JPH10135818A - 入力回路 - Google Patents

入力回路

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JPH10135818A
JPH10135818A JP8286652A JP28665296A JPH10135818A JP H10135818 A JPH10135818 A JP H10135818A JP 8286652 A JP8286652 A JP 8286652A JP 28665296 A JP28665296 A JP 28665296A JP H10135818 A JPH10135818 A JP H10135818A
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voltage
gate
input
transistor
power supply
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JP8286652A
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English (en)
Inventor
Osamu Ara
修 荒
Yoshinori Sago
良教 佐合
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3V/5Vトレラント入力バッファの消費電
力を低減し、かつ信頼性を向上する。 【解決手段】 トランジスタ15および16からなるC
MOSインバータで、トランジスタ15中の貫通電流を
低減するため、入力信号INをトランジスタ15のゲー
トに直接与え、内部電源電圧intVccをゲートに受
けるトランジスタ17を介してトランジスタ16のゲー
トに与える。トランジスタ15のゲート・ドレイン間に
ゲート酸化膜を破壊する電圧がかからないように、接地
電圧GNDをゲートに受けるトランジスタ18をトラン
ジスタ15と直列に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は入力回路に関し、
さらに詳しくは、内部電源電圧または内部電源電圧より
も高い外部電源電圧と接地電圧との間で変化する入力信
号を受け、内部電源電圧と接地電圧との間で変化する出
力信号を供給する入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の電源電圧は5Vから3
Vまたは3.3Vに変わりつつあるが、その過渡期にお
いては5V駆動素子と3V駆動素子とが混在している。
このような場合、5V駆動素子から3V駆動素子へのイ
ンタフェースにおいて、入力バッファの初段を構成する
MOSトランジスタのゲート酸化膜の信頼性が確保され
ないという問題がある。
【0003】このような問題を解決するため、従来、図
6に示されるような3V/5Vトレラント入力バッファ
60が提供されている。図6を参照して、入力バッファ
60は、PチャネルMOSトランジスタ15と、Nチャ
ネルMOSトランジスタ16および17とを備える。ト
ランジスタ17は、内部電源電圧intVccを受ける
ゲートを有し、入力ノード13とトランジスタ15およ
び16のゲートとの間に接続される。
【0004】このような入力バッファ60において、内
部電源電圧intVccが3Vである場合に5Vの入力
信号INが与えられると、トランジスタ17のゲートが
内部電源電圧intVccを受けるため、ノードMの電
圧VMは3V−Vthnにクランプされる。5Vの入力
信号INがトランジスタ16のゲートに直接的に与えら
れないため、トランジスタ16のゲート酸化膜の信頼性
が確保される。ここで、Vthnはトランジスタ17の
しきい値電圧である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなトレラント入力バッファ60には大きな貫通電流
Iが流れるという問題があった。図7に示されるよう
に、ノードMの電圧VMはトランジスタ17のしきい値
電圧Vthnが1.2Vであるとき1.8(=3−1.
2)Vにクランプされる。このようなクランプ電圧
(1.8V)がトランジスタ15のゲートに与えられる
ため、トランジスタ15中には約180μAの貫通電流
Iが流れ、消費電力が増大するという問題があった。こ
のような貫通電流を低減するためにトランジスタ15お
よび16のゲート長を長くすることが考えられるが、ト
ランジスタ15および16の占有面積の増大を招くこと
になる。
【0006】一方、図6の構成に加えて、図8に示され
るように、制御電圧CNTおよび/CNTに応答してオ
ン/オフになるトランスファーゲート81を備えたトレ
ラント入力バッファ80が提供されている。このような
複数の入力バッファ80を備えた半導体集積回路におい
ては、ボンディングオプションなどによって複数の入力
バッファ80のうちいずれかが選択的に活性化される。
【0007】上記のような入力バッファ80では入力信
号INがトランスファーゲート81を介してノードMに
与えられるため、動作速度が遅いという問題があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、その1つの目的は消費電力の低
い入力回路を提供することである。
【0009】この発明のもう1つの目的は、高速動作が
可能な入力回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る入力回路
は、内部電源電圧または内部電源電圧よりも高い外部電
源電圧と接地電圧との間で変化する入力信号を受け、内
部電源電圧と接地電圧との間で変化する出力信号を供給
する入力回路であって、入力ノード、出力ノード、第1
のPチャネルトランジスタ、第1のNチャネルトランジ
スタ、および第2のNチャネルトランジスタを備える。
入力ノードは入力信号を受ける。出力ノードは出力信号
を供給する。第1のPチャネルトランジスタは、入力ノ
ードに直接的に接続されたゲートと、内部電源電圧を受
けるソースと、出力ノードに接続されたドレインとを有
する。第1のNチャネルトランジスタは、出力ノードに
接続されたドレインと、接地電圧を受けるソースとを有
する。第2のNチャネルトランジスタは、内部電源電圧
を受けるゲートと、入力ノードに接続されたドレイン
と、第1のNチャネルトランジスタのゲートに接続され
たソースとを有する。
【0011】請求項2に係る入力回路は、上記請求項1
の構成に加えて、第2のPチャネルトランジスタを備え
る。第2のPチャネルトランジスタは、所定の電圧を受
けるゲートを有し、第1のPチャネルトランジスタと出
力ノードとの間に接続される。
【0012】請求項3に係る入力回路においては、上記
請求項2の構成に加えて、上記所定の電圧は接地電圧に
等しい。
【0013】請求項4に係る入力回路は上記請求項3の
構成に加えて、第3のNチャネルトランジスタ、および
第3のPチャネルトランジスタを備える。第3のNチャ
ネルトランジスタは制御電圧を受けるゲートを有し、出
力ノードと第1のNチャネルトランジスタとの間に接続
される。第3のPチャネルトランジスタは、制御電圧を
受けるゲートと、内部電源電圧を受けるソースと、出力
ノードに接続されたドレインとを有する。
【0014】請求項5に係る入力回路においては、上記
請求項2の構成に加えて、上記所定の電圧は第1の制御
電圧である。上記入力回路はさらに、第3のNチャネル
トランジスタを備える。第3のNチャネルトランジスタ
は、第1の制御電圧と相補的な第2の制御電圧を受ける
ゲートを有し、出力ノードと第1のNチャネルトランジ
スタとの間に接続される。
【0015】請求項6に係る入力回路においては、上記
請求項2の構成に加えて、上記所定の電圧は制御電圧で
ある。上記入力回路はさらに、第3のNチャネルトラン
ジスタを備える。第3のNチャネルトランジスタは、制
御電圧を受けるゲートと、出力ノードに接続されたドレ
インと、接地電圧を受けるソースとを有する。
【0016】上記入力回路においては、外部電源電圧の
入力信号が第1のPチャネルトランジスタのゲートに直
接的に与えられる。それにより第1のPチャネルトラン
ジスタは完全にオフになるため、貫通電流が流れない。
【0017】また、接地電圧を受けるゲートを有する第
2のPチャネルトランジスタが第1のPチャネルトラン
ジスタと出力ノードとの間に接続されるため、第1のP
チャネルトランジスタのゲート・ドレイン間に与えられ
る電圧が緩和される。
【0018】また、制御電圧が第3のNチャネルトラン
ジスタおよび第3のPチャネルトランジスタのゲートに
与えられるため、上記入力回路は制御電圧に応答して活
性化/不活性化される。
【0019】また、第1の制御電圧が第2のPチャネル
トランジスタのゲートに与えられ、第2の制御電圧が第
3のNチャネルトランジスタのゲートに与えられるた
め、上記入力回路は第1および第2の制御信号に応答し
て活性化/不活性化される。
【0020】また、制御電圧は第2のPチャネルトラン
ジスタおよび第3のNチャネルトランジスタのゲートに
与えられるため、上記入力回路は制御電圧に応答して活
性化/不活性化される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同
一または相当部分を示す。
【0022】[実施の形態1]図1を参照して、この発
明の実施の形態1による3V/5Vトレラント入力バッ
ファ10は、たとえばSRAMなどの半導体集積回路装
置内で用いられる。トレラント入力バッファ10は、入
力ノード13、出力ノード14、PチャネルMOSトラ
ンジスタ15、NチャネルMOSトランジスタ16、N
チャネルMOSトランジスタ17、およびPチャネルM
OSトランジスタ18とを備える。
【0023】入力ノード13は入力信号INを受ける。
出力ノード14は出力信号OUTを供給する。ここで、
入力信号INは内部電源電圧intVccまたはそれよ
りも高い外部電源電圧と接地電圧GNDとの間で変化す
る。出力信号OUTは、内部電源電圧intVccと接
地電圧GNDとの間で変化する。なお、内部電源電圧i
ntVccは電源ノード11に供給される。接地電圧G
NDは接地ノード12に供給される。
【0024】PチャネルMOSトランジスタ15は、入
力ノード13に直接的に接続されたゲートと、電源ノー
ド11に接続されたソースと、出力ノード14に間接的
に接続されたドレインとを有する。NチャネルMOSト
ランジスタ16は、出力ノード14に接続されたドレイ
ンと、接地ノード12に接続されたソースと、Nチャネ
ルMOSトランジスタ17のソースに接続されたゲート
とを有する。NチャネルMOSトランジスタ17は、電
源ノード11に接続されたゲートと、入力ノード13に
接続されたドレインと、NチャネルMOSトランジスタ
16のゲートに接続されたソースとを有する。Pチャネ
ルMOSトランジスタ18は、接地ノード12に接続さ
れたゲートを有し、出力ノード14とNチャネルMOS
トランジスタ15との間に接続される。ここで、Pチャ
ネルMOSトランジスタ15およびNチャネルMOSト
ランジスタ16はCMOSインバータを構成する。
【0025】次に、上記のように構成されたトレラント
入力バッファ10の動作を説明する。ここでは、内部電
源電圧intVccが3Vで、外部電源電圧が5Vであ
る場合について説明する。
【0026】5Vの入力信号INが入力ノード13に与
えられると、入力信号INはPチャネルMOSトランジ
スタ15のゲートに直接的に与えられるとともに、Nチ
ャネルMOSトランジスタ17を介してNチャネルMO
Sトランジスタ16のゲートに与えられる。したがっ
て、PチャネルMOSトランジスタ15のゲート電圧は
5Vになるが、NチャネルMOSトランジスタ16のゲ
ート電圧はNチャネルMOSトランジスタ17によって
1.8(=intVcc−Vthn=3−1.2)Vに
クランプされる。ここで、VthnはNチャネルMOS
トランジスタ17のしきい値電圧で、具体的には1.2
Vである。その結果、PチャネルMOSトランジスタ1
5は完全にオフになるため、貫通電流は流れない。ま
た、5Vの入力信号INはPチャネルMOSトランジス
タ17によって緩和されるため、NチャネルMOSトラ
ンジスタ16のゲート酸化膜の信頼性が確保される。
【0027】加えて、常にオン状態のPチャネルMOS
トランジスタ18がPチャネルMOSトランジスタ15
と直列に接続されているため、PチャネルMOSトラン
ジスタ15のゲート・ドレイン間の電圧はPチャネルM
OSトランジスタ18によって5V−Vthpに緩和さ
れる。そのため、PチャネルMOSトランジスタ15の
ゲート酸化膜の信頼性もまた確保される。ここで、Vt
hpはPチャネルMOSトランジスタ18のしきい値電
圧である。
【0028】他方、3Vの入力信号INが入力ノード1
3に与えられると、PチャネルMOSトランジスタ15
がオフになり、NチャネルMOSトランジスタ16がオ
ンになる。その結果、出力信号OUTは0Vになる。
【0029】また、0Vの入力信号INが入力ノード1
3に与えられると、PチャネルMOSトランジスタ15
がオンになり、NチャネルMOSトランジスタ16がオ
フになる。その結果、出力信号OUTは3Vになる。
【0030】上記実施の形態1によれば、入力信号IN
がPチャネルMOSトランジスタ15のゲートに直接的
に与えられるため、貫通電流が低減され、それにより消
費電力が低減される。しかも、PチャネルMOSトラン
ジスタ18によってPチャネルMOSトランジスタ15
のゲート・ドレイン間の電圧が緩和されるため、Pチャ
ネルMOSトランジスタ15のゲート酸化膜の信頼性が
確保される。
【0031】[実施の形態2]図2を参照して、この発
明の実施の形態2による3V/5Vトレラント入力バッ
ファ20においては、図1に示された実施の形態1と異
なり、接地電圧GNDの代わりに制御電圧CNTがPチ
ャネルMOSトランジスタ18のゲートに与えられる。
また、実施の形態1の構成に加えて、トレラント入力バ
ッファ20はNチャネルMOSトランジスタ21を備え
る。NチャネルMOSトランジスタ21は、制御電圧/
CNTを受けるゲートを有し、出力ノード14とNチャ
ネルMOSトランジスタ16との間に接続される。ここ
で、PチャネルMOSトランジスタ15,18およびN
チャネルMOSトランジスタ16,21はクロックドC
MOSインバータを構成する。このクロックドCMOS
インバータは制御電圧CNTおよび/CNTに応答して
活性化/不活性化される。
【0032】上記のように構成された複数のトレラント
入力バッファ20は、たとえばSRAM内に設けられ
る。複数の入力バッファ20のうちいずれかがボンディ
ングオプションなどによって選択される。
【0033】図3を参照して、制御電圧CNTおよび/
CNTを生成するための選択回路31は、プルアップ抵
抗32と、インバータ33とを備える。選択回路31は
ボンディングパッド30に接続される。ボンディングパ
ッド30にワイヤがまったくボンディングされないと
き、プルアップ抵抗32によって制御電圧CNTはH
(論理ハイ)レベルとなり、制御電圧/CNTは(論理
ロー)レベルとなる。他方、ボンディングパッド30に
接地電圧のワイヤがボンディングされると、制御電圧C
NTはLレベルとなり、制御電圧/CNTはHレベルと
なる。このように、制御電圧/CNTは制御電圧CNT
と相補的である。
【0034】Hレベルの制御電圧CNTおよびLレベル
の制御電圧/CNTが図2のトレラント入力バッファ2
0に与えられると、入力バッファ20は不活性化され
る。他方、Lレベルの制御電圧CNTおよびHレベルの
制御電圧/CNTが入力バッファ20に与えられると、
入力バッファ20は活性化される。
【0035】したがって、入力バッファ20が活性化さ
れているとき、PチャネルMOSトランジスタ18は図
1中のPチャネルMOSトランジスタ18と同じ機能を
果たす。その結果、活性化された入力バッファ20は実
施の形態1による入力バッファ10と同様に動作する。
【0036】上記実施の形態2によれば、上記実施の形
態1の効果に加えて、入力バッファ20はボンディング
オプションなどによって選択的に活性化可能であるが、
図8に示された従来の入力バッファのようにトランスフ
ァーゲート81が挿入されていないため、動作速度が遅
延することはない。
【0037】[実施の形態3]図4を参照して、この発
明の実施の形態3による3V/5Vトレラント入力バッ
ファ40においては、図1に示された実施の形態1と異
なり、接地電圧GNDの代わりに制御電圧CNTがPチ
ャネルMOSトランジスタ18のゲートに与えられる。
また、実施の形態1の構成に加えて、入力バッファ40
はNチャネルMOSトランジスタ41を備える。Nチャ
ネルMOSトランジスタは制御電圧CNTを受けるゲー
トと、出力ノード14に接続されたドレインと、接地ノ
ード12に接続されたソースとを有する。ここで、Pチ
ャネルMOSトランジスタ15,18およびNチャネル
MOSトランジスタ16,41はCMOSNOR回路を
構成する。
【0038】上記のように構成された複数の入力バッフ
ァ40が図2に示された実施の形態2と同様にSRAM
内に設けられる。複数の入力バッファ40のうちいずれ
かがボンディングオプションなどによって選択的に活性
化される。
【0039】制御電圧CNTは、たとえば図3に示され
た選択回路31によって生成される。Hレベルの制御電
圧CNTが与えられると、入力バッファ40は不活性化
される。他方、Lレベルの制御電圧CNTが与えられる
と、入力バッファ40は活性化される。
【0040】入力バッファ40が活性化されていると
き、接地電圧GNDがPチャネルMOSトランジスタ1
8のゲートに与えられるため、PチャネルMOSトラン
ジスタ18は図1中のPチャネルMOSトランジスタ1
8と同じ機能を果たす。したがって、活性化された入力
バッファ40は実施の形態1による入力バッファ10と
同様に動作する。
【0041】上記実施の形態3によれば、上記実施の形
態1の効果に加えて、入力バッファ40はボンディング
オプションなどによって選択的に活性化可能であるが、
上記実施の形態2と同様に動作速度が遅延することはな
い。
【0042】[実施の形態4]図5を参照して、この発
明の実施の形態4による3V/5Vトレラント入力バッ
ファ50は、図1に示された実施の形態1の構成に加え
て、NチャネルMOSトランジスタ21と、Pチャネル
MOSトランジスタ51とを備える。NチャネルMOS
トランジスタ21は制御電圧/CNTを受けるゲートを
有し、出力ノード14とNチャネルMOSトランジスタ
16との間に接続される。PチャネルMOSトランジス
タ51は、制御電圧/CNTを受けるゲートと、電源電
圧ノード11に接続されたソースと、出力ノード14に
接続されたドレインとを有する。ここで、PチャネルM
OSトランジスタ15,51およびNチャネルMOSト
ランジスタ16,21はCMOSNAND回路を構成す
る。
【0043】上記のように構成された複数の入力バッフ
ァ50がたとえばSRAM内に設けられる。複数の入力
バッファ50のうちいずれかがボンディングオプション
などによって選択的に活性化される。
【0044】Hレベルの制御電圧/CNTが与えられる
と、PチャネルMOSトランジスタ21がオンになり、
PチャネルMOSトランジスタ51がオフになるため、
入力バッファ50は活性化される。他方、Lレベルの制
御電圧/CNTが与えられると、NチャネルMOSトラ
ンジスタ21がオフになり、PチャネルMOSトランジ
スタ51がオンになるため、入力バッファ50は不活性
化される。したがって、活性化された入力バッファ50
は図1に示された実施の形態1と同様に動作する。
【0045】上記実施の形態4によれば、実施の形態1
の効果に加えて、入力バッファ50はボンディングオプ
ションなどによって選択的に活性化可能であるが、上記
実施の形態2および3と同様に動作速度が遅延すること
はない。
【0046】なお、上記実施の形態1〜4では内部電源
電圧intVccとして3Vが用いられかつHレベルの
入力信号INとして3Vまたは5Vが用いられている
が、3Vの代わりに3.3Vが用いられてもよいなど、
電圧が具体的に限定されることはない。
【0047】
【発明の効果】請求項1の入力回路によれば、入力信号
が第1のPチャネルトランジスタのゲートに直接的に与
えられるため、貫通電流が低減され、その結果、消費電
力が低減される。
【0048】請求項2または3の入力回路によれば、請
求項1の効果に加えて、第1のPチャネルトランジスタ
のゲート・ドレイン間の電圧が第2のPチャネルトラン
ジスタによって緩和されるため、第1のPチャネルトラ
ンジスタのゲート絶縁膜の信頼性が確保される。
【0049】請求項4の入力回路によれば、請求項3の
効果に加えて、入力回路は制御電圧に応答して活性化/
不活性化されるが、動作速度が遅延することはない。
【0050】請求項5の入力回路によれば、請求項2の
効果に加えて、入力回路は第1および第2の制御電圧に
応答して活性化/不活性化されるが、動作速度が遅延す
ることはない。
【0051】請求項6の入力回路によれば、請求項2の
効果に加えて、入力回路は制御電圧に応答して活性化/
不活性化されるが、動作速度が遅延することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による3V/5V入
力バッファの構成を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による3V/5V入
力バッファの構成を示す回路図である。
【図3】 図2の入力バッファをボンディングオプショ
ンによって選択するための選択回路の一例を示す回路図
である。
【図4】 この発明の実施の形態3による3V/5Vト
レラント入力バッファの構成を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による3V/5Vト
レラント入力バッファの構成を示す回路図である。
【図6】 従来の3V/5Vトレラント入力バッファの
構成を示す回路図である。
【図7】 図6の入力バッファにおいて、入力信号の電
圧VINとノードMの電圧VMおよび貫通電流Iとの関
係を示すグラフである。
【図8】 ボンディングオプションによって切換可能な
従来の3V/5Vトレラント入力バッファの構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
10,20,40,50 3V/5Vトレラント入力バ
ッファ、11 内部電源ノード、12 接地ノード、1
3 入力ノード、14 出力ノード、15,18,51
PチャネルMOSトランジスタ、16,17,21,
41 NチャネルMOSトランジスタ、intVcc
内部電源電圧、 GND 接地電圧、IN 入力信号、
OUT 出力信号、CNT,/CNT 制御電圧。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部電源電圧または前記内部電源電圧よ
    りも高い外部電源電圧と接地電圧との間で変化する入力
    信号を受け、前記内部電源電圧と前記接地電圧との間で
    変化する出力信号を供給する入力回路であって、 前記入力信号を受ける入力ノード、 前記出力信号を供給する出力ノード、 前記入力ノードに直接的に接続されたゲートと、前記内
    部電源電圧を受けるソースと、前記出力ノードに接続さ
    れたドレインとを有する第1のPチャネルトランジス
    タ、 前記出力ノードに接続されたドレインと、前記接地電圧
    を受けるソースとを有する第1のNチャネルトランジス
    タ、および前記内部電源電圧を受けるゲートと、前記入
    力ノードに接続されたドレインと、前記第1のNチャネ
    ルトランジスタのゲートに接続されたソースとを有する
    第2のNチャネルトランジスタを備える、入力回路。
  2. 【請求項2】 所定の電圧を受けるゲートを有し、前記
    第1のPチャネルトランジスタと前記出力ノードとの間
    に接続された第2のPチャネルトランジスタをさらに備
    える、請求項1に記載の入力回路。
  3. 【請求項3】 前記所定の電圧は前記接地電圧に等し
    い、請求項2に記載の入力回路。
  4. 【請求項4】 制御電圧を受けるゲートを有し、前記出
    力ノードと前記第1のNチャネルトランジスタとの間に
    接続された第3のNチャネルトランジスタ、および前記
    制御電圧を受けるゲートと、前記第1の電源電圧を受け
    るソースと、前記出力ノードに接続されたドレインとを
    有する第3のPチャネルトランジスタをさらに備える、
    請求項3に記載の入力回路。
  5. 【請求項5】 前記所定の電圧は第1の制御電圧であ
    り、 前記第1の制御電圧と相補的な第2の制御電圧を受ける
    ゲートを有し、前記出力ノードと前記第1のNチャネル
    トランジスタとの間に接続された第3のNチャネルトラ
    ンジスタをさらに備える、請求項2に記載の入力回路。
  6. 【請求項6】 前記所定の電圧は制御電圧であり、 前記制御電圧を受けるゲートと、前記出力ノードに接続
    されたドレインと、前記接地電圧を受けるソースとを有
    する第3のNチャネルトランジスタをさらに備える、請
    求項2に記載の入力回路。
JP8286652A 1996-10-29 1996-10-29 入力回路 Pending JPH10135818A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100549935B1 (ko) * 1998-12-08 2006-05-03 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치의 입력버퍼
JP2007311846A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Oki Electric Ind Co Ltd 発振回路
US7397297B2 (en) 2006-02-02 2008-07-08 Freescale Semiconductor, Inc. Level shifter circuit
US7501852B2 (en) 2005-03-29 2009-03-10 Fujitsu Microelectronics Limited Tolerant input circuit
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