JPH10112913A - ワイヤストリッパ - Google Patents

ワイヤストリッパ

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JPH10112913A
JPH10112913A JP8266313A JP26631396A JPH10112913A JP H10112913 A JPH10112913 A JP H10112913A JP 8266313 A JP8266313 A JP 8266313A JP 26631396 A JP26631396 A JP 26631396A JP H10112913 A JPH10112913 A JP H10112913A
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gripper
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ball
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KOSUMITSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 通常のモータを使用してワイヤの被覆材を正
確かつ迅速に剥ぎ取ることができるワイヤストリッパを
提供する。 【解決手段】被覆ワイヤの端部の被覆材を所定長さ位置
で把持するグリッパ22,22と、このグリッパの直後
位置で被覆材を挟持切断する刃物24,24とを有し、
この刃物を被覆材挟持状態で引動して芯線から被覆材を
剥ぎ取るワイヤストリッパにおいて、機枠1に前後方向
に摺動可能に支持され前記グリッパ22,22の把持動
作および刃物24,24の挟持切断動作をなさしめる主
軸3を備え、この主軸3を可逆モータ7により正逆回転
自在とし、前記主軸3にボールネジ軸部10を設けると
ともにこのボールネジ軸部10にボールナット部材11
をボールを介して嵌合し、前記主軸3の正転によりボー
ルネジ軸部10がボールナット部材11に対し前進して
グリッパ22,22および刃物24,24の閉じ動作を
行わせ、主軸3の前進停止後ボールナット部材11が後
退して刃物24,24を引動させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤ(電線)の
被覆材の端部を所定の長さにわたり自動的に剥ぎ取るた
めのワイヤストリッパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からワイヤの被覆材の端部を所要長
さにわたり剥ぎ取って芯線を露出させ、配線に供するた
めのワイヤストッパは種々提供されている。
【0003】この種のワイヤストリッパは、一般に被覆
ワイヤの端部を機械に挿入したのちその端部を両側から
グリッパにより把持するともに被覆材の切断位置の両側
から刃物で挾み、この刃物で被覆材のみを切断したのち
刃物を引動してワイヤ端の被覆材を剥ぎ取るようになさ
れている。
【0004】上記従来のワイヤストリッパにおける刃物
およびグリッパの開閉動作は、エアシリンダ(または油
圧シリンダ)を使用して刃物およびグリッパ開閉用作動
杆を往復移動させて行わせるもの、あるいは電動モータ
を使用して刃物およびグリッパ開閉用カムを作動させて
行わせるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに前者のエアシ
リンダや油圧シリンダを用いるものでは、ワイヤストリ
ッパの他にコンプレッサや油圧ユニットが不可欠とな
り、そのためこれら設備の整った場所でないと使用する
ことができず、使用場所に著しく制限を受けるほか、コ
ンプレッサの場合は排気音が大きく、しかもエア中に含
まれる水分が機構部分に悪影響を及ぼすなどの問題点が
あった。
【0006】また後者のカムを用いたものでは、モータ
の回転を大幅に減速してカムに伝達しなければならない
ため、大型の減速機をはじめカップリング等大型部品を
伴うことになり、ワイヤストリッパを大型化し、かつ高
価になるなどの問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動源として
通常の正逆転(可逆)モータを使用し、かつ精度の高い
長さ範囲の被覆材を自動的に剥ぎ取ることができる安価
なワイヤストリッパを提供することを課題としてなされ
たもので、被覆ワイヤの端部の被覆材を所定長さ位置で
把持するグリッパと、このグリッパの直後位置で被覆材
を挟持切断する刃物とを有し、この刃物を被覆材挟持状
態で引動して芯線から被覆材を剥ぎ取るワイヤストリッ
パにおいて、機枠に前後方向に摺動可能に支持され前記
グリッパの把持動作および刃物の挟持切断動作をなさし
める主軸を備え、この主軸を可逆モータにより正逆回転
自在とし、前記主軸にボールネジ軸部を設けるとともに
このボールネジ軸部にボールナット部材をボールを介し
て嵌合し、前記主軸の正転によりボールネジ軸部がボー
ルナット部材に対し前進してグリッパおよび刃物の閉じ
動作を行わせ、主軸の前進停止後ボールナット部材が後
退して刃物を引動させるようにしたことにある。
【0008】前記ボールナット部材と機枠後部との間に
該ナット部材の後退動時に負荷を与えるブレーキ装置を
介装し、ボールナット部材の後退時に前記ブレーキ装置
のブレーキ力がグリッパの把持力および刃物の切込み力
として作用するようにすることができる。
【0009】また、グリッパおよび刃物の被覆ワイヤ挿
入位置の同一軸線上に、外管とその内部に挿通されたセ
ンサロッドとからなる位置決めロッドを前後方向摺動可
能に設け、前記センサロッドの先端には被覆ワイヤの挿
入端が当接してセンサロッドを所定ストローク押込むた
めのストッパを有し、後端には前記外管に固設のモータ
起動用センサを作動させるセンサ作動部を有し、このセ
ンサロッドは外管に対し前記ストッパが前進位置におか
れるようバネ付勢するようにすることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0011】図1は本発明によるワイヤストリッパの一
実施形態の縦断側面図(図2のA−A断面相当)を示
し、図2は同水平断面を示しており、以下の説明におい
てワイヤ挿入側となる図1、図2の左側を前部、同右側
を後部と称することとする。
【0012】機枠1の長手方向両端の側壁2,2間の下
方位置に主軸3が回転かつ軸方向に摺動可能に支持さ
れ、この主軸3の直上方位置に互いに平行する2本の副
軸4,4が同じく側壁2,2間に回転自在に支持されて
おり、さらにこれら副軸4,4間中央位置の上方にワイ
ヤ端の挿入位置を定めるとともに起動信号を得るための
位置決めロッド5が設けられている。
【0013】前記主軸3の後端所要長さ範囲はスプライ
ン軸6(キーでもよい)とされ、このスプライン軸6に
は、機枠1に搭載されたインダクションモータ(単相)
あるいは冷却手段を有するリバーシブルモータ等の通常
の正逆転(可逆)モータ7(図3示)からタイミングベ
ルト8を介して回転の伝達を受ける歯付きプーリー9が
摺動可能に嵌合されていて、モータ7の回転が主軸3に
伝達されるようになっている。
【0014】前記主軸3の中間部はボールネジ軸10と
されており、このボールネジ軸10にボールナット部材
11が図示しないボールを介して嵌合され、主軸3の回
動によりボールナット部材11が軸方向に進退移動自在
とされている。
【0015】前記主軸3のスプライン軸6とボールネジ
軸10との間には前部側が小径のコーン状の第1円錐カ
ム12が同軸的に固着され、前記ボールナット部材11
より前端側には前部側が小径のコーン状の第2円錐カム
13が嵌合され、この第2円錐カム13の大径部と前記
ボールナット部材11との間にはコイルバネからなる圧
縮バネ14が介装されている。また前記第2円錐カム1
3の側面にはピン15が突設されており、このピン15
が機枠1側の回り止め部16に係合されて第2円錐カム
13の回り止めとされている。
【0016】前記主軸3の機枠1の側壁2から突出した
前端部には、ワイヤの被覆材の切込み量を調節する切込
み量調整つまみ17の回動によりネジによって進退する
位置決め部材18が嵌合され、この位置決め部材18の
内端にはスラストベアリング19があって前記第2円錐
カム13の小径端と当接自在とされている。
【0017】前記副軸4,4の前端側にはパイプ状の管
軸20,20が外嵌され、これら管軸20,20の前端
には前記ボールナット部材11に固着された側面視Z字
状のアーム21の軸受部21aに挿通支持されている。
【0018】前記副軸4,4の前記管軸20,20から
突出した前端部には、グリッパ22,22の基部が固着
され、また管軸20,20の前端には前記グリッパ2
2,22の背後に位置する刃物ホルダ23,23の基部
が固着されており、この刃物ホルダ23,23の先端の
対向面には図4に片側のみ示すようにV字状の刃先を有
する刃物24,24が固着されている。
【0019】前記副軸4,4の後端近くにはアーム2
5,25の上端が固着されて垂下され、これらアーム2
5,25の下端に水平面内で回転自在に軸着されたカム
ローラ26,26が前記第1円錐カム12の周面に当接
して第1円錐カム12の前進動時にその周面により押さ
れて副軸4,4が互いに反対方向に回転するようになっ
ており、第1円錐カム12の前進時には前記グリッパ2
2,22が閉じる方向に、同後退時には開く方向に回動
されるようになっている。
【0020】前記第2円錐カム13の両側には、下端が
機枠1に軸27,27により揺動自在に枢支された揺動
部材28,28(図1に一方のみ図示)が設けられ、こ
の揺動部材28の上下方向の軸29上のカムローラ30
が第2円錐カム13の周面に当接するようになっている
(図5参照)。またこの揺動部材28の上端外側面に
は、前記管軸20,20に固着のアーム31,31の下
端に水平面内で回転自在に軸着されたローラ32,32
が当接され、この第2円錐カム13の進退動によりアー
ム31,31を介して管軸20,20が互いに反対方向
に回転し、第2円錐カム13の前進時には刃物ホルダ2
3,23が閉じる方向に、同後退時に開く方向に回動さ
れるようになっている。そして第2円錐カム13はピン
15により回り止めされているので前進時に振れるとが
なく、切込み量を高精度に得られるようにしている。
【0021】前記ボールナット部材11と機枠1の後部
の側壁2との間にはブレーキ装置33が介装されてい
る。このブレーキ装置33は、ボールナット部材11の
戻り時(後退移動時)に抵抗を与えるもので、上記側壁
2に固定のベース34の水平方向の長孔35に挿通する
軸36によりボールナット部材11側のプレート37を
連結し、この軸36を介してバネ36aによりシュー3
3aに付与されるバネ力による摩擦でブレーキ作用を与
え、ボールナット部材11の戻り時の抵抗が前記グリッ
パ22,22の把持力に変換されて強力にワイヤを把持
するように構成されている。
【0022】前記第1、第2円錐カム12,13の移動
タイミングは、主軸3の正転時にはボールナット部材1
1が固定状態のまま主軸3がそのボールネジ軸10によ
り前進し、第1円錐カム12で刃物ホルダ23,23を
閉じ、次いで第2円錐カム13の前進でグリッパ22,
22が閉じられ、第2円錐カム13の進行が止まるとそ
の反力でボールナット部材11がブレーキ装置33の負
荷に抗して後退し、そのブレーキ装置33の抵抗がグリ
ッパ22,22の閉じ方向への力となって強力に把持す
るとともにボールナット部材11の後退により刃物ホル
ダ23,23が後退して被覆材を芯線から抜き外すこと
になる。
【0023】一方、前記位置決めロッド5は、外管38
と、この外管38に挿通されたセンサロッド39とから
なっており、外管38は機枠1の軸受40,40に摺動
可能に挿通支持され、センサロッド39の前端にはワイ
ヤ端が突き当るストッパ41が固着され、後端はモータ
7の起動信号を得るため前記外管38の後端に固定のセ
ンサ42(フォトセンサ)を作動させるようになってお
り、常時は弱いバネ43により前記ストッパ41が外管
38の前端から僅かに離間した位置(0.3〜0.5m
m)におかれ、ワイヤ端でストッパ41が押されたとき
センサロッド39の後端が前記センサ42を遮切ってモ
ータ7が起動されるようになっている。
【0024】前記外管38の途中部にはブロック44が
固着され、このブロック44と機枠1の後部側との間に
は引張バネ45が張装されていて外管38を常時引戻す
方向に付勢されている。
【0025】前記ボールナット部材11のアーム21の
中間位置にある軸受部46にはレバー47の中央部が軸
48により枢支され、このレバー47の上端は前記外管
38のブロック44のピン49の後部側に当接され、レ
バー47の他端はストッパ位置調整用(被覆材の除去長
さ調整用)のノブ50のネジ軸51上に螺合する位置決
め部材52の後部側に当接されている(図6参照)。
【0026】したがって前記ノブ50を回動して位置決
め部材52の位置を変えることにより前記外管38の付
勢バネ45によりレバー47を介し外管38の位置が定
められ、センサロッド39のストッパ41の位置が定め
られてワイヤ端の挿入深さが設定され、被覆材の剥ぎ取
り長さが選定される。
【0027】なお前述の切込み量調整用ノブ17はその
周面に1目盛が5/100mm単位の目盛が付され、ま
たストッパ位置調整用ノブ50の回転による位置決め部
材52の位置を被覆材の剥ぎ取り長さに換算して図7に
例示するようにミリメートル単位で機外から見える表示
部53に表示されるようになされている。
【0028】図1において符号54はワイヤを挿入する
際の支えとなる支持台であり、図2において55はボー
ルナット部材11により作動されるモータ用センサ、5
6は同逆転指令用センサを示す。
【0029】次に上記実施形態の作用を説明する。
【0030】まず最初に切込み量調整用ノブ17を回動
して、取扱うワイヤ径に応じた切込み深さが得られるよ
うその目盛により設定するとともに、被覆材の剥ぎ取り
長さをストッパ位置調整用ノブ50を回動してその表示
部53を見ながら所望の長さ位置に設定する。
【0031】こうしたのち図8に模式的に示すようにワ
イヤWの先端をグリッパ22,22間を通して挿入する
と、ワイヤW端がセンサロッド39の前端のストッパ4
1に当り、これを若干押すことによりセンサロッド39
が弱いバネ43に抗して後退し、その後端がセンサ42
を遮切る。このセンサ42がセンサロッド39の後退を
検知すると、その検知信号によりモータ7が正転駆動
し、主軸3が正転回動する。
【0032】この主軸3の正転回動頭初においては、図
1のようにボールナット部材11は位置固定におかれる
ので、主軸3の回転によりそのボールネジ軸10とボー
ルナット部材11内のボールとの螺合によって主軸3が
前進する。これにより先ず第2円錐カム13でカムロー
ラ30,30を両側方に押すので、揺動部材28,28
の上端が互いに離反する方向に揺動し、この揺動部材2
8,28がアーム31,31のローラ32,32を押し
てこれと一体の管軸20,20をそれぞれ回動させ、そ
の前端の刃物ホルダ23,23が閉じる方向に作動する
(図9示)。これによって刃物ホルダ23,23の刃物
24,24がワイヤWの被覆材を所定深さに切込んで挟
持する。
【0033】さらに主軸3の正転回動により第1円錐カ
ム12で副軸4,4のアーム25,25のカムローラ2
6,26を両側方に押し、これにより副軸4,4が互い
に反対方向に回動してグリッパ22,22が閉じ、ワイ
ヤWを把持する。
【0034】この状態に至ると、主軸3の第2円錐カム
13の前端が位置決め部材18の内端のスラストベアリ
ング19に当接して前進が止められるので、主軸3の回
転でボールナット部材11が後退する方向に動き出し、
このボールナット部材11の後退によりレバー47の軸
48が後退するので位置決めロッド5が引張バネ45の
付勢によってレバー47の上端を押しながら後退すると
ともに、副軸4,4にアーム21を介して連結されてい
る管軸20,20が後退し、これにより刃物24,24
で切断されたワイヤ端の被覆材が芯線から引抜かれて剥
ぎ取られる(図20示)。上記ボールナット部材11の
後退中はブレーキ装置33により負荷が与えられ、この
負荷がグリッパ22,22の把持力に変換されてグリッ
パ22,22がワイヤWを強力に把持し、刃物24,2
4による被覆材の引抜き力に対抗する。
【0035】被覆材の剥ぎ取りが終了すると、モータ7
が逆転駆動し、主軸3が逆転して先に戻り、その際に第
1円錐カム12の後退によりグリッパ22,22が前記
閉時とは逆の作用で先に開き、第2円錐カム13の後退
により同様に刃物ホルダ23,23が開く。その後ボー
ルナット部材11が前進し、刃物24,24がグリッパ
22,22の直後位置に復帰して停止し、一工程が終了
する。
【0036】なお、モータに関しては、可逆モータ使用
のほか、一方向回転のモータを使用してクラッチの切換
えにより正逆回転を得るようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
枠に前後方向に摺動可能に支持され前記グリッパの把持
動作および刃物の挟持切断動作をなさしめる主軸を備
え、この主軸を可逆モータにより正逆回転自在とし、前
記主軸にボールネジ軸部を設けるとともにこのボールネ
ジ軸部にボールナット部材をボールを介して嵌合し、前
記主軸の正転によりボールネジ軸部がボールナット部材
に対し前進してグリッパおよび刃物の閉じ動作を行わ
せ、主軸の前進停止後ボールナット部材が後退して刃物
を引動させるようにしたことにより、通常の正逆回転す
るモータの使用によってワイヤの把持、被覆材の切断、
被覆材の剥ぎ取りをなさしめることができるので著しく
小型で静かなワイヤストリッパとすることができ、しか
も使用場所に制約を受けることがなく、かつ安価に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤストリッパの一実施形態を
示す縦断側面図。
【図2】同、水平断面図。
【図3】同、横断面図。
【図4】同、グリッパと刃物ホルダとを便宜上片側ずつ
示す正面図。
【図5】同、第2円錐カムと管軸との関係を示す説明
図。
【図6】同、ストッパ位置調整用つまみ部分を示す説明
図。
【図7】同、切込み量調整用つまみによる切込み量の表
示部を示す説明図。
【図8】同、作用を示す模式図。
【図9】図8において刃物がワイヤの被覆材を挟持切断
した状態時の模式図。
【図10】同、被覆材を剥ぎ取っている状態を示す模式
図。
【符号の説明】
1 機枠 3 主軸 4 副軸 5 位置決めロッド 6 スプライン軸 7 正逆転モータ 8 タイミングベルト 9 歯付きプーリー 10 ボールネジ軸 11 ボールナット部材 12 第1円錐カム 13 第2円錐カム 15 回り止めピン 16 回り止め部 17 切込み量調整用つまみ 18 位置決め部材 20 管軸 21 アーム 22 グリッパ 23 刃物ホルダ 24 刃物 25 アーム 26 カムローラ 28 揺動部材 30 カムローラ 31 アーム 32 ローラ 33 ブレーキ装置 34 ベース 37 プレート 38 外管 39 センサロッド 41 ストッパ 42 センサ 47 レバー 50 ストッパ位置調整用ノブ 51 ネジ軸 52 位置決め部材 53 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被覆ワイヤの端部の被覆材を所定長さ位置
    で把持するグリッパと、このグリッパの直後位置で被覆
    材を挟持切断する刃物とを有し、この刃物を被覆材挟持
    状態で引動して芯線から被覆材を剥ぎ取るワイヤストリ
    ッパにおいて、機枠に前後方向に摺動可能に支持され前
    記グリッパの把持動作および刃物の挟持切断動作をなさ
    しめる主軸を備え、この主軸を可逆モータにより正逆回
    転自在とし、前記主軸にボールネジ軸部を設けるととも
    にこのボールネジ軸部にボールナット部材をボールを介
    して嵌合し、前記主軸の正転によりボールネジ軸部がボ
    ールナット部材に対し前進してグリッパおよび刃物の閉
    じ動作を行わせ、主軸の前進停止後ボールナット部材が
    後退して刃物を引動させるようにしたことを特徴とする
    ワイヤストリッパ。
  2. 【請求項2】前記ボールナット部材と機枠後部との間に
    該ナット部材の後退動時に負荷を与えるブレーキ装置を
    介装し、ボールナット部材の後退時に前記ブレーキ装置
    のブレーキ力がグリッパの把持力および刃物の切込み力
    として作用するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のワイヤストリッパ。
  3. 【請求項3】前記グリッパおよび刃物の被覆ワイヤ挿入
    位置の同一軸線上に、外管とその内部に挿通されたセン
    サロッドとからなる位置決めロッドを前後方向摺動可能
    に設け、前記センサロッドの先端には被覆ワイヤの挿入
    端が当接してセンサロッドを所定ストローク押込むため
    のストッパを有し、後端には前記外管に固設のモータ起
    動用センサを作動させるセンサ作動部を有し、このセン
    サロッドは外管に対し前記ストッパが前進位置におかれ
    るようバネ付勢されている請求項1または2記載のワイ
    ヤストリッパ。
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