JPH10103265A - オイルフリースクリュ圧縮機 - Google Patents
オイルフリースクリュ圧縮機Info
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- JPH10103265A JPH10103265A JP26060296A JP26060296A JPH10103265A JP H10103265 A JPH10103265 A JP H10103265A JP 26060296 A JP26060296 A JP 26060296A JP 26060296 A JP26060296 A JP 26060296A JP H10103265 A JPH10103265 A JP H10103265A
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- JP
- Japan
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- oil
- rotor chamber
- rotor
- screw compressor
- free screw
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロータ室内への油漏れのみならず、機外への
油漏れ防止を可能としたオイルフリースクリュ圧縮機を
提供する。 【解決手段】 ロータ室６とロータ軸の注油式軸受部１
０ａ，１０ｂとの間に、ロータ室６側から、第１環状溝
１５，１６を介して第１大気連通孔１６，１７に連通す
る第１軸封部１３，１４と、内面にラビリンスを備え、
第２環状溝１９，２０を介して第２大気連通孔２１，２
２に連通する第２軸封部とを備えたオイルフリースクリ
ュ圧縮機において、第２環状溝１９，２０と、ロータ室
６に回転可能に収容した雌雄一対のスクリュロータ１，
２の内のいずれか一方にモータ８の回転を伝える増速歯
車列を収容した歯車箱７内の下部の油溜まり部３４とを
連通させる油抜き流路３５を形成してある。
油漏れ防止を可能としたオイルフリースクリュ圧縮機を
提供する。 【解決手段】 ロータ室６とロータ軸の注油式軸受部１
０ａ，１０ｂとの間に、ロータ室６側から、第１環状溝
１５，１６を介して第１大気連通孔１６，１７に連通す
る第１軸封部１３，１４と、内面にラビリンスを備え、
第２環状溝１９，２０を介して第２大気連通孔２１，２
２に連通する第２軸封部とを備えたオイルフリースクリ
ュ圧縮機において、第２環状溝１９，２０と、ロータ室
６に回転可能に収容した雌雄一対のスクリュロータ１，
２の内のいずれか一方にモータ８の回転を伝える増速歯
車列を収容した歯車箱７内の下部の油溜まり部３４とを
連通させる油抜き流路３５を形成してある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータ室への油漏
れを防ぐ構造を備えたオイルフリースクリュ圧縮機に関
するものである。
れを防ぐ構造を備えたオイルフリースクリュ圧縮機に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ロータ軸を支持する注油式軸受と
ロータ室との間の軸封部を大気に連通させる大気連通孔
を、ロータ軸方向の一カ所の位置にだけ設けたオイルフ
リースクリュ圧縮機が使用されていた。一般的に、上記
軸封部と軸受部との間には内面にラビリンスを形成した
軸封部が設けられている。この軸封部は、周知のよう
に、ロータ軸が回転している場合、軸封部とロータ軸と
の間の油を軸受側に進める働きをするものである。とこ
ろが、この圧縮機の場合、圧縮機の吸込口が負圧になっ
た場合、例えば圧縮機をアンロード運転させた場合、ラ
ビリンスの部分も負圧となり、軸受部に注入された油
が、ラビリンスの部分を経て、僅かではあるがロータ室
に吸引される、即ちロータ室内に油漏れが生じるという
問題があった。
ロータ室との間の軸封部を大気に連通させる大気連通孔
を、ロータ軸方向の一カ所の位置にだけ設けたオイルフ
リースクリュ圧縮機が使用されていた。一般的に、上記
軸封部と軸受部との間には内面にラビリンスを形成した
軸封部が設けられている。この軸封部は、周知のよう
に、ロータ軸が回転している場合、軸封部とロータ軸と
の間の油を軸受側に進める働きをするものである。とこ
ろが、この圧縮機の場合、圧縮機の吸込口が負圧になっ
た場合、例えば圧縮機をアンロード運転させた場合、ラ
ビリンスの部分も負圧となり、軸受部に注入された油
が、ラビリンスの部分を経て、僅かではあるがロータ室
に吸引される、即ちロータ室内に油漏れが生じるという
問題があった。
【０００３】このため、実公平３−５５０号公報では、
ロータ室とラビリンスを形成した軸封部との間に、ロー
タ室側から、第１環状溝を介して第１大気連通部に連通
する第１軸封部と、内面にラビリンスを備え、第２環状
溝を介して第２大気連通部に連通する第２軸封部とを設
けることにより、ロータ室への油漏れを防止するように
したオイルフリースクリュ圧縮機が提案されている。こ
のオイルフリースクリュ圧縮機の場合、ロータ室内が負
圧になって、第２大気連通部がなければ、ラビリンスの
部分も負圧になる状態になっても、第２大気連通部から
の大気圧の空気の流入により、ラビリンスが負圧になる
ことは阻止され、軸受部からロータ室への油漏れはなく
なる。
ロータ室とラビリンスを形成した軸封部との間に、ロー
タ室側から、第１環状溝を介して第１大気連通部に連通
する第１軸封部と、内面にラビリンスを備え、第２環状
溝を介して第２大気連通部に連通する第２軸封部とを設
けることにより、ロータ室への油漏れを防止するように
したオイルフリースクリュ圧縮機が提案されている。こ
のオイルフリースクリュ圧縮機の場合、ロータ室内が負
圧になって、第２大気連通部がなければ、ラビリンスの
部分も負圧になる状態になっても、第２大気連通部から
の大気圧の空気の流入により、ラビリンスが負圧になる
ことは阻止され、軸受部からロータ室への油漏れはなく
なる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したロータ軸方向
に沿って異なる２箇所の位置に第１，第２大気連通部を
設けたオイルフリースクリュ圧縮機の場合、軸受部から
ラビリンスの部分を経て、第２大気連通部から機外に油
が、極く少量ではあるが、漏れ出て、圧縮機の周囲を汚
すという問題がある。本発明は、斯る従来の問題点を課
題としてなされたもので、ロータ室内への油漏れのみな
らず、機外への油漏れ防止を可能としたオイルフリース
クリュ圧縮機を提供しようとするものである。
に沿って異なる２箇所の位置に第１，第２大気連通部を
設けたオイルフリースクリュ圧縮機の場合、軸受部から
ラビリンスの部分を経て、第２大気連通部から機外に油
が、極く少量ではあるが、漏れ出て、圧縮機の周囲を汚
すという問題がある。本発明は、斯る従来の問題点を課
題としてなされたもので、ロータ室内への油漏れのみな
らず、機外への油漏れ防止を可能としたオイルフリース
クリュ圧縮機を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第１発明は、少なくともロータ室の吸込側におい
て、上記ロータ室とロータ軸の注油式軸受部との間に、
上記ロータ室側から、第１環状溝を介して第１大気連通
孔に連通する第１軸封部と、内面にラビリンスを備え、
第２環状溝を介して第２大気連通孔に連通する第２軸封
部とを備えたオイルフリースクリュ圧縮機において、上
記第２環状溝と、上記ロータ室に回転可能に収容した雌
雄一対のスクリュロータの内のいずれか一方にモータの
回転を伝える増速歯車列を収容した歯車箱内の下部の油
溜まり部とを連通させる油抜き流路を形成した。
に、第１発明は、少なくともロータ室の吸込側におい
て、上記ロータ室とロータ軸の注油式軸受部との間に、
上記ロータ室側から、第１環状溝を介して第１大気連通
孔に連通する第１軸封部と、内面にラビリンスを備え、
第２環状溝を介して第２大気連通孔に連通する第２軸封
部とを備えたオイルフリースクリュ圧縮機において、上
記第２環状溝と、上記ロータ室に回転可能に収容した雌
雄一対のスクリュロータの内のいずれか一方にモータの
回転を伝える増速歯車列を収容した歯車箱内の下部の油
溜まり部とを連通させる油抜き流路を形成した。
【０００６】また、第２発明は、上記油抜き流路を圧縮
機のケーシングの壁部内に形成した。
機のケーシングの壁部内に形成した。
【０００７】さらに、第３発明は、上記油抜き流路の上
記歯車箱側の端部を上記油溜まり部の油内に位置させて
形成した。
記歯車箱側の端部を上記油溜まり部の油内に位置させて
形成した。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態を図
面にしたがって説明する。図１，２は、本発明に係るオ
イルフリースクリュ圧縮機を示し、互いに噛合う雌雄一
対のスクリュロータ１，２が、一方が吸込口３に、他方
が吐出口４に開口したケーシング５内のロータ室６に収
容されている。スクリュロータ１，２は、各々の両側に
延びるロータ軸にて注油式の軸受部１０ａ，１０ｂによ
り回転可能に支持されている。ここに示す例の場合、ス
クリュロータ１，２と軸受部１０ａ，１０ｂの各々との
間に、ロータ室６側から例えばシールリング，スペーサ
およびパッキンケースからなる第１軸封部１１，１２、
および内面にラビリンスを形成した第２軸封部１３，１
４が設けてある。 また、第１軸封部１１，１２は、第
１環状溝１５，１６を介して第１大気連通孔１７，１８
に連通し、第２軸封部１３，１４は第２環状溝１９，２
０を介して第２大気連通孔２１，２２に連通している。
ちなみに、第１大気連通孔１７，１８、第２大気連通孔
２１，２２は、その名称が示すように、大気に連通して
いる。
面にしたがって説明する。図１，２は、本発明に係るオ
イルフリースクリュ圧縮機を示し、互いに噛合う雌雄一
対のスクリュロータ１，２が、一方が吸込口３に、他方
が吐出口４に開口したケーシング５内のロータ室６に収
容されている。スクリュロータ１，２は、各々の両側に
延びるロータ軸にて注油式の軸受部１０ａ，１０ｂによ
り回転可能に支持されている。ここに示す例の場合、ス
クリュロータ１，２と軸受部１０ａ，１０ｂの各々との
間に、ロータ室６側から例えばシールリング，スペーサ
およびパッキンケースからなる第１軸封部１１，１２、
および内面にラビリンスを形成した第２軸封部１３，１
４が設けてある。 また、第１軸封部１１，１２は、第
１環状溝１５，１６を介して第１大気連通孔１７，１８
に連通し、第２軸封部１３，１４は第２環状溝１９，２
０を介して第２大気連通孔２１，２２に連通している。
ちなみに、第１大気連通孔１７，１８、第２大気連通孔
２１，２２は、その名称が示すように、大気に連通して
いる。
【０００９】ケーシング５には、歯車箱７、さらにこの
歯車箱７にはモータ８が結合している。スクリュロータ
１，２の一方のロータ軸、通常は雄ロータ２のロータ軸
が歯車箱７内に突出しており、その一端には、歯車３１
が取り付けてある。そして、歯車３１を含む増速歯車列
を介して、モータ８によりスクリュロータ１，２の内の
一方が回転させられるようになっている。スクリュロー
タ１，２のロータ軸の他端には互いに噛合う同期歯車３
２，３３が取り付けてあり、スクリュロータ１，２が同
期回転するようになっている。
歯車箱７にはモータ８が結合している。スクリュロータ
１，２の一方のロータ軸、通常は雄ロータ２のロータ軸
が歯車箱７内に突出しており、その一端には、歯車３１
が取り付けてある。そして、歯車３１を含む増速歯車列
を介して、モータ８によりスクリュロータ１，２の内の
一方が回転させられるようになっている。スクリュロー
タ１，２のロータ軸の他端には互いに噛合う同期歯車３
２，３３が取り付けてあり、スクリュロータ１，２が同
期回転するようになっている。
【００１０】また、歯車箱７内の下部は、油溜まり部３
４になっており、この油溜まり部３４の油が、軸受部１
０ａ，１０ｂ、上記増速歯車列、同期歯車３２，３３に
供給され、再度この油溜まり部３４に回収され、循環使
用に供される。特に、この圧縮機では、第２環状溝１
９，２０と、油溜まり部３４とを連通させる油抜き流路
３５を形成してあり、第２軸封部１３，１４の内面のラ
ビリンスの部分を経て軸受部１０ａ，１０ｂから第２大
気連通孔２１，２２の位置まで油が漏れてきても、軸封
作用を損なうことなく、この油を確実に油溜まり部３４
に導き、機外に漏れ出るのを阻止するようになってい
る。なお、好ましくは、油抜き流路３５の第２環状溝１
９，２０との合流部は、ロータ軸の水平方向の直径より
も下方に位置させるのがよく、第２大気連通孔２１，２
２と第２環状溝１９，２０との合流部は上記直径よりも
上方に位置させるのがよい。
４になっており、この油溜まり部３４の油が、軸受部１
０ａ，１０ｂ、上記増速歯車列、同期歯車３２，３３に
供給され、再度この油溜まり部３４に回収され、循環使
用に供される。特に、この圧縮機では、第２環状溝１
９，２０と、油溜まり部３４とを連通させる油抜き流路
３５を形成してあり、第２軸封部１３，１４の内面のラ
ビリンスの部分を経て軸受部１０ａ，１０ｂから第２大
気連通孔２１，２２の位置まで油が漏れてきても、軸封
作用を損なうことなく、この油を確実に油溜まり部３４
に導き、機外に漏れ出るのを阻止するようになってい
る。なお、好ましくは、油抜き流路３５の第２環状溝１
９，２０との合流部は、ロータ軸の水平方向の直径より
も下方に位置させるのがよく、第２大気連通孔２１，２
２と第２環状溝１９，２０との合流部は上記直径よりも
上方に位置させるのがよい。
【００１１】また、油抜き流路３５を圧縮機のケーシン
グ５の壁部内に形成するのが好ましく、このようにする
ことにより、配管の手間が省けるとともに、配管に要す
る部品点数を減少させることが可能になる他、外観を良
くすることができる。さらに、油抜き流路３５の歯車箱
７側の端部を油溜まり部３４の油内に位置させるのが好
ましく、このようにすることにより、歯車箱７内の油ミ
ストがロータ室６側に逆流するのが防止でき、吐出口４
から油を一切含まない、完全にクリーンな圧縮ガスの供
給が可能となる。なお、上述した本願発明に係る圧縮機
では、ロータ室６の吸込側、吐出側のそれぞれに第１環
状溝１５，１６、第１大気連通孔１７，１８、第２環状
溝１９，２０および第２連通孔２１，２２を設けたもの
を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、少
なくともロータ室６の吸込側にこれらを設けた圧縮機も
含むものである。
グ５の壁部内に形成するのが好ましく、このようにする
ことにより、配管の手間が省けるとともに、配管に要す
る部品点数を減少させることが可能になる他、外観を良
くすることができる。さらに、油抜き流路３５の歯車箱
７側の端部を油溜まり部３４の油内に位置させるのが好
ましく、このようにすることにより、歯車箱７内の油ミ
ストがロータ室６側に逆流するのが防止でき、吐出口４
から油を一切含まない、完全にクリーンな圧縮ガスの供
給が可能となる。なお、上述した本願発明に係る圧縮機
では、ロータ室６の吸込側、吐出側のそれぞれに第１環
状溝１５，１６、第１大気連通孔１７，１８、第２環状
溝１９，２０および第２連通孔２１，２２を設けたもの
を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、少
なくともロータ室６の吸込側にこれらを設けた圧縮機も
含むものである。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、第１発
明によれば、少なくともロータ室の吸込側において、上
記ロータ室とロータ軸の注油式軸受部との間に、上記ロ
ータ室側から、第１環状溝を介して第１大気連通孔に連
通する第１軸封部と、内面にラビリンスを備え、第２環
状溝を介して第２大気連通孔に連通する第２軸封部とを
備えたオイルフリースクリュ圧縮機において、上記第２
環状溝と、上記ロータ室に回転可能に収容した雌雄一対
のスクリュロータの内のいずれか一方にモータの回転を
伝える増速歯車列を収容した歯車箱内の下部の油溜まり
部とを連通させる油抜き流路を形成してある。このた
め、第２軸封部の内面のラビリンスの部分を経て軸受部
から第２大気連通孔の位置まで油が漏れてきても、軸封
作用を損なうことなく、この油を確実に油溜まり部に導
き、機外に漏れ出るのを阻止することができるという効
果を奏する。
明によれば、少なくともロータ室の吸込側において、上
記ロータ室とロータ軸の注油式軸受部との間に、上記ロ
ータ室側から、第１環状溝を介して第１大気連通孔に連
通する第１軸封部と、内面にラビリンスを備え、第２環
状溝を介して第２大気連通孔に連通する第２軸封部とを
備えたオイルフリースクリュ圧縮機において、上記第２
環状溝と、上記ロータ室に回転可能に収容した雌雄一対
のスクリュロータの内のいずれか一方にモータの回転を
伝える増速歯車列を収容した歯車箱内の下部の油溜まり
部とを連通させる油抜き流路を形成してある。このた
め、第２軸封部の内面のラビリンスの部分を経て軸受部
から第２大気連通孔の位置まで油が漏れてきても、軸封
作用を損なうことなく、この油を確実に油溜まり部に導
き、機外に漏れ出るのを阻止することができるという効
果を奏する。
【００１３】また、第２発明によれば、上記油抜き流路
を圧縮機のケーシングの壁部内に形成してある。このた
め、第１発明による効果に加えて配管の手間が省けると
ともに、配管に要する部品点数を減少させることが可能
になる他、外観を良くすることができる等の効果を奏す
る。
を圧縮機のケーシングの壁部内に形成してある。このた
め、第１発明による効果に加えて配管の手間が省けると
ともに、配管に要する部品点数を減少させることが可能
になる他、外観を良くすることができる等の効果を奏す
る。
【００１４】さらに、第３発明によれば、上記油抜き流
路の上記歯車箱側の端部を上記油溜まり部の油内に位置
させて形成してある。このため、第１，第２発明による
効果に加えて、歯車箱内の油ミストがロータ室側に逆流
するのが防止でき、吐出口から油を一切含まない、完全
にクリーンな圧縮ガスの供給が可能となる等の効果を奏
する。
路の上記歯車箱側の端部を上記油溜まり部の油内に位置
させて形成してある。このため、第１，第２発明による
効果に加えて、歯車箱内の油ミストがロータ室側に逆流
するのが防止でき、吐出口から油を一切含まない、完全
にクリーンな圧縮ガスの供給が可能となる等の効果を奏
する。
【図１】 本発明に係るオイルフリースクリュ圧縮機の
ロータ軸を含む垂直な方向の断面図である。
ロータ軸を含む垂直な方向の断面図である。
【図２】 図１のII−II線断面図である。
１，２ スクリュロータ ３ 吸込口 ４ 吐出口 ５ ケーシング ６ ロータ室 ７ 歯車箱 ８ モータ １０ａ，１０ｂ
軸受部 １１，１２ 第１軸封部 １３，１４ 第２
軸封部 １５，１６ 第１環状溝 １７，１８ 第１
大気連通孔 １９，２０ 第２環状溝 ２１，２２ 第２
大気連通孔 ３４ 油溜まり部 ３５ 油抜き流路
軸受部 １１，１２ 第１軸封部 １３，１４ 第２
軸封部 １５，１６ 第１環状溝 １７，１８ 第１
大気連通孔 １９，２０ 第２環状溝 ２１，２２ 第２
大気連通孔 ３４ 油溜まり部 ３５ 油抜き流路
Claims (3)
- 【請求項１】 少なくともロータ室の吸込側において、
上記ロータ室とロータ軸の注油式軸受部との間に、上記
ロータ室側から、第１環状溝を介して第１大気連通孔に
連通する第１軸封部と、内面にラビリンスを備え、第２
環状溝を介して第２大気連通孔に連通する第２軸封部と
を備えたオイルフリースクリュ圧縮機において、上記第
２環状溝と、上記ロータ室に回転可能に収容した雌雄一
対のスクリュロータの内のいずれか一方にモータの回転
を伝える増速歯車列を収容した歯車箱内の下部の油溜ま
り部とを連通させる油抜き流路を形成したことを特徴と
するオイルフリースクリュ圧縮機。 - 【請求項２】 上記油抜き流路を圧縮機のケーシングの
壁部内に形成したことを特徴とする請求項１に記載のオ
イルフリースクリュ圧縮機。 - 【請求項３】 上記油抜き流路の上記歯車箱側の端部を
上記油溜まり部の油内に位置させて形成したことを特徴
とする請求項１または２に記載のオイルフリースクリュ
圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26060296A JP3742158B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | オイルフリースクリュ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26060296A JP3742158B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | オイルフリースクリュ圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10103265A true JPH10103265A (ja) | 1998-04-21 |
| JP3742158B2 JP3742158B2 (ja) | 2006-02-01 |
Family
ID=17350226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26060296A Expired - Fee Related JP3742158B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | オイルフリースクリュ圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3742158B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6652250B2 (en) * | 2000-10-16 | 2003-11-25 | Kobe Steel, Ltd. | Screw compressor having intermediate shaft bearing |
| EP1975410A1 (en) * | 2007-03-30 | 2008-10-01 | Anest Iwata Corporation | Rotor shaft sealing method and structure of oil-free rotary compressor |
| EP1975411A1 (en) * | 2007-03-30 | 2008-10-01 | Anest Iwata Corporation | Rotor shaft sealing structure of oil-free rotary compressor |
| CN102086867A (zh) * | 2009-12-03 | 2011-06-08 | 株式会社神户制钢所 | 流体机械 |
| CN105257542A (zh) * | 2011-04-05 | 2016-01-20 | 株式会社日立产机系统 | 空气压缩机 |
| CN106382223A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-02-08 | 浙江创为真空设备有限公司 | 一种双螺杆真空泵 |
| KR20170047310A (ko) * | 2014-09-29 | 2017-05-04 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 오일프리 스크루 압축기 |
| CN106968955A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-07-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 变频螺杆压缩机转子结构及变频螺杆压缩机 |
| KR20180112038A (ko) * | 2016-03-25 | 2018-10-11 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 오일프리 스크루 압축기 |
| WO2021119879A1 (zh) * | 2019-12-15 | 2021-06-24 | 江苏亚太工业泵科技发展有限公司 | 排气侧内置氮气密封的螺杆真空泵 |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP26060296A patent/JP3742158B2/ja not_active Expired - Fee Related
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