JPH10110565A - 車両用ドアロック解除装置 - Google Patents

車両用ドアロック解除装置

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JPH10110565A
JPH10110565A JP26585596A JP26585596A JPH10110565A JP H10110565 A JPH10110565 A JP H10110565A JP 26585596 A JP26585596 A JP 26585596A JP 26585596 A JP26585596 A JP 26585596A JP H10110565 A JPH10110565 A JP H10110565A
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JP
Japan
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door
knob
door knob
lock mechanism
operated
Prior art date
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Application number
JP26585596A
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English (en)
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Yukio Iwasaki
幸雄 岩崎
Toru Maeda
亨 前田
Yoshio Nakano
喜夫 中埜
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯可能な送受信機を利用してドアロック機
構のロック状態を解除する車両用ドアロック解除装置に
おいて、使い勝手の向上を図る。 【解決手段】 ドアノブ18が、矢印A方向に回動操作
されて第1の操作位置に操作されたときに起動スイッチ
26がオン状態となって識別コードの解読が開始され、
反矢印A方向に回動操作されて第2の操作位置に操作さ
れたときにドアロック機構7が解錠されるように構成し
た。これにより、ドアロック機構7のロック状態の解除
ならびに解錠を良好に行うことができ、使い勝手の向上
を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯可能な送受信
機から送信される識別コードがあらかじめ設定された登
録コードと一致したときにドアロック機構のロック状態
が解除される車両用ドアロック解除装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、携帯可能な
送受信機から送信される識別コードが、あらかじめ設定
された登録コードと一致したときにドアロック機構のロ
ック状態が解除される車両用ドアロック解除装置として
は、以下に示すような構成のものがある。すなわち、こ
のものは、送受信機が車両側に設けられた送受信装置に
近づくと、送受信装置から送受信機に電力信号が送信さ
れ、それに応じて、送受信機から送受信装置に識別コー
ドが送信され、識別コードが登録コードと一致したとき
にドアロック機構のロック状態が解除されるように構成
されている。この場合、送受信装置からは、バッテリの
消耗を防ぐために、電力信号が間欠的に送信されるよう
になっており、これにより、電力消費の低下を図ってい
る。
【0003】また、運転席用のドアアウタハンドルの裏
側に、ドアノブが引かれたことを検出する起動スイッチ
を設け、ドアノブが所定の位置まで引かれたときに、起
動スイッチがオン状態となって、送受信装置から送受信
機に電力信号が送信され、それに応じて、送受信機から
送受信装置に識別コードが送信されるように構成したも
のもある。
【0004】しかしながら、上述したような構成におい
ては、それぞれ以下に示すような不具合があった。すな
わち、送受信装置から送受信機に電力信号が間欠的に送
信される構成のものでは、電力信号が送信されていない
状態、所謂待機状態においては、送受信機から識別コー
ドが送信されなくなるので、このときには、ドアを開け
ることができなくなり、使い勝手が悪いという不具合が
あった。
【0005】また、ドアアウタハンドルの裏側に起動ス
イッチを設けた構成のものでは、ドアノブを所定の位置
まで引いたときに起動スイッチがオン状態となって識別
コードが送信されるが、識別コードを解読するのにある
程度の時間がかかるので、ロック状態が解除される前
に、ドアロック機構が解錠されるべき位置までドアノブ
が引かれてしまうと、ドアを開けることができなくな
り、使い勝手が悪いという不具合があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、携帯可能な送受信機から送信され
る識別コードがあらかじめ設定された登録コードと一致
したときにドアロック機構のロック状態が解除されるも
のにおいて、使い勝手の向上を図ることができる車両用
ドアロック解除装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用ドアロッ
ク解除装置は、起動することにより携帯可能な送受信機
に動作信号を与えて前記送受信機から送信される識別コ
ードを受信する送受信手段を備え、前記識別コードがあ
らかじめ設定された登録コードと一致したときにドアロ
ック機構のロック状態が解除される車両用ドアロック解
除装置において、ドアアウタハンドルのドアノブを車両
側に押圧操作する第1のドアハンドル操作が行われ、前
記ドアノブが第1の操作位置に操作されたときに前記送
受信手段を起動させる起動スイッチと、前記第1のドア
ハンドル操作に引き続いて当該第1のドアハンドル操作
と反対方向に操作する第2のドアハンドル操作が行わ
れ、前記ドアノブが第2の操作位置に操作されたときに
前記ドアロック機構を解錠させる解錠手段とを備えて構
成したところに特徴を有する。
【0008】上記の車両用ドアロック解除装置によれ
ば、第1のドアハンドル操作が行われ、ドアノブが第1
の操作位置に操作されると、起動スイッチにより、送受
信手段が起動され、送受信手段は、送受信機に動作信号
を与え、送受信機から送信される識別コードを受信す
る。そして、識別コードがあらかじめ設定された登録コ
ードと一致したときにドアロック機構のロック状態が解
除される。また、第1のドアハンドル操作に引き続いて
第2のドアハンドル操作が行われ、ドアノブが第2の操
作位置に操作されると、解錠手段により、ドアロック機
構が解錠される。
【0009】この場合、第1のドアハンドル操作は、ド
アアウタハンドルのドアノブを車両側に押圧操作するも
ので、第2のドアハンドル操作は、第1のドアハンドル
操作と反対方向に操作するものであるから、ドアノブが
第1の操作位置から第2の操作位置まで操作されるの
に、ある程度の時間がかかり、すなわち、識別コードが
解読される時間を稼ぐことができる。これにより、ドア
ロック機構のロック状態の解除ならびに解錠を良好に行
うことができ、使い勝手の向上を図ることができる。
【0010】また、上記車両用ドアロック解除装置を、
前記ドアノブが前記第1の操作位置に操作されたときに
当該ドアノブに節度を付与する節度付与手段を設ける構
成としても良く、これにより、節度付与手段によりドア
ノブの操作に対して抵抗が与えられて、ドアロック機構
のロック状態が解除されるタイミングを認識できると共
に、ドアノブを第1の操作位置に確実に操作でき、ま
た、必要以上に押圧操作されることを防止することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は全体構成を示すもの
で、まず、そのうちの電気的構成について説明する。車
両本体側に設けられた制御装置1は、送受信手段たる送
受信装置2とIDコード照合制御装置3とを備えてい
る。送受信装置2は、アンテナ4により後述する送受信
機5を起動するための磁気信号を要求信号(本発明でい
う動作信号)として送信する機能を有すると共に、送受
信機5から送信される識別コードを含んだ磁気信号を応
答信号として受信する機能を有している。
【0012】IDコード照合制御装置3は、上記送受信
装置2から与えられる識別コードを解読し、その識別コ
ードがあらかじめ設定された登録コードと一致するか否
かを判断し、識別コードが登録コードと一致したときに
は、各ドアの電動アクチュエータ6にロック解除指令信
号を出力するようになっている。電動アクチュエータ6
は、ロック解除指令信号が与えられると、図示しないロ
ック解除用の電磁石を通電駆動してドアロック機構7の
ロック状態を解除するようになっている。
【0013】上述した送受信機5は、例えばイグニッシ
ョンキー8により構成されている。イグニッションキー
8は、機械的なキーであるキープレート9を備えたもの
で、そのグリップ部9aには送受信回路10が内蔵され
ている(図3参照)。送受信回路10は、上記アンテナ
4と磁気結合されるアンテナコイル10a、コンデンサ
10bおよびICからなる制御回路10cを備えてお
り、上記送受信装置2から要求信号が与えられると、応
答信号を車両本体側のアンテナ4へ送信するようになっ
ている。
【0014】さて、車両本体側のドアアウタハンドル1
1の具体的な構成について図2ならびに図3も参照して
説明する。ドアアウタハンドル11は、ドア12に固定
されたハンドルブラケット13と、このハンドルブラケ
ット13の上部に突設された支持片部14、15および
16にシャフト17を介して図1中矢印A方向ならびに
反矢印A方向に回動可能に設けられたドアノブ18とか
ら構成されている。
【0015】上記ドアノブ18は、ハンドルブラケット
13の外面側(図1中右側)に位置し、手指を掛けるた
めの凹部19aが形成された操作部19と、ハンドルブ
ラケット13の上側に位置し、上方に延長されたアーム
部20、21とが一体に構成されている。また、操作部
19の凹部19aを構成する突片部19bとハンドルブ
ラケット13の内面との間にはコイルばね22が設けら
れている。尚、図1は、アーム部20側を示している。
【0016】ハンドルブラケット13の外面側(図1中
左側)の下半部には、図3に示すように、角棒状のフェ
ライトコア23と、このフェライトコア23に巻回され
たエナメル線からなるアンテナコイル24と、これらフ
ェライトコア23とアンテナコイル24とを覆う樹脂製
のアンテナケース25とから構成されてなる前述のアン
テナ4が取付けられている。
【0017】また、ハンドルブラケット13の外面側で
あって上記アンテナ4の上部には、起動スイッチ26が
設けられており、その起動スイッチ26には上側に突出
するように操作子27が上下方向に移動可能に設けられ
ている。起動スイッチ26は、操作子27が上方向に移
動すると、オン状態となり、送受信装置2を起動するた
めの起動信号を送受信装置2へ出力するようになってい
る。尚、操作子27は、常には、下側の位置(図1およ
び図3に示す位置)に付勢されている。
【0018】アーム部20には、車両本体の内側へ突出
するように突出部20aが形成されており、その突出部
20aの先端部にはドアノブ18の長手方向に延びるよ
うにスイッチピン28が取付けられている。スイッチピ
ン28は、ドアノブ18が矢印A方向に回動操作された
ときに上記操作子27の爪部27aに当接して押圧する
ようになっており、これにより、操作子27が上方向に
移動して起動スイッチ26がオン状態となるようになっ
ている。
【0019】アーム部21の途中部位には爪部21aが
形成されており、この爪部21aには、シャフト17に
巻装されたねじりコイルばね29の一端部29aが係止
されている。また、ねじりコイルばね29の他端部29
bは、上記したハンドルブラケット13に形成された爪
部13aに係止されている。これにより、ドアノブ18
は、ねじりコイルばね29のばね力によって、図1に示
す位置に保持されている。
【0020】また、上記支持片部14には孔部14aが
形成されており、その孔部14a内に鋼球30およびコ
イルばね31が挿入された状態で、孔部14aがカバー
32により閉鎖されている。これにより、鋼球30がコ
イルばね31のばね力によりアーム部20に付勢状態で
当接している。尚、鋼球30は、アーム部20と支持片
部14との間の隙間よりも十分径大なものである。
【0021】そして、アーム部20において、支持片部
14に対向する面の所定位置には、V字状の溝部33が
形成されており、この溝部33は、ドアノブ18が矢印
A方向に回動操作されて上記起動スイッチ26がオン状
態となる位置で、孔部14aに対向するようになってい
る。尚、上記した孔部14a、鋼球30、コイルばね3
1、カバー32および溝部33により、本発明でいう節
度付与手段34が構成されている。
【0022】また、アーム部20の上端部には長孔状の
孔部35が形成されており、その孔部35にはリンクブ
ラケット36を介して、先端部がL字状の解錠手段とし
てのリンク37が挿入されている。このリンク37は、
常には、孔部35の略中央部に位置しており(図1およ
び図3に示す状態)、ドアノブ18が回動操作されるこ
とに伴って、孔部35内を移動するようになっている。
【0023】この場合、ドアノブ18が矢印A方向に回
動され、所定の回動位置(本発明でいう第1の操作位
置)に位置したときには、孔部35の一端部35aがリ
ンクブラケット36に当接することはなく、ドアノブ1
8が反矢印A方向に回動され、所定の回動位置に位置し
たときには、孔部35の他端部35bがリンクブラケッ
ト36に当接するようになっている。
【0024】そして、孔部35の他端部35bがリンク
ブラケット36に当接した状態から、さらにドアノブ1
8が反矢印A方向に回動されると、リンク37が図1中
矢印B方向に移動し、ドアノブ18が所定の回動位置
(本発明でいう第2の操作位置)に位置したときに、リ
ンク37に連結された上記ドアロック機構7のラッチ機
構が外れ、ドア12の開放操作が許可されるようになっ
ている。
【0025】次に、上記構成の作用、特には、ドアロッ
ク機構7がロック状態にあるときに、使用者がロック状
態を解除して乗車する場合について、図4ないし図6も
参照して説明する。まず、使用者は、イグニッションキ
ー8の送受信回路10と車両側の送受信装置12とが交
信可能な状態で、ドアノブ18の操作部19の凹部19
aに手指を引掛けて、ドアノブ18を矢印A方向に回動
操作(本発明でいう第1のドアハンドル操作)する。
【0026】このとき、ドアノブ18が回動操作される
ことに伴って、アーム部20の突出部20aに取付けら
れたスイッチピン28も矢印A方向に回動する。ドアノ
ブ18が所定の操作量だけ操作され、第1の操作位置に
位置すると、スイッチピン28が操作子27の爪部27
aに当接して押圧し、操作子27が上方向へ移動し、起
動スイッチ26がオン状態となる(図4参照)。
【0027】また、このとき、アーム部20に形成され
た溝部33も矢印A方向に回動し、溝部33が支持片部
14の孔部14aに対向して、コイルばね31のばね力
によりアーム部20に付勢状態で当接していた鋼球30
が溝部33に落ち込むようになる。これにより、ドアノ
ブ18に節度感が与えられるようになる。
【0028】さて、オン状態となった起動スイッチ26
は、起動信号を送受信装置2に送信し、送受信装置2
は、アンテナ4から電力を磁気信号としてイグニッショ
ンキー8の送受信回路10のアンテナコイル10aへ送
信する。イグニッションキー8の送受信回路10は、送
受信装置2から送信された磁気信号を要求信号として受
信して電力を得て、識別コードを含んだ磁気信号を応答
信号としてアンテナコイル10aから車両本体側のアン
テナ4へ返信する。
【0029】制御装置1は、アンテナ4により、イグニ
ッションキー8から送信された応答信号を受信すると、
IDコード照合制御装置3において、その応答信号に含
まれている識別コードを解読し、識別コードがあらかじ
め設定された登録コードと一致するか否かを判断する。
そして、識別コードが登録コードと一致したときには、
各ドアの電動アクチュエータ6にロック解除指令信号を
出力する。電動アクチュエータ6は、ロック解除指令信
号が与えられると、ロック解除用の電磁石を通電駆動し
てドアロック機構7のロック状態を解除する。
【0030】尚、上述したドアノブ18の回動操作にお
いては、ドアノブ18が回動操作されることに伴って、
アーム部20の孔部35も回動するが、上述したよう
に、孔部35の一端部35aがリンクブラケット36に
当接することはなく、すなわち、孔部35がリンク37
に対して空振りしているので、リンク37が移動するこ
とはない。
【0031】次いで、この状態から、ドアノブ18を反
矢印A方向に回動操作(第2のドアハンドル操作)す
る。ドアノブ18が所定の操作量だけ操作されると、ア
ーム部20の孔部35の他端部35bが、リンクブラケ
ット36に当接し(図5参照)、さらにその状態からド
アノブ18が回動操作されると、リンク37が図1中矢
印B方向へ移動する。
【0032】そして、ドアノブ18が第2の操作位置に
位置すると(図6参照)、リンク37の移動に応じて、
ドアロック機構7が作動し、ドア12の開放操作を禁止
するラッチ機構が外れ、すなわち、ドア12の開放操作
が許可されて、これ以後、乗車することができるように
なる。
【0033】このように本実施例によれば、ドアノブ1
8が、矢印A方向に回動操作されて第1の操作位置に操
作されたときに起動スイッチ26がオン状態となって識
別コードの解読が開始され、反矢印A方向に回動操作さ
れて第2の操作位置に操作されたときにドアロック機構
7が解錠されるように構成したので、識別コードが解読
される時間を稼ぐことができるようになる。これによ
り、ドアロック機構7のロック状態の解除ならびに解錠
を良好に行うことができ、使い勝手の向上を図ることが
できる。
【0034】また、ドアノブ18が第1の操作位置に操
作されたときに、節度付与手段34により、節度が与え
られるように構成したので、節度付与手段34によりド
アノブ18の操作に対して抵抗が与えられて、ドアロッ
ク機構7のロック状態が解除されるタイミングを認識で
きると共に、ドアノブ18を第1の操作位置に確実に操
作でき、また、必要以上に押圧操作されることを防止す
ることができる。
【0035】本発明は上記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、次のように変形または拡張できる。送受信機
5に電池を設け、常には制御回路10aをスリープ状態
にし、送受信装置2から送受信機5に対して該送受信機
5を起動するトリガ信号を送信し、それに応じて、送受
信機5から送受信装置2に電波信号を送信するようにし
ても良い。
【0036】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載の車両用ドアロック解除装置においては、第
1のドアハンドル操作が行われ、ドアノブが第1の操作
位置に操作されると、起動スイッチにより、送受信手段
が起動されて識別コードが登録コードと一致したときに
ドアロック機構のロック状態が解除され、上記第1のド
アハンドル操作と反対方向に操作する第2のドアハンド
ル操作が行われ、ドアノブが第2の操作位置に操作され
ると、解錠手段により、ドアロック機構が解錠されるよ
うに構成した。
【0037】これにより、ドアノブが第1の操作位置か
ら第2の操作位置まで操作されるのに、ある程度の時間
がかかり、すなわち、識別コードが解読される時間を稼
ぐことができ、ドアロック機構のロック状態の解除なら
びに解錠を良好に行うことができ、使い勝手の向上を図
ることができる。
【0038】請求項2記載の車両用ドアロック解除装置
においては、ドアノブが第1の操作位置に操作されたと
きに該ドアノブに節度を付与する節度付与手段を設ける
構成としたので、ドアロック機構のロック状態が解除さ
れるタイミングを認識できると共に、ドアノブを第1の
操作位置に確実に操作でき、また、必要以上に押圧操作
されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を一部破断にして示す全体構
成図
【図2】ドアアウタハンドルの背面図
【図3】ドアアウタハンドルおよびアンテナの縦断正面
【図4】ドアノブが第1のドアハンドル操作され、起動
スイッチがオンした状態を示す図1相当図
【図5】ドアノブが第2のドアハンドル操作された状態
を示す図1相当図
【図6】ドアノブがさらに操作され、リンクが移動して
ドアロック機構が解錠された状態を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、2は送受信装置(送受信手段)、5は送受信
機、7はドアロック機構、11はドアアウタハンドル、
18はドアノブ、26は起動スイッチ、34は節度付与
手段、37はリンク(解錠手段)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起動することにより携帯可能な送受信機
    に動作信号を与えて前記送受信機から送信される識別コ
    ードを受信する送受信手段を備え、前記識別コードがあ
    らかじめ設定された登録コードと一致したときにドアロ
    ック機構のロック状態が解除される車両用ドアロック解
    除装置において、 ドアアウタハンドルのドアノブを車両側に押圧操作する
    第1のドアハンドル操作が行われ、前記ドアノブが第1
    の操作位置に操作されたときに前記送受信手段を起動さ
    せる起動スイッチと、 前記第1のドアハンドル操作に引き続いて当該第1のド
    アハンドル操作と反対方向に操作する第2のドアハンド
    ル操作が行われ、前記ドアノブが第2の操作位置に操作
    されたときに前記ドアロック機構を解錠させる解錠手段
    とを備えたことを特徴とする車両用ドアロック解除装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ドアノブが前記第1の操作位置に操
    作されたときに当該ドアノブに節度を付与する節度付与
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用ド
    アロック解除装置。
JP26585596A 1996-10-07 1996-10-07 車両用ドアロック解除装置 Pending JPH10110565A (ja)

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