JPH10102596A - 高力ボルト接合部用接合補助部材 - Google Patents
高力ボルト接合部用接合補助部材Info
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- JPH10102596A JPH10102596A JP27683796A JP27683796A JPH10102596A JP H10102596 A JPH10102596 A JP H10102596A JP 27683796 A JP27683796 A JP 27683796A JP 27683796 A JP27683796 A JP 27683796A JP H10102596 A JPH10102596 A JP H10102596A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製作が比較的簡単で、高力ボルト接合部に十
分なすべり耐力を付与し得る高力ボルト接合部用接合補
助部材を提供する。 【解決手段】 高力ボルトにより母材と接合される添板
４等におけるボルト孔５の周囲の接合面４ａに、添板等
に作用する応力の作用線Ａを直角方向へ少なくとも１本
の高力ボルトの締付力の影響が及ぶ最大範囲に及んで設
けた溝６に嵌着されるものであって、溝に上面を接合面
から適宜に突出させて嵌着され、１本の高力ボルトの締
付力の影響が及ぶ最大範囲に跨がる長さの嵌着部２と、
その上面中央に設けた刃状突起部３とからなる。
分なすべり耐力を付与し得る高力ボルト接合部用接合補
助部材を提供する。 【解決手段】 高力ボルトにより母材と接合される添板
４等におけるボルト孔５の周囲の接合面４ａに、添板等
に作用する応力の作用線Ａを直角方向へ少なくとも１本
の高力ボルトの締付力の影響が及ぶ最大範囲に及んで設
けた溝６に嵌着されるものであって、溝に上面を接合面
から適宜に突出させて嵌着され、１本の高力ボルトの締
付力の影響が及ぶ最大範囲に跨がる長さの嵌着部２と、
その上面中央に設けた刃状突起部３とからなる。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、鉄骨構造材（ステ
ンレス鋼等の構造材を含む）の高力ボルト接合部に用い
られる接合補助部材に関する。
ンレス鋼等の構造材を含む）の高力ボルト接合部に用い
られる接合補助部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の高力ボルト接合部用接合
補助部材としては、中心部にボルト孔を有し、１本の高
力ボルトの締付力の影響が及ぶ最大範囲の大きさを有す
る円形の板状体の片面に、直線状をなす平行な複数条の
肩部付き刃状突起が１本の高力ボルトの締付力の影響が
及ぶ最大範囲に亘って形成されているもの、又は添板等
の継手金具の母材と接合される接合面のボルト孔の周囲
における１本の高力ボルトの締付力の影響が及ぶ最大範
囲に亘って、直線状をなす平行な複数条の肩部付き刃状
突起が一体形成されているものが知られている（特願平
５−２８０１０２号参照）。前者は、添板等の接合面に
おけるボルト孔の周囲に設けた座ぐり凹部に、肩部付き
刃状突起が添板等に作用する応力と直角となり、かつ接
合面上に突出するようにして板状体を嵌着して用いら
れ、高力ボルトによる母材と添板等の締め付けによっ
て、各肩部付き刃状突起の刃部が母材に根元まで食い込
み、かつ肩部が母材に密着し若しくは滅り込み、応力の
作用線と直角方向のすべり耐力が得られ、又、後者は、
何等の前処理工程を施すことなく、高力ボルトによる母
材と添板等の締め付けによって、同様の作用効果が得ら
れるものである。
補助部材としては、中心部にボルト孔を有し、１本の高
力ボルトの締付力の影響が及ぶ最大範囲の大きさを有す
る円形の板状体の片面に、直線状をなす平行な複数条の
肩部付き刃状突起が１本の高力ボルトの締付力の影響が
及ぶ最大範囲に亘って形成されているもの、又は添板等
の継手金具の母材と接合される接合面のボルト孔の周囲
における１本の高力ボルトの締付力の影響が及ぶ最大範
囲に亘って、直線状をなす平行な複数条の肩部付き刃状
突起が一体形成されているものが知られている（特願平
５−２８０１０２号参照）。前者は、添板等の接合面に
おけるボルト孔の周囲に設けた座ぐり凹部に、肩部付き
刃状突起が添板等に作用する応力と直角となり、かつ接
合面上に突出するようにして板状体を嵌着して用いら
れ、高力ボルトによる母材と添板等の締め付けによっ
て、各肩部付き刃状突起の刃部が母材に根元まで食い込
み、かつ肩部が母材に密着し若しくは滅り込み、応力の
作用線と直角方向のすべり耐力が得られ、又、後者は、
何等の前処理工程を施すことなく、高力ボルトによる母
材と添板等の締め付けによって、同様の作用効果が得ら
れるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高力ボルト接合部用接合補助部材では、いずれも肩部付
き刃状突起が板状体又は添板等に一体形成されているの
で、製作が面倒でコスト高となる不具合がある。特に、
前者の接合補助部材では、添板等に作用する応力が板状
体の外周とその中心を通る応力の作用線との交差部分に
集中するので、この交差部分及びこれと接する座ぐり凹
部の周縁部分に塑性変形を生じ、接合補助部材の移動が
起こり、十分なすべり耐力が得られないという不具合が
ある。そこで、本発明は、製作が比較的簡単で、母材と
添板等の高力ボルト接合部に十分なすべり耐力を付与し
得る高力ボルト接合部用接合補助部材を提供することを
目的とする。
高力ボルト接合部用接合補助部材では、いずれも肩部付
き刃状突起が板状体又は添板等に一体形成されているの
で、製作が面倒でコスト高となる不具合がある。特に、
前者の接合補助部材では、添板等に作用する応力が板状
体の外周とその中心を通る応力の作用線との交差部分に
集中するので、この交差部分及びこれと接する座ぐり凹
部の周縁部分に塑性変形を生じ、接合補助部材の移動が
起こり、十分なすべり耐力が得られないという不具合が
ある。そこで、本発明は、製作が比較的簡単で、母材と
添板等の高力ボルト接合部に十分なすべり耐力を付与し
得る高力ボルト接合部用接合補助部材を提供することを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の高力ボルト接合部用接合補助部材は、高力
ボルトにより母材と接合される添板等におけるボルト孔
の周囲の接合面に、添板等に作用する応力と直角方向へ
少なくとも１本の高力ボルトの締付力の影響が及ぶ最大
範囲に及んで設けた複数の溝に嵌着される高力ボルト接
合部用接合補助部材であって、上記溝に上面を接合面か
ら適宜に突出させて嵌着され、１本の高力ボルトの締付
力の影響が及ぶ最大範囲に跨がる長さの嵌着部と、嵌着
部の上面中央に設けた少なくとも１本の刃状突起部とか
らなることを特徴とする。前記嵌着部は、横断面方形で
あることが好ましい。又、前記嵌着部は、底面を広幅と
する横断面台形であってもよい。一方、接合補助部材
は、母材や添板等と同等以上の強度及び硬度を有する高
張力鋼、ステンレス鋼、セラミックス鋼、超硬合金又は
サーメット等により形成される。
め、本発明の高力ボルト接合部用接合補助部材は、高力
ボルトにより母材と接合される添板等におけるボルト孔
の周囲の接合面に、添板等に作用する応力と直角方向へ
少なくとも１本の高力ボルトの締付力の影響が及ぶ最大
範囲に及んで設けた複数の溝に嵌着される高力ボルト接
合部用接合補助部材であって、上記溝に上面を接合面か
ら適宜に突出させて嵌着され、１本の高力ボルトの締付
力の影響が及ぶ最大範囲に跨がる長さの嵌着部と、嵌着
部の上面中央に設けた少なくとも１本の刃状突起部とか
らなることを特徴とする。前記嵌着部は、横断面方形で
あることが好ましい。又、前記嵌着部は、底面を広幅と
する横断面台形であってもよい。一方、接合補助部材
は、母材や添板等と同等以上の強度及び硬度を有する高
張力鋼、ステンレス鋼、セラミックス鋼、超硬合金又は
サーメット等により形成される。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明に係る高力ボ
ルト接合部用接合補助部材の実施の形態の一例を示す斜
視図である。この高力ボルト接合部用接合補助部材１
は、後述するように高力ボルトにより母材と接合される
添板や継手金具等におけるボルト孔の周囲の接合面によ
り、添板等に作用する応力（例えば引張、圧縮力）の作
用線と直角方向へ１本の高力ボルトの締付力の影響が及
ぶ最大範囲に及んで設けた複数の溝に嵌着されるもの
で、通常ＳＳ４００等からなる母材や添板等と同等以上
の強度及び硬度を有する高張力鋼、ステンレス鋼、セラ
ミックス、超硬合金又はサーメット等により形成されて
いる。そして、接合補助部材１は、添板等の接合面に設
けられる断面方形の溝に、上面を接合面から適宜に突出
させて嵌着され、１本の高力ボルトの締付力の影響が及
ぶ最大範囲に跨がる長さを有する横断面方形の嵌着部２
と、嵌着部２の上面中央に一体形成した横断面三角形状
の１本の刃状突起部３とから構成されている。ここで、
接合補助部材１は、厚み（高さ）が１〜２０ｍｍ、嵌着
部３の幅が３〜１５ｍｍ、刃状突起部３の角度が２０〜
９０°、その高さが０．５〜３．０ｍｍであることが好
ましい。一方、１本の高力ボルトの締付力の影響が及ぶ
最大範囲とは、例えば高力ボルト径１６〜３０ｍｍ、添
板等の板厚１２ｍｍの場合、外径４０〜９０ｍｍ前後の
大きさとなる。
て図面を参照して説明する。図１は本発明に係る高力ボ
ルト接合部用接合補助部材の実施の形態の一例を示す斜
視図である。この高力ボルト接合部用接合補助部材１
は、後述するように高力ボルトにより母材と接合される
添板や継手金具等におけるボルト孔の周囲の接合面によ
り、添板等に作用する応力（例えば引張、圧縮力）の作
用線と直角方向へ１本の高力ボルトの締付力の影響が及
ぶ最大範囲に及んで設けた複数の溝に嵌着されるもの
で、通常ＳＳ４００等からなる母材や添板等と同等以上
の強度及び硬度を有する高張力鋼、ステンレス鋼、セラ
ミックス、超硬合金又はサーメット等により形成されて
いる。そして、接合補助部材１は、添板等の接合面に設
けられる断面方形の溝に、上面を接合面から適宜に突出
させて嵌着され、１本の高力ボルトの締付力の影響が及
ぶ最大範囲に跨がる長さを有する横断面方形の嵌着部２
と、嵌着部２の上面中央に一体形成した横断面三角形状
の１本の刃状突起部３とから構成されている。ここで、
接合補助部材１は、厚み（高さ）が１〜２０ｍｍ、嵌着
部３の幅が３〜１５ｍｍ、刃状突起部３の角度が２０〜
９０°、その高さが０．５〜３．０ｍｍであることが好
ましい。一方、１本の高力ボルトの締付力の影響が及ぶ
最大範囲とは、例えば高力ボルト径１６〜３０ｍｍ、添
板等の板厚１２ｍｍの場合、外径４０〜９０ｍｍ前後の
大きさとなる。
【０００６】上記構成の接合補助部材１は、例えば図
２、図３に示すように、ＳＳ４００等の構造材からなる
添板４のボルト孔５の周囲の接合面４ａに、添板４に作
用する応力の作用線Ａと直角方向へ１本の高力ボルト
（図示せず）の締付力の影響が及ぶ最大範囲に及んで設
けた断面方形の複数の溝６に嵌着して用いられ、高力ボ
ルトによる母材（図示せず）と添材４の締め付けによっ
て、各接合補助部材１の刃状突起部３が母材に根元まで
食い込み、又、嵌着部２の上面部が母材に密着若しくは
滅り込み、食い込んだ刃状突起部３の周囲を押えている
ため、母材の接合面を圧縮力として加圧する一方、この
圧縮力が刃状突起部３に加えられる応力との合力となる
ので、応力の作用線と直角方向の十分なすべり耐力を得
ることができる。この場合、各接合補助部材１の嵌着部
２の側部とこれに接触した溝６の側壁部に応力集中が生
じないので、接合補助部材１が移動することはない。な
お、溝６に対する接合補助部材１の嵌着は、冷し嵌め、
全周溶接、接着、溝６周辺部のカシメ等によって行われ
る。
２、図３に示すように、ＳＳ４００等の構造材からなる
添板４のボルト孔５の周囲の接合面４ａに、添板４に作
用する応力の作用線Ａと直角方向へ１本の高力ボルト
（図示せず）の締付力の影響が及ぶ最大範囲に及んで設
けた断面方形の複数の溝６に嵌着して用いられ、高力ボ
ルトによる母材（図示せず）と添材４の締め付けによっ
て、各接合補助部材１の刃状突起部３が母材に根元まで
食い込み、又、嵌着部２の上面部が母材に密着若しくは
滅り込み、食い込んだ刃状突起部３の周囲を押えている
ため、母材の接合面を圧縮力として加圧する一方、この
圧縮力が刃状突起部３に加えられる応力との合力となる
ので、応力の作用線と直角方向の十分なすべり耐力を得
ることができる。この場合、各接合補助部材１の嵌着部
２の側部とこれに接触した溝６の側壁部に応力集中が生
じないので、接合補助部材１が移動することはない。な
お、溝６に対する接合補助部材１の嵌着は、冷し嵌め、
全周溶接、接着、溝６周辺部のカシメ等によって行われ
る。
【０００７】図４は本発明に係る高力ボルト接合部用接
合補助部材の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
この高力ボルト接合部用接合補助部材７は、後述するよ
うに高力ボルトにより母材と接合される添板や継手金具
等におけるボルト孔の周囲の接合面に、添板等に作用す
る応力の作用線と直角方向へ１本の高力ボルトの締付力
の影響が及ぶ最大範囲を超え添板等を横切って設けた複
数の溝に嵌着されるもので、前述したものと同様の材料
により形成されている。そして、接合補助部材７は、添
板等の接合面に設けられる底面が広幅の断面台形の溝
に、上面を接合面から適宜に突出させて嵌着され、１本
の高力ボルトの締結力の影響が及ぶ最大範囲に跨がる長
さを有し、かつ底面が広幅の断面台形の嵌着部８と、嵌
着部８の上面中央に一体形成した横断面三角形状の刃状
突起部９とから構成されている。この接合補助部材７
は、嵌着部８の横断面形状を除き、寸法、形状が前述し
た接合補助材１とほぼ同様である。
合補助部材の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
この高力ボルト接合部用接合補助部材７は、後述するよ
うに高力ボルトにより母材と接合される添板や継手金具
等におけるボルト孔の周囲の接合面に、添板等に作用す
る応力の作用線と直角方向へ１本の高力ボルトの締付力
の影響が及ぶ最大範囲を超え添板等を横切って設けた複
数の溝に嵌着されるもので、前述したものと同様の材料
により形成されている。そして、接合補助部材７は、添
板等の接合面に設けられる底面が広幅の断面台形の溝
に、上面を接合面から適宜に突出させて嵌着され、１本
の高力ボルトの締結力の影響が及ぶ最大範囲に跨がる長
さを有し、かつ底面が広幅の断面台形の嵌着部８と、嵌
着部８の上面中央に一体形成した横断面三角形状の刃状
突起部９とから構成されている。この接合補助部材７
は、嵌着部８の横断面形状を除き、寸法、形状が前述し
た接合補助材１とほぼ同様である。
【０００８】上記構成の接合補助部材７は、例えば図
５、図６に示すように、ＳＳ４００等の構成材からなる
添板１０のボルト孔１１の周囲の接合面１０ａに、添板
１０に作用する応力の作用線Ｂと直角方向へ１本の高力
ボルト（図示せず）の締付力の影響が及ぶ最大範囲を超
え添板１０を横切って設けた底面が広幅の断面台形の複
数の溝１２に嵌着して用いられるものであり、嵌着部８
が横断面台形であるため、母材（図示せず）への滅り込
みが効果的に行われる他、高力ボルトによる母材と添板
１０の締め付けに際し、前述した接合補助部材１とほぼ
同様の作用効果を奏する。
５、図６に示すように、ＳＳ４００等の構成材からなる
添板１０のボルト孔１１の周囲の接合面１０ａに、添板
１０に作用する応力の作用線Ｂと直角方向へ１本の高力
ボルト（図示せず）の締付力の影響が及ぶ最大範囲を超
え添板１０を横切って設けた底面が広幅の断面台形の複
数の溝１２に嵌着して用いられるものであり、嵌着部８
が横断面台形であるため、母材（図示せず）への滅り込
みが効果的に行われる他、高力ボルトによる母材と添板
１０の締め付けに際し、前述した接合補助部材１とほぼ
同様の作用効果を奏する。
【０００９】なお、上述した各実施の形態においては、
接合補助部材１，７を添板４，１０に適用する場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、例え
ばＴ型やＬ型の継手金具や裏当金等にも適用できるもの
は勿論である。又、刃状突起部３，９は、１本とする場
合に限らず、２本以上としてもよい。
接合補助部材１，７を添板４，１０に適用する場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、例え
ばＴ型やＬ型の継手金具や裏当金等にも適用できるもの
は勿論である。又、刃状突起部３，９は、１本とする場
合に限らず、２本以上としてもよい。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高力ボル
ト接合部用接合補助部材によれば、添板等の溝に嵌着さ
れる直線棒状であるので、従来のものに比べて製作が比
較的簡単であると共に、応力が作用した場合にその側部
等への応力集中による変形に伴う移動がなく、十分なす
べり耐力が付与することができる。
ト接合部用接合補助部材によれば、添板等の溝に嵌着さ
れる直線棒状であるので、従来のものに比べて製作が比
較的簡単であると共に、応力が作用した場合にその側部
等への応力集中による変形に伴う移動がなく、十分なす
べり耐力が付与することができる。
【図１】本発明に係る高力ボルト接合部用接合補助部材
の実施の形態の一例を示す斜視図である。
の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図２】図１の接合補助部材を用いた添板の平面図であ
る。
る。
【図３】図２の添板の半断面側面図である。
【図４】本発明に係る高力ボルト接合部用接合補助部材
の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
【図５】図４の接合補助部材を用いた添板の平面図であ
る。
る。
【図６】図５の添板の半断面側面図である。
２ 嵌着部 ３ 刃状突起部 ４ 添板 ４ａ 接合面 ５ ボルト孔 ６ 溝 ８ 嵌着部 ９ 刃状突起部 １０ 添板 １０ａ 接合面 １１ ボルト孔 １２ 溝
Claims (3)
- 【請求項１】 高力ボルトにより母材と接合される添板
等におけるボルト孔の周囲の接合面に、添板等に使用す
る応力の作用線と直角方向へ少なくとも１本の高力ボル
トの締付力の影響が及ぶ最大範囲に及んで設けた複数の
溝に嵌着される高力ボルト接合部用接合補助部材であっ
て、上記溝に上面を接合面から適宜に突出させて嵌着さ
れ、１本の高力ボルトの締付力の影響が及ぶ最大範囲に
跨がる長さの嵌着部と、嵌着部の上面中央に設けた少な
くとも１本の刃状突起部とからなることを特徴とする高
力ボルト接合部用接合補助部材。 - 【請求項２】 前記嵌着部が、横断面方形であることを
特徴とする請求項１記載の高力ボルト接合部用接合補助
部材。 - 【請求項３】 前記嵌着部が、底面を広幅とする横断面
台形であることを特徴とする請求項１記載の高力ボルト
接合部用接合補助部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8276837A JP2987561B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 高力ボルト接合部用接合補助部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8276837A JP2987561B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 高力ボルト接合部用接合補助部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10102596A true JPH10102596A (ja) | 1998-04-21 |
| JP2987561B2 JP2987561B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=17575100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8276837A Expired - Fee Related JP2987561B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 高力ボルト接合部用接合補助部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2987561B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9143662B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-09-22 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Frame fastening structure |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8276837A patent/JP2987561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9143662B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-09-22 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Frame fastening structure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2987561B2 (ja) | 1999-12-06 |
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