JPH10115112A - 立体駐車設備のパレット落下防止装置 - Google Patents

立体駐車設備のパレット落下防止装置

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Publication number
JPH10115112A
JPH10115112A JP28764096A JP28764096A JPH10115112A JP H10115112 A JPH10115112 A JP H10115112A JP 28764096 A JP28764096 A JP 28764096A JP 28764096 A JP28764096 A JP 28764096A JP H10115112 A JPH10115112 A JP H10115112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
parking
wire
lifting
parking floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP28764096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Ueda
雄一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP28764096A priority Critical patent/JPH10115112A/ja
Publication of JPH10115112A publication Critical patent/JPH10115112A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 第3駐車階からの上段昇降パレットの落下を
簡易な構成により、防止する装置を提供する。 【解決手段】 車両を支持可能でかつ上部の駐車階と
下部の駐車階との間を昇降する昇降パレットに落下防止
用のUボルト23を設け、上部の駐車階の門型取付板25に
はコイルバネ29を連結したプレート28を設け、前記プレ
ート28にはワイヤ16を案内するシーブ30と上部の駐車階
まで上昇した昇降パレットのUボルト23に係脱自在なフ
ック26を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両を支持可能で
かつ上部の駐車階と下部の駐車階との間を昇降する昇降
パレットを備えた立体駐車設備のパレット落下防止装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多段式立体駐車システムには、4
本のワイヤで吊り下げられて上部の駐車階と下部の駐車
階との間を昇降自在なパレットが備えられている。駐車
車両は各パレットに支持されて各階の駐車スペースに駐
車可能であり、各パレットの昇降により、車両を出し入
れする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、パレットが上昇して上部の駐車階まで吊
り上げられた状態で、万一、ワイヤが切断した場合、パ
レットが上部の駐車階か 整理番号=14863
(2) ら下部の駐車階へ落下する事故が起こり危険である。そ
のため、昇降パレットの落下防止装置が従来より設けら
れているが、電気部品を使用するため誤作動や動作不良
の要因となり、またコストのかかるものであった。そこ
で本発明のうち請求項1記載の発明は、上部の駐車階か
らのパレットの落下を防止することを目的としたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、車両を
支持可能でかつ上部の駐車階と下部の駐車階との間を昇
降する昇降パレットに落下防止部材を設け、上部の駐車
階の固定部材には弾性体を連結したプレートを設け、前
記プレートにはワイヤを案内するシーブと上部の駐車階
まで上昇した昇降パレットの落下防止部材に係脱自在な
係止体とを設けたことを特徴としたものである。
【0005】これによると、昇降パレットが上部の駐車
階まで上昇した際、弾性体が縮小し係止体を落下防止部
材に係合させるため、昇降パレットの落下を防止するこ
とができる。このように、電気部品を使用しない機械動
作による装置であるため、誤作動や動作不良の防止がで
き、更には部品点数の削減およびコストダウンを図るこ
とができる。
【0006】さらに、請求項2記載の発明は、昇降パレ
ットは複数本のワイヤで吊り下げられて昇降自在であ
り、ワイヤの屈曲方向を前後方向とし、落下防止部材を
Uボルトとし、係止体を左右方向に出退して前記Uボル
トに係脱自在なフックとしたことを特徴としたものであ
る。
【0007】これによると、フックが突出してUボルト
に係合することにより、万一、ワイヤが切断する事故が
発生しても、昇降パレットの落下を防止することができ
る。整理番号=14863
(3)
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図5,図6に示すように、立体駐
車設備1には、下段に位置する第1駐車階2と、中段に
位置する第2駐車階3と、上段に位置する第3駐車階4
とが形成されており、上記第1駐車階2は地下に形成さ
れたピット5内に設けられ、第2駐車階3は地上1階に
位置し、第3駐車階4は地上2階に位置している。上記
第1〜第3駐車階2,3,4にはそれぞれ、3台の車両
6を横一列に駐車可能な前位の駐車スペース7と、3台
の車両6を横一列に駐車可能な後位の駐車スペース8と
が形成されている。また、第2駐車階3前方には車両6
の入出庫口9が形成されている。
【0009】上記第1駐車階2における前位の各駐車ス
ペース7と後位の各駐車スペース8とにはそれぞれ、車
両6を支持可能でかつ第2駐車階3との間で昇降自在な
下段昇降パレット11が左右方向に3台づつ設けられてい
る。このうち、前位の各下段昇降パレット11の上方には
前後左右4本の支柱12を介して天井板13が設けられてお
り、車両6は天井板13上を前後に通過して後位の各駐車
スペース8に出入り可能となっている。
【0010】また、上記第2駐車階3における前位の各
駐車スペース7と後位の各駐車スペース8とにはそれぞ
れ、車両6を支持可能でかつ横方向(左右方向)へ移動
自在な横行パレット14が設けられている。このうち、前
位の横行パレット14の台数は前位の下段昇降パレット11
よりも1台少なく(すなわち左右方向に2台)、後位の
横行パレット14の台数も後位の下段昇降パレット11より
も1台少ない(すなわち左右方向に2台)。
【0011】さらに、図4に示すように、第3駐車階4
における前位の各駐車スペース7と後位の各駐車スペー
ス8とにはそれぞれ、車両6を支持可能でかつ第2駐車
階3 整理番号=14863
(4) との間で昇降自在な上段昇降パレット15が左右方向に3
台づつ設けられている。
【0012】図2,図3に示すように、上記各上段昇降
パレット15はそれぞれ、前後左右4本のワイヤ16で吊り
下げられており、これらワイヤ16を電動式の巻上機17で
巻き上げおよび送り出すことにより昇降する。上記各巻
上機17は、立体駐車設備1の骨組みを構成する複数本の
縦支柱18の上部間に連結された前後方向の複数本の上部
梁材19a,19b に取付けられている。これらワイヤ16は前
後左右方向A,Bに屈曲自在となっている。
【0013】図1及び図2,図3に示すように、上記各
上段昇降パレット15の両側部の前後にはブラケット(図
示せず)が設けられ、これらブラケットにはそれぞれU
ボルト23(落下防止部材の一例)が倒立してナット(図
示せず)により締結されている。
【0014】また、上記上部梁材19a 前後部にはそれぞ
れ前後一対の門型取付板25(固定部材の一例)がボルト
45とナット46とを介して垂設されている。これらの各門
型取付板25の内側には十字型のプレート28が設けられ、
門型取付板25とプレート28の両端には一対のコイルバネ
29(弾性体の一例)により連結し垂設されている。ま
た、門型取付板25の内側には、ワイヤ16を案内するシー
ブ30が設けられプレート28上部はシーブ中心軸30a に回
動自在に取り付けられている。また、各シーブ30は各ワ
イヤ16を巻上機17の側へ支持案内している。更に、プレ
ート28下部には、第3駐車階4まで上昇した上段昇降パ
レット15のUボルト23に前後方向から出退して係脱自在
なフック26(係止体の一例)が設けられている。上記各
フック26は前後方向に挿通されたピン27を支点にして、
前後方向に回動自在に設けられている。
【0015】以下、上記構成における作用を説明する。
例えば第2駐車階3の前位の駐車スペース7に車両6を
駐車する場合、車両6 整理番号=14863
(5) を入出庫口9から進入させて前位の横行パレット14上に
乗り込ませて停止させればよい。また、第1駐車階2の
前位の駐車スペース7に車両6を駐車する場合、前位の
下段昇降パレット11を第1駐車階2から第2駐車階3ま
で上昇させる。この際、下段昇降パレット11の上方に横
行パレット14が存在している場合は、この横行パレット
14を左右方向B(幅方向)に横行させて退避させてお
く。その後、車両6を入出庫口9から進入させて第2駐
車階3の下段昇降パレット11上に乗り込ませ、この下段
昇降パレット11を第2駐車階3から第1駐車階2まで下
降させればよい。また、第3駐車階4の前位の駐車スペ
ース7に車両6を駐車する場合、前位の上段昇降パレッ
ト15を第3駐車階4から第2駐車階3まで下降させる。
この際、上段昇降パレット15の下方に横行パレット14が
存在している場合は、この横行パレット14を左右方向B
(幅方向)に横行させて退避させておく。その後、車両
6を入出庫口9から進入させて第2駐車階3の上段昇降
パレット15上に乗り込ませ、この上段昇降パレット15を
第2駐車階3から第3駐車階4まで上昇させればよい。
【0016】また、後位の各駐車スペース8に車両6を
駐車する場合、図5に示すように、入出庫口9から進入
した車両6は、第1駐車階2にある前位の下段昇降パレ
ット11の天井板13上を前方から後方へ通過し、後位の各
横行パレット14または後位の下段昇降パレット11あるい
は後位の上段昇降パレット15に乗り込む。これにより、
車両6を各駐車スペース7,8に駐車することができ
る。また、前位の各駐車スペース7および後位の各駐車
スペース8から車両6を出庫する場合も同様にして各パ
レット11,14,15を作動させることにより、車両6を入
出庫口9から退出させればよい。
【0017】上記前位および後位の各上段昇降パレット
15は、巻上機17が駆動して各ワイヤ16を巻き取ることに
より、上昇する。上段昇降パレット15が第3駐車階4ま
で上昇して、Uボルトの上部水平杆部23a がフック26の
上方までの位置で待機する。この時ワイヤ16に張力がか
かっているため、シーブ30は下部位置にあり、プレー 整理番号=14863
(6) ト28を介してフック26は退避状態にある。
【0018】この状態で万一、ワイヤ16が切断した場
合、ワイヤ16の張力がなくなるため、コイルバネ29の付
勢力(引張力)により縮小すると同時にシーブ30および
プレート28が引張り上げられる。この時、プレート28に
設けてあるフック26が支点を中心に傾動する。更に、上
段昇降パレット15の自重により、上段昇降パレット15が
落下するとUボルト23も降下し、Uボルト23の上部水平
杆部23a がフック26に保持され受け止めることで、上段
昇降パレット15の落下を防止することができる。
【0019】上記実施の形態では3階構造の立体駐車設
備1を挙げたが、2階構造または4階構造以上の立体駐
車設備1であってもよい。また、後位の駐車スペース8
を有さない立体駐車設備1であってもよく、この場合に
は前位の下段昇降パレット11の天井板13も不要となる。
更に、各駐車階2,3,4はそれぞれ3台分の車両6が
横一列に駐車可能に形成されているが、3台に限定され
るものではない。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における立体駐車設備の落
下防止部材と係止体との一部切欠き正面図
【図2】上段昇降パレットの側面図
【図3】上段昇降パレットの平面図
【図4】立体駐車設備の平面図整理番号=14863
(7)
【図5】立体駐車設備の各パレットの配置図
【図6】立体駐車設備の斜視図
【符号の説明】
1 立体駐車設備 3 第2駐車階 4 第3駐車階 6 車両 15 上段昇降パレット 16 ワイヤ 23 Uボルト(落下防止部材) 25 門型取付板(固定部材) 26 フック(係止体) 28 プレート 29 コイルバネ(弾性体) 30 シーブ A 前後方向 B 左右方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を支持可能でかつ上部の駐車階と下
    部の駐車階との間を昇降する昇降パレットに落下防止部
    材を設け、 上部の駐車階の固定部材には弾性体を連結したプレート
    を設け、 前記プレートにはワイヤを案内するシーブと上部の駐車
    階まで上昇した昇降パレットの落下防止部材に係脱自在
    な係止体とを設けたことを特徴とする立体駐車設備のパ
    レット落下防止装置。
  2. 【請求項2】 昇降パレットは複数本のワイヤで吊り下
    げられて昇降自在であり、ワイヤの屈曲方向を前後方向
    とし、落下防止部材をUボルトとし、係止体を左右方向
    に出退して前記Uボルトに係脱自在なフックとしたこと
    を特徴とする請求項1記載の立体駐車設備のパレット落
    下防止装置。
JP28764096A 1996-10-09 1996-10-09 立体駐車設備のパレット落下防止装置 Pending JPH10115112A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28764096A JPH10115112A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 立体駐車設備のパレット落下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP28764096A JPH10115112A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 立体駐車設備のパレット落下防止装置

Publications (1)

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JPH10115112A true JPH10115112A (ja) 1998-05-06

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ID=17719852

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JP28764096A Pending JPH10115112A (ja) 1996-10-09 1996-10-09 立体駐車設備のパレット落下防止装置

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JP (1) JPH10115112A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104652902A (zh) * 2014-07-29 2015-05-27 安徽启明表面技术有限公司 一种立体车库防坠落装置
CN106088753A (zh) * 2016-08-08 2016-11-09 齐亮 立体车库载车板防坠落装置

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