JPH10108940A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JPH10108940A JPH10108940A JP18751397A JP18751397A JPH10108940A JP H10108940 A JPH10108940 A JP H10108940A JP 18751397 A JP18751397 A JP 18751397A JP 18751397 A JP18751397 A JP 18751397A JP H10108940 A JPH10108940 A JP H10108940A
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Abstract
ランプの輝度等を遊技者により簡単に調整できるように
する。 【解決手段】 遊技球が各始動口等に入賞すると、図柄
表示装置43aの変動表示が開始され、また、スピーカ
31から各種効果音が発生される。スピーカの音量の程
度は、遊技者によって好みが異なるものである。そこ
で、遊技者は、遊技機本体の前面に設けた前面音量調整
ボリューム24を、各々の好みに応じて調整することに
より、好みのスピーカの音量が簡単に得られる。その結
果、遊技をより好ましい状態で楽しむことができる。一
方、遊技場側も、第1切り替えスイッチ26によって接
続を背面音量調整ボリューム25に切り替えて、背面で
スピーカの音量を調整することができる。また、音量調
整ボリュームを、遊技盤前面側にのみ設けることもでき
る。また、同様に液晶表示器や枠ランプ等の発光装置の
輝度調整も遊技者が行うことができる。
Description
機に係り、特にその改良に関する。
例えばパチンコ遊技機は、本体に遊技内容を音声で表示
するスピーカや、始動口への遊技球の入賞から大当り等
の最終状態に至る過程を変動表示する図柄表示装置、遊
技の進行に応じて点滅する電飾ランプや枠ランプ等の出
力装置を設けている。これら出力装置の出力量である音
量や明るさの適正量については、遊技者によって個人差
があり、またコンディションによっても異なる場合があ
る。しかるに、その音量や明るさの調整は、専ら遊技場
側関係者によって行われており、遊技者が調整を行うこ
とができなかったり、またランプ類のように調整できな
いものもあった。そのため、遊技者は、好ましくない状
態で遊技を行わなければならない場合があるという問題
がある。本発明は、上記した問題を解決しようとするも
ので、遊技機に設けた出力装置の出力量を遊技者が簡単
に調整することができる遊技機を提供することを目的と
する。
に上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、遊技の進
行状態を示すのに必要な情報を出力する少なくとも1つ
の出力装置を設けた遊技機において、遊技機本体の前面
に、出力装置からの出力量を所定の範囲内で調整できる
出力調整器を設け、出力調整器により出力装置の出力内
容を変更できるようにしたことにある。
たことにより、遊技者は、本体前面に設けた出力調整器
を操作することにより、スピーカの音量や、液晶表示装
置の輝度や色合い等を所定範囲内で簡単に調整すること
ができる。
特徴は、遊技の進行状態を示すのに必要な情報を音声出
力するスピーカを設けた遊技機において、遊技機本体の
前面に、スピーカからの音量を所定の範囲内で調整でき
る音量調整器を設けたことにある。上記のように請求項
2に係る発明を構成したことにより、遊技者は、本体前
面に設けた音量調整器を操作することにより、スピーカ
の音量を所定範囲内で簡単に調整することができる。
特徴は、前記請求項2に記載の遊技機において、遊技機
本体の裏面側にスピーカからの音量を所定の範囲内で調
整できる第2音量調整器を設けると共に、音量調整器及
び第2音量調整器のスピーカへの接続を、何れか一方に
切り替える切り替え手段を設けたことにある。上記のよ
うに請求項3に係る発明を構成したことにより、本体裏
面側に設けた第2音量調整器を操作することにより、遊
技場側でもスピーカの音量を簡単に調整することができ
る。そして、音量調整器及び第2音量調整器のスピーカ
への接続を、切り替え手段により何れか一方に簡単に切
り替えることができる。
特徴は、前記請求項2に記載の遊技機において、遊技機
本体の裏面側に、音量調整器と相関を持ってスピーカか
らの音量を所定の範囲内で調整できる第2音量調整器を
設けたことにある。上記のように請求項4に係る発明を
構成したことにより、本体裏面側に設けた第2音量調整
器を操作することにより、本体前面側で操作された音量
調整器の調整内容に相関を持たせて遊技場側でもスピー
カの音量を簡単に調整することができる。
特徴は、発光装置を設けた遊技機において、前記発光装
置の発光特性を調整する発光調整器を、遊技者が操作可
能な位置に設けたことにある。発光装置としては、図柄
表示装置、映像表示装置、電飾ランプ、枠ランプ等、光
を発するもの全てが含まれる。上記のように請求項5に
係る発明を構成したことにより、遊技者は、発光調整器
を操作することにより、発光装置の輝度や、色調等の発
光特性をいつでも自己の好みに合った状態に調整するこ
とができる。
特徴は、前記請求項5に記載の遊技機において、前記発
光装置が液晶装置であることにある。
特徴は、前記請求項5に記載の遊技機において、前記発
光装置がランプであることにある。
特徴は、遊技の進行状態を示すのに必要な情報を出力す
る少なくとも1つの出力装置を設けた遊技機において、
遊技機本体の前面に設けられ、出力装置からの出力量を
所定の範囲で調整できる第1出力調整器と、遊技機本体
の裏面側に設けられ、出力装置からの出力量を所定の範
囲で調整できる第2出力調整器と、第1出力調整器及び
第2出力調整器の出力装置への接続を、何れか一方に切
り替える切り替え手段と、出力装置への接続を、第2出
力調整器から第1出力調整器に切り替えるように指令す
る切り替え指令手段と、切り替え指令手段の指令に応じ
て、切り替え手段により出力装置への接続を第2出力調
整器から第1出力調整器へ切り替えさせるように制御す
る第1切り替え制御手段と、切り替え手段により出力装
置への接続が第2出力調整器から第1出力調整器に切り
替えられたときに切り替え信号を出力する切り替え信号
出力手段と、切り替え信号出力手段からの切り替え信号
を受けた後の一定時間経過後に、切り替え手段により出
力装置への接続を第1出力調整器から第2出力調整器に
切り替えさせる第2切り替え制御手段とを設けたことに
ある。
たことにより、切り替え指令手段の切り替え指令に応じ
て、第1切り替え制御手段の制御下にて切り替え手段に
より出力装置への接続が第2出力調整器から本体前面の
第1出力調整器に切り替えられる。これにより、遊技者
は、出力装置の出力量を第1出力調整器を用いて所望の
値に調整できる。一方、第1出力調整器への切り替えに
応じて、切り替え信号出力手段により切り替え信号が出
力される。これに応じて、所定時間経過後に第2切り替
え制御手段の制御下で切り替え手段により出力装置への
接続が自動的に第1出力調整器から第2出力調整器に切
り替えられる。すなわち、遊技者の好みによりばらばら
に調整された出力装置の出力量が、所定時間後には、通
常は平均的な出力量に調整されている第2出力調整器に
より平均的な値にされる。
を用いて説明すると、図1は、第1の実施形態に係るパ
チンコ遊技機の本体10の前面ガラス扉及び上皿盤を取
り除いた状態を正面図により示したものである。本体1
0は、縦長の長方形の枠形状であり、後側及び下端部を
構成する外枠11と下端部を除く前面側を構成する前面
枠12とを有している。外枠11は、図1に示すよう
に、左側の上下端に設けたヒンジ部11a,11bによ
って前面枠12を回動可能に支持しており、前面枠12
の前面と外枠11の下端部の前面は面一になっている。
前面枠12は、図1に示すように、枠本体13を設けて
おり、枠本体13の下端側には、部品基盤20が固定さ
れている。部品基盤20は、中央に下皿21を設けてお
り、右端部に発射ハンドル22を設けている。そして、
部品基盤20上の枠本体13の内周部には、図1に示す
ような、金属枠14が嵌め込まれている。
に枠本体13の前面に固定される左右上側のフランジ部
14a〜14cと、フランジ部14a〜14cの内端に
て直角後方に折り曲げられ枠本体13の内周壁に密接す
る左右上下垂直部(図示しない)と、垂直部の後端で内
側に折り曲げられた左右上背面部(図示しない)を設け
ている。ただし、金属枠に代えて樹脂枠を用いることも
できる。そして、前面枠12には、上部から右側部にか
けて発光装置である枠ランプ15が取り付けられてい
る。金属枠14の下端近傍の背面部には長方形の所定の
厚さの部品搭載板30が固定されている。
を発生するスピーカ31が設けられており、また右側位
置には発射レール32、発射槌33等が配設されてい
る。スピーカ31は、後述する遊技盤40の裏面に設け
た賞球基板58に接続されており、賞球基板58の制御
により各種効果音を発生するようになっている。部品搭
載板30の上端中央部には、遊技盤40を前面から支え
る支持片34が回動可能に設けられている。
けられている。遊技盤40は、金属枠14の背面部に押
し付けられ、金属枠14の左右両側から突出したフック
(図示しない)及び支持片34により固定されている。
遊技盤40は、図1に示すように、周囲に同心円状にか
つ化粧板面に垂直にガイドレール41及び仕切りレール
42が配設されており、両レールの内側は遊技領域40
aになっている。遊技領域40aの中央には、図柄表示
基盤43が設けられている。図柄表示基盤43は、発光
装置である中央大画面の液晶表示形式の図柄表示装置4
3aと、下側の4個のLEDからなる始動口入球記憶数
表示部43bとを有している。図柄表示装置43aの裏
面側には、液晶画面の輝度を調整するための輝度調整ボ
リューム43a1 (図2には示さない)が設けられてい
る。
aが、左右両側には左右入賞口44b,44cが、左右
両側の下部には左下入賞口44d、右下入賞口44eが
それぞれ設けられている。図柄表示基盤43の直下に
は、特定入賞口である中央始動口45が設けられてい
る。中央始動口45の下には、アタッカ開閉式の大入賞
口46aが設けられ、大入賞口46aの左右には、特定
入賞口である左下始動口46b,右下始動口46cが設
けられている。各始動口45,46b,46cには、入
賞球を検出する始動口スイッチ45a,46b1 ,46
c1 が設けられており、大入賞口46aには大入賞口ス
イッチ46a1 が設けられている。
するアウト口47になっている。左入賞口44bの左側
には左電飾ランプ48aが、右入賞口44cの右側には
右電飾ランプ48bが設けられている。遊技盤40面に
は、その他、複数の風車及び多数の釘等が設けられてい
る。
の上部には、図1に示すように、前面輝度調整ボリュー
ム23及び前面音量調整ボリューム24が取り付けられ
ている。前面輝度調整ボリューム23は、図柄表示装置
43aの液晶表示画面の輝度(明るさ)を所定の範囲内
で連続的に調節するものである。前面音量調整ボリュー
ム24は、スピーカ31の音量を所定の範囲内で連続的
に調節するものである。前面輝度調整ボリューム23、
前面音量調整ボリューム24共、遊技者が摘みを回動す
ることにより手動で調整できるようになっている。ただ
し、両ボリューム23,24の調整は、連続的でなく離
散的に行うものでもよい。
ように、樹脂製のセンターカバー51が設けられてお
り、その左端に各種信号処理を行うメイン基板52が取
り付けられている。センターカバー51の上部には、賞
品球タンク53が設けられている。賞品球タンク53の
左端下側には、右端下方にわずかに傾斜したタンクレー
ル54が接続されている。タンクレール54の右端は、
センターカバー51の右側を下方に延びる賞品球通路5
5に連結されている。賞品球通路55は上下に分離され
ており、その間に賞品球ケース(賞品球排出装置)56
が介装されている。賞品球ケース56は、賞品球通路5
5に沿って設けたスプロケット(図示しない)の回動に
より、賞品球通路55の上側部分から供給される賞品球
を1個づつ賞品球通路55の下側部分に排出するように
なっている。賞品球通路55の下端は、部品基盤20上
に配設される上球受皿(図示しない)につながってい
る。
口等に入賞した遊技球が遊技盤40の裏面の開口から落
下した遊技球を集める入賞球集合樋57が、右下方向に
傾斜して設けられている。入賞球集合樋57の右端位置
には、入賞球検出スイッチ57a、入賞球排出ソレノイ
ド57b及び入賞球排出カム57cが順次設けられてお
り、入賞球排出カム57cの下側の通路には入賞球排出
確認センサ57dが設けられている。入賞球集合樋57
の左端位置には、賞品球の排出等の制御を行う賞球基板
58が取り付けられている。賞球基板58の下側には、
発射モータを含む遊技球発射装置59が設けられてい
る。
図2に示すように、背面音量調整ボリューム25、第1
切り替えスイッチ26及び第2切り替えスイッチ27が
取り付けられている。背面音量調整ボリューム25は、
スピーカ31の音量を所定の範囲内で連続的に調整する
もので、パチンコ遊技機の背面側から遊技場の関係者が
摘みを回動することにより手動で調整できるようになっ
ている。ただし、背面音量調整ボリューム25の調整
は、連続的でなく離散的に行うものでもよい。
整ボリューム24及び背面音量調整ボリューム25の内
の何れか一方をスピーカ31への切り替えるスイッチで
あり、トグルスイッチ、押しボタンスイッチ等が用いら
れる。第1切り替えスイッチ26は、通常遊技者の便宜
を計るため、前面音量調整ボリューム24側に切り替え
られている。第2切り替えスイッチ27は、前面輝度調
整ボリューム23及び輝度調整ボリューム43a1 の内
の何れか一方を図柄表示装置43aへの切り替えるスイ
ッチであり、トグルスイッチ、押しボタンスイッチ等が
用いられる。第2切り替えスイッチ27も、通常遊技者
の便宜を計るため、前面輝度調整ボリューム23側に切
り替えられている。なお、第1切り替えスイッチ26及
び第2切り替えスイッチ27は、パチンコ遊技機の背面
側のみならず前面側にも設けるようにすることができ
る。
3a及びスピーカ31の動作を制御する電気制御装置に
ついて、図3により説明する。電気制御装置は、上記メ
イン基板52及び賞球基板58の一部に設けられてお
り、I/O、CPU、ROM、RAM、タイマ等からな
るマイクロコンピュータを備えた制御回路61を設けて
いる。制御回路61の入力側には、図3に示すように、
上記始動口スイッチ45a,46b1 ,46c1 、大入
賞口スイッチ46a1 及び入賞球検出スイッチ57aが
接続されている。
62が接続されている。音声合成回路62の出力側に
は、増幅回路63が接続されており、増幅回路63の出
力側には第1切り替えスイッチ26が接続されている。
第1切り替えスイッチ26には、上記前面音量調整ボリ
ューム24及び背面音量調整ボリューム25が切り替え
可能に設けられている。前面音量調整ボリューム24及
び背面音量調整ボリューム25は、各々スピーカ31に
接続されている。また、制御回路61の出力側には、上
記第2切り替えスイッチ27が駆動回路43a2 を介し
て接続されている。第2切り替えスイッチ27には、上
記前面輝度調整ボリューム23及び輝度調整ボリューム
43a1 が切り替え可能に設けられている。前面輝度調
整ボリューム23及び輝度調整ボリューム43a1 は、
各々図柄表示基盤43に設けた図柄表示装置43aに接
続されている。さらに、制御回路61の出力側には、駆
動回路64を介して、上記始動口入球記憶数表示部43
bが接続されている。
作について説明する。遊技開始により、遊技球がいずれ
かの始動口45,46b,46cに入賞すると、制御回
路61から図柄変動信号が出力され、これに応じて駆動
回路43a2が図柄表示装置43aの変動表示を開始さ
せる。また、遊技球の各始動口45,46b,46c及
び各入賞口44a〜44eへの入賞により、制御回路6
1から音声合成回路62に各種音声開始信号が出力さ
れ、これに応じて音声合成回路62から音声信号が出力
され、増幅回路63により増幅されてスピーカ31に入
力され、スピーカ31から各種効果音として発生され
る。
スピーカ31の音量の程度は、遊技者によってそれぞれ
異なるものである。そこで、遊技者は、各々の好みに応
じて遊技機前面の下側に設けた前面輝度調整ボリューム
23や前面音量調整ボリューム24を調整することによ
り、好みの液晶画面の輝度やスピーカの音量が簡単に得
られる。その結果、遊技をより好ましい状態で楽しむこ
とができる。
替えスイッチ26によってスピーカ31への接続を背面
音量調整ボリューム25に切り替えて、背面音量調整ボ
リューム25を操作することによりスピーカ31の音量
を調整することができる。また、必要に応じて第2切り
替えスイッチ27によって図柄表示装置43aへの接続
を輝度調整ボリューム43a1 に切り替えて、輝度調整
ボリューム43a1 を操作することにより図柄表示装置
43aの輝度を調整することができる。その結果、音量
調整や輝度調整を遊技者の好みだけに任せることにより
生じるアンバランスな状態の継続を、遊技場側でも是正
することができる。なお、第1の実施形態においては、
必要に応じて、前面輝度調整ボリューム23及び第2切
り替えスイッチ27を省略してもよい。
いて説明する。変形例においては、スピーカ31の音量
や、図柄表示装置43aの輝度の調整について、遊技機
の表側と裏側から互いに相関をもたせつつ行えるように
したものである。すなわち、第1の実施形態に示した第
1切り替えスイッチ26及び第2切り替えスイッチ27
を削除し、増幅回路63の出力側を前面音量調整ボリュ
ーム24及び背面音量調整ボリューム25に並列に接続
し、駆動回路43aの出力側を前面輝度調整ボリューム
23及び輝度調整ボリューム43a1 に並列に接続した
ものである。
スピーカ31の音量を前面音量調整ボリューム24及び
背面音量調整ボリューム25によって各々相関を保ちつ
つ調整することができる。また、図柄表示装置43aの
輝度を、前面輝度調整ボリューム23及び輝度調整ボリ
ューム43a1 によって各々相関を保ちつつ調整するこ
とができる。
いては、遊技盤の前面側及び背面側にスピーカ31の音
量を調整するボリューム24,25を設けているが、遊
技盤の前面側のみにボリューム24を設けることもでき
る。この場合には、遊技盤前面側のみから遊技者あるい
は遊技場関係者によってスピーカの音量調整を行うこと
ができる。
り説明する。第2の実施形態においては、パチンコ遊技
機の図柄表示装置43a及びスピーカ31の動作を制御
する電気制御装置は、図4に示すように変更される。す
なわち、第1の実施形態に示した第1切り替えスイッチ
26及び第2切り替えスイッチ27を、第1自動切り替
えスイッチ71及び第2自動切り替えスイッチ73に変
更した。第1自動切り替えスイッチ71及び第2自動切
り替えスイッチ73は、手動式のものではなく、制御回
路61の制御により切り替えが行われる電子式のスイッ
チである。そして、第1自動切り替えスイッチ71及び
第2自動切り替えスイッチ73は、制御回路61の出力
側に接続され、制御回路61からの制御信号により切り
替えが行われる。
カ31への接続を背面音量調整ボリューム25から前面
音量調整ボリューム24に切り替えるための指令信号を
出力する第1切り替え指令スイッチ72が接続され、図
柄表示装置43aへの接続を輝度調整ボリューム43a
1 から前面輝度調整ボリューム23に切り替えるための
指令信号を出力する第2切り替え指令スイッチ74が接
続される。第1切り替え指令スイッチ72は、前面音量
調整ボリューム24の側部(図示しない)に設けられ、
第2切り替え指令スイッチ74は、前面輝度調整ボリュ
ーム23の側部(図示しない)に設けられる。
り替え指令スイッチ74をオンすることにより、指令信
号が制御回路61に出力され、これに応じて制御回路6
1は、第1自動切り替えスイッチ71を切り替えて、ス
ピーカ31への接続を背面音量調整ボリューム25から
前面音量調整ボリューム24に切り替える。第2自動切
り替えスイッチ73についても同様である。そして、制
御回路61は、指令信号を受けた後、所定時間例えば1
時間経過後に、第1自動切り替えスイッチ71を切り替
えて、スピーカ31への接続を逆に前面音量調整ボリュ
ーム24から背面音量調整ボリューム25に切り替える
ように構成されている。その他の構成は、上記第1の実
施形態と同様である。
作について説明する。遊技中に遊技者は、第1切り替え
指令スイッチ72を押して、スピーカ31への接続を背
面音量調整ボリューム25から前面音量調整ボリューム
24に切り替え、前面音量調整ボリューム24を調整す
ることにより、好みのスピーカ31の音量を簡単に得る
ことができる。一方、第2切り替え指令スイッチ74を
押して、図柄表示装置43aへの接続を輝度調整ボリュ
ーム43a1 から前面輝度調整ボリューム23に切り替
え、各々の好みに応じて前面輝度調整ボリューム23を
調整することにより、好みの液晶画面の輝度が簡単に得
られる。その結果、遊技をより好ましい状態で楽しむこ
とができる。
押されて、前面音量調整ボリューム24に切り替えられ
ても、所定時間経過後に、制御回路61の指令により、
第1自動切り替えスイッチ71が切り替えられて、スピ
ーカ31への接続が前面音量調整ボリューム24から背
面音量調整ボリューム25に切り替えられる。背面音量
調整ボリューム25は、通常標準的な音量になるように
設定されているので、遊技者の好みによりばらばらに調
整されたスピーカ31の音量が、所定時間後には自動的
に平均的な値にされる。また、背面音量調整ボリューム
25を調整することにより、別の音量に変更することも
できる。同様に、図柄表示装置43aの画面の輝度も自
動的に調整される。そのため、遊技者の好みによる極端
な音量や輝度の設定状態の永続が防止される。
量調整ボリューム24、第1自動切り替えスイッチ71
及び第1切り替え指令スイッチ72の組と、前面輝度調
整ボリューム23、第2自動切り替えスイッチ73及び
第2切り替え指令スイッチ74の組の内の何れか一方の
みを設けるようにしてもよい。
り説明する。第3の実施形態においては、発光装置とし
て図柄表示装置の液晶画面のみでなく、上記枠ランプ1
5及び電飾ランプ48a,48bのようなランプ類につ
いても輝度(明るさ)調整を可能にしたものである。輝
度調整器80は、図5及び図6に示すように、遊技者が
容易に操作可能なように、本体前面の上球受皿36の前
面に引出し可能に収容されており、1タッチで引き出し
可能になっている。輝度調整器80は、図7に示すよう
に、ランプ調整用と、液晶調整用に分けられており、調
整摘み81,82を横方向にスライドさせて操作する形
式になっている。ただし、調整摘みについては、上記実
施形態に示したと同様の形態であってもよい。
ツマミ81に連動した可変抵抗が変化し、ランプへの出
力を変化させるようになっている。液晶画面用の輝度調
整器の調整機構は、調整ツマミ82に連動してモータが
回動し、これに連動したポテンショメータ等の変化によ
って、液晶装置への出力を変化させるようになってい
る。
いては、遊技者は、上球受皿36に設けた輝度調整器8
0の調整ツマミ81,82を操作することにより、図柄
表示装置43の液晶画面の輝度に加えて、枠ランプ1
5、電飾ランプ48a,48bの輝度を、簡単に好みに
応じた状態にすることができ、快適な状態で遊技を行う
ことができる。
1及び第2の実施形態に示したように、背面側に枠ラン
プ15等の輝度調整用の摘みを設けることができ、さら
に、ランプへの接続を背面側調整摘み及び前面側調整摘
みから互いに切り替えるため切り替えスイッチ等を設け
ることもできる。
いては、音量調整ボリューム及び輝度調整ボリューム
は、摘みを回したりスライドさせたりすることにより調
整する形式のものであるが、これに代えて、リモコンに
より非接触で調整できる周知の形式のものとすることも
できる。これにより、遊技機からはなれた位置で音量、
輝度を調整でき便利である。
音側と低音側に分けて調整できるようにすることもでき
る。これにより、音量調整をさらに多様な形態で行うこ
とができる。また、液晶画面の輝度調整の代わりに色調
調整等を行うようにすることもできる。
ては、遊技が通常状態にあるときと、大当り等の特別入
賞状態にあるときとで分けることもできる。これによ
り、特別入賞状態になったときには、音量を大きくしま
た輝度を高くし、通常状態では、音量を小さし輝度を低
くする等、遊技状態に応じて出力量に変化をもたせるこ
とができる。
をパチンコ遊技機に適用した場合について説明している
が、アレンジ遊技機、スロットマシン等の他の種類の遊
技機に対しても、本発明を適用することができる。
出力装置の種々の出力量を所望の状態にすることがで
き、遊技を快適な状態で行うなうことができる。また、
上記請求項2の発明によれば、遊技者がスピーカの音量
を所望の音量にすることにより、遊技を快適に行うなう
ことができる。また、音量調整を遊技者の好みだけに任
せることにより生じるアンバランスな状態の継続を、遊
技場側でも是正することができる(請求項3及び請求項
4の発明)。また、上記請求項5の発明によれば、液晶
装置(請求項6)やランプ(請求項7)等の発光装置の
発光特性を所望の状態にして遊技を快適に行うなうこと
ができる。また、上記請求項8の発明によれば、遊技者
の好みによりばらばらに調整された出力装置の出力量の
極端な設定状態が永続することを防止できる。
面扉及び上皿盤を取り外した状態)を概略的に示す正面
図である。
図である。
御装置を概略的に示すブロック図である。
御装置を概略的に示すブロック図である。
面図である。
容された状態及び引き出された状態を示す側面図であ
る。
体、14…金属枠、15…枠ランプ、20…部品基盤、
21…下皿、22…発射ハンドル、23…前面輝度調整
ボリューム、24…前面音量調整ボリューム、25…背
面音量調整ボリューム、26…第1切り替えスイッチ、
27…第2切り替えスイッチ、30…部品搭載板、31
…スピーカ、32…発射レール、40…遊技盤、40a
…遊技領域、43…図柄表示基盤、43a…図柄表示装
置、43a1 …輝度調整ボリューム、45…中央始動
口、46a…大入賞口、46b…左下始動口、46c…
右下始動口、45a,46b1 ,46c1 …始動口スイ
ッチ、46a1 …大入賞口スイッチ、52…メイン基
板、57a…入賞球検出スイッチ、58…賞球基板、6
1…制御回路、71…第1自動切り替えスイッチ、72
…第1切り替え指令スイッチ、73…第2自動切り替え
スイッチ、74…第2切り替え指令スイッチ、80…輝
度調整器。
Claims (8)
- 【請求項1】 遊技の進行状態を示すのに必要な情報を
出力する少なくとも1つの出力装置を設けた遊技機にお
いて、 同遊技機本体の前面に、前記出力装置からの出力量を所
定の範囲内で調整できる出力調整器を設け、同出力調整
器により前記出力装置の出力内容を変更できるようにし
たことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 遊技の進行状態を示すのに必要な情報を
音声出力するスピーカを設けた遊技機において、 同遊技機本体の前面に、前記スピーカからの音量を所定
の範囲内で調整できる音量調整器を設けたことを特徴と
する遊技機。 - 【請求項3】 前記請求項2に記載の遊技機において、 前記遊技機本体の裏面側に前記スピーカからの音量を所
定の範囲内で調整できる第2音量調整器を設けると共
に、前記音量調整器及び第2音量調整器の前記スピーカ
への接続を、何れか一方に切り替える切り替え手段を設
けたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項4】 前記請求項2に記載の遊技機において、 前記遊技機本体の裏面側に、前記音量調整器と相関を持
って前記スピーカからの音量を所定の範囲内で調整でき
る第2音量調整器を設けたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項5】 発光装置を設けた遊技機において、 前記発光装置の発光特性を調整する発光調整器を、遊技
者が操作可能な位置に設けたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項6】 前記請求項5に記載の遊技機において、
前記発光装置が液晶装置であることを特徴とする遊技
機。 - 【請求項7】 前記請求項5に記載の遊技機において、
前記発光装置がランプであることを特徴とする遊技機。 - 【請求項8】 遊技の進行状態を示すのに必要な情報を
出力する少なくとも1つの出力装置を設けた遊技機にお
いて、 前記遊技機本体の前面に設けられ、前記出力装置からの
出力量を所定の範囲で調整できる第1出力調整器と、 前記遊技機本体の裏面側に設けられ、前記出力装置から
の出力量を所定の範囲で調整できる第2出力調整器と、 前記第1出力調整器及び第2出力調整器の前記出力装置
への接続を、何れか一方に切り替える切り替え手段と、 前記出力装置への接続を、前記第2出力調整器から第1
出力調整器に切り替えるように指令する切り替え指令手
段と、 前記切り替え指令手段の指令に応じて、前記切り替え手
段により前記出力装置への接続を前記第2出力調整器か
ら第1出力調整器へ切り替えさせるように制御する第1
切り替え制御手段と、 前記切り替え手段により前記出力装置への接続が前記第
2出力調整器から前記第1出力調整器に切り替えられた
ときに切り替え信号を出力する切り替え信号出力手段
と、 同切り替え信号出力手段からの切り替え信号を受けた後
の一定時間経過後に、前記切り替え手段により前記出力
装置への接続を前記第1出力調整器から前記第2出力調
整器に切り替えさせる第2切り替え制御手段とを設けた
ことを特徴とする遊技機。
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