JP4119757B2 - モータ一体型圧縮機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機本体とモータとが一体に構成されたモータ一体型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の油冷式スクリュ圧縮機を図4,図5を例に説明する。
【0003】
図5において、61はスクリュ圧縮機本体(以下「圧縮機本体」と称す)で、この圧縮機本体のシリンダ63内に形成されるロータ室内64に雌雄一対のスクリュロータ(以下「ロータ」と称す)65,66が収容されている。前記ロータ室64の軸方向一側には吸入口68及び吸入通路69が形成された吸入側ケーシング67を接続し、前記ロータ室64の軸方向他側には吐出口72及び吐出通路(図示しない)が形成された吐出側ケーシング71を接続している。そして、前記ロータ各々の端部に延設された軸部76,77,78,79は前記吸入側ケーシング67と吐出側ケーシング71とに収容された軸受81,82,83,84で支承されている。
【0004】
図4において、前記圧縮機本体61の吸入口68は吸入管85を介して吸入フィルタ86及び被圧縮気体の供給路87と接続し、吐出口72は吐出管88を介して油分離タンク62及び消費側の消費側配管89に接続する。前記油分離タンク62は下部に潤滑油Oを貯留し、この油分離タンク62の下部と圧縮機本体61のロータ室64内とをオイルクーラ90及びオイルフィルタ91を介して油配管92により接続している。
【0005】
前記圧縮機本体61はモータ95などの原動機により駆動され、前記ロータ65,66の噛み合い回転により、圧縮機本体61の吸入口68から被圧縮気体を吸入してロータ室64内で圧縮すると共に、この圧縮の過程で圧縮気体の冷却、ロータ同志の潤滑及び密封のために油分離タンク62に貯留する潤滑油Oをロータ室64内に供給し、吐出口72から圧縮気体と潤滑油の気液混合状態の気体を油分離タンク62内に吐出する。前記油分離タンク62では該タンク内の側壁に気液混合状態の気体を衝突させることで、圧縮気体と潤滑油とに一次分離し、圧縮気体は油分離タンク62の上部に接続する油分離フィルタ93によって圧縮気体中に含まれる霧状の潤滑油を除去して、消費側に圧縮気体だけを供給し、一方潤滑油は油分離タンク62内の下部に貯留するようになっている。なお、前記圧縮機本体61のロータの軸部76をモータ95の軸と一体としたものがある(特許文献1参照)。
【0006】
この発明の先行技術文献情報としては次のものがある。
【特許文献1】
特開平11−351168号公報 (第2−3頁、図1−図2)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述従来の圧縮機に対して圧縮機本体とモータとの全長を短縮するために、圧縮機本体とモータとを一体に構成したモータ一体型圧縮機がある。このモータ一体型圧縮機は、圧縮機本体からモータ側へ潤滑油が漏洩するとモータ室内で潤滑油が炭化しモータ回転子の絶縁破壊を起こす可能性がある。また、運転時に圧縮機本体の温度上昇によりモータが熱影響を受けて温度が上昇したり、又は、モータの温度上昇により圧縮機本体が熱影響を受けて温度が上昇することから、従来以上に圧縮機本体及びモータの冷却を行う必要がある。
【0008】
このことから、モータの回転子及び固定子を収納するモータ室内を大気と連通し、モータ室内にこもった熱気を大気に開放して冷却を行うことも考えられるが、モータ室内を大気に開放すると大気を漂う塵埃等がモータ室内に侵入するという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は、モータ室内に潤滑油や塵埃の侵入を防止し、圧縮機本体及びモータのそれぞれの熱影響を受けにくいモータ一体型圧縮機の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、圧縮機本体2の駆動軸14とモータ4の回転軸とを直結ないしは一体に形成し、圧縮機本体2から延出するパワーサイドハウジング31とモータ4の固定子52を固定するモータケーシング53とを固定し、圧縮機本体2の駆動軸14を支承する軸受16がモータ4の回転軸を支承する軸受と兼用するモータ一体型圧縮機において、前記圧縮機本体2の駆動軸14上で前記駆動軸14を支承する軸受16のモータ側には、圧縮機本体2の軸受等を潤滑した潤滑油がモータ側へ漏洩することを防止する軸封装置33と該軸封装置を固定する軸封カバー37とを配設し、前記圧縮機本体2から延出するパワーサイドハウジング31に該パワーサイドハウジング31の内外とを連通する連通穴55を形成すると共に、前記パワーサイドハウジング31を被蓋する仕切板57を設け、前記モータケーシング53内とパワーサイドハウジング31内をそれぞれ隔離密閉することを特徴とする。(請求項1)。
【0011】
前記仕切板は、例えば、前記連通穴55のモータ側の位置で前記パワーサイドハウジング31の内周面から前記ロータ軸(14)方向に膨出するフランジ部56と、前記軸封カバー37のモータ側端壁面とに固着され、両部材を連結して配置することができる(請求項2)。また、本発明は、軸封装置33から漏れだした極少量のドレン(潤滑油)がロータ軸14を伝わってモータケーシング53内へ浸入することを有効に防止する装置として、前記軸封装置33の軸封カバー37に穿設形成された挿孔に一端を固着し、他端を前述パワーサイドハウジング31の内外とを連通する連通穴55から外部に臨ませたドレン回収通路28と前記仕切板57との間にシール29を設けたもの(請求項3)を含む。さらに、前述軸封カバー37に対して、前記ドレン回収通路28と前記仕切板57との間にパワーサイドハウジング31の内部空間32と、軸封カバー37の内周とモータケーシング53側のロータ軸外周間の微少間隙を連通する貫通孔30を穿設形成することができる。また、前記シール29と前記仕切板57との間に前記貫通孔30を形成することができる(請求項4)。
【0012】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態について図1乃び図2に基づき説明する。
【0013】
図1及び図2において、油冷式スクリュ圧縮機1は、雌雄一対のスクリュロータ6,7をシリンダ8のロータ室9内に噛合回転可能に収納し、前記一対のスクリュロータ6,7の回転により被圧縮気体を圧縮する過程で前記ロータ室9内に冷却媒体である潤滑油を注入する油冷式の圧縮機本体2と、前記圧縮機本体2のロータ室9内で圧縮され吐出された圧縮気体と潤滑油との気液混合流体を導入し、圧縮気体と潤滑油とに分離して圧縮気体を消費側に供給する気液分離装置3と、圧縮機本体2を回転駆動するモータ4とを一体に結合している。
【0014】
前記圧縮機本体2は、前記スクリュロータ6,7の軸線方向に対して前記シリンダ8の一側に被圧縮気体を吸入する吸入口12及び吸入通路13を形成し、前記スクリュロータ6,7の一側ロータ軸14,15を支承する軸受16,17を収納する吸入側ケーシング11と、前記スクリュロータ6,7の軸線方向に対して前記シリンダ8の他側に圧縮気体を吐出する吐出口22及び吐出通路23とを形成し、前記スクリュロータ6,7の他側ロータ軸24,25を支承する軸受26,27を収納する吐出側ケーシング21とを備え、前記吸入側ケーシング11と前記シリンダ8とは一体に形成され、オスロータ6の吸入側ロータ軸14は前記吸入側ケーシング11を貫通して圧縮機本体2の外部に突出して該圧縮機本体の駆動軸となり、前記吸入側ケーシング11の外周から圧縮機本体2の外部に突出し、オスロータ6の吸入側ロータ軸14の周囲にモータ4と一体に連結するためのパワーサイドハウジング31を延出する。
【0015】
前記オスロータ6の吸入側ロータ軸14を支承する軸受16は吸入側ケーシング11に形成された軸受室18内に収納され、前記吸入側ロータ軸14の軸上の前記軸受室18内で該ロータ軸14を支承する軸受16に並んだ外側に、軸受室18内の潤滑油が圧縮機本体2から漏出することを防止するための軸封装置であるメカニカルシール33を設け、前記メカニカルシール33の外側には前記軸受室18を塞ぐと共に、前記メカニカルシールを固定する軸封カバー37を設けている。
【0016】
前記気液分離装置3は圧縮機本体2から吐出された前記気液混合流体を一次分離するレシーバタンク41と、前記レシーバタンク41内で一次分離された気液混合流体を導入して微細な潤滑油を分離し圧縮気体を消費側に供給するセパレータ42とを備え、前記レシーバタンク41には前記セパレータ42を接続する接続口43と、レシーバタンク41内を点検・掃除するための点検口44とを形成し、前記圧縮機本体の吐出側ケーシング21を前記レシーバタンク41の点検口から内部に挿入し、前記シリンダ8の吐出側ケーシング21との接続部に形成したフランジ部47でレシーバタンク41の開口部から成る点検口44を閉塞し、後述するように、モータケーシング4を固設した圧縮機本体2を前記フランジ部47でレシーバタンク41に連結し、モータケーシング4、圧縮機本体2及びレシーバタンク41を一体に構成している。
【0017】
前記モータ4は前記オスロータ6の吸入側ロータ軸14の軸上に回転子51を固定して前記ロータ軸14とモータ4の回転軸、前記ロータ軸14を支承する前記軸受16とモータ4の回転軸を支承する軸受とを兼用し、モータ4の固定子52を固定するモータケーシング53の圧縮機本体側の端縁に形成するフランジを、パワーサイドハウジング31のモータ側の端縁に形成するフランジに連結し、圧縮機本体2と一体に構成している。
【0018】
前記圧縮機本体2から延出するパワーサイドハウジング31に、パワーサイドハウジング31の内部空間32(図3参照)とパワーサイドハウジング31外とを連通する連通穴55を形成する。そして、前記軸封装置であるメカニカルシール33の外側に位置する前記軸受室18を閉塞すると共に、前記メカニカルシール33を固定する軸封カバー37をロータ軸14の外周に設ける。前記連通穴55のモータ方向側位置で前記パワーサイドハウジング31の内周面に、前記ロータ軸14方向に膨出するフランジ部56を形成し、前記パワーサイドハウジング31の前記フランジ部56と前記軸封カバー37のモータ側端壁面とを連結する仕切板57を前記フランジ部56と前記軸封カバー37のモータ側端壁面にそれぞれ固着して設け、前記パワーサイドハウジング31を被蓋しモータケーシング53内とパワーサイドハウジング31内をそれぞれ隔離密閉する。
【0019】
以上のように構成したモータ一体型のスクリュ圧縮機は、オスロータ6の吸入側ロータ軸14にモータ4の回転子51を固定することで、モータ4の構成部品を圧縮機本体2の構成部品と兼用して、モータ4と圧縮機本体2とを一体に構成していることで従来の圧縮機に対して全長を短縮することができたことはもちろんであるが、その他にモータケーシング53内とパワーサイドハウジング31内とを仕切板57で仕切っていて、モータ4の回転子51及び固定子52を収納する空間(モータ室58)を密閉すると共に、吸入側ケーシング11と仕切板57との間の空間をパワーサイドハウジング31に形成した連通穴55で大気に開放していることから、前記吸入側ケーシング11と軸封カバー37の結合面から潤滑油が漏洩した場合でも、連通穴55よりパワーサイドハウジング31の外部に排出され、モータ室58内に潤滑油が侵入することを防止できる。また、この連通穴55は前記吸入側ケーシング11と軸封カバー37の結合面から潤滑油が漏洩しているか否かを目視により確認することができる。さらに、圧縮機の運転時に圧縮機本体2の温度が上昇しても吸入側ケーシング11と仕切板57との間が内部空間32により遮断され、該空間が断熱して、モータ4が圧縮機本体2の熱影響を受けて温度上昇しない。また、圧縮機の運転時にモータ4の温度が上昇しても吸入側ケーシング11と仕切板57との間が前記空間により遮断され断熱するため、圧縮機本体2がモータ4の熱影響を受けて温度上昇しない。
【0020】
さらに、比較的に簡単な構成により、モータケーシング53内とパワーサイドハウジング31内とを仕切ってモータ4の回転子51や固定子52を収容するモータ室58を密封することができ、モータ室58内に塵埃などが侵入することを防止できる。
【0021】
図3(A)、図3(B)は、本発明の第2〜第4の実施形態の詳細を示すもので、軸封装置33の前記軸封カバー37に穿設形成された挿孔に一端を固着し、他端を前述パワーサイドハウジング31の内外とを連通する前記連通穴55から外部に臨ませたドレン回収通路28と前記仕切板57との間にシール29を設けたものである。このシール29は軸封装置33から漏れだした極少量のドレン(潤滑油)がロータ軸14を伝わってモータケーシング53内へ浸入することを有効に防止するもので、図3(A)にあっては軸封カバー37の内周に形成した溝部にリング状のフェルト製シール29を装着し、このシール29の中心にロータ軸14が挿通すると共に該ロータ軸14とシール29とが接触している。これにより、軸封装置33から漏れだしたドレンはシール29でモータケーシング53内への浸入を防ぎ、ドレン回収通路28から機外へ排出される。なお、前記シール29はフェルト製シールに限定されず、例えば軸封カバー37の内周に前記ロータ軸14の回転によりドレンの漏れ方向とは逆方向に流れるようねじ溝が切られたねじシールであってもよい〔図3(B)〕。モータケーシング53内への潤滑油の浸入によるモータ本体の絶縁不良、可燃性の被圧縮気体を圧縮する場合の潤滑油に溶け込んだ前記可燃性気体による爆発の可能性を回避できる。他は第1実施形態と同様の構成である。
【0022】
図3(B)において、第3の実施形態として、前述軸封カバー37に対して、前記ドレン回収通路28と前記仕切板57との間にパワーサイドハウジング31の内部空間32と軸封カバー37の内周とモータケーシング53側のロータ軸外周間の微少間隙を連通する貫通孔30を穿設形成したものである。
【0023】
前述ドレン及びドレン(潤滑油)中に溶け込んでいる被圧縮気体は、前記貫通孔30を介してパワーサイドハウジング31の内部空間32から前記連通穴55を経て外部へ排出される。
【0024】
第4の実施形態として、前記図3(A)、図3(B)の実施形態におけるシール29から漏出した場合に対処するために、ここでは前記シール29と前記仕切板57との間に貫通孔30を形成したものである。なお、前記ドレンに溶け込んでいる被圧縮気体の性状に対応して、前記被圧縮気体が外気より比重の重い場合には、前記貫通孔30を軸封カバー37の図中下方(図示省略)に、比重の軽いときは、図中上方にそれぞれ貫通孔30を形成する。
【0025】
前記内部空間32と軸封カバー37の内周とモータケーシング53側のロータ軸外周間の微少間隙はほぼ同圧であり、ドレンは貫通孔30を介して円滑に排出される。
【0026】
なお、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において例えば、冷却媒体を水にした水噴射式圧縮機やスライドベーン圧縮機など各種形態に変形可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、圧縮機本体の駆動軸とモータの回転軸とを直結ないしは一体に形成し、圧縮機本体から延出するパワーサイドハウジングとモータケーシングとを固定し、圧縮機本体の駆動軸を支承する軸受がモータの回転軸を支承する軸受と兼用するモータ一体型圧縮機において、前記圧縮機本体の駆動軸上で前記駆動軸を支承する軸受のモータ側には、圧縮本体の軸受等を潤滑した潤滑油がモータ側へ漏洩することを防止する軸封装置と該軸封装置を固定する軸封カバーとを配設し、前記圧縮機本体から延出するパワーサイドハウジングに該パワーサイドハウジングの内外とを連通する連通穴を形成し、前記連通穴のモータ側の位置に前記パワーサイドハウジングの内周面と前記軸封カバーとを連結してモータケーシング内とパワーサイドハウジング内とを仕切る仕切板を設けたことから、圧縮機本体から潤滑油が漏洩した場合でもモータ室内へ潤滑油が侵入することを防止し、また圧縮機の運転時に圧縮機本体の温度が上昇しても圧縮機本体と仕切板との間の空間が断熱して、モータが圧縮機本体の熱影響を受けて温度上昇しない。又は、圧縮機の運転時にモータの温度が上昇しても圧縮機本体と仕切板との間の空間が断熱して、圧縮機本体がモータの熱影響を受けて温度上昇しない。さらに、比較的に簡単な構成により、モータケーシング内とパワーサイドハウジング内とを仕切ってモータの回転子や固定子を収容するモータ室を密封することができ、モータ室内に塵埃などが侵入することを防止できる。
【0028】
また、本願第2、第3発明によれば、軸封装置33から漏れだした極少量のドレン(潤滑油)がロータ軸14を伝わってモータケーシング53内へ浸入することを有効に防止し、モータの絶縁不良、潤滑油に溶け込んでいる可燃性被圧縮気体の爆発などによる事故を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に掛かる油冷式スクリュ圧縮機の横断面図
【図2】本発明の実施の形態に掛かる油冷式スクリュ圧縮機の平面断面図
【図3】(A)、(B)は本発明の第2〜第4の実施の形態を示す部分拡大断面図
【図4】従来の技術の油冷式スクリュ圧縮機の系統図
【図5】従来技術のスクリュ圧縮機本体の断面図
【符号の説明】
1 油冷式スクリュ圧縮機
2 圧縮機本体
3 気液分離装置
4 モータ
6 オスロータ
8 シリンダ
9 吸入側ケーシング
14 ロータ軸(オスロータ)
16 軸受
21 吐出側ケーシング
28 ドレン回収通路
29 シール
30 貫通孔
31 パワーサイドハウジング
32 内部空間
33 メカニカルシール
37 軸封カバー
51 回転子
52 固定子
53 モータケーシング
55 連通穴
57 仕切板
Claims (4)
- 圧縮機本体の駆動軸とモータの回転軸とを直結ないしは一体に形成し、圧縮機本体から延出するパワーサイドハウジングとモータケーシングとを固定し、圧縮機本体の駆動軸を支承する軸受がモータの回転軸を支承する軸受を兼用するモータ一体型圧縮機において、
前記圧縮機本体の駆動軸上で前記駆動軸を支承する軸受のモータ側には、圧縮機本体の軸受等を潤滑した潤滑油がモータ側へ漏洩することを防止する軸封装置と該軸封装置を固定する軸封カバーとを配設し、前記圧縮機本体から延出するパワーサイドハウジングに該パワーサイドハウジングの内外とを連通する連通穴を形成すると共に、前記パワーサイドハウジングを被蓋しモータケーシング内とパワーサイドハウジング内をそれぞれ隔離密閉する仕切板を設けたことを特徴とするモータ一体型圧縮機。 - 前記仕切板は、前記連通穴のモータ方向側位置で前記パワーサイドハウジングの内周面から前記ロータ軸方向に膨出するフランジ部と、前記軸封カバーのモータ側端壁面とに固着され、両部材を連結して配置した請求項1記載のモータ一体型圧縮機。
- 前記軸封装置の軸封カバーに穿設形成された挿孔に一端を固着し、他端を前述パワーサイドハウジングの内外とを連通する連通穴から外部に臨ませて設けたドレン回収通路と前記仕切板との間にシールを設けた請求項1記載のモータ一体型圧縮機。
- 前記ドレン回収通路と前記仕切板との間で前記軸封カバーに対して、前記パワーサイドハウジングの内部空間と、前記軸封カバーの内周とモータケーシング側のロータ軸外周間の微少間隙を連通する貫通孔を穿設形成した請求項3記載のモータ一体型圧縮機。
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