JP6903506B2 - スクリュー圧縮機 - Google Patents
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Description
まず、図1及び図2を用いて、本実施例1のスクリュー圧縮機の全体構成を説明する。図1は本実施例1のスクリュー圧縮機を示す縦断面図、図2は図1に示すスクリュー圧縮機の一部を省略して示す水平断面図である。
前記モータケーシング1には、後述する圧縮機構部を駆動させるためのモータ(電動機)4が収納されている。前記モータ4は、前記モータケーシング1内に固定されている固定子4Aと、この固定子4Aの内周側に配設される回転子4Bとを備える。前記固定子20は、電源ケーブル53を介して、前記モータケーシング1の外側に設けられた端子箱51内の電源端子52に接続されている。
前記吐出ケーシング3は、ボルトにより前記メインケーシング2に固定されている。
チラーユニットなどの冷凍装置を構成している冷凍サイクルから冷媒配管64を介して、モータケーシング1に設けられている吸入口18へ導かれた低温、低圧の冷媒ガスは、ストレーナ19で異物が捕集された後、駆動用モータ4とモータケーシング1の間に設けられたガス通路4a、及び前記モータ4における前記固定子4Aと前記回転子4Bとの間のエアギャップ4bを通過して、前記メインケーシング2の吸入ポート6側に流れる。冷媒ガスが前記ガス通路4a及び前記エアギャップ4bを通過する際、前記モータ4は前記冷媒ガスにより冷却される。
図4は図1のA−A線矢視断面図であるが、この図4に相当する図5と、図6〜図8を用いて、従来のスクリュー圧縮機におけるシール部の構成及びシールリングの状態を説明する。なお、図6は図5のB−B線矢視断面図、図7は図5のC−C線矢視断面図、図8は図5のD−D線矢視断面図である。なお、以下の説明では雄ロータ11Aのロータ軸11A1周りのシール部の構成について説明するが、雌ロータ11Bのロータ軸11B1周りのシール部も同様の構成になっている。
図4は図1のA−A線矢視断面図、図9は図4のE−E線矢視断面図、図10は図4のF−F線矢視断面図、図11は図4のG−G線矢視断面図である。以下の説明では雄ロータ11Aのロータ軸11A1周りのシール部の構成について説明するが、雌ロータ11Bのロータ軸11B1周りのシール部も同様の構成となっている。
図4のE−E線矢視断面を示す図9では、上述した図6に示す従来のものと同様に、吐出圧力(高圧)Pdと中間圧力Pmの差圧により、前記シールリング24は、矢印で示すように、前記ロータ軸11A1側に押圧されてシール溝27の内径側の周面に接しており、吐出側の高圧冷媒ガスが中間圧力Pmの側や吸込側圧力Psの側に漏れるのをシールしている。
また、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
3…吐出ケーシング、3a…ロータ側端面、
4…モータ(電動機)、4A…固定子、4B…回転子、
4a…ガス通路、4b…エアギャップ、
5…円筒状ボア、6…吸入ポート、
7A,8A,8B…ころ軸受(低圧側軸受)、
9A,9B…ころ軸受(高圧側軸受)、10A、10B…玉軸受(高圧側軸受)、
11…スクリューロータ(11A…雄ロータ、11B…雌ロータ)、
11A1,11B1…ロータ軸、11a…ロータの吐出側端面、11b…歯底、
12…油分離器、13…吐出口、
14…油溜め、15…吐出室、
16…軸受室(16A…雄ロータ側軸受室、16B…雌ロータ側軸受室)、
17…遮蔽板、18…吸入口、19…ストレーナ、
20…給油溝、21…Dギャップ、22…隙間、
24…シールリング、24a…合い口(切り割り部)、24b…内周面、
25…軸穴、26…隙間、
27…シール溝(リング状溝)、28…波ばね、29…圧力ポケット溝、
30…連通路、
51…端子箱、52…電源端子、53…電源ケーブル、
64…冷媒配管、65…固定フランジ、
100…スクリュー圧縮機。
Claims (9)
- 互いに噛み合う雄・雌一対のスクリューロータと、前記スクリューロータのロータ軸を支持する低圧側軸受及び高圧側軸受と、前記スクリューロータを収納するメインケーシングと、前記スクリューロータのロータ軸が貫通する軸穴と前記高圧側軸受を収納する軸受室を有する吐出ケーシングと、を備えるスクリュー圧縮機であって、
前記吐出ケーシングの前記スクリューロータ側の端面における前記ロータ軸周りに形成されたリング状のシール溝と、前記シール溝内に配設され前記スクリューロータの吐出側端面と前記吐出ケーシングとの間の隙間をシールするシールリングと、前記シール溝の外周に沿って形成され、吐出側の圧力が導入されるリング状の圧力ポケット溝を備えることを特徴とするスクリュー圧縮機。 - 請求項1に記載のスクリュー圧縮機であって、前記圧力ポケット溝内に吐出側の圧力を導入する連通路を前記吐出ケーシングに設けていることを特徴とするスクリュー圧縮機。
- 請求項2に記載のスクリュー圧縮機であって、前記吐出ケーシングには圧縮されたガスが吐出される吐出室が形成されており、前記連通路は、前記圧力ポケット溝と前記吐出室とを連通することを特徴とするスクリュー圧縮機。
- 請求項3に記載のスクリュー圧縮機であって、前記連通路は、前記吐出ケーシングのロータ側端面に、前記圧力ポケット溝と前記吐出室とを連通するように形成されていることを特徴とするスクリュー圧縮機。
- 請求項1に記載のスクリュー圧縮機であって、前記シール溝内には、前記シールリングを前記スクリューロータの吐出側端面に押圧するように波ばねが配設されていることを特徴とするスクリュー圧縮機。
- 請求項1に記載のスクリュー圧縮機であって、前記シールリングには、該シールリングを周方向に分断する合い口を設けていることを特徴とするスクリュー圧縮機。
- 請求項6に記載のスクリュー圧縮機であって、前記合い口は、シールリングを径方向に切断する径方向の切断面と、周方向に切断する周方向の切断面を有する段違い形状に構成されていることを特徴とするスクリュー圧縮機。
- 請求項1〜7の何れか一項に記載のスクリュー圧縮機であって、前記スクリュー圧縮機は冷凍装置に使用される密閉形のスクリュー圧縮機であることを特徴とするスクリュー圧縮機。
- スクリューロータと、前記スクリューロータのロータ軸を支持する軸受と、前記スクリューロータを収納するケーシングと、前記スクリューロータのロータ軸が貫通する軸穴と前記軸受を収納する軸受室を有する吐出ケーシングと、を備えるスクリュー圧縮機であって、
前記吐出ケーシングの前記スクリューロータ側の端面における前記ロータ軸周りに形成されたリング状のシール溝と、前記シール溝内に配設され前記スクリューロータの吐出側端面と前記吐出ケーシングとの間の隙間をシールするシールリングと、前記シール溝の外周に沿って形成され、吐出側の圧力が導入されるリング状の圧力ポケット溝を備えることを特徴とするスクリュー圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017137895A JP6903506B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | スクリュー圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017137895A JP6903506B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | スクリュー圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019019738A JP2019019738A (ja) | 2019-02-07 |
JP6903506B2 true JP6903506B2 (ja) | 2021-07-14 |
Family
ID=65355531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017137895A Active JP6903506B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | スクリュー圧縮機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6903506B2 (ja) |
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2017
- 2017-07-14 JP JP2017137895A patent/JP6903506B2/ja active Active
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JP2019019738A (ja) | 2019-02-07 |
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