JP5377205B2 - 自動二輪車のスイングアームピボット構造 - Google Patents

自動二輪車のスイングアームピボット構造 Download PDF

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Description

本発明は、自動二輪車のスイングアームピボット構造に関する。
従来の自動二輪車のスイングアームピボット構造として、車体フレームにピボット軸を螺着すると共に、そのピボット軸に、車体フレームに対して軸方向一方側に移動不能に係合し得るナット部材を螺合したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来の自動二輪車のスイングアームピボット構造として、ピボット軸の中央部がエンジンの貫通穴に貫通して支持され、ピボット軸の中央部の両側にスイングアームを回転自在に支持するピボット軸側カラーをそれぞれ被せ、貫通穴の両端部に貫通穴より内径の大きな大径穴をそれぞれ設け、ピボット軸側カラーの端部に大径穴に嵌合する嵌合部を設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−96272号公報 特開2006−264460号公報
ところで、上記特許文献1に記載の自動二輪車のスイングアームピボット構造では、スイングアーム揺動時にスイングアームと車体フレームとが擦れるのを防止するために、テーパ軸受を使用しているので、製造コストが増加する可能性があった。
また、上記特許文献2に記載の自動二輪車のスイングアームピボット構造では、上記スイングアームと車体フレームとの擦れを防止するために、複数のカラーが必要であったり、エンジンにピボット軸を貫通させるための貫通穴を形成したりしなければならず、構造が複雑で、製造コストが増加する可能性があった。
本発明は、かかる事情を考慮したものであり、その目的は、簡素な構造で、スイングアームと車体フレームとの擦れを防止することでき、自動二輪車の製造コストを削減することができる自動二輪車のスイングアームピボット構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、後輪を支持するスイングアームと、車体フレームに装着されると共に、スイングアームのスイングアームピボットに挿通されるピボット軸と、を備える自動二輪車のスイングアームピボット構造において、スイングアームピボットの一端部と車体フレームとの間に配置され、スイングアームを揺動自在に支持する第1軸受と、第1軸受の内周でピボット軸との間に配置される第1カラーと、第1カラーと車体フレームとの間に配置される第2カラーと、を備え、第2カラーは、第1カラー及び車体フレームより剛性の高い素材で形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、第2カラーは、車体フレームに圧入され、第1カラーは、第2カラーの径方向内周面に嵌め込まれることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、第1カラー及び第2カラーは、径方向に延びる鍔部をそれぞれ備え、第1カラー及び第2カラーの鍔部の互いに対向する径方向に沿った面で、互いに圧力を付加し合った状態で面接触することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、スイングアームピボットの他端部と車体フレームとの間に配置され、スイングアームを揺動自在に支持する第2軸受と、第2軸受の内周でピボット軸との間に配置される第3カラーと、第3カラーと車体フレームとの間に配置される第4カラーと、を備え、第4カラーは、第3カラー及び車体フレームよりも剛性が高い素材で形成され、車体フレームとスイングアームピボットとの間で、第3カラーと第4カラーを軸方向に締結力がかかるように嵌合することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4に記載の発明のいずれか1つの構成に加えて、車体フレームは、前端に設けられるヘッドパイプと、ヘッドパイプから後方且つ下方に延びる左右一対のメインフレームと、左右一対のメインフレームの前部下面から下方に延びる左右一対のエンジンハンガーと、左右一対のメインフレームの後端部に連結され下方に延びる左右一対のピボットプレートと、左右一対のピボットプレートの上部に連結され後方且つ上方に延びる左右一対のシートレールと、左右一対のピボットプレートの上部に連結され後方且つ上方に延び、その後端部がシートレールの後端部と連結される左右一対のサブフレームと、から構成され、エンジンの上方且つ左右一対のメインフレーム間に配置される燃料タンクと、左右一対のシートレールに取り付けられるシートカウルと、シートカウル上に設けられる運転者シートと、を備え、ピボット軸は、左右一対のピボットプレート間に配置され、側面視において、運転者シートよりも前方、且つ燃料タンクの下方に位置することを特徴とする。
請求項1に記載の自動二輪車のスイングアームピボット構造によれば、スイングアームピボットの一端部と車体フレームとの間に配置され、スイングアームを揺動自在に支持する第1軸受と、第1軸受の内周でピボット軸との間に配置される第1カラーと、第1カラーと車体フレームとの間に配置される第2カラーと、を備え、第2カラーは、第1カラー及び車体フレームより剛性の高い素材で形成されるため、簡素な構造で、スイングアームピボットと車体フレームとの擦れを防止することできる。また、構造が簡素化されているので、自動二輪車の製造コストを削減することができる。
請求項2に記載の自動二輪車のスイングアームピボット構造によれば、第2カラーが車体フレームに圧入され、第1カラーが第2カラーの径方向内周面に嵌め込まれるため、第1カラーの車体フレーム側との擦り減りを防止することができ、スイングアームの揺動精度を向上することができる。
請求項3に記載の自動二輪車のスイングアームピボット構造によれば、第1カラー及び第2カラーは、径方向に延びる鍔部をそれぞれ備え、第1カラー及び第2カラーの鍔部の互いに対向する径方向に沿った面で、互いに圧力を付加し合った状態で面接触するため、カラー同士の擦り減りを防止することができる。
請求項4に記載の自動二輪車のスイングアームピボット構造によれば、スイングアームピボットの他端部と車体フレームとの間に配置され、スイングアームを揺動自在に支持する第2軸受と、第2軸受の内周でピボット軸との間に配置される第3カラーと、第3カラーと車体フレームとの間に配置される第4カラーと、を備え、第4カラーは、第3カラー及び車体フレームよりも剛性が高い素材で形成され、車体フレームとスイングアームピボットとの間で、第3カラーと第4カラーを軸方向に締結力がかかるように嵌合するため、車体フレームの軸穴に削れ方向の力がかからないようにすることができる。
本発明に係る自動二輪車のスイングアームピボット構造の一実施形態が採用された自動二輪車を説明するための左側面図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 図2に示す第1カラー及び第2カラーの周辺の拡大断面図である。 図2に示す第3カラー及び第4カラーの周辺の拡大断面図である。
以下、本発明に係る自動二輪車のスイングアームピボット構造の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
本実施形態の自動二輪車10は、図1に示すように、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後方且つ下方に延びる左右一対のメインフレーム13と、左右一対のメインフレーム13の前部下面から下方に延びる左右一対のエンジンハンガー14と、左右一対のメインフレーム13の後端部に連結され下方に延びる左右一対のピボットプレート15と、左右一対のピボットプレート15の上部に連結され後方且つ上方に延びる左右一対のシートレール16と、左右一対のピボットプレート15の上部に連結され後方且つ上方に延び、その後端部がシートレール16の後端部と連結される左右一対のサブフレーム17と、から構成し、エンジンハンガー14及びピボットプレート15に、左右一対のメインフレーム13の下方に配置されるエンジン40が取り付けられる。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に操向自在に支持されるフロントフォーク21と、フロントフォーク21の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク21の上端部に取り付けられる操舵用のハンドル22と、ピボットプレート15に揺動可能に支持されるスイングアーム23と、スイングアーム23の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、スイングアーム23とピボットプレート15との間に設けられる後輪懸架装置24と、エンジン40の上方且つ左右一対のメインフレーム13間に配置される燃料タンク25と、左右一対のシートレール16に取り付けられるシートカウル26と、シートカウル26上に設けられる運転者シート27と、を備える。なお、図1中の符号31はフロントカウル、32はフロントサイドカウル、33はアンダーカウル、34はフロントフェンダ、35はリヤフェンダである。
エンジン40は、図1に示すように、その外殻は、主に、クランクケース41と、クランクケース41の前方上端部に取り付けられるシリンダブロック42と、シリンダブロック42の上端部に取り付けられるシリンダヘッド43と、シリンダヘッド43の上端部に取り付けられるシリンダヘッドカバー44と、クランクケース41の左側面に取り付けられる発電機カバー45と、クランクケース41の右側面に取り付けられる不図示のクラッチカバーと、から構成される。
また、図1に示すように、シリンダヘッド43の後部に形成される不図示の吸気ポートには、スロットルボディ51を介してエアクリーナ52が接続される。また、シリンダヘッド43の前部に形成される不図示の排気ポートには、排気管53を介してマフラー54が接続される。
また、図2に示すように、左側のピボットプレート15のピボット穴18L、右側のピボットプレート15のピボット穴18R、及びスイングアーム23のピボットパイプ(スイングアームピボット)28間には、スイングアーム23を揺動可能に支持するスイングアーム支持機構60が設けられている。
スイングアーム支持機構60は、図2〜図4に示すように、ピボット穴18L,18Rとピボットパイプ28に挿通されるピボット軸61と、ピボットパイプ28の左端部とピボット軸61との間に配置され、スイングアーム23を揺動可能に支持する第1ニードル軸受62a及び第1玉軸受63aと、ピボットパイプ28の右端部とピボット軸61との間に配置され、スイングアーム23を揺動可能に支持する第2ニードル軸受62b及び第2玉軸受63bと、第1ニードル軸受62aの内周側でピボット軸61との間に配置される第1カラー71と、第1カラー71と左側のピボットプレート15との間に配置される第2カラー72と、第2ニードル軸受62bの内周側でピボット軸61との間に配置される第3カラー73と、第3カラー73と右側のピボットプレート15との間に配置される第4カラー74と、第1玉軸受63aと第2玉軸受63bとの間に配置される円筒状のスペーサ64と、第4カラー74を右側のピボットプレート15に固定するロックナット65と、ピボット軸61を締結固定するナット66と、を備える。なお、図2中の符号67は止め輪、68はシール部材、69はワッシャである。
第2カラー72は、図3に示すように、左側のピボットプレート15の車幅方向内側面においてピボット穴18Lと同心に形成される円環状の段部18aに圧入される円筒部72aと、円筒部72aの軸方向内端部から径方向外方に延びる円環状の鍔部72bと、を備える。
第1カラー71は、図3に示すように、第1ニードル軸受62aとピボット軸61との間に配置される円筒部71aと、円筒部71aの軸方向外端部から径方向外方に延びる円環状の鍔部71bと、鍔部71bの内周縁から軸方向外方に延び、第2カラー72の円筒部72aの径方向内周面に嵌め込まれる円筒状の嵌合部71cと、を備える。
そして、本実施形態では、第1カラー71の鍔部71bの車幅方向外側面(径方向に沿った面)と第2カラー72の鍔部72bの車幅方向内側面(径方向に沿った面)は、お互いの面圧を許容するように面接触する。
また、本実施形態では、第2カラー72は、第1カラー71及びピボットプレート15より剛性の高い素材で形成されており、具体的には、例えば、第1カラー71が鉄製で、ピボットプレート15がアルミニウム製で、第2カラー72がチタン製である。
第3カラー73は、第2ニードル軸受62bとピボット軸61との間に配置される円筒部73aと、円筒部73aの軸方向外端部から径方向外方に延びる円環状の鍔部73bと、鍔部73bの車幅方向外側面に円筒部73aと同心に形成される円環状の嵌合凹部73cと、を備える。
第4カラー74は、右側のピボットプレート15のピボット穴18Rの内周面に形成される雌ねじ部18bと螺合する雄ねじ部74bを外周面に有する円筒部74aと、円筒部74aの軸方向内端部に形成され、第3カラー73の嵌合凹部73cに嵌合される嵌合部74cと、を備える。このため、第3カラー73の嵌合凹部73cに第4カラー74の嵌合部74cを嵌合して、第4カラー74の雄ねじ部74bをピボット穴18Rの雌ねじ部18bに締め込むことにより、第3カラー73と第4カラー74との間に軸方向の締結力が発生する。また、第4カラー74の締め込み位置はロックナット65で固定される。
また、本実施形態では、図2及び図4に示すように、ピボットパイプ28の右端面と右側のピボットプレート15の車幅方向内側面との間には隙間Sが形成されており、この隙間Sは、第4カラー74のピボット穴18Rの雌ねじ部18bへの締め込み具合により調節される。
また、本実施形態では、第4カラー74は、第3カラー73及びピボットプレート15より剛性の高い素材で形成されており、具体的には、例えば、第3カラー73が鉄製で、ピボットプレート15がアルミニウム製で、第4カラー74がチタン製である。
次に、スイングアーム23の左右一対のピボットプレート15への取り付け手順を説明すると、まず、スイングアーム23のピボットパイプ28内に第1カラー71、第3カラー73、第1ニードル軸受62a、第2ニードル軸受62b、第1玉軸受63a、第2玉軸受63b、スペーサ64、止め輪67,67、及びシール部材68,68を組み込む。次いで、ピボットパイプ28を左右のピボットプレート15のピボット穴18L,18R間に配置して、第1カラー71の嵌合部71cを第2カラー72の円筒部72aの径方向内周面に嵌め込む。次いで、ピボット軸61をピボット穴18L、第1カラー71、第1玉軸受63a、スペーサ64、第2玉軸受63b、第3カラー73に車幅方向左側から挿入する。次いで、ピボット軸61の右端部に第4カラー74を嵌合しつつ、第4カラー74をピボット穴18Rの雌ねじ部18bに螺合して、第4カラー74の嵌合部74cを第3カラー73の嵌合凹部73cに嵌合する。次いで、第4カラー74を雌ねじ部18bに締め込むことにより隙間Sの調節を行った後、ロックナット65により第4カラー74の締め込み位置を固定する。次いで、ピボット軸61の右端部に形成される雄ねじ部61aにナット66を螺着してピボット軸61を締結固定する。
以上説明したように、本実施形態のスイングアームピボット構造によれば、ピボットパイプ28の左端部と左側のピボットプレート15との間に配置され、スイングアーム23を揺動自在に支持する第1ニードル軸受62aと、第1ニードル軸受62aの内周側でピボット軸61との間に配置される第1カラー71と、第1カラー71と左側のピボットプレート15との間に配置される第2カラー72と、を備え、第2カラー72は、第1カラー71及びピボットプレート15と異なる剛性を有するため、簡素な構造で、ピボットパイプ28とピボットプレート15との擦れを防止することできる。また、構造が簡素化されているので、自動二輪車10の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態のスイングアームピボット構造によれば、第2カラー72が左側のピボットプレート15に圧入され、第1カラー71の嵌合部71cが第2カラー72の円筒部72aの径方向内周面に嵌め込まれるため、第1カラー71のピボットプレート15側との擦り減りを防止することができ、スイングアーム23の揺動精度を向上することができる。
また、本実施形態のスイングアームピボット構造によれば、第1カラー71及び第2カラー72の鍔部71b,72bの互いに対向する径方向に沿った面で、お互いの面圧を許容するため、カラー71,72同士の擦り減りを防止することができる。
また、本実施形態のスイングアームピボット構造によれば、ピボットパイプ28の右端部と右側のピボットプレート15との間に配置され、スイングアーム23を揺動自在に支持する第2ニードル軸受62bと、第2ニードル軸受62bの内周側でピボット軸61との間に配置される第3カラー73と、第3カラー73と右側のピボットプレート15との間に配置される第4カラー74と、を備え、第4カラー74は、第3カラー73及びピボットプレート15と異なる剛性を有し、右側のピボットプレート15とピボットパイプ28との間で、第3カラー73と第4カラー74を軸方向に締結力がかかるように嵌合するため、右側のピボットプレート15のピボット穴18Rに削れ方向の力がかからないようにすることができる。
また、本実施形態のスイングアームピボット構造によれば、右側のピボットプレート15とピボットパイプ28との間に隙間Sを形成し、ピボットパイプ28に第3カラー73を挿入した後にピボット軸61を挿入し、第4カラー74をロックナット65で締め上げることにより結合するため、スイングアーム23の組付け性を向上することができる。
10 自動二輪車
15 ピボットプレート(車体フレーム)
18L ピボット穴
18R ピボット穴
23 スイングアーム
28 ピボットパイプ(スイングアームピボット)
60 スイングアーム支持機構
61 ピボット軸
62a 第1ニードル軸受(第1軸受)
62b 第2ニードル軸受(第2軸受)
63a 第1玉軸受
63b 第2玉軸受
64 スペーサ
65 ロックナット
71 第1カラー
71a 円筒部
71b 鍔部
71c 嵌合部
72 第2カラー
72a 円筒部
72b 鍔部
73 第3カラー
73a 円筒部
73b 鍔部
73c 嵌合凹部
74 第4カラー
74a 円筒部
74b 雄ねじ部
74c 嵌合部
S 隙間

Claims (5)

  1. 後輪(WR)を支持するスイングアーム(23)と、
    車体フレーム(11,15)に装着されると共に、前記スイングアーム(23)のスイングアームピボット(28)に挿通されるピボット軸(61)と、を備える自動二輪車(10)のスイングアームピボット構造において、
    前記スイングアームピボット(28)の一端部と前記車体フレーム(11,15)との間に配置され、前記スイングアーム(23)を揺動自在に支持する第1軸受(62a)と、
    前記第1軸受(62a)の内周で前記ピボット軸(61)との間に配置される第1カラー(71)と、
    前記第1カラー(71)と前記車体フレーム(11,15)との間に配置される第2カラー(72)と、を備え、
    前記第2カラー(72)は、前記第1カラー(71)及び前記車体フレーム(11,15)より剛性の高い素材で形成されることを特徴とする自動二輪車(10)のスイングアームピボット構造。
  2. 前記第2カラー(72)は、前記車体フレーム(11,15)に圧入され、前記第1カラー(71)は、前記第2カラー(72)の径方向内周面に嵌め込まれることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車(10)のスイングアームピボット構造。
  3. 前記第1カラー(71)及び前記第2カラー(72)は、径方向に延びる鍔部(71b,72b)をそれぞれ備え、
    前記第1カラー(71)及び前記第2カラー(72)の前記鍔部(71b,72b)の互いに対向する径方向に沿った面で、互いに圧力を付加し合った状態で面接触することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車(10)のスイングアームピボット構造。
  4. 前記スイングアームピボット(28)の他端部と前記車体フレーム(11,15)との間に配置され、前記スイングアーム(23)を揺動自在に支持する第2軸受(62b)と、
    前記第2軸受(62b)の内周で前記ピボット軸(61)との間に配置される第3カラー(73)と、
    前記第3カラー(73)と前記車体フレーム(11,15)との間に配置される第4カラー(74)と、を備え、
    前記第4カラー(74)は、前記第3カラー(73)及び前記車体フレーム(11,15)よりも剛性が高い素材で形成され、
    前記車体フレーム(11,15)と前記スイングアームピボット(28)との間で、前記第3カラー(73)と前記第4カラー(74)を軸方向に締結力がかかるように嵌合することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車(10)のスイングアームピボット構造。
  5. 前記車体フレーム(11)は、前端に設けられるヘッドパイプ(12)と、前記ヘッドパイプ(12)から後方且つ下方に延びる左右一対のメインフレーム(13)と、前記左右一対のメインフレーム(13)の前部下面から下方に延びる左右一対のエンジンハンガー(14)と、前記左右一対のメインフレーム(13)の後端部に連結され下方に延びる左右一対のピボットプレート(15)と、前記左右一対のピボットプレート(15)の上部に連結され後方且つ上方に延びる左右一対のシートレール(16)と、前記左右一対のピボットプレート(15)の上部に連結され後方且つ上方に延び、その後端部が前記シートレール(16)の後端部と連結される左右一対のサブフレーム(17)と、から構成され、
    エンジン(40)の上方且つ前記左右一対のメインフレーム(13)間に配置される燃料タンク(25)と、前記左右一対のシートレール(16)に取り付けられるシートカウル(26)と、前記シートカウル(26)上に設けられる運転者シート(27)と、を備え、
    前記ピボット軸(61)は、前記左右一対のピボットプレート(15)間に配置され、側面視において、前記運転者シート(27)よりも前方、且つ前記燃料タンク(25)の下方に位置することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車(10)のスイングアームピボット構造。
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