JPH10107610A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH10107610A
JPH10107610A JP8254966A JP25496696A JPH10107610A JP H10107610 A JPH10107610 A JP H10107610A JP 8254966 A JP8254966 A JP 8254966A JP 25496696 A JP25496696 A JP 25496696A JP H10107610 A JPH10107610 A JP H10107610A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力バッファ回路部での消費電力低減を図っ
た半導体集積回路を提供する。 【解決手段】 CMOSインバータ3a,3bからなる
入力バッファ回路3の入力端子は、外部信号入力パッド
1に接続され、その入力端子には入力保護回路2と共
に、電源VDDとの間にプルアップ抵抗用PMOSトラン
ジスタQP0が設けられている。入力バッファ回路3は、
制御信号PDによりパワーダウンモードが設定できる内
部回路4に接続されている。プルアップ抵抗用PMOS
トランジスタQP0のゲートには制御信号PDが入り、パ
ワーダウンモード時(PD=“H”)にPMOSトラン
ジスタQP0がオフ駆動され、入力パッド1が“L”レベ
ルに固定されても、プルアップ抵抗用PMOSトランジ
スタQP0には定常電流が流れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低消費電力機能
付きの入力バッファ回路を持つ半導体集積回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のMOS集積回路における
プルアップ機能付き入力バッファ回路部の構成を示す。
入力バッファ回路3は、2段のCMOSインバータ3
a,3bにより構成され、その入力端子は外部信号入力
パッド1に接続されている。入力バッファ回路3の入力
端子には、ダイオードD1,D2からなる入力保護回路
2が設けられ、またプルアップ抵抗として、電源VDDと
の間にpチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOS
トランジスタという)QP0が設けられている。PMOS
トランジスタQP0のゲートは接地されている。
【0003】プルアップ抵抗用のPMOSトランジスタ
QP0は、オン抵抗の大きいものが用いられる。これによ
り、入力パッド1の信号レベル変化を入力バッファ回路
3に伝えることを可能としながら、外部信号入力パッド
1がオープンになっても入力バッファ回路3の入力端子
をフローティング状態にすることなく、VDDに保持する
ことを可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す従来のプル
アップ機能付き入力バッファ回路には、特に、スタンバ
イ状態で内部回路を低消費電力状態に設定できるように
したパワーダウンモード付きの集積回路の場合に、次の
ような理由で十分な消費電力抑制ができないという問題
があった。第1に、パワーダウンモードで例えば外部信
号入力パッド1を接地した時、プルアップ抵抗用PMO
SトランジスタQP0には電源VDDから外部接地された入
力パッド1に定常電流が流れる。第2に、入力パッド1
が“L”,“H”の信号レベル変化がある状態で内部回
路をパワーダウンモードに設定した場合には、入力バッ
ファ回路3のインバータ3a,3bは状態遷移を繰り返
すことになり、遷移過程で貫通電流が流れる。
【0005】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、入力バッファ回路部での消費電力低減を図り、
特にパワーダウンモード付きの場合の消費電力抑制を可
能とした半導体集積回路を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1に、入
力端子が外部信号入力パッドにつながる入力バッファ回
路と、この入力バッファ回路の前記入力端子と基準電位
端子との間に設けられて前記入力端子を基準電位に固定
するためのレベル設定用抵抗とを有する半導体集積回路
において、前記レベル設定用抵抗を、前記外部信号入力
パッドに入力される電位状態に応じてオフ制御されるト
ランジスタにより構成したことを特徴とする。
【0007】この発明は、第2に、入力端子が外部信号
入力パッドにつながる入力バッファ回路と、この入力バ
ッファ回路の前記入力端子と基準電位端子との間に設け
られて前記入力端子を基準電位に固定するためのレベル
設定用抵抗とを有し、パワーダウンモードの設定を可能
とした半導体集積回路において、前記レベル設定用抵抗
を、前記パワーダウンモード時にオフ制御されるトラン
ジスタにより構成したことを特徴とする。
【0008】この発明は、第3に、入力端子が外部信号
入力パッドにつながる入力バッファ回路と、この入力バ
ッファ回路の前記入力端子と基準電位端子との間に設け
られて前記入力端子を基準電位に固定するためのレベル
設定用抵抗とを有し、パワーダウンモードの設定を可能
とした半導体集積回路において、前記外部信号入力パッ
ドに入力される特定の電位状態を判別して制御信号を発
生する状態判別手段を備え、前記レベル設定用抵抗を前
記制御信号によりオフ制御されるトランジスタにより構
成したことを特徴とする。
【0009】この発明に係る半導体集積回路は、第4
に、入力端子が外部信号入力パッドにつながる入力バッ
ファ回路と、前記入力バッファ回路の前記入力端子と基
準電位端子との間に設けられて前記入力端子を基準電位
に固定するためのレベル設定用抵抗として用いられるト
ランジスタと、前記外部信号入力パッドの入力信号が所
定の条件でアクティブに変化していることを判別して前
記トランジスタをオフ駆動する信号状態判別手段とを備
えたことを特徴とする。
【0010】この発明は、第5に、入力端子が外部信号
入力パッドにつながる入力バッファ回路を有し、パワー
ダウンモードの設定を可能とした半導体集積回路におい
て、前記入力バッファ回路は、少なくとも初段が前記外
部信号入力パッドにつながる前記入力端子と別の入力端
子を有する論理ゲートにより構成され、パワーダウンモ
ード時に前記別の入力端子が制御されて前記初段での状
態遷移が禁止されるようにしたことを特徴とする。
【0011】この発明によると、入力バッファ回路の入
力端子を固定するためのレベル設定用抵抗(プルアップ
またはプルダウン抵抗)を、制御信号によりオンオフ駆
動されるトランジスタにより構成することにより、入力
パッドを“L”または“H”に固定した状態でもこのト
ランジスタに定常電流が流れないようにして、入力バッ
ファ部での無駄な消費電力を低減することができる。
【0012】この発明はまた、制御信号によりパワーダ
ウンモードの設定を可能とした内部回路を有する場合
に、プルアップまたはプルダウン抵抗として、その制御
信号でオンオフ制御されるトランジスタを入力バッファ
回路の入力端子に設けると共に、外部信号入力パッドに
入力される電位状態を判別して前記制御信号による前記
トランジスタのオフ駆動を許可する状態判別手段を設け
ることにより、例えば外部信号入力パッドがオープンの
時には、パワーダウンモードに拘らずトランジスタをオ
ンとし、外部信号入力パッドが“L”レベルに固定され
たときのみトランジスタをオフにするという制御を行っ
て、外部接続状態に対応した入力バッファ回路部の消費
電力削減が可能になる。
【0013】更にこの発明においては、外部信号入力パ
ッドの入力信号が一定の条件でアクティブに変化してい
ることを判別して、プルアップまたはプルダウン抵抗用
のトランジスタをオフ駆動する信号状態判別手段を設け
ることにより、内部回路のパワーダウンモードとは無関
係に、入力信号のアクティブな変化に伴う入力バッファ
回路部の消費電力低減が図られる。
【0014】更にまた、この発明においては、入力バッ
ファ回路の入力端子のレベル設定用抵抗をパワーダウン
制御用の制御信号によりオフ駆動されるトランジスタに
より構成すると共に、入力バッファ回路の少なくとも初
段に、前記外部信号入力パッドにつながる入力端子と別
に前記制御信号が入る入力端子を有する論理ゲートを設
けて、前記制御信号により状態遷移が禁止されるように
構成することにより、パワーダウンモードにおいて入力
信号が変化する場合に入力バッファ回路で貫通電流を防
止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例に係
る半導体集積回路の要部構成を示す。なお従来の図9と
対応する部分には、図9と同一符号を付してある。
【0016】CMOSインバータ3a,3bからなる入
力バッファ回路3の入力端子は、外部信号入力パッド1
に接続され、その入力端子には入力保護回路2と共に、
電源VDDとの間にプルアップ抵抗用PMOSトランジス
タQP0が設けられている。入力バッファ回路3は、制御
信号PDによりパワーダウンモードが設定できる内部回
路4に接続されている。プルアップ抵抗用PMOSトラ
ンジスタQP0のゲートにはこの制御信号PDが入り、パ
ワーダウンモード時(PD=“H”)にPMOSトラン
ジスタQP0がオフ駆動されるように構成されている。こ
の様に構成すると、パワーダウンモード時、入力パッド
1が“L”レベルに固定されても、プルアップ抵抗用P
MOSトランジスタQP0に定常電流が流れることはな
く、無駄な電力消費が低減される。
【0017】図2は、入力バッファ回路3の入力端子と
接地VSSとの間に、プルダウン抵抗用のnチャネルMO
Sトランジスタ(以下、NMOSトランジスタという)
QN0を設けた実施例である。このプルダウン抵抗用NM
OSトランジスタQN0のゲートは、内部回路4のパワー
ダウンモードを制御する制御信号PDの反転制御信号P
DNにより制御される。即ち、パワーダウンモード時
(PDN=“L”)、NMOSトランジスタQN0はオフ
駆動される。これにより、パワーダウンモード時、入力
パッド1が“H”レベルに固定されても、プルダウン抵
抗用NMOSトランジスタQN0に定常電流が流れること
はなく、やはり無駄な電力消費が低減される。以下の実
施例は、図1に対応するプルアップ抵抗用PMOSトラ
ンジスタを持つ場合について説明するが、図2のように
プルダウン抵抗を持つ場合にも同様に適用が可能であ
る。
【0018】上記実施例は、パワーダウンモード時の入
力パッド1の電位状態が“H”または“L”に固定され
ることが予め分かっている場合に適用できるものである
が、パワーダウンモードで入力パッド1がオープン(無
接続)状態とされる場合にプルアップ抵抗用PMOSト
ランジスタQP0をオフにすると、入力バッファ回路3の
入力端子がフローティングとなり、初段インバータ3a
で貫通電流が流れるといった事態が生じる可能性があ
る。
【0019】図3は、上記の不都合を改善した実施例で
ある。この実施例では、図1の実施例に加えて、外部信
号入力パッド1の接続状態を判別してパワーダウン制御
信号PDによるプルアップ抵抗用PMOSトランジスタ
QP0のオフ駆動を許可する状態判別手段8が設けられて
いる。状態判別手段8は、パワーダウンモード用の制御
信号PDをインバータ6で反転した信号S2の立下が
り、即ちパワーダウンモードへの遷移時に入力バッファ
回路3の出力信号S1をラッチするハーフラッチ7と、
このハーフラッチ7の出力信号S3と信号S2の論理を
とってプルアップ抵抗用PMOSトランジスタQP0のゲ
ート制御を行うNORゲート5により構成される。パワ
ーダウンモード時以外は、ハーフラッチ7は信号S1を
スルーする。
【0020】図4は、この実施例でのパワーダウン制御
の動作タイミングである。入力パッド1がオープン状態
(または“H”レベル状態)で入力バッファ回路3の出
力信号S1が“H”のとき、パワーダウン制御信号PD
が“H”になっても、ハーフラッチ7の出力信号S3は
“H”、従って、NORゲート5の出力信号S4は
“L”のままであり、プルアップ抵抗用PMOSトラン
ジスタQP0はオン状態に保たれる。入力パッド1が
“L”レベル状態で入力バッファ回路3の出力信号が
“L”のとき、パワーダウン制御信号PDが“H”にな
ると、ハーフラッチ7の出力信号S3は“L”、従っ
て、NORゲート5の出力信号S4は“H”となり、プ
ルアップ抵抗用PMOSトランジスタQP0はオフ駆動さ
れる。この実施例によると、入力パッド1をオープン状
態としたパワーダウンモードにおいて、プルアップ抵抗
用PMOSトランジスタQP0をオフにすることなく、従
って入力バッファ回路3の入力端子の不安定状態を招来
することなく、入力パッド1を“L”に固定したパワー
ダウンモードでプルアップ抵抗用PMOSトランジスタ
QP0での無駄な電力消費を抑えることが可能になる。
【0021】図5は更に別の実施例である。この実施例
では、図3の実施例における状態判別手段8に加えて、
更に外部信号入力パッド1の入力信号が所定の条件でア
クティブに変化していることを判別してプルアップ抵抗
用PMOSトランジスタQP0をオフ駆動する信号状態判
別手段としてのアクティブセンス回路12が設けられて
いる。アクティブセンス回路12は、入力バッファ回路
3の出力信号S1の“H”,“L”の繰り返しをカウン
トするカウンタ10、及びこのカウンタ10の出力によ
りセットされるフリップフロップ11を有する。RES
ETは、パワーオンリセットのような初期リセット信号
であり、フリップフロップ11はこのRESET信号に
よりリセットされ、またカウンタ10は、フリップフロ
ップ11の出力信号とRESET信号の論理和をとるO
Rゲート9の出力によりリセットされるようになってい
る。フリップフロップ11の出力信号と状態判別手段8
の出力信号は、ORゲート13を介してプルアップ抵抗
用PMOSトランジスタQP0のゲートに送られる。
【0022】図6は、この実施例での動作タイミング図
である。RESET信号によりカウンタ10及びフリッ
プフロップ11がリセットされた後、外部入力信号の
“H”,“L”の繰り返しにより、入力バッファ回路3
の出力信号S1の立上りでカウンタ10はインクリメン
トされる。カウンタ10は、所定回数例えばnだけカウ
ントすると、その出力信号S11が“H”となり、これ
によりフリップフロップ11が“H”にセットされる。
これがアクティブ状態検出である。フリップフロップ1
1が“H”にセットされると、その出力信号S12はO
Rゲート9を介してカウンタ10のリセット端子に入
り、カウンタ10は直ちにリセットされる。その後再び
RESET信号が入るまでは、カウンタ10及びフリッ
プフロップ11は動作しない。そしてフリップフロップ
11の“H”レベル出力はORゲート13を介してプル
アップ抵抗用PMOSトランジスタQP0に送られ、この
PMOSトランジスタQP0をオフ駆動する。
【0023】アクティブセンス回路12が外部入力信号
のアクティブ状態を検知してプルアップ抵抗用PMOS
トランジスタQP0をオフにすると、その後入力信号が
“H”,“L”を繰り返しても、入力信号“L”の期間
にプルアップ抵抗用PMOSトランジスタQP0に電流が
流れることはない。入力信号が“H”,“L”を繰り返
すアクティブ期間には、入力バッファ回路3の入力端子
が不安定になることはないから、プルアップ抵抗用PM
OSトランジスタQP0をオフに保つことにより、入力信
号が“L”の期間にプルアップ抵抗用PMOSトランジ
スタQP0に無駄に流れる電流をなくすことができる。
【0024】図6に示したように、アクティブ状態を検
出してプルアップ抵抗用PMOSトランジスタQP0をオ
フにしたときは、その後パワーダウン制御信号PDが
“H”になっても影響はない。言い換えれば、この実施
例のアクティブセンス回路12は、パワーダウンモード
とは無関係に、プルアップ抵抗制御用として有効であ
る。即ち図5の実施例は、図3の実施例と同様の状態判
別手段8を設けて、外部入力パッド1を例えばオープン
状態とするパワーダウンモードにも対応できるようにし
ているが、この状態判別手段8を省略しても有効であ
る。
【0025】図7は更に、パワーダウンモード時に入力
バッファ回路3での貫通電流による電力消費をも抑制す
るようにした実施例である。これは、図1の実施例を基
本として、入力バッファ回路3の初段インバータ3aの
部分を2入力NORゲート3cに置換したものである。
NORゲート3cの一つの入力端子であるPMOSトラ
ンジスタQP11 とNMOSトランジスタQN12 のゲート
は、外部信号入力パッド1につながり、他方の入力端子
であるPMOSトランジスタQP12 とNMOSトランジ
スタQN11 のゲートは、パワーダウン制御信号PDが入
る状態遷移禁止のための制御端子となっている。
【0026】この実施例では、PD=“H”のパワーダ
ウンモード時、PMOSトランジスタQP12 がオフ、N
MOSトランジスタQN11 がオンに保たれる。これによ
り、外部入力パッド1に“H”,“L”が繰り返される
交流信号が入ったとしても、入力バッファ回路3の状態
遷移はなく、状態遷移により生じる貫通電流がなくな
る。従って入力信号の周波数に比例して通常入力バッフ
ァ回路でのスイッチングにより発生する平均消費電力が
削減できることになる。この結果、プルアップ抵抗用P
MOSトランジスタQP0の制御による消費電力削減の効
果と相まって、集積回路の大きな消費電力低減が可能に
なる。
【0027】図8は、図7の実施例の回路を等価的に書
き直して示したものである。プルアップ抵抗用PMOS
トランジスタQP0の部分は、抵抗RとスイッチSWによ
り表される。パワーダウン制御信号PDはスイッチSW
の制御を行うと同時に、入力バッファ3の初段を構成す
るNORゲート3cの一つの端子に状態遷移を禁止する
制御信号として入ることになる。なお、NORゲート3
cに代わって、パワーダウン制御信号PDにより同様の
スイッチング動作禁止の制御が可能なAND,OR,N
AND等の他の論理ゲートを用いることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、入
力バッファ回路の入力端子を固定するためのレベル設定
用抵抗(プルアップまたはプルダウン抵抗)を、制御信
号によりオンオフ駆動されるトランジスタにより構成し
て、例えば外部信号入力パッドを“L”または“H”に
固定した状態でこのトランジスタに定常電流が流れない
ように制御することにより、入力バッファ部での無駄な
消費電力を低減することができ、特にパワーダウンモー
ド付きの半導体集積回路に適用して効果的な消費電力低
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る半導体集積回路の
要部構成を示す。
【図2】 他の実施例に係る半導体集積回路の要部構成
を示す。
【図3】 更に他の実施例に係る半導体集積回路の要部
構成を示す。
【図4】 同実施例の動作タイミング図である。
【図5】 更に他の実施例に係る半導体集積回路の要部
構成を示す。
【図6】 同実施例の動作タイミング図である。
【図7】 更に他の実施例に係る半導体集積回路の要部
構成を示す。
【図8】 同実施例の回路の等価回路である。
【図9】 従来のプルアップ抵抗付き半導体集積回路の
入力バッファ回路部の構成を示す。
【符号の説明】
1…外部信号入力パッド、2…入力保護回路、3…入力
バッファ回路、3a,3b…CMOSインバータ、4…
内部回路、8…状態判別手段、12…アクティブセンス
回路(信号状態判別手段)、3c…NORゲート。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子が外部信号入力パッドにつなが
    る入力バッファ回路と、この入力バッファ回路の前記入
    力端子と基準電位端子との間に設けられて前記入力端子
    を基準電位に固定するためのレベル設定用抵抗とを有す
    る半導体集積回路において、 前記レベル設定用抵抗を、前記外部信号入力パッドに入
    力される電位状態に応じてオフ制御されるトランジスタ
    により構成したことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 入力端子が外部信号入力パッドにつなが
    る入力バッファ回路と、この入力バッファ回路の前記入
    力端子と基準電位端子との間に設けられて前記入力端子
    を基準電位に固定するためのレベル設定用抵抗とを有
    し、パワーダウンモードの設定を可能とした半導体集積
    回路において、 前記レベル設定用抵抗を、前記パワーダウンモード時に
    オフ制御されるトランジスタにより構成したことを特徴
    とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 入力端子が外部信号入力パッドにつなが
    る入力バッファ回路と、この入力バッファ回路の前記入
    力端子と基準電位端子との間に設けられて前記入力端子
    を基準電位に固定するためのレベル設定用抵抗とを有
    し、パワーダウンモードの設定を可能とした半導体集積
    回路において、 前記外部信号入力パッドに入力される特定の電位状態を
    判別して制御信号を発生する状態判別手段を備え、 前記レベル設定用抵抗を前記制御信号によりオフ制御さ
    れるトランジスタにより構成したことを特徴とする半導
    体集積回路。
  4. 【請求項4】 入力端子が外部信号入力パッドにつなが
    る入力バッファ回路と、 前記入力バッファ回路の前記入力端子と基準電位端子と
    の間に設けられて前記入力端子を基準電位に固定するた
    めのレベル設定用抵抗として用いられるトランジスタ
    と、 前記外部信号入力パッドの入力信号が所定の条件でアク
    ティブに変化していることを判別して前記トランジスタ
    をオフ駆動する信号状態判別手段とを備えたことを特徴
    とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 入力端子が外部信号入力パッドにつなが
    る入力バッファ回路を有し、パワーダウンモードの設定
    を可能とした半導体集積回路において、 前記入力バッファ回路は、少なくとも初段が前記外部信
    号入力パッドにつながる前記入力端子と別の入力端子を
    有する論理ゲートにより構成され、パワーダウンモード
    時に前記別の入力端子が制御されて前記初段での状態遷
    移が禁止されるようにしたことを特徴とする半導体集積
    回路。
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