへ直
接設けた場合、取付部の剛性を要求されるため、ピボッ
ト部回りを大型化したり、リヤスイングアーム支持のた
めの別部材を設けなければならなかった。
【0010】そのうえ、取付強度を要求されるステップ
等の取付場所を新たに確保しなければならず、これをク
ランクケースへ取付ける場合には前記と同様の問題が生
じ、エンジン側の取付部を大型化しなければならなかっ
た。
【0011】さらにまた、実公平6−49506号のよ
うにピボットフレームを設けた場合には、後輪側からピ
ボット部へ加わる捩り力は、主フレーム等の車体フレー
ムへ分散吸収されるので、車体フレームとエンジンとの
結合部における剛性確保がそれ程難しくならないが、ピ
ボットフレームを廃止した場合には、結合部の剛性確保
が極めて重要になる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係る自動2輪車の車体構造は、前輪を支持す
るフロントフォークが回動自在に支持されたヘッドパイ
プと、この前後方向へ延びる車体フレームの下方へ支持
されたエンジンと、このエンジンのクランクケース後部
にピボット軸を介して前端部を揺動自在に支持されたリ
ヤスイングアームと、その後部に支持された後輪とを備
えた自動2輪車の車体構造において、クランクケースを
上下分割とし、この割面に前記ピボット軸を支持するた
めのピボット部を設けたことを特徴とする。
【0013】このピボット部に、ピボット軸が貫通する
ピボットカラーを支持するとともに、このピボットカラ
ーの前後で上下のクランクケース分割部を上下方向から
締結することができる。
【0014】この締結部の肉厚は、車体前側の方が後側
よりも厚くすることができる。
【0015】さらに、前記ピボットカラーの中心を割面
よりも上下いずれか側へ偏位させることができる。
【0016】また、前記ピボット部とともに、クランク
軸、メイン軸及びカウンター軸を割面に沿って略一直線
上に配設することができる。
【0017】そのうえ、前記ピボット部の軸方向端面間
の幅を、メイン軸及びカウンター軸の各両端を支持する
ベアリング幅と略同幅に形成することができる。
【0018】さらにまた、前記ピボット軸を偏心支持す
るための偏心カムをピボット部に設けることができる。
この場合、偏心カムをピボットカラーで形成することも
できる。
【0019】そのうえまた、前記ピボット軸により、ス
テップホルダをクランクケース側面へリヤスイングアー
ムと共締することができる。
【0020】そのうえさらに、前記車体フレームにエン
ジンを支持するとともに、このエンジンのクランクケー
ス後部にリヤスイングアームと直接軸支する形式の自動
2輪車において、ピボット部とヘッドパイプの上下各端
部とを結んだ上下の仮想線に挟まれた領域内又はその近
傍に、エンジンと車体フレームとの結合部を設けること
ができる。
【0021】この場合、前記エンジン側における車体フ
レームとの結合部をクランクケースに設けることができ
る。
【0022】
【発明の効果】クランクケースを上下分割とし、その割
面にピボット部を設けたので、クランクケースを上下合
わせする前に、ピボット部における組立状況を確認しな
がら作業できるので、組付性が向上する。
【0023】特に、クランク軸、メイン軸、カウンター
軸及びピボット部を割面に沿って略一直線上に配設すれ
ば、各軸の組付性がさらに向上するとともに、各軸が補
強部材として機能し、ピボット軸回りの強度が向上し、
ねじり剛性も向上する。
【0024】また、ピボット部の内側にピボットカラー
を備え、このピボットカラーの前後でクランクケースを
上下合わせにして上下方向で締結すると、クランクケー
スをアルミ合金で形成しても、アルミ座面のへたり防止
できる。
【0025】このとき締結部の厚さを、荷重の集中が大
きい車体前側の方が後側よりも厚くすると、ピボットカ
ラーの締め付け性並びにねじり剛性が向上する。
【0026】さらに、ピボットカラーの中心を割面より
も上下いずれか側へ偏位させれば、剛性が向上する。
【0027】そのうえ、ピボット部の左右端面間の幅
を、メイン軸及びカウンター軸の各両端を支持するベア
リング幅と略同幅で形成すれば、ピボットカラーの締め
付け性及びねじり剛性が向上する。
【0028】さらにまた、ピボットカラーを偏心させた
偏心カム構造をピボット部に設ければ、偏心カムを支持
するためのフレーム部品を不要にできる。同一エンジン
を他機種に転用するとき、他の部品を用いずにピボット
部の調整ができる。
【0029】そのうえまた、ステップホルダをピボット
軸でピボット部へ共締することによりクランクケース側
面へ取付ければ、ステップを剛性の高いエンジンへ取付
けでき、エンジン側の取付部を小型化できる。
【0030】そのうえさらに、ピボット部とヘッドパイ
プの上下各端部とを結んだ上下の仮想線に挟まれた領域
内又はその近傍に、エンジンと車体フレームとの結合部
を設ければ、後輪側からピボット部へ加えられる捩り力
は、エンジンが最も変形しにくい部分で車体フレーム側
へ伝達される。
【0031】このため、エンジンと車体フレームとの結
合部を特別に補強しなくても済む。そのうえ、エンジン
側における車体フレームとの結合部をクランクケースに
設ければ、結合部の剛性確保が容易になる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、エンジン部分の拡大側面
図、図2は、本願発明に係る自動2輪車の車体要部側面
図、図3は、エンジンの軸配置を説明する概略図、図4
は、図1の4−4線に沿う拡大断面図、図5は、図1の
5−5線に沿うエンジン部分の拡大断面図である。
【0033】まず図2において、前輪1を下端部に支持
したフロントフォーク2の上端部はヘッドパイプ3へ回
動自在に支持されている。ヘッドパイプ3から後方へ向
かって、主フレーム4とサブフレーム5が延びている。
【0034】主フレーム4は側面視略直線状をなして斜
め下がりに延び、サブフレーム5は主フレーム4の下方
に屈曲しながら延びている。
【0035】主フレーム4とサブフレーム5の各後部が
リヤプレート6で一体化し、その後端上部にブリッジ7
が上方へ突出し、かつ、シートレール8及びリヤステイ
9が取付けられている。
【0036】これら主フレーム4、サブフレーム5、リ
ヤプレート6、シートレール8及びリヤステイ9は車体
フレームを構成し、特に、主フレーム4、サブフレーム
5及びリヤプレート6はエンジン支持部である。
【0037】車体フレームの下方には、V型エンジン1
0が吊り下げ支持され、サブフレーム5と第1エンジン
ハンガ11でエンジン10の前バンク側へ連結され、リ
ヤプレート6の第2エンジンハンガ12及び第3エンジ
ンハンガ13でエンジン10の後バンク側へ連結されて
いる。
【0038】これらエンジンハンガ(11,12,1
3)は左右一対で設けられ、それぞれの対応するクラン
クケース14上の位置にエンジン側の締結部が形成さ
れ、このクランクケース14の後端部でエンジンマウン
ト13の下方位置には、ピボット軸15でリヤスイング
アーム16の前端部が回動自在に取付けられている。
【0039】リヤスイングアーム16の後端部には後輪
17が支持され、その従スプロケット18がチェーン1
9を介してクランクケース14の主スプロケット20で
駆動される。
【0040】図1にも明らかなように、後輪懸架装置を
構成する緩衝器21は上下方向へ立てて設けられ、上端
部がブリッジ7で支持され、下端部はリヤスイングアー
ム16の下部に設けられたクッションリンク22のリン
クプレート23へボルト23aで連結されている。
【0041】クッションリンク22は、リンクプレート
23、リンクアーム24及びリンクブラケット25で構
成されている。
【0042】リンクプレート23はボルト23bでリヤ
スイングアーム16の下部へ連結され、ボルト23cで
リンクアーム24の一端へ連結され、リンクアーム24
の他端はボルト24aでリンクブラケット25へ連結さ
れている。
【0043】リンクブラケット25は、ボルト25a、
25b、25cでクランクケース14の後端下部へ取付
けられている。
【0044】リンクブラケット25の下部には、スタン
ドブラケット26がリンクブラケット25と共締になる
ボルト25c及び別のボルト26aで取付けられてい
る。
【0045】スタンドブラケット26の下部には、サイ
ドスタンド27がボルト27aで回動自在に取付けられ
ている。
【0046】リヤスイングアーム16と側方で重なる位
置には、ステップ28がスッテップホルダ29の後端部
に取付けられ、その前端部はピボット軸15によりリヤ
スイングアーム16とクランクケース14へ共締されて
いる。
【0047】スッテップホルダ29は略ブーメラン状に
屈曲する部材であり、前側下方へ延出する部分は、ボル
ト25cでリンクブラケット25と共締されている。
【0048】クランクケース14は割面Pにより上下分
割され、上半体30と下半体31で上下合わせに構成さ
れ、上下方向からボルト締めにより締結一体化される。
【0049】この割面Pに沿ってクランク軸32、変速
機33のメイン軸34及びカウンター軸35が配設さ
れ、カウンター軸35の一端部に主スプロケット20が
取付けられている(図5参照)。
【0050】図3に明らかなように、クランクケース1
4の後端部に、車幅方向の貫通穴を有するピボット部3
6が設けられ、このピボット部36の貫通穴内に偏心カ
ム37が嵌合支持されている。
【0051】偏心カム37の軸心部偏心位置に偏心軸穴
37aが軸方向へ貫通形成され、この偏心軸穴37a内
へピボットカラー38が嵌合されている。
【0052】ピボットカラー38の内径はピボット軸1
5の外径と略等しく、このピボットカラー38内へピボ
ット軸15が貫通されている。
【0053】ピボット部36の中心C1は割面Pよりも
△sだけ下方にずれ、偏心カム37はピボット部36の
貫通穴内部を軸線回りに転動自在であり、ピボットカラ
ー38の中心C2はC1に対して△eだけ偏心してい
る。
【0054】ピボット部36の貫通穴は、割面Pで上下
に分割され、そのうち、上半体30側の上部40は半円
弧より短い円弧状断面の車幅方向へ延びる凹溝であり、
下半体31側の下部41は半円弧よりも長い円弧状断面
の車幅方向へ延びる凹溝であり、両方を上下合わせにる
と車幅方向へ貫通する丸穴になる。
【0055】上半体30と下半体31の締結部のうち、
ピボット部36の近傍部分は、ピボット部36の貫通穴
を挟んで前後に設けられる。
【0056】下半体31側に、下部41を前後に挟むネ
ジ穴42、43を設け、これと一致する通し穴44、4
5を上半体30の上部40の前後に設ける。
【0057】ピボット部36の前側となる通し穴44の
長さは後側の通し穴45よりも長く、上端に形成される
座部46は後側の座部47よりも△dだけ高くなってい
る。
【0058】通し穴44とネジ穴42及び通し穴45と
ネジ穴43を一致させ、それぞれを上方からボルト4
8、49で締結する。
【0059】ピボット部36の前側を締結するボルト4
8は後側のボルト49よりも長く、したがって、ピボッ
ト部36の前後に形成される締結部の肉厚は、前側の方
が△dだけ厚くなっている。
【0060】偏心カム37を回転させることにより、ピ
ボットカラー38並びにその内側に支持されているピボ
ット軸15の中心位置C2が上下及び前後方向へ移動す
るので、上下位置を変化させることにより主として走行
性能に影響のあるピボット位置調節ができ、前後位置を
変化させてチェーン16の張りを調節できる。
【0061】図4に明らかなように、少なくとも一端に
回動操作用のフランジ50を設けたピボットカラー38
を挿入した偏心カム37をピボット部36の貫通穴内へ
嵌合し、さらに、この貫通穴の軸心と同一軸線上左右
に、リヤスイングアーム16の軸受け部51及び52の
軸心を一致させて配設する。
【0062】チェーン19のチェーンライン53が通る
左側の軸受け部51にはニードルベアリング54が設け
られ、右側の軸受け部52にはボールベアリング55が
設けられている。
【0063】さらに、これらの軸受け部51及び52の
外側に左右のステップホルダ29の各取付け穴56を同
一軸線上に一致させ、左側からボルト状をなすピボット
軸15を通し、右側でナット57により締結する。
【0064】リヤスイングアーム16前部において、左
右の軸受け部51及び52間の空間58に緩衝器21及
び排気管59が上下方向へ通過している。
【0065】このとき、後側の締結部に車幅方向へ3ヶ
所設けられるネジ穴43は、不等間隔であり、中央のネ
ジ穴43は緩衝器21との干渉を避けて左側へ寄ってお
り、前側のネジ穴42とも非対称位置になっている。
【0066】また、メイン軸34の車幅方向両端側を支
持するボールベアリング60とニードルベアリング61
間の幅W1、並びにカウンター軸35の車幅方向両端側
を支持するニードルベアリング63とボールベアリング
64間の幅W2はほぼ等しく、かつピボット部36の車
幅方向端面間の幅W3ともほぼ等しくなっている。
【0067】次に、図6乃至図8により車体フレーム構
造をさらに詳細に説明する。図6は車体フレームを中心
とする車体要部側面を示し、図7は車体フレームの上面
図、図8は図6の8−8線拡大断面図である。
【0068】図6に明らかなように、ピボット部36の
上部とヘッドパイプ3の上端後部とを結んだ仮想線L1
と、ピボット部36の下部とヘッドパイプ3の下端後部
とを結んだ仮想線L2とに挟まれた領域内又はその近傍
に各エンジンハンガ(11,12,13)が配設されて
いる。
【0069】第1エンジンハンガ11とクランク軸32
の中心とを結ぶ線L3の延長方向には、主フレーム4と
サブフレーム5とを側面視で略への字状に結ぶ補強部材
70が設けられている。
【0070】主フレーム4及びサブフレーム5はアルミ
合金等の軽合金製であって、引き抜き製法により製造さ
れ、主フレーム4は図8に示すように、外側面4aが曲
面で内側面4bが平坦面である、全体として略D字状断
面をなしている。
【0071】第1エンジンハンガ11は、カラー71
(図6参照)をサブフレーム5の内側面へ溶接したもの
であり、カラー71の内径はやはり取付ボルト72(図
6参照)よりも大きめになっており、この取付ボルト7
2によりエンジン10を構成するクランクケース14の
前バンク部73へ締結により取付けられる。
【0072】左右の主フレーム4間には丸パイプからな
るクロスパイプ74が架け渡され、同じく左右のサブフ
レーム5間には矩形断面をなす角パイプ製のクロスパイ
プ75が架け渡されている。
【0073】クロスパイプ75の横断面において対向す
る一対の長辺75a,75bは、各長さ方向の平行線L
4が、それぞれサブフレーム5の長手方向の軸線L5に
対して後部側を上方へより大きく離れるように角度α傾
けてあり、その近傍にシリンダヘッドカバー76が位置
している。
【0074】リヤプレート6はアルミ合金等の軽合金を
鋳造又は鍛造して成形され、前方が二股状をなして上下
のジョイント部77,78に枝分かれし、それぞれ主フ
レーム4及びサブフレーム5の後端部へ嵌合している。
【0075】下側のジョイント部78には、第2エンジ
ンハンガ12を構成する座部79が一体に形成され、こ
こで取付ボルト80によりエンジン10を構成するクラ
ンクケース14の後バンク部81の前部へ締結により取
付けられている(図6参照)。
【0076】リヤプレート6の後部には下方へ略山形に
突出する突部82が一体に設けられ、ここに第3エンジ
ンハンガ13を構成する座部83が一体に形成され、取
付ボルト84により後バンク81の後部へ締結により取
付けられている(図6参照)。
【0077】これらの座部79及び83は、それぞれリ
ヤプレート6の成形後に機械加工して形成され、これら
の通し穴の内径は取付ボルト80、84の取付ガタが小
さくなるように設定してある。
【0078】次に、本実施形態の作用を説明する。図1
及び図3に示すように、クランクケース14を上半体3
0と下半体31の上下分割とし、その割面Pにピボット
部36を設けたので、組付性が向上する。
【0079】特に、クランク軸32、メイン軸34、カ
ウンター軸35及びピボット部36を割面Pに沿って略
一直線上に配設したので、さらに組付性、ねじり剛性が
向上する。
【0080】ピボット部36は内側にピボットカラー3
8を備え、このピボットカラー38の前後で上半体30
と下半体31を上下合わせにしてボルト48、49を用
いて上下方向で締結したので、クランクケース14をア
ルミ合金で形成しても、アルミ座面のへたりを防止でき
る。
【0081】この締結部の厚さは、長いボルト48によ
る車体前側の方が、短いボルト49による後側よりも△
dだけ厚くなっているので、ピボットカラー38の締め
付け性、ねじり剛性が向上する。
【0082】ピボットカラー38の中心C2が割面Pよ
りも△sだけ下方へ偏位しているため、剛性が向上す
る。なお、この偏位は上下いずれか方向であればよい。
ただし、荷重方向である下側へずらせばより有利であ
る。
【0083】ピボット部36の車幅方向における端面間
の幅W3を、メイン軸34及びカウンター軸35の各車
幅方向におけるベアリング間の幅W1,W2と略同幅で
形成したので、ピボットカラー38の締め付け性、ねじ
り剛性が向上する。
【0084】ピボットカラー38を偏心させた偏心カム
37をピボット部36に設けたので、偏心カム37を支
持するためのフレーム部品を不要にできる。
【0085】特に、同一エンジンを他機種に転用すると
き、エンジンの取付位置や角度が変化しても、他の部材
等を用いずに最適なピボット位置を調節でき、汎用性が
増す。
【0086】ステップホルダ29をピボット軸15でピ
ボット部36へ共締することにより、クランクケース1
4の側面へ取付けたので、ステップ28を剛性の高いエ
ンジン10へ取付けでき、エンジン側の取付部を大型化
する必要がなくなる。
【0087】また、リヤスイングアーム16を直接クラ
ンクケース14へ連結することにより、従来のピボット
フレームを省略でき、リヤスイングアーム16の下方に
比較的大きな物品配設空間を確保できるので、この空間
を利用してクッションリンク22やスタンドブラケット
26等を容易に配設できる。
【0088】そのうえ、スタンドブラケット26及びス
テップホルダ29をリンクブラケット25と、ボルト2
5b及び25cで共締できるので、リンクブラケット2
5を多機能化して組付性が向上する。
【0089】なお、ピボット部36をクランクケース1
4へ直接設けたことにより、従来のピボットフレームを
省略できる。したがって、ピボットフレームを車体の下
方まで伸ばして比較的大きなピボット部を設ける必要が
なく、車体幅特に車体下部の幅を狭くしてスリム化で
き、かつ軽量化できる。
【0090】図6に明らかなように、ピボット部36と
ヘッドパイプ3とを結んだ仮想線L1及びL2に挟まれ
た領域内又はその近傍に各エンジンハンガ(11,1
2,13)が配設されている。
【0091】この仮想線L1及びL2に挟まれた領域
は、前輪1及び後輪17側から車体側へ加えられる力の
集中する部分であるヘッドパイプ3とピボット部36を
最短距離で結ぶ範囲でもあり、後輪17側からピボット
部32へ加わる捩り力によるエンジン10の変形が最も
少ない部分である。
【0092】したがって、この領域内又はその近傍でエ
ンジン10とサブフレーム5やリヤプレート6を結合す
ると、後輪17側からピボット部32加わる捩り力は、
一部がエンジン10に吸収されるとともに、残りがエン
ジン10から各エンジンハンガ(11,12,13)を
介してサブフレーム5及びリヤプレート6へ伝達され
て、車体フレーム側で吸収される。
【0093】このとき、車体フレーム側に対する捩り力
の伝達が、最も捩り力に対する変形の少ない前記エンジ
ン10の領域で行われるから、各エンジンハンガ(1
1,12,13)を特別に補強しなくても済む。そのう
え、各エンジンハンガとのエンジン10側における結合
部をクランクケース14としたことにより、結合部の剛
性確保が容易になる。
【0094】さらに、第1エンジンハンガ11とクラン
ク軸32の中心とを結ぶ線L3の延長方向に補強部材7
0を設けたので、この補強部材70は、第1エンジンハ
ンガ11を介してエンジン10から車体フレーム側へ伝
達されるエンジン10の振動に対して強度や剛性面で最
も効率的に作用し、車体フレーム全体の軽量化を計るこ
とがきる。
【0095】また、第2エンジンハンガ12及び第3エ
ンジンハンガ13を、鋳造又は鍛造で成形されるリヤプ
レート6に成形後の機械加工で形成したので、これらの
エンジンハンガを車体フレームへ溶接結合する場合と比
べて取付精度を大幅に向上させることができる。
【0096】したがって、座部79及び83の通し穴の
内径と取付ボルト80、84の外径との間に形成される
取付ガタが極力小さくし、エンジン10と車体フレーム
との結合ガタを大幅に減少させることができる。
【0097】このとき、第1のエンジンハンガ11は溶
接されるため、溶接作業のバラつきや熱歪みを考慮して
穴径を比較的大きめにしてあるが、このような構造は第
2エンジンハンガ12及び第3エンジンハンガ13側に
おけるガタの減少により許容され、その結果、精度出し
のための後加工が不要になり、生産性が向上する。
【0098】さらにまた、主フレーム4を全体として略
D字状断面に形成したので、対向2辺が平行な従来のも
のにおけるような面が共振して騒音を発生する面鳴り現
象を防止でき、その結果、吸音部材の使用量を削減もし
くは省略できるとともに、適度な面剛性が得られるため
曲げ加工性を確保でき、例えば楕円断面にした場合に曲
げ加工困難になることと比べて著しい効果がある。
【0099】そのうえ、クロスパイプ75を、その横断
面において対向する一対の長辺がそれぞれ長さ方向でサ
ブフレーム5の長手方向の軸線に対して後部側を上方へ
より大きく離れるように傾けて配設したので、シリンダ
ヘッドカバー76の開閉に支障がなくしかも理想的位置
へ配設できる。
【0100】なお、本願発明は、上記実施形態に限定さ
れず種々に変形可能であり、例えば、偏心カム37自体
をピボットカラーに利用することもできる。
【0101】さらに、偏心カム37による調節をピボッ
ト軸の上下調節に使用し、チェーン19の張り調節は、
従来の一般的な自動2輪車のように、車軸側のチェーン
引きで行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン部分の拡大側面図
【図2】本願発明に係る自動2輪車の車体要部側面図、
【図3】エンジンの軸配置を説明する概略図
【図4】図1の4−4線に沿う拡大断面図
【図5】図1の5−5線に沿うエンジン部分の拡大断面
【図6】車体フレームを中心とする車体要部の拡大側面
【図7】車体フレームの上面図
【図8】図6の8−8線拡大断面図
【符号の説明】
10:エンジン、14:クランクケース、15:ピボッ
ト軸、16:リヤスイングアーム、32:クランク軸、
34:メイン軸、35:カウンター軸、36:ピボット
部、37:偏心カム、38:ピボットカラー、P:割面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 直 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 関 喜孝 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 ▲斎▼藤 直行 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪を支持するフロントフォークが回動
    自在に支持されたヘッドパイプと、このヘッドパイプか
    ら後方へ延びる車体フレームと、その下方へ支持された
    エンジンと、このエンジンのクランクケース後部にピボ
    ット軸を介して前端部を揺動自在に支持されたリヤスイ
    ングアームと、その後部に支持された後輪とを備えた自
    動2輪車において、クランクケースを上下分割とし、こ
    の割面に前記ピボット軸を支持するためのピボット部を
    設けたことを特徴とする自動2輪車の車体構造。
  2. 【請求項2】 ピボット部は、ピボット軸が貫通するピ
    ボットカラーを支持するとともに、このピボットカラー
    の前後で上下のクランクケース分割部を上下方向から締
    結したことを特徴とする請求項1記載の自動2輪車の車
    体構造。
  3. 【請求項3】 締結部の肉厚は、車体前側の方が後側よ
    りも厚くなっていることを特徴とする請求項2記載の自
    動2輪車の車体構造。
  4. 【請求項4】 ピボットカラーの中心が割面よりも上下
    いずれか側へ偏位していることを特徴とする請求項2記
    載の自動2輪車の車体構造。
  5. 【請求項5】 クランク軸、メイン軸、カウンター軸及
    びピボット部を割面に沿って略一直線上に配設したこと
    を特徴とする請求項1記載の自動2輪車の車体構造。
  6. 【請求項6】 ピボット部の軸方向端面間の幅を、メイ
    ン軸及びカウンター軸の各両端を支持するベアリング幅
    と略同幅に形成したことを特徴とする請求項1記載の自
    動2輪車の車体構造。
  7. 【請求項7】 ピボット軸を偏心支持するための偏心カ
    ムをピボット部に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の自動2輪車の車体構造。
  8. 【請求項8】 ステップホルダをピボット軸によりクラ
    ンクケース側面へリヤスイングアームと共締したことを
    特徴とする請求項1記載の自動2輪車の車体構造。
  9. 【請求項9】 前輪を支持するフロントフォークが回動
    自在に支持されたヘッドパイプと、このヘッドパイプか
    ら後方へ延びる車体フレームと、その下方へ支持された
    エンジンと、このエンジンのクランクケース後部にピボ
    ット軸を介して前端部を揺動自在に支持されたリヤスイ
    ングアームと、その後部に支持された後輪とを備えた自
    動2輪車において、ピボット部とヘッドパイプの上下各
    端部とを結んだ上下の仮想線に挟まれた領域内又はその
    近傍に、エンジンと車体フレームとの結合部を設けたこ
    とを特徴とする自動2輪車の車体構造。
  10. 【請求項10】 前記エンジン側における車体フレーム
    との結合部がクランクケースに設けられていることを特
    徴とする請求項9記載の自動2輪車の車体構造。
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