JP3423904B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の開発においては、異な
る種類の集積回路どうしで、回路の一部を共通化する場
合がある。回路の一部を共通化することにより、開発コ
ストの削減や開発期間の短縮を図ることができる。
【0003】集積回路の一部を共通化する場合、使用し
ないパッドが、集積回路内に形成される場合がある。
【0004】例えば、二種類の集積回路A,Bにおい
て、集積回路Aでは3種類の制御信号S1 ,S2 ,S3
を外部から入力する必要があるが、集積回路Bではでは
制御信号S1 ,S2 を外部から入力すればよく、制御信
号S3 を使用しない場合が考えられる。
【0005】このような場合に、これらの集積回路A,
Bの共通化を図ろうとすると、各集積回路A,Bには、
それぞれ、制御信号S1 ,S2 ,S3 を入力するための
パッドP1 ,P2 ,P3 が形成されることになる。そし
て、集積回路AではパッドP1 ,P2 ,P3 がすべて使
用されるが、集積回路BではパッドP1 ,P2 のみが使
用され、パッドP3 は使用されないことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
では、使用しない入力パッドが存在する場合には、この
不使用入力パッドを所定電位に固定する必要があった。
このため、従来の半導体集積回路では、不使用入力パッ
ドにもワイヤ等をボンディングして、例えばVCCやVSS
等の電位を供給していた。不使用入力パッドの電位を固
定しない場合、少数キャリア等による入力パッドの電位
変動が、集積回路内で入力信号として扱われてしまうお
それがあり、集積回路が誤動作する原因になるからであ
る。
【0007】しかしながら、半導体装置の製造コスト低
減や歩留まり向上等を図るという観点からは、ボンディ
ングが施されるパッドの個数は、少なくする方が望まし
い。
【0008】かかる観点からすれば、不使用入力パッド
に対してボンディングを施す必要を無くする技術が、望
まれる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力パッド
と初段入力ゲートとの間に入力回路が設けられ、この入
力回路が、入力パッドの電位によって、この入力パッド
に対するボンディングの有無を判定する判定部と、この
判定部が「ボンディング無し」と判断したときは初段入
力ゲートに対して第1レベルの電位を出力し、判定部が
「ボンディング有り」と判断したときは初段入力ゲート
と入力パッドとを接続する切り換え部とを備える半導体
集積回路に関する。
【0010】そして、判定部が、制御電極が電源投入直
後は第1レベルの電位を入力し且つ電源投入から所定時
間を経過した後は第2レベルの電位を入力する初期化リ
セット信号用パッドに接続され且つ第1主電極が第1レ
ベルの電位を供給する第1電源に接続された第1導電型
の第1トランジスタと、制御電極が第2インバータを介
して第1トランジスタの第2主電極に接続され、第1主
電極が第1電源に接続され且つ第2主電極が第1トラン
ジスタの第2主電極に接続された第1導電型の第2トラ
ンジスタと、制御電極が第1インバータを介して初期化
リセット信号用パッドに接続され、第1主電極が第2レ
ベルの電位を供給する第2電源に接続され且つ第2主電
極が入力パッドに接続された第2導電型の第3トランジ
スタと、制御電極が入力パッドに接続され、第1主電極
が第2電源に接続され且つ第2主電極が第1、第2トラ
ンジスタの第2主電極に接続された第2導電型の第4ト
ランジスタと、制御電極が第2インバータの出力端子に
接続され、第1主電極が第2電源に接続され且つ第2主
電極が第1、第2トランジスタの第2主電極に接続され
た、第2導電型の第5トランジスタとを備える。
【0011】この発明に係る半導体集積回路では、判定
部がボンディングの有無を判定し、ボンディングが無い
場合には、切り換え部が初段入力ゲートの電位レベルを
固定する。したがって、不使用入力パッドの電位を外部
からの供給電位で固定する必要がないので、ボンディン
グを施す必要がない。加えて、この発明に係る半導体集
積回路では、判定部を、5個のトランジスタからなる簡
単な回路で構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説
明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
【0013】第1の実施の形態 第1の実施の形態に係る半導体集積回路について、図1
および図2を用いて説明する。
【0014】図1は、この実施の形態に係る半導体集積
回路の要部構成を示す電子回路図である。
【0015】図1に示したように、この実施の形態に係
る半導体集積回路は、入力パッド110と、初期化リセ
ット信号用パッド120と、判定部130と、切り換え
部140とを備えている。判定部130および切り換え
部140は、この発明の入力回路を構成する。切り換え
部140の出力電位は、図示しない初段入力ゲートに供
給される。
【0016】入力パッド110は、制御信号等の信号S
を外部から入力するためのパッドである。半導体集積回
路の動作に、かかる信号Sが必要である場合には、この
入力パッド110が使用される。入力パッド110を使
用する場合には、この入力パッド110に、ワイヤ等を
ボンディングする。一方、信号Sが不要な場合には、こ
の入力パッド110は使用されず、ボンディングは行わ
れない。
【0017】初期化リセット信号用パッド120は、初
期化リセット信号Pを入力するためのパッドである。初
期化リセット信号Pとは、半導体装置に電源が投入され
たときに集積回路全体を初期化するためのリセット信号
であり、従来の一般的な半導体集積回路でも使用されて
いる。後述するように、この実施の形態で使用する初期
化リセット信号Pは、電源投入直後はローレベルとな
り、電源投入から所定時間を経過した後はハイレベルと
なる。
【0018】判定部130は、入力パッド110の電位
によって、この入力パッド110に対するボンディング
の有無を判定する。この実施の形態の判定部130は、
5個のMOSトランジスタ131〜135と、2個のイ
ンバータ136,137とを備える。図1に示したよう
に、第1トランジスタ131は、pMOSトランジスタ
であり、ゲート電極が初期化リセット信号用パッド12
0に接続され、且つ、ソース電極が電源VCCに接続され
る。第2トランジスタ132は、pMOSトランジスタ
であり、ゲート電極が第2インバータ137を介して第
1トランジスタ131のドレイン電極に接続され、ソー
ス電極が電源VCCに接続され、且つ、ドレイン電極が第
1トランジスタ131のドレイン電極に接続される。第
3トランジスタ133は、nMOSトランジスタであ
り、ゲート電極が第1インバータ136を介して初期化
リセット信号用パッド120に接続され、ソース電極が
電源VSSに接続され、且つ、ドレイン電極が入力パッド
110に接続される。第4トランジスタ134は、nM
OSトランジスタであり、ゲート電極が入力パッド11
0に接続され、ソース電極が電源VSSに接続され、且
つ、ドレイン電極が第1、第2トランジスタ131,1
32のドレイン電極に接続される。第5トランジスタ1
35は、nMOSトランジスタであり、ゲート電極が第
2インバータ137の出力端子に接続され、ソース電極
が電源VSSに接続され、且つ、ドレイン電極が第1、第
2トランジスタ131,132のドレイン電極に接続さ
れる。
【0019】ここで、第1トランジスタ131の駆動能
力は、後述するような理由から、第5トランジスタ13
5の駆動能力よりも大きくすることが望ましい。また、
第4トランジスタ134の駆動能力は、後述するような
理由から、第2トランジスタ132の駆動能力よりも大
きくすることが望ましい。
【0020】切り換え部140は、判定部130が「ボ
ンディング無し」と判断したときは初段入力ゲート(図
示せず)に対してローレベル電位を出力し、判定部13
0が「ボンディング有り」と判断したときは初段入力ゲ
ートと入力パッド110とを接続する。この実施の形態
の切り換え部140は、4個のMOSトランジスタ14
1〜144と、インバータ145とを備える。図1に示
したように、第6トランジスタ141はnMOSトラン
ジスタであり、ゲート電極が第2インバータ137の出
力端子に接続され、ソース電極が初段入力ゲートに接続
され、且つ、ドレイン電極が入力パッド110に接続さ
れる。第7トランジスタ142は、pMOSトランジス
タであり、ゲート電極が第3インバータ145を介して
第2インバータ137の出力端子に接続され、ソース電
極が入力パッド110に接続され、且つ、ドレイン電極
が第6トランジスタ141のドレイン電極に接続され
る。第8トランジスタ143は、pMOSトランジスタ
であり、ゲート電極が第2インバータ137の出力端子
に接続され、ソース電極が初段入力ゲートに接続され、
且つ、ドレイン電極が電源VSSに接続される。第9トラ
ンジスタ144は、nMOSトランジスタであり、ゲー
ト電極が第3インバータ145の出力端子に接続され、
ソース電極が電源VSSに接続され、且つ、ドレイン電極
が第8トランジスタ143のソース電極に接続される。
【0021】次に、図1に示した半導体集積回路の動作
について、図2のタイミングチャートを用いて説明す
る。
【0022】まず、入力パッド110がボンディングさ
れている場合の動作について、図2(A)のタイミング
チャートを用いて説明する。
【0023】上述したように、初期化リセット信号P
は、電源投入直後はローレベルとなり、電源投入から所
定時間を経過した後はハイレベルとなる。このため、電
源投入直後は、第1インバータ136の入力はローレベ
ルになるので、第3トランジスタ133のゲート電位は
ハイレベルになり、したがって、第3トランジスタ13
3はオンする。これにより、入力パッド110がハイレ
ベルであっても第4トランジスタ134のゲート電位は
ローレベルになるので、この第4トランジスタ134は
オフする。
【0024】また、初期化リセット信号Pがローレベル
なので、第1トランジスタ131はオンする。このた
め、ノードN1 は電源電位VCCによってハイレベルにな
り、したがって、第2インバータ137の出力電位はロ
ーレベルとなる。第2インバータ137の出力電位は、
判定部130の出力信号として、切り換え部140に送
られる。なお、第2インバータ137の出力がローレベ
ルとなることにより、第2トランジスタ132はオン
し、第5トランジスタ135はオフする。
【0025】判定部130の出力信号は、切り換え部1
40内の、第6トランジスタ141、第8トランジスタ
143および第3インバータ145に入力される。ここ
では、判定部130の出力信号はローレベルなので、第
6トランジスタ141はオフし、第8トランジスタ14
3はオンする。さらに、第3インバータ145の出力電
位がハイレベルになるので、第7トランジスタ142は
オフし、第9トランジスタ144はオンする。したがっ
て、電源電位VSSが、第8トランジスタ143および第
9トランジスタ144を介して、初段入力ゲートに供給
される。すなわち、切り換え部140の出力信号は、ロ
ーレベルとなる。
【0026】電源投入から所定時間を経過すると、初期
化リセット信号Pがハイレベルになる。これにより、第
1トランジスタ131はオフし、また、第1インバータ
136はローレベルを出力するので第3トランジスタ1
33もオフする。
【0027】このとき、入力パッド110の入力信号は
ハイレベルなので(図2(A)参照)、第3トランジス
タ133のオフ動作に伴って、第4トランジスタ134
がオンする。これにより、ノードN1 はローレベルにな
るので、第2インバータ137はハイレベルになる。
【0028】ここで、初期化リセット信号Pがローレベ
ルからハイレベルになったときに、ノードN1 を速やか
にハイレベルからローレベルに変化させるためには、第
2トランジスタ132がオフするタイミングよりも、第
4トランジスタ134がオンするタイミングの方が早い
ことが望ましい。したがって、第4トランジスタ134
の駆動能力を、第2トランジスタ132の駆動能力より
も大きくすることが望ましい。
【0029】第2インバータ137がハイレベルになる
と、切り換え部140の第6トランジスタ141はオン
し、第8トランジスタ143はオフする。さらに、第3
インバータ145の出力電位はローレベルになるので、
第7トランジスタ142はオンし、第9トランジスタ1
44はオフする。これにより、初段入力ゲートは、電源
SSとは遮断され、且つ、入力パッド110と接続され
る。したがって、初段入力ゲートには、入力パッド11
0の入力信号が、そのまま供給される。すなわち、図2
(A)に示したように、入力パッド110の電位がハイ
レベルのときは初段入力ゲートの入力電位もハイレベル
となり、入力パッド110の電位がローレベルになった
ときは初段入力ゲートの入力電位もローレベルに変化す
る。
【0030】初期化リセット信号Pは、電源の再投入ま
でハイレベルに維持される。したがって、入力パッド1
10と初段入力ゲートとが接続された状態も、電源の再
投入まで維持される。
【0031】なお、電源投入時に第2インバータ137
の出力電位がハイレベルであった場合、第5トランジス
タ135がオンすることになる。この状態で第1トラン
ジスタ131がオンしたときに、ノードN1 を速やかに
ハイレベルにするためには、第1トランジスタ131の
駆動能力を、第5トランジスタ135の駆動能力よりも
大きくすることが望ましい。
【0032】次に、入力パッド110がボンディングさ
れていない場合の動作について、図2(B)のタイミン
グチャートを用いて説明する。
【0033】電源投入直後は、初期化リセット信号Pが
ローレベルとなるので、第1インバータ136の出力は
ハイレベルになり、したがって、第3トランジスタ13
3はオンする。これにより、第4トランジスタ134の
ゲート電位は、入力パッド110の電位に拘わらずロー
レベルになるので、この第4トランジスタ134はオフ
する。また、第3トランジスタ133がオンすることに
より、入力パッド110も、ローレベルになる。
【0034】さらに、上述の場合と同様、第1トランジ
スタ131がオンしてノードN1 をハイレベルにするの
で、第2インバータ137の出力電位はローレベルとな
り、したがって、第2トランジスタ132はオンし、第
5トランジスタ135はオフする。このため、上述の場
合と同様、切り換え部140において、第6トランジス
タ141および第7トランジスタ142はオフし、第8
トランジスタ143および第9トランジスタ144はオ
ンする。したがって、電源電位VSSが、第8トランジス
タ143および第9トランジスタ144を介して、初段
入力ゲートに供給される。
【0035】電源投入から所定時間を経過すると、初期
化リセット信号Pがハイレベルになる。これにより、第
1トランジスタ131はオフし、また、第1インバータ
136はローレベルを出力するので第3トランジスタ1
33もオフする。このとき、入力パッド110の電位は
ローレベルなので、第4トランジスタ134はオフ状態
を維持する。また、第2トランジスタ132はオン状態
を維持し、且つ、第5トランジスタ135はオフ状態を
維持する。したがって、ノードN1 はハイレベルに維持
されるので、第2インバータ137の出力すなわち判定
部130の出力はローレベルに維持される。したがっ
て、切り換え部140の出力すなわち初段入力ゲートの
入力も、ローレベルに維持される。
【0036】初期化リセット信号Pは、電源の再投入ま
でハイレベルに維持される。したがって、初段入力ゲー
トの入力は、電源の再投入までローレベルに固定され
る。
【0037】このように、この実施の形態に係る半導体
集積回路では、判定部130がボンディングの有無を判
定する。そして、ボンディングがある場合には、切り換
え部140が、入力パッド110と初段入力ゲートとを
接続する。一方、ボンディングが無い場合には、切り換
え部140は、初段入力ゲートの電位をVSSに固定す
る。このため、この実施の形態に係る半導体集積回路で
は、不使用入力パッドの電位を外部からの供給電位で固
定する必要がなく、したがって、ボンディングを施す必
要がない。
【0038】この実施の形態では、入力パッド110が
ボンディングされていない場合に初段入力ゲートの電位
をVSSに固定する場合について説明したが、かかる場合
に初段入力ゲートの電位がVCCに固定されるように入力
回路を構成することも可能である。この場合には、第1
〜第9のトランジスタのp型/n型の区別をすべて図1
の回路の逆にする。そして、図1の回路で電源VCCが接
続されているトランジスタには電源VSSを接続し、且
つ、図1の回路で電源VSSが接続されているトランジス
タには電源VCCを接続すればよい。
【0039】第2の実施の形態 第2の実施の形態に係る半導体集積回路について、図3
を用いて説明する。
【0040】図3は、この実施の形態に係る半導体集積
回路の要部構成を示す電子回路図である。
【0041】図3において、図1と同じ符号を付した構
成要素は、それぞれ図1と同じものを示している。
【0042】この実施の形態に係る半導体集積回路は、
第10トランジスタ301を備えている点で、上述の第
1の実施の形態に係る半導体集積回路と異なる。
【0043】図3に示したように、第10トランジスタ
301は、n型のMOSトランジスタであり、ゲート電
極が第3インバータ145の出力端子に接続され、ソー
スが電源VSSに接続され、且つ、ドレインが入力パッド
110に接続される。ここで、第10トランジスタ30
1としては、駆動能力の小さいものを使用することが望
ましい。すなわち、第10トランジスタ301として、
入力パッド110の電位がローレベルのときに第10ト
ランジスタ301がオンすると、入力パッド110内に
蓄積された少数キャリアが電源VSSに流出するが、入力
パッド110の電位がハイレベルのときに第10トラン
ジスタ301がオンしても、入力パッド110がハイレ
ベルに維持されるような、駆動能力のものを使用するこ
とが望ましい。以下の説明では、このような駆動能力の
小さいトランジスタを第10トランジスタ301として
採用した場合について説明する。
【0044】次に、図3に示した半導体集積回路の動作
を説明する。
【0045】まず、入力パッド110がボンディングさ
れている場合の動作を説明する。
【0046】第1の実施の形態の場合と同様、初期化リ
セット信号Pは、電源投入直後はローレベルとなる。し
たがって、図3の入力回路も、第1の実施の形態と同様
に動作して、初段入力ゲートにローレベルの電位を供給
する。また、入力パッド110の入力電位は、ハイレベ
ルとなる(図2(A)参照)。このとき、第3インバー
タ145の出力電位がハイレベルになるので、第10ト
ランジスタ301はオンする。しかし、上述のように、
第10トランジスタ301としては、駆動能力が小さい
ものを使用するので、この第10トランジスタ301が
オンしても、入力パッド110の電位はハイレベルに維
持される。
【0047】その後、電源投入から所定時間を経過して
初期化リセット信号Pがハイレベルになると、第1の実
施の形態と同様の動作により、入力パッド110と初段
入力ゲートとが接続される。このとき、第3インバータ
145の出力電位はローレベルになるので、第10トラ
ンジスタ301はオフする。
【0048】次に、入力パッド110がボンディングさ
れていない場合の動作を説明する。
【0049】電源投入により、初期化リセット信号Pが
ローレベルとなると、上述の場合と同様にして、初段入
力ゲートにローレベルの電位が供給される。また、入力
パッド110の入力電位は、ローレベルとなる(図2
(B)参照)。このとき、第3インバータ145の出力
電位がハイレベルになるので、第10トランジスタ30
1はオンする。これにより、入力パッド110内に少数
キャリアが蓄積されていても、この少数キャリアは電源
SSに流出する。
【0050】その後、電源投入から所定時間を経過して
初期化リセット信号Pがハイレベルになるが、第1の実
施の形態と同様の動作により、初段入力ゲートへの供給
電位は、ローレベルに維持される。このとき、第3イン
バータ145の出力電位もハイレベルに維持されるの
で、第10トランジスタ301はオン状態を維持する。
したがって、入力パッド110内に蓄積された少数キャ
リアは、電源VSSに流出する。
【0051】このように、この実施の形態に係る半導体
集積回路では、第10トランジスタ301を設けたこと
により、入力パッド110がボンディングされていない
場合に、入力パッド110への少数キャリアの蓄積を防
止することができる。したがって、この実施の形態によ
れば、少数キャリアが入力パッド110の電位を上昇さ
せて入力回路を誤動作させることを、防止することがで
きる。
【0052】また、第10トランジスタ301として、
上述のような駆動能力が小さいトランジスタを使用した
場合、入力パッド110がハイレベルのときに電位が下
降しないので、入力回路を、第1の実施の形態の場合と
全く同様に動作させることができる。
【0053】不使用入力パッドにボンディングを施す必
要がない点、および、初段入力ゲートの電位がVCCに固
定されるように入力回路を構成することが可能である点
は、第1の実施の形態と同様である。
【0054】第3の実施の形態 この発明の第3の実施の形態に係る半導体集積回路につ
いて、図4を用いて説明する。
【0055】図4は、この実施の形態に係る半導体集積
回路の要部構成を示す電子回路図である。
【0056】図4において、図1と同じ符号を付した構
成要素は、それぞれ図1と同じものを示している。
【0057】この実施の形態に係る半導体集積回路は、
入力パッド110と第3トランジスタ133のドレイン
との間に抵抗素子401を設けた点で、上述の第1の実
施の形態に係る半導体集積回路と異なる。
【0058】この実施の形態に係る半導体集積回路の全
体動作は、第1の実施の形態の場合と同様であるので説
明を省略する。
【0059】第1の実施の形態で説明したように、電源
投入直後は、初期化リセット信号Pがローレベルとなっ
て第3トランジスタ133がオンし、且つ、入力パッド
110にはハイレベルの信号が入力される(図2(A)
参照)。したがって、第3トランジスタ133を介し
て、入力パッド110から電源VSSに電流が流れる。
【0060】この実施の形態では、この電流を、抵抗素
子401を用いて抑制するので、半導体集積回路の消費
電流を低減させることができる。
【0061】不使用入力パッドにボンディングを施す必
要がない点、および、初段入力ゲートの電位がVCCに固
定されるように入力回路を構成することが可能である点
は、第1の実施の形態と同様である。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
係る半導体集積回路によれば、不使用入力パッドの電位
を外部からの供給電位で固定する必要がないので、ボン
ディングを施す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る半導体集積回路の電子
回路図である。
【図2】(A)、(B)ともに、図1に示した半導体集
積回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図3】第2の実施の形態に係る半導体集積回路の電子
回路図である。
【図4】第3の実施の形態に係る半導体集積回路の電子
回路図である。
【符号の説明】
110 入力パッド 120 初期化リセット信号用パッド 130 判定部 131〜135,141〜144,301 トランジス
タ 136,137,145 インバータ 140 切り換え部 401 抵抗素子

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パッドと初段入力ゲートとの間に入
    力回路が設けられ、この入力回路が、前記入力パッドの
    電位によって、この入力パッドに対するボンディングの
    有無を判定する判定部と、この判定部が「ボンディング
    無し」と判断したときは前記初段入力ゲートに対して第
    1レベルの電位を出力し、前記判定部が「ボンディング
    有り」と判断したときは前記初段入力ゲートと前記入力
    パッドとを接続する切り換え部とを備える半導体集積回
    路であって、 前記判定部が、 制御電極が、電源投入直後は前記第1レベルの電位を入
    力し且つ電源投入から所定時間を経過した後は第2レベ
    ルの電位を入力する初期化リセット信号用パッドに接続
    され、且つ、第1主電極が、前記第1レベルの電位を供
    給する第1電源に接続された、第1導電型の第1トラン
    ジスタと、 制御電極が、第2インバータを介して前記第1トランジ
    スタの第2主電極に接続され、第1主電極が、前記第1
    電源に接続され、且つ、第2主電極が、前記第1トラン
    ジスタの前記第2主電極に接続された、第1導電型の第
    2トランジスタと、 制御電極が、第1インバータを介して前記初期化リセッ
    ト信号用パッドに接続され、第1主電極が、前記第2レ
    ベルの電位を供給する第2電源に接続され、且つ、第2
    主電極が、前記入力パッドに接続された、第2導電型の
    第3トランジスタと、 制御電極が、前記入力パッドに接続され、第1主電極
    が、前記第2電源に接続され、且つ、第2主電極が、前
    記第1、第2トランジスタの前記第2主電極に接続され
    た、第2導電型の第4トランジスタと、 制御電極が、前記第2インバータの出力端子に接続さ
    れ、第1主電極が、前記第2電源に接続され、且つ、第
    2主電極が、前記第1、第2トランジスタの前記第2主
    電極に接続された、第2導電型の第5トランジスタと、 を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 制御電極が第3のインバータに接続さ
    れ、第1主電極が前記第2電源に接続され、且つ、第2
    主電極が前記入力パッドに接続された、第2導電型の第
    10トランジスタを、さらに備えることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記入力パッドと前記第3トランジスタ
    の前記第2主電極との間に設けられた抵抗素子を、さら
    に備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積
    回路。
  4. 【請求項4】 前記切り換え部が、 制御電極が、前記第2インバータの出力端子に接続さ
    れ、第1主電極が、前記初段入力ゲートに接続され、且
    つ、前記第2主電極が、前記入力パッドに接続された、
    第2導電型の第6トランジスタと、 制御電極が、第3インバータを介して前記第2インバー
    タの出力端子に接続され、第1主電極が、前記入力パッ
    ドに接続され、且つ、第2主電極が、前記第6トランジ
    スタの前記第2主電極に接続された、第1導電型の第7
    トランジスタと、 制御電極が、前記第2インバータの出力端子に接続さ
    れ、第1主電極が、前記初段入力ゲートに接続され、第
    2主電極が、前記第2電源に接続された、第1導電型の
    第8トランジスタと、 制御電極が、前記第3インバータの出力端子に接続さ
    れ、第1主電極が、前記第2電源に接続され、且つ、第
    2主電極が、前記第8トランジスタの前記第1主電極に
    接続された、第2導電型の第9トランジスタと、 を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の半導体集積回路。
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