JPH1011075A - 能動消音装置 - Google Patents
能動消音装置Info
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Abstract
ルフィルタの発散を防止する。 【解決手段】 エンジン音をダクト22が伝送する。エン
ジン音をダクト22に設けたマイクロホン24が検出する。
ダクト22から出力されるエンジン音をマイクロホン32が
検出する。マイクロホン22の出力を適応型ディジタルフ
ィルタ26が処理して、増幅器28及びスピーカ30を介して
ダクト22に放出する。Filtered-X LMSアルゴリズム実行
部34が、マイクロホン24、32の出力と係数に基づきフィ
ルタ26の伝達関数を、マイクロホン24、32間のダクト22
の伝達関数と相補な値に近づけるように修正し、ダクト
22において消音する。μ値決定部42がマイクロホン24の
出力の変化量を検出し、変化量が所定値未満のとき、上
記係数を第1の係数とし、変化量が所定値以上のとき、
第1の係数よりも小さい第2の係数に変更する。
Description
特に能動型の消音装置に関する。
出されると共に、エンジン排気音が伝送されて排気ダク
トを伝送されて、放射される。このエンジン排気音を消
音するために、能動型の消音装置が排気ダクトに設けら
れることがある。従来の能動型消音装置の一例を図4に
示す。
近い位置にセンサマイクロホン4が設けられている。こ
のセンサマイクロホン4の出力が、適応型ディジタルフ
ィルタ6に入力される。適応型ディジタルフィルタ6
は、入力されたエンジン音をフィルタ処理する。適応型
ディジタルフィルタ6の出力は、増幅器8によって増幅
される。増幅器8の出力は、スピーカ10に供給され、
このスピーカ10からダクト2に放音される。適応型デ
ィジタルフィルタ6によって、処理された信号をダクト
2に放音することによって、消音するため、適応型ディ
ジタルフィルタ6の伝達関数は、ダクト2の伝達関数と
相補である必要がある。
調整するために、エラーマイクロホン12が、センサマ
イクロホン4から離れた位置に設けられている。エラー
マイクロホン12の出力は、Filtered-x LMS アルゴ
リズム実行部14に入力されている。この実行部14に
は、センサマイクロホン4の出力信号をディジタルフィ
ルタ16によって処理したものが供給されている。この
ディジタルフィルタ16は、適応型ディジタルフィルタ
6の出力側からエラーマイクロホン12の出力側までの
伝達関数C1 を模擬したものである。
型ディジタルフィルタ6のフィルタ係数ベクトルを更新
する。即ち、適応型ディジタルフィルタ6の伝達関数を
更新する。
クトル、 vWk は、現在のフィルタ係数ベクトル、ek
は現在のエラーマイクロホン12の出力信号、 vR
k は、ディジタルフィルタ16の出力信号によって構成
されるベクトル、μはステップサイズパラメータであ
る。
て、実行部14は、適応型ディジタルフィルタ6の伝達
関数C0 と、適応型ディジタルフィルタ6の出力側から
エラーマイクロホン12の出力側までの伝達関数C1 と
の積C0 ・C1 が、センサマイクロホン4の出力側から
エラーマイクロホン12の出力側までの伝達関数C2と
相補、即ち−C2 になるように、伝達関数C0 を収束さ
せる。
ると、数1で表されるアルゴリズムの収束が速い。即
ち、短時間で消音状態とすることができる。一方、μの
値が大きすぎると、適応型ディジタルフィルタ6のフィ
ルタ係数Wが発散する。その結果、C0 ・C1 が−C2
に収束できなくなることがある。この発散状態では、例
えば、スピーカ10から特定の周波数の発振音が生じ、
図4に示す装置が消音装置として機能しなくなる。
フィルタ係数ベクトルの発散が生じない範囲で、収束速
度がなるべく速くなるように、μの値が設定されてい
る。しかし、例えばセンサマイクロホン4の出力信号の
レベルが急激に変化した場合、即ちダクトを伝送される
音の音量が急激に変化した場合や、センサマイクロホン
4からエラーマイクロホン12までの伝達関数C2 が、
例えば急激な温度変化に起因して急激に変化した場合に
は、上記のようにμを設定したとしても発散が生じるこ
とがある。
化があっても、適応型ディジタルフィルタが発散するこ
とがない能動型消音装置を提供することを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、音源が発生する音を伝送
する音伝送路に入力される音を検出する第1の検出手段
と、上記音伝送路から出力される音を検出する第2の検
出手段とを、第1の検出手段の出力信号を処理して、上
記音伝送路に放出する適応型フィルタ手段が、設けられ
ている。第1及び第2の検出手段の出力信号と、上記適
応型フィルタ手段の伝達関数の変化量を規定する係数と
に応じて、上記適応型フィルタ手段の現在の伝達関数を
修正して、上記適応型フィルタ手段の新たな伝達関数と
上記適応型フィルタ手段の出力側から第2の検出手段ま
での伝達関数との積を、上記音伝送路における第1及び
第2の検出手段間の伝達関数と相補にする制御手段と、
第1の検出手段の出力信号の変化量を検出する変化量検
出手段と、上記変化量が所定値未満のとき、上記係数を
第1の係数とし、上記変化量が所定値以上のとき、第1
の係数よりも小さい第2の係数に変更する係数変更手段
とを、具備するものである。
急激に変化したり、第1及び第2の検出手段の間の伝達
関数が急激に変化したりする可能性があるものにでき
る。また、伝送される音の音量が急激に変化するときに
は、第1及び第2の検出手段の間の伝達関数も急激に変
化するものとすることができる。適応型フィルタ手段
は、その出力を、音伝送路における、第1及び第2の検
出手段の間に放出する放出手段を有するものとすること
ができる。また、適応型フィルタ手段へ入力される、第
1の検出手段の出力信号は、放出手段の入力側から第2
の検出手段の出力側までの伝達関数を模擬した模擬手段
によって模擬処理された後に、制御手段に入力すること
ができる。また、第2の係数を予め複数準備し、変化量
の大きさに応じて、複数の第2の係数のうちいずれかを
使用してもよい。
2の検出手段の出力信号と第1の係数とに基づいて、適
応型フィルタ手段の伝達関数が、第1及び第2の検出手
段の間の伝達関数と相補となるように、制御手段によっ
て決定される。この適応型フィルタ手段によって第1の
検出手段の出力信号がフィルタ処理されて、音伝送路に
放出され、消音が行われる。適応型フィルタの伝達関数
の変更は、時々刻々と行われている。
急激に変化すると、これが第1の検出手段の出力信号の
急激な変化として現れる。第1の検出手段の出力信号の
急激な変化は、変化量検出手段によって検出される。こ
の変化量は、係数変更手段に供給される。係数変更手段
は、この変化量が所定値よりも大きい場合には、第1の
係数に代えて、これよりも小さい第2の係数を制御手段
に使用させる。その結果、適応型フィルタ手段の伝達関
数の修正は、徐々に行われ、適応型フィルタ手段が発散
することが防止される。
動消音装置において、上記係数変更手段が、第1の検出
手段の出力信号の変化量が所定値以上になったときから
所定時間にわたって第2の係数を維持するものである。
って直ちに適応型フィルタ手段の伝達関数は収束しな
い。この収束には或る程度の時間が必要である。請求項
2記載の発明によれば、第1の検出手段の出力信号の変
化量が所定値以上になってから所定時間にわたって第2
の係数が維持される。即ち、たとえ第2の係数に変更さ
れた後に、変化量が所定値未満になっても、第2の係数
が維持されるので、確実に適応型フィルタの伝達関数は
収束する。
動消音装置において、上記係数変更手段が、上記係数を
第2の係数としている状態において、第1の検出手段の
出力信号の変化量が上記所定値以上になると、第2の係
数とする時間を延長するものである。第2の係数とする
時間の延長法としては、例えば第2の係数としている状
態において、第1の検出手段の出力信号の変化量が所定
値以上になった時間から新たに所定時間を開始させるも
のがある。
だ適応型フィルタ手段の伝達関数が収束に向かっていな
いときには、第1の検出手段の出力信号の変化量が再び
大きくなることがある。この場合には、第2の係数とす
る時間を、先に設定されたままにしておくと、第2の係
数とする時間が経過した後に、発散が生じることがあ
る。これを防止するため、請求項3記載の発明では、第
2の係数とする時間を延長している。
態は、図1に示すように、音伝送路、例えばエンジン
(図示せず)の排気ダクト22に設けられている。この
排気ダクト22には、エンジンからの排気ガスが流れる
他に、エンジンが発生するエンジン音も伝送される。即
ち、エンジンは音源となる。このエンジン音は、エンジ
ンが例えばアイドリング状態では低い。しかし、エンジ
ンがアイドリング状態から定格出力運転に移行する間に
は、エンジン音が急激に上昇する。このとき、ダクト2
2を流れる排気ガスの温度が上昇し、これによって、ダ
クト22における伝達関数も急激に変化する。この伝達
関数については後述する。
に、第1の検出手段、例えばセンサマイクロホン24が
設けられている。このセンサマイクロホン24は、エン
ジンからダクト22を伝送されるエンジン音を収音す
る。このセンサマイクロホン22の出力信号は、図示し
ていないA/D変換器によって所定サンプリング周期ご
とにサンプリングされ、さらに量子化されて、適応型フ
ィルタ手段、例えば適応型ディジタルフィルタ26に供
給される。
来の適応型ディジタルフィルタ6と同様に数1に従って
フィルタベクトル係数が定められるものである。この適
応型ディジタルフィルタ26は、このフィルタベクトル
係数に従って、センサマイクロホン24からの出力信号
をフィルタリング処理する。この適応型ディジタルフィ
ルタ26の出力信号は、放音手段に供給される。放音手
段は、例えば適応型フィルタ26の出力信号を増幅する
増幅器28を含み、さらに、増幅器28の出力信号をダ
クト22に拡声する拡声手段、例えばスピーカ30が含
まれている。
第2の検出手段、例えばエラーマイクロホン32が設け
られている。このエラーマイクロホン32は、エンジン
からのエンジン音と、スピーカ30からの放音との合成
波を検出するものである。このエラーマイクロホン32
の出力信号も、センサマイクロホン24の出力信号と同
じサンプリング周期でサンプリングされ、かつ量子化さ
れて、制御手段、例えばFiltered-x LMSアルゴリズム実
行部34に供給される。
ディジタルフィルタ26のフィルタベクトル係数を決定
するものである。そのため、センサマイクロホン24の
出力信号を、模擬手段、例えばディジタルフィルタ36
によってフィルタリング処理したものが、実行部34に
供給されている。このディジタルフィルタ36は、適応
型ディジタルフィルタ26の出力側からエラーマイクロ
ホン32の出力側までの伝達関数C1 を模擬した伝達関
数を有するもので、このディジタルフィルタ36の出力
が、数1における vRk を構成する。実行部34は、エ
ラーマイクロホン32及びディジタルフィルタ36から
出力信号が供給されるごとに、数1に基づいてフィルタ
ベクトル係数を演算し、適応型フィルタ26に供給す
る。
って、適応型フィルタ26は、伝達関数C0 を有してい
る。この伝達関数C0 とC1 との積C0 ・C1 が、セン
サマイクロホン24の出力側からエラーマイクロホン2
2の出力側までの伝達関数C2 と相補な値−C2 となる
ように、適応型フィルタ26のフィルタベクトル係数
が、エラーマイクロホン32及びディジタルフィルタ3
6から出力信号が供給されるごとに、実行部34によっ
て更新される。このように適応型フィルタ26のフィル
タベクトル係数を、時々刻々と変化させることによっ
て、消音が行われている。
の決定には、ステップサイズパラメータμがかかわって
いる。ステップサイズパラメータμは、現在のフィルタ
ベクトル係数 vWk に対する次回のフィルタベクトル係
数 VWk+1 の変化量を規定する係数である。上述したよ
うに、ステップサイズパラメータμの値が大きい程、フ
ィルタベクトル係数の収束は速い。しかし、ステップサ
イズパラメータμの値を大きく設定していると、伝達関
数C2 が急激に変化した場合や、センサマイクロホン2
4の出力信号のレベルが急激に変化した場合には、フィ
ルタベクトル係数が発散し、消音ができなくなる。
リング及び量子化した信号が、整流回路38によって整
流され、かつ平滑回路40によって平滑されて、μ値決
定部42に供給される。即ち、μ値決定部42には、セ
ンサマイクロホン24の出力レベルが、順次供給され
る。
次入力されたセンサマイクロホン24の出力レベルの、
予め定めた時間、例えば0.2秒当たりの変化量d(=
d1、d2、d3・・・・)が順次検出される。即ち、
μ値決定部42は、変化量検出手段として機能する。μ
値決定部42では、検出された変化量dの絶対値が、比
較用基準値である予め定めた所定値以上であるか判断す
る。
えばエンジンがアイドリング運転から定格出力運転に移
る過渡状態と見なせる。また、変化量の絶対値が所定値
未満のとき、例えばエンジンがアイドリング運転である
か、または定格出力運転である定常状態と見なせる。な
お、エンジンがアイドリング運転から定格出力運転に移
る場合、ダクト22を流れる排気ガスの温度も上昇し、
伝達関数C2 も変化している。
値未満のとき、定常状態に応じた第1の係数、例えばμ
0 を実行部34に使用させる。また、μ値決定部42
は、変化量が所定値以上のとき、過渡状態に応じた第2
の係数μ1 を実行部34に使用させる。なお、μ1 はμ
0 よりも値が小さく設定されている。即ち、μ1 を使用
した場合には、μ0 を使用した場合よりも、フィルタベ
クトル係数の収束は遅くなり、発散しにくくなる。
値以上となったときから、所定時間、例えば1秒間、μ
1 を実行部34に使用させる。たとえ変化量の絶対値が
所定値以上となった後に、再び所定値未満になっても、
変化量の絶対値が所定値以上になった時間から、所定時
間にわたってμ1 は維持されている。従って、所定時間
内では発散が防止される。
ている間も、変化量の絶対値と所定値との比較を行って
いる。図3に符号aで示す時点のように、所定時間中で
あるにもかかわらず、変化量の絶対値が所定値以上とな
ると、その時点から再び所定時間を開始させる。即ち、
μ1 が使用される所定時間が延長される。また、延長し
た時間中に、符号bで示すように再び変化量の絶対値が
所定値以上となると、その時点から所定時間が開始され
る。このように所定時間中に、更に変化量の絶対値が所
定値以上となった場合には、μ1 が維持される時間が延
長されるので、確実に発散が防止される。
タ26、ディジタルフィルタ36、実行部34、整流回
路38、平滑回路40及びμ値決定部42は、DSPを
用いて構成することができる。また、整流回路38及び
平滑回路40をアナログ回路で構成し、平滑回路40の
出力信号をサンプリング及び量子化してもよい。
ンからの排気ガスとが流れるダクト22に、本発明によ
る能動消音装置を実施したが、音源からの音が伝送され
る伝送路であれば、どのようなものにも本発明を実施す
ることができる。また、変化量の検出は、予め定めた時
間当たりの変化量を求めたが、平滑回路40の出力信号
を微分回路等により微分して求めてもよい。さらに、デ
ィジタルフィルタ36を設けたが、場合によっては除去
してもよい。また、実行部34は、Filtered-xLMSアル
ゴリズムによってフィルタベクトル係数を決定したが、
他のアルゴリズムによってフィルタベクトル係数を決定
してもよい。
イズパラータμとしては、定常状態用のμ0 と過渡状態
用のμ1 とを設けたが、過渡状態用としてさらに複数種
類のステップサイズパラータ、例えばμ1 の他にμ2 、
μ3 (μ1 >μ2 >μ3 )を設け、さらにエラーマイク
ロホン24の出力信号の変化量の絶対値dabとの比較用
の基準値をR1 、R2 、R3 (R1 <R2 <R3 )のよ
うに複数設け、変化量の絶対値dabと各基準値とを比較
手段によって比較し、dab<R1のときにはμ0 を選択
し、R1 ≦dab<R2 のときにはμ1 を選択し、R2 ≦
dab<R3 のときにはμ2 を選択し、R3 ≦dabのとき
にはμ3 を選択するようにしてもよい。このようにする
と、変化量の絶対値に応じたステップサイズパラータを
選択することができ、速やかに適応型ディジタルフィル
タ26の伝達関数を収束させることができる。
れば、音伝送路を伝送される音の音量が急激に変化する
と、その急激な変化が検出される。この変化量が所定値
よりも大きい場合には、小さい第2の係数が制御手段に
おいて使用される。その結果、適応型フィルタ手段の伝
達関数の修正は、徐々に行われ、適応型フィルタ手段が
発散することが防止される。
動消音装置において、上記係数変更手段が、第1の検出
手段の出力信号の変化量が所定値以上になったときから
所定時間にわたって第2の係数を維持するものである。
の係数に変更された後に、変化量が所定値未満になって
も、小さな第2の係数が維持されるので、適応型フィル
タ手段の伝達関数の修正は、徐々に行われる。従って、
確実に適応型フィルタの伝達関数の発散を防止すること
ができる。
に変更されている状態において、さらに急激な変化があ
ると、第2の係数とされる時間が延長されるので、第2
の係数に変更されている状態において生じた急激な変化
にも対処することができ、確実に適応型フィルタの伝達
関数の発散を防止することができ、確実に消音効果が得
られる。
ロックダイアグラムである。
力レベルの変化量を求める方法の説明図である。
力レベルの変化と第2の係数とされる時間との関係の説
明図である。
ラムである。
段) 32 エラーマイクロホン(第2の検出手段) 34 Filtered-x LMS実行部(制御手段) 42 μ値決定部(変化量検出手段、係数変更手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 音源が発生する音を伝送する音伝送路に
入力される音を検出する第1の検出手段と、 上記音伝送路から出力される音を検出する第2の検出手
段と、 第1の検出手段の出力信号を処理して、上記音伝送路に
放出する適応型フィルタ手段と、 第1及び第2の検出手段の出力信号と、上記適応型フィ
ルタ手段の伝達関数の変化量を規定する係数とに応じ
て、上記適応型フィルタ手段の現在の伝達関数を修正し
て、上記適応型フィルタ手段の新たな伝達関数と上記適
応型フィルタ手段の出力側から第2の検出手段までの伝
達関数の積を、上記音伝送路における第1及び第2の検
出手段間の伝達関数と相補にする制御手段と、 第1の検出手段の出力信号の変化量を検出する変化量検
出手段と、 上記変化量が所定値未満のとき、上記係数を第1の係数
とし、上記変化量が上記所定値以上のとき、第1の係数
よりも小さい第2の係数に変更する係数変更手段とを、
具備する能動消音装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の能動消音装置において、
上記係数変更手段は、第1の検出手段の出力信号の変化
量が所定値以上になったときから所定時間にわたって第
2の係数を維持することを特徴とする能動消音装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の能動消音装置において、
上記係数変更手段は、上記係数を第2の係数としている
状態において、第1の検出手段の出力信号の変化量が上
記所定値以上になると、第2の係数とする時間を延長す
ることを特徴とする能動消音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8179905A JPH1011075A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 能動消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8179905A JPH1011075A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 能動消音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011075A true JPH1011075A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16073966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8179905A Pending JPH1011075A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 能動消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH1011075A (ja) |
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