JP2591612Y2 - 2段形スクリュ圧縮機 - Google Patents

2段形スクリュ圧縮機

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JP2591612Y2 JP1993068194U JP6819493U JP2591612Y2 JP 2591612 Y2 JP2591612 Y2 JP 2591612Y2 JP 1993068194 U JP1993068194 U JP 1993068194U JP 6819493 U JP6819493 U JP 6819493U JP 2591612 Y2 JP2591612 Y2 JP 2591612Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば冷凍装置に適用
する2段形スクリュ圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示す冷凍機用の2段形スク
リュ圧縮機が公知である(特開平1−273894号公
報)。この圧縮機は、モータ1を挟んで、その両側に低
圧段側のスクリュ式圧縮機本体2と高圧段側のスクリュ
式圧縮機本体3とが一体的に設けてある。そして、冷凍
機の場合、図6において、圧縮機本体2の右側から図示
しない蒸発器からの冷媒ガスを吸込み、圧縮し、圧縮機
本体2の左側に吐出し、この圧縮した冷媒ガスをモータ
1の内部に通して、圧縮機本体3の右側から吸込み、さ
らに圧縮し、圧縮機本体3の左側に吐出するようになっ
ている。この吐出された冷媒ガスは、周知のように、図
示しない凝縮器、膨張弁を経て上記蒸発器に至り、以後
上記同様に循環させられる。
【0003】ところで、従来冷凍機にはフロン冷媒が用
いられているが、近年、地球環境保護の見地から、フロ
ン冷媒の使用禁止が望まれ、段階的に使用が禁止される
ことになっている。このため、代替冷媒の開発が急務と
なっているが、完全に問題のないものの実用化までに
は、未だ時間を要するというのが現状である。一方、今
までは、毒性ガスを冷媒ガスとして使用することは制限
されていたが、NH3ガスへの見直しがなされようとし
ている。斯る状況下、フロン冷媒の使用ができ、かつ将
来NH3冷媒への転換に際しても容易に対応できる圧縮
機本体が望まれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の圧縮機の場
合、メカニカルシールを設けなくとも、冷媒ガスが軸封
部から機外に漏れないという利点があり、またフロン冷
媒の使用時には、冷媒によりモータ1の冷却が行われ、
フロン冷媒の使用はよいとしても、冷媒をNH3冷媒に
転換すると、モータ1のコイル巻線(銅)が腐食して、
使用できないという問題がある。本考案は、斯る従来の
問題点を課題としてなされたもので、フロン冷媒からN
3冷媒への転換に容易に対応できる2段形スクリュ圧
縮機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1考案は、互いに噛合う雌雄一対の低圧段側スク
リュロータを回転可能に収納した第1ケーシングを有す
る第1圧縮機本体と、この低圧段側圧縮機本体のスクリ
ュロータ駆動用であって、軸受部に潤滑油を流入させ、
ここから潤滑油を流出させるタイプのモータと、上記第
1ケーシングに分離可能に取付けられるカップリング用
ケーシング内に位置させたカップリングにより上記モー
タの回転軸と上記一対のスクリュロータの内の一方のロ
ータ軸とを一体回転可能に結合するカップリング部と、
互いに噛合う雌雄一対の高圧段側スクリュロータを回転
可能に収納するとともに、上記低圧段側圧縮機本体の反
モータ側に取付けた第2ケーシングを有し、この一対の
高圧段側スクリュロータの内の一方のロータ軸と一対の
低圧段側のスクリュロータの一方のロータ軸とを一体回
転可能に結合するカップリングを有し、かつ上記低圧段
側圧縮機本体の吐出口と連通する吸込口を有する高圧段
側圧縮機本体とを備え、上記第1ケーシングの上記カッ
プリング部に面する隔壁を貫通する上記ロータ軸の貫通
部の周囲にメカニカルシール配置空間と、上記カップリ
ング部の下部にて、この内部の空間と第1圧縮機本体の
吸込口とを連通させる封鎖可能な第1貫通孔と、上記カ
ップリング部の下部にて、この内部の空間と上記モータ
の内部空間とを連通させる封鎖可能な第2連通孔と、上
記カップリング部の底部にてこのカップリング部の内外
を連通させる第3貫通孔とを設け、かつ取外し可能な栓
体により上記第3貫通孔を閉じて形成した。
【0006】また、第2考案は、互いに噛合う雌雄一対
の低圧段側スクリュロータを回転可能に収納した第1ケ
ーシングを有する第1圧縮機本体と、この低圧段側圧縮
機本体のスクリュロータ駆動用であって、軸受部にグリ
ースを封入させるタイプのモータと、上記第1ケーシン
グに分離可能に取付けられるカップリング用ケーシング
内に位置させたカップリングにより上記モータの回転軸
と上記一対のスクリュロータの内の一方のロータ軸とを
一体回転可能に結合するカップリング部と、互いに噛合
う雌雄一対の高圧段側スクリュロータを回転可能に収納
するとともに、上記低圧段側圧縮機本体の反モータ側に
取付けた第2ケーシングを有し、この一対の高圧段側ス
クリュロータの内の一方のロータ軸と一対の低圧段側の
スクリュロータの一方のロータ軸とを一体回転可能に結
合するカップリングを有し、かつ上記低圧段側圧縮機本
体の吐出口と連通する吸込口を有する高圧段側圧縮機本
体とを備え、上記第1ケーシングの上記カップリング部
に面する隔壁を貫通する上記ロータ軸の貫通部の周囲に
メカニカルシール配置空間と、上記カップリング部の下
部にて、この内部の空間と第1圧縮機本体の吸込口とを
連通させる封鎖可能な第1貫通孔と、上記モータの底部
であって、上記カップリング側のモータケーシングを貫
通する排油用貫通孔と、上記カップリング部の底部にて
このカップリング部の内外を連通させる第3貫通孔とを
設け、かつ取外し可能な栓体により上記第3貫通孔を閉
じて形成した。
【0007】
【作用】上記考案のように構成することにより、貫通孔
に栓体で閉じ、或は栓体を取外し、かつメカニカルシー
ル配置空間にメカニカルシールを配置するだけで、圧縮
機本体内空間と、モータ内空間とは遮断できるようにな
る。
【0008】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1は、例えばフロンガスを冷媒ガスとする
冷凍機、或はヒートポンプに用いられる第1考案に係る
2段形スクリュ圧縮機を示し、低圧段側の第1圧縮機本
体11と、これを駆動するモータ12とがカップリング
部13のカップリング用ケーシング14を介して結合し
てある。さらに、第1圧縮機本体11と高圧段側の第2
圧縮機本体15とが、モータ12,カップリング部13
とは反対側にて結合してある。第1圧縮機本体11は、
一方で第1吸込口16に、他方で図示しない第1吐出口
に開口したロータ室を形成した第1ケーシング17を有
し、このロータ室内に互いに噛合う雌雄一対のスクリュ
ロータ18,19が回転可能に収納してある。スクリュ
ロータ18,19の内、一方のスクリュロータ19のロ
ータ軸は第1ケーシング17の外側に突出している。
【0009】このロータ軸が、モータ12側へ第1ケー
シング17を貫通する部分の周囲にはメカニカルシール
を配置することが可能なメカニカルシール配置空間20
が形成してある。一方、モータ12の回転子の軸21,
22は軸受23,24によって回転可能に支持され、第
1圧縮機本体11側の軸21はカップリング部13内に
突出している。軸受23,24には、図示しない油流路
を介して潤滑油を流入させ、ここから潤滑油を流出させ
るようになっており、軸21はカップリング33を介し
てスクリュロータ19のロータ軸に一体回転可能に結合
している。
【0010】また、カップリング部13の下部には、こ
の内部の空間を第1吸込口16に連通させる第1貫通孔
24と、上記内部の空間をモータ12内の空間に連通さ
せる第2貫通孔25とが穿設してある。さらに、カップ
リング部13の底部には、この内部の空間を外部に連通
させる第3貫通孔26を穿設するとともに、取外し可能
な栓体27によってこの第3貫通孔26を閉じてある。
第2圧縮機本体15は、一方で第2吸込口28に、他方
で図示しない第2吐出口に開口したロータ室を形成した
第2ケーシング29を有し、このロータ室内に互いに噛
合う雌雄一対のスクリュロータ30,31が回転可能に
収納してある。スクリュロータ30,31の内、一方の
スクリュロータ31のロータ軸はカップリング32を介
してスクリュロータ19のロータ軸と一体回転可能に結
合している。なお、上記第1吐出口と第2吸込口28と
は連通している。
【0011】そして、この圧縮機が冷凍機、或はヒート
ポンプに用いられる場合、図示しない蒸発器からの冷媒
ガスを第1圧縮機本体11の第1吸込口16から吸込
み、圧縮して、第1吐出口から吐出する。さらに、この
圧縮された冷媒ガスを第2圧縮機本体15の第2吸込口
28から吸込み、圧縮して第2吐出口から吐出する。こ
の圧縮された冷媒ガスは、図示しない凝縮器(受液器を
含む)、膨張弁等を経て上記蒸発器に至り、以後上記同
様に循環させられる。
【0012】第1圧縮機本体11のロータ室に入った冷
媒ガスであるフロンガスが、スクリュロータ19のロー
タ軸の軸封部からカップリング部13内の空間に漏れ出
ても、第1貫通孔24から第1吸込口16の方へ吸込ま
れる。また、軸受23,24の部分から漏れた潤滑油
は、第2貫通孔25,第1貫通孔24を介して、第1吸
込口16から吸込まれて、回収される。
【0013】次に、将来、上記冷媒ガスを例えばNH3
ガスに転換する必要性が生じたときには、図2に示すよ
うにすれば冷媒ガスとしてNH3ガスの使用が可能にな
る。即ち、カップリング部13を第1ケーシング17か
ら取外し、メカニカルシール配置空間20にメカニカル
シール41を配設し、第1貫通孔24,第2貫通孔25
を栓体42,43によって閉じるとともに、第3貫通孔
26を閉じていた栓体27を取外した後、カップリング
部13を第1ケーシング17に取付ければよい。
【0014】この場合、メカニカルシール配置空間20
にメカニカルシール41を配設しているが、ここからの
冷媒ガスであるNH3ガスのカップリング部13への漏
れは、完全には防ぎきれない。この漏れ出たNH3ガス
は、第3貫通孔26から機外に導き、ここから回収する
ようにすることにより、モータ12内の空間がNH3
スの雰囲気になることは避けられる。また、軸受23,
24の部分から漏れた潤滑油は、モータ12の下部から
回収すればよい。例えば、予めこの下部に油抜き用の貫
通孔を穿設しておき、普段は栓体で閉じておき、適当
に、この栓体を外し潤滑油を回収することができる。そ
して、上述のようにすることにより、同じ圧縮機で冷媒
をフロンガスからNH3ガスへ転換することが可能にな
る。
【0015】図3は、例えばフロンガスを冷媒ガスとす
る冷凍機、或はヒートポンプに用いられる第2考案に係
る2段形スクリュ圧縮機を示し、図1に示す2段形スク
リュ圧縮機と共通する部分については、互いに同一番号
を付して説明を省略する。本実施例では、グリース封入
式の軸受23a,24aを採用したモータ12aを用い
ており、図1に示す圧縮機における第2貫通孔25に代
えて、モータ12aの下部にモータ12a内の空間を外
部に連通させる排油用貫通孔51が穿設してある。
【0016】そして、冷媒ガスがフロンガスの場合は、
図1に示す圧縮機の場合と同様に、カップリング部分1
3内に漏れ出た冷媒ガスば第1貫通孔24を介して第1
吸込口16から吸込まれ、モータ12a内の空間に入る
ことはない。また、軸受23a,24aから漏れ出たグ
リースは、排油用貫通孔51から回収されるようになっ
ている。
【0017】図4は、冷媒ガスとしてNH3ガスを使用
する場合の形態を示し、第1考案の場合と同様に、カッ
プリング部13を第1ケーシング17から取外し、メカ
ニカルシール配置空間20にメカニカルシール41を配
設し、第1貫通孔24を栓体42によって閉じるととも
に、第3貫通孔26を閉じていた栓体27を取外した
後、カップリング部13を第1ケーシング17に取付け
たものである。そして、カップリング部13内に漏れ出
たNH3ガスを第3貫通孔26から機外に逃して回収し
て、モータ12a内の空間に入らないようにして、本圧
縮機の使用を可能にしている。
【0018】図5は、図2,図4に示す圧縮機の場合に
おいて、メカニカルシール41の部分から漏れ出るNH
3ガスを回収する手段の一例を示したもので、メカニカ
ルシール配置空間20の開口部の近くに集合溝61と、
ここからNH3ガスを水槽62内に導くガス流路63を
設けて形成してある。そして、メカニカルシール41の
部分に漏れ出たNH3ガスを水槽62内に導いて、NH3
ガスを水に溶かすことにより回収するようになってい
る。
【0019】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、第1考
案によれば、互いに噛合う雌雄一対の低圧段側スクリュ
ロータを回転可能に収納した第1ケーシングを有する第
1圧縮機本体と、この低圧段側圧縮機本体のスクリュロ
ータ駆動用であって、軸受部に潤滑油を流入させ、ここ
から潤滑油を流出させるタイプのモータと、上記第1ケ
ーシングに分離可能に取付けられるカップリング用ケー
シング内に位置させたカップリングにより上記モータの
回転軸と上記一対のスクリュロータの内の一方のロータ
軸とを一体回転可能に結合するカップリング部と、互い
に噛合う雌雄一対の高圧段側スクリュロータを回転可能
に収納するとともに、上記低圧段側圧縮機本体の反モー
タ側に取付けた第2ケーシングを有し、この一対の高圧
段側スクリュロータの内の一方のロータ軸と一対の低圧
段側のスクリュロータの一方のロータ軸とを一体回転可
能に結合するカップリングを有し、かつ上記低圧段側圧
縮機本体の吐出口と連通する吸込口を有する高圧段側圧
縮機本体とを備え、上記第1ケーシングの上記カップリ
ング部に面する隔壁を貫通する上記ロータ軸の貫通部の
周囲にメカニカルシール配置空間と、上記カップリング
部の下部にて、この内部の空間と第1圧縮機本体の吸込
口とを連通させる封鎖可能な第1貫通孔と、上記カップ
リング部の下部にて、この内部の空間と上記モータの内
部空間とを連通させる封鎖可能な第2連通孔と、上記カ
ップリング部の底部にてこのカップリング部の内外を連
通させる第3貫通孔とを設け、かつ取外し可能な栓体に
より上記第3貫通孔を閉じて形成してある。
【0020】また、第2考案によれば、互いに噛合う雌
雄一対の低圧段側スクリュロータを回転可能に収納した
第1ケーシングを有する第1圧縮機本体と、この低圧段
側圧縮機本体のスクリュロータ駆動用であって、軸受部
にグリースを封入させるタイプのモータと、上記第1ケ
ーシングに分離可能に取付けられるカップリング用ケー
シング内に位置させたカップリングにより上記モータの
回転軸と上記一対のスクリュロータの内の一方のロータ
軸とを一体回転可能に結合するカップリング部と、互い
に噛合う雌雄一対の高圧段側スクリュロータを回転可能
に収納するとともに、上記低圧段側圧縮機本体の反モー
タ側に取付けた第2ケーシングを有し、この一対の高圧
段側スクリュロータの内の一方のロータ軸と一対の低圧
段側のスクリュロータの一方のロータ軸とを一体回転可
能に結合するカップリングを有し、かつ上記低圧段側圧
縮機本体の吐出口と連通する吸込口を有する高圧段側圧
縮機本体とを備え、上記第1ケーシングの上記カップリ
ング部に面する隔壁を貫通する上記ロータ軸の貫通部の
周囲にメカニカルシール配置空間と、上記カップリング
部の下部にて、この内部の空間と第1圧縮機本体の吸込
口とを連通させる封鎖可能な第1貫通孔と、上記モータ
の底部であって、上記カップリング側のモータケーシン
グを貫通する排油用貫通孔と、上記カップリング部の底
部にてこのカップリング部の内外を連通させる第3貫通
孔とを設け、かつ取外し可能な栓体により上記第3貫通
孔を閉じて形成してある。
【0021】このため、貫通孔に栓体で閉じて、或は栓
体を外し、かつメカニカルシール配置空間にメカニカル
シールを配置するだけで、圧縮機本体内空間と、モータ
内空間とは遮断できるようになり、フロン冷媒からNH
3冷媒への転換に際して、圧縮機自体を取り替えること
なく、容易に対応できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1考案に係る2段形スクリュ圧縮機の断面
図である。
【図2】 図1に示す2段形スクリュ圧縮機をNH3
媒に対応できるように改造したものの断面図である。
【図3】 第2考案に係る2段形スクリュ圧縮機の断面
図である。
【図4】 図3に示す2段形スクリュ圧縮機をNH3
媒に対応できるように改造したものの断面図である。
【図5】 メカニカルシール部に漏れ出たNH3ガスを
回収するための手段の概略を示す図である。
【図6】 従来の2段形スクリュ圧縮機の断面図であ
る。
【符号の説明】 11 第1圧縮機本体 12,12a モー
タ 13 カップリング部 14 カップリング
用ケーシング 15 第2圧縮機本体 16 第1吸込口 17 第1ケーシング 18,19 スクリ
ュロータ 20 メカニカルシール配置空間 23,24,23
a,24a 軸受 24 第1貫通孔 25 第2貫通孔 26 第3貫通孔 27 栓体 28 第2吸込口 30,31 スクリ
ュロータ 33 カップリング 41 メカニカルシ
ール 51 排油用貫通孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに噛合う雌雄一対の低圧段側スクリ
    ュロータを回転可能に収納した第1ケーシングを有する
    第1圧縮機本体と、この低圧段側圧縮機本体のスクリュ
    ロータ駆動用であって、軸受部に潤滑油を流入させ、こ
    こから潤滑油を流出させるタイプのモータと、上記第1
    ケーシングに分離可能に取付けられるカップリング用ケ
    ーシング内に位置させたカップリングにより上記モータ
    の回転軸と上記一対のスクリュロータの内の一方のロー
    タ軸とを一体回転可能に結合するカップリング部と、互
    いに噛合う雌雄一対の高圧段側スクリュロータを回転可
    能に収納するとともに、上記低圧段側圧縮機本体の反モ
    ータ側に取付けた第2ケーシングを有し、この一対の高
    圧段側スクリュロータの内の一方のロータ軸と一対の低
    圧段側のスクリュロータの一方のロータ軸とを一体回転
    可能に結合するカップリングを有し、かつ上記低圧段側
    圧縮機本体の吐出口と連通する吸込口を有する高圧段側
    圧縮機本体とを備え、上記第1ケーシングの上記カップ
    リング部に面する隔壁を貫通する上記ロータ軸の貫通部
    の周囲にメカニカルシール配置空間と、上記カップリン
    グ部の下部にて、この内部の空間と第1圧縮機本体の吸
    込口とを連通させる封鎖可能な第1貫通孔と、上記カッ
    プリング部の下部にて、この内部の空間と上記モータの
    内部空間とを連通させる封鎖可能な第2連通孔と、上記
    カップリング部の底部にてこのカップリング部の内外を
    連通させる第3貫通孔とを設け、かつ取外し可能な栓体
    により上記第3貫通孔を閉じて形成したことを特徴とす
    る2段形スクリュ圧縮機。
  2. 【請求項2】 互いに噛合う雌雄一対の低圧段側スクリ
    ュロータを回転可能に収納した第1ケーシングを有する
    第1圧縮機本体と、この低圧段側圧縮機本体のスクリュ
    ロータ駆動用であって、軸受部にグリースを封入させる
    タイプのモータと、上記第1ケーシングに分離可能に取
    付けられるカップリング用ケーシング内に位置させたカ
    ップリングにより上記モータの回転軸と上記一対のスク
    リュロータの内の一方のロータ軸とを一体回転可能に結
    合するカップリング部と、互いに噛合う雌雄一対の高圧
    段側スクリュロータを回転可能に収納するとともに、上
    記低圧段側圧縮機本体の反モータ側に取付けた第2ケー
    シングを有し、この一対の高圧段側スクリュロータの内
    の一方のロータ軸と一対の低圧段側のスクリュロータの
    一方のロータ軸とを一体回転可能に結合するカップリン
    グを有し、かつ上記低圧段側圧縮機本体の吐出口と連通
    する吸込口を有する高圧段側圧縮機本体とを備え、上記
    第1ケーシングの上記カップリング部に面する隔壁を貫
    通する上記ロータ軸の貫通部の周囲にメカニカルシール
    配置空間と、上記カップリング部の下部にて、この内部
    の空間と第1圧縮機本体の吸込口とを連通させる封鎖可
    能な第1貫通孔と、上記モータの底部であって、上記カ
    ップリング側のモータケーシングを貫通する排油用貫通
    孔と、上記カップリング部の底部にてこのカップリング
    部の内外を連通させる第3貫通孔とを設け、かつ取外し
    可能な栓体により上記第3貫通孔を閉じて形成したこと
    を特徴とする2段形スクリュ圧縮機。
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